JP3311603B2 - 仕分け装置及び仕分け方法 - Google Patents

仕分け装置及び仕分け方法

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JP3311603B2
JP3311603B2 JP25582496A JP25582496A JP3311603B2 JP 3311603 B2 JP3311603 B2 JP 3311603B2 JP 25582496 A JP25582496 A JP 25582496A JP 25582496 A JP25582496 A JP 25582496A JP 3311603 B2 JP3311603 B2 JP 3311603B2
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卓雄 小林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに連結されて
無端状の軌道を走行する複数の各台車にベルトコンベヤ
を設け、上記軌道の左右に設けられた所定の仕分け位置
で上記ベルトコンベアを駆動して上記ベルトコンベア上
に載置された被仕分け物である荷物を放出する仕分け装
置、及び該仕分け装置にて実行される仕分け方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、一定経路5に沿って
ループ状に敷設された走行レール上に複数の走行台車4
が無端の列車状をなすように連結され、上記走行レール
に沿って配設された仕分けシュート8へ走行台車4上に
載置した仕分けるべき荷物2を排出することで荷物2の
仕分けを行う仕分け装置1が存在する。上記走行台車4
は、荷物2を載置するベルトコンベヤ3を備え、ベルト
コンベア3のキャリアベルト31は走行台車4の走行方
向6と直角方向に正逆走行可能である。又、経路5の1
ケ所あるいは複数箇所には、走行台車4へ荷物2を積み
込むための供給コンベア7が設けられ、又、シュート8
が経路5の左右両側又はいずれか片側に配置される。供
給コンベア7は、通常、3又は4台のベルトコンベヤ7
a〜7dを直列に配設して形成され、走行台車4の走行
方向6に対してほぼ45度の角度をなして配設される。
【0003】このような仕分け装置1は以下のように動
作する。供給コンベア7から走行台車4のキャリアベル
ト31に荷物2が積み込まれたとき、例えば荷物2が直
方体形状であるときにはその長手方向がキャリアベルト
31の移動方向に対して平行又は直交する方向に配向さ
れるように、供給コンベア7の最上流に位置するコーデ
ィングコンベア7aに荷物2が配向され載置される。コ
ーディングコンベア7aに載置された荷物2について、
仕分け先シュート番号がキーボード9から打ち込まれて
発進準備が完了すると、制御装置10の制御によりコー
ディングコンベア7aが起動し荷物2が搬送される。荷
物2が待機コンベヤ7bの始端部に設けられた光電スイ
ッチ21−21を通過したところでコーディングコンベ
ア7a及び待機コンベア7bは停止する。
【0004】荷物2の積み込み場所より上流側の一基準
点に於いて、経路5を進んでくる空の走行台車4が検出
され該空の走行台車4が制御装置10に予約される。さ
らに予め設定された位置に上記空の走行台車4が到着し
たことが検知されることで、制御装置10は、待機コン
ベヤ7bを駆動させ、同期コンベヤ7c及び移載コンベ
ヤ7dの速度を調整して荷物2を上記予約した空の走行
台車4に投入する。一方、予約された走行台車4は、移
載コンベア7dとの合流点の手前の所定位置にてキャリ
アベルト31を制御装置10の指令で駆動する。よっ
て、走行台車4は、移載コンベヤ7dから乗り移る荷物
2を円滑に受け入れ、荷物2の中心が走行台車4の走行
方向6に沿った走行台車4の中心軸11上に配置される
ようにキャリアベルト31を停止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにして走行台車4に移載された荷物2は、その重量や
形状の相違により慣性モーメントがそれぞれ異なること
から、上記中心軸11上に荷物2の中心が配置されると
は限らない。又、移載コンベヤ7dのベルトやキャリア
ベルト31と荷物2との摩擦力もそれぞれの荷物2で異
なることも、走行台車4上における荷物2の載置場所が
ずれる原因となる。この載置位置のずれは、仕分けシュ
ート8にて荷物2を放出する際に、キャリアベルト31
が駆動されてから荷物2がシュート8に乗り移るまでの
時間をばらつかせることになる。この時間的誤差を許容
するためには、仕分けシュート8の上記走行方向6に沿
った幅を大きくして、荷物2がシュート8の上記幅を形
成する側壁へ追突するのを防止する必要がある。しかし
ながらシュート幅を大きくすることは、仕分け装置の限
られた設置場所では仕分けシュート8の数を減らすこと
となり、仕分け装置としての能力が低く評価される結果
となる。そこで、従来においては、例えば特開平6−1
