JP2002160715A - 包装印字装置 - Google Patents

包装印字装置

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JP2002160715A
JP2002160715A JP2000358289A JP2000358289A JP2002160715A JP 2002160715 A JP2002160715 A JP 2002160715A JP 2000358289 A JP2000358289 A JP 2000358289A JP 2000358289 A JP2000358289 A JP 2000358289A JP 2002160715 A JP2002160715 A JP 2002160715A
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tray
packaging
printing
film
label
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JP2000358289A
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English (en)
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Toshio Oguri
利夫 小栗
Norio Kawanishi
紀男 川西
Minoru Oshita
実 大下
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Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字が位置ズレすることなく、確実、かつ、
正確に商品情報を付すことのできる包装印字装置を提供
する。 【解決手段】 物品Mが載置されたトレーTの開口部を
ストレッチフィルムFで密封し、当該ストレッチフィル
ムFの余剰部分を除去し、前記物品Mに対応した商品情
報を印字して当該商品に付す包装印字装置に関する。前
記商品情報をラベルLに印字する印字手段12と、前記
ラベルLをストレッチフィルムLもしくはトレーTに貼
り付ける貼付手段13とを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストレッチフィル
ムを用いた包装装置に印字機能を付加した包装印字装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、トレーを包装ステーションに
持ち上げ、該包装ステーションにおいてフィルムをトレ
ーの底面に折り込んで、食品(物品)等をトレーと共に
包装する折り込み式の包装装置が知られている。かかる
包装装置においては、商品の情報を印字したラベルを貼
付する場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記折り込み
式の包装方法では、トレーに対しフィルムが固定されな
いので、フィルム上にラベルを貼付すると、ラベルが位
置ズレしたり、フィルムと共にラベルに皺が生じたりす
る。
【0004】一方、折り込んだフィルムの下にラベルを
貼付しようとすると、平滑度が低く、しかも熱シール直
後においてはフィルムが柔らかく、そのため、ラベルが
剥がれ易かったり、あるいは、位置ズレするなどの問題
があった。
【0005】したがって、本発明の目的は、印字が位置
ズレすることなく、確実、かつ、正確に商品情報を付す
ことのできる包装印字装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本第1発明は、物品が載置されたトレーの開口部を
ストレッチフィルムで密封し、当該ストレッチフィルム
の余剰部分を除去し、前記物品に対応した商品情報を印
字して当該商品に付す包装印字装置であって、前記商品
情報をラベルに印字する印字手段と、前記ラベルをスト
レッチフィルムもしくはトレーに貼り付ける貼付手段と
を備えることを特徴とする。
【0007】本第1発明においては、ラベルをストレッ
チフィルム(フィルムという)に貼付してもよいし、あ
るいは、トレーの下面や側面に貼付してもよい。トレー
の側面や底面がフィルムで覆われていないため、該側面
や底面を覆うフィルムによってラベルの視認性が低下す
