JP2023132579A - 袋詰め包装体および横形製袋充填機 - Google Patents

袋詰め包装体および横形製袋充填機 Download PDF

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Abstract

【課題】品種毎に印刷包装材を交換したり、ラベルを貼り付けしたりする必要がなく、包材ロスや、ランニングコストも低減でき、環境問題へ配慮されて、見栄えの良好な袋詰め包装体および該袋詰め包装体を製造する横形製袋充填機を提供する。【解決手段】食品10が収容された袋14には、食品10を挟む両側に横シール部16が形成されると共に、横シール部16と交差する縦シール部18が形成される。袋14における一側部14aに設けられた第1プリント領域24に、インクジェットプリンタでプリントされた品名情報28が表示されている。袋14における底部14cの第1プリント領域24に続く第2プリント領域26に、インクジェットプリンタでプリントされた商品情報30が表示されている。第1および第2プリント領域24,26は、横シール部16および縦シール部18から外れて設けられている。【選択図】図1

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 展示日:2022年2月15日~2月18日 展示会名:日本包装産業展 「JAPAN PACK 2022」 開催場所:東京都江東区有明3-11-1 東京ビッグサイト西・南展示棟
本発明は、袋内に食品が収容された袋詰め包装体および該袋詰め包装体を製造する横形製袋充填機に関する。
コンビニエンスストアなどで陳列販売されている食品の袋詰め包装体は、その上部(天面)に商品毎に異なったプリントが施された包装材で包装されたものや、商品名がプリント済の包装材で包装されたものや、商品名などの情報をプリントしたラベルが袋に貼り付けられたものなど、多種多様である。また、食品表示に関する法律に定められている商品の名称、原材料名、保存期限や、その他の栄養表示やバーコードなどの品種毎に異なる情報を表示する要請に対し、その情報を包装体の底面にプリントしたり、該情報をプリントしたラベルを貼り付けたりすることで対応している。
パン類などの食品が袋詰めされた包装体では、同じ袋サイズで品種が異なるものも少なくなく、そのような包装体は多品種少量生産で製造されており、品種毎に印刷包装材を交換したり、品種毎の情報をプリントしたラベルを貼り付けたりして対処している。このような多品種少量生産で製造される包装体の場合、品種変更の都度、印刷包装材を交換するのに手間が掛かると共に、多品種の印刷包装材を用意する必要から包材コストが嵩む難点がある。また、コンビニエンスストアで販売される商品では、販売が低調な商品への対応や、その他の多様化する消費者ニーズに対して商品改良が実施される。商品によっては、そのような商品改良が年に数度実施されるなど、頻度が高いものもあるのが実情である。そのような商品改良の際には、商品名の表示や原材料などが変更される場合も少なくない。そのことにより、それまでに使用していたプリント済の包装材は使用できなくなって、在庫となった包装材は処分されるため、包材ロスや、包材のランニングコストが高くなるばかりでなく、環境問題にも影響がある。また、新商品に対応した包装材をメーカーへ発注して納入されるまでには、所定の期間を要し、改良品のタイムリーな切り替えを行えない問題も指摘される。そこで、横形製袋充填機において、供給源から引き出されて製袋器まで送り込まれる前の包装材に、品種毎の情報をプリントしたラベルを貼り付ける装置が、特許文献1として提案されているが、包装材とは別にラベルが必要になると共に、包装材とは異なる材質のラベルを貼り付けることによって商品の見栄えが低下する問題が指摘される。
前記の問題に対応するため、横形製袋充填機で製袋器まで送り込まれる前の包装材に、文字や絵柄などをインクジェットプリンタなどでプリントし、そのプリントされた包装材で連続して食品を包装する包装装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10-101005号公報 特開2000-25128号公報
特許文献2の包装装置によれば、ラベルを使用する場合の問題点は解決できるが、包装品の見栄えを損ねることなくインクジェットプリンタで消費されるインクの消費量を抑えるための提案や包装品に内包された食品の視認性を考慮してプリントする提案は何らなされていない。
本発明は、品種毎に印刷包装材を交換したり、ラベルを貼り付けしたりする必要がなく、包材ロスや、ランニングコストも低減でき、環境問題へ配慮されて、見栄えの良好な袋詰め包装体および該袋詰め包装体を製造する横形製袋充填機を提供することを目的とする。
本願の請求項1に係る発明の袋詰め包装体は、
製袋充填機で得られる袋(14)内に食品(10)が収容された袋詰め包装体であって、
前記袋(14)の両端部において、内包された食品(10)の前後位置で横シール部(16)が形成されると共に、該横シール部(16)と交差する縦シール部(18)が形成され、