27662号公報に開示され図7に示すように、荷物2
がキャリアベルト31に乗り移った下流側の所定位置
に、平面視で光軸が走行方向中心線上で交差する2組の
光電スイッチ22−22,23−23を搬送路を挟んで
設け、以下に示す動作にて荷物2の中心が上記中心軸1
1上に配置されるように荷物2の位置補正を行ってい
た。即ち、荷物2の中心が上記中心軸11から外れて配
置されているときには、荷物2の外面が光電スイッチ2
2−22,23−23のいずれか一方の光軸を先に遮断
した後、他方の光軸を遮断することになる。よって、こ
の間の時間差に基づき荷物2の中心と上記中心軸11と
の偏りを演算し、該演算結果に基づきキャリアベルト3
1を動かし、荷物2の中心と上記中心軸11とを一致さ
せるように位置補正を行っていた。
【0006】ところがこのような位置補正を行ったとし
ても、荷物2の重量や、荷物2とキャリアベルト31と
の間の摩擦係数の相違により、走行台車4から仕分けシ
ュート8への放出軌跡は荷物2の種類によって異なる場
合が生じる。即ち、図8に示すように、荷物2の中心と
上記中心軸11とがほぼ一致するように配置された荷物
2は、走行台車4が所定位置に到達するとキャリアベル
ト31の起動によりシュート8に放出される。放出され
るときの荷物2の軌跡は、キャリアベルト31の運動方
向と走行台車4の走行方向6を合成した方向となる。即
ち、最初、キャリアベルト31の駆動モータが速度ゼロ
からスタートして規定速度に達するまでは走行台車4の
走行方向成分の方が勝り、上記駆動モータが上記規定速
度に達すると予め計画された方向に進み、次いで荷物2
の重心がキャリアベルト31から外れると、引き込みロ
ーラ12の回転による引き込み動作とシュート8上での
重力の作用とにより、荷物2はシュート8の下端方向に
向かう。即ち、荷物2は矢印Aの軌跡を描いて位置13
へ配置される。しかし、荷物2とキャリアベルト31と
の間にスリップが起こったり、荷物2がキャリアベルト
駆動用モータにとって過負荷となった場合には、荷物2
は、破線で示す矢印A’の軌跡をとり、位置13bの位
置に配置される。したがって、荷物放出の際の安全を考
慮すると、たとえ荷物2の中心を上記中心軸11上に配
置するように補正した場合であっても、シュート幅を大
きくする必要があり、上述した問題点を解決するには至
っていない。本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、荷物の重量や、荷物とキャリアベル
トとの摩擦係数に左右されずに、シュートへの荷物の放
出軌跡をほぼ一定とし、シュート幅を必要以上に大きく
しなくてもよい仕分け装置、及び仕分け方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1態様の仕分
け装置は、被仕分け物を載置するキャリアベルトを有す
る走行台車を備え上記キャリアベルトは上記走行台車の
走行方向に対して直交する左右方向に移動して上記被仕
分け物を仕分けシュートに払い出すことで上記被仕分け
物の仕分けを行う仕分け装置であって、上記被仕分け物
が上記走行台車に投入された後、当該被仕分け物を上記
仕分けシュートへ払い出す前に、上記キャリアベルトを
駆動することで、当該被仕分け物が払い出される上記仕
分けシュートの配置側に位置する上記キャリアベルトの
移動方向における端部まで上記被仕分け物を予め移動さ
せて停止させることを特徴とする。
【0008】又、本発明の第2態様の仕分け方法は、被
仕分け物を載置するキャリアベルトを有する走行台車を
備え上記キャリアベルトは上記走行台車の走行方向に対
して直交する左右方向に移動して上記被仕分け物を仕分
けシュートに払い出すことで上記被仕分け物の仕分けを
行う仕分け装置にて実行される仕分け方法であって、上
記被仕分け物が上記走行台車に投入された後、当該被仕
分け物を上記仕分けシュートへ払い出す前において、上
記走行台車に被仕分け物が投入され載置された上記キャ
リアベルト上の載置位置を検出し、検出した上記載置位
置から当該被仕分け物が払い出される上記仕分けシュー
トの配置側に位置する上記キャリアベルトの端部までの
移動距離(y)を演算して演算結果である上記移動距離
に基づき上記被仕分け物を上記キャリアベルトの端部ま
で予め移動し、当該被仕分け物を払い出すべき上記仕分
けシュートに対して当該走行台車が接近したことを検出
したとき、上記キャリアベルトを駆動して当該被仕分け
物を上記仕分けシュートへ払い出す、ことを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態である仕分け
装置及び仕分け方法について図を参照して以下に説明す
る。尚、上記仕分け方法は、上記仕分け装置にて実行さ
れる。又、各図において同一の構成部分若しくは同じ機
能を果たす構成部分については同じ符号を付し、図7及
び図8を参照し既に説明した構成部分についてはその説
明を略説又は省略する。本実施形態の仕分け装置100
における基本的な構成及び動作は、図7を参照して説明
