JP6717344B2 - ラベル発行装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発行方向の寸法が一定でない可変長のラベルに印刷する情報を編集するラベル発行装置に関する。
一般に、JAS法上の加工食品の容器や包装に貼付されるラベルには、加工食品品質表示基準に基づき、共通の義務表示事項を含む事項が印刷(印字)されている。また、JAS法上の加工食品以外の食品等については、食品衛生法に基づく表示内容を含む事項が印刷されている。
このようなラベルに印刷(印字)される項目には、日付や販売者の住所などのようにそのラベルが貼付される対象にかかわらず印字内容の情報量が一定のものと、添加物の一覧表示や任意のイメージ画像(例えば、販促用のPOP画像など)などのようにそのラベルが貼付される対象に応じて印刷内容(印字内容)の情報量が定まるものとがあり、前者の項目を印刷するラベルの印字領域はその長さ方向の寸法が一定の固定長印字領域(固定長印刷領域)であり、後者の項目を印刷するラベルの印字領域はその長さ方向の寸法が印字内容の情報量によって変化する可変長印字領域(可変長印刷領域)である。
一方、ラベルの印字レイアウト(印刷レイアウト)を設定する場合、ラベルに印刷する項目の数及び内容は、そのラベルが貼付される商品の種類に応じて変わるのが一般的であり、例えば、ライナーレスラベルのように、長さ方向の寸法が一定でない可変長のラベル用紙を用いると、より多くの種類の商品のラベルに対応することができる。
このようなライナーレスラベルを用いた場合に、ラベル用紙の無駄を減らすことができるようにしたラベルプリンタとしては、ラベルの印字内容に含まれる空白行を除去することでラベルの長さ方向の寸法を短縮し、それによって、ラベル用紙の消費を抑えるようにしたものがある(特許文献1参照)。
特許2580967号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたものでは、ラベルプリンタの操作員(オペレータ)がラベルの印字レイアウトを設定する際、客がラベルの印字内容を読みやすいように、印字項目間に空白行を設けた印字レイアウトを設定した場合であっても、その空白行が削除されるため、設定した印字レイアウトが崩れ、ラベルの印字内容が読みにくくなるという不具合を生じるおそれがあった。
この発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、可変長のラベルに情報を印刷する際に、ラベルの印字内容を読みやすくすると共に、ラベル用紙が無駄に消費されることを抑制できるラベル発行装置を提供することを目的とする。
この発明のラベル発行装置は、一方面が印字面で他方面が粘着層を有するライナーレスラベルの印刷面に印刷する情報を配置するレイアウトの設定を行う画面を表示部に表示し、その設定画面に対する設定内容に基づいて、ラベルを発行するラベル発行装置であって、少なくとも、印刷領域の発行方向の寸法が固定された1つ以上の固定長印刷領域と、前記ラベルの発行方向の前部または後部に配置され、印刷領域の発行方向の寸法が一定でない可変長印刷領域と、を含むレイアウト情報を入力するレイアウト情報入力手段と、少なくとも、前記ラベルの印刷面に印刷する情報の内容を表す印刷内容情報を前記可変長印刷領域に対して入力する印刷内容情報入力手段と、前記表示部に、前記可変長印刷領域を前記固定長印刷領域と隣接しない方向に長さ寸法を連続的に変更可能な可変長印刷領域変更手段とを備え、前記可変長印刷領域変更手段により、前記可変長印刷領域の発行方向の寸法を所定の最大寸法に変更しても、前記印刷内容情報の発行方向の寸法が前記可変長印刷領域の発行方向の寸法を超える場合は、前記固定長印刷領域に固定長の印刷内容情報が表示されたラベルイメージの前記可変長印刷領域内に可変長の印刷内容情報の印刷ができない旨を表示することを特徴とする。
また、前記表示部に、前記可変長印刷領域に入力する前記印刷内容情報の発行方向の寸法が所定の寸法の前記可変長印刷領域よりも小さい場合は、前記印刷内容情報にあわせて前記可変長印刷領域を小さくしたラベルイメージを表示し、前記印刷内容情報の発行方向の寸法が前記所定の最大寸法の前記可変長印刷領域の発行方向の寸法を超える場合は、前記固定長印刷領域における固定長の印刷内容情報と前記所定の最大寸法に伸長した前記可変長印刷領域内に可変長の印刷内容情報の印刷できない旨を記したラベルイメージを表示することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、可変長のラベルに情報を印刷する際、ラベルの印字内容(印刷内容)が読みやすいと共に、ラベル用紙が無駄に消費されることを抑制できる。効果の詳細は、後述する。
図1は本発明の一実施例に係るラベル貼付装置100の一例を示す斜視図である。 図2はラベル貼付装置100の概要を示す図である。 図3はラベル貼付装置100のラベル発行部40の一例を示す図である。 図4はラベル貼付装置100の電気的なブロック図である。 図5は、ライナーレスラベルLの一例を示す概略図である。 図6(a)は、操作員が操作表示部4を操作することで、1つのライナーレスラベルLについて設定したラベル情報の一例を示した概略図、同図(b)は、ラベル情報に含まれる情報要素である印字領域情報群の一例を示した概略図、同図(c)は、印字領域情報群の1つの情報要素である印字領域情報の一例を示した概略図である。 図7(a),(b)は、操作員がライナーレスラベルLの印字内容を設定する際、制御部31が操作表示部4の表示部39に表示し、操作員が操作する画面(ラベルサイズ設定画面)の遷移の一例を示した概略図である。 図8(a),(b)は、図7(b)に続く画面の遷移の一例を示した概略図である。 図9(a),(b)は、図8(b)に続く画面の遷移の一例を示した概略図である。 図10は、図9(b)に続く画面の遷移の一例を示した概略図である。 図11(a)〜(d)は、印字レイアウトを設定したライナーレスラベルLの印字領域の設定例を示した概略図である。 図11(a)〜(d)に対応して印字出力されるライナーレスラベルLの印字例を示した概略図である。 可変長印字領域に印字するイメージデータを入力する際に、制御部31が行う処理の概略を示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、この発明の実施の形態を詳細に説明する。
〔実施例〕
図1は本発明の一実施例に係るラベル編集機能を有するラベル貼付装置100の一例を示す斜視図である。図2はラベル貼付装置100の概要を示す図である。図3はラベル貼付装置100のラベル発行部40の一例を示す図である。図4はラベル貼付装置100の電気的なブロック図である。
本発明の実施例に係るラベル貼付装置100は、ラベル発行部40と、ラベル発行部40から発行されたラベルを吸着保持し、商品の所定位置にラベルを貼付する貼付手段としてのラベル貼付部41と、を有する。また、ラベル貼付装置100は、商品Wを上流側からラベル貼付領域Lpに搬送し、ラベル貼付領域Lpでラベル貼付部41によりラベルを貼付した商品Wを下流側に排出する搬送手段1と、商品のラベル貼付位置を記憶する記憶手段としての記憶部32と、ラベル貼付部41および搬送手段1などを制御する制御部31と、を有する。
