JP6931211B2 - ラベル発行装置 - Google Patents

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本発明は、ラベル発行装置に関する。
商品を包装し、包装した商品の商品名、値段、加工日時、及び消費期限日等の情報が印字されたラベルを発行し、商品に貼付するラベル発行装置を備えた包装装置が知られている。このようなラベル発行装置としては、例えば、特許文献1に開示されている。百貨店又はスーパーマーケット等の店舗の食料品売り場では、上記のような包装装置によって商品を包装することが行われている。このような商品においては、例えば、包装状態の外観等が悪くなった場合、現在の包装を取り外し、包装装置によって再度包装をすることが行われている(以下、「再包装」(リパック)と称する。)。この場合も、再包装する商品に対し、上述したようなラベルを貼付する必要がある。
特開2010−036937号公報
再包装する商品は、新たに加工した商品でないため、包装装置によって包装される日をそのまま加工日としたり、発行日を基準日として消費期限日を計算したりすることができない。したがって、再包装される前の商品に貼付されていたラベルを見て、同一の情報が印字されるように情報を入力することが必要である。しかしながら、人の手で入力する方法では、印字すべき情報の入力ミスや入力忘れを防止することができず、間違った情報が印字されたラベルが再包装された商品に貼付されることがあった。
そこで、本発明は、再包装する商品に貼付するラベルを発行する際に、間違った情報が印字されたラベルが発行されることを防止できるラベル発行装置を提供することを目的とする。
本発明のラベル発行装置は、商品に関する情報が印字されたラベルを発行するラベル発行装置であって、商品に関する商品情報をラベルに印字する印字部と、ラベルに印字された商品に関する識別コードを読み取る読取部と、作業者によってラベルの発行操作が行われる日時に基づいて決定される消費期限日及び加工日の少なくとも一方を少なくとも印字する第一のモードと、読取部において読み取った識別コードに埋め込まれた消費期限日又は加工日の日時に基づいて決定される消費期限日及び加工日の少なくとも一方を少なくとも印字する第二のモードと、を設定可能な設定部と、設定部において設定された第一のモード又は第二のモードで決定される消費期限日及び加工日の少なくとも一方を含む商品情報を印字部に印字させる制御部と、を備える。
この構成のラベル発行装置では、再包装をする商品に貼付するためのラベルが発行される際には、作業者によって第二のモードが設定される。これにより、読取部において読み取った識別コードに埋め込まれた消費期限日又は加工日の日時に基づいて決定される消費期限日及び加工日の少なくとも一方が自動的に印字されるので、ラベルに印字されるべき情報が入力ミス等によりに間違われた情報として印字されることがない。この結果、再包装する商品に貼付するラベルを発行する際に、間違った情報が印字されたラベルが発行されることを防止できる。なお、ここでいう識別コードに埋め込まれた情報(消費期限日又は加工日)とは、読取部からデータベース等にアクセスすることなく直接読み取ることができる情報をいい、識別コードに含まれるID等の情報を読み取り、当該情報に基づいて、過去の発行情報等が記憶されたデータベース等にアクセスし、そこから特定の情報を得ることとは異なる。
第一のモードは、作業者によってラベルの発行操作が行われる日時に基づいて決定される消費期限日を少なくとも印字するモードであり、第二のモードは、読取部において読み取った識別コードに埋め込まれた消費期限日の日時を消費期限日として少なくとも印字するモードであり、制御部は、設定部において設定された第一のモード又は第二のモードで決定される消費期限日を含む商品情報を印字部に印字させてもよい。
この構成のラベル発行装置では、読取部において読み取った識別コードに埋め込まれた消費期限日の日時が商品情報に含まれる消費期限日として自動的に印字されるので、ラベルに印字されるべき情報が入力ミス等によりに間違われた情報として印字されることがない。この結果、再包装する商品に貼付するラベルを発行する際に、間違った情報が印字されたラベルが発行されることを防止できる。