した従来の仕分け装置1と変わるものではない。即ち、
仕分け装置100において、図1に示すように、ループ
状の一定経路5に沿って無端の列車状をなすように連結
された複数の走行台車4が走行し、上記経路5に沿って
供給コンベア7や仕分けシュート8が配設され、供給コ
ンベア7から走行台車4上へ投入された荷物2を仕分け
シュート8へ排出することで荷物2の仕分けが行なわれ
る。しかしながら従来の仕分け装置1に対し、構成及び
動作において大きく異なる点は、供給コンベア7から走
行台車4のキャリアベルト31に投入された荷物2につ
いて、走行台車4の中心軸11上に位置合わせするよう
に位置補正するのではなく、投入された荷物2が払い出
される前に、当該荷物2を払い出す仕分けシュート8側
に位置する、キャリアベルト31の端部まで上記荷物2
を予め移動させておく点である。以下に、この点を詳し
く説明する。
【0010】キャリアベルト31の端部まで上記荷物2
を予め移動させる方法として、本実施形態では、供給コ
ンベア7にてキャリアベルト31に投入され載置された
荷物2のキャリアベルト31上における載置位置を検出
し、検出した上記載置位置とキャリアベルト31の端部
までの距離を演算し、この演算結果である上記距離にて
荷物2を移動させるようにキャリアベルト31を駆動す
る方法を採る。以下により詳しく説明する。図1に示す
ように、仕分け装置100では、新たに、発光、受光素
子から構成される光電スイッチ101−101を、光電
スイッチ22−22及び光電スイッチ23−23の配設
位置よりも上流側に配設する。尚、光電スイッチ101
−101は、第1センサの機能を果たす一実施形態に相
当し、よって本実施形態のように発光、受光素子から構
成されるセンサに限られるものではなく、荷物2の通過
を検出可能なセンサであればその形態は問わない。光電
スイッチ101−101は、走行台車4の走行経路5を
挟んで配設され、かつ、図3に示すように、光電スイッ
チ101−101間の光軸102cが走行台車4のキャ
リアベルト31の荷物載置面31aにほぼ平行であり、
かつ走行方向6に直交し、かつ荷物載置面31aの上方
I寸法の位置を通過するように、配設される。尚、キャ
リアベルト31上に載置された荷物2が光軸102cを
遮る必要があることから、上記I寸法は、キャリアベル
ト31にて光軸102cが遮られることがなく、かつ走
行台車4に投入される荷物2の内、荷物載置面31aか
らの高さが最も低い荷物2の高さ未満に設定される。
尚、図3は、キャリアベルト31に関係する部分のみを
図示したものであり、走行台車4のその他の構成部分に
ついては図示を省略している。
【0011】本実施形態では、走行経路5の左右両側に
仕分けシュート8を配設していることから、第2センサ
の機能を果たす一実施形態に相当する光電スイッチ22
−22,23−23は、図1に示すように、それぞれ一
対ずつ設けられている。よって、もし、仕分けシュート
8が走行台車4の走行方向6に向かって右側のみに設け
られるならば、光電スイッチ22−22のみを設ければ
よく、仕分けシュート8が走行方向6に向かって左側の
みに設けられるならば、光電スイッチ23−23のみを
設ければよい。但し、仕分けシュート8が左右いずれか
一方に設けられる場合であっても、詳細後述するよう
に、荷物2がキャリアベルト31上に正常範囲内に載置
されているか否かを検出するためには、光電スイッチ2
2−22,23−23の両者の設置が必要である。又、
光電スイッチ22−22,23−23についても、これ
らの光軸102a,102bが荷物載置面31aにほぼ
平行であり、荷物載置面31aの上方I寸法の位置を通
過するように、光電スイッチ22−22,23−23は
配設される。又、図2に示すように、走行方向6に対し
て右側に荷物2を払い出す場合において、荷物2の払い
出し側に位置する荷物2の払出側周縁部103が、走行
台車4の走行に伴い、最初に光電スイッチ22−22の
光軸102aを遮るように、光軸102aは走行台車4
の中心軸11とαの角度をなして傾斜しており、このよ
うな光軸102aを形成するように光電スイッチ22−
22は配設されている。光電スイッチ22−22と同様
に、光電スイッチ23−23についてもその光軸102
bが中心軸11とαの角度をなして傾斜するように光電
スイッチ23−23は配設されている。尚、本実施形態
では、後述の演算処理を容易にするために、光電スイッ
チ22−22の光軸102aと、光電スイッチ23−2
3の光軸102bとを中心軸11上にて交差させたもの
である。よって、両光軸102a,102bの交差位置
は、中心軸11上に限定されるものではない。又、上記
角度αは、本実施形態では75度であるが、この値に限
定されるものではない。又、光軸102a,102bに
おいて、上記角度αの値を異ならせてもよい。
【0012】このような光電スイッチ22−22,23
−23,及び101−101は、キャリアベルト31上
における荷物2の載置位置を検出するための位置検出装
置を構成し、図1に示すように、供給コンベア7から荷