るおそれがないので、該ラベルによって奏される情報提
供効果が低下するおそれがない。また、印字手段および
貼付手段を複数台づつ設け、ストレッチフィルムおよび
トレーの双方にラベルを貼付してもよい。印字手段およ
び貼付手段を複数台設ければ、見切りラベル、原産地ラ
ベル、価格ラベルなど種々のラベルを貼付することがで
きる。なお、トレーの下面にラベルを貼付する場合に
は、いわゆる下貼機を採用することができる(たとえ
ば、特願平11−260008号公報参照)。また、ラ
ベルを側面から貼付する、いわゆる横貼ラベラを用いて
もよい。
【0008】フィルムにラベルを貼付する場合には、フ
ィルムがトレーに固着されているので、フィルムに貼付
されたラベルが位置ズレしない。一方、フィルムでトレ
ーの側面や下面を覆っていないので、平滑なトレーの側
面や下面にラベルを貼付することができる。さらに、ト
レーの側面と底面がフィルムで覆われていないため、該
側面や底面にラベルを貼付する際に、包装後でなければ
ならないという制限がなくなる。すなわち、包装の動作
に関係のないタイミングでラベルの貼付を行うことがで
きる。
【0009】本第2発明は、物品が載置されたトレーの
開口部をストレッチフィルムで密封し、当該フィルムの
余剰部分を除去し、前記物品に対応した商品情報を印字
して当該商品に付す包装印字装置であって、前記商品情
報をストレッチフィルムもしくはトレーに印字する印字
手段を備えることを特徴とする。
【0010】本第2発明においては、ストレッチフィル
ムの表面に印字をしてもよいし、あるいは、トレーの下
面や側面に商品情報を印字してもよい。また、印字手段
を2台設け、ストレッチフィルムおよびトレーの双方に
商品情報を印字してもよい。なお、印字手段を複数台設
ければ、多種多様な印字を行うことができる。
【0011】フィルムに印字する場合には、フィルムが
トレーに固着されているので、トレーに対する印字の位
置ズレが生じない。一方、フィルムでトレーの側面や下
面を覆っていないので、平滑なトレーの側面や下面に印
字を行うことができる。かかる場合には、該側面や下面
を覆うフィルムによって印字内容の視認性が低下するこ
とがない。さらに、包装の動作に関係のないタイミング
で印字を行うことができる。
【0012】本発明においては、シール手段によって溶
着された部位以外のストレッチフィルムを巻き取る巻取
手段をさらに設けるのが好ましい。かかる巻取手段でフ
ィルムを自動的に巻き取ることにより、高速化を図るこ
とができ、処理能力が向上する。
【0013】なお、前記シール手段は傾斜した発熱ロー
ラで構成するのが好ましいが、枠体などの他の手段(特
願平11−154616号、特願2000−12400
3号、特願2000−124004号参照)で構成して
もよい。
【0014】前記物品を載置したトレーを計量する計量
手段を更に設ける場合には、前記計量手段は前記搬入手
段により搬入されるトレーを計量してもよいし、前記搬
出手段によって搬出されたトレーを計量することにして
もよい。この場合、前記計量手段によって計量されたト
レーの計量値に基づいた商品の情報を印字する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。以下に説明する包装印字装置は、
図1の物品MをトレーTごと包装する包装装置の機能に
加え、包装前に計量する計量機能と、包装後にラベルを
貼付する貼付機能とを備えている。
【0016】図1〜図6は第1実施形態を示す。 概略構造:図1(a)に示すように、本装置は、物品M
の載ったトレーTを正面側1fから搬入して後方側1b
に排出する後方排出型の包装装置であって、正面1fに
は供給装置20が設けられている。該供給装置20とし
ては、たとえば、複数の爪20aを有し、間欠的に回転
駆動する周知の構造を採用することができる。該供給装
置(搬入手段の一部)20の下流にはトレーTを後方1
bに向って搬送する搬送コンベヤ(搬入手段の一部、搬
出手段)110が設けられている。
【0017】図1(a)に示す供給装置20がトレーT
を前記搬送コンベヤ110に送ると、該搬送コンベヤ1
10が該トレーTをリフタ6上の搬入位置Piに搬入す
る。リフタ6の各ポスト60は、包装機構70の溶着位
置Sの直下に配置されていると共に、エレベータ機構か
らなる昇降手段68により上下昇降自在とされている。
このリフタ6は、搬送コンベヤ110から物品Mが供給