前記袋端部に形成された横シール部(16,16)間で袋詰め包装体(12,66)の側方となる一側部(14a)の第1プリント領域(24)に、商品名を特定可能な品名情報(28)が表示されると共に、前記第1プリント領域(24)から続く袋詰め包装体(12,66)の底部(14c)となる第2プリント領域(26)に、少なくとも食品表示法で定める表示基準に基づく食品(10)の原材料名を含む品質情報が表示され、
前記品名情報(28)および品質情報は、インクジェットプリンタ(20)によって共に前記第1プリント領域(24)および第2プリント領域(26)にプリントされたものであり、
前記第1プリント領域(24)および第2プリント領域(26)は、前記横シール部(16)および縦シール部(18)に至らない領域であることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、品種切り替えの都度、品種毎に予め印刷された包装材を用意して包装材を交換したり、品種毎のラベルを貼り付けたりする必要がなくなり、包材ロスや包材のランニングコストを低減することができる。商品として取り扱われる袋詰め包装体の側部に品名情報がプリントされると共に、食品表示に関する法律に定められた各種情報などを底部にプリントしているので、透明フィルムにプリントされた袋に内包された食品を視認し易く、またラベル貼り付けなどの表示に対して見栄えの良好な袋詰め包装体とすることができる。また、第1および第2プリント領域を、袋詰め包装体の側部と底部とに亘って連続して設けているので、両プリント領域に対して1台のインクジェットプリンタで対応し得る有効プリント幅の範囲内で、対応する情報をプリントすることが可能で、複数台のインクジェットプリンタをフィルム幅方向に横並びで設置する必要が無く、プリントされた袋詰め包装体を得るための装置コストも抑制することができる。
請求項2に係る発明では、前記袋(14)は、少なくとも前記第1プリント領域(24)と食品(10)の上方に臨む天面部(14d)との間は、袋(14)に内包された食品(10)を袋(14)の外側から視認可能な非プリント領域(34)とされていることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、袋外側から内包された食品の状態を見定めることができる。
請求項3に係る発明では、前記縦シール部(18)は、前記一側部(14a)とは反対の他側部(14b)に位置していることを特徴とする。
請求項3の発明によれば、袋詰め包装体の底部に縦シール部が形成されていないので、第2プリント領域としてプリントする食品の原材料名その他の情報を含む品質情報を表示するエリアを拡大しても、プリント内容が縦シール部で遮られて見えなくなってしまうようなことがない。そのため、第2プリント領域への表示情報が制約されずに、広範囲の表示エリアを確保することができる。
請求項4に係る発明では、前記縦シール部(18)は、前記底部(14c)において一側部(14a)とは反対の他側部(14b)側に偏倚して形成されていることを特徴とする。
請求項4の発明によれば、縦シール部を袋詰め包装体の底部に位置するように形成された袋において、通常は袋幅の中央に位置する縦シール部を他側部側へ寄った位置へ形成しているので、請求項3と同様に、第2プリント領域を広いエリアで確保でき、第2プリント領域へ多くの品質情報を表示できるようにプリントすることができる。
請求項5に係る発明では、前記袋(14)に内包された食品(10)の外側からの視認の妨げとならないように、複数品種で共通の表示情報(36a,36b)を透明フィルムに印刷した包装材で前記袋(14)が形成されていることを特徴とする。
請求項5の発明によれば、袋を形成する包装材には、複数品種に共通の表示情報を部分的に印刷した透明フィルムを使用することで、品種毎に包装材を交換する必要が無く、包材交換時の包材ロスや作業時間のロスを削減できると共に、包材のランニングコストを低減することができる。
請求項6に係る発明では、前記袋(14)の両端部に形成された横シール部(16)にはガゼット(22)が形成され、該ガゼット(22)に至らない範囲で前記第1プリント領域(24)が設けられていることを特徴とする。
請求項6の発明によれば、第1プリント領域にプリントされた品名情報が内側へ折り込まれて見えなくなるなど、表示情報の視認性が損なわれることなく、また、ガゼットによって袋詰め包装体の保形性を与えて、該袋詰め包装体の陳列販売時の見栄えを向上することができる。
本願の請求項7に係る発明の横形製袋充填機は、
請求項1~6の何れか一項に記載の袋詰め包装体を製造する横形製袋充填機であって、
供給源(38)から引き出された帯状包装材(42)を筒状に成形し、成形された筒状包装材(42a)の長手方向の重合端縁部に縦シール部(18)を形成すると共に、縦シール部(18)が形成された筒状包装材(42a)へ供給されている食品(10)の前後位置で横シール部(16)を形成するよう構成され、
前記帯状包装材(42)の供給源(38)からの引き出し経路において、搬送される帯状包装材(42)の一包装分の長さ毎に前記縦シール部(18)の形成位置および前記横シール部(16)の形成位置から外れた位置として予め設定されたプリント領域(24,26)において、帯状包装材(42)に各種情報をプリントするインクジェットプリンタ(20)を備え、