物2が投入される箇所から下流側の経路5における直線
状部分に配設される。尚、光電スイッチ101−101
と、光電スイッチ22−22,23−23との間の配置
間隔、即ち後述する「d」に対応する距離は、光電スイ
ッチ22−22,23−23において互いに他方が発す
る光にて誤作動しないような最小寸法以上であればよい
が、必要以上に長くするとキャリアベルト31上の荷物
2の載置位置とキャリアベルト31の端部までの後述の
距離yの演算時間が必要以上に長くなることから、適宜
な距離、例えば約5〜10cm程度が好ましい。又、光
電スイッチ22−22,23−23,及び101−10
1の出力側は、それぞれ制御装置105に接続される。
【0013】ここで、光電スイッチ22−22,23−
23,及び101−101の各出力信号に基づいて制御
装置105にてなされる、荷物2の載置位置の検出方法
及び、この検出結果に基づき荷物2をキャリアベルト3
1の端部まで移動させるための方法について以下に説明
する。尚、以下の説明では、走行方向6に向かって右側
に荷物2を払い出す場合を例に採るが、左側に払い出す
場合も右側に払い出す場合と同様に考えることができ
る。尚、図2において、「A−A」線は、上述した「キ
ャリアベルト31の端部」に相当する位置であって、走
行台車4の走行方向6に対して荷物2を右側へ払い出す
場合において、予め荷物2をキャリアベルト31の端部
に移動させる際に荷物2の右側端面2Rが停止する位置
を示すものである。「B−B」線もA−A線と同様に、
荷物2を左側へ払い出す場合において、予め荷物2をキ
ャリアベルト31の端部に移動させる際に荷物2の左側
端面2Lが停止する位置を示すものである。尚、A−A
線及びB−B線はともに走行台車4の走行方向6に平行
な直線とする。本実施形態では、A−A線及びB−B線
は、キャリアベルト31の両端を支持しそれらの内少な
くとも一方がキャリアベルト31の駆動側となる各ロー
ラの中心軸に対応している。このように荷物2の右側端
面2Rや左側端面2Lが停止する位置を各ローラの中心
軸に対応させた理由は、上記中心軸を超えるとキャリア
ベルト31は各ローラの外周に沿って円弧状となり、荷
物2が小物であるような場合には、キャリアベルト31
から落下する可能性が生じるからである。しかしながら
「キャリアベルト31の端部」は、上記「A−A」線や
「B−B」線に限定されるものではなく、図3に示すよ
うにキャリアベルト31の端縁31bであってもよい
し、該端縁31bと、上記「A−A」線や「B−B」線
よりも若干上記中央部側の位置との間の範囲内の任意の
位置であってもよい。又、「y」は、キャリアベルト3
1に載置された荷物2を上記「キャリアベルト31の端
部」まで移動させるに必要な距離であって、供給コンベ
ア7にて走行台車4に荷物2が投入されキャリアベルト
31に載置された状態における荷物2の右側端面2Rと
A−A線との間の距離に相当する。尚、荷物2の右側端
面2R及び左側端面2Lはともに走行方向6に平行な面
とする。又、「d」は、光電スイッチ101−101の
光軸102cと上記A−A線との交点106、及び光電
スイッチ22−22の光軸102aと上記A−A線との
交点107間の距離に相当する。又、「x」は、荷物2
の右側端面2Rの延長線と光電スイッチ22−22の光
軸102aとの交点108と、上記交点107との間の
距離における、走行方向6に平行な成分量に相当する。
又、荷物2は、図2に示すように平面形状が矩形形状
で、安定性のよいものであって、供給コンベア7により
キャリアベルト31上に載置されたときには荷物2の長
手方向の側面2aがキャリアベルト31の移動方向IIと
平行に配向されているとする。
【0014】図4のステップ(図内では「S」にて示
す)1では、走行台車4の走行に伴い、載置された荷物
2が光電スイッチ101−101の光軸102cを遮っ
たか否か、即ち光軸102cを荷物2が通過したか否か
が判断される。ステップ2では、光軸102cが遮断さ
れることで光電スイッチ101から供給される出力信号
に基づき制御装置105に備わるタイマー若しくはパル
スカウンターが計数を開始する。尚、図示ではタイマー
を例に採っている。荷物2は右側に払い出されることか
ら、ステップ3では、荷物2の払出側周縁部103が光
電スイッチ22−22の光軸102aを遮るか否か、即
ち光軸102aを払出側周縁部103が通過したか否か
が判断される。ステップ4では、光軸102aが遮断さ
れることで光電スイッチ22から供給される出力信号に
基づきタイマー若しくはパルスカウンターは計数を停止
する。例えば上記タイマーの計時動作により得られる、
光軸102cの遮光から光軸102aの遮光までの時間
をtとすると、この間に荷物2の側面2aが移動する距
離d+xは、走行台車4の走行速度がvであるから d+x=v・t (1) と表される。ここで、d,v,tは、既知であるから、
xは計算によって求めることができる。即ち、 x=v・t−d (2) となる。又、荷物2の右側端面2RからA−A線までの