されると、上昇してトレーTを溶着位置Sまで持ち上げ
る。
【0018】一方、図2に示すように、包装動作に先立
ち、前記溶着位置Sには、張設状態のストレッチフィル
ム(以下、フィルムという)Fがフィルム供給機構5の
搬送ベルトBによって供給されている。このフィルムF
は、図1(a)の二点鎖線で示すように、トレーTが押
し上げられるとトレーTの上面に当接する。この状態
で、発熱ローラ3が下降し、図3のトレーTの開口部周
囲に沿って回転することで、フィルムFを該トレーTの
開口部に溶着して密封すると同時に、フィルムFの余剰
部分を溶断する。
【0019】その後、図1の前記リフタ6によってトレ
ーTが搬入位置Piまで下降し、搬送コンベヤ110に
よって後方1bに搬出される。この搬出中に、ラベル貼
付機(貼付手段)13によりトレーTにラベルLが貼付
される。
【0020】つぎに、各部分の構造について説明する。 搬入・搬出手段:図1(b)に示すように、前記供給装
置20は計量コンベヤ100を有しており、該計量コン
ベヤ100上に載置されたトレーTは、供給装置20の
爪20aにより搬送コンベヤ110上に搬送される。該
搬送コンベヤ110は複数本のベルト110aを備えて
おり、前記リフタ6の各ポスト60は該ベルト110a
に干渉しないように当該各ベルト110a間に配設され
ている。前記搬送コンベヤ110は、トレーTをポスト
60上の搬入位置Piに搬入して停止させる。該搬入位
置Piは、トレーTの中心が後述するローラ旋回機構8
の回転中心と一致する位置に設定されている。
【0021】前記ポスト60上に搬入されたトレーT
が、該ポスト60の上昇によって前記溶着位置(図1
(a))Sまで上昇すると、所定の包装動作が行われ
る。該包装後、ポスト60が搬送コンベヤ110の上面
よりも若干下方の位置まで下降し、トレーTを搬入位置
Piまで下降させる。包装済のトレーTは、搬送コンベ
ヤ110によって搬入方向Xと同一の搬出方向Xに搬出
される。したがって、計量コンベヤ100および搬送コ
ンベヤ110は前記搬入位置PiにトレーTを搬入する
搬入手段を構成している。一方、搬送コンベヤ110は
包装済のトレーTを前記搬入位置Piから搬出する搬出
手段を構成している。
【0022】なお、図1(a)に示すように、トレーT
が載置される計量コンベヤ100の初期搬入高さと、包
装済のトレーTが排出される搬送コンベヤ110の搬出
終了高さとは、ほぼ同一レベルに設定されている。
【0023】保持手段:図2に示すように、前記リフタ
6は、トレーTの両側面の前後左右を挟持することによ
り該トレーTの姿勢を保持する保持手段61を備えてい
る。前記搬送コンベヤ110によって搬入位置Piに搬
入された溶着前のトレーTは、保持手段61によって搬
入位置Piの中央(溶着位置Sの中央であり、ローラ旋
回機構8の回転中心)にセンタリング(位置決め)され
ると共に姿勢を保持され、該保持手段61によって保持
された状態で包装動作が行われる。
【0024】フィルム供給機構:前記フィルム供給機構
5は、フィルムロールFrをセットする巻出部51と、
フィルムFを前記発熱ローラ3の下方の位置に搬送する
搬送部50と、フィルムFの前記溶着された部分以外の
余剰部分を巻き取る巻取部(巻取手段)53とを有して
いる。前記搬送部50のベルトBは、フィルムFの両端
部を挟持しながら該フィルムFを搬送するものであり、
該フィルムFの繰り出し方向Yに直交する方向に一対設
けられている。前記ベルトB内には、図1(a)に示す
クランプ2が設けられている。該クランプ2は、後述す
る所定のタイミングで、前記ベルトBを介してフィルム
Fのクランプを行う。
【0025】シール手段:図2の前記発熱ローラ3は、
内部にヒータ(図示せず)を有する円筒状の部材からな
り、ローラ移動機構7およびローラ旋回機構8と共にシ
ール手段を構成している。前記ローラ移動機構7は、発
熱ローラ3を上下方向に移動させるためのリンク機構7
2と、発熱ローラ3を回転自在に軸支するローラ支持部
71とを有している。前記ローラ旋回機構8は、発熱ロ
ーラ3を包装時に旋回させる機構であり、ローラ支持部
71は該ローラ旋回機構8の回転軸81に対して放射状
に設けられている。なお、発熱ローラ3はトレーTの上
面に対して傾斜した状態でローラ支持部71に支持され
ている。
【0026】図5(a)〜(c)に示すように、前記発
熱ローラ3は前記包装動作時において、下降した後、図
