JP3051879B1 - 物品仕分け装置及び方法 - Google Patents
物品仕分け装置及び方法Info
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- JP3051879B1 JP3051879B1 JP10364272A JP36427298A JP3051879B1 JP 3051879 B1 JP3051879 B1 JP 3051879B1 JP 10364272 A JP10364272 A JP 10364272A JP 36427298 A JP36427298 A JP 36427298A JP 3051879 B1 JP3051879 B1 JP 3051879B1
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Abstract
擦係数の影響を出来るだけ小さく抑え、シュートへの荷
物の放出軌跡をほぼ一定とし、シュート幅を必要以上に
大きくしなくてもよい、物品仕分け装置、及び物品仕分
け方法を提供する。 【解決手段】 供給コンベヤ107からキャリア104
のキャリアベルト131に移載された荷物102を払い
出すべき仕分けシュート108が配設されている側に位
置する、上記キャリアベルトの排出側端部まで、上記荷
物の荷長情報に基づき上記キャリアベルトを移動させ
る。よって荷物は予め排出されるシュート側に配置され
るので、シュート幅を必要以上に大きくしなくてもよ
い。
Description
結されて無端状の軌道を走行する複数の各台車にベルト
コンベヤを設けるとともに、上記台車の走行方向に対し
て斜め方向から上記各台車に物品を投入する供給コンベ
ヤ、及び上記軌道の例えば左右両側に設けられ上記各台
車から上記物品が排出されるシュートを設け、上記供給
コンベヤから上記各台車に移載された各物品を上記ベル
トコンベヤの作動により所定の上記シュートへ排出して
上記物品の仕分けを行う物品仕分け装置、及び該物品仕
分け装置にて実行される物品仕分け方法に関する。
に沿ってループ状に敷設された走行レール上に複数の走
行台車4(以後キャリアと称す)が無端の列車状をなす
ように連結され、上記走行レールに沿って仕分け先別に
配設された仕分けシュート8へキャリア4上に載置した
仕分けるべき物品である荷物2を排出することで荷物2
の仕分けを行う物品仕分け装置1が存在する。上記キャ
リア4は、荷物2が載置されるベルトコンベヤ3を備
え、ベルトコンベヤ3に備わるキャリアベルト31はキ
ャリア4の走行方向6に対して直交方向に正逆運転可能
である。又、経路5の1ケ所あるいは複数箇所には、キ
ャリア4へ荷物2を積み込むための供給コンベヤ7が設
けられている。尚、上記シュート8は、経路5の左右両
側又はいずれか片側に配置される。供給コンベヤ7は、
通常、3又は4台のベルトコンベヤ7a〜7dを直列に
配設して形成され、キャリア4の走行方向6に対して4
5°の角度をなして配設される。
に動作する。供給コンベヤ7からキャリア4のキャリア
ベルト31に荷物2が積み込まれたとき、例えば荷物2
が直方体形状であるときにはその長手方向がキャリアベ
ルト31の移動方向に対して平行又は直交する方向に配
向されるように、供給コンベヤ7の最上流に位置するコ
ーディングコンベヤ7aに荷物2が配向され載置され
る。コーディングコンベヤ7aに載置された荷物2につ
いて、仕分け先シュート番号がキーボード9から打ち込
まれて発進準備が完了すると、制御装置10の制御によ
りコーディングコンベヤ7aが起動し荷物2が搬送され
る。荷物2が待機コンベヤ7bの始端部に設けられた光
電スイッチ21−21の光軸を通過したところでコーデ
ィングコンベヤ7a及び待機コンベヤ7bは停止する。
点において、経路5を進んでくる空のキャリア4が検出
され、該空のキャリア4が制御装置10に予約される。
さらに予め設定された位置に上記空のキャリア4が到着
したことが検知されることで、制御装置10は、待機コ
ンベヤ7bを駆動させ、同期コンベヤ7c及び移載コン
ベヤ7dの速度を調整して荷物2を上記予約した空のキ
ャリア4に投入する。一方、予約されたキャリア4は、
移載コンベヤ7dとの合流点の手前の所定位置にてキャ
リアベルト31を制御装置10の指令で駆動する。よっ
て、キャリア4は、移載コンベヤ7dから乗り移る荷物
2を円滑に受け入れ、荷物2の中心がキャリア4の走行
方向6に沿ったキャリア4の中心軸11上に配置される
ようにキャリアベルト31を停止する。
うにしてキャリア4に移載された荷物2は、その重量や
形状の相違により慣性モーメントがそれぞれ異なること
から、上記中心軸11上に荷物2の中心が配置されると
は限らない。又、移載コンベヤ7dのベルトと荷物2、
又はキャリアベルト31と荷物2との摩擦力がそれぞれ
の荷物2で異なることも、キャリア4上における荷物2
の載置場所がずれる原因となる。この載置位置のずれ
は、仕分けシュート8にて荷物2を放出する際に、キャ
リアベルト31が駆動されてから荷物2がシュート8に
乗り移るまでの時間をばらつかせることになる。この時
間的誤差を許容するためには、上記走行方向6に沿っ
た、仕分けシュート8の幅を大きくして、荷物2がシュ
ート8の上記幅を形成する側壁へ追突するのを防止する
必要がある。しかしながらシュート幅を大きくすること
は、仕分け装置に与えられた限られた設置場所では仕分
けシュート8の数を減らすことになり、仕分け装置とし
ての能力が低く評価される結果となる。
−127662号公報に開示され図12に示すように、
荷物2がキャリアベルト31に乗り移った下流側の所定
位置に、平面視で光軸が上記中心軸11上で交差する2
組の光電スイッチ22−22、23−23を搬送路を挟
んで設け、以下に示す動作にて荷物2の中心が上記中心
軸11上に配置されるように荷物2の位置補正を行って
いた。即ち、荷物2の中心が上記中心軸11から外れて
配置されているときには、キャリア走行方向に面する荷
物2の一稜線が光電スイッチ22−22、23−23の
いずれか一方の光軸を先に遮断した後、該荷物の他の正
面稜線が他方の光軸を遮断することになる。よって、こ
の間の時間差に基づき荷物2の中心と上記中心軸11と
の偏りを演算し、該演算結果に基づきキャリアベルト3
1を動かし、荷物2の中心と上記中心軸11とを一致さ
せるように位置補正を行っていた。
に開示されるように、上記キャリア4に相当する走行台
車へ荷物を供給するローダ(上記供給コンベヤ7に相
当)上の荷物の中心と該ローダの中心軸とのズレ量を検
出して、該ズレ量を考慮して上記走行台車の中心に荷物
を供給するように工夫した特許発明もある。
ても、各荷物2の重量や、各荷物2とキャリアベルト3
1との間の摩擦係数の相違により、キャリア4から仕分
けシュート8への放出軌跡は荷物2の種類によって異な
る可能性がある。即ち、図13に示すように、荷物2の
中心と上記中心軸11とがほぼ一致するように配置され
た荷物2は、キャリア4が所定位置に到達するとキャリ
アベルト31の起動によりシュート8に放出される。放
出されるときの荷物2の軌跡は、キャリアベルト31の
運動方向とキャリア4の走行方向6とを合成した方向に
なる。即ち、最初、キャリアベルト31の駆動モータが
速度ゼロからスタートして規定速度に達するまではキャ
リア4の走行方向成分の方が勝り、上記駆動モータが上
記規定速度に達すると予め計画された方向に進み、次い
で荷物2の重心がキャリアベルト31から外れると、引
き込みローラ12の回転による引き込み動作とシュート
8上での重力の作用とにより、荷物2はシュート8の下
端方向に向かう。即ち、荷物2は矢印Aの軌跡を描いて
位置13aへ配置される。
間にスリップが起こったり、荷物2がキャリアベルト駆
動用モータにとって過負荷となった場合には、荷物2
は、例えば破線で示す矢印A’の軌跡をとり、位置13
bの位置に配置される。したがって、荷物放出の際の安
全を考慮すると、たとえ荷物2の中心を上記中心軸11
上に配置するように補正した場合であっても、シュート
幅を大きくする必要があり、上述した問題点を解決する
には至っていない。又、上記日本国特許第278552
3号に開示される特許発明にあっても、荷物の中心を走
行台車の中心軸上に位置させるものであり、さらにロー
ダ側にて検出したローダでの荷物の位置情報を使用して
走行台車上における荷物位置を調整するような制御は行
っていない。
になされたもので、荷物の重量や、荷物とキャリアベル
トとの摩擦係数の影響を出来るだけ小さく抑え、シュー
トへの荷物の放出軌跡をほぼ一定とし、シュート幅を必
要以上に大きくしなくてもよい物品仕分け装置、及び物
品仕分け方法を提供することを目的とする。
に、本発明は以下のように構成する。本発明の第1態様
の物品仕分け装置によれば、軌道に沿って走行方向に走
行する台車と、上記台車に載置する物品を供給する供給
コンベヤと、上記走行方向に沿って上記物品の仕分け別
に設けられ上記台車から上記物品が排出されるシュート
とを備え、それぞれの上記台車には、上記物品を載置す
るベルトであって上記供給コンベヤから該ベルトへの上
記物品の移載及び排出すべき上記シュートへの上記台車
からの上記物品の排出を行うように上記走行方向に対し