該インクジェットプリンタ(20)は、前記横シール部(16)を形成して得られる袋詰め包装体(12,66)の一側部(14a)に相当する第1プリント領域(24)に、商品名を特定可能な品名情報(28)を表示可能にプリントし、袋詰め包装体(12,66)の底部(14c)となる位置に相当して前記第1プリント領域(24)と隣り合って続く第2プリント領域(26)に、少なくとも食品表示法で定めた表示基準に基づく食品(10)の原材料名を含む品質情報を表示可能にプリントするよう構成したことを特徴とする。
請求項7に係る発明によれば、包装品種切り替えの都度、品種毎に専用の包装材やラベルに交換する手間がなく、包材ロスや包材のランニングコストを低減することができると共に、商品の見栄えを低下させることなく良好な袋詰め包装体を得ることができる。
請求項8に係る発明では、前記縦シール部(18)は、前記一側部(14a)とは反対の他側部(14b)または袋詰め包装体(12)の底部(14c)における前記他側部(14b)寄りに偏倚した位置に形成するよう構成したことを特徴とする。
請求項8の発明によれば、第1プリント領域が設けられる一側部とは反対の他側部に縦シール部を形成することで、請求項3と同様に、第2プリント領域を縦シール部と重なることのない広いエリアで確保でき、第2プリント領域へ多くの品質情報を表示できるようにプリントすることができる。また、通常は袋詰め包装体(商品)の底部における袋幅の中央に位置する縦シール部を他側部側へ寄った位置へ形成することで、請求項4と同様に、袋詰め包装体の底部において、第2プリント領域が一層広いエリアとなって、プリントできる品質情報の情報量をより多くすることができる。
請求項9に係る発明では、前記横シール部(16)を形成する際に該横シール部(16)の前後位置で筒状包装材(42a)を内方に押し込んで、前記第1プリント領域(24)の外側でガゼット(22)を形成するよう構成したことを特徴とする。
請求項9の発明によれば、請求項6と同様に、第1プリント領域にプリントされた品名情報が内側へ折り込まれて見えなくなるなど、表示情報の視認性が損なわれることなく、また、ガゼットによって袋詰め包装体の保形性を与えて、該袋詰め包装体の陳列販売時の見栄えを向上することができる。
本発明によれば、品種切り替えの都度、包装材を交換したり品種毎のラベルを貼り付けたりする手間がなく、包材ロスや包材のランニングコストを低減することができることに加えて、従来の印刷フィルムを用いた包装に対して見栄えを損ねることのない袋詰め包装体および該詰め包装体を良好に得ることができる横形製袋充填機を提供することができる。
袋詰め包装体を下方から見た概略斜視図である。 袋詰め包装体を上方から見た概略斜視図である。 袋詰め包装体の概略断面図である。 横形製袋充填機の概略構成図である。 別実施例の袋詰め包装体の概略断面図である。
次に、本発明に係る袋詰め包装体および横形製袋充填機の好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
図1~図3に示す如く、実施例の袋詰め包装体は、横形製袋充填機(製袋充填機)によって包装材となるフィルムで食品10が包装されて、商品として取り扱われる包装体12であって、食品10が収容された袋14には、食品10を挟む両側に横シール部16が形成されると共に、該横シール部16と交差する縦シール部18が底部側に形成されている。また、袋14の外面には、横シール部16および縦シール部18を外れた位置に、製袋充填機による帯状フィルム42の搬送中に、インクジェットプリンタ20によって連続してプリントされた、各種表示情報が表示されている。また、包装体12の横シール部16が形成された袋両端部において、袋14の両側部14a,14bのフィルムが内方に押し込まれたガゼット22が夫々形成されている。食品10としては、例えば、コッペパンあるいはロールパンなどの側部に切り込みを入れた中に、ソーセージやハムなどの具材を挟み込んだハンバーガー、ホットドッグその他の調理パン類や、あんパン、クリームパン、メロンパンその他の各種菓子パン類など、その他、各種の食品が袋に(内包または収容)される。
図1~図3に示す如く、前記袋14には、包装体12における幅方向の一側部(両横シール部16,16の間において食品10の側方に臨む一側部)14aから底部14cに至る所定範囲に亘り、各種表示情報をプリントする領域24,26には、白色その他の淡色による背景色が全面に塗り潰し印刷されている。袋14の一側部14aに設定される第1プリント領域24には、収容した食品10の商品名その他の内容物の品種などを一目で判別可能な表示情報としての品名情報28が、きわだって見えるように太文字やデザイン化された文字や商品ロゴマークなどによりプリントされている。第1プリント領域24は、前記両横シール部16,16の間での始端と終端とが、前記ガゼット22に至らない範囲で設けられており、該ガゼット22によって筒状フィルム42aが押し込まれて品名情報28の視認性が低下することがないように位置付けられる。