JP5509928B2 - 包装用フィルム及びその包装用フィルムを用いた包装装置 - Google Patents
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Description
また、帯フィルムに予めミシン目や摘み片を設けるため、コストが高くなるという問題点を有する。
また、帯フィルムを巻回する時の被包装物の態様によっては、帯フィルムに開封部が施されていたとしても、開封しづらい、或いは被包装物の形状によっては包装した帯フィルムの開封部に余計な力が加わり、開封部が開封前に開封されてしまうという問題があった。
その包装装置は、前記被包装物を水平搬送する搬送手段と、前記搬送手段を挟んで対向配置させた帯フィルムロールと、前記対向配置させた帯フィルムロールから繰り出される帯フィルムの先端同士を、前記搬送手段上で溶着連結する溶着手段と、を備え、前記対向配置させた帯フィルムロールの少なくとも一方のフィルムロールは、他方の帯フィルムとの溶着面側に、溶着を阻害する密度設定に基づいてサーマルヘッドに前記帯フィルムを圧接移動させ、該帯フィルムを加熱して溶着を阻害する溶着阻害層を形成した帯フィルムロールとし、前記対向配置させた帯フィルムロールから帯フィルムを繰り出し、該帯フィルムの先端同士を前記溶着手段で溶着連結し、他端を重合溶着して前記被包装物を包装し、前記重合溶着部が開封部となるようにしたことを特徴とする(請求項1)。
前記溶着阻害層を形成した帯フィルムロールが、搬送手段を挟んで対向配置される上下或いは左右のフィルムロールの一方にのみ配置される場合、配置される位置は上下或いは左右何れの側でもよい。
また、前記帯フィルムに形成される溶着阻害層は、帯フィルムの全長に亘って形成、長手方向に一定間隔をおいて形成の何れでもよい。
その包装装置は、フィルムロールから繰り出される帯フィルムで被包装物を包装する包装装置であって、前記被包装物の周囲を環状に包装するために前記繰り出された帯フィルムの端部同士を溶着して連結する溶着手段と、前記溶着手段による帯フィルムの端部の溶着を阻害する溶着阻害層を形成する密度を定める密度設定手段と、前記密度設定手段で設定された密度に基づいて、サーマルヘッドに帯フィルムを圧接移動させ、前記帯フィルムを加熱し、前記繰り出される帯フィルムの面上に溶着阻害層を形成する塗布手段と、を備え、前記塗布手段により前記繰り出される帯フィルムの溶着面に溶着阻害層を形成し、該帯フィルムの端部同士を前記溶着手段で溶着して重合溶着部を形成し連結させることにより前記被包装物の周囲を環状に包装し、前記重合溶着部が開封部となるようにしたことを特徴とする包装装置(請求項2)。
前記塗布手段としては、例えば、インクリボンとサーマルヘッドを使用し、帯フィルムにドット印字で熱転写(印刷)する方式が挙げられる。
また、請求項2記載の構成により、被包装物の態様に合わせて包装に使用する上下或いは左右の帯フィルムの一方又は両方に溶着阻害層を塗布形成(印刷)することができ、易開封箇所を効率よく備えた包装を連続して自動的に行うことができる。また、帯フィルムに形成する溶着阻害層の密度を容易に調整することができる。
また、請求項4記載の構成により、被包装物に合わせて包装用フィルムに商品情報の印刷と、開封部を形成する溶着阻害層の形成の両方を行うことができる。
また、請求項5記載の構成により、被包装物に応じて所定のキーを操作することで、帯巻き包装する帯フィルムの溶着箇所に目的の溶着強度を決定する密度に基づいて溶着阻害層を確実に形成することができる。
図1は本発明に係る包装用フィルムの一例を示し、該包装用フィルム1は帯状の基材フィルム1aの表面(溶着面)に、溶着を阻害する塗料(インキ)による溶着阻害層2が塗布(印刷)形成されている。
また、基材フィルム1aの素材によっては、溶着を阻害する塗料(インキ)として通常のカラー印刷インキを使用して塗布(印刷)してもよい。
前記溶着を阻害する塗料(インキ)の塗布面積を細分化した面積或いは濃度の調整は、塗布(印刷)工程で適宜行なってもよいが、予め定めた密度データを作成し、その密度データに基づいて塗布(印刷)してもよい。