3(a)に示すように、回転軸81を中心に所定角度
(約100°)回転する。すなわち、発熱ローラ3は図
3(b)に示すトレーTの開口部周囲Tfに沿って回転
し、該開口部周囲TfにフィルムFを溶着すると同時に
溶断して、トレーTの開口部を密封する。したがって、
発熱ローラ3がトレーTの開口部周囲Tfに沿ってスム
ーズに回転できるように、図3(a)に示す前記回転軸
81の回転中心Oと、前記搬入位置Piにおけるトレー
Tの平面的な中心位置Toは、ほぼ等しくなるように設
定されている。
【0027】制御機器構成:図4において、前記計量コ
ンベヤ100に載置されたトレーTの重量は、計量コン
ベヤ100と共に重量検出器101で計量されるのであ
るが、当該トレーTの計量値が安定した後、重量検出器
101で検出され計量手段106を介してマイコン30
に出力される。
【0028】図4に示すように、マイコン30には、図
示しないインターフェイスを介して、前記計量手段10
6の他にタッチスクリーン10、ストロークキー部1
1、ラベルプリンタ12、ラベル貼付機13および計量
包装値付制御器14などが接続されている。前記計量包
装値付制御器14には、前記供給装置20、搬送コンベ
ヤ110、昇降手段68、発熱ローラ3、ローラ移動機
構7およびローラ旋回機構8などからなる搬入手段、当
接手段、シール手段および搬出手段が接続されている。
【0029】前記ラベルプリンタ(印字手段)12は、
前記計量手段106によって計量されたトレーTの計量
値に基づいた商品の情報をラベルに印字し、前記ラベル
貼付機13が当該ラベルをトレーTの表面のフィルム上
に貼付する。なお、本実施形態では、前記ラベルプリン
タ12およびラベル貼付機13を、前記搬送コンベヤ1
10の下流部における上方に設けてある。
【0030】前記マイコン30および計量包装値付制御
器14は、前記各手段を互いに連動させる制御手段を構
成しており、CPU31およびメモリ32を備えてい
る。前記メモリ32は、商品情報記憶部32aおよびト
レー情報記憶部32bを備えている。商品情報記憶部3
2aには、商品コードに関連して、商品名、単価、売
価、値引価格、添加物、原産地名などと共に、トレーN
o. 、印字を行う際のラベルフォーマットなどからなる
商品情報が互いに関連付けられて記憶されている。トレ
ー情報記憶部32bには、トレーNo. 、トレーの幅、長
さ、高さ、形状および材質などからなるトレーに関する
情報が互いに関連付けられて記憶されている。
【0031】本装置の動作:オペレータが所定の操作を
行い本包装装置をスタートさせると、CPU31が前記
商品情報記憶部32aから当該商品の前記商品コードを
呼び出すと共に、該商品コードに対応する商品情報を読
み出し、さらに、トレー情報記憶部32bから、当該商
品のトレーNo. に対応するトレー情報を読み出す。
【0032】オペレータが図5(a)の供給装置20上
にトレーTを載置すると、前記計量手段106によって
当該トレーTが計量された後、トレーTが前記計量コン
ベヤ100によって前記搬送コンベヤ110上に移送さ
れる。図5(a)に示すように、トレーTは該搬送コン
ベヤ110により搬入方向Xに搬送され、前記ポスト6
0上の前記搬入位置Piまで移送された後、前記保持手
段61によって側面が保持される。該トレーTの移送
は、前記トレーの長さおよび幅に応じて、トレーの中心
が回転軸81の回転中心Oとほぼ等しくなる位置で停止
され、当該トレーの長さおよび幅に応じて保持手段61
がトレーTを保持する。
【0033】一方、図2に示す前記フィルム供給機構5
のベルトBは、フィルムFの両端部を挟持しつつ、巻出
部51からフィルムFを引き出し、該フィルムFを発熱
ローラ3の直下の位置に供給する。該供給後、前記クラ
ンプ2によって該フィルムFがクランプされると共に、
クランプ2が互いに外側に向って移動して、いわゆるプ
リストレッチ動作が行われる。
【0034】前記保持手段61による保持後、図5
(b)に示すように、ポスト60が前記搬入位置Piか
ら上昇してトレーTと前記フィルムFとを当接させると
共に、前記溶着位置Sまで該トレーTを上昇させる。該
上昇時において、トレーTの上昇に伴い前記クランプ
2,2が互いに内側に移動し、フィルムFの張り具合
(ストレッチ量)が調整される。
【0035】前記トレーTが溶着位置Sまで上昇した状
態において、図5(c)に示すローラ移動機構7が、前