本実施例に係る商品Wは、加工された食品などの被包装物がトレイ上に載置されており、トレイ上面の開口部をフィルムで覆うように包装されている。ラベル貼付部41は、その貼付対象物である商品の上面(被貼付面)にラベルを貼付する。尚、ラベル貼付対象物としての商品Wは、上記実施例に限られるものではない。
ラベル発行部40は印字データの大きさなどに基づいて規定される可変長のラベルを発行する。ラベル貼付部41が、商品の被貼付面のサイズよりも小さいラベルを商品に貼付した場合、ラベル貼付済み商品を搬送コンベア(搬送手段1)により下流側に排出する。例えば、図1に示したように、搬送手段1の下流側には、ストックコンベア51が配置されており、搬送コンベア(搬送手段1)により下流側に排出された商品Wが順に一時的に滞留する。
また、ラベル貼付部41は、商品の被貼付面よりも大きいサイズ(長いサイズ)のラベルを商品に貼付する場合、被貼付面の端部から、ラベルの端部がはみ出た状態で貼付される。
制御部31は、ラベル吸着部の中心位置を、ラベル発行口から商品上のラベル貼付位置までの水平方向の移動距離に対する増減量の水平移動距離データと、前記ラベル吸着部を商品上のラベル貼付位置から商品に向かって降下開始させるタイミングデータとからなる貼付位置データと、印字項目に応じたラベルのサイズとに基づいて、ラベルが商品の被貼付面からはみ出すか否かを判断し、はみ出すと判断したラベルを、商品Wの被貼付面からはみ出す状態で商品に貼付した場合、搬送手段1の駆動を停止させる処理を行う。
そして、制御部31は、表示部39に、ラベルがはみ出して商品に貼付された旨を示す画像などを表示する処理を行い、操作者(オペレータ)などにそれを報知する。
なお、商品Wへのラベル貼付位置データは、図示していないラベル貼付条件決定テーブル(ラベル貼付条件)を記憶部(後述)に記憶し、この記憶部に記憶させておく情報は、商品が収容されたトレイのサイズ(種類等も含む)に応じたトレイ番号に応じて設定され、具体的には、風袋重量(トレイ重量)と、ラベル貼付位置を特定するためのラベル貼付座標(X2,Y2)と、ラベルの貼付方向(トレイの辺(端部)に対し貼付する角度)が設定される。
ラベル貼付座標(X2,Y2)は、ラベル貼付部41のラベル吸着部の中心位置を、ラベル発行口から商品上のラベル貼付位置までの水平方向の移動距離データ(ラベル貼付座標X2)と、ラベル吸着部を商品上のラベル貼付位置から商品に向かって降下させた位置(ラベル貼付座標Y2)とからなる。ラベル吸着部を商品上から降下させた位置とは、ラベル吸着部を商品上から降下開始させるタイミングデータTと略同意である。つまり、ラベル吸着部を商品上から降下させた位置は、ラベル吸着部を商品上から降下開始させるタイミングデータTによって規定される。
詳細には、タイミングデータTは、商品Wがセンサ35により検出された時(T=0)から、ラベル吸着部を待機位置(X,Z)から下降開始させるまでの遅延時間であり、商品W上におけるY軸方向のラベル接着位置(ラベル貼付座標Y2)を定める。
したがって、時間T=0のときにY2=0とした場合は、商品Wがラベル貼付領域Lpに搬送される搬送速度が毎秒D(mm)とすると、貼付タイミング時間T(タイミングデータT)は、T=Y2/Dにより算出される。ただし、Y2はラベル貼付条件から求まる。
なお、ラベル吸着部の待機位置におけるZデータは、ラベル貼付領域Lpにおける商品Wの載置面から鉛直上方向におけるラベル吸着部の初期位置(原点)からラベル貼付を行なうためのラベル吸着部の待機位置までの垂直距離を表す。Zデータは、次の数式(1)により算出される。
[数1]
Z=(Z0−Z2)−H ・・・(1)
Z0はラベル吸着部の初期位置(原点)からラベル貼付領域Lpにおける商品Wの載置面までの垂直距離(一定値:機構上決定されている)を示し、Z2はラベル貼付を行なうためのラベル吸着部の待機位置(X,Z)からラベル接着位置(商品Wの上面)までの垂直距離(一定値)を示し、Hはセンサ15bにより検出された商品Wの高さを示す。
なお、Z2データは、貼付タイミング時間T(タイミングデータT)と共に商品W上のラベルLaのY方向の位置を決定するものであり、商品の高さHによってラベル接着位置にバラツキが生じないように一定値に設定される。
水平移動距離データには、ラベル発行口から商品上のラベル貼付位置までの距離と、この距離に対して補正する水平移動距離(+、−)が設定されており、同様に、タイミングデータには、ラベル発行口から商品上のラベル貼付位置までの距離と該商品の搬送速度に基づくタイミングと、このタイミングに対して補正するデータ(+、−)が設定されている。なお、商品の搬送方向をY軸方向とするXY直交座標系において、この座標系の原点に商品(トレイ)の右下コーナー部を位置させた時のラベル吸着面の中心がラベルLaの中心(LC)とほぼ一致する。従って、例えば、長いライナーレスラベル(ラベルLa)の上面貼付領域を商品の上面に貼付すると、ラベルの折曲部が商品端部に位置するように貼付される。
操作者(オペレータ)などは、ラベル貼付領域Lpまたはその近傍に載置された、ラベルLaがはみ出た状態の商品Wを手に取り、その商品Wをラベル貼付領域Lp外に持ち出した後、ラベルLaを略L字形状に折曲げて、折曲げた部分を商品Wの側面などに貼付する。尚、ラベルLaを折曲げて商品Wの側面に貼付した状態で、ラベルLaが側面からはみ出した場合、操作者は、さらにラベルLaを折曲げて、商品の底面にラベルLaを貼付する。
次に、操作者などは、上記ラベルLaを貼付した商品をラベル貼付領域Lpまたはその近傍の元の位置に載置する。次に、操作者は、表示操作部4に表示された停止解除ボタンの操作や機械的な停止解除ボタンを操作する。制御部31は、停止解除ボタンが操作されて、搬送手段1の駆動停止の解除指示を受けた場合、搬送手段1の駆動停止の解除を行い、搬送手段を駆動させる。
以下、本発明の実施例のラベル貼付装置100を詳細に説明する。
図1、図2、図3、図4に示したように、本発明の実施例に係るラベル貼付装置100は、包装機能を有する。詳細には、ラベル貼付装置100は、ストレッチ包装部11と、ラベル発行部(計量ラベルプリンタ)40と、ラベル発行部40から発行されたラベルLaを受け取って包装済みの商品Wにラベルを貼付するラベル貼付部41と、などを有する。
ラベル発行部40はストレッチ包装部11におけるヒータ10(ヒートシール部)の側方上部に配置され、ラベル貼付部41はラベル発行部40の近傍に配置されている。
なお、ラベル貼付部41の構成は詳細に図示していないが、以下の様な構成となっている。ラベル貼付部41は、3つの駆動機構を備えており、第一の駆動機構は、水平モータと該モータを駆動させる駆動回路を備え、ラベル吸着部を水平、即ち商品の搬送方向と直交する方向に移動させる水平モータ(第1の駆動機)を駆動する回路で、その水平モータとしてはステッピングモータが使用されている。従って、ステッピングモータの駆動パルス数をカウントすることでラベル吸着部の位置を検出することができる。このステッピングモータは、例えば、右回転の時はプラスカウント、左回転の時はマイナスカウントとなるように構成されている。
