JP5293103B2 - ラベル発行装置 - Google Patents

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Description

本発明は、既に商品に貼り付けられているラベルの日時情報を含むバーコードを読んで値下ラベルを発行するラベル発行装置に関する。
小売店等では、予め加工品を包装して、その加工品の商品名、値段、加工日時、消費期限日時等の情報をラベルに印刷し、その加工品に貼り付け、売り場の商品陳列棚に陳列している。そして店員は、定期的に商品陳列棚に残っている加工品に付されているラベルを見て、消費期限日時の過ぎている加工品については廃棄し、消費期限日時が近い加工品については、値下ラベルを貼り付けている。そして値下ラベルの値下の値は、消費期限日時に近づくに伴い大きくし、消費期限日時内に加工品を多く売る工夫を行っている。
値下ラベル発行に関する公知例としては、特許文献1に開示されたものがある。ここでは、店員は本日の賞味期限日である商品を商品棚から探し出す。そして各ラベルの消費期限日時を目視し、その値によって値下の値をハンディターミナルHTを操作して入力しラベルを発行し、当該商品の第1ラベル上の所定位置に重ねて貼り付けている。
特開2001−109960号公報
上記小売店において、お客は、商品陳列棚から商品を選択する際、少しでも新しい商品、つまり消費期限日時が少しでも遅い商品を選択する場合があり、古い商品から売れていくとは限らない。そのため、商品陳列棚に残っている商品の消費期限日時は個々バラバラになっている場合がある。そのため、店員は個々のラベルの消費期限日時情報を参照しながら、値下の値を操作によって決定していたので、手間がかかり、また値下の値(数値)等にミスが発生するという問題があった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、予め記憶されている値下情報に基いて、値下量を自動的に決定でき、オペレーターによるミスがなく値下ラベルを発行できるラベル装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、既に商品に貼り付けられているラベルの商品識別番号と消費期限日時がわかる日時情報を含むバーコードを読んで値下ラベルを発行するラベル発行装置において、ラベルのバーコードを読み取り商品識別番号を取得し、商品識別番号により商品ファイルを参照して該当する商品データを取得する商品データ取得手段と、日時情報を取り出す日時情報取出手段と、値下番号毎に、かつ、消費期限日時までの時間毎に割引率或いは値引金額或いは値下後の販売金額のいずれかである値下情報を記憶する値下情報記憶手段と、商品識別番号、値下番号を含む商品データを記憶する商品ファイルと、現在日時と日時情報取出手段で取り出した日時情報に基いて消費期限の何時間前であるかの時間情報を算出する時間情報算出手段と、時間情報算出手段で算出した時間情報と、取得した商品データから得られる値下番号とから値下情報記憶手段を参照して該当する値下情報を選出する値下情報選出手段と、値下情報選出手段で選出した値下情報に基づいて割引率或いは値引金額或いは値下後の販売金額を印字し値下ラベルの発行を行う値下ラベル発行手段と、を備えたことを特徴とする。


請求項1に記載の発明によれば、値下情報記憶手段に、予め値下番号毎に、かつ、消費期限日時までの時間毎に割引率或いは値引金額或いは値下後の販売金額のいずれかである値下情報を記憶し、商品ファイルに、予め商品識別番号、値下番号を含む商品データを記憶して、値下情報及び商品データに基づいて値下ラベルを発行するので、下記のような優れた効果が得られる。
・オペレータによるミスがなくなる。また、作業効率も向上する。
商品毎に細かく異なる値下値や時間情報を選択することができる。