距離yは、 y=x・tanα (3) によって求めることができる。従って、 y=(v・t−d)tanα (4) となる。ステップ5では、制御装置105によって上記
yを求める計算がなされる。尚、荷物2をキャリアベル
ト31の左側に片寄せる場合も上述と同様であり、この
場合、時間tは荷物2が光軸102cを遮光してから光
軸102bを遮光するまでの時間となる。
【0015】一方、走行台車4には、キャリアベルト3
1の移動量を測定するために、キャリアベルト31の好
ましくは非駆動側のローラ111に、該ローラ111の
回転を検出し例えばパルス信号にて送出する回転検出器
112が設けられている。この回転検出器112のパル
ス信号出力は制御装置105へ送出される。制御装置1
05は、移動距離yを求めた後、ステップ6にて、該移
動距離yに相当するパルス数を設定する。そして制御装
置105は、ステップ7にて荷物2を右側へ払い出すよ
うに走行台車4へキャリアベルト31の駆動制御を行
う。該駆動制御により走行台車4に備わるモータ113
は駆動され、モータ113に機械的に接続されるローラ
111にてキャリアベルト31は右側へ移動を開始す
る。ステップ8では、ローラ111の回転に応じて回転
検出器112からパルス信号が制御装置105へ送出さ
れ、ステップ9では制御装置105は、ローラ111か
ら供給されるパルス数が移動距離yに相当する設定パル
ス数に到達するか否かを判断し、到達した時点でモータ
113の駆動を停止させる。このような制御により、キ
ャリアベルト31は距離yだけ右側へ移動する。したが
って、キャリアベルト31に載置される荷物2も距離y
だけ右側へ移動したことになり、荷物2の右側端面2R
は、A−A線上に到達した状態となる。
【0016】又、上述のようにして、移動距離yを演算
した時点で、制御装置105は求めた移動距離yが予め
定めた設定値以下であるか否かを判断し、設定値以下と
判断した場合には、キャリアベルト31の端部への荷物
2の移動は行わないようにしてもよい。これは、荷物2
がすでにキャリアベルト31の端部近傍に載置されてい
る場合には移動させる必要性に乏しいからである。尚、
上記設定値は、本実施形態ではキャリアベルト31のロ
ーラ(例えば上記ローラ111)の半径寸法に対応した
約2〜3cmとしている。
【0017】又、走行台車4の走行に伴い、荷物2は光
電スイッチ22−22及び光電スイッチ23−23のそ
れぞれの光軸102a,102bを遮光するが、図2に
示すように、荷物2が矩形形状のものであり、かつ荷物
2の長手方向の側面2aがキャリアベルト31の移動方
向IIにほぼ平行であるように荷物2がキャリアベルト3
1上に載置されているような正常配置の場合には、荷物
2は、光軸102a、光軸102bの順に遮光し、光軸
102a、光軸102bの順に遮光が解除される。尚、
供給コンベア7からキャリアベルト31へ投入されたと
き、通常、荷物2はほぼ上記正常配置に等しいような配
置状態にある。但し、荷物2はキャリアベルト31の中
央部に位置するとは限らない。尚、上記正常配置とは、
荷物2の上記側面2aが上記移動方向IIに対して(90
−α)度以下の角度にてキャリアベルト31上に荷物2
が配置された状態をいう。ここで「α」は、図2に示す
ものであり、上述のように本実施形態では75度であ
る。このように、走行台車4の走行に伴う荷物2による
各光軸102a,102bの遮光及び該遮光の解除の順
を、光電スイッチ22−22,23−23のオン、オフ
を制御装置105にて検出することで、荷物2がキャリ
アベルト31上に上記正常配置されているか否かを判断
することもできる。そして、荷物2の側面2aが上記移
動方向IIに対して(90−α)度を越える角度にて荷物
2がキャリアベルト31上に配置された異常配置状態で
あると制御装置105が判断したときには、このような
状態で荷物2をキャリアベルト31の端部まで移動させ
た場合には、最悪の場合、キャリアベルト31から当該
荷物2が落下することも考えられるので、制御装置10
5はキャリアベルト31の端部への荷物2の移動を行わ
ないように制御することができる。
【0018】次に、上述のようにして、キャリアベルト
31の端部へ荷物2を移動したとき、万一、荷物2の一
部がキャリアベルト31の端縁31bからはみ出した場
合に、そのまま走行台車4が走行していくとそのはみ出
し部分109が仕分けシュート8に衝突する場合があ
る。よって、このような事態を防ぐため、光電スイッチ
22,23が配設された場所よりもさらに下流側にて、
上記はみ出し部分109の有無を検出する第3センサ1
10が経路5に沿って設けられる。尚、仕分けシュート
8が走行方向6に向かって経路5の右側にのみ配設され
る場合には、第3センサ110は経路5の右側のみに、
仕分けシュート8が左側にのみ配設される場合には経路
5の左側のみに、仕分けシュート8が左右両側に配設さ
れる場合には経路5の左右両側に設けられる。又、第3
センサ110としては、上記はみ出し部分109を検出