第一のモードは、作業者によってラベルの発行操作が行われる日時に基づいて決定される消費期限日を少なくとも印字するモードであり、第二のモードは、読取部において読み取った識別コードに埋め込まれた加工日に基づいて決定される日時を消費期限日として少なくとも印字するモードであり、制御部は、設定部において設定された第一のモード又は第二のモードで決定される消費期限日を含む商品情報を印字部に印字させてもよい。
この構成のラベル発行装置では、読取部において読み取った識別コードに埋め込まれた加工日に基づいて決定される日時が消費期限日として自動的に印字されるので、ラベルに印字されるべき情報が入力ミス等によりに間違われた情報として印字されることがない。この結果、再包装する商品に貼付するラベルを発行する際に、間違った情報が印字されたラベルが発行されることを防止できる。
設定部において第二のモードが設定された場合、制御部は、読取部において識別コードを読み取った後にのみ商品情報を印字部に印字させてもよい。
この構成のラベル発行装置では、読取部により識別コードが読み取られない限り、ラベルが発行されることがない。言い換えれば、識別コードに埋め込まれた消費期限日又は加工日以外の情報を元にしてラベルが発行されることがないので、間違った情報が印字されたラベルが発行されることを防止できる。
制御部は、第二のモードにおいて消費期限日及び加工日の少なくとも一方の項目を決定する第一処理の後、第一処理において読み込んだ識別コードを読取部で再度読み取ることにより上記項目を再度決定する第二処理を実行し、第一処理及び第二処理により決定される上記項目が互いに一致している否かを判定してもよい。
この構成のラベル発行装置では、ラベルに印字されようとしている商品情報が、印字されるべき情報であるか否かを再確認することができる。
識別コードは、バーコード又は二次元コードであってもよい。
この構成のラベル発行装置では、バーコード又は二次元コードに埋め込まれた情報を直接読み取り、読み取った情報をそのまま利用することができるので、例えば、ラベル発行装置に備わる記憶部の記憶容量を圧迫することもない。
設定部は、第二のモードにおいて印字する加工日を、読取部において読み取った識別コードに埋め込まれた消費期限日又は加工日の日時とするか、又は、第二のモードにおいてラベルを発行する日時とするかを設定可能としてもよい。
この構成のラベル発行装置では、店舗の運用に合わせてラベルに印字される内容を変更することができる。
設定部は、識別コードに含まれる情報として消費期限日又は加工日を設定可能としてもよい。
この構成のラベル発行装置では、店舗の運用に合わせて、設定を変更することができる。
本発明によれば、再包装する商品に貼付するラベルを発行する際に、間違った情報が印字されたラベルが発行されることを防止できる。
一実施形態に係るラベル発行部を有する包装装置の斜視図である。 一実施形態に係るラベル発行貼付装置の概略構成図である。 図1の包装装置の機能構成を示す制御ブロック図である。 図1の包装装置におけるラベル発行部が出力するラベルの一例を示す図である。 (A)は通常包装モードにおいて表示入力パネルに表示される画面の一例であり、(B)は再包装モードにおいて表示入力パネルに表示される画面の一例である。 (A)は通常包装モードにおいてラベル発行部から出力されるラベルの一例であり、(B)は再包装モードにおいてラベル発行部から出力されるラベルの一例である。 再包装モードにおいてラベル発行部から出力されるラベルの一例である。
以下、図面を参照して一実施形態について説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(1)全体構成
一実施形態に係るラベル発行装置5を有する包装装置1について説明する。図1及び図2に示されるように、包装装置1は、トレー内に食品等の被包装物を収容した物品M(以後、単に「物品M」と称す。)を計量及び包装し、包装された物品Mに、商品名、加工日、消費期限日、及び計量値等が印刷されたラベルLを貼り付ける装置である。包装装置1は、主として計量包装部10と、ラベル発行部(印字部)30と、ラベル貼付部50と、シール機構60と、制御装置70と、表示入力パネル80と、スキャナ(読取部)90と、を備える。なお、一実施形態に係るラベル発行装置5は、ラベル発行部30、制御装置70及びスキャナ90によって構成される。
計量包装部10は、物品Mを計量及び包装する。計量包装部10は、計量部13と、搬送部21と、包装部15と、プッシャ25とを有している。計量部13は、計量部13に載せられた物品Mを計量する。計量部13は、物品Mの計量値を制御装置70に送信する。搬送部21は、計量された物品Mを包装部15まで搬送する。