記トレーTの長さ、幅および高さに応じて発熱ローラ3
を下降させ、発熱ローラ3が該トレーTの開口部周囲T
fに当接すると共に、ローラ旋回機構8が該発熱ローラ
3を回転させ、該発熱ローラ3がフィルムFを開口部周
囲Tfに溶着させて密封すると同時にフィルムFの余剰
部分を溶断する。
【0036】前記溶断後、図6(a)に示す前記クラン
プ2,2が互いに外側に向けて移動し、前記溶断によっ
て開けられたフィルムFの孔を広げると共に、ポスト6
0が下降して、トレーTを前記搬入位置Piまで下降さ
せる(図5(a)参照)。一方、前記トレーTが下降し
た後に、図2に示す前記巻取部53がフィルムFの前記
溶着された部分以外の余剰部分を巻き取る。
【0037】前記トレーTの搬入位置Piへの下降後、
図6(b)に示す前記保持手段61によるトレーTの保
持が解除されると共に、搬送コンベヤ110によって該
トレーTが前記搬入方向Xと同一の搬出方向Xに搬出さ
れる。該搬出中に、前記CPU31がラベルプリンタ1
2にトレーTの前記計量値や呼び出された商品コードに
対応付けられた価格を含む商品情報を印字してラベルL
を発行させると共に、ラベル貼付機13に該ラベルLの
貼付を行わせる。これにより、ラベルLが包装済トレー
Tに貼付される。かかるラベルLの貼付動作は、当該ト
レーTの幅、長さおよび高さに応じて制御される。
【0038】なお、図7に示すように、溶着位置Sに供
給されるフィルムの上流に、たとえば、インクジェット
プリンタなどからなるプリンタ16を設け、前記溶着前
に、フィルムFに予め商品情報等を印字するようにして
もよい。なお、フィルムを切断した後に包装する場合
は、フィルムの切断前にフィルム印字を行ってもよい
し、フィルムを切断した後にフィルムに印字を行っても
よい。
【0039】第2実施形態:図8は第2実施形態を示
す。図8に示すように、本包装装置は、トレーTを正面
側1fから搬入して、正面側1fに排出する前方排出型
の包装装置であって、搬送コンベヤ110の下流には第
1排出コンベヤ107および第2排出コンベヤ108が
設けられている。該第2搬出コンベヤ108の上方に
は、ラベルプリンタ12およびラベル貼付機13が設け
てある。
【0040】トレーTは、図8(a)に示す供給装置2
0上に載置されると、計量コンベヤ100から搬送コン
ベヤ110に搬送され、該搬送コンベヤ110によって
ポスト60上の搬入位置Piに搬入される。包装済のト
レーTは該搬送コンベヤ110によって下流の第1排出
コンベヤ107に搬出されたのち、該第1排出コンベヤ
107によって右方向に搬送されて第2排出コンベヤ1
08に移送され、ラベルが貼付される。前記第2排出コ
ンベヤ108は、トレーTを正面側1fの搬出終了位置
に搬送する。その他の構成は、第1実施形態と同様であ
り、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その
詳しい説明および図示を省略する。
【0041】本発明においてはストレッチフィルムを上
下方向に移動させる移動手段を設け、前記溶着前に前記
移動手段によって溶着前のフィルムを下降させ、前記溶
着後に前記移動手段によって前記溶着された部位以外の
フィルムを上昇させるようにしてもよい。
【0042】なお、前記各実施形態では、計量後にラベ
ルの貼付を行ったが、トレーの側面や底面にラベルを貼
付した場合には、計量コンベヤ100の側部、下部もし
くは該計量コンベヤ100の前段に印字手段および貼付
手段を配置するようにしてもよい。この場合、計量値や
計量値に基づく価格を印字することに問題が発生するこ
とが考えられるが、トレーの側面や底面に貼付するラベ
ルは、通常、計量値や価格が印字されることが少ないた
め、問題が発生するおそれが少ない。また、貼付装置を
搬送コンベヤ110の下流の上方に配置するとしたが、
該貼付装置を搬送コンベヤ110の側方や下部に配置し
てもよいし、搬入位置Piの側方や上方、下方に配置し
てもよい。さらに、トレーやフィルムに印字する印字装
置においても同様に、前記いずれかの位置に配置するよ
うにしてもよい。すなわち、トレーの側面や底面がフィ
ルムで覆われていないから、フィルムの上面への印字や
ラベルの貼付以外は、印字装置や貼付装置の配置場所や
タイミングを自由に選択することができる。また、従来
はトレーの側面や底面がフィルムに覆われているため、
トレーに直接印字したり、ラベルを貼付したりしても、