可能な近接スイッチや、例えば拡散反射タイプの光電ス
イッチ、リミットスイッチ、超音波センサ等を使用する
ことができる。このような第3センサ110の出力側は
制御装置105に接続される。第3センサ110から上
記はみ出しを示す信号が供給された場合には、制御装置
105は、はみ出した荷物を載置している走行台車4に
対して、荷物2をキャリアベルト31の範囲(III)内
に引き込むように、キャリアベルト31を一定量移動さ
せる制御を行う。尚、本実施形態では、はみ出し部分1
09の衝突防止の観点、及び第3センサ110による上
記はみ出し部分109の検出の容易さの観点から、荷物
2の一部がキャリアベルト31の端縁31bからはみ出
した場合を検出するようにしたが、これに限定するもの
ではなく、例えば、上述した「キャリアベルト31の端
部」に対応する位置、例えば上述した「A−A」線を荷
物2の一部が超えたことを検出するようにしてもよい。
【0019】又、各走行台車4は、荷物2を払い出すべ
き目標の仕分けシュート8に到達する直前にてキャリア
ベルト31の駆動を開始し上記目標の仕分けシュート8
へ荷物を払い出さねばならないが、上記目標の仕分けシ
ュート8に接近したことを認識するための公知のシュー
ト認識手段が設けられており、該シュート認識手段も制
御装置105と接続されている。又、走行台車4への電
力供給や、制御装置105との信号の送受信等を行うた
めの信号電力線が経路5に沿って配設されている。
【0020】このように構成される仕分け装置100の
動作を以下に説明する。図5に示すステップ21におい
て、従来と同様に投入する各荷物2毎に、仕分けシュー
ト8の指定等の仕分けに必要な情報が入力される。尚、
この入力方法としては、作業者がキーボード9を使用し
て入力する方法や、荷物2に記されるバーコードを読み
取ることで入力する方法等、公知の方法を採用すること
ができる。ステップ22では、従来と同様に、予約され
た空の走行台車4のキャリアベルト31上へ供給コンベ
ア7から荷物2が投入される。ステップ23において、
上述したように、光電スイッチ101,22,23によ
り、キャリアベルト31上の荷物2の載置位置が検出さ
れるとともに、荷物2をキャリアベルト31の端部へ移
動するための移動距離yが制御装置105にて演算され
る。ステップ24では、ステップ23において得られた
荷物2の載置位置情報に基づき制御装置105にてキャ
リアベルト31の端部への荷物2の移動の可否が判断さ
れ、移動してもよい場合にはステップ26にて移動が実
行され、一方、移動してはならない場合には移動は行わ
れない。さらにステップ27では、荷物2をキャリアベ
ルト31の端部へ移動した場合、荷物2がキャリアベル
ト31の範囲(III)からはみ出しているか否かが第3
センサ110にて検査され、はみ出している場合にはス
テップ28にて、制御装置105の制御によりキャリア
ベルト31が駆動され、荷物2のはみ出し部分109を
キャリアベルト31の範囲(III)内に引き込む。次
に、ステップ29では、払い出しを行うべき目標仕分け
シュート8への走行台車4の接近が判断され、走行台車
4が上記目標仕分けシュート8に到達したときには、ス
テップ30にて、制御装置105はキャリアベルト31
を払い出し側へ駆動し、載置している荷物2を上記目標
仕分けシュート8へ払い出す。このようにして荷物2の
払い出しが終了することで、走行台車4は空の状態とな
り、再び供給コンベア7からの荷物2の投入が可能とな
る。
【0021】このように本実施形態の仕分け装置100
では、仕分けシュート8へ荷物2を払い出す前に、払い
出し側に位置するキャリアベルト31の端部まで予め荷
物2を移動させておくことから、払い出し時においてキ
ャリアベルト31から仕分けシュート8へ荷物2が移動
する距離が従来に比べて短くなり、払い出し側へキャリ
アベルト31をわずかに駆動するだけで、キャリアベル
ト31上の荷物2はすぐに仕分けシュート8側へ乗り移
ることができる。よって、荷物2の重量や、荷物2とキ
ャリアベルト31との摩擦係数に左右されずに、仕分け
シュート8への荷物2の放出軌跡をほぼ一定とすること
ができる。したがって、仕分けシュート8の幅を必要以
上に大きくする必要はなくなり、限られた設置スペース
において、必要数の仕分けシュート8を設置することが
でき、仕分け装置としての処理能力を向上させることが
できる。
【0022】さらに又、荷物2をキャリアベルト31の
端部へ移動した場合に、万一、荷物2の一部がキャリア
ベルト31の範囲からはみ出した場合であっても、該は
み出しを検出し、荷物2がはみ出している場合にはキャ
リアベルト31の範囲内に荷物2を引き込むようにし
た。よって、荷物2のはみ出し部分109が例えば仕分
けシュート8に衝突するようなことを防止することがで
きる。したがって本実施形態の仕分け装置100は、仕
分け装置としての信頼性を向上させることができる。
【0023】上述の実施形態では、荷物2をキャリアベ
ルト31の端部へ移動する方法として、移動距離yを演