て直交する左右方向に移動するベルトが備わる物品仕分
け装置であって、上記物品の上記移載及び排出のための
移動とは別に上記物品を上記シュートへ排出する前に行
われる上記ベルトの駆動であって、上記ベルト上に載置
された物品が排出される上記シュートの上記軌道に対し
て配置側に位置する、上記左右方向における当該ベルト
の排出側端部まで、上記ベルト上の物品の上記走行方向
に沿った端面の内上記シュートの配置側に位置する排出
側端面を予め移動させるに必要な上記ベルトの駆動を、
上記物品の上記左右方向に沿った長さである荷長に基づ
いて制御する制御装置と、上記台車に設けられ上記制御
装置の制御により上記ベルトを駆動し上記左右方向に移
動させるベルト駆動装置と、を備えたことを特徴とす
る。
上記制御装置による上記ベルトの駆動制御は、上記左右
方向の内、上記供給コンベヤから上記台車側へ上記物品
を移載させる移載方向に沿って上記供給コンベヤから上
記台車に上記物品の重心が乗り移ったときから開始する
ことができる。
よれば、供給コンベヤからベルト上に物品が移載された
台車を走行方向に沿って搬送し上記走行方向に直交する
左右方向へ上記ベルトを移動させることで上記ベルト上
の物品を仕分け用のシュートへ排出して上記物品の仕分
けを行う物品仕分け方法であって、上記物品が排出され
る上記シュートの配置側に位置する、上記左右方向にお
ける上記ベルトの排出側端部へ、上記ベルトに移載され
た物品の上記走行方向に沿った端面の内上記シュートの
配置側に位置する排出側端面を移動させるための移動量
を上記物品の上記左右方向に沿った長さである荷長に基
づき求め、上記物品排出のための上記ベルトの移動とは
別に上記物品を上記シュートへ排出する前に、予め上記
ベルトを上記移動量分駆動して上記物品の上記排出側端
面を上記ベルトの上記排出側端部へ配置させることを特
徴とする。
品仕分け装置、及び該物品仕分け装置にて実行される物
品仕分け方法について、図を参照しながら以下に詳しく
説明する。尚、各図において、同じ構成部分については
同じ符号を付している。上述したような従来の物品仕分
け装置における問題点を解決するため、特開平10−1
01221号公報に開示される発明を本発明の出願人は
既に公開している。該特開平10−101221号公報
に開示される発明は、走行台車への荷物の投入後、シュ
ートへの払い出し前に、予め、キャリアベルト上に載置
している荷物を上記キャリアベルトにおける払い出し側
の端部まで移動させておくという技術的思想に関するも
のである。そしてその移動量は、キャリアの走行経路上
に設けたセンサにて上記キャリアベルト上の上記荷物の
載置位置を検出し該検出情報に基づいて求めている。こ
れに対し本発明では、上記キャリアベルトにおける払い
出し側の端部まで予め上記荷物を移動させておく技術的
思想を採りながら、以下に詳細に説明するように、上記
移動量について、上記載置位置に基づいて求めるのでは
なく上記荷物の荷長に基づき求めるようにしたものであ
る。
100では、仕分けられる物品は、その平面形状が正方
形や長方形のような四角形状であり、かつ該物品の中心
が上記四角形状における対角線の交点部分に存在するよ
うな物品を例に採る。又、このような物品において上記
中心には当該物品の重心が存在するものとみなす。しか
しながら、本実施形態の物品仕分け装置100にて仕分
けられる物品は、上記四角形形状に限定されるものでは
なく、物品の中心を、後述の偏心測定装置162を利用
して求めることができるような平面形状、例えば円形、
楕円、正三角形、直角三角形等の形状の物品でもよく、
さらには特殊な平面形状を有する物品であっても例えば
該物品を一定量仕分けるような場合で該物品の中心位置
を予め求めて該中心位置情報を当該物品仕分け装置10
0に入力し認識させるような場合には、そのような特殊
平面形状を有する物品をも含む。尚、これらの物品にお
いてもその中心に該物品の重心が存在するものとみな
す。
記四角形であっても上記中心位置に重心が存在しないよ
うな場合もある。このような場合でも、例えば予めその
重心位置が判っているような場合には、上述の中心位置
の情報に代えて上記重心位置情報を当該物品仕分け装置
100に入力し認識させることで、このように中心位置
と重心位置とが一致しない物品についても、詳細後述す
るように本実施形態を適用することが可能である。
100における基本的な構成及び動作は、図12を参照
して説明した従来の物品仕分け装置1と変わるものでは
ない。即ち、物品仕分け装置100においても、図1に
示すように、上述の経路5に相当するループ状の一定軌
道の経路105に沿って無端の列車状をなすように連結
された複数の台車であり上述のキャリア4に相当するキ
ャリア104が走行方向181に沿って走行する。尚、
走行方向181は、図示するように、下記の供給コンベ
ヤ107及び仕分けシュート108が配置される区間に
てキャリア104が直線的に移動するときの走行方向を
いう。キャリア104は、物品である荷物102が載置
されるベルトコンベヤ103を備え、ベルトコンベヤ1
03のキャリアベルト131は走行方向181に直交す
る左右方向182に正逆運転可能である。又、経路10
5の1ケ所あるいは複数箇所には、キャリア104へ荷
物102を積み込むための供給コンベヤ107が設けら
れ、又、上述の仕分けシュート8に相当する仕分けシュ
ート108が走行方向181の左右両側又はいずれか片
側にて走行方向に沿って並設されている。よって、供給
コンベヤ107からキャリア104のキャリアベルト1
31上へ移載された荷物102を仕分け別に目的の仕分
けシュート108へ排出することで荷物102の仕分け
が行なわれる。
荷物2の中心をキャリア4の走行方向6に沿ったキャリ
ア4の中心軸11上に配置させるようにキャリアベルト
31を移動させたのに対して、本実施形態の物品仕分け
装置100では、供給コンベヤ107上で予め荷長を計
測しておき、キャリア104に移載後、荷物102を払
い出される側の端部に位置するようにキャリアベルトの
駆動を制御する。以下にこの点を詳しく説明する。
供給コンベヤ107を示している。供給コンベヤ107
は、直列に配置された4台のベルトコンベヤ、コーディ
ングコンベヤ107a,測定コンベヤ107b,同期コ
ンベヤ107c,変速コンベヤ107dより構成され、
各コンベヤ107a、107b、107c、107dは
それぞれ独立した駆動源を持ち、各駆動源は何れも制御
装置115の制御に基づいて駆動される。このような供
給コンベヤ107は、供給コンベヤ107による搬送方
向とキャリア104の走行方向とが45度の角度にて交
差するように配列されている。又、図示するように、供
給コンベヤ107における荷物の搬送方向に直交する供
給コンベヤ107の幅方向に沿う幅寸法は、キャリア1
04の走行方向に沿う長さ寸法よりも大きい。尚、一実
施例では、上記幅寸法は500mmである。
キャリア104の走行速度よりも遅い一定の速度V0に
てモータ駆動されている。但し、先行する荷物102を
キャリア104へ移載するタイミングを取るため上記同
期コンベヤ107cが停止した場合には、コーディング
コンベヤ107aは停止する。このようなコーディング
コンベヤ107a上には、作業者が荷物102の仕分け
先コードをキーボード109に打ち込んだ後、コーディ
ングコンベヤ107aの搬送方向に対して平面視で45
度傾けた状態で荷物102を載置する。尚、上記仕分け
先コードの入力方法は、上記キーボード入力の他、荷物
102に貼付された仕分けコードラベルに記されたバー
コードをバーコードリーダ等の機器で読み取り入力して
も良い。又、上述したように中心位置情報又は重心位置
情報を入力する必要があるときには、これらの情報も入
力される。
上記45度傾けた状態にて容易に荷物102を載置可能
なように、図示する載置用治具201を設けている。
又、上述したように、本実施形態の物品仕分け装置10
0にて扱う荷物102は、図示するように平面形状が長
方形や正方形にてなるものである。尚、仕分ける物品が
特殊な平面形状にてなるものであるときには、該平面形
状に対応した上記載置用治具を設けることもできる。さ
らに上述のように、供給コンベヤ107の搬送方向がキ
ャリア104の走行方向181に対して45度の角度を
なすことから、載置用治具201を利用して荷物102
を上記45度傾けた状態でコーディングコンベヤ107
a上に載置することで、コーディングコンベヤ107a
上に載置された荷物102は、キャリアベルト131の
移動方向である上記左右方向182に対して平行に延在
することになる。よって、供給コンベヤ107からキャ
リアベルト131への荷物102の移載を滑らかに行う
ことができる。
その下流には測定コンベヤ107bが配置される。尚、
測定コンベヤ107bは、コーディングコンベヤ107
aと同速のV0で常に運転されている。このような測定
コンベヤ107bには、荷物102が光軸161aを遮
断可能なように、搬送路を挟み、かつその光軸161a
がキャリア104の上記走行方向181と平行になるよ
うにして、荷長測定用光電センサ161−161が設置
されている。又、該荷長測定用光電センサ161−16