値下ラベル発行操作ではキー操作を簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るラベル発行装置のシステム構成を示すブロック図である。図示するように、本ラベル発行装置1は、制御部2、バーコードリーダー3、印字部4、操作部5、及び表示部6を備えている。制御部2は、CPU(中央処理装置)10、ROM11、RAM12を具備する。CPU10はROM11に記憶されている動作プログラムを読み出し実行することにより、本ラベル発行装置1の全体を制御する。
RAM12は書き換え可能なメモリで、CPU10が動作するために必要なワークエリアを具備し、各種の設定データを記憶する。バーコードリーダー3は、商品ラベルに表示されたバーコードを読み取るもので、ラベル発行装置1の本体にコードで接続されている。なお、バーコードリーダー3は、コードでラベル発行装置1の本体に接続されたタイプに限定されるものではなく、ラベル発行装置1の本体に一体に組み込んだタイプのものでもよい。
図2は本発明に係るラベル発行装置1を備えた小売店の平面配置例を示す図である。図中上側はバックヤードであり、生鮮食品等を加工し、該加工した商品を包装して値付けをするエリアであり、本発明に係るラベル発行装置1はこのバックヤードに配置される。また、図中下側は出口、入口が設けられた売り場であり、該売り場には、複数の商品陳列棚が配置されている。また、売り場にチェックアウトカウンタCC(レジスタ)が配置され、これによって顧客が購入する商品の清算ができるようになっている。ここでチェックアウトカウンタCCは、所定の演算手段や記憶手段等を具備している。チェックアウトカウンタCCとラベル発行装置1は、図示しないLAN等の通信手段で接続され、各種データの送受信ができるようになっている。
上記のように小売店では、予め加工品を包装し、その加工品を売り場の商品陳列棚に陳列している。陳列している商品で消費期限日時が過ぎた加工品は販売できないため、店員は定期的に商品陳列棚に残っている加工品のラベルを見て、消費期限日時が近い加工品については値下ラベルを発行し、当該加工品に貼り付けている。その値下の値は消費期限に近づくに伴い大きくし、商品が消費期限日時内に販売されるように工夫を行っている。
図3及び図4はラベル発行装置1の印字部4から発行されるラベル例を示す図で、図3は値下前の初回発行ラベルを、図4は値下後の再発行ラベルを示す。図3に示すように、値下前の初回発行ラベル20には、商品名(図では、紅鮭弁当)21、商品識別番号(図では、00203001905804)24、消費期限日時(図では、08 7.8 03時)22、原材料名(図では、米飯 煮物(里芋 人参 ごぼう こんにゃく 水飴) 紅鮭 つくねタレあえ (鶏肉 玉葱 ごぼう 人参 長葱 生姜 にんにく パン粉 葛粉 その他))25、添加物(図では、調味料(アミノ酸))26、価格(図では、580円)28、内容量(図では、1)29、内容量単位(図では、P(パック))30、商品識別番号と消費期限日時をGS1 Databarの規格で印字したバーコード31、の各情報が印字されている。
また、値下後の再発行ラベル(値下ラベル)20’には、図4に示すように、更に値引価格(図では、−100円)32、商品識別番号と消費期限日時と値下情報をGS1 Databarの規格で印字したバーコード33、の各情報が印字されている。図3及び図4に示すラベルの印字情報は図5の商品ファイル、図6の商品分類情報ファイル、及び図7の値下情報ファイルとラベル発行装置1の作業により実現している。
図5は商品ファイルのレイアウトを示す図である。図示するように、商品ファイルには、「商品識別情報」、「商品名」、「商品分類番号」、「単価(価格)」、「消費期限時間数」、「販売期限時間数」、「値下情報番号」、「定貫,不定貫フラッグ」、「原材料」、及び「添加物」の各項目が設けられている。各項目の内容を下記に示す。
・商品識別情報:複数桁(図では、14桁)の数値で、この数値はラベル発行情報ファイル(図11参照)の商品識別情報と対応している。
・商品名:ラベルに印字する商品名
・単価:ラベルに印字する単価(価格)
・商品分類番号:複数桁(図では6桁)の数値、この数値はラベル発行情報ファイル(図11参照)及び商品分類情報ファイル(図6参照)の商品分類番号と対応している。