算し該距離yに相当する分、キャリアベルト31を駆動
することでキャリアベルト31に載置している荷物2を
上記端部へ移動させた。しかし、荷物2の上記端部への
移動方法はこれに限るものではない。例えば以下のよう
な方法が考えられる。払い出しを行う目標仕分けシュー
ト8が例えば走行方向6に向かって右側にある場合、荷
物2の投入場所から仕分けシュート8までの経路5の任
意のある範囲に、経路5に沿って、図6に示すように、
走行方向6に向かって右側であって走行台車4に近接し
て当接板114を設置する。走行台車4がこの当接板1
14の設置場所を通過するとき、キャリアベルト31上
に載置している荷物2が当接板114へ当接するまでキ
ャリアベルト31を右側に移動させる。このようにして
荷物2をキャリアベルト31の端部へ配置させることが
できる。尚、この動作の制御は、制御装置105が行
う。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の第1態様の
仕分け装置、及び第2態様の仕分け方法によれば、被仕
分け物が走行台車に投入された後、当該被仕分け物を仕
分けシュートへ払い出す前に、上記キャリアベルトを駆
動することで、当該被仕分け物が払い出される上記仕分
けシュートの配置側に位置する上記キャリアベルトの端
部まで上記被仕分け物を予め移動するようにしたことよ
り、上記仕分けシュートへの被仕分け物の払い出し時に
おいて、走行台車の走行方法に対して直交する方向へ被
仕分け物が上記キャリアベルトから上記仕分けシュート
へ移動する距離が短くなる。よって、被仕分け物の重量
や、被仕分け物とキャリアベルトとの摩擦係数に左右さ
れずに、仕分けシュートへの被仕分け物の放出軌跡をほ
ぼ一定とすることができる。したがって、走行台車の走
行方向に沿った仕分けシュート幅を必要以上に大きくす
る必要はなくなり、限られた仕分け装置設置スペースに
おいて、必要数の仕分けシュートを設置することがで
き、仕分け装置としての処理能力を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である仕分け装置の全体
の構成を示す平面図である。
【図2】 図1に示す第1センサ及び第2センサの配置
箇所の拡大図である。
【図3】 図1に示す走行台車に備わるキャリアベルト
に関する部分、及び第1ないし第3センサの配置関係を
示す図である。
【図4】 図1に示す仕分け装置において、キャリアベ
ルト上の荷物をキャリアベルト端部まで移動する場合の
動作を示すフローチャートである。
【図5】 図1に示す仕分け装置における仕分け動作を
示すフローチャートである。
【図6】 図1に示す仕分け装置において、キャリアベ
ルト上の荷物をキャリアベルト端部まで移動させるため
の、他の手段を示す図である。
【図7】 従来の仕分け装置の全体の構成を示す平面図
である。
【図8】 従来の仕分け装置において、キャリアベルト
上から仕分けシュートへ荷物を払い出すときの荷物の軌
跡を示す図である。
【符号の説明】
2…荷物、4…走行台車、8…仕分けシュート、22,
23…光電スイッチ、31…キャリアベルト、100…
仕分け装置、101…光電スイッチ、102aないし1
02c…光軸、103,104…払出側周縁部、105
…制御装置、110…第3センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/46 - 47/51 B65G 47/52 101

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被仕分け物(2)を載置するキャリアベ
    ルト(31)を有する走行台車(4)を備え上記キャリ
    アベルトは上記走行台車の走行方向に対して直交する左
    右方向に移動して上記被仕分け物を仕分けシュート
    (8)に払い出すことで上記被仕分け物の仕分けを行う
    仕分け装置であって、 上記被仕分け物が上記走行台車に投入された後、当該被
    仕分け物を上記仕分けシュートへ払い出す前に、上記キ
    ャリアベルトを駆動することで、当該被仕分け物が払い
    出される上記仕分けシュートの配置側に位置する上記キ
    ャリアベルトの移動方向における端部まで上記被仕分け
    物を予め移動させて停止させることを特徴とする仕分け
    装置。
  2. 【請求項2】 上記キャリアベルトの端部への上記被仕
    分け物の移動は、上記走行台車に被仕分け物が投入され
    載置された上記キャリアベルト上の載置位置を位置検出
    装置(22,23,101)にて検出して、検出した上
    記載置位置から上記キャリアベルトの上記端部までの移
    動距離(y)を制御装置(105)にて演算して演算結
    果である上記移動距離に基づき行う、請求項1記載の仕
    分け装置。
  3. 【請求項3】 上記位置検出装置は、当該被仕分け物の
    通過を検出する第1センサ(101)と、上記走行方向