1は制御装置115に接続されている。よって、制御装
置115は、荷長測定用光電センサ161−161の光
軸161aが荷物102の通過によって遮光されている
時間から荷物102の上記左右方向182に沿った長さ
である荷長を計測する。尚、この荷長計測動作の詳細に
ついては後述する。尚、このように本実施形態では、コ
ーディングコンベヤ107a及び測定コンベヤ107b
を別々に設けているが、両者は同速にて駆動されること
から、これらを一つのコンベヤにて構成することもでき
る。
下流側には上記同期コンベヤ107cが配置され、上記
測定コンベヤ107bと上記同期コンベヤ107cとの
間隙部分には、図4に示すように、偏心測定装置162
が設けられている。偏心測定装置162は、米国特許第
4915209号公報や実公平8−5137号公報にも
開示され、又、図4に示すように、上記隙間部分にて荷
物102の真上部分と真下部分とに、上記搬送方向に直
交方向に沿って等間隔dにて設置した複数対の透過型光
電センサ163−163を有する。尚、本実施形態で
は、図示のように複数対の光電センサ163として、光
電センサ163−0から光電センサ163−15の16
対が設けられ、各光電センサ163は、制御装置115
に接続されている。又、光電センサ163−0から光電
センサ163−15までの各対に備わるそれぞれの光源
は搬送面より下側に設置されており、この光線を受ける
位置、即ち平面的に同一位置で、荷物102の上方で荷
物102の通過を妨げない位置に、上記光源と対となる
受光スイッチが同数配置されている。
装置115は、図4に示すように、荷物102の通過に
より遮光された光電センサ163の位置と個数から、荷
物102の中心183が供給コンベヤ107の搬送中心
線184からどれだけずれているかを計測し、又、荷物
102の搬送方向に沿った長さL2も測定する。尚、上
記荷物102の中心183は、本実施形態では荷物10
2の平面形状が四角形状であるので、対角線の交点部分
に相当し、上記搬送中心線184は供給コンベヤ107
の搬送方向に直交する供給コンベヤ107の幅寸法の1
/2位置を通過し上記搬送方向に沿って延在する中央線
に相当する。又、本実施形態では荷物102の平面形状
が四角形状であるので、上記荷物中心183は、当該荷
物102の重心とみなすこともできる。
測定コンベヤ107bと同じく速度V0で運転されてい
るが、後述の停止線171に荷物102が到達し一旦停
止した後は、速度Vm/√2、ここでVmはキャリア10
4の走行速度、で運転され、同期コンベヤ107cに隣
接してその下流に配置される移載コンベヤ107dに荷
物102が乗り移った後、速度V0に戻る。図4に示す
ように、上記停止線171は、偏心測定装置162の各
光電センサ163の中心を通るセンサーライン164の
位置から供給コンベヤ107の搬送方向に測った荷物1
02の上記長さL2の最大寸法を超える適宜な位置に
て、上記搬送方向に直交方向に沿って設定される仮想の
線である。より具体的には、偏心測定装置162による
荷物102の検出が終了した時点、つまり偏心測定装置
162を荷物102が通過し終わった時点から、後述の
パルス発信器165の発するパルス信号を制御装置11
5がカウントして、該カウント数が制御装置115に予
め設定した数に達したとき、制御装置115から停止信
号を出すことにより同期コンベヤ107cが停止するこ
とで同期コンベヤ107c上の荷物102が停止したと
きの上記荷物中心183を通る位置であり、あるセンサ
により荷物102を検出して停止させているのではな
い。尚、上記パルス発信器165は、キャリア104の
経路105内の1カ所に設置されキャリア104の通過
によってパルスを発生し制御装置115へ送出する発信
器である。停止線171で停止した荷物102は、当該
荷物102が移載予定である空のキャリア104が経路
105上に設置されている基準位置用光電センサ185
の光軸位置に達したとき、制御装置115の指令により
同期コンベヤ107cが再駆動されて再発進する。
/√2の速度で運転されているが、上記走行方向181
と平行に設定される変速ライン172に荷物102の中
心183が到達したとき、制御装置115の指令により
速度をVm・√2に上昇し、荷物102をキャリア10
4に移載する。荷物102をキャリア104に移載し終
わった時点で、制御装置115の制御により移載コンベ
ヤ107dは元の速度Vm/√2に減速される。尚、上
記速度を上げる理由、及びキャリア104への荷物10
2の移載終了の判断方法については後述する。又、移載
コンベヤ107dからキャリア104への荷物102の
移載部分は、図9に示すように、移載コンベヤ107d
のコンベヤベルトとキャリア104のキャリアベルト1
31とが同一レベルになるように両者は設置されてお
り、平面的に見て例えば移載コンベヤ107dの上記コ
ンベヤベルトが上記キャリアベルト131上にせり出し
移載コンベヤ107dの上記コンベヤベルトからキャリ
アベルト131へ荷物102を落下させるようにして移
載する構造ではない。
源としてのモータ132によって駆動される駆動側ロー
ラ133と、従動側ローラ134との間には、上述のよ
うに左右方向182に移動されるキャリアベルト131
が巻回されている。又、上記従動側ローラ134にはロ
ータリーエンコーダ135が取りつけられキャリアベル
ト131の移動量を表すパルス信号を制御装置115へ
送出する。尚、上記モータ132は制御装置115にて
動作制御される。このように、上記モータ132、上記
駆動側ローラ133、上記従動側ローラ134、及び上
記ロータリーエンコーダ135にてキャリアベルト13
1の駆動装置を構成している。詳細後述するが、このよ
うなキャリア104は、移載コンベヤ107dから荷物
102が移載される前に、制御装置115の制御によ
り、荷物102をキャリア104上へ引き込むように予
めそのキャリアベルト131を速度Vmにて駆動し、移
載後、荷物102の端面が、キャリアベルト131にお
ける当該荷物102の排出側の端部に位置するように、
キャリアベルト131を停止させる。尚、一実施例で
は、キャリア104のキャリアベルト131の走行方向
181に沿った長さは330mmであり、上記左右方向
182に沿った長さは570mmである。これらの寸法
は、上述した供給コンベヤ107の上記幅寸法の500
mmに対応して設計された寸法である。
は、キャリア104の移動方向において供給コンベヤ1
07よりも上流側に、上記基準位置用光電センサ185
が設けられており、さらに該基準位置用光電センサ18
5からキャリア104のピッチで2台分程度離れた下流
側に、荷物102の移載前においてキャリア104上に
荷物102が有るか否かを検査するための光電センサ1
86が設けられる。又、光電センサ186より更に下流
側、即ち供給コンベヤ107寄りに、基準位置用光電セ
ンサ185から所定パルス数分離れた位置に、供給コン
ベヤ107からキャリア104への荷物102の移載タ
イミングをとるための基準位置として移載基準線151
が設定されている。
0の動作について、図7及び図8を参照して説明する。
尚、図7及び図8において、点線にて示すブロック及び
矢印は制御装置115内にて実行される動作を示してい
る。ステップ(図内では「S」にて示す)1にて、荷物
102の仕分け先情報がキーボード109等から入力さ
れ、仕分け先信号として制御装置115に送られる。
尚、説明上、該荷物102を荷物102−1と符番す
る。制御装置115では、上記仕分け先信号に基づき、
当該荷物102−1が排出されるべき仕分けシュート1
08の位置を読みとり、当該荷物102の情報としてレ
ジスタに記憶する。尚、制御装置115には、上記経路
105上に存在するすべてのキャリア104毎に上記レ
ジスタが設けられており、各レジスタには、上述のよう
な荷物情報の格納場所や、キャリア104の現在位置情
報の格納場所等が区別されている。又、制御装置115
では、それぞれの仕分けシュート108がキャリア10
4の上記走行方向181に対して右側にあるか左側にあ
るかは予め判っているので、例えば右側に配置されてい
るシュート108を108−1、左側に配置されている
シュート108を108−2として記憶することができ
る。
ィングコンベヤ107aは、通常、速度V0で動いてい
るので、荷物102−1がコーディングコンベヤ107
aに載置されることで、荷物102−1は直ちに搬送開
始される。発進した荷物102−1は、同じ速度V0で
動いている測定コンベヤ107bに乗り移る。ステップ
3では、測定コンベヤ107bの搬送路を挟んで設置さ
れている光電センサ161−161の光軸161aを荷
物102−1が遮光することで、光電センサ161は、
信号を制御装置115に送る。制御装置115は、キャ
リア104の経路105の1カ所に設置されキャリア1
04の通過によってパルス信号を発生し制御装置115
へ送出するパルス発信器165から供給されるパルス信
号を常時受信しており、光電センサ161の光軸161
aを荷物102−1が遮光してから、荷物102−1が
通過し終わって上記遮光が解除される時点までのパルス
数を計測する。図3を参照してこの計測動作を詳しく説