・消費期限時間数:商品毎の消費期限時間数、加工日時からこの消費期限時間数を減算すると消費期限日時となる。
・販売期限時間数:商品毎の販売期限時間数、消費期限日時からこの販売期限時間数を減算すると販売期限日時となる。
・値下情報番号:商品として使用する値下情報の番号、複数桁(図では6桁)の数値又0で表される。0は、商品分類情報ファイル(図6参照)の値下情報番号を参照することを示す。
・定貫,不定貫フラッグ:非計量売り商品か計量売り商品かの識別フラグで、「1」は非計量商品を、「2」は計量売り商品を示す。
・原材料:ラベルに印字する原材料名
・添加物:ラベルに印字する添加物名、又は添加物の不使用を示す。
図6は商品分類情報ファイルのレイアウトを示す図である。図示するように、商品分類情報ファイルには、「商品分類番号」、「商品分類名」、「値下情報番号」の項目が設けられている。ここで、商品分類番号は複数桁(図では6桁)の数値で、この数値は商品ファイル(図5参照)の商品分類番号及びラベル発行情報ファイル(図11参照)に対応している。また、商品分類名は商品の分類名称を、値下情報番号は商品分類として使用する値下情報番号を示す。
図7は値下情報ファイルのレイアウトを示す図である。図示するように、値下情報ファイルには、「値下情報番号」、「値下タイプ」、「時間情報1」、「値下値1」、「時間情報2」、「値下値2」、「時間情報3」、及び「値下値3」の各項目が設けられている。各項目の内容を下記に示す。
・値下情報番号:複数桁(図では、6桁)の数値で、この数値は、商品ファイル(図5参照)及び商品分類情報ファイル(図6参照)の値下情報番号と対応する。
・値下タイプ:1、2、3の数値で表示され、「1」は金額値引き、「2」はパーセント割引、「3」は値下後の販売価格を意味する。値下値1、値下値2、値下値3の数値は値下タイプの数値によって意味が異なる。例えば、数値が同じ「10」でも、値下タイプの数値によって下記のようになる。
値下タイプ1の場合、10円値引
値下タイプ2の場合、10%割引
値下タイプ3の場合、10円で販売
・時間情報1:消費期限日時の何時間前、の時間情報1
・値下値1:時間情報が時間情報1に合致した場合の値下値
・時間情報2:消費期限日時の何時間前、の時間情報2
・値下値2:時間情報が時間情報2に合致した場合の値下値
・時間情報3:消費期限日時の何時間前、の時間情報3
・値下値3:時間情報が時間情報3に合致した場合の値下値
上記商品ファイル、商品分類情報ファイル、及び値下情報ファイルはラベル発行装置1のRAM12のワークエリアの所定エリアに格納されており、CPU10により読み出すことができるようになっている。図2に示す平面配置例の小売店ではオペレーター(店員)は、バックヤードで、加工品の包装を行い、その加工品に貼り付けるラベルをラベル発行装置1を操作して発行(初回ラベルの発行)し、該ラベルを包装している加工品に貼り付ける。そして該ラベルを貼り付けた加工品を売り場の商品陳列棚に運んで陳列する。
図8は初回ラベルの発行処理フローを示す図である。図8に基いて初回ラベルの発行を説明する。先ず、ステップST100では、ラベル発行装置1の操作部5を操作して商品識別番号(商品識別情報)を入力する。続いてステップST102では入力した商品識別番号を確認し、操作部5の実行キーを押す。続くステップST104では、商品ファイルを参照してステップST100で入力した商品識別番号に該当する商品データ(商品名、商品分類番号、単価(価格)、消費期限時間数、販売期限時間数、値下情報番号、定貫,不定貫フラッグ、原材料、添加物の各項目のデータ)を商品ファイルより取得する。
続くステップST106では、上記商品ファイルより取得した消費時間数を現在日時に加え、消費期限日時データを生成する。続いてステップST108では、GS1 Databarの規格で印字する商品識別番号と消費期限日時のバーコードのデータを生成する。続いてステップST110では、ラベル印字情報を作成し、該ラベル印字情報を表示部6に表示する。ステップST112では、オペレーターは表示部6に表示された印字情報を確認し、操作部5の実行キーを押す。続くステップST114では、図3に示すようなGS1 Databarの規格の商品識別番号と消費期限日時22を含むラベルの各データを印字してラベルを発行する。