例えば、図1に示したストライプ形態の溶着阻害層2について説明すると、ストライプを形成する1本のラインは、横3列のドットの列で形成され、その横3列のドットの密度が、(a)は1/4マス(「粗」)、(b)は2/4マス(「普通」)、(c)は4/4マス(「密」)で、溶着強度は(a)>(b)>(c)で、開封強度(剥離・開封のし易さ)は(a)<(b)<(c)となる。従って、(c)の場合、溶着阻害層2が施された部分におけるフィルム相互の溶着面積は少なく、それにより溶着強度は弱く、開封強度は強く(開封しやすく)なる。尚、図1の黒塗りされたマス部分は塗料(インキ)の塗布部分を示す。また、各マス毎に塗布する塗料(インキ)の濃度を変えたり、各マスを更に細分化し、該細分化した面積或いは塗布する塗料(インキ)の濃度を変えることにより、同一パターンであったとしても、開封強度のバリエーションを増やすことができる。
即ち、この密度データでは、溶着阻害層2を形成する領域内で被溶着阻害部分(塗料を塗布した部分:図1の黒塗りされたマス部分)を細分化し、その1つ1つの面積を変える。つまり、被溶着阻害部分の密度を変えることによって全体の溶着力を変化させる。更に、この例では、被溶着阻害部分の密度を変えるというだけではなく、1つ1つの加熱部分の面積(加熱密度)を変えることにより、溶着力の変化の度合いをより大きくすることができる。
但し、加熱密度のみを変えても溶着力は変化するので、被包装物の態様によっては図1のようにはせず、単に加熱密度を変えることによって溶着力を調整するようにしてもよい。尚、図3に示す包装装置では、溶着阻害層2の塗布(印刷)形成をサーマルヘッドによって行うようにしているので、上記のような種々のパターンでの溶着阻害層の形成と加熱処理とを素早く容易に、且つ正確に行うことができる。
以上の如くして帯巻き包装し、溶着阻害層2部分に溶着した箇所が開封箇所となり、溶着阻害層の密度により、該開封箇所の開封強度の強弱の差が生じる。
前記包装用フィルムによる帯巻き包装は手作業による包装の他に、機械による帯巻き包装も可能である。以下、前記包装用フィルムを用いた帯巻き包装装置について説明する。
その包装装Aは、被包装物Wを水平搬送する搬送手段4と、前記搬送手段4を挟んで上下に対向配置したフィルムロール配置部5,5’と、前記フィルムロール配置部5,5’にセットした帯フィルムロール3,3’から繰り出される上・下帯フィルムの先端同士を、前記搬送手段4に設けた開口部4’を介して該搬送手段4上で溶着連結する溶着手段6とで構成されている。
(1)先ず、上・下の帯フィルムロール3,3’から繰り出した帯フィルム3aと帯フィルム3’aの先端を、搬送手段4上で溶着手段6により溶着連結(前側溶着部)する。
(2)前記溶着連結により一枚ものになった上・下帯フィルム3a,3’aに被包装物Wを供給して、該被包装物Wの外周面(表面、底面)に上・下帯フィルム3a,3’aを沿わせ、搬送手段4のベルトコンベア4aの作動で一巻きする。
(3)被包装物Wの外周を一巻きして該被包装物Wの後端縁(搬送方向と反対側の縁)より後方に延びる上・下帯フィルム3a,3’aの重合部を、溶着手段6で溶着切断(後側溶着部)して1個の帯巻き包装が完成する。
具体的には、フィルムロール配置部5,5’から搬送手段4上の包装部に至る帯フィルムの供給経路に、溶着阻害層2を塗布(印刷)形成する塗布手段7,7’が配置されている。
前記塗布手段7,7’は、溶着を阻害する塗料(インキ)が含浸されたインクリボン7aと、前記インクリボンを加熱して帯フィルムに前記塗料を転写塗布(印刷)するサーマルヘッド(発熱素子)7bと、前記サーマルヘッド7bと対応して前記インクリボン7a及び帯フィルムを挟持するプラテンローラ7cと、前記インクリボン7aのカス巻き軸7dと、フィルムロール配置部5,5’にセットされた帯フィルムロール3,3’から帯フィルム3a,3’aを引き出し前記サーマルヘッドへ送り出す送り出しローラ7eとで構成されている。
CPU100は、記憶するプログラムとデータを読み込み、包装装置A’を統括管理し動作させるもので、各部で発生したエラーの報知等も行う。
ROM101には、プログラムが記憶される。
RAM102は、包装装置の動作基準となる設定データ、及び塗布(印刷)データ、塗布手段の各種制御データ、実績データ等を記憶する記憶手段であり、RAMが記憶する塗布(印刷)データとしては、例えば、食品の場合、商品データとして記憶されている、分類番号、商品番号、商品名称、原材料名、添加物名、販売価格、店名及び各種メッセージ等のデータが挙げられる。また、制御データとしては、被包装物の種類(分類ないし被包装物の形態等)、塗布手段の各動作における包装用フィルム(帯フィルム)のフィード量、及びサーマルヘッドの発熱素子への通電パターン等のデータが挙げられる。