該フィルムによって視認性が著しく低下したが、本発明
では、該側面や底面がフィルムで覆われていないため、
印字や貼付された内容による情報提供効果が失われるこ
とがない。
【0043】また、前述の実施形態では、貼付装置の
み、印字装置のみを説明したが、これらを組み合わせる
ことも可能である。たとえば、フィルムに印字を行い、
トレーの下面にラベルを貼り付けることも可能である。
【0044】また、前記実施形態では、トレーTの初期
搬入高さと、搬出終了高さとがほぼ同一レベルに設定さ
れているとしたが、トレーの搬送経路を従来のストレッ
チ包装機のように高さ位置を変えてもよい。すなわち、
初期搬入高さよりも搬出終了高さの方を高くしてもよ
い。かかる場合には、トレーの搬入排出機構は、従来の
ストレッチ包装機のものを用いることができる。
【0045】また、前記実施形態では、フィルム供給機
構で連続したフィルムを巻出部51から供給し、搬送部
50で搬送し、巻取部53で巻き取っていたが、従来の
フィルムを折り込む方式のように、フィルムを一定長さ
に切断して供給搬送し、シールを行うようにしてもよ
い。その際に、巻取部53は必要なく、該巻取部53に
相当する位置の下部に搬送部50で搬送されてくる余剰
フィルムを受ける受け箱を設けておけばよい。
【0046】また、前記実施形態では、計量コンベヤ1
00を用いたが、計量機能のみを持った装置(いわゆる
静止計量)に、計量機能を持たない移動手段で計量後の
トレーを搬送してもよい。つまり、図1(b)の供給装
置20のベルト間から桟状の部材を複数本、該供給装置
20のベルト面上に突出させ、トレーの下面を支持して
計量し、該計量後は、供給装置20を駆動させて、前記
桟状部材上からトレーを爪20aを押し当てながら搬送
させるようにしてもよい。また、トレー保持機能を有し
た容器にトレーを上から載せ、その容器ごと計量、搬
送、シールおよび排出を行うようにしてもよい。この場
合、容器の側壁部は、トレーの開口部よりも低い高さに
する。この様にすることで、計量、搬送およびシール動
作中のトレー姿勢の安定性が増し、計量包装動作を確実
に行えるようになる。
【0047】以上のとおり、図面を参照しながら好適な
実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見
て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定す
るであろう。たとえば、本発明は、包装印字装置の下流
に金属検出器、計量機ないし振り分け機などを有する包
装システムについても適用できる。したがって、そのよ
うな変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の
範囲内のものと解釈される。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本第1発明によれ
ば、フィルムにラベルを貼付する場合には、フィルムが
トレーに固着されているので、フィルムに貼付されたラ
ベルが位置ズレしない。一方、フィルムでトレーの側面
や下面を覆っていないので、平滑なトレーの側面や下面
にラベルを貼付することができ、ラベルが剥がれたりし
ない。したがって、ラベルが位置ズレすることなく、ラ
ベルを確実、かつ、正確に貼付することができる。
【0049】一方、本第2発明によれば、フィルムに印
字する場合には、フィルムがトレーに固着されているの
で、トレーに対する印字の位置ズレが生じない。一方、
フィルムでトレーの側面や下面を覆っていないので、平
滑なトレーの側面や下面に印字を行うことができ、印字
が位置ズレすることなく、確実、かつ、正確に商品情報
の印字を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1実施形態にかかる包装印
字装置を示す概略側面図、(b)は搬入・搬出手段を示
す概略平面図である。
【図2】同概略正面図である。
【図3】包装方法を示す概略平面図および概略側面図で
ある。
【図4】装置の機器構成を示す概略構成図である。
【図5】包装動作を示す概略側面図である。
【図6】包装動作を示す概略側面図である。
【図7】変形例を示す概略正面図である。
【図8】第2実施形態を示す概略平面図、概略正面図お
よび概略側面図である。
【符号の説明】