また、第1プリント領域24から袋14の底部14cに回り込むように続けて設定される第2プリント領域26に、食品表示に関する法律(食品表示法)で定めた表示基準に基づく、収容した食品10の原材料名、内容量などの品質情報、該品質情報に加えて食品10の名称、保存期限や製造者名などを含む包装品情報や、その他の栄養表示やバーコードなどの品種毎に異なる品種情報などの商品情報30がプリントされている。実施例では、包装体12の底部14cに形成される縦シール部18は、幅方向の中央より第1プリント領域24が設けられる一側部14aとは反対の他側部14b側に偏倚しており、底部14cにおいて第2プリント領域26を広く確保し得るようになっている。実施例では、第1プリント領域24に、販売価格を示す価格情報32が、品名情報28と共にプリントされている。第1プリント領域24および第2プリント領域26は、横シール部16,16および縦シール部18に至らない領域として設定されて、両領域24,26に表示されたプリント内容が、横シール部16,16や縦シール部18によって遮られて見えなくなってしまうようなことがない。また、品名情報28および商品情報30は、前記インクジェットプリンタ20によって共に第1プリント領域24および第2プリント領域26にプリントされたものである。なお、本例ではプリントする領域24,26として背景色が、図において一点鎖線で囲んだ範囲が予め白色印刷されている。
図2に示す如く、前記袋14には、少なくとも前記第1プリント領域24と袋14における食品10の上方に臨む袋14の天面部14dとの間に、包装体12が販売される陳列状態において斜め上方から見た際に、袋14内の食品10を視認可能な非プリント領域34が設けられる。非プリント領域34は、各種の表示情報がプリントされていない透明な領域であり、当該非プリント領域34を通して内包された食品10を覗き見ることができる。実施例では、第1プリント領域24の領域上限と、天面部14dへ回り込む一側部14aの上部までとの間に設けた一部領域が非プリント領域34として設けられる。例えば、内包された食品10が、パンの側部に切り込みを入れて具材を挟み込んだ調理パンである場合には、少なくとも、その挟み込み部位を覗き見ることができるように、天面部14dとの間に非プリント領域34を設けるようにすることが好ましい。また、袋14の外面に、複数種類の商品に共通するデザインその他の文字情報やメーカーのロゴなどの共通表示情報(表示情報)36aまたは共通表示情報(表示情報)36bが、袋内の食品10の袋外側からの視認性を妨げない範囲で透明フィルム(包装材)に予め印刷されていてもよい。図示例では、天面部14dにおいて、幅方向の中央より他側部14b側に偏った位置に、所定幅で天面部14dの前後方向の略全長に亘って延在するよう第1の共通表示情報36aが印刷されると共に、前後方向の中央より一方の横シール部16側に偏った位置に、第1の共通表示情報36aより小さいエリアで第2の共通表示情報36bが印刷されている。
ここで、図では、説明の便宜上、包装体12の側部14a,14b、底部14c、天面部14dは、何れもフラットな平面として表しているが、実際の商品では不規則な凹凸となっている。また、側部14a,14bと底部14cとの境や、側部14a,14bと天面部14dとの境についても、説明の便宜上、図では一直線状の角部として表しているが、実際の商品ではその限りではなく、明確な境が存在しない場合もある。なお、側部14a,14bと、底部14cや天面部14dとの境は、実際の商品では明確でない場合もあるが、包装体12の側部14a,14b、底部14c、天面部14dは、包装体12が販売される陳列状態において、包装体(商品)12の裏側が底部14cで、表側が天面部14dおよび側部14a,14bとなる。また、袋14に内包される食品10を基準として、概ね、食品10より下側部分が底部14c、食品10の側方部分が側部14a,14b、食品10より上側部分が天面部14dと定義できる。
図4に示す如く、横形製袋充填機において、原反ロール(供給源)38から引出し手段40によって引き出した帯状フィルム(帯状包装材)42を、その長手方向両端縁部を合掌状に重合して筒状フィルム(筒状包装材)42aとして成形する製袋手段44と、筒状フィルム42aに向けて食品10を所定間隔毎に供給する供給コンベヤ46と、前記合掌状に重合した筒状フィルム42aの重合部にフィルム搬送方向に向けた縦シール部18を形成する縦シール手段48と、前記筒状フィルム42aの重合部を挟持して縦シール手段48に向けて筒状フィルム42aを搬送するフィルム搬送手段50と、筒状フィルム42a中に所定間隔毎に供給された食品10の前後位置で筒状フィルム42aを挟持し、縦シール部18と交差した横シール部16を形成すると共に、筒状フィルム42aを切断する横シール手段52と、の夫々を備える。前記製袋手段44で筒状成形された帯状フィルム42は、その長手方向両端縁部を下方で合掌状に重合するよう案内されて前記縦シール部18が形成され、縦シール部18は筒状フィルム42aの底面に折り重ねられた状態で、横シール手段52が筒状フィルム42aを挟持することにより筒状フィルム42aを横シール・切断することで、食品10を挟む前後に縦シール部18と交差する横シール部16が形成される。製袋手段44および縦シール手段48は、筒状フィルム42aの底面側において、幅方向の中央より一方の側部(包装体12の他側部14bとなる側部)寄りに偏倚した位置で、合掌状に重合した筒状フィルム42aの重合部を縦シール部18が挟持して縦シール部18を形成するよう構成される。
