JP2005298104A - 搬送設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置自体のコンパクト化を図り得る搬送設備を提供する。
【解決手段】上手側搬送コンベヤ2にて搬送される物品Wを当該コンベヤ2と直交方向に配置された下手側搬送コンベヤ4に移載する移載装置3を具備した搬送設備であって、移載装置3を、物品を移載し得る移載用ベルト27を駆動する回転輪体26がそれぞれ複数個設けられた取付板25を複数有する移載フレーム23と、この移載フレームを昇降させる昇降用シリンダ装置22とから構成し、上記回転輪体のうち、緊張用回転輪体26(33)を移載フレームの一端寄りに配置するとともに案内用回転輪体26(35)を中央で上方に配置し、且つこの案内用回転輪体の下方に昇降用シリンダ装置22を配置したものである。
【選択図】 図3

Description

本発明は、搬送コンベヤにより搬送されてきた物品を、その搬送方向と直交する方向で配置された他の搬送コンベヤ上に移載し得る移載装置を具備した搬送設備に関するものである。
物品の搬送設備の中に、搬送コンベヤにより搬送されてきた物品を、直交方向に配置された他の搬送コンベヤ上に移載し得る移載装置が具備されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
この搬送設備は、搬送用ローラが多数並置された搬送コンベヤ(ローラコンベヤ)におけるコンベヤフレームの途中に、その搬送方向と直交する方向で駆動される複数本の移載用ベルトが設けられた移載フレームが、上下方向で傾動自在に設けられたものである。
この移載装置においては、移載フレームの前後端に駆動側輪体および従動側輪体が配置されるとともに、移載用ベルトの戻り側を搬送面に沿って案内するための案内用輪体および緊張用輪体が配置され、また他の搬送コンベヤとは反対側には、当該移載フレームを傾動させるための傾動用シリンダ装置が配置されている。
そして、物品の移載時においては、傾動用シリンダ装置により移載フレームの端部を上昇させて、搬送コンベヤ上の物品を移載フレームの移載用ベルトにて支持するとともに当該移載用ベルトを駆動させることにより、物品が他の搬送コンベヤ上に移載されることになる。
ところで、上記の搬送設備においては、物品の移載に際し、移載フレームを傾動させることにより行っているが、物品の種類によっては、鉛直方向で持ち上げた方がよいものがある。
この持上げ式の移載装置の構成を簡単に説明すると、図6に示すように、各搬送用ローラ51,51同士間に対応して立設された複数の立上がり部52aにそれぞれ複数個の回転輪体53が設けられるとともにこれら回転輪体53に移載用ベルト54が無端状に巻回されてなる移載フレーム52と、この移載フレーム52の略中央に配置されて当該移載フレーム52を昇降させる昇降用シリンダ装置55とから構成されるとともに、回転輪体53のうち、物品を支持する支持用回転輪体53Aの中央寄りの下方位置に、駆動用ベルト56を介して電動機57により回転される駆動用回転輪体53Bが配置されたもので、さらにこの駆動用回転輪体53Bの下方に移載用ベルト54を緊張するための緊張用回転輪体53Cが配置されたものである。
特開2003−285925
上記従来の搬送設備の構成によると、移載フレーム52を昇降させる昇降用シリンダ装置55が、当該移載フレーム52の略中央に配置されているため、どうしても、搬送設備のコンベヤフレームの高さが高くなり、コンパクト化を図る上で問題であった。
なお、緊張用回転輪体53Cの緊張方向(移動方向)については、図6の仮想線にて示すように、移載用ベルト54による斜めの引張方向とは異なる水平方向であるため、緊張用回転輪体53Cを移動させた場合、その巻付け角度が変わってしまい、駆動力が変化するという問題もある。