包装部15は、物品Mを包装する。包装部15は、物品Mが載置されたリフト23を上昇させ、フィルムフィーダによって(図示せず)リフト上空に張設されたフィルムに押し付けることによって物品Mの上面を覆う。その後、折込板(図示せず)によってフィルムを物品Mの下面に折込むことによって物品Mを包装する。プッシャ25は、包装部15によって包装された物品Mをラベル貼付部50によってラベルLが貼り付けられる位置まで押し出す。
ラベル発行部30は、包装された物品Mに貼付するためのラベルLを発行する。ラベル発行部30は、ラベルシートホルダ31、搬送ローラ33、印字ローラ34、サーマルヘッド35、カッター37、及びラベル保持部41を有している。
ラベルシートホルダ31は、ロール状のラベルシートLsを回転可能に保持する。ラベルシートLsは、帯状の紙材であり、一方の面が印字面となっており、他方の面が粘着面となっている。印字面は、感熱発色層及びその上面にシリコン等からなる剥離層が形成されている。粘着面には、粘着性のある接着剤層が形成されている。ラベルシートLsの一例は、粘着面に台紙が付いていない、いわゆる台紙レスシートである。
搬送ローラ33は、ラベルシートLsを挟んで回転することにより、ラベルシートLsを搬送する搬送機構である。印字ローラ34及びサーマルヘッド35は、ラベルシートLsに印字する印字機構である。カッター37は、印字ローラ34とサーマルヘッド35とにより印字されたラベルシートLsを所定の位置で切断し、印字された部分をラベルLとして切り離す。ラベル保持部41は、ラベル発行口39の正面(下流側)に設けられている。ラベル保持部41は、印字後に送り出されてくるラベルLを、ラベル発行口39からラベル発行部30の外側に飛び出た状態で、ラベル貼付部50によりラベルLが吸着されるまで保持する。
ラベル貼付部50は、ラベル発行部30によって発行されたラベルLを包装された物品Mに貼付する。吸着部51と移動部53とを有している。
吸着部51は、ラベルLの吸着面に形成された孔から空気を吸引して吸着することにより、ラベルLをラベル発行部30から受け取る。吸着部51は、吸着部51における重心位置とラベルLにおける重心位置とが一致するように、ラベルLを吸着する。
移動部53は、吸着部51を移動させる移動機構であり、ラベル発行部30からラベルLを受け取る受取位置P1と、計量包装部10によって包装された物品MにラベルLを貼付する貼付位置P3との間を移動させる。移動部53は、例えば、ステッピングモータ等の駆動部(図示せず)により駆動される。
シール機構60は、包装部15により折り込まれたフィルムを熱シールする。シール機構60は、搬送ローラ及び加熱ローラを有し、プッシャ25で押し出された物品Mを搬送ローラ及び加熱ローラによって搬送しつつヒートシールする。シール機構60は、包装済みの物品Mを排出台62に向かって排出する。
表示入力パネル80は、制御装置70と接続されている。作業者は、表示入力パネル80を介して包装装置1の各種操作を行うことができる。
スキャナ90は、バーコードを読み取り、バーコードから読み取った情報を数値情報として制御装置70に出力する。なお、ここでいうバーコードは、図4に示されるように、物品Mに貼付されるラベルLに印字されたバーコードI3である。当該バーコードI3には、消費期限日I4が埋め込まれている。当該バーコードI3は、レジ等において商品価格が読み取られるだけでなく、消費期限日が読み取られる。これにより、販売日時(すなわち、商品レジにて精算がなされる日時)において消費期限日が過ぎていることを検知できる。すなわち、何らかの原因で、消費期限日が過ぎている商品が廃棄され損なっていることがあっても、商品レジにて気づくことができるので、誤って消費期限日が過ぎている商品が販売されることを防止できる。
(2)制御装置の構成
制御装置70は、包装装置1における各種動作を制御する部分であり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。図3に示されるように、制御装置70は、包装装置1における各種制御処理を実行する概念的な部分としての設定部71と、印字制御部73と、記憶部75と、を有している。このような概念的な部分は、例えばROMに格納されているプログラムがRAM上にロードされてCPUで実行されるソフトウェアとして構成することができる。なお、設定部71、印字制御部73、及び記憶部75は、電子回路等によるハードウェアとして構成されてもよい。