また、更に水平基準位置センサを備え、この水平基準位置センサは、ラベル吸着部が水平方向の基準位置に位置したことを検出するセンサで、この基準位置からの前記駆動パルスのカウント値によってラベル吸着部の水平方向の位置決めが行われる。
第二の駆動機構は、上下モータと該上下モータを駆動させる駆動回路及び上下基準位置センサとを備えたものであり、上下モータ(第2の駆動機構)がラベル吸着部を上下方向へ移動させるものである以外は前記した水平モータと同様である。
第三の駆動機構は、ラベル吸着部を回転させるための回転モータと該回転モータを駆動させる駆動回路及び回転基準位置センサを備えたものであり、回転モータ(第3の駆動機構)は、ラベル吸着部を商品搬送面と平行な面で回転させるモータで、回転モータの駆動パルスで位置決めされる距離ではなく、回転角度である点を除くと前記した水平モータの場合と同じである。
また、ラベル貼付部41は、ラベル貼付センサを更に備えており、ラベルが商品に貼付されたこと、つまりラベル吸着部の吸着面が商品Wに当接されたことを検出するセンサで、ラベル吸着部に上側方向の力が一定以上加わったことにより前記上側の平行アームが支持腕から離間したことを検出する。
ストレッチ包装部11は、機枠11aの前方に商品Wを載置する商品載置部12が配置され、その商品載置部12に載せた商品Wをプッシャコンベア13により機枠内部に設けたエレベータ14まで搬送する。
尚、商品Wは容器であるトレイに収容された状態で搬送される場合を例示し、また、商品載置部12は計量部50の計量皿として構成されており、その商品載置部12の手前側近傍には商品Wの横幅を検出する幅検出センサ15aが設けられている。
更に、プッシャコンベア13による商品搬送路上には、そのプッシャコンベア13の側方に位置させて商品Wの高さを検出する高さ検出センサ15bは、高さを検出すると共に商品Wの奥行き寸法(搬送方向に沿った長さ寸法)を計測する長さ検出センサを兼ねている。
商品載置部12に載置された商品Wの横幅(L)を検出する幅検出センサ15aは、可動式の右側および左側の反射型光センサを有する。
商品Wの右側長さ(LR)を検出する右側の反射型光センサおよび商品Wの左側長さ(LL)を検出する左側の反射型光センサはそれぞれ、商品Wが載置された略中央位置から横幅方向に離間するように移動して(商品の右側長さLL+商品の左側長さLR)を検出する。この商品Wの横幅(寸法L)は包装機の制御に使用される。幅検出センサ15aは、長さデータL、即ち(LL+LR)をラベル発行部(計量ラベルプリンタ)40の制御部に送信する。
また、商品Wの高さHを検出する検出センサ15bは投光器と受光器を有し、投光器と受光器が商品搬送路の途中に搬送路を挟んで高さ方向に所定の間隔をおいて多数個配置され、搬送路上を搬送される商品の高さに応じて投光器の光が遮られることで商品の高さHを検出する。そして、その高さデータは包装機の制御に用いられると共に、ラベル発行部(計量ラベルプリンタ)40の制御部に送信される。
また、商品Wの縦幅Wを検出する検出センサ15aは、所定の基準点に対するセンサの位置P0と、商品載置部12に載置された商品Wがプッシャコンベア13のプッシャに押されて機枠内部に設けたエレベータ14に商品Wを搬送する際、搬送路上を搬送される商品Wによってセンサの投光器の光が遮られたときのプッシャの位置Pとの差分(P0−P)として商品Wの縦幅が検出される。
このように、商品W(トレイ)のサイズ(横幅L・高さH・縦幅W)は、ストレッチ包装部11の機枠内部に設けたエレベータ14に搬送される途中で検出される。
上記エレベータ14の上方には包装部16が設けられ、その包装部16の側方(プッシャコンベアと直角に交差した方向)にフィルムロール17をセットし、該フィルムロール17から繰り出されるフィルム17aをフィルムフィード機構5により引き出し、所定長さにカットした後に包装部16まで移送する。
上記包装部16には、フィルムフィード機構5の上方に、商品Wの上面を覆うフィルム17aの端部を商品Wの底部側に折り込む後折り込み部材6と左右折り込み部材7,7’、その左右折り込み部材7,7’の上方に位置して包装済みの商品Wを排出する排出プッシャ(プッシャ)8、及び、排出プッシャ8の移動方向前方位置に前折り込みローラ9が配設されている。
上記フィルムフィード機構5は、フィルムの幅方向の側端部を挟持する上下一対の無端状の弾性ベルト5a,5bと、下側の弾性ベルト5bを上側の弾性ベルト5a側へ圧接するクランプ板5cとで構成され、それらが包装部16を挟んで前後に配置されている。
また、前折り込みローラ9の前方には、商品Wの底面側に折り込まれたフィルムの端部の重なり部を加熱して接着し排出するヒータ(ヒートシール部)10とその前部に排出部が配設され、機枠11a上には表示操作部4(コンソール部)が、更にヒータ(ヒートシール部)10の側方上部にラベル発行部40(計量ラベルプリンタ)が、ヒータ(ヒートシール部)10の上方にはラベル貼付部41が設置されている。
ヒータ(ヒートシール部)10は、複数のプーリに亘ってガラス繊維等からなる無端状ベルトが回転可能に巻回され、その無端状ベルトの搬送面(往路側ベルト)の下部に熱板が配置されて構成されている。熱板は電気的に加熱されヒータ(ヒートシール部)の熱源となる。また、熱板は温度検出手段として制御手段を構成するサーモスタット(図示省略)に電気的に接続され、一定温度を保つように制御されている。サーモスタットが所定値以上の温度になると熱板への通電が遮断され、所定値以下の温度になると熱板に通電される。無端状ベルトはベルト全体が包装されて排出された商品の底面に折込まれたフィルムをヒートシール可能な温度に加熱維持されている。
プッシャ8の底部に断熱部は必須ではないが、発泡合成樹脂、例えばポリスチレンフォーム、硬質ウレタンフォーム、ポリエチレンフォーム、フェノールフォーム等の断熱材で構成された断熱部が、排出プッシャ8の底部一面に設けるようにしてもよい。そして、排出プッシャ8の底部に設けられた断熱部の底面はヒータ(ヒートシール部)10の上面(無端状ベルトの表面)に対して擦らないよう僅かな隙間が設けられている。
また、排出プッシャ8の押圧面(商品Wと接触してその被包装物を押圧移送する面)の前面に断熱部は必須ではないが、排出プッシャ8の押圧面に断熱材が貼着された断熱部を構成するようにしてもよい。これにより金属板で構成された押圧面がヒータ10の熱で熱くなったとしても、包装済みの商品Wと接する部分は断熱材からなる断熱部である為、包装するフィルムに熱で穴が開くのを防止することができる。
また、排出プッシャ8を移動させる駆動機構(図示省略)には、その排出プッシャ8が待機位置に位置することを検知する第1プッシャ位置検出センサと、排出プッシャ8が包装済みの商品Wを排出部上のラベル貼付領域Lpへ排出させた位置(即ち、ヒータ(ヒートシール部)10上に位置する)に移動したことを検知する第2プッシャ位置検出センサが設けられ、排出プッシャ8を第2プッシャ位置検出センサで検知すると排出プッシャ8を初期位置(待機位置)に戻す制御を行なう。これにより、商品Wをラベル貼付領域Lpへ排出させる移動制御が行なわれる。