そこで、本発明は、装置自体のコンパクト化を図り得るとともに緊張動作を行った場合でも、駆動力の変化を抑制し得る搬送設備を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る搬送設備は、物品を所定の搬送方向で搬送する搬送コンベヤと、この搬送コンベヤ内に配置されて当該搬送方向と直交する方向で物品を他の搬送手段に移載し得る移載装置とを有する搬送設備であって、
上記移載装置を、
搬送コンベヤの下方に配置されてシリンダ装置により昇降自在に設けられるとともに当該搬送コンベヤを構成する搬送用ローラ間に沿う立上がり部が複数設けられた移載用支持体と、
この移載用支持体の各立上がり部に、搬送用ローラと直交する軸心回りで回転自在に設けられた複数個の回転輪体と、
これら各立上がり部における各回転輪体に亘って無端状に巻回された物品移載用の無端帯状体とから構成するとともに、
上記回転輪体を、立上がり部の上縁部に配置される物品の支持用回転輪体と、この支持用回転輪体の下方に配置されて無端帯状体を緊張させるための緊張用回転輪体と、この緊張用回転輪体の前後に配置される駆動用回転輪体および案内用回転輪体とから構成し、
上記緊張用回転輪体および駆動用回転輪体を搬送コンベヤの幅方向のいずれか一方寄りに配置し且つ他方寄りに配置される案内用回転輪体を搬送コンベヤの中心付近に配置するとともに高さ方向においては支持用回転輪体寄りの上方に配置し、
さらに上記シリンダ装置を、他方寄りに配置される案内用回転輪体の下方空間部に配置したものである。
また、請求項2に係る搬送設備は、請求項1に記載の搬送設備における緊張用回転輪体の緊張方向を、当該緊張用回転輪体の両側に配置された駆動用用回転輪体および案内用回転輪体の間となるように設定したものである。
また、請求項3に係る搬送設備は、請求項1に記載の搬送設備において、
搬送方向に沿って所定間隔おきに複数並置される搬送用ローラを支持する左右一対の側部フレームの前部底面同士および後部底面同士をそれぞれ連結フレームにより連結するとともに、これら両連結フレーム同士を移載装置のシリンダ装置を支持する支持板材により連結し、
この支持板材により連結されて強固となった搬送方向下手側の連結フレームに、搬送用ローラにより搬送される物品を停止させるストッパー装置を設けたものである。
さらに、請求項4に係る搬送設備は、請求項1に記載の搬送設備において、
搬送方向に沿って所定間隔おきに複数並置される搬送用ローラを支持する左右一対の側部フレームの前部底面同士および後部底面同士をそれぞれ連結フレームにより連結するとともに、これら両連結フレーム同士を移載装置のシリンダ装置を支持する支持板材により連結し、
この支持板材により連結されて強固となった搬送方向上手側および下手側の両連結フレームに、物品移載時に、搬送コンベヤから他の搬送手段に物品を案内するための案内用ローラの両端部を支持する支持ブラケットを、当該支持ブラケットに固定されたボルトおよびナットを介して取り付けたものである。
上記の構成によると、支持用回転輪体の下方に配置される駆動用回転輪体および案内用回転輪体を、搬送コンベヤの幅方向のいずれか一方寄りに配置するとともに、他方寄りに配置される案内用回転輪体を上方に配置し、且つこの案内用回転輪体の下方空間部に移載装置の移載用支持体を昇降させるシリンダ装置を配置したので、すなわちこのシリンダ装置を緊張用回転輪体の側方に並置したので、例えば移載用支持体の底面全体をシリンダ装置により支持するようにした構成に比べて、搬送コンベヤにおける本体フレームの全高を低くすることができ、したがって搬送設備のコンパクト化を図ることができる。
また、緊張用回転輪体の緊張方向を、当該緊張用回転輪体の両側に配置された駆動用回転輪体および案内用回転輪体の間となるように設定したので、無端帯状体による引張方向に一致させることができ、したがって緊張用回転輪体をその緊張時に移動させた場合でも、無端帯状体の巻付け角度がそれ程変わらないため、駆動力に変化を与えることはない。