オペレーター(店員)は、バックヤードのラベル発行装置1を売り場の商品陳列棚付近に移動し、商品陳列棚に陳列している商品を取り上げ、或いは商品は陳列したままで、ラベル発行装置1のバーコードリーダー3で商品に貼り付けてあるGS1 Databar規格のバーコードを読み取り、値下ラベルを発行し、商品に既に貼り付けてある初回発行ラベルの上に該値下ラベルを貼り付ける。この処置の対象となるラベルデータは図3の初回発行ラベルのデータと図4の再発行ラベル(値下ラベル)のデータである。図9は再発行ラベルの発行処理フローを示す図である。図9に基いて再発行ラベルの発行処理を説明する。
先ずステップST200では、商品陳列棚に陳列している商品に貼り付けてあるラベルのGS1 Databarの規格のバーコードを読み取る。続いてステップST202では、読み取ったGS1Databarの規格のバーコードの中の商品識別番号、及び消費期限日時情報を取得する。続いてステップST204では、ステップST202で取得した商品識別番号により、商品ファイル(図5参照)を参照して当該商品識別番号に該当する商品データ(商品名、商品分類番号、単価(価格)、消費期限時間数、販売期限時間数、値下情報番号、定貫,不定貫フラッグ、原材料、及び添加物)を取得する。続くステップST206では、上記ステップST202で取得した消費期限日時からラベル発行装置が持つ時計の現在日時を減算し、現在の日時が消費期限日時の何時間前か、を取得する。
続いてステップST208では、上記ステップST202で取得した消費期限日時が現在日時を過ぎているかを判断し、消費期限日時が現在日時を過ぎている場合(Y)は、ステップST210に移行し、表示部6に消費期限日時が既に過ぎている旨のエラーを表示し、終了(エンド)する。そしてオペレーターは、当該消費期限日時が過ぎている商品を商品陳列棚より撤去する。
上記ステップST208で消費期限日時が現在日時を過ぎていない場合(N)は、ステップST212に移行する。ステップST212では、上記ステップST204で取得した商品データの値下情報番号は0かを判断する。ここで0でない場合(N)はステップST214に移行し、該ステップST214では、商品の値下情報番号により値下情報ファイル(図7参照)を参照して、当該値下情報番号に該当する値下情報(値下タイプ、時間情報1、値下値1、時間情報2、及び値下値2、時間情報3、値下値3)を取得する。
上記ステップST212で値下情報番号が0の場合(Y)は、ステップST216に移行し、該ステップST216では、上記ステップST204で取得した商品データの中の商品分類番号により、商品分類情報ファイル(図6参照)を参照し、該当する商品分類名(商品分類データ)を取得する。続いてステップST218では、当該商品分類番号に該当する値下情報番号により値下情報ファイル(図7参照)を参照して、当該値下情報番号に該当する値下情報(値下タイプ、時間情報1、値下値1、時間情報2、及び値下値2、時間情報3、値下値3)を取得する。
続くステップST220では、何時間前、の値が上記ステップST214及びST218で取得した値下情報に存在するかを判断し、存在しない場合(N)はステップST222に移行し、該ステップST222では合致する値下情報が存在しない旨のエラーを表示部6に表示し、終了(エンド)する。上記ステップST220で、何時間前、の値が取得した値下情報に存在する場合(Y)は、続くステップST224で、何時間前、の値により、該当する値下値を選択し、続くステップST226で値下タイプの値により、値下タイプを決定し、ステップST228に移行する。