つまり、排出プッシャ8を第1プッシャ位置検出センサで待機位置に位置していることを検知した後、第2プッシャ位置検出センサにより前記排出プッシャ8を検出することにより、商品Wがラベル貼付領域Lpに位置していると判断することができる。
また、ラベル貼付領域Lpは、排出プッシャ8が商品Wを排出部へ排出するという包装動作の完了を示す。尚、例えば、第1及び第2プッシャ位置検出センサは透過型フォトセンサが使用され、該位置にて排出プッシャ8に付いているフラグがセンサを遮ることで該位置に排出プッシャ8が位置していることを検知する。なお、第1及び第2プッシャ位置検出センサとしては、例えば反射型フォトセンサを使用してもよい。
上記構成のストレッチ包装部11は、プッシャコンベア13でエレベータ14上に搬送された商品Wがエレベータ14の上昇により包装部16に張架されたフィルム17aに対して突き上げられ、商品Wの上面を覆ったフィルム17aの端部は、後折り込み部材6と左右折り込み部材7,7’とにより商品Wの底面側に折り込まれる。
次に、排出プッシャ8により商品Wはヒータ(ヒートシール部)10へ向けて水平に押動され、その押動の途中、フィルム17aの前側端部は前折り込みローラ9で商品Wの底面側に折り込まれ、その底面側に折り込まれたフィルム端部の重なり部はヒータ(ヒートシール部)10でヒートシールされ、フィルムで包装された商品Wが得られる。そして、その包装を完了した商品Wは排出プッシャ8の押動によってヒータ(ヒートシール部)10上から排出部上に排出される。
ラベル貼付装置100は、上述したように、ラベル発行部40と、そのラベル発行部40から発行されたラベルLaを商品(物品)Wに貼付するラベル貼付部41と、を備える。
ラベル貼付部41は、ラベル発行部40から発行されたラベルLaを受け取って搬送コンベア1’(図1参照)上を移動する商品(物品)WにラベルLaを貼付する。詳細には、ラベル貼付部41は、発行されるラベルLaを、空気の負圧作用によってラベルLaを吸着保持し、そのラベルLaを吸着保持した部材を、ラベル貼付領域Lpの商品(物品)Wに押し付けてラベルLaを物品に貼付するように構成されている。ラベル貼付部41によって貼付するラベルLaの貼付位置は、商品(物品)Wの大きさ(例えば、トレイのサイズ)や形によって異なる。そのため、ラベル貼付部41は、搬送される商品(物品)Wの大きさや形に合わせてラベルLaの貼付位置を変更できるように移動可能に支持されている。
図3に示したように、ラベル発行部(プリンタ)40は、ラベル用紙として一方面が印字面で他方面が粘着層を有する貼付面である長尺帯状のラベル用紙21’がロール巻きされたライナーレスラベルロール21を用いるライナーレスラベル発行部である。
ラベル発行部40は、ケース40a内にロール装填部23が設けられ、そのロール装填部23にセットされるライナーレスラベルロール21のラベル用紙21’の繰り出し方向前方位置に、印字部25と、印字されたライナーレスラベル用紙を印字部25での印字長さに対応した長さに切断する切断手段26と、が配置されている。ライナーレスラベルロール21は、ロール装填部23に回転可能に支持される。
切断手段26は、印字部25で商品などの情報が印字され、ラベル送出口に向けて送出されるラベル用紙21’を印字部25での印字長さに対応した長さの枚葉状に切断する。切断手段26は、ラベル送出口より水平状に送出されるラベル用紙21’を挟むように配置した上下一対の可動刃26aと固定刃26bとを有する。
印字部25は、ラベル用紙21’の下方(貼付面側)に位置するプラテンローラ25aと、ラベル用紙21’の上方(印字面側)に位置するサーマルヘッド25bとを有する。プラテンローラ25aは後述するステッピングモータ24によって駆動回転するように構成されている。
ラベル用紙21’の上方に位置するサーマルヘッド25bは、ラベル用紙21’を下側のローラ(プラテンローラ25a)とで挾着するように下方に付勢され、それによりラベル用紙21’を安定して送出し得るように構成されている。
また、印字部25のプラテンローラ25aは、それぞれの表面に剥離剤がコーティングされており、ラベル用紙21’の印字面とは反対側面に塗着されている粘着剤が付着しないように構成され、それによってラベル用紙21’の送出が円滑に行われるようになっている。尚、ラベル用紙21’の粘着層が上記ローラに付着しにくくする構成は上記構成に限らず、上記ローラ自体又はローラの最外周部分を易剥離性の部材で構成してもよい。
図4は、本発明の実施例に係るラベル貼付装置100の電気的なブロック図である。
ラベル貼付装置100は、ラベル発行貼付部40Eと包装機構制御部102Eとを備えている。ラベル発行貼付部40Eは、主としてラベル発行部40とラベル貼付部41などの制御を行なうとともに、ラベルの印刷内容を編集して印刷用情報を作成する機能を有するもので、制御部(CPU)31によって制御される。包装機構制御部102Eは、主としてストレッチ包装機102の機構部の制御を行うもので、CPU61によって制御される。
<包装機構制御部102E>
次に、包装機構制御部102Eについて説明する。
包装機構制御部102Eは、CPU61、通信用インターフェース回路(INF)65、ROM62、RAM63、操作部64、及び、機構駆動部66を有する。各構成要素はバス(データ通信線など)61aを介して接続されている。
通信用インターフェース回路(INF)65は、ラベル発行貼付部40Eと各種データ、指令の通信を行なうための回路である。
ROM62は、CPU61が実行する制御プログラムを記憶している。
RAM63は、CPU61がROM62の制御プログラムを実行する場合に用いる各種レジスタ及びフラグのエリアの他に、商品の形状データ(縦、横、高さ)に基づいて制御データを決定するための各種テーブル等が記憶されている。
操作部64は、装置の起動、停止等のためのスイッチである。
機構駆動部66は、包装を実行する場合に包装機の各機構部を駆動するための回路で、具体的にはエレベータを駆動するモータ67、被包装物を搬入するプッシャコンベアの搬入モータ68、フィルムフィード機構のフィルム移送モータ69等がある。尚、包装機の詳細については説明を省略する。
また、機構駆動部66には、被包装物の横幅を検出する商品の幅検出センサ15aと、被包装物の高さを検出する高さ検出センサ15b、商品の長さを検出する長さ検出センサが接続されており、検出データをCPU61へ供給するようになっている。
ラベル発行貼付部40Eから包装機構制御部102Eへ、商品載置部上に載置された被包装物の計量が安定したことを報知する信号が送信される。また、包装機構制御部102Eからラベル発行貼付部40Eへ、ラベル貼付位置決定のためのデータとして、幅検出センサ15aで検出された一方の長さデータ(商品の中央から幅方向端部までの長さデータ)と、検出センサ15bにより検出された高さデータと、長さ(奥行き)データとなどが送信される。
<ラベル発行貼付部40E>