図4に示す如く、前記横シール手段52は、筒状フィルム42aの搬送路を挟んで対向する一対のシール体54a,54bを備え、一対のシール体54a,54bは、筒状フィルム42aの搬送路を挟んで相互に離間する初期位置から搬送方向に移動しながら相互に接近した後、搬送方向における移動する向きを変えて更に相互に接近して筒状フィルム42aを挟持し、挟持状態で下流側に向けて所定距離だけ水平に移動した後に、相互に離間しながら下流側に移動してから初期位置に向けて上流側に復帰する、所謂ボックスモーション式のシール手段が採用されている。一方のシール体54aには、一対のシール体54a,54bで筒状フィルム42aを挟持した際に該筒状フィルム42aを切断するナイフが設けられている。また、横シール手段52には、両シール体54a,54bの接近離間方向の動きに連動して、シール体54a,54bを挟んだ前後位置において、筒状フィルム42aにおける第1プリント領域24の外側で側部14a,14bを内方に押し込んでガゼット22を形成するガゼット形成手段56が設けられる。
前記シール体54a,54bによる筒状フィルム42aの挟持位置の上流側および下流側には、シール体54a,54bで筒状フィルム42aを挟持する動作に連動して筒状フィルム42aに供給されている食品10を下方から支持してシール体54a,54bを越える位置まで受け渡すよう、搬送ベルトからなる搬入コンベヤ58および搬出コンベヤ60が配設される。搬入コンベヤ58の下流側と搬出コンベヤ60の上流側の対向端部は、一対のシール体54a,54bが相互に接近する際には相互に離間移動して下側のシール体54bの上昇時の通過を許容すると共に、一対のシール体54a,54bが相互に離間する際には相互に接近するよう移動して、筒状フィルム中の食品10のコンベヤ58,60間の受け渡しを円滑になし得るようになっている。そして、横シール手段52で横シール・切断されて得られた包装体12は、搬出コンベヤ60に載置されて搬出される。
図4に示す如く、前記帯状フィルム42が複数の案内ローラによって案内されて、製袋手段44で筒状に成形されるまでの間の引き出し経路に、インクジェットプリンタ20が配設される。インクジェットプリンタ20は、帯状フィルム42の搬送中に、包装される品種毎に縦シール部18の形成位置および横シール部16,16の形成位置から外れた位置において予めプリント領域24,26として設定された位置に対応して帯状フィルム42の幅方向の所定位置まで移動して位置付けられ、前記袋14の第1プリント領域24および第2プリント領域26に対応した帯状フィルム42の所定位置へ対応する各種の表示情報28,30,32がプリントされるよう構成される。また、帯状フィルム42の引き出し経路には、フィルムに付されたレジマークを検出するマークセンサが配設され、該マークセンサによるレジマークの検出信号と、引出し手段40に配設されたエンコーダからの発信パルスとによって、包装機の制御部は、一包装サイクルで搬送される一包装分の帯状フィルム42の位置を認識可能に構成されている。これにより、レジマーク位置を基準とした帯状フィルム42の送り位置を知ることができ、帯状フィルム42の搬送長さ方向における前記プリント領域24,26(帯状フィルム42の一包装分の長さ毎に予め設定されたプリント領域24,26)に対応して、各種表示情報28,30,32をインクジェットプリンタ20によりプリントし得るよう構成される。なお、インクジェットプリンタ20に採用されるインクは、低臭で安全性の高い、食品包装に適した水系インクとすることが好ましい。水系インクは、着色剤である顔料や染料を水を主成分とする溶媒に溶かしたインクであって、フィルムに吹き付けたインクの水分が蒸発することで着色剤が定着してプリントされる。
包装機の制御部は、品種設定操作において、品種毎に第1プリント領域24や第2プリント領域26へプリントする表示情報28,30,32が登録、記憶可能に構成されており、品種切り替え操作によって食品10の品種毎に記憶された前記表示情報28,30,32に関するデータが読み出されて、搬送される帯状フィルム42に対して、前記第1プリント領域24には、商品名を特定可能な品名情報28を、第2プリント領域26には、食品表示法で定める表示基準に基づいて、収容した食品10の原材料名、内容量などの品質情報、該品質情報に加えて食品10の名称、保存期限や製造者名などを含む包装品情報や、その他の栄養表示やバーコードなどの品種毎に異なる品種情報などの商品情報30がインクジェットプリンタ20でプリントし得るよう構成される。なお、表示情報データは、例えば制御部では、品名情報28、商品情報30、価格情報32を一括または個別で読みだし、各情報28,30,32を個別に変更したり、各プリント領域24,26毎に対応する情報28,32または情報30を別々に読みだして変更することができる。