(2−1)設定部
設定部71は、作業者によってラベルL1の発行操作が行われる日時に基づいて決定される消費期限日及び加工日の少なくとも一方を印字する通常包装モード(第一のモード)と、スキャナ90において読み取ったバーコード(識別コード)I3に埋め込まれた消費期限日I1又は加工日I2の日時に基づいて決定される消費期限日及び加工日の少なくとも一方を印字する再包装モード(第二のモード)と、を設定可能である。
本実施形態の通常包装モードは、図5(A)に示されるように、作業者によってラベルL1の発行操作が行われる日時の二日後を消費期限日I1として印字すると共に、作業者によってラベルL1の発行操作が行われる日時を加工日I2として印字するモードである。本実施形態の再包装モードは、図5(B)に示されるように、スキャナ90において読み取ったバーコードI3に埋め込まれた消費期限日I4の日時と同じ日時を消費期限日I1としてラベルL2に印字すると共に、スキャナ90において読み取った上記消費期限日I4の日時から逆算される日時(すなわち、バーコードI3から読み取った消費期限日I4の二日前)を加工日I2としてラベルL2に印字するモードである。
(2−2)印字制御部
印字制御部73は、設定部71において設定された包装モード又は再包装モードにおいて決定される消費期限日及び加工日を含む商品情報をラベル発行部30に印字させる。本実施形態の印字制御部73は、図5(A)に示されるように、上記包装モードにおいて設定される消費期限日I1及び加工日I2の他に、消費期限日I4が埋め込まれたバーコードI3と、商品名I5と、100g当たりの単価I6と、内容量I7と、商品価格I8とをラベルL1として印字する。本実施形態の印字制御部73は、図5(B)に示されるように、上記再包装モードにおいて設定される消費期限日I1及び加工日I2の他に、消費期限日I4が埋め込まれたバーコードI3と、商品名I5と、100g当たりの単価I6と、内容量I7と、商品価格I8とをラベルL2として印字する。
また、印字制御部73は、設定部71において再包装モードが設定された場合、スキャナ90においてラベルLに印字されたバーコードI3を読み取った後にのみ、商品情報をラベル発行部30に印字させる。言い換えれば、再包装モードでは、スキャナ90においてラベルLに印字されたバーコードI3が読み取られない限りラベルL2が発行されない。
また、印字制御部73は、再包装モードにおいて消費期限日及び加工日(項目)を決定する第一処理の後、当該第一処理において読み込んだバーコードI3(図4参照)をスキャナ90で読み取ることにより上記項目を再度決定する第二処理を実行し、第一処理及び第二処理により決定される消費期限日及び加工日(項目)が互いに一致している否かを判定する。印字制御部73は、第一処理において決定した消費期限日及び加工日と、第二処理において決定した消費期限日及び加工日とが一致しないと判定した場合、ラベルL2の発行を禁止し、第二処理において決定した消費期限日及び加工日とが一致すると判定した場合、ラベルL2の発行を可能にする。
(2−3)記憶部
記憶部75は、例えば、補助記憶装置(ハードディスク、光学ディスク、フラッシュメモリ及びSSD(solid state drive)等)である。記憶部75には、各種商品情報(商品名及び100g当たりの商品単価等)が記憶されている。また、記憶部75には、商品種類ごとに、作業者によってラベルL1の発行操作が行われる日時の何日後(本実施形態では二日後)を消費期限日として印字するかといった消費期限日設定情報を記憶している。また、記憶部75には、第二のモードにおける加工日を、ラベルL1の発行操作日とするかラベルL2の発行操作日とするかといった加工日設定情報を記憶している。なお、消費期限日設定情報及び加工日設定情報は、作業者が任意に設定可能である。
(3)包装装置の動作
次に、本実施形態の包装装置1の動作について説明する。まず、通常包装モードについて説明する。作業者は、図5(A)に示されるような、表示入力パネル80に表示される第一操作画面71Aに従って操作する。通常包装モードで物品Mを包装する場合には、左下のボタン73Aが押下されることにより、「包装」の表示に切り替わる。これにより、包装装置1は、通常包装モードで包装を行うことができるようになる。例えば、2016年8月2日(火)の16時8分に操作される場合を例に挙げて説明する。