明すると、荷物102−1が上記光軸161aを遮光し
始める荷物位置2Aから、遮光が終了する荷物位置2B
に至るまでの間、制御装置115がカウントする上記パ
ルス数は図のL1−1に相当する距離であり、荷物10
2−1において上記左右方向182に沿った長さである
荷長を表すパルス数L1−2とは異なる。
181に対して供給コンベヤ107の搬送方向が45゜
で交接し、光電センサ161の光軸161aが上記走行
方向181に平行に配置されているため、測定コンベヤ
107bにおける上記搬送中心線184と、上記光軸1
61aも45゜で交差する。従って図3に示す三角形A
BCは直角二等辺三角形となり、L1−1に相当する長
さABと、L1−2に相当する長さACの間には、AC
=AB/√2 の関係が成り立つ。従って、制御装置1
15にて、(L1−2)=(L1−1)/√2 の演算
をすることで上記荷長に相当するL1−2のパルス数が
求められる。
発信器165から発生されるパルス数であり時間の単位
にて表わされている。即ち、上述のようにパルス発信器
165はキャリア104の経路105に設けられている
ことから、上記パルス数は、本来キャリア104の走行
距離を表すものであるが、キャリア104が一定速度V
mで走行していることから、時間の単位として取り扱う
ことができるものである。従ってキャリア104の走行
速度Vmと異なる速度にて搬送する測定コンベヤ107
bや、同期コンベヤ107cの場合には、パルス発信器
165が送出するパルス数と、上記L1−2のパルス数
とが同一パルス数であっても、キャリア104の移動距
離と上記荷長を示す距離とは異なることになる。
明したように、本実施形態では、キャリアベルト131
における払い出し側の端部まで予め荷物102を移動さ
せるための移動量を、荷長に基づき求めるようにしたも
のである。よって、キャリア104の走行速度と、測定
コンベヤ107bの搬送速度とが異なる状況下におい
て、荷物102の上記荷長の情報が必要であることか
ら、上記状況下での上記荷長の計算方法について次に説
明する。
に対して、パルス発信器165がPm(p/s)のパル
スを発生していれば、上記経路105上での一定距離L
(m)は、 L=L”・Vm/Pm にて求まる。ここ
で、「L”」は上記距離Lをパルス数で計測した値であ
る。又、速度V0で走行する、あるコンベヤ上で上記距
離Lをパルス数で計測してL’を得たとすれば、 L=
L’・V0/Pm ―――――――――――(1) 従って、上記(1)式から分かるように、上記パルス発
信器165のパルス数に基づいて上記荷長を得るために
は、上記(1)式に示すような補正が必要となり、制御
装置115はこの演算を行い、パルス数情報であるL1
−2についてキャリア104のロータリーエンコーダ1
35における単位距離当たりの発生パルス数に基づいて
長さ情報に換算した後、荷長情報として、上記仕分け先
情報とは別に制御装置115内のレジスタ167に記憶
する。
定コンベヤ107bから同期コンベヤ107cに乗り移
るとき、測定コンベヤ107bと同期コンベヤ107c
との間隙を利用して、上記偏心測定装置162により、
荷物102の上記中心183が搬送中心線184からど
の程度ずれているかを測定される。これを図4を参照し
て実施形態に基づいて更に詳しく説明する。荷物102
が位置2Cから偏心測定装置162を通過して位置2D
に搬送された場合、荷物102の通過により遮光される
光電センサ163を、例えば光電センサ163−3から
光電センサ163−13とすると、荷物102の通過幅
は、 d(13−3)=10d となる。尚、「d」
は、上述のように各光電センサ163の配置間隔寸法で
ある。従って荷物中心183の位置は、図の左側から、
3d+(10d/2)=8d となる。各光電センサ1
63の遮光の有無は、制御装置115に供給されるの
で、制御装置115が上記演算を行うことで荷物中心1
83の位置が求まる。
84からの荷物中心183のずれ量xとしては、搬送中
心線184が上記16組の光電センサ163−0〜16
3−15の中央、即ち、光電センサ163−7と光電セ
ンサ163−8との真中、つまり左端の光電センサ16
3−0から7.5×dの場所にあるので、上記ずれ量 x=(7.5−8)d=−0.5d ――――――(2) となる。 本実施形態では、マイナス記号は、図4に示すように光
電センサ163−0〜163−15のように定めれば、
荷物中心183が搬送方向に向かって光電センサ163
−0〜163−15の中央より右側にずれていることを
示す。尚、上記(2)式を一般化すると以下のように表
される。但し、搬送方向に向かって搬送路左端から等間
隔dで16個の光電センサを使用し、左端の光電センサ
から順に0〜15と番号を付す点はそのまま用いる。 Rn ……遮光された最右端の光電センサ番号、 Ln
……遮光された最左端の光電センサ番号、 N……遮光
された光電センサの総数、 C ……搬送路左端 (上記光電センサ163−0)から荷物中心183まで
の距離とすると、 荷物幅 : (Rn−Ln)d=(N−1)d 中心位置: ((N−1)/2 + Ln )d =C ずれ量: x=7.5d−C 遮光された光電センサ163からの信号により、上記演
算をすることにより上記ずれ量xが求められるが、ずれ
量xの単位は長さ単位で表すよりキャリア104の走行
からのパルス数で表す方が後の計算に便利となる。この
点については後述する。又、制御装置115内では、上
記ずれ量xを当該荷物102の偏心情報として記憶し、
後述のステップ8で述べる変速ライン172までの距離
を設定する。
用して、制御装置115は、荷物102の搬送方向長さ
L2を測定する。この測定は、荷物102の通過によ
り、偏心測定装置162を構成する光電センサ163の
内のどれかが最初に遮光されたときから、遮光された光
電センサ163が総て遮光解除されるまでの間を、上記
パルス発生器165が送出するパルス数で読み取ること
で行う。そして得られた上記搬送方向長さL2に基づ
き、制御装置115は上記停止線171や、以下のステ
ップ8で詳述する変速ライン172の設定を行う。
て行われる。図4に示すように、偏心測定装置162に
おける上記センサーライン164から上記停止線171
までの距離を、上記パルス発生器165が出力するパル
ス数で表わしMパルスとすると、荷物102が上記セン
サーライン164を通過してから、荷物中心183が停
止線171に至るまでのパルス数は、 M−(L2/
2) となる。ここにL2は、上述した、ステップ4で
計測された荷物102の搬送方向長さに対応したパルス
数である。制御装置115は、上記「M−(L2/
2)」のパルス数をそのまま停止線171を定めるパル
ス数として、制御装置115に備わる第1カウンタ16
6に設定する。本来ならば、停止線171を第1カウン
タ166に設定した後、カウントが開始されるべきであ
るが、ここではカウント開始後に停止位置171を設定
することになる。
62のセンサーライン164を荷物102が通過し終わ
った時点から制御装置115内の第1カウンタ166が
上記パルス発生器165のパルスをカウントし始め、該
カウント値が停止位置171として上述のように予め設
定した上記「M−(L2/2)」のパルス数に到達した
時点で、制御装置115は同期コンベヤ107cに対し
て停止信号を送出し同期コンベヤ107cを停止させ
る。尚、同期コンベヤ107cの速度はV0としたが、
その理由は、上述のように測定コンベヤ107bと同期
コンベヤ107cとの間に設けられた上記偏心測定装置
162を利用して、荷物102の上記搬送方向長さL2
を測定する関係上、両コンベヤ107b、107cの速
度は同一である必要があるためである。又、上述した各
種の演算結果の内、実際の上記荷長情報は、荷物データ
としてレジスタ167に記憶されるが、上記搬送方向長
さL2の情報は、上記停止線171及び変速ライン17
2を第1カウンタ166及び第2カウンタ168に設定
した後、消去される。尚、変速ライン172の設定に関
してはステップ8で説明する。
と、制御装置115は該荷物102−1を乗せるべき空
のキャリア104を予約すべくステップ6に進む。ステ
ップ6にて、制御装置115は、上記光電センサ186
の光軸の遮光がないことによりキャリア104−1には
荷物102が乗っていないと判断すると、該キャリア1
04−1を上記荷物102−1を乗せるためのキャリア
104に予約する。次のステップ7では、キャリア10
4−1が上記基準位置用光電センサ185にて通過検出
された時点から制御装置115にてカウントされている
上記所定パルス数分の計数が満了することで、キャリア
104−1が上記移載基準線151に到着したと判断さ
れるとき、制御装置115は、停止線171に荷物10
2−1を乗せたまま停止している同期コンベヤ107c
に対して発進指令を出し、かつ速度Vm/√2で発進さ
せる。一方、荷物102が乗っていないことを検出され
た当該キャリア104−1は、制御装置115の制御に
より、供給コンベヤ107から荷物102−1を移載す
る前にキャリアベルト131を速度Vmに維持して駆動
される。
記速度Vm/√2で発進した荷物102−1が移載コン