被包装物の態様(種類)に応じた密度データとして、包装用フィルム(帯フィルム)のフィード量、開封部を形成する溶着阻害層を細分化した一つ一つの面積或いは印刷濃度、加熱パターン等をRAMの所定領域に書き込み、それらのデータの設定登録をする。RAMには、このようにして設定された塗布(印刷)データと制御データとが予め記憶され、印刷時の被包装物の態様(種類)に応じた包装用フィルム(帯フィルム)への印刷動作時におけるCPU100の処理に供される。
操作部104(入力手段)は、始動、停止、緊急停止等のボタン、搬送手段4のスピードやタイミング調整等を数値指定する為のキー部を備えている。
通信部105は、上位である管理装置(パソコン等)と包装条件や印字を行う商品データを通信により受信する、或いは帯巻き包装した実績を前記管理装置等へ送信するのに使用する。
物品検出部106は、搬送される被包装物Wを検出するセンサ(フォトセンサ)で、物品搬送部107(搬送手段4)の搬送方向に複数備え、被包装物WのIN、OUTを検出する。そして、該物品検出部106で検出した位置(タイミング)で各部(操出部(上)108、操出部(下)109、印字部(1)110、印字部(2)111、ヒートシールカッター部112等を動作(制御)する仕組みになっている。
物品搬送部107は、被包装物Wを搬送するコンベアで、無端状ベルトコンベア、ローラコンベア等で構成される。
操出部(下)109は、下側のフィルムロール配置部5’の帯フィルムロール3’から帯フィルム3’aを繰り出すもので、前記塗布手段7’の送り出しローラ7eが相当する。
印字部(1)110(塗布手段7)及び印字部(2)111(塗布手段7’)は、インクリボン7a、サーマルヘッド7bを用い、密度データに基づいて帯フィルムロール3,3’から繰り出される帯フィルム3a,3’aに溶着阻害層2、商品情報等を熱転写(印刷)する。前記サーマルヘッド7bは、インターフェースを介してCPU100から密度データ(制御データ)に基づく指示信号を受け、それに従ってサーマルヘッドの各発熱素子へ通電し電流を供給する。尚、印字部(1)110(塗布手段7)はダブルヘッド機構になっており、色違いのインクリボンを使い、各々の印刷ヘッドは異なる密度データに基づいて帯フィルムに熱転写(印刷)を行う。
ヒートシールカッター部112(溶着手段6)は、上下から繰り出された帯フィルムを熱溶着すると共に切断を行う。上下凹部形状のヒートシールカッターで、凹部形状の真中からカッター刃が出没する仕組みになっており、熱溶着が行なわれた後、切断する構造になっている。
(1)実施の形態では、包装用フィルム(帯フィルム)に形成する溶着阻害層としてストライプの形態を示したが、これに限定されず、ドット状、図形等、何れでもよい。
(2)溶着阻害層が形成された帯フィルムロールを使用する包装装置において、実施の形態では上側の帯フィルムロールにのみ溶着阻害層が形成されたロールを使用しているが、これに限らず、下側の帯フィルムロールにも溶着阻害層が形成された帯フィルムロールを使用してもよい。
(3)塗布手段を備えた包装装置の実施の形態では、上下に塗布手段を備えた例を示したがこれに限らず、上下何れか一方のみに配置してもよい。
(4)実施の形態では、密度データに基づく溶着阻害層の密度によって溶着強度に変化を付けているが、更に溶着手段によって加えられる熱量に変化を付けて溶着強度に変化を付けてもよい。
(5)実施の形態では、溶着手段を加熱によって帯フィルムを熱溶着させるようにしているがこれに限らず、高周波溶着や、超音波溶着であってもよい。高周波溶着を用いた場合は、高周波エネルギーの作用によって、基材フィルムそのものを内部から発熱させる方法なので安全であり、溶着を施す箇所のみを加熱させられるので仕上がりが奇麗である。また、超音波溶着を用いた場合は、超音波エネルギーを発生させ、振動を対象素材に伝えることで強力な摩擦熱を発生させることで溶着させる方法である。
(6)実施の形態では、ヒートシールカッター部112(溶着手段6)は一定の温度を保ち包装用フィルム(帯フィルム)を溶着切断しているがこれに限らず、例えば、溶着切断するヒートシールカッター部112(溶着手段6)が、上下から繰り出された帯フィルムを熱溶着すると共に切断を行う際の加熱密度(加熱する温度分布)を予め前記密度データに記憶させておき、この密度データに基づいて、ヒートシールカッター部112(溶着手段6)が熱溶着と切断を行うことにより開封部の開封強度を変えるようにしてもよい。これにより、溶着阻害層2の塗布(印刷)部との相乗効果により、開封部の形成と開封強度とを更にバランスよく細かく調整することができる。