作業者は、最初に、包装したい物品Mの商品情報を選択する。これにより、第一操作画面71Aには、ラベルL1に印字される、商品名、内容量(重さ)、及び100g当たりの単価等が表示される。また、第一操作画面71Aには、ラベルL1に印字される、加工日及び消費期限日が表示される。加工日は、ラベルL1の発行操作が行われる日時、すなわち、2016年8月2日である。消費期限日は、記憶部75に記憶された消費期限日設定情報に基づいて、ラベルL1の発行操作が行われる日時である二日後の2016年8月4日である。
次に、図5(A)に示されるような第一操作画面71Aが表示された状態で、作業者は、包装したい物品Mを搬送部21に載置する。ここで、計量部13によって物品Mが計量され、第一操作画面71Aには、商品価格(値段)が表示される。次に、搬送部21によって物品Mの搬送が開始され、包装部15によって物品Mが包装される。また、搬送部21による物品Mの搬送の開始と同時に、ラベル発行部30は、物品Mに貼付すべきラベルL1の印字を開始する。これにより、ラベルL1には、図6(A)に示されるように、消費期限日I1として2016年8月4日が印字され、加工日I2として、2016年8月2日が印字される。また、ラベルL1には、消費期限日I4が埋め込まれたバーコードI3と、商品名I5と、100g当たりの単価I6と、内容量I7と、商品価格I8とが印字される。ラベル発行部30によって発行されたラベルL1は、ラベル貼付部50によって物品Mに貼付される。
次に、再包装モードについて説明する。再包装とは、包装状態の外観等が悪くなった場合、現在の包装を取り外し、包装装置によって再度包装をすることをいう。作業者は、図5(B)に示されるような、表示入力パネル80に表示される第二操作画面71Bに従って操作する。再包装モードで物品Mを包装する場合には、左下のボタン73Aが押下されることにより、「再包装」の表示切り替わる。これにより、包装装置1は、通常包装モードで包装を行うことができるようになる。例えば、2016年8月3日(火)の16時8分に再包装の操作がなされる場合を例に挙げて説明する。
なお、表示入力パネル80において再包装モードが設定された場合には、スキャナ90においてラベルL(ラベルL1)に印字されたバーコードI3を読み取った後にのみ商品情報がラベル発行部30から発行される。すなわち、再包装モードでは、スキャナ90においてラベルL(ラベルL1)に印字されたバーコードI3を読み取られない限り、ラベルL2が発行されることはない。
次に、作業者は、再包装したい物品Mの商品情報を選択する。これにより、第二操作画面71Bには、ラベルL2に印字される、商品名、内容量(重さ)、及び100g当たりの単価等が表示される。作業者は、前日に包装した、包装状態の外観等が悪くなった物品Mの包装を取り除く。次に、作業者は、物品Mから取り除いた包装に貼付されたラベルL1のバーコードI3をスキャナ90によって読み取らせる。これにより、第二操作画面71Bには、ラベルL2に印字される、加工日及び消費期限日が表示される。消費期限日は、ラベルL1からスキャナ90を介して読み取られた日時、すなわち、2016年8月4日である。加工日は、ラベルL1からスキャナ90を介して読み取られた日時から逆算される日時(すなわち、バーコードI3から読み取った消費期限日I4の二日前)、すなわち、2016年8月2日である。
ここで、表示入力パネル80には、再度、ラベルL(ラベルL1)に印字されたバーコードI3をスキャナ90で読み込むように促す画面が表示される。作業者は、再度、ラベルL(ラベルL1)に印字されたバーコードI3をスキャナ90で読み取る。これにより、再包装モードに切り替えて最初に読み込んだバーコードI3の情報により取得したラベルL2として印字すべき情報と、二回目に読み込んだバーコードI3の情報により取得したラベルL2として印字すべき情報と、が一致するか否かが、印字制御部73によって判定される。ここで、上記情報が一致しないと印字制御部73によって判定された場合には、表示入力パネル80にエラーを示す情報が表示され、包装装置1は、ラベル発行操作が継続できないようになる。