また、ストッパー装置については、左右の側部フレーム同士を連結するとともに互いに支持板材により連結されて強固に構成された前後の連結フレームに取り付けるようにしたので、搬送コンベヤの幅方向でもって別個に支持フレームを設けるとともにこの支持フレームにストッパー装置を取り付ける場合に比べて、構成部品点数の削減を図ることができるとともに、製造工数についても削減することができる。
さらに、案内用ローラの支持ブラケットを、前後の連結フレームの端部に、ボルトおよびナットを介して、直接、高さ調整ができるように支持したので、例えば搬送コンベヤにおける側部フレームの側面に、長穴を介してボルトにより上下方向で高さ調整を行い得るように支持したものに比べて、案内用ローラの高さ調整を簡単に行うことができる。
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態に係る搬送設備を図面に基づき説明する。
本実施の形態に係る搬送設備は、搬送コンベヤにて物品を搬送する際に、例えば搬送経路の途中にて搬送方向を直交方向に変更して、他の搬送コンベヤ上に移載するためのものである。
図1〜図4に示すように、この搬送設備1は、物品を所定の搬送方向aで搬送するための搬送コンベヤ2と、搬送経路の途中に設けられた搬送コンベヤ2の下部内に配置されて当該搬送コンベヤ2にて搬送されてきた物品Wをその搬送面cから上方に持ち上げるとともに、直交方向で配置された他の搬送コンベヤ(他の搬送手段)4上に移載するための移載装置3とから構成されている。
なお、以下の説明においては、搬送設備1側の搬送コンベヤ2を上手側搬送コンベヤと称するとともに、他の搬送コンベヤ4を下手側搬送コンベヤと称する。
まず、上手側搬送コンベヤ2について説明する。
上手側搬送コンベヤ2は、その搬送方向の前後位置で且つ幅方向で設けられた下部連結フレーム11により、互いに連結された左右一対の側部フレーム(例えば、溝型状の板体が用いられる)12と、これら両側部フレーム12,12同士間で且つ搬送方向に沿って所定間隔おきに多数並置された搬送用ローラ(図1においては、移載装置3を分かり易く示すために、その一部を仮想線にて示している)13とから構成されている。なお、これら搬送用ローラ13については、内部に自転用の回転駆動装置が組み込まれた駆動ローラ13Aと、組み込まれていない遊転ローラ13Bとがあるが、この遊転ローラ13Bについては、連動用ベルト14を介して自転ローラ13Aにより回転される。
次に、移載装置3について説明する。
移載装置3は、両側部フレーム12,12同士を連結する下部連結フレーム11,11同士間に設けられた支持板材21と、この支持板材21の表面中央に且つ上下方向で設置された薄型の昇降用シリンダ装置(例えば、エアシリンダが用いられる)22と、この昇降用シリンダ装置22により所定高さでもって昇降自在に設けられた移載フレーム(移載用支持体)23とから構成されている。
この移載フレーム23は、図2、図3および図5に示すように、昇降用シリンダ装置22に連結された水平支持板24と、この水平支持板24上に所定間隔置きに立設された複数箇所(例えば、5箇所)の取付板(立上がり部であり、勿論、搬送用ローラ13,13同士間に対応する位置に設けられている)25と、これら各取付板25の複数箇所にそれぞれ上記搬送用ローラ13と直交する軸心回りでそれぞれ回転自在に設けられた回転輪体(例えば、ベルト用プーリが用いられる)26と、これら各回転輪体26に亘って無端状に巻回されるとともに物品Wの底面に接触して当該物品を移載するための移載用ベルト(無端帯状体の一例で、具体的には、断面が丸形状のゴム製のベルトである)27と、所定の回転輪体26を回転させるための回転駆動装置28とから構成されている。
ここで、上記回転輪体26について説明すると、複数個の支持用回転輪体31と、移載用ベルト駆動用の駆動用回転輪体32と、移載用ベルト27を緊張させるための緊張用回転輪体33と、移載用ベルト27を内方に引き寄せて支持用回転輪体31側に押し付けるための押付用回転輪体34と、緊張用回転輪体33を出た移載用ベルト27を上方に案内するための案内用回転輪体35とから構成されている。