ステップST228では、GS1 Databarの規格で印字するバーコードのデータを生成する。続くステップST230では、ラベル印字情報を作成し、表示部6に表示する。続くステップST232では、オペレーターは表示部6に表示された表示内容を確認し、操作部5の実行キー押下する。続くステップST234では、GS1 Databarの規格のバーコードを含む図4に示すようなラベルを発行して処理を終了する。
図4においては、GS1 Databar規格のバーコードを含む値下ラベルを発行したが、値引金額或いは割引率或いは値下後の販売価格を示す値下シールを発行し、商品に貼り付けている初回発行ラベル付近に貼り付け、精算時にオペレーターが該値下シールを見ながら操作部5を操作して値下処理をしてもよい。
ここでGS1 Databar規格について説明する。図3及び図4のGS1 Databarの規格バーコード下段の可読文字に存在する()で示した数値は、AIコードであり、AIコード毎の意味、桁数は財団法人流通システム開発センターにより下記のように定義されている。
(01)は14桁で商品識別番号、(7003)は10桁で消費期限日時、を示す。
(97)〜(99)のAIコードは、内部使用として定義されており、定義されていない値を扱う必要がある場合に、企業内部で独自に使用することができるコードである。
現時点では、値下情報に関しては、AIコードが定義されていないため、内部コードとして、(97)を使用しているが、将来、値下情報に関して定義された場合、定義されたコードを使用してもよい。
図10は現時点でのAI(97)の定義を示す図である。図示するように、AIコード97は、項目名が値下情報であり、データ桁数7桁である。(97)1234567の1桁目の数値である0、1、2、3は、それぞれ下記の値下タイプを示す。
0:値下なし
1:金額値引き
2:%割引
3:値下後の販売価格
また、2〜7桁目は、それぞれ値下タイプに連動して下記のように意味が異なる。例えば、2〜7桁目の値が同じ10でも、値下タイプによって下記のようになっている。
値下タイプが1の場合、10円値引、
値下タイプが2の場合、10%割引、
値下タイプが3の場合、10円で販売、
2〜7桁目の値は右詰で表示するようになっている。
なお、実施形態例では、値下ラベルの発行に際しては、ラベル発行装置1をバックヤードから売り場に移動させているが、図5に示す商品ファイル、図6に示す商品分類情報ファイル、図7に示す値下情報ファイルを共有化した複数のラベル発行装置を備え、図8に示す初回ラベル発行処理フローを実施するラベル発行装置と、売り場の商品陳列棚付近で図9に示す値下ラベル発行処理フローを実施するラベル発行装置とを、それぞれ異なるラベル発行装置としてもよい。また、商品陳列棚付近で使用するラベル発行装置は、台車等の上に搭載し、各商品陳列棚を移動しながら、オペレーターの操作により値下ラベル発行を順次行うようにすると、効率的である。また、その際、ラベル発行装置に長い電源ケーブルを接続して電源を供給するようにしてもよいが、バッテリーを搭載し、該バッテリーより電源を供給するようにしてもよい。
また、GS1 Databarの規格に基づき、商品識別番号、消費期限日時情報、値下情報の値をバーコードに入れた(図4の33参照)が、GS1 Databar規格のバーコードに限定されるものではなく、何れのバーコード規格でもよい。
また、消費期限日時を直接バーコードに入れず、ラベルを発行する度にラベルを識別可能な情報、例えばラベル識別番号等を個々のラベル上のバーコード内に印字し、そのラベル識別番号で、消費期限日時情報を記憶しておき、図9に示す再発行ラベルの発行処理フローのステップST202で、バーコード内のラベル識別番号により、消費期限日時情報を取得するようにしても良い。
また、値下情報に関しても、ラベル識別情報で記憶している消費期限日時情報に追加して値下情報を記憶してもよい。例えば、図11のようなファイルレイアウトのラベル発行情報ファイルとして記憶してもよい。
図11に示すラベル発行情報ファイルでは、複数桁(図では6桁)の数値で表されるラベル識別情報に対して、商品識別情報、加工日時、消費期限日時、値下タイプ、値下値、商品分類番号、及び単価(価格)の各項目が設定されている。ここで、各項目の情報は下記のように設定にする。