一方、記情報が一致すると判定された場合には、表示入力パネル80に上記のエラーを示す情報は表示されない。すなわち、図5(B)に示されるような第二操作画面71Bが表示された状態で、作業者は、包装したい物品Mを搬送部21に載置することが可能になる。ここで、計量部13によって物品Mが再度計量され、第二操作画面71Bには、商品価格(値段)が表示される。次に、搬送部21によって物品Mの搬送が開始され、包装部15によって物品Mが包装される。また、搬送部21による物品Mの搬送の開始と同時に、ラベル発行部30では、物品Mに貼付すべきラベルL2の印字を開始する。これにより、ラベルL2には、図6(B)に示されるように、消費期限日I1として2016年8月4日が印字され、加工日I2として、2016年8月2日が印字される。また、ラベルL2には、消費期限日I4が埋め込まれたバーコードI3と、商品名I5と、100g当たりの単価I6と、内容量I7と、商品価格I8とが印字される。ラベル発行部30によって発行されたラベルL2は、ラベル貼付部50によって物品Mに貼付される。
(4)特徴及び作用・効果
上記実施形態の包装装置1では、作業者は、再包装をする物品Mに貼付するためのラベルL2を発行する際には、再包装モードを設定する。これにより、スキャナ90において読み取ったバーコードI3に埋め込まれた消費期限日の日時に基づいて決定される消費期限日I1及び加工日I2が自動的に印字されるので、例えば、入力ミス等によりラベルL2に印字されるべき情報に間違いが生じることがない。この結果、再包装する物品Mに貼付するラベルL2を発行する際に、間違った情報が印字されたラベルL2が発行されることを防止できる。
上記実施形態の包装装置1では、設定部71において再包装モードが設定された場合、印字制御部73は、スキャナ90においてバーコードI3を読み取った後にのみ商品情報をラベル発行部30に印字させる。これにより、スキャナ90によりバーコードI3が読み取られない限り、ラベルL2が発行されることがない。言い換えれば、バーコードI3に埋め込まれた消費期限日以外の情報を元にしてラベルL2が発行されることがないので、間違った情報が印字されたラベルL2が発行されることを防止できる。
上記実施形態の包装装置1では、印字制御部73は、再包装モードにおいて消費期限日及び加工日を決定する第一処理の後、第一処理において読み込んだバーコードI3をスキャナ90で読み取ることにより上記消費期限日及び加工日を再度決定する第二処理を実行し、第一処理及び第二処理により決定される上記消費期限日及び加工日が互いに一致している否かを判定する。これにより、再包装用のラベルL2として印字されようとしている商品情報が、印字されるべき情報であるか否かを再確認することができる。
(5)変形例
以上、一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態の包装装置1では、再包装用のラベルL2に印字する加工日は、ラベルL1からスキャナ90を介して読み取られた日時から逆算される日時(すなわち、バーコードI3から読み取った消費期限日I4の二日前)とする例を挙げて説明した。これに代えて、例えば、図7に示されるように、再包装用のラベルL2に印字する加工日は、再包装用のラベルL2を発行する日(2016年8月3日)であってもよい。上記実施形態の態様とするか、上記変形例の態様とするかは、設定部71により設定を可能としてもよい。これにより、店舗の運用に合わせてラベルL2に印字される内容を変更することができる。
上記実施形態の包装装置1では、再包装モードにおいて、スキャナ90で読み込む識別コードの例としてバーコードを例に挙げて説明したが、二次元コードであってもよい。また、上記実施形態又は変形例では、バーコード又は二次元コードに埋め込まれた消費期限日を読み出す例を挙げて説明したが、バーコード又は二次元コードに埋め込まれた加工日であってもよい。
上記実施形態の包装装置1では、再包装用のラベルL2が発行され、物品Mに当該ラベルL2が貼付される再包装モードを有する例を挙げて説明したが、ラベルが汚損したり破れたりした場合、包装は行わず、新たに貼り直すための再発行モード(再値付モード)を備えていてもよい。この場合は、ラベルL2は再包装用ではなく、再発行(再値付)用のラベルとなる。
また、通常包装用のラベルL1又は再包装用のラベルL2(再発行ラベル)として、図6(A)及び図6(B)に示されるような商品情報を印字する例を挙げて説明したが、消費期限日又は加工日の少なくとも一方が表示されればよい。