ベヤ107dに乗り移り、その荷物中心183が変速ラ
イン172に到達した時点でステップ8に移行する。ス
テップ8において、制御装置115は移載コンベヤ10
7dの速度をVm・√2に増速し、ステップ9で、キャ
リア104−1に乗り移らせる。移載コンベヤ107d
を上記Vm・√2に増速する理由は以下の通りである。
供給コンベヤ107がキャリア104の走行方向181
に対して45゜の角度で接するため、上記速度Vm・√
2をキャリア104の走行方向181の成分と、これに
直交する成分とに分解すると、共にVmとなる。このよ
うに、移載時における移載コンベヤ107dの速度を上
記Vm・√2にすることで、荷物102−1は、相対速
度の変化なしにキャリア104−1のキャリアベルト1
31に乗り移ることができることになる。尚、移載コン
ベヤ107dが速度Vm/√2から速度Vm・√2へ速
度変化する理由については後述する。
4への移載までの荷物102の速度と時間との関係をグ
ラフに描くと、図5のようになる。図5において、荷物
102の中心183は時刻t0で停止線171を発進
し、時刻t2で変速ライン172に到達し、時刻t4で
キャリアベルト131の端部に到達する。
リア104に荷物102が乗り移った、つまり荷物10
2の重心がキャリア104に乗り移ったと判断できる位
置、即ち、正確にはつまり理論的には、図9に示すよう
にキャリア104の駆動側ローラ133及び従動側ロー
ラ134の各回転中心位置305、306間の理論上領
域303に上記重心が入る位置、つまり上記理論上領域
303の供給コンベヤ107側の回転中心位置305で
ある。しかしながら、上述のように荷物移載前において
キャリアベルト131は速度Vmにて駆動されており、
又、従動側ローラ134の半径寸法も例えば20mm
と、通常の荷物102に比して小さいため、実際には、
駆動側ローラ133及び従動側ローラ134に巻き付い
ているキャリアベルト131における上記左右方向の両
端位置301、302間の実際上の領域304に入る位
置、つまり該実際上領域304の供給コンベヤ107側
のベルト端位置302と考えてもよい。尚、上述の理論
上領域303及び実際上の領域304は、キャリアベル
ト131の「物品載置領域」に相当する。このように上
記「キャリアベルト131の端部」は、図9に示すベル
ト端位置302から位置305までの幅を有する概念と
考えることができる。但し、本実施形態では、上記「キ
ャリアベルト131の端部」をベルト端位置302とし
ている。尚、本実施形態では、四角形状の平面形状を有
する荷物102を例に採っており、上述のように上記重
心は荷物102の上記中心183に存在するとみなして
いる。
ら時刻t4迄の時間に、当該荷物102−1を載せるべ
きキャリア104−1の中心173が上記移載基準線1
51から移載位置152に来ればよいことになる。キャ
リア104の走行速度はVmで一定しているので、時刻
t0から時刻t4までの時間が判れば移載位置152か
ら移載基準線151を逆算することができるが、実際に
は、時刻t0から時刻t1、及び時刻t2から時刻t3
に至る加速時間はそれぞれの荷物102の慣性モーメン
トにより異なってくる。従って、本実施形態では、当該
物品仕分け装置100を使用する各ユーザーにおいて仕
分けられる荷物102の平均的な重量及びサイズにおけ
る平均荷物を選び、該平均荷物に基づいて上記時刻t0
から時刻t4までの時間を求め、移載基準線151を決
定するようにしている。
上記荷物中心183とにズレがないときには上述のよう
にして変速コンベヤ107dからキャリア104へ荷物
102の移載が行われる。つまり、図6に示す上記停止
線171と搬送中心線184との交点のA点に上記荷持
中心183が到達したときに荷物102−10は停止
し、該荷物102−10を載置すべきキャリア104が
移載基準線151を通過すると同時に発進する。一方、
図6に示すように、荷物102−10の荷物中心183
が変速ライン172と上記搬送中心線184との交点で
あるB点に到達したときにおけるキャリア104の上記
中心173の位置をC点とし、荷物102−10のキャ
リア104への乗り移り点をD点とすると、キャリア1
04の速度はVmで一定であり、上記C点とD点とのC
D間を進むのにキャリア104が時間tを要するとすれ
ば、荷物102−10も上記B点とD点とのBD間を上
記t時間で進まなければならない。従って、キャリア1
04の方から見ると、上記t時間は、CD/Vmであ
り、又、荷物102−10の方は、上記D点でキャリア
104に乗り移るためには、変速後の移載コンベヤ10
7dの速度はVm√2であるから、上記t=BD/(V
m√2)となる。つまり、(CD/Vm)=(BD/
(Vm√2))であり、よって、CD=BD/√2、若
しくは(CD/BD)=1/√2 となる。又、∠BD
Cが45°であるから、BCDはCD = CB、BC⊥
CD なる直角2等辺三角形を形成する。尚、図6にお
いて、上記C,D点、及び下記のH,G点は、本実施形
態では上述のように図9に示すベルト端位置302上に
一致する点である。
が図6に示すように停止線171上で搬送中心線184
からxだけ偏心した位置Eにある場合を考える。この場
合、該荷物102−11のキャリア104への乗り移り
点はG点となる。キャリア104がD点からG点に行く
時間を△tとし、荷物102−11の荷物中心183が
変速ライン172に到達した点をF点とし、この時点で
のキャリア104における上記中心173の位置をH点
とする。上記H点はC点から△t時間後のキャリア位置
であり、C点とH点とのCH間と、D点とG点とのDH
間とは一致することになる。F点、G点、H点の関係
は、上述の偏心のない荷物102−10の場合と同様
に、GH=HF、GH⊥HF となる。△BCDと△F
HGとは合同であるから、BC=HFである。即ちF点
とB点とは、供給コンベヤ107上において、キャリア
104の走行方向181に平行な直線上にあり、上記ず
れ量xの値の大小に拘わらずこの関係が成立するので、
変速ライン172はB点を通りキャリア104の走行方
向181に平行な直線となる。
に荷物102が到達するまでの速度であるが、偏心のな
い荷物102−10が上記B点に到達したとき、上記x
分、偏心のある荷物102−11の荷物中心183は、
B点を通り供給コンベヤ107の搬送方向に垂直な線上
のJ点に到達する。 荷物102−10の荷物中心18
3がAB間を走行するに要する時間は、荷物102−1
1がEJ間を走行する時間と同じであるから、荷物10
2−11の荷物中心183が上記J点に到達したとき、
キャリア104は上記C点に到着する。荷物102−1
1の場合は乗り移り点が上記G点でなければならないの
で、キャリア104は、偏心の無い荷物102−10の
場合に比べてDG間を余計に走行する必要がある。即
ち、このDG間の走行に要する上記△t時間分、乗り移
りが遅れる。供給コンベヤ107上の荷物102−11
は、J点からF点に行くのに上記△t時間を要すれば、
丁度上記G点でキャリア104に乗り移ることになる。
2迄の荷物速度をwとおくと、△t=DG/Vm =JF/
w である。よって、w=JF・Vm/ DGとなる。
又、DG=BFであるから、 w=JF・Vm / BF
=Vm/√2 となる。故に、停止線171から変速ライ
ン172迄の、供給コンベヤ107の速度、正確には同
期コンベヤ107cと移載コンベヤ107dとの速度
は、キャリア走行速度の1/√2 であれば偏心量の大き
さによって停止線171からの荷物102の発進時期を
調整する必要はない。但し、停止線171から変速ライ
ン172に至る距離は、偏心量xにより異なるので、偏
心測定装置162で得られたデータから演算する必要は
ある。
172を決めるには、供給コンベヤ107の搬送中心線
184上に荷物中心183がある場合を基本に、停止線
171から上記AB間を荷物102が進むときにQパル
スを要するとして、制御装置115内の第2カウンタ1
68にセットする。尚、上記Qパルスのパルスは、パル
ス発信器165から発信されるパルスに基づくパルス数
である。但し、荷物102が上記AB間を進む時間に、
該荷物102を載せるべきキャリア104は移載基準線
151から上記C点迄走行する必要があり、これらの時
間が等しくなければならない。即ち、キャリア104の
速度Vmは予め定められているから、上記AB間を進む
荷物102の、後述する速度Vm/√2との関係から、
キャリア104の経路105上の上記移載基準線151
は上記C点からAB√2だけ離れた位置となる。
183が搬送中心線184上にある場合に、停止線17
1から上記Qパルス進んだ場所で、供給コンベヤ107
が変速されるよう第2カウンタ168に上記Qパルスを
設定し、荷物中心183が搬送中心線184からずれて
いる場合には、上記Qパルス数に補正パルス数を加減算
することになる。この具体的方法に関して次に述べる。
ずれ量xは、上述したように、既に偏心測定装置162
を用いて計測されている。但し、上述した、ずれ量xの
計算式 x=7.5d−C においては、x、d、Cの
いずれもが長さの単位を持っているように取り扱ってい
る。しかしながら、上述したように荷物中心183が搬