図4に示す如く、前記インクジェットプリンタ20より下流の引き出し経路に、帯状フィルム42におけるプリント箇所のインクを加熱して乾燥する乾燥手段62が配設される。乾燥手段62は、帯状フィルム42のプリント面に向けて温風を吹き付けるファン61aとシーズヒータ61bとからなる温風発生器61と、該温風発生器61と帯状フィルム42を挟む反対側において、プリント面の裏面から帯状フィルム42を加熱するヒータ板63とにより構成される。なお、温風発生器61は、シーズヒータ61bに代えて、セラミックヒータなどの各種ヒータを採用できる。乾燥手段62の配設部を通過する帯状フィルム42は、帯状フィルム42におけるプリント位置を外れた位置で幅方向に離間して設けた一対のローラ64a,64bを、帯状フィルム42の引き出し方向において乾燥手段62の上流側および下流側とに離間して設けた案内ローラ64,64とで支持されて案内されるように構成される。案内ローラ64,64間において帯状フィルム42が弧状に膨らむように張って案内する案内部材65が、前記ヒータ板63と組み合うように配設され、弧状に膨らんで乾燥手段62を通過する帯状フィルム42は、その裏面とプリント面とが乾燥手段62により加熱乾燥されるよう構成される。
次に、実施例に係る包装機で袋詰め包装体を製造する際の作用について説明する。包装機では、図4に示す如く、原反ロール38から引き出された帯状フィルム42が製袋手段44によって筒状に形成され、その筒状フィルム42a中に供給コンベヤ46により供給されている食品10が所定間隔毎に収容され、筒状フィルム42aに収容された食品10が下流側に搬送される過程で帯状フィルム42の長手方向端縁部が重合されると共にその重合部に縦シール手段48によって縦シール部18が形成されて、食品10の底部側において縦シール部18が、幅方向の中央より一方の側部寄りに偏倚した位置で搬送方向に連続して形成される。また、原反ロール38から連続して引き出される帯状フィルム42には、前記インクジェットプリンタ20によって、包装体12の第1プリント領域24に相当する位置に、品名情報28および価格情報32がプリントされると共に、第1プリント領域24と隣り合って続く第2プリント領域26に相当する位置に、商品情報30がプリントされる。すなわち、帯状フィルム42には、包装体12の第1プリント領域24および第2プリント領域26に相当する位置に、品名情報28、価格情報32および商品情報30が纏めてプリントされる。
前記縦シール部18が形成された筒状フィルム42aは、その搬送下流において該筒状フィルム42a中における食品10を挟む前後位置で、前記横シール手段52におけるシール体54a,54bでフィルムが挟持されて筒状フィルム42aの搬送方向と交差する方向に横シール・切断されて、袋14の前後端部において、前記縦シール部18と交差して、横シール部16が形成される。また、筒状フィルム42aの幅方向の両側には、横シール部16を形成する際に、筒状フィルム42aにおける第1プリント領域24より外側の側方のフィルムがガゼット形成手段56により内方に押し込まれる。この状態でフィルムがシール体54a,54bで挟持して横シールが施される。このように、実施例の包装体12は、横形製袋充填機により効率的に製造が可能である。
実施例の包装体12は、商品となる袋14における一側部14aの第1プリント領域24および底部14cの第2プリント領域26に、インクジェットプリンタ20でプリントされた品名情報28、価格情報32および商品情報30が表示されている。すなわち、包装体12の一側部14aに品名情報28や価格情報32がプリントされると共に、食品表示に関する法律に定められた各種情報からなる商品情報30が底部14cにプリントされているので、プリントされた情報28,32,30によって内包された食品10の、袋外側からの視認性が阻害されることなく袋内の食品10の状態を確認することができる。また、ラベル貼り付けによって情報を表示する形態に比べて、見栄えの良好な包装体12とすることができる。
実施例の包装体12は、横形製袋充填機に設けたインクジェットプリンタ20によって、帯状フィルム42が搬送される際にフィルムへ各種情報28,32,30が直接プリントされているので、デザインや商品名が品種毎に異なって印刷された、フィルムやラベルを保管しておく必要がなく、インクジェットプリンタ20のプリント情報として品種毎に記憶して、その品種毎の品名情報28、価格情報32および商品情報30を包装機の品種切り替え操作により品種毎にデータを読み出してプリントすることができる。すなわち、多品種に対応する複数種類の印刷フィルムやラベルの確保や、品種切り替え時の印刷フィルムの交換作業やラベルの取り換えなどの切り替えに要する時間や手間を無くして、包装体12を製造する際の作業能率を向上することができる。また、品種毎に異なる印刷フィルムを使用したり、ラベルを消費するようなことがないので、包材ロスや包材のランニングコストを低減することができ、省資源化を図って環境に配慮した包装とすることができる。更に、第1および第2プリント領域24,26を、包装体12の一側部14aから底部14cへ回り込むように続く領域としたので、1台のインクジェットプリンタ20で両プリント領域24,26に対して必要なプリント情報28,32,30をプリントすることが可能で、このような包装体12を得るための設備コストを抑えることができる。