    に沿って上記第1センサの配置位置よりも下流側に配置
    され、かつ当該被仕分け物が払い出される側に位置する
    当該被仕分け物の払出側周縁部(103,104)の通
    過を検出する第2センサ(22,23)とを備え、 上記制御装置は、上記第1センサによる上記被仕分け物
    の通過検出後、上記第2センサによる上記被仕分け物の
    通過検出までの時間(t)、上記走行台車の走行速度
    (v)、並びに上記被仕分け物が上記キャリアベルトの
    端部に配置されたときにおける被仕分け物の払い出し側
    端面(2R,2L)の通過が上記第1センサ及び第2セ
    ンサにて検出される間における上記走行台車の走行距離
    (d)に基づき上記移動距離を演算する、請求項2記載
    の仕分け装置。
  4. 【請求項4】 上記第1センサ及び第2センサは、上記
    走行台車の走行経路を挟み設けられ発光,受光素子を有
    するそれぞれ一対の光電スイッチであり、上記第1セン
    サを構成する一対の光電スイッチ(101)は、上記走
    行台車の走行方向に対して光軸(102c)が直交する
    ように配置され、上記第2センサを構成する一対の光電
    スイッチ(22若しくは23)は、上記払出側周縁部の
    通過を検出可能なように上記走行方向に対して光軸(1
    02a若しくは102b)が交差するように配置され
    る、請求項3記載の仕分け装置。
  5. 【請求項5】 上記仕分けシュートが上記走行台車の走
    行方向の左右両側に配設される場合、上記第2センサは
    さらに一対の光電スイッチを備える、請求項4記載の仕
    分け装置。
  6. 【請求項6】 2対の上記第2センサ(22,23)
    は、各対の光電スイッチにおける各光軸(102a,1
    02b)が、上記走行方向に沿った上記走行台車におけ
    る中心軸上にて交差し、上記中心軸とそれぞれの上記光
    軸とがなすそれぞれの角度(α)が一致するように配設
    される、請求項5記載の仕分け装置。
  7. 【請求項7】 2対の上記第2センサは、上記キャリア
    ベルト上に載置された上記被仕分け物の載置位置を検出
    し、上記制御装置は、上記載置位置に基づき演算した上
    記キャリアベルトの上記端部までの移動距離(y)が設
    定値以下であるときには上記端部への当該被仕分け物の
    移動を行わない、請求項6記載の仕分け装置。
  8. 【請求項8】 上記キャリアベルトの端部へ移動された
    上記被仕分け物がキャリアベルトの左右方向のいずれか
    一方の端縁からはみ出しているか否かを検出する第3セ
    ンサ(110)を上記走行台車の走行経路に沿って配設
    し、上記第3センサにて上記はみ出しが検出されたとき
    には上記キャリアベルトを駆動して上記被仕分け物を上
    記キャリアベルトの中央部側へ引き込む、請求項1ない
    し7のいずれかに記載の仕分け装置。
  9. 【請求項9】 被仕分け物(2)を載置するキャリアベ
    ルト(31)を有する走行台車(4)を備え上記キャリ
    アベルトは上記走行台車の走行方向に対して直交する左
    右方向に移動して上記被仕分け物を仕分けシュート
    (8)に払い出すことで上記被仕分け物の仕分けを行う
    仕分け装置にて実行される仕分け方法であって、 上記被仕分け物が上記走行台車に投入された後、当該被
    仕分け物を上記仕分けシュートへ払い出す前において、
    上記走行台車に被仕分け物が投入され載置された上記キ
    ャリアベルト上の載置位置を検出し、検出した上記載置
    位置から当該被仕分け物が払い出される上記仕分けシュ
    ートの配置側に位置する上記キャリアベルトの端部まで
    の移動距離(y)を演算して演算結果である上記移動距
    離に基づき上記被仕分け物を上記キャリアベルトの端部
    まで予め移動し、 当該被仕分け物を払い出すべき上記仕分けシュートに対
    して当該走行台車が接近したことを検出したとき、上記
    キャリアベルトを駆動して当該被仕分け物を上記仕分け
    シュートへ払い出す、 ことを特徴とする仕分け方法。
  10. 【請求項10】 上記被仕分け物が上記キャリアベルト
    の端部まで予め移動された後、払い出し前において、上
    記端部まで移動された被仕分け物がキャリアベルトの左
    右方向のいずれか一方の端縁からはみ出しているか否か
    を検出し、はみ出しているときには、当該被仕分け物を
    上記キャリアベルトの中央部側に引き込むように上記キ
    ャリアベルトを駆動させる、請求項9記載の仕分け方
    法。
  11. 【請求項11】 上記移動距離が設定値以下であるとき
    には当該被仕分け物の払い出しを行わない、請求項9又
    は10記載の仕分け方法。
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