上記実施形態では、本発明を、物品を計量する計量機能、物品Mを包装する包装機能、商品情報が印字されたラベルを発行する発行機能、及び発行されたラベルを物品に貼付する貼付機能を備える包装装置に適用した例を挙げて説明したがこれに限定されない。例えば、上記発行機能のみを備えたラベルプリンタ、又は上記計量機能及び上記発行機能を備えた計量装置等にも本発明を適用可能である。本発明をこのようなラベルプリンタ又は計量装置等に適用した場合であっても、再包装する商品に貼付するためのラベルを再発行する際に、間違った情報が印字されたラベル(再発行ラベル)が発行されることを防止できる。
以上説明した種々の実施形態及び変形例は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々、組み合わせられてもよい。
1…包装装置、5…ラベル発行装置、10…計量包装部、30…ラベル発行部(印字部)、50…ラベル貼付部、70…制御装置、71…設定部、71A…第一操作画面、71B…第二操作画面、73…印字制御部、75…記憶部、80…表示入力パネル、90…スキャナ(読取部)、L…ラベル、L1…通常包装用ラベル、L2…再包装用ラベル(再発行ラベル)、M…物品。

Claims (8)

  1. 商品に関する情報が印字されたラベルを発行するラベル発行装置であって、
    前記商品に関する商品情報を前記ラベルに印字する印字部と、
    前記ラベルに印字された前記商品に関する識別コードを読み取る読取部と、
    前記ラベル発行装置を、第一のモードから第二のモードへ切り替えると共に、第二のモードから第一のモードへ切り替える操作画面と、
    記第一のモード又は前記第二のモードで決定される消費期限日及び加工日の少なくとも一方を含む前記商品情報を前記印字部に印字させる制御部と、を備え
    前記制御部は、
    前記第一のモードでは、作業者によって前記ラベルの発行操作が行われる日時に基づいて決定される前記消費期限日及び前記加工日の少なくとも一方を前記印字部に印字させ、
    前記第二のモードでは、前記読取部において読み取った前記識別コードに埋め込まれた消費期限日又は加工日に基づいて決定される前記消費期限日及び前記加工日の少なくとも一方を前記印字部に印字させる、ラベル発行装置。
  2. 前記第一のモードは、作業者によって前記ラベルの発行操作が行われる日時に基づいて決定される消費期限日を少なくとも印字するモードであり、
    前記第二のモードは、前記読取部において読み取った前記識別コードに埋め込まれた消費期限日の日時を前記消費期限日として少なくとも印字するモードである、請求項1記載のラベル発行装置。
  3. 前記第一のモードは、作業者によって前記ラベルの発行操作が行われる日時に基づいて決定される消費期限日を少なくとも印字するモードであり、
    前記第二のモードは、前記読取部において読み取った前記識別コードに埋め込まれた加工日に基づいて決定される日時を前記消費期限日として少なくとも印字するモードである、請求項1記載のラベル発行装置。
  4. 前記操作画面の操作によって前記第二のモードに切り替えられた場合、前記制御部は、前記読取部において前記識別コードを読み取った後にのみ前記商品情報を前記印字部に印字させる、請求項1〜3の何れか一項記載のラベル発行装置。
  5. 前記制御部は、前記第二のモードにおいて前記消費期限日及び前記加工日の少なくとも一方の項目を決定する第一処理の後、前記第一処理において読み込んだ前記識別コードを前記読取部で再度読み取ることにより前記項目を再度決定する第二処理を実行し、前記第一処理及び前記第二処理により決定される前記項目が互いに一致している否かを判定する、請求項1〜4の何れか一項記載のラベル発行装置。
  6. 前記識別コードは、バーコード又は二次元コードである、請求項1〜5の何れか一項に記載のラベル発行装置。
  7. 前記消費期限日又は前記加工日を、前記識別コードに含まれる情報として設定する設定部を更に備える、請求項1〜6の何れか一項記載のラベル発行装置。
  8. 前記商品をフィルムで包装する包装部と、
    前記包装部で包装された前記商品に貼付するラベルを発行する、請求項1〜7の何れか一項に記載のラベル発行装置と、を備えた包装装置であって、
    前記操作画面は、前記包装装置を操作する操作画面である、包装装置。
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