送中心線184上にある場合の、停止線171から変速
ライン172までの距離を上記Qパルスというパルス数
にて取り扱う以上、上記ずれ量xを考慮した補正量もパ
ルス数で行う必要がある。
正するために荷物102は、JF間、つまり上記ずれ量
xを速度Vm /√2で走行することにより、ずれの補
正ができる。従って、上記ずれ量xの単位を速度Vm/
√2におけるパルス数で表せばよいことになる。このた
めには、偏心測定装置162 の各光電センサ163の
間隔d、及び光電センサ163−0から、遮光された光
電センサ群の中心位置までの距離Cをパルス数で表して
おけばよいことになる。即ち、上述したように、キャリ
ア104が速度Vm(m/s)で走行しているとき、上
記パルス発振器165はPm(p/s)のパルスを発信
しているとすれば、距離d、Cに相当するパルス数
d’、C’は、d’=Pm・d/Vm、 C’=Pm・
C/Vm となる。従って、上記ずれ量xに相当するパ
ルス数x’は、x’=7.5d'−C’となる。よっ
て、偏心測定装置162の測定結果により上記Qパルス
に、上記x’パルスを加算又は減算して得られるパルス
数を、停止線171から変速ライン172までのパルス
数として上記第2カウンタ168に設定すればよい。
ルト131へ荷物102が乗り移った後のキャリアベル
ト131の停止に備えて、上記荷物中心183が変速ラ
イン172から上記「キャリアベルト131の端部」に
到達するまでのパルス数を第3カウンタ169に設定し
ておく必要がある。これは、上述のように荷物102の
中心183、つまり当該荷物102の重心が上記「キャ
リアベルト131の端部」に到達したことを知るため
で、制御装置115から変速コンベヤ107dに対する
変速指令と同時にカウントが開始され、上記第3カウン
タ169における設定値に達した時点で、制御装置11
5は、キャリアベルト131へ荷物102が乗り移った
と判断する。尚、上述したように、上記「キャリアベル
ト131の端部」は、図9に示すベルト端位置302か
ら位置305までの幅を有する概念であるが、上記第3
カウンタ169に設定されるパルス数は、本実施形態で
は荷物中心183がベルト端位置302に到達するまで
のパルス数である。尚、このように、上記「キャリアベ
ルト131の端部」は、上記第3カウンタ169に設定
する設定値にて規定される位置と言うこともできる。そ
して、キャリアベルト131へ荷物102が乗り移った
時点、つまり上記第3カウンタ169の上記設定値にカ
ウント数が到達した時点から、制御装置115は、キャ
リア104のキャリアベルト131の動きに連動する上
記ロータリエンコーダ135からのパルスをカウントし
始める。
ャリア104に対応して各レジスタ167が備わってお
り、各レジスタ167には各キャリア104の現在地の
情報が刻々更新されるとともに、上記荷長情報や仕分け
先等の荷物に関する情報等が格納されている。即ち、本
実施形態では、各キャリア104には制御回路115内
で番号が付けられ、対応する各レジスタ167に上述の
各データが記憶される。上記経路105上の基準位置に
配置されている上記基準位置用光電センサ185の光軸
を通過したときに、それまで記憶していた古いデータは
消去される。光電センサ186によりキャリア104上
に荷物102を積載していないことが確認されると、上
記移載基準線151をキャリア104が越え、上記移載
位置152に到達するまでの適宜の位置に来たとき、制
御装置115により、荷物情報としてのデータ、即ち排
出シュート108の番号や上記荷長L1−2等に関する
データは、移載すべきキャリア104に対応するレジス
タ167に書き込まれる。そして、書き込まれたこれら
の荷長等のデータは、上述のように基準位置用光電セン
サ185の光軸を通過するまで保持されることになる。
乗り移った後の動作であり、本実施形態において特徴的
な動作であるステップ10について、説明する。上述の
ように、制御装置115は、それぞれの荷物102が排
出されるシュート108を認識しており、又、各シュー
ト108がキャリア104の走行方向181の右側に配
置されているのか、左側に配置されているかをも認識し
ている。さらにステップ3で説明したように、各荷物1
02の長さはパルス表示から実際の荷長情報に換算され
てレジスタ167に記憶されている。よって、例えば図
1に示す形態にて、経路105、供給コンベヤ107、
及びシュート108が配置されている場合には、制御装
置115は以下のようにキャリア104のモータ132
の動作制御を行う。即ち、キャリア104に移載された
荷物102が例えばシュート108−1、つまりキャリ
ア104における走行方向181の右側、つまり供給コ
ンベヤ107の配置側とは反対側に配置されているシュ
ート108に排出されるときには、キャリアベルト13
1に移載された荷物102において上記走行方向181
に沿った端面の内、上記シュート108−1、つまり上
記走行方向181の右側の端面、つまり図9に示す排出
側端面102aが、上記シュート108−1、つまり上
記走行方向181の右側に位置する、キャリアベルト1
31の上記右側に位置する排出側端部に配置するよう
に、キャリアベルト131へ荷物102が乗り移った時
点からシュート108−1への排出のためにキャリアベ
ルト131が移動開始するまでの間に、キャリアベルト
131を上記走行方向181の右側へ、つまり図9に示
す移載方向136に沿って移動させる。尚、図9は、上
記走行方向181とは逆方向に沿ってキャリア104及
び供給コンベヤ107を見た図であるので、左右関係が
逆転する。
は、図9を参照すると上記ベルト端位置301から上記
回転中心位置306までの間の領域であり、上述のよう
に本実施形態では荷物102の重心が上記ベルト端位置
302に達したときを荷物102がキャリアベルト13
1に乗り移ったときと設定していることに対応して、本
実施形態では上記ベルト端位置301に設定している。
02が例えばシュート108−2、つまりキャリア10
4における走行方向181の左側に配置されているシュ
ート108に排出されるときには、キャリアベルト13
1に移載された荷物102の上記端面の内、上記シュー
ト108−2、つまり上記走行方向181の左側の端
面、つまり図9に示す排出側端面102bが、上記シュ
ート108−2、つまり供給コンベヤ107の配置側と
同一側である上記走行方向181の左側に位置する、キ
ャリアベルト131の上記左側に位置する排出側端部に
配置するように、キャリアベルト131へ荷物102が
乗り移った時点からシュート108−2への排出のため
にキャリアベルト131が移動開始するまでの間に、キ
ャリアベルト131を上記移載方向136へ移動させ
る。このように、上記移載方向136は、キャリアベル
ト131に移載した荷物102が排出されるシュート1
08の配置側に関係なく、上述のように、走行方向18
1の右側への方向である。
は、図9を参照すると上記ベルト端位置302から上記
回転中心位置305までの間の領域であり、上述のよう
に本実施形態では荷物102の重心が上記ベルト端位置
302に達したときを荷物102がキャリアベルト13
1に乗り移ったときと設定していることに対応して、本
実施形態では上記ベルト端位置302に設定している。
も明らかなように、キャリアベルト131に移載された
荷物102の上記荷長、及び該荷物102を排出すべき
シュート108の配置側によって、荷物102が乗り移
った時点からキャリアベルト131が停止するまでのキ
ャリアベルト131の移動量は、各荷物102に応じて
異なる。該移動量は、キャリア104に備わる上記ロー
タリエンコーダ135からのパルス数を、キャリアベル
ト131に荷物102が乗り移った時点から制御装置1
15がカウントすることで制御される。即ち、上述した
ように、各荷物102の荷長に応じて予め制御装置11
5内のカウンタに設定された設定値にカウント値が到達
した時点で、制御装置115は上記移載方向136への
キャリアベルト131の移動を停止する。
上記設定値について説明する。本実施形態では、上述の
ように荷物102の重心は、上記荷物中心183にあ
り、上記左右方向182又は上記移載方向136に沿っ
て上記荷長の半分(L1−2)/2の位置にある。又、
上述のように本実施形態では荷物102の重心がベルト
端位置302に到達した時点で荷物102がキャリア1
04に乗り移ったと判断する。よって、荷物102の上
記排出側端面102aをベルト端位置301に一致させ
る場合、キャリアベルト131の両端位置301、30
2間の距離をRとすると、実際にキャリアベルト131
を移動させる距離は、 R−{(L1−2)/2}――――(3) となる。又、荷物102の上記排出側端面102bをベ
ルト端位置302に一致させる場合、実際にキャリアベ
ルト131を移動させる距離は、 (L1−2)/2 ――――(4) となる。
えば1mm、動かしたときに上記ロータリエンコーダ1
35の送出するパルス数を制御装置115は既に認識し
ている。よって、制御装置115は、上述のようにキャ
リア104に荷物102が移載される前にレジスタに格
納される上記荷長の荷物情報に基づいて上記(3)若し