実施例の包装体12は、第1プリント領域24の上端縁から袋14の天面部14dの一部を含む範囲に、袋内の食品10を視認可能な非プリント領域34が設けられているので、袋外側から食品10の表面状態を確認することができ、開封後に購入者から予想と異なるなどのクレームを受けることを防ぐことができる。また、第1プリント領域24および第2プリント領域26は、横シール部16および縦シール部18を外れて設けられているので、両プリント領域24,26にプリントされている各情報28,32,30の表示の視認性が低下することはない。また、縦シール部18は、底部14cにおける第1プリント領域24が設けられる一側部14aとは反対の他側部14b側に偏倚して形成されているので、底部14cの広いエリアを第2プリント領域26として、プリントできる商品情報30の情報量をより多くすることができる。更に、ガゼット22によって包装体12の保形性が得られるので、陳列販売時の見栄えを良好なものとすることができる。しかも、第1プリント領域24は、ガゼット22に至らない範囲で設けられているので、第1プリント領域24にプリントされている品名情報28の視認性がガゼット22によって低下することはない。
実施例の包装体12は、複数品種に共通する共通表示情報36a,36bが印刷されているフィルムにより袋14が形成されているので、品種切り替えよってフィルムを交換することなく対応することができ、包材ロスや包材のランニングコストをより低減することができる。また、共通表示情報36a,36bをインクジェットプリンタ20でプリントしなくてもよいので、インクの使用量を抑制することができ、インクジェットプリンタ20のランニングコストも低減することができる。
実施例の包装機では、前述した各種作用効果が得られる包装体12を効率的に製造することができる。また、品種切り替えは、インクジェットプリンタ20のプリント情報のデータ切換えにより対応可能で、印刷フィルムの交換やラベルの取り換え作業などの煩わしい作業を省略できるので、作業能率を向上することができる。
前記インクジェットプリンタ20では、水系インクを使用して帯状フィルム42にダイレクトに各種表示情報をプリントするので、熱転写方式で情報を印刷したラベルを帯状フィルム42に貼り付ける構成に比べ、熱転写リボンやラベルが不要となり、包材コストだけでなく、使用済みの熱転写リボンを廃棄処分するなどの環境負荷低減にも貢献することができる。また、各種表示情報がプリントされた帯状フィルム42を、前記乾燥手段62で乾燥するよう構成したので、帯状フィルム42にダイレクトに各種表示情報をプリントしても、該表示情報がフィルム搬送中にインクがかすれたり欠落してしまったりするのを防ぐことができ、包装能力が高い包装条件においても、プリント情報を損ねることなく良好な包装体12を得ることができる。また、乾燥手段62では、弧状に膨らむように帯状フィルム42を張って案内しつつ下面からの輻射熱で加熱すると共に、上面から温風で加熱乾燥するので、帯状フィルム42に適度なテンションを付与しつつ効果的に表示情報を乾燥させることができる。
(別実施例)
図5は、袋詰め包装体の別実施例を示すものであって、前記実施例と異なる部分についてのみ説明し、既出の部分には同じ符号を付すものとする。
別実施例の包装体66は、前記縦シール部18が、包装体66における前記第1プリント領域24が設けられる一側部14aとは反対の他側部14bに形成されている。別実施例の包装体66は、帯状フィルム42を筒状に成形して得た筒状フィルム42a中に所定間隔毎に供給した食品10の側方となる前記他側部14bにおいて、筒状フィルム42aの高さの中央で合掌状に重合した重合端縁部を挟んで搬送するシールローラを備えた縦シール手段48を、筒状フィルム42aの搬送路の一側方に配置して、筒状フィルム42aの下流側への搬送途上で縦シール手段48により挟持されて、側方へ延出した縦シール部18を、下方へ折り曲げ形成した後に、前記横シール部16を形成することで製造することができる。そして、別実施例の包装体66では、実施例の包装体12で得られる作用効果の他に、包装体66の底部14cのより広いエリアに第2プリント領域26を設定することができ、プリントし得る商品情報30の情報量を多くすることができる。
(変更例)
本発明は実施例や別実施例の構成に限定されるものではなく、例えば、以下のようにも変更実施可能である。また、以下の変更例に限らず、実施例などに記載した構成については、本発明の主旨の範囲内において種々の実施形態を採用し得る。
(1) 品名情報28は、商品名を特定可能な形態であれば、商品名を特徴付ける記号や、その他のデザインであってもよい。
(2) 販売価格を示す価格情報32は、第1プリント領域24にプリントされていることが好ましいが、第2プリント領域26にプリントされたものであってもよい。
(3) 第2プリント領域26にプリントする表示情報は、少なくと食品表示に関する法律で定めた表示基準に基づく、収容した食品10の原材料名や内容量などの情報を含む品質情報であればよく、食品10の名称、保存期限、製造者名、栄養表示やバーコードなどの品種毎に異なる品種情報は、別の領域にプリントされたものであってもよい。また、品質情報と、食品10の名称、保存期限、製造者名などの情報を含めた包装品情報を第2プリント領域26にプリントし、栄養表示やバーコードなどの品種情報は別の領域にプリントされたものであってもよい。