ラベル発行貼付部40Eは、制御部31、記憶部32、表示操作部(コンソール部)4、通信用のインターフェース回路(INF)46、第1の物品検出センサ35、第2の物品検出センサ36、ラベル発行部40、ラベル貼付部41、貼付駆動部42、搬送駆動部43、商品検出センサ59、計量部50、などを有する。各構成要素は、バス31a(データ通信線)などを介して接続されている。
ラベル発行部40は、サーマルヘッド(印字手段)25b、プラテンローラ25aを駆動するステッピングモータ24、サーマルヘッド25bで印字したラベル用紙21’を切断する切断手段26としてのカッターなどを有する。サーマルヘッド(印字部)25b、ステッピングモータ24、切断手段26としてのカッターなどは、インターフェース37を介して、制御部31に接続されている。
記憶部32は、ライナーレスラベルのラベル長などを記憶する。
記憶部32は、ROM33、RAM34などの記憶装置を有する。
ROM33には、制御部31が実行する各種制御プログラムが記憶されている。
RAM34は、制御部31がROM33の制御プログラムを実行する場合に用いる各種レジスタ、フラグ等のエリアと、商品毎に予め各種データが記憶されたプリセットデータエリアとを備えている。
プリセットデータエリアには、被包装物(商品番号)に対応して、値段計算及びラベル印字用のデータである「品名」、「単価」、「バーコード」等の各種商品データが記憶された商品ファイル、ラベル印字のフォーマットが定義されたラベルフォーマットファイル、トレイファイルなどが記憶されている。
表示操作部(コンソール部)4は、キーボード(数字入力キー(テンキー)を含む)とタッチパネルからなる操作入力部38と、液晶表示器などで構成された表示部39と、を有する。表示操作部(コンソール部)4は、各種データ及び指令の入力、或いは制御部31の指令に基づいて入力データの表示、プリセットデータの表示、各種メッセージの表示を行う。
本発明におけるライナーレスラベルL(ラベルLa)の貼付に関する各種データの入力等は、この表示操作部4の操作部または操作入力部38を操作することで行うことができる(後述)。
計量部50は、商品載置部に載置された被包装物の計量信号を制御部31へ供給するものである。
通信用のインターフェース回路(INF)46は、包装機構制御部102Eと各種データ、指令の通信を行う。
サーマルヘッド25b、ステッピングモータ24、切断手段26としてのカッターは、ラベル発行部40の印字部を構成し、制御部31の指令に基づいてライナーレスラベルに品名、値段、単価、バーコード等の印字を行い、印字したライナーレスラベルを切断手段26としてのカッターで枚葉状に切断して、ラベルLaをラベル発行口に発行する。
商品検出センサ59は、排出路の側方で、ラベル吸着部が貼付のために垂直下降する位置の若干手前(包装部寄り)に配置され、該排出路に包装物の有無を検出して、ラベル貼付のための信号を発生する。商品検出センサ59は、包装物がラベル貼付場所、即ち排出路(ヒートシール部)へ位置した場合、その旨を制御部31へ出力する。
搬送駆動部43は、搬送コンベア(搬送手段1)を駆動する搬送モータなどを有し、制御部31の制御により搬送モータを駆動または駆動停止を行う。
第1の物品検出センサ35は、発光部と受光部などから構成され、図2に示したように、排出路(ヒートシール部)10の側方に配置され、排出プッシャ8によりラベル貼付領域Lpに排出された商品Wの有り無しを検知し、それを示す信号を制御部31に出力する。制御部31は、その信号を基に商品Wへのラベル貼付のタイミングを調整する。
第2の物品検出センサ36は、排出路(ヒートシール部)10の前部に配設された搬送コンベア(搬送手段1)またはその近傍に、商品Wが載置されているか否かを示す信号を出力する。第2の物品検出センサ36は、後述するように、発光部と受光部などを有する。
制御部31は、各構成要素を統括的に制御する。制御部31は、記憶部32から読み出した制御プログラム(PRG)などを実行することにより、コンピュータとしてのラベル貼付装置100に各機能を実現させる。
制御部31は、上述したように、商品Wに貼付するライナーレスラベルLの印字項目に応じたライナーレスラベルLのサイズとラベル吸着部の中心位置を、ラベル発行口から商品上のラベル貼付位置までの水平方向の移動距離に対する水平移動距離データと、ラベル吸着部を商品上のラベル貼付位置から商品に向かって降下開始するタイミングデータとに基づいて、そのライナーレスラベルLが商品Wの被貼付面からはみ出すか否かを判断し、はみ出すと判断されたライナーレスラベルLを、商品Wの被貼付面からはみ出す状態で該商品に貼付した場合、搬送手段1の駆動を停止させる処理を行う。
また、制御部31は、ラベル貼付部41によりライナーレスラベルLを商品Wの被貼付面からはみ出す状態で該商品に貼付して、搬送手段1を停止させた場合、表示操作部4の表示部39に、ライナーレスラベルLがはみ出して貼付された旨を報知する処理を行う。
また、制御部31は、操作入力部38により、搬送手段1の駆動停止の解除指示を受けた場合、搬送手段1の駆動停止の解除を行う。
また、制御部31は、可変長印字領域として定めた印字項目について、その印字項目の印字内容として入力されたイメージの高さ方向の寸法が、可変長印字領域の高さ方向の寸法よりも大きい場合には、その旨を報知手段としての表示部39により報知する(例えば、警告メッセージを表示するなど;ワーニング出力(後述))。
ラベル発行部40、ラベル貼付部41、貼付駆動部42などについては、上述したので説明を省略する。
図5は、ライナーレスラベルLの一例を示す。
ライナーレスラベルLは、幅寸法WLと長さ寸法LLで規定されたサイズを有した矩形の形状を有する。そして、このライナーレスラベルLは、1つ以上の固定長印字領域RSと、1つ以上の可変長印字領域RVを含む。
固定長印字領域RSは、矩形の形状を有し、その領域については、その左下の基準点P1を基準位置として、幅寸法WSと長さ寸法LSで規定される。同様に、可変長印字領域RVは、矩形の形状を有し、その領域については、その左下の基準点P2を基準位置として、幅寸法WVと長さ寸法LVで規定される。ここで、固定長印字領域RSと可変長印字領域RVの基準位置は、ライナーレスラベルLの左下の隅の点P0を原点とする絶対座標であらわされる。なお、単位は、印字機構の印字ドット(ドット)である。
図6(a)は、操作員が操作表示部4を操作することで、1つのライナーレスラベルLについて設定したラベル情報の一例を示し、同図(b)は、ラベル情報に含まれる情報要素である印字領域情報群の一例を示し、同図(c)は、印字領域情報群の1つの情報要素である印字領域情報の一例を示す。
ラベル情報は、ライナーレスラベルLの長さ寸法LL及び幅寸法WLからなるラベル長情報と、1つ以上の印字領域情報を含む印字領域情報群とからなる。このラベル情報のデータは、記憶部32に記憶される。
印字領域情報群の1つの情報要素である印字領域情報は、操作員がおのおのの印字領域(固定長印字領域RSと可変長印字領域RV)に割り当てた項目の名称をあらわす項目名、操作員が設定したその印字領域の基準点のX座標及びY座標、幅寸法、長さ寸法、及び、その印字領域が可変長印字領域RVであることを示す可変長フラグからなる。