なお、上記駆動用回転輪体32を回転させる回転駆動装置28は、支持板材24上に載置されるとともに出力軸に回転駆動輪体36が取り付けられた電動機37と、各取付板25に配置された駆動用回転輪体32同士を連結する連結軸体38の一端側に取り付けられた回転被動輪体39と上記回転駆動輪体36とに亘って無端状に巻回された駆動用ベルト40とから構成されている。すなわち、電動機37により駆動用ベルト40を駆動すると、一端側の回転被動輪体39および連結軸体38を介して駆動用回転輪体32が回転されて、全て(例えば、5本)の移載用ベルト27が駆動される。したがって、その上面に支持(載置)された物品Wは下手側搬送コンベヤ4側に移動されて移載が行われる。
これら各回転輪体26(31〜35)の取付け位置について説明する。
上記支持用回転輪体31は各取付板25の上縁部に搬送方向と直交する移載方向bで例えば6個(第1〜第6)ずつ順番に配置されている。
上記駆動用回転輪体32および緊張用回転輪体33は、上手側搬送コンベヤ2の幅方向の中心から下手側搬送コンベヤ4寄りに配置されており、具体的には、駆動用回転輪体32は第5支持用回転輪体31Eおよび第6支持用回転輪体31F間の直ぐ下方に配置されるとともに、緊張用回転輪体33は第5支持用回転輪体31Dの下方位置で、より詳しくは当該駆動用回転輪体32の直ぐ下方で且つ移載方向の直ぐ上手側(移載方向での)に配置されている。
また、上記案内用回転輪体35は、取付板25の中央付近、すなわち第3支持用回転輪体31Cと第4支持用回転輪体31Dとの間の直ぐ下方位置に配置されている。
そして、上記緊張用回転輪体33の駆動方向(移動方向)は、駆動用回転輪体32と案内用回転輪体35との間の方向であり、具体的には、下手側搬送コンベヤ4寄りの下方から取付板25の中央上方に向う方向で例えば駆動用回転輪体32と緊張用回転輪体33と案内用回転輪体35との中心を結んだ中心角の略1/2等分線上であり、したがって各取付板25には、緊張用回転輪体33の軸受部38aを、その方向に案内し得るガイド溝25aが形成されるとともに、各取付板25にはその軸受部38aを下方に引っ張るための錘などの引張装置(図示せず)が設けられている。
このように、取付板25の緊張用回転輪体33が移動可能に設けられる取付部分については、下手側搬送コンベヤ4寄り位置で下方に突出するような三角形状(台形ともいえる)にされるとともに、移載用ベルト27を案内する案内用回転輪体35についても取付板25の中央で且つ上方に配置したので、少なくとも、取付板25の下手側搬送コンベヤ4とは反対側部分でしかも案内用回転輪体35の下方部は空き空間(下方空間部)にされるとともに、この空き空間に移載フレーム23を昇降させる昇降用シリンダ装置22を配置したので、例えば移載フレーム23全体を、その底面から支持するように昇降用シリンダ装置22を配置したものに比べて、搬送設備における本体フレーム(移載装置を含むコンベヤフレーム)の全高を低くすることができる。
また、上記緊張用回転輪体33の緊張するための緊張方向については、当該緊張用回転輪体33の両側に配置された駆動用回転輪体32および案内用回転輪体35の間となるようにされているので、移載用ベルト27による緊張用回転輪体33の引張方向に一致させることができ、したがって緊張用回転輪体33をその緊張時(調整時)に移動させた場合でも、緊張用回転輪体33に対する移載用ベルト27の巻付け角度がそれ程変わらないため、駆動力に変化を与えることはない。
さらに、この搬送設備1における上手側搬送コンベヤ2側には、搬送されてきた物品Wを、移載装置3の上方の所定位置に位置決めするためのストッパー装置41およびこの上手側搬送コンベヤ2から下手側搬送コンベヤ4上に物品Wを移載する際に用いられる案内ローラ装置42が具備されるとともに、上手側搬送コンベヤ2上に搬送されてきた物品Wを検出して上記ストッパー装置41を作動させるための在荷検出センサ(例えば、フォトセンサ)43が設けられている。