(4) 包装機での帯状フィルム42の引き出し過程で、品名情報28などのプリントに先駆け、背景色やレジマークをインクジェットプリンタ20でプリントする構成を採用することができる。
(5) 包装を高速処理にて行う際には、インクジェットプリンタ20でプリントした箇所を乾燥手段62で乾燥することが好ましいが、プリントされた帯状フィルム42が製袋手段44までに至る引き出し経路を長く設定したり、包装能力が低速な包装である場合など、その他の条件次第によっては、乾燥手段62でインクの乾きを早める処理を省略してもよい。
(6) 実施例などでは、横シール手段52として、一対のシール体54a,54bをボックスモーションして横シールを施す方式としたが、一対のシール体54a,54bを回転して横シールを施す回転方式を採用することができる。
10 食品,12 包装体(袋詰め包装体),14 袋,14a 一側部
14b 他側部,14c 底部,14d 天面部,16 横シール部,18 縦シール部
20 インクジェットプリンタ,22 ガゼット,24 第1プリント領域
26 第2プリント領域,28 品名情報,34 非プリント領域
36a 第1の共通表示情報(表示情報),36b 第2の共通表示情報(表示情報)
38 原反ロール(供給源),42 帯状フィルム(帯状包装材)
42a 筒状フィルム(筒状包装材),66 包装体(袋詰め包装体)

Claims (9)

  1. 製袋充填機で得られる袋内に食品が収容された袋詰め包装体であって、
    前記袋の両端部において、内包された食品の前後位置で横シール部が形成されると共に、該横シール部と交差する縦シール部が形成され、
    前記袋端部に形成された横シール部間で袋詰め包装体の側方となる一側部の第1プリント領域に、商品名を特定可能な品名情報が表示されると共に、前記第1プリント領域から続く袋詰め包装体の底部となる第2プリント領域に、少なくとも食品表示法で定める表示基準に基づく食品の原材料名を含む品質情報が表示され、
    前記品名情報および品質情報は、インクジェットプリンタによって共に前記第1プリント領域および第2プリント領域にプリントされたものであり、
    前記第1プリント領域および第2プリント領域は、前記横シール部および縦シール部に至らない領域である
    ことを特徴とする袋詰め包装体。
  2. 前記袋は、少なくとも前記第1プリント領域と食品の上方に臨む天面部との間は、袋に内包された食品を袋の外側から視認可能な非プリント領域とされていることを特徴とする請求項1記載の袋詰め包装体。
  3. 前記縦シール部は、前記一側部とは反対の他側部に位置していることを特徴とする請求項1または2記載の袋詰め包装体。
  4. 前記縦シール部は、前記底部において一側部とは反対の他側部側に偏倚して形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の袋詰め包装体。
  5. 前記袋に内包された食品の外側からの視認の妨げとならないように、複数品種で共通の表示情報を透明フィルムに印刷した包装材で前記袋が形成されていることを特徴とする請求項1~4の何れか一項に記載の袋詰め包装体。
  6. 前記袋の両端部に形成された横シール部にはガゼットが形成され、該ガゼットに至らない範囲で前記第1プリント領域が設けられていることを特徴とする請求項1~5の何れか一項に記載の袋詰め包装体。
  7. 請求項1~6の何れか一項に記載の袋詰め包装体を製造する横形製袋充填機であって、
    供給源から引き出された帯状包装材を筒状に成形し、成形された筒状包装材の長手方向の重合端縁部に縦シール部を形成すると共に、縦シール部が形成された筒状包装材へ供給されている食品の前後位置で横シール部を形成するよう構成され、
    前記帯状包装材の供給源からの引き出し経路において、搬送される帯状包装材の一包装分の長さ毎に前記縦シール部の形成位置および前記横シール部の形成位置から外れた位置として予め設定されたプリント領域において、帯状包装材に各種情報をプリントするインクジェットプリンタを備え、
    該インクジェットプリンタは、前記横シール部を形成して得られる袋詰め包装体の一側部に相当する第1プリント領域に、商品名を特定可能な品名情報を表示可能にプリントし、袋詰め包装体の底部となる位置に相当して前記第1プリント領域と隣り合って続く第2プリント領域に、少なくとも食品表示法で定めた表示基準に基づく食品の原材料名を含む品質情報を表示可能にプリントするよう構成した
    ことを特徴とする横形製袋充填機。
  8. 前記縦シール部は、前記一側部とは反対の他側部または袋詰め包装体の底部における前記他側部寄りに偏倚した位置に形成するよう構成したことを特徴とする請求項7記載の横形製袋充填機。
  9. 前記横シール部を形成する際に該横シール部の前後位置で筒状包装材を内方に押し込んで、前記第1プリント領域の外側でガゼットを形成するよう構成したことを特徴とする請求項7または8記載の横形製袋充填機。
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