なお、その印字領域が可変長印字領域RVとして操作員に設定された場合は、可変長フラグとして「セット」をあらわす値が保存され、その印字領域が固定長印字領域RSとして操作員に設定された場合は、可変長フラグとして「リセット」をあらわす値(非セット値)が保存される。
図7(a),(b)、図8(a),(b)、図9(a),(b)及び図10は、操作員がライナーレスラベルLの印字内容を設定する際、制御部31が操作表示部4の表示部39に表示し、操作員が操作する画面(ラベルサイズ設定画面)の遷移の一例を示している。この場合は、可変長印字領域RVの設定を行う操作の一例を示す。なお、固定長印字領域RSの設定については、可変長印字領域RVの設定と同様なので、設定内容が異なる部分のみを適宜記載するにとどめ、それ以上の説明を省略する。
図7(a)の画面が最初に表示されるラベルサイズ設定画面であり、同図(b)の画面は、同図(a)の画面の「ラベラータイプの選択 標準」がタッチ操作されて「ラベラータイプの選択 ライナーレス」に変更された場合、次に遷移するラベルサイズ設定画面である。またこの場合、幅寸法として60が操作部38のテンキーから入力され、高さ寸法(長さ寸法)として100が操作部38のテンキーから入力されている。制御部31は、このようにテンキーからの入力を必要とする操作項目については、テンキーからの入力値を対応する操作要素の右側の入力窓に表示するとともに、その操作要素の項目の値として印字領域情報に記憶する。
ここに、各寸法(及び後述する座標)の値の単位は、印字機構における印字のドット数である(以下、同じ)。
また、「ラベラータイプの選択 標準」のようにタッチ操作により値が変更される項目の操作要素は、タッチ操作のたびに、あらかじめ設定された2つ以上の順序づけられた値を順次切り替えてその項目に設定するように制御部31により制御され、その時点で設定された値がその操作要素の右側の表示要素に表示される。ここで、操作要素の左側の表示要素には、その操作要素が操作対象としている項目名を表示している。
この場合、「ラベラータイプの選択」の項目には、「標準」と「ライナーレス」の2つの値がこの順に設定されていて、このラベルサイズ設定画面を最初に表示するとき、制御部31は、「ラベラータイプの選択」の項目の値として1番目に設定されている「標準」を設定し、それにより、操作要素には、「ラベラータイプの選択 標準」と表示する。
そして、「ラベラータイプの選択 標準」がタッチ操作されると、制御部31は、「ラベラータイプの選択」の項目の値として2番目に設定されている「ライナーレス」を設定し、それにより、操作要素には、「ラベラータイプの選択 ライナーレス」と表示する。
さらに、「ラベラータイプの選択 ライナーレス」がタッチ操作されると、制御部31は、「ラベラータイプの選択」の項目の値として2番目の次(すなわち3番目)がないので1番目に戻り、1番目に設定されている「標準」を設定し、それにより、操作要素には、「ラベラータイプの選択 標準」と表示する。
このように、「ラベラータイプの選択」の項目の操作要素を操作員が操作するたびに、制御部31は、「ラベラータイプの選択」に設定される値を、あらかじめ設定された「標準」と「ライナーレス」の2つの値に交互に変えるとともに、「ラベラータイプの選択」の項目の操作要素の表示内容を、その値を反映した内容に更新する。そして、制御部31は、対応する印字領域情報に、操作により設定された値を記憶する。
なお、図7(a),(b)、図8(a),(b)、図9(a),(b)及び図10に示したそれぞれの操作画面には、操作要素として、上述した2種類の操作要素の少なくとも一方が1つ以上配置されている。そして、上述した2つの操作要素以外の操作要素に対する操作員の操作内容や、制御部31が行う入力値の設定と、操作表示部4の表示部39の表示内容の更新と、印字領域情報への値の記憶については、上述した2つの操作要素のいずれかと同様なので、その説明を省略する。
図7(b)の画面で、可変長印字領域RVを含むライナーレスラベルLを設定する場合、操作員は、タッチ操作により「間隔」の項目を「ラベル長さ自動計算」に設定する。これにより、各印字領域の間に設けられる空白行の長さ方向の寸法が一定になる(後述)。
そして、操作員は、次画面に遷移させることを指令するためのタッチ操作要素(図示略)をタッチ操作して、図8(a)の画面(ラベルフォーマット設定画面)に遷移させる。続いて、操作員が図8(a)の画面の「値付けラベル」をタッチ操作すると、同図(b)の画面(値付けラベル項目選択画面)に遷移する。
図8(b)の画面は、ライナーレスラベルLを値付けラベルとして用いる場合に、その値付けラベルに印字する項目の一覧を表示して、操作員が、可変長印字領域RVに設定する項目を選択するための設定画面である。
この場合、「品名、添加物、スペシャルメッセージ、産地、広告文」のいずれかの項目を設定する場合は「名称」を、「品番、重量、内容量、バーコード、ロゴ、イメージ1〜3(可変)、イメージ(固定1)、イメージ(固定2)」のいずれかの項目を設定する場合は「基本項目」を、「加工日、賞味日、加工期間、正味時間、POP加工日、POP賞味日、POP加工時間、POP正味時間、過去固定日付、未来固定日付」のいずれかの項目を設定する場合は「日付」を、「コメント1〜30、選択コメント1〜5、URLコメント1〜5、選択URLコメント」のいずれかの項目を設定する場合は「コメント」を、「個体識別番号1〜3、ロットNo.」のいずれかの項目を設定する場合は「その他」をタッチ操作する。
なお、操作員がタッチ操作する操作要素の名称と設定項目との対応関係は、上述したものに限ることはない。また、操作員が設定する各項目の具体的な内容については、本発明に直接関係しないので、その説明を省略する。
操作員が、図8(b)の画面の「基本項目」をタッチ操作すると、図9(a)の画面(項目選択画面)に遷移する。この図9(a)に示した画面は、「基本項目」に含まれる複数の項目を一覧表示して、操作員にいずれかの項目を選択させるための画面(項目選択画面)である。そして、この画面で、操作員が「イメージ1(可変)」をタッチ操作すると、同図(b)の画面(項目設定画面)に遷移する。
操作員が、図9(b)の画面の「可変長印字」をタッチ操作してその値を(「なし」から)「あり」に設定することで、「イメージ1(可変)」の印字領域を可変長印字領域RVに設定する。また、操作員が「可変長印字」を「あり」に設定すると、図10に示すように、図9(b)に表示していた「印字なし」の操作要素が表示されなくなると共に、「幅」と「高さ(長さ)」の操作要素が表示される。
そして、操作員が操作部38のテンキーを操作して、「幅」と「高さ」に数値を入力すると、その入力した値が、「イメージ1(可変)」の印字領域のそれぞれ幅方向と高さ方向(長さ方向)の最大値となる。図10の例では、「幅」に値「470」が入力され、「高さ」に値「100」が入力されているので、「イメージ1(可変)」の印字領域には、高さ寸法が100(ドット)で幅寸法が470(ドット)までのイメージを印字することができる。