くは(4)式にて求まる実際の移動距離と、上記ロータ
リエンコーダ135の単位距離当たりのパルス数とによ
って、上記実際の移動距離に対応する上記設定値のパル
ス数を求める。そして制御装置115は、上述のよう
に、該パルス数に達するまでキャリアベルト131を移
動したところでキャリア104のモータ132の停止指
令を出す。
リアベルト131の上記「物品載置領域」を上記ベルト
端位置301と上記ベルト端位置302との間とし、そ
の上記左右方向182に沿った長さ「R」を用いたが、
図10に示すように、荷物102の排出側端面102
a,102bを上記回転中心位置306,305に位置
させるときには、キャリアベルト131の上記「物品載
置領域」を上記回転中心位置306と上記回転中心位置
305との間とし、上記「R」に代えて、上記回転中心
位置306、305間の上記左右方向182に沿った長
さ寸法を用いる。再度繰り返すことになるが、荷物10
2の排出側端面102aの配置制御は、上記ベルト端位
置301又は上記回転中心位置306のみに配置する制
御に限定されず、上記ベルト端位置301から上記回転
中心位置306までの間の任意の位置に配置する制御も
可能である。これと同様に、荷物102の排出側端面1
02bの配置制御は、上記ベルト端位置302又は上記
回転中心位置305のみに配置する制御に限定されず、
上記ベルト端位置302から上記回転中心位置305ま
での間の任意の位置に配置する制御も可能である。これ
らの場合、上記「物品載置領域」の上記左右方向182
に沿った長さ寸法は、配置された排出側端面102aと
排出側端面102bとの間の長さに設定される。
2を仕分けるべきシュート108へ排出する位置にキャ
リア104が到達した時点で、荷物102が載置されて
いるキャリアベルト131を当該荷物102がシュート
108へ排出される方向へ、制御装置115は再び駆動
させる。該排出動作により、キャリアベルト131上の
荷物102は、上記シュートへ排出される。全てのキャ
リア104について、上述した各動作が順次実行され、
順次、それぞれの荷物102がそれぞれの仕分けられる
べきシュート108へ排出され、荷物102の仕分けが
行われる。
ば、シュートへの排出動作とは別に、排出シュート側に
予め荷物102を所定距離分、移動させておくことか
ら、荷物102の重量や、荷物102とキャリアベルト
131との摩擦係数の影響を出来るだけ小さく抑えるこ
とができ、よって、シュート108への荷物102の放
出軌跡をほぼ一定とすることができ、物品を確実にシュ
ート108へ排出でき仕分けミスを低減することがで
き、又、シュート108の間口幅を必要以上に大きくし
なくてもすむ。近年、物品の仕分け能力を向上させるた
め、キャリア104の走行速度は向上してきている。キ
ャリア104の走行速度を向上させた場合、シュート1
08への物品の排出ミスをなくすために一般的にはシュ
ート108の間口幅を広げる手法が採られる。しかしシ
ュート108の間口幅を広げると所定スペースに配置で
きるシュート108の数が減ってしまう。本実施形態の
物品仕分け装置及び方法によれば、上述のようにシュー
ト108の間口幅は必要以上に大きくならず、シュート
108数を維持しながらキャリア104の走行速度を向
上させることができる。
出シュート側に移動させる方法として、例えば、キャリ
ア104の走行方向181の両側にキャリア104の経
路105に沿って幅寄せ用の板を設置しておき、キャリ
ア104に荷物102が移載後、上記幅寄せ用板に荷物
102を当接させて物理的に荷物102を排出シュート
側に移動させる方法が考えられる。しかしながら、この
ような方法を採った場合、仕分け処理能力の観点から該
幅寄せのためにキャリア104の走行を停止するわけに
はいかないので、荷物102が上記幅寄せ用板に当接し
ながらキャリア104は走行することになる。よって、
荷物102と上記幅寄せ用板との摩擦にてキャリアベル
ト131上で荷物102の姿勢がずれたりする現象が発
生し、該姿勢のずれ等によりシュート108への排出に
却って支障を生じる可能性が大きい。一方、本実施形態
では、上記上記幅寄せ用板も不要であり、さらに上記姿
勢のずれが発生することもなく、排出すべきシュート1
08へ正確に荷物102を排出することができる。
分、荷物102を排出シュート側に移動させておくタイ
プの物品仕分け装置100において、供給コンベヤ10
7を荷物102が搬送されていく途中にて測定された荷
長情報を利用して上記所定距離の移動量を求めることか
ら、キャリア104上に移載された荷物102の位置を
検出する検出装置をキャリア104の走行経路105上
に設置する必要はなくなる。よって、コストダウン、メ
ンテナンス頻度の低減等を図ることができる。
排出シュート側に移動させておくタイプの物品仕分け装
置100においては、キャリア104上に荷物102が
移載された後、シュート108に排出される前に、移載
された荷物102について上記所定距離の移動を行わな
ければならない。よって、上記走行経路105上に設置
される上記検出装置は、キャリア104の走行方向に沿
って供給コンベヤ107とシュート108との間に設置
する必要がある。よって、上記検出装置を用いる場合に
は、供給コンベヤ107とシュート108との間には上
記検出装置を設置するためのスペースが必要となる。一
方、本実施形態の物品仕分け装置及び方法では、上述の
ように走行経路105上に上記検出装置を設ける必要が
ないことから、供給コンベヤ107とシュート108と
の間に上記検出装置設置用の上記スペースは必要なく、
供給コンベヤ107とシュート108との間の距離を短
くすることができ、省スペース化を図ったり、空いたス
ペース分にさらにシュートを設けたりすることができ
る。
って上記荷長の半分の長さの位置に当該荷物102の重
心があるとした場合を例に説明したが、荷物102の形
状は上述のようにその平面形状で四角形状であっても内
容物の状態により上記重心が上記半分の長さの位置に存
在しない場合も考えられる。この「発明の実施の形態」
欄の冒頭に記載したように、予め荷物102の重心位置
が判っているような荷物102については、上記重心位
置のデータを制御装置115に入力することで、制御装
置115は、荷物中心183が上記変速ライン172か
ら上記「キャリアベルト131の端部」に到達するまで
のパルス数を演算し第3カウンタ169に設定するよう
に構成することで、本発明は、上記重心が上記半分の長
さの位置に存在しない場合であっても以下に説明するよ
うに適用可能である。
中心183を、図11に示すように荷物1020の重心
1022に読み替えれば良い。つまり、キャリア104
に荷物1020の重心1022が乗り移ったときとは、
上記重心1022が上述の「キャリアベルト131の端
部」に到達したときであり、例えば上記ベルト端位置3
02に到達したときである。より具体的には、荷物10
20における上記排出側端面102a,102bの内、
上記移載方向136に進む上記荷物1020の先頭に位
置する先頭排出側端面1021から上記重心1022ま
での長さ寸法分1023にて、荷物1020が上記供給
コンベヤ107から上記「キャリアベルト131の端
部」に到達したときである。
排出側端面1021又は排出側端面102bを、キャリ
アベルト131の上記排出側端部に位置させるためのキ
ャリアベルト131の駆動制御は以下のように行われ
る。上記制御装置115が有する、荷物1020が排出
される上記シュート108の配置情報及び上記キャリア
ベルト131の上記物品載置領域の上記左右方向に沿っ
た長さ情報に基づいて、制御装置115は、上記先頭排
出側端面1021から上記重心1022までの長さ寸法
1023を上記荷長から差し引いた残りの長さ寸法分1
024にて上記移載方向136に上記キャリアベルト1
31を駆動するか、又は上記物品載置領域の上記長さ情
報から上記長さ寸法1023を差し引いた長さ寸法分に
て上記移載方向136に上記キャリアベルト131を駆
動するかによって行う。
08が上記走行方向181に対して左右両側に配置され
ており、上記排出されるべき上記シュート108が上記
走行方向181に対して上記供給コンベヤ107と同一
側に配置されているときには、制御装置115は、上記
長さ寸法分1024にて移載方向136にキャリアベル
ト131を駆動し、一方、反対側に配置されているとき
には上記物品載置領域の上記長さ情報から上記長さ寸法
1023を差し引いた長さ寸法分にて移載方向136に
キャリアベルト131を駆動することによって行う。
の排出側端面102aがベルト端位置301に、又は排
出側端面102bがベルト端位置302に位置するよう
に、キャリアベルト131の移動制御を行った。該移動
制御では、上記排出側端面102a、102bを上記回
転中心位置306、305に停止させる移動制御の場合
に比べ、シュート108への荷物102の排出に要する
タイムラグが少なく、よって、より上記走行方向181
に沿った幅寸法の狭いシュート108を設計可能とし、
処理能力上からも好ましく、かつシュート108への正
確な排出を可能とする。一方、例えば、上述のような厳
