JP2588639Y2 - 計量コンベア - Google Patents

計量コンベア

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JP2588639Y2
JP2588639Y2 JP1992014350U JP1435092U JP2588639Y2 JP 2588639 Y2 JP2588639 Y2 JP 2588639Y2 JP 1992014350 U JP1992014350 U JP 1992014350U JP 1435092 U JP1435092 U JP 1435092U JP 2588639 Y2 JP2588639 Y2 JP 2588639Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、物品の重量を搬送中に
計量する計量コンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、重量選別機では、前段ラインか
ら搬送されてきた物品を、計量コンベアに受け入れて、
このコンベア上を搬送している物品の重量をその搬送中
に計量して、その物品が重量不足あるいは重量過多でな
いかを判定し、後段ラインでその判定結果に応じた振り
分けを行なっている。
【0003】この種の計量コンベアとして、特に大重量
品を計量するものでは、1つの重量センサでは、構造が
複雑になるため、図6と図7に平面図と側面図を示すよ
うに、基台1の上面1aの前後部に2個ずつ配置した4
個の重量センサ(例えばロードセル)2によってコンベ
ア3を4点支持し、搬入物品の荷重を各重量センサ2に
分散させて計量する構造の計量コンベアが従来よりあっ
た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ようにコンベア3を基台1上に4点で支持する計量コン
ベアでは、支持点のガタが発生しやすく、コンベア3が
振動して、計量精度が低下したり、ガタツキの衝撃によ
って重量センサが劣化してしまう。
【0005】このガタツキをなくすため、支持点の1箇
所を高さ可変式にしてガタをなくすようにするものもあ
ったが、定期的にガタツキのチェックと高さを調整を行
なわなければならないという不便さがあった。
【0006】本考案は、この課題を解決した計量コンベ
アを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、考案の計量コンベアは、所定長のコンベアを3つ
の重量センサを介して基台上に3点支持し、前記コンベ
ア上を搬送する物品を、前記3つの重量センサによって
計量する計量コンベアであって、 記コンベアの3つの
支持点のうち、第1の支持点の前記コンベアの搬送面に
平行な全方向への移動を規制する第1の規制手段と、前
記第1の支持点を中心とし、前記コンベアの搬送面に平
行な方向への第2の支持点の回転移動を規制する第2の
規制手段とを備え、前記第1の規制手段および第2の規
制手段によって、前記基台に対する前記コンベアの位置
を規定するようにしたことを特徴としている。
【0008】
【作用】このようにしたため、コンベアは基台上に3つ
の重量センサを介して3点で安定に支持される。また、
コンベアの第1の支持点を第1の規制手段で規制して、
第2の支持点を第2の規制手段で規制すれば、コンベア
は、基台上の規定位置に3点支持される。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説
明する。
【0010】図1は、一実施例の計量コンベア10の基
台11とコンベア20を示す分解図、図2は、計量コン
ベア10を搬出側から見た正面図である。
【0011】これらの図において、基台11は4本の脚
12で支持されており、基台11の搬入側の側面11a
の中央には、ロードセルで構成された第1の重量センサ
13が取付けられている。第1の重量センサ13の荷重
面13aは基台11の上面11bとほぼ同一高さに設定
されている。
【0012】また、側面11aと反対の搬出側の側面1
1cの両側には、第2、第3の重量センサ14、15が
第1の重量センサとほぼ同一高さに取付けられている。
【0013】第2の重量センサ14の荷重面14aの中
央には、円筒状に形成された第1の規制体16が立設さ
れている。
【0014】第1の規制体16には、後述するコンベア
20の第2の突起23に係合するテーパ穴17が設けら
れている。
【0015】第3の重量センサ15の荷重面15aに
は、U字状に屈曲形成された第2の規制体18が取付け
られている。
【0016】第2の規制体18の対向板18a、18b
は、基台11の側面11cと平行で、その間隔は、コン
ベア20の第3の突起24にちょうど外接するように設
定されている。
【0017】なお、第1、第2の規制体16、18は、
導電性のある金属で形成されていてコンベア20の図示
しないモータの電源電極を兼ねている。
【0018】コンベア20は、矩形状の底板21を有
し、底板21の下面21aには、金属性の第1、第2、
第3の突起22〜24が設けられている。
【0019】各突起22〜24は、基台11の各重量セ
ンサ13、14、15の荷重面中央にそれぞれ一致する
ように位置決めされている。
【0020】そして、各突起22〜24の先端(支持
点)が、第1の重量センサ13の荷重面、第1の規制体
16のテーパ穴の底面、第2の規制体18の底面に、そ
れそれ当接した状態で底板21は水平状態となる。な
お、第2、第3の突起23、24は、図示しないモータ
にコード接続されている。
【0021】底板21の両側には、側板25、26が対
向するように取付けられており、両側板25、26の一
端側には、従動ローラ27の両端が支持され、両側板2
5、26の他端側には、駆動ローラ28の両端が支持さ
れている。従動ローラ27と駆動ローラ28との間に
は、搬送ベルト29が掛渡されており、モータによって
駆動ローラ28が回転すると、搬送ベルト29が駆動さ