このような一連の操作を行って、操作員は、目的の項目の印字領域を設定する。
なお、図9(b)の画面の「可変長印字」の項目の値を「なし」に設定すると、そのときに選択している項目(設定対象となっている項目)が固定長印字領域RSに設定される。
以上のような操作を適宜に繰り返し、操作者は、ライナーレスラベルLの印字レイアウト(ラベル印字面に対する各項目の印字領域の配置;印刷レイアウト)が所望するものとなるように設定する。
次に、このようにして印字レイアウトを設定したライナーレスラベルLの印字領域の設定例と、ライナーレスラベルLに実際に印字される印字例との関係について、図11(a)〜(d)及び図12(a)〜(d)を参照して説明する。
ここで、図11(a)〜(d)では、それぞれ同一の印字レイアウトが設定されていて、その印字レイアウトは、2つの固定長印字領域AR1,AR2と、1つの可変長印字領域AR3とを有する。ライナーレスラベルLの印字が進む方向(印字方向)に、1番目が固定長印字領域AR、2番目が固定長印字領域ARと2つの固定長印字領域が連続して並び、固定長印字領域AR2よりも印字方向の部に、可変長印字領域AR3が並ぶ印字レイアウトが設定されている。
もちろん、この印字レイアウトは一例であって、例えば、固定長印字領域AR1よりも印字方向の部に、可変長印字領域を配置した印字レイアウトであってもよい。
要するに、本実施例の印字レイアウトには、1つまたは連続した複数の固定長印字領域が設定されるとともに、その1つの固定長印字領域またはその連続した複数の固定長印字領域をまとめてなる1つの印字領域よりも、印字方向の前部または後部の一方に、可変長印字領域を配置した印字レイアウトである。
なお、1つの固定長印字領域または連続した複数の固定長印字領域をまとめてなる1つの印字領域よりも、印字方向の前部及び後部にそれぞれ可変長印字領域を配置する印字レイアウトを設定してもよい。
また、このように可変長印字領域RVを含むライナーレスラベルLを設定する場合、操作員が、上述のように「間隔」の項目を「ラベル長さ自動計算」に設定する。これにより、固定長印字領域AR1と固定長印字領域AR2との間、及び、固定長印字領域AR2と可変長印字領域AR3との間には、それぞれ長さ方向に寸法dの間隔が設けられる。
さて、図11(a)〜(d)は、固定長印字領域AR1と固定長印字領域AR2にそれぞれ印字項目として「バーコード等」と「商品名」が設定されていることは共通しているが、可変長印字領域AR3の印字内容がそれぞれ異なる場合を示している。
図11(a)は、可変長印字領域AR3には、印字内容のイメージ(画像)が入力されない場合を示している。
この場合、印刷出力されるライナーレスラベルは、図12(a)に示したように、固定長印字領域AR1の印字内容と、固定長印字領域AR1と固定長印字領域AR2との間に設けた空白行と、固定長印字領域AR2の印字内容とを、長さ方向に連続して配置した印字内容を有し、この場合は、印刷内容のイメージが入力されなかった可変長印字領域AR3については削除された印字内容となる。
図11(b)は、可変長印字領域AR3には、印字内容のイメージとして、幅寸法が54(ドット)で高さ寸法が52(ドット)のイメージIM1が入力された場合を示している。
この場合には、可変長印字領域AR3の印字内容として入力されたイメージIM1の高さ方向の寸法が、可変長印字領域AR3の高さ方向の寸法よりも小さい。そこで、この場合、可変長印字領域AR3の高さ方向の寸法を、イメージIM1の高さ方向の寸法に合わせて、長さDAだけ小さい寸法に再設定する。すなわち、イメージIM1の印刷内容に合わせて、可変長印字領域AR3の高さ方向(長さ方向)の寸法が変わる(すなわち、可変長)。
そして、この場合、印刷出力されるライナーレスラベルLは、図12(b)に示したように、固定長印字領域AR1の印字内容と、固定長印字領域AR1と固定長印字領域AR2との間に設けた空白行と、固定長印字領域AR2の印字内容と、固定長印字領域AR2と可変長印字領域AR3との間に設けた空白行と、高さ方向の寸法が長さDAだけ小さく再設定された可変長印字領域AR3の印字内容とを、長さ方向に連続して配置した印字内容を有する。
また、図11(c)は、可変長印字領域AR3には、印字内容のイメージとして、幅寸法が450(ドット)で高さ寸法が160(ドット)のイメージIM2が入力された場合を示している。
この場合には、可変長印字領域AR3の印字内容として入力されたイメージIM2の高さ方向の寸法が、可変長印字領域AR3の高さ方向の寸法よりも小さい。そこで、この場合、可変長印字領域AR3の高さ方向の寸法は、イメージIM2の高さ方向の寸法に合わせて、長さDBだけ小さい寸法に再設定される。すなわち、イメージIM2の印刷内容に合わせて、可変長印字領域AR3の高さ方向(長さ方向)の寸法が変わる(可変長)。
そして、この場合、印刷出力されるライナーレスラベルLは、図12(c)に示したように、固定長印字領域AR1の印字内容と、固定長印字領域AR1と固定長印字領域AR2との間に設けた空白行と、固定長印字領域AR2の印字内容と、固定長印字領域AR2と可変長印字領域AR3との間に設けた空白行と、高さ方向の寸法が長さDBだけ小さく再設定された可変長印字領域AR3の印字内容とを、長さ方向に連続して配置した印字内容を有する。
また、図11(d)は、可変長印字領域AR3には、印字内容のイメージとして、幅寸法が54(ドット)で高さ寸法が300(ドット)のイメージIM3が入力された場合を示している。
この場合には、可変長印字領域AR3の印字内容として入力されたイメージIM3の高さ方向の寸法が、可変長印字領域AR3の高さ方向の寸法よりも大きい。このように、設定された可変長印字領域AR3の高さ方向の寸法よりも大きいイメージIM3が、印字内容として入力された場合には、入力された印字内容を欠けることなく印字することができない。
すなわち、この場合、印刷出力されるライナーレスラベルLは、図12(d)に示したように、固定長印字領域AR1の印字内容と、固定長印字領域AR1と固定長印字領域AR2との間に設けた空白行と、固定長印字領域AR2の印字内容と、固定長印字領域AR2と可変長印字領域AR3との間に設けた空白行と、高さ方向の寸法を短縮しない可変長印字領域AR3の印字内容(後述)とを、長さ方向に連続して配置した印字内容を有する。
そして、この場合の可変長印字領域AR3の印字内容は、図12(d)に示したように、例えば、「イメージのサイズがエリアより大きいため印字されません。」というような警告メッセージ(可変長印刷要素の印刷領域への印刷を行えない旨を報知するメッセージ)を中央部に配置した印字内容となる。
このように、本実施例の印字レイアウトでは、おのおのの印字領域が、長さ方向に固定長の間隔を有して配置され、各印字領域におのおの設定される項目の印字内容は、長さ方向に固定長の空白行(間隔)で分離した態様で印字される。したがって、人(客など)がこのライナーレスラベルを読むと、そのライナーレスラベルに印字された各項目の内容を明確に識別できる。すなわち、客などは、本実施例のライナーレスラベルを読んで印字項目の内容を容易に把握することができる。