上記ストッパー装置41は、左右の側部フレーム12の前部底面同士間に連結された前方下部連結フレーム11Aに取り付けられたシリンダ装置44と、このシリンダ装置44により所定位置における前後の搬送用ローラ13,13間位置でその搬送面cより上方に出退自在にされた平板状のストッパー部45とから構成されている。
また、案内ローラ装置42は、左右の側部フレーム12の前部底面同士および後部底面同士間に連結された前方および後方下部連結フレーム11A,11Bの下手側搬送コンベヤ4側の各端部にボルト46およびダブルナット47にてそれぞれ取り付けられた支持ブラケット48と、これら両支持ブラケット48にて両端部が支持された案内用ローラ(フィードローラともいう)49とから構成されている。なお、上記ボルト46は、支持ブラケット48の下面に垂直方向で固定されている。
上記構成において、上手側搬送コンベヤ2により下手側搬送コンベヤ4に移載すべき物品Wが搬送されてくると、在荷検出センサ43からの検出信号によりストッパー装置41が作動されて、そのストッパー部45の上昇により、当該搬送されてきた物品Wはその位置で停止されて位置決めが行われる。
位置決めが行われると、シリンダ装置44が作動して移載フレーム23が上昇し、各取付板25に設けられた支持用回転輪体31に巻回された移載用ベルト27を介して物品Wが搬送面cより上方に持ち上げられる。
物品Wが持ち上げられると、電動機37により各駆動用回転輪体32が回転されて、移載用ベルト27により物品Wは、案内用ローラ49を介して下手側搬送コンベヤ4側に移載される。
上述したように、支持用回転輪体31の下方に配置される駆動用回転輪体32および案内用回転輪体35を、搬送コンベヤ2の幅方向のいずれか一方寄り、例えば下手側搬送コンベヤ4寄りに配置するとともに、他方寄りに配置される案内用回転輪体35を上方に配置し、且つこの案内用回転輪体35の下方の空間に移載装置3の移載フレーム23を昇降させる昇降用シリンダ装置22を配置したので、すなわちこの昇降用シリンダ装置22を緊張用回転輪体33の側方に並置したので、例えば移載フレーム23の底面全体を昇降用シリンダ装置により支持するようにした構成に比べて、搬送コンベヤ2における本体フレームの全高を低くすることができ、したがって搬送設備のコンパクト化を図ることができる。
また、緊張用回転輪体33の緊張方向(移動方向)を、当該緊張用回転輪体33の両側に配置された駆動用回転輪体32および案内用回転輪体35の間となるように設定したので、その移動方向を移載用ベルト27による引張方向に一致させることができ、したがって緊張用回転輪体33を緊張時に移動させた場合でも、移載用ベルト27の巻付け角度がそれ程変わらないため、駆動力に変化を与えることはない。
また、ストッパー装置41については、左右の側部フレーム12,12同士を連結するするとともに互いに支持板材21により連結されて強固に構成された前後の下部連結フレーム11に取り付けるようにしたので、例えば下部連結フレーム11ではなく当該搬送コンベヤ2の幅方向で別個に設けられる支持フレームに取り付けるような場合に比べて、その構成部品点数の削減を図ることができるとともに、製造工数についても削減することができる。
さらに、案内用ローラ装置42については、その支持ブラケット48を、前後の下部連結フレーム11の端部に、支持ブラケット48側に固定されたボルト46およびダブルナット47を介して取り付けるようにしたので、例えばこの支持ブラケット48を側部フレーム12にその側面と平行な取付板を用いて構成したものに比べて、案内用ローラ49の高さ調整を非常に簡単に行うことができる。詳しく説明すれば、側部フレームの側面または取付板の両方に穴部(少なくとも一方は縦長の穴部にされる)を形成するとともに両穴部にボルトを挿通してナットにより締め付けて支持ブラケットを側部フレームに取り付けるようにしたものにおいては、案内用ローラの高さ調整を行う際にナットを緩める必要があるが、この場合、取付板すなわち案内用ローラを保持してその高さを調整することになるのに対して、取付板の下面に直接ボルトを固定してダブルナットにより取り付けるようにしたものでは、案内用ローラ側を保持することなく、ナットの回転だけで高さ調整を行うことができる。