密に設計されたシュート108に比べて比較的ラフな設
計で良いシュート108を設置可能な場合や、荷物10
2の上記排出シュート側への移動に伴う慣性力が非常に
大きい場合等にあっては、図10を参照して上述したよ
うに、上記排出側端面102aを上記回転中心位置30
6に、上記排出側端面102bを上記回転中心位置30
5に停止させても良い。又、例えば荷物102の上記慣
性力が大きいようなときには、両者の内、移動距離の長
い方、即ち走行方向181に対して供給コンベヤ107
とは反対側に配置されるシュート108へ荷物102を
排出する場合、上記排出側端面102aを上記回転中心
位置306に位置させるようにし、上記排出側端面10
2bをベルト端位置302に位置させるようにしてもよ
い。
のではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、
上記実施形態では、キャリア104の走行経路105
は、ループ状であるが、これに限定されるものではな
く、直線状等であってもよい。
走行方向181の左右両側にシュート108を配置して
いるが、片側のみに配置してもよい。又、上記実施形態
では、複数のキャリア104を設けているが、一台だけ
設けることもできる。
7に上記荷長を測定するための光電センサ161を設け
ているが、例えば搬送される荷物102の荷長が予め判
っている場合等のように、荷長を測定する必要がないと
きには、光電センサ161は設けなくても良い。このと
き制御装置115は、既知の荷長情報に基づいて、排出
シュート側に予め荷物102を所定距離分、移動させ
る。
61は荷物102の検出のみを行い、該検出結果に基づ
き制御装置115にて荷長情報を求めたが、荷物102
の検出及び荷長情報の決定を行う荷長測定装置として供
給コンベヤ107に設けることもできる。
や、キャリア104の検出等には、光電センサを用いて
いるが、検出用のセンサは勿論これに限定されるもので
はなく、当業者が採用可能な公知の種々のセンサを使用
することができる。
物品仕分け装置、及び第2態様の物品仕分け方法によれ
ば、ベルトに移載された物品を、当該ベルトの排出側端
部まで予め移動させることから、物品の重量や、物品と
上記ベルトとの摩擦係数の影響をできるだけ小さく抑え
ることができ、よって上記シュートへの上記物品の放出
軌跡をほぼ一定とすることができ、上記シュートの幅を
必要以上に大きくしなくてもすむ。さらに、制御装置を
備え、上記排出側端部まで上記物品を移動させるための
上記ベルトの駆動を、上記物品の荷長に基づいて制御す
るようにしたので、台車上の物品の位置を検出するため
の装置を不要とすることができる。又、上記台車上の物
品の位置を検出するための装置を不要にできることか
ら、該装置の設置スペースが不要になり供給コンベヤか
らシュートまでの距離を短くすることができる。
全体構成を示す平面図である。
である。
作を説明するための図である。
定装置の測定動作を説明するための図である。
搬送速度変化を示すグラフである。
心線と荷物中心とがずれている場合の補正動作を説明す
るための図である。
ーチャートである。
ーチャートである。
リアベルト端部まで移動させる移動量を説明するための
図である。
端部まで荷物を移動させた場合を示す図である。
存在する場合、図1に示すキャリアに移載された荷物を
キャリアベルト端部まで移動させる移動量を説明するた
めの図である。
る。
ートへ排出されるときの荷物の軌跡を説明するための図
である。
02b…排出側端面、104…キャリア、107…供給
コンベヤ、108…シュート、115…制御装置、13
2…モータ、133…駆動側ローラ、134…従動側ロ
ーラ、135…ロータリーエンコーダ、161…荷長測
定用光電センサ、301、302…ベルト端位置、30
5、306…回転中心位置。
Claims (8)
- 【請求項1】 軌道に沿って走行方向に走行する台車
(104)と、上記台車に載置する物品(102)を供
給する供給コンベヤ(107)と、上記走行方向に沿っ
て上記物品の仕分け別に設けられ上記台車から上記物品
が排出されるシュート(108)とを備え、それぞれの
上記台車には、上記物品を載置するベルトであって上記
供給コンベヤから該ベルトへの上記物品の移載及び排出
すべき上記シュートへの上記台車からの上記物品の排出
を行うように上記走行方向に対して直交する左右方向に
移動するベルト(131)が備わる物品仕分け装置であ
って、 上記物品の上記移載及び排出のための移動とは別に上記
物品を上記シュートへ排出する前に行われる上記ベルト
の駆動であって、上記ベルト上に載置された物品が排出
される上記シュートの上記軌道に対して配置側に位置す
る、上記左右方向における当該ベルトの排出側端部(3
01、302、305、306)まで、上記ベルト上の
物品の上記走行方向に沿った端面の内上記シュートの配
置側に位置する排出側端面(102a、102b)を予
め移動させるに必要な上記ベルトの駆動を、上記物品の
上記左右方向に沿った長さである荷長に基づいて制御す
る制御装置(115)と、 上記台車に設けられ上記制御装置の制御により上記ベル
トを駆動し上記左右方向に移動させるベルト駆動装置
(132〜135)と、を備えたことを特徴とする物品
仕分け装置。 - 【請求項2】 上記制御装置による上記ベルトの駆動制
御は、上記左右方向の内、上記供給コンベヤから上記台
車側へ上記物品を移載させる移載方向に沿って上記供給
コンベヤから上記台車に上記物品の重心(183、10
22)が乗り移ったときから開始される、請求項1記載
の物品仕分け装置。 - 【請求項3】 上記台車に上記物品の重心が乗り移った
ときとは、上記排出側端面の内、上記移載方向に進む上
記物品の先頭に位置する先頭排出側端面(102a、1
020)から上記重心までの長さ寸法分((L1−2)
/2、1023)にて上記物品が上記供給コンベヤから
上記台車に移載したときであり、上記ベルトの駆動制御
は、上記制御装置が有する、上記ベルトに移載される物
品が排出される上記シュートの配置情報及び上記ベルト
の物品載置領域の上記左右方向に沿った長さ情報に基づ
いて、上記先頭排出側端面から上記重心までの長さ寸法
を上記荷長から差し引いた残りの長さ寸法分((L1−
2)/2、1024)にて上記移載方向に上記ベルトを
駆動するか、又は上記物品載置領域の上記長さ情報より
上記先頭排出側端面から上記重心までの長さ寸法を差し
引いた長さ寸法分にて上記移載方向に上記ベルトを駆動
するかによって行われる、請求項2記載の物品仕分け装
置。 - 【請求項4】 上記ベルトの駆動制御は、上記シュート
が上記走行方向に対して左右両側に配置されており、上
記排出されるべき上記シュートが上記走行方向に対して
上記供給コンベヤと同一側に配置されているときには上
記先頭排出側端面から上記重心までの長さ寸法を上記荷
長から差し引いた残りの長さ寸法分にて上記移載方向に
上記ベルトを駆動し、一方、反対側に配置されていると
きには上記物品載置領域の上記長さ情報から上記先頭排
出側端面から上記重心までの長さ寸法を差し引いた長さ
寸法分にて上記移載方向に上記ベルトを駆動することに
よって行われる、請求項3記載の物品仕分け装置。 - 【請求項5】 上記重心が上記荷長の半分の位置にある
とき、上記ベルトの駆動制御は、上記排出されるべき上
記シュートが上記走行方向に対して上記供給コンベヤと
同一側に配置されているときには上記荷長の残り半分の
長さ寸法分((L1−2)/2)にて上記移載方向に上
記ベルトを駆動し、一方、反対側に配置されているとき
には上記物品載置領域の上記長さ情報から上記荷長の半
分の長さを差し引いた長さ寸法分にて上記移載方向に上
記ベルトを駆動することによって行われる、請求項4記
載の物品仕分け装置。 - 【請求項6】 上記荷長を求める荷長測定装置(16
1、115)を上記供給コンベヤに設けた、請求項1な
いし5のいずれかに記載の物品仕分け装置。 - 【請求項7】 供給コンベヤ(107)からベルト(1
31)上に物品が移載された台車(104)を走行方向
に沿って搬送し上記走行方向に直交する左右方向へ上記
ベルトを移動させることで上記ベルト上の物品を仕分け
用のシュート(108)へ排出して上記物品の仕分けを
行う物品仕分け方法であって、上記物品が排出される上
記シュートの配置側に位置する、上記左右方向における
上記ベルトの排出側端部(301、302、305、3
06)へ、上記ベルトに移載された物品の上記走行方向
に沿った端面の内上記シュートの配置側に位置する排出
側端面(102a、102b)を移動させるための移動
量を上記物品の上記左右方向に沿った長さである荷長に
基づき求め、 上記物品排出のための上記ベルトの移動とは別に上記物
品を上記シュートへ排出する前に、予め上記ベルトを上
記移動量分駆動して上記物品の上記排出側端面を上記ベ
ルトの上記排出側端部へ配置させることを特徴とする物
品仕分け方法。 - 【請求項8】 上記ベルトの上記移動量分の駆動は、上
記供給コンベヤから上記物品の重心が上記ベルトへ乗り
移ったときから開始される、請求項7記載の物品仕分け
方法。
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