(7)包装装置に関する実施の形態では、帯フィルムロールを、搬送手段を挟んで上下に配置した例を示したがこれに限らず、搬送手段を挟んで左右に配置し、搬送手段上で左右の帯フィルムロールから繰り出される包装用フィルム(帯フィルム)を熱溶着連結する構成としてもよい。
(8)実施の形態では、溶着阻害層を、サーマルヘッド等を用いて印刷で形成しているがこれに限らず、溶着阻害物質を塗布できる方法であれば何れの方法であっても良く、例えば、単数あるいは複数のローラーにより溶着阻害物質をフィルムへ塗布し形成する方式であっても良い。
(9)実施の形態では、帯フィルムで被包装物の外周を環状に帯巻き包装しているがこれに限らず、フィルム同士を熱溶着し環状に包装する方式であれば、被包装物の幅全域を環状に包装しシュリンクを行なう胴巻き包装、或いは、被包装物の幅より大きめのフィルムで環状に包装し、その後シュリンクにより被包装物全体を包み込む様に包装する形態など何れの方式であっても良い。尚、被包装物を胴巻き包装する場合には胴巻き包装機、被包装物全体を包み込む様にシュリンク包装する場合にはピロー包装機等に用いる。
(10)実施の形態では、塗布材をインクリボン方式でフィルムへ塗布しているがこれに限らず、溶着を阻害する塗布材を塗布できる方式であれば何れの方式でも良く、例えば、インクジェット方式、直接静電複写方式、湿式静電複写方式など何れの方式であっても良い。
1a…基材フィルム 2…溶着阻害層
3,3’…帯フィルムロール 4…搬送手段
5,5’…フィルムロール配置部 6…溶着手段
7,7’…塗布手段 7a…インクリボン(塗料)
7b…サーマルヘッド W…被包装物
H…溶着部 H’…開封箇所
Claims (5)
- 被包装物を包装する包装装置であって、
前記被包装物を水平搬送する搬送手段と、
前記搬送手段を挟んで対向配置させた帯フィルムロールと、
前記対向配置させた帯フィルムロールから繰り出される帯フィルムの先端同士を、前記
搬送手段上で溶着連結する溶着手段と、を備え、
前記対向配置させた帯フィルムロールの少なくとも一方のフィルムロールは、他方の帯フィルムとの溶着面側に、溶着を阻害する密度設定に基づいてサーマルヘッドに前記帯フィルムを圧接移動させ、該帯フィルムを加熱して溶着を阻害する溶着阻害層を形成した帯フィルムロールとし、前記対向配置させた帯フィルムロールから帯フィルムを繰り出し、該帯フィルムの先端同士を前記溶着手段で溶着連結し、他端を重合溶着して前記被包装物を包装し、前記重合溶着部が開封部となるようにしたことを特徴とする包装装置。 - フィルムロールから繰り出される帯フィルムで被包装物を包装する包装装置であって、
前記被包装物の周囲を環状に包装するために前記繰り出された帯フィルムの端部同士を溶着して連結する溶着手段と、
前記溶着手段による帯フィルムの端部の溶着を阻害する溶着阻害層を形成する密度を定める密度設定手段と、
前記密度設定手段で設定された密度に基づいて、サーマルヘッドに帯フィルムを圧接移動させ、前記帯フィルムを加熱し、前記繰り出される帯フィルムの面上に溶着阻害層を形成する塗布手段と、を備え、
前記塗布手段により前記繰り出される帯フィルムの溶着面に溶着阻害層を形成し、該帯フィルムの端部同士を前記溶着手段で溶着して重合溶着部を形成し連結させることにより前記被包装物の周囲を環状に包装し、前記重合溶着部が開封部となるようにしたことを特徴とする包装装置。 - 前記溶着を阻害する密度は、溶着させようとするエリア内の溶着阻害層部分を細分化した面積、濃度、加熱温度の何れかであることを特徴とする請求項2記載の包装装置。
- 前記包装装置の記憶手段に、少なくとも品名、単価とからなる商品データを商品毎に設定できる商品ファイルを備え、商品が指定されると前記商品ファイルから該当する商品データを読み出し、前記帯フィルムに前記商品データを前記塗布手段で塗布することを特徴とする請求項2記載の包装装置。
- 前記包装装置の入力手段における所定のキー毎に前記密度設定手段で設定された密度を設定し、操作されたキーに応じた密度に基づいて前記帯フィルムの溶着面に溶着阻害層を前記塗布手段で塗布することを特徴とする請求項2記載の包装装置。
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