本発明の実施の形態に係る搬送設備の全体構成を示す平面図である。 図1のA−A矢視図である。 図1のB−B矢視図である。 図1のC−C矢視図である。 図1のD−D矢視図である。 従来例を説明する要部側面図である。
符号の説明
1 搬送設備
2 搬送コンベヤ(上手側搬送コンベヤ)
3 移載装置
4 他の搬送コンベヤ(下手側搬送コンベヤ)
11 連結フレーム
12 側部フレーム
13 搬送用ローラ
21 支持板材
22 昇降用シリンダ装置
23 移載フレーム
25 取付板
26 回転輪体
27 移載用ベルト
28 回転駆動装置
31 支持用回転輪体
32 駆動用回転輪体
33 緊張用回転輪体
34 押付用回転輪体
35 案内用回転輪体
41 ストッパー装置
42 案内ローラ装置
44 シリンダ装置
45 ストッパー部
46 ボルト
47 ナット
48 支持ブラケット
49 案内用ローラ

Claims (4)

  1. 物品を所定の搬送方向で搬送する搬送コンベヤと、この搬送コンベヤ内に配置されて当該搬送方向と直交する方向で物品を他の搬送手段に移載し得る移載装置とを有する搬送設備であって、
    上記移載装置を、
    搬送コンベヤの下方に配置されてシリンダ装置により昇降自在に設けられるとともに当該搬送コンベヤを構成する搬送用ローラ間に沿う立上がり部が複数設けられた移載用支持体と、
    この移載用支持体の各立上がり部に、搬送用ローラと直交する軸心回りで回転自在に設けられた複数個の回転輪体と、
    これら各立上がり部における各回転輪体に亘って無端状に巻回された物品移載用の無端帯状体とから構成するとともに、
    上記回転輪体を、立上がり部の上縁部に配置される物品の支持用回転輪体と、この支持用回転輪体の下方に配置されて無端帯状体を緊張させるための緊張用回転輪体と、この緊張用回転輪体の前後に配置される駆動用回転輪体および案内用回転輪体とから構成し、
    上記緊張用回転輪体および駆動用回転輪体を搬送コンベヤの幅方向のいずれか一方寄りに配置し且つ他方寄りに配置される案内用回転輪体を搬送コンベヤの中心付近に配置するとともに高さ方向においては支持用回転輪体寄りの上方に配置し、
    さらに上記シリンダ装置を、他方寄りに配置される案内用回転輪体の下方空間部に配置したことを特徴とする搬送設備。
  2. 緊張用回転輪体の緊張方向を、当該緊張用回転輪体の両側に配置された駆動用用回転輪体および案内用回転輪体の間となるように設定したことを特徴とする請求項1に記載の搬送設備。
  3. 搬送方向に沿って所定間隔おきに複数並置される搬送用ローラを支持する左右一対の側部フレームの前部底面同士および後部底面同士をそれぞれ連結フレームにより連結するとともに、これら両連結フレーム同士を移載装置のシリンダ装置を支持する支持板材により連結し、
    この支持板材により連結されて強固となった搬送方向下手側の連結フレームに、搬送用ローラにより搬送される物品を停止させるストッパー装置を設けたことを特徴とする請求項1に記載の搬送設備。
  4. 搬送方向に沿って所定間隔おきに複数並置される搬送用ローラを支持する左右一対の側部フレームの前部底面同士および後部底面同士をそれぞれ連結フレームにより連結するとともに、これら両連結フレーム同士を移載装置のシリンダ装置を支持する支持板材により連結し、
    この支持板材により連結されて強固となった搬送方向上手側および下手側の両連結フレームに、物品移載時に、搬送コンベヤから他の搬送手段に物品を案内するための案内用ローラの両端部を支持する支持ブラケットを、ボルトおよびナットを介して取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の搬送設備。
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