そして、可変長印字領域の印字内容として入力されたイメージが、その可変長印字領域に収まらないような大きいイメージである場合には、可変長印字領域に入力されたイメージを印字できない旨を報知する警告メッセージを、その可変長印字領域に設定された印字領域内に印字するので、ライナーレスラベルのラベル用紙が無駄に消費されるようなことがない。
図13は、可変長印字領域に印字するイメージデータを入力する際に、制御部31が行う処理の概略を示したフローチャートである。なお、この処理を制御部31に実行させるためのプログラムデータは、例えば、記憶部32のROM33に記憶させておくことができる。
操作員が、上述したように、図9(a)に示した項目選択画面を表示させて、一連の操作を行うことにより、可変長印字領域を設定し(ステップS101)、その設定した可変長印字領域の印字内容であるイメージのデータを、適宜な手段を用いて入力する(ステップS102)と、制御部31は、ステップS101で設定した可変長印字領域と、ステップS102で入力したイメージデータの印字領域サイズ(印字サイズ)とを比較し(ステップS103)、入力したイメージデータの印字領域サイズが可変長印字領域よりも大きいかどうかを調べる(ステップS104)。
入力したイメージデータの印字領域サイズが可変長印字領域以下の場合で、ステップS104の結果がNOになるときには、その可変長印字領域の印字内容として入力したイメージデータを配置し(ステップS105)、入力したイメージデータの印字領域サイズに応じて、可変長印字領域の長さ方向の寸法を再設定して(ステップS106)、次の処理(省略)へと進む。
一方、入力したイメージデータの印字領域サイズが可変長印字領域よりも大きい場合で、ステップS104の結果がNOになるときには、可変長印字領域の印字内容として、図12(d)に示したような「イメージのサイズがエリアより大きいため印字されません。」というような警告メッセージの印字データを配置して(ステップS107)、次の処理へと進む。
以上説明したように、本実施例では、設定された可変長印字領域の長さ方向の寸法よりも入力された印字内容の長さ方向の寸法が小さい場合、印字内容に合わせて可変長印字領域の長さを小さく変える(再設定する)と共に、設定された可変長印字領域の長さ方向の寸法よりも入力された印字内容の長さ方向の寸法が大きい場合、その旨を報知して、そのような印字内容のラベルは印刷しないので、ラベル用紙が無駄に消費されることがなく、また、印字レイアウトの設定者(操作員)が意図していない印字レイアウトのラベルが印字されるようなことがない。
また、客に対して印字内容を読みやすく提示するために、操作員が印字項目間に設けた空白行は、削除されずに維持されるので、操作員の操作に従って設定したラベルの印字レイアウトは崩れることがなく、客は印字されたラベルの内容を明確に読み取って把握することができる。
また、本実施例の印字レイアウトは、1つの固定長印字領域または連続した複数の固定長印字領域をまとめてなる1つの印字領域と、その印字領域の印字方向の前部または後部の一方に、1つの可変長印字領域を配置した印字レイアウトであるが、それに限らず、例えば、1つの固定長印字領域または連続した複数の固定長印字領域をまとめてなる1つの印字領域と、その印字領域の印字方向の前部及び後部にそれぞれ1つの可変長印字領域(合計、2つの可変長印字領域)を配置する印字レイアウトを設定してもよい。
なお、制御部31に実行させるプログラムデータは、上述のように記憶部32のROM33に記憶させておく以外に、適宜な通信手段を備え、必要に応じてその通信手段によりネットワークを介してプログラムデータを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムデータを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
また、このようなプログラムデータは、例えば、記録媒体であるCD−ROMあるいはフレキシブルディスク,MO,CD−R,CD−RW,DVD+R,DVD+RW,DVD−R,DVD−RW,又はDVD−RAMや、SRAM,NOV−RAM,EEPROM,メモリカード等の不揮発性記録媒体(メモリ)に記録して提供することもできる。そのメモリに記録されたプログラムデータを制御部31によりラベル発行貼付部40Eにインストールして制御部31に実行させるか、制御部31にそのメモリからこのプログラムを読み出して実行させることにより、上述した各手順を実行させることができる。
本発明は、可変長のラベルに印刷する内容を編集して形成するラベル編集装置であれば、どのようなラベル編集装置であっても適用することができる。例えば、可変長ラベルに印刷が可能な印刷機構を備えた印刷装置や、そのような印刷装置に供給する印刷用情報を生成するホスト装置(コンピュータシステム装置など)などについても、同様に適用することができる。
4 操作表示部
31 制御部
32 記憶部
33 ROM
34 RAM
38 操作入力部
39 表示部
40E ラベル発行貼付部
41 ラベル貼付部

Claims (2)

  1. 一方面が印字面で他方面が粘着層を有するライナーレスラベルの印刷面に印刷する情報を配置するレイアウトの設定を行う画面を表示部に表示し、その設定画面に対する設定内容に基づいて、ラベルを発行するラベル発行装置であって、
    少なくとも、印刷領域の発行方向の寸法が固定された1つ以上の固定長印刷領域と、前記ラベルの発行方向の前部または後部に配置され、印刷領域の発行方向の寸法が一定でない可変長印刷領域と、を含むレイアウト情報を入力するレイアウト情報入力手段と、
    少なくとも、前記ラベルの印刷面に印刷する情報の内容を表す印刷内容情報を前記可変長印刷領域に対して入力する印刷内容情報入力手段と、
    前記表示部に、前記可変長印刷領域を前記固定長印刷領域と隣接しない方向に長さ寸法を連続的に変更可能な可変長印刷領域変更手段とを備え、
    前記可変長印刷領域変更手段により、前記可変長印刷領域の発行方向の寸法を所定の最大寸法に変更しても、前記印刷内容情報の発行方向の寸法が前記可変長印刷領域の発行方向の寸法を超える場合は、前記固定長印刷領域に固定長の印刷内容情報が表示されたラベルイメージの前記可変長印刷領域内に可変長の印刷内容情報の印刷ができない旨を表示することを特徴とするラベル発行装置。
  2. 前記表示部に、前記可変長印刷領域に入力する前記印刷内容情報の発行方向の寸法が所定の寸法の前記可変長印刷領域よりも小さい場合は、前記印刷内容情報にあわせて前記可変長印刷領域を小さくしたラベルイメージを表示し、前記印刷内容情報の発行方向の寸法が前記所定の最大寸法の前記可変長印刷領域の発行方向の寸法を超える場合は、前記固定長印刷領域における固定長の印刷内容情報と前記所定の最大寸法に伸長した前記可変長印刷領域内に可変長の印刷内容情報の印刷できない旨を記したラベルイメージを表示することを特徴とする請求項1に記載のラベル発行装置。
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