れる。
【0022】なお、搬送ベルト29の搬送面側の下面に
は、搬入物品の荷重によるベルトの垂れ下がりを防ぐ下
敷板30が取付けられている。
【0023】このように基台11上に3点支持されたコ
ンベア20の従動ローラ27側に、物品が搬入される
と、この搬入物品は駆動ローラ28側へベルト搬送され
る。
【0024】この物品の荷重は、第1、第2、第3の重
量センサ13〜15に分散荷重され、各センサの重量信
号の合計値から物品重量が検出され、その物品の良否あ
るいは重量ランクが判定され、この判定結果に応じた選
別振分けが図示しない後続ラインで行なわれる。
【0025】また、この計量コンベア10のコンベア2
0は、基台11上に3点で支持されているため、基台1
1に対するコンベアのガタツキは発生せず各重量センサ
が劣化することもなく、搬入物品の重量を常に安定にし
かも正確に計量することができる。
【0026】また、メンテナンスや清掃等を行なうため
に、コンベア20を基台11からはずす場合には、図3
に示すように、コンベア20の駆動ローラ28側を上方
へ持上げて、第2、第3の突起23、24を第1、第2
の規制体16、18から抜くだけの簡単な作業で済む。
【0027】逆に、コンベア20を基台11上に乗せる
場合には、図4に示すように、第1の計量センサ13上
に第1の突起22を乗せ、第2の規制体18の対向板1
8a、18bの間に第3の突起24を乗せた状態で、第
1の規制体16のテーパ穴17上に残りの第2の突起2
3が位置するように、コンベア20をずらした後、この
突起23をテーパ穴17に挿着する。
【0028】テーパ穴17に挿着された第2の突起23
は、上方以外の方向へ移動できなくなり、また、第3の
突起24は、テーパ穴17に挿着された第2の突起23
を中心とする回転移動を、対向板18a、18bによっ
て規制されている。
【0029】したがって、基台11に対する各突起22
〜24の位置、即ちコンベア20の3つの支持点の位置
は、各重量センサの荷重面中央に規定され、コンベア2
0は基台11に対して位置決め固定される。
【0030】
【他の実施例】なお、前記実施例では、コンベア20の
搬入側を1点で支持し、搬出側を2点で支持するように
していたが、これは本考案を限定するものでなく、逆に
したり、あるいは一方の側板の中央下部を1点で支持
し、他方の側板を前後2点で支持するようにしてもよ
い。
【0031】また、前記実施例では、基台11に取付け
た3つの重量センサ13、14、15上に、コンベア2
0が荷重されるように構成されていたが、図5に示すよ
うに、コンベア20の底板21に各重量センサ13〜1
5を取付け、第2、第3の重量センサ14、15の荷重
面に第1、第2の規制体16、17を取付け、基台11
の上面に突設した3つの突起32でコンベア20を3点
支持するようにしてもよい。
【0032】また、基台11上に第1、第2の規制体1
6、17を取付け、コンベア20側の各重量センサ13
〜15に突起を設けるようにしてもよい。
【0033】
【考案の効果】以上、説明したように、本考案の計量コ
ンベアは、コンベアを3つの重量センサを介して3点支
持しているため、基台に対するコンベアのガダツキが発
生せず、定期的な高さ作業が不用となり、重量センサの
劣化が激減して、常に高精度で安定した計量を行なうこ
とができる。
【0034】また、3点支持のうちの第1の支持点のコ
ンベア搬送面に平行な全方向への移動を第1の規制手段
によって規制し、第1の支持点を中心とするコンベア搬
送面に平行な方向への第2の支持点の回転移動を第2の
規制手段によって規制するように構成した計量コンベア
では、コンベアの第1、第2の支持点側を上方へ上げ
る、または、上方から下げるだけの作業で、基台に対す
るコンベアの脱着が容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の分解斜視図である。
【図2】一実施例の正面図である。
【図3】一実施例のコンベア取りはずし作業を説明する
ための側面図である。
【図4】一実施例のコンベア取付け作業を説明するため
の正面図である。
【図5】本考案の他の実施例を示す正面図である。
【図6】従来装置の概略平面図である。
【図7】従来装置の概略側面図である。
【符号の説明】
10 計量コンベア 11 基台 13 第1の重量センサ 14 第2の重量センサ 15 第3の重量センサ 16 第1の規制体 18 第2の規制体 20 コンベア 21 底板 22 第1の突起 23 第2の突起 24 第3の突起 25 側板 26 側板 27 従動ローラ 28 駆動ローラ 29 搬送ベルト

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定長のコンベアを3つの重量センサを介
    して基台上に3点支持し、前記コンベア上を搬送する物
    品を、前記3つの重量センサによって計量する計量コン
    ベアであって、 前記コンベアの3つの支持点のうち、第1の支持点の前
    記コンベアの搬送面に平行な全方向への移動を規制する
    第1の規制手段と、 前記第1の支持点を中心とし、前記コンベアの搬送面に
    平行な方向への第2の支持点の回転移動を規制する第2
    の規制手段とを備え、 前記第1の規制手段および第2の規制手段によって、前
    記基台に対する前記コンベアの位置を規定するようにし
    ことを特徴とする計量コンベア。
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EP2650660A1 (de) * 2012-04-13 2013-10-16 Mettler-Toledo Garvens GmbH Metallmelderband mit integrierter Wägezelle

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