3:発熱ローラ(シール手段) 7:ローラ移動機構(シール手段) 8:ローラ旋回機構(シール手段) 12:ラベルプリンタ(印字手段) 13:ラベル貼付機(貼付手段) 53:巻取部(巻取手段) 100:計量コンベヤ(搬入手段) 106:計量手段 110:搬送コンベヤ(搬入手段・搬出手段) F:ストレッチフィルム M:物品 T:トレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大下 実 滋賀県栗太郡栗東町下鈎959番地の1 株 式会社イシダ滋賀事業所内 Fターム(参考) 3E049 AA01 AB03 CA04 DB02 EA02 EA05 EB02 FA06 FA07 3E056 AA01 CA11 DA05 EA07 FA01 FA04 FH15 GA04 3E095 AA19 CA02 CA03 DA63 DA69 DA77 DA82 DA85 EA34

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品が載置されたトレーの開口部をスト
    レッチフィルムで密封し、当該ストレッチフィルムの余
    剰部分を除去し、前記物品に対応した商品情報を印字し
    て当該商品に付す包装印字装置であって、 前記商品情報をラベルに印字する印字手段と、 前記ラベルをストレッチフィルムもしくはトレーに貼り
    付ける貼付手段とを備えることを特徴とする包装印字装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の包装印字装置であっ
    て、 前記貼付手段は前記トレーの下面もしくは側面にラベル
    を貼り付けることを特徴とする包装印字装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の包装印字装置であっ
    て、 前記貼付手段を複数備えることを特徴とする包装印字装
    置。
  4. 【請求項4】 物品が載置されたトレーの開口部をスト
    レッチフィルムで密封し、当該フィルムの余剰部分を除
    去し、前記物品に対応した商品情報を印字して当該商品
    に付す包装印字装置であって、 前記商品情報をストレッチフィルムもしくはトレーに印
    字する印字手段を備えることを特徴とする包装印字装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の包装印字装置であっ
    て、 前記印字手段は前記トレーの下面もしくは側面に印字す
    ることを特徴とする包装印字装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項に記載
    の包装印字装置であって、 前記印字手段を複数備えることを特徴とする包装印字装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項に記載
    の包装印字装置であって、 前記ストレッチフィルムの溶着された部位以外は連続し
    ており、 前記溶着された部位以外のストレッチフィルムを巻き取
    る巻取手段をさらに備えることを特徴とする包装印字装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項に記載
    の包装印字装置であって、 前記トレーの開口部周囲に前記ストレッチフィルムを溶
    着すると同時に溶断して密封するシール手段が、傾斜し
    た発熱ローラを含むことを特徴とする包装印字装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか1項に記載
    の包装印字装置であって、 前記物品を載置したトレーを計量する計量手段を更に備
    え、 前記印字手段は該計量手段による計量値に基づいた商品
    情報を印字することを特徴とする包装印字装置。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の包装印字装置であっ
    て、 前記計量手段によって計量されたトレーを前記ストレッ
    チフィルムの下方の搬入位置に搬入する搬入手段と、 前記搬入手段によって搬入させたトレーを搬出する搬出
    手段とを備えることを特徴とする包装印字装置。
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