・ラベル識別情報:複数桁(図では6桁)の数値
・商品識別情報:複数桁(図では14桁)の数値で、この数値は商品ファイル(図5参照)の商品識別番号と対応している。
・加工日時:加工日時を示す複数桁(図では12桁)の数値、ここで加工日時に消費期限時間数を加えると、消費期限日時になり、消費期限日時に販売期限時間数を加えると、販売期限日時になる。
・消費期限日時:ラベル発行時(加工日時)に商品ファイルの消費時間数を加算した数値
・値下タイプ:1,2,3の数値で表され、「1」は金額割引を、「2」はパーセント割引を、「3」は値下後の販売価格をそれぞれ示す。
・値下値:値下タイプの数値により、当該項目の数値の意味が、上記図10のAI(97)の定義で説明したように異なる。
・商品分類番号:商品の属する分類の番号
・単価(価格):ラベルに印字した単価(価格)
また、上記例では、消費期限日時の何時間前、の情報で、使用する値下情報を決めたが、消費期限日時情報に限定するものではなく、加工日時、または、販売期限日時の何時間の前、の情報で値下情報を決めても良い。加工日時、消費期限日時、販売期限日時はそれぞれ関連性があり、何れの情報でも本発明に係るラベル発行装置によるラベルの発行を実施できる。
また、上記実施形態例でのラベル印字には、販売期限日時情報を印字していないが、消費期限日時情報と併せて印字してもよい。以下に、加工日時、消費期限日時、販売期限日時の関連性を示す。
加工日時+商品ファイル(図5参照)の消費期限時間数=消費期限日時
消費期限日時+商品ファイルの販売期限時間数=販売期限日時
加工日時+商品ファイルの消費期限時間数+商品ファイルの販売期限時間数=販売期限日時
また、図8に示す初回ラベルの発行処理フローにおけるステップST100では、商品識別番号(情報)を入力したが、商品識別番号をバーコード化して、スキャナーで読み取るようにしても良い。
また、図9の値下ラベルの発行処理フローにおいて、ステップST206では、消費期限日時から現在日時を減算し、消費期限日時の何時間前かを求めたが、この何時間前の時間情報は、ステップST220(該当する値下情報が存在するか?)の判断や、ステップST224(複数存在する値下情報のいずれに合致するか?)の判断で使用したが、ステップST206で行った消費期限日時から現在日時を減算しなくても、以下の方法で同じ結果を得ることができる。
ステップST220では、ステップST214或いはステップST218で取得した値下情報の中に存在する時間情報1の値に現在日時(現在時刻)を加算し、その値と、ステップST202で取得した消費期限日時とを比較し、消費期限日時の方が大きい場合は、現在日時(現在時刻)では該当する値下情報が存在しないとすることができる。
また、ステップST224では、先ず最初に、ステップST214で取得した値下情報の中に存在する時間情報1の値に現在日時(現在時刻)を加算し、その値と、ステップST202で取得した消費期限日時とを比較し、消費期限日時の方が小さい場合は、少なくとも現在時刻は、この時間情報1に合致することが分かる、しかし、時間情報2、時間情報3にも現在時刻が合致するかもしれないので、時間情報2、時間情報3についても、同じことを行う。何れかで消費期限日時の方が大きくなった場合、1つ前の時間情報に合致したとすることができる。
例えば、時間情報1の値、時間情報2の値、時間情報3の値に現在日時を加算し、それぞれの値と消費期限日時とを比較したとき、時間情報1の値+現在日時は消費期限日時より小さいが、時間情報2の値+現在日時は消費期限日時より大きい場合、時間情報1に合致したとすることができる。現在日時を加算した時間情報の全てが消費期限日時より小さい場合は、値下が一番大きい時間情報を使用する。以下例をあげて説明する。
例えば、商品識別番号00203001905804の紅鮭弁当を10:00に加工した場合、商品データの消費期限時間数12時間により、22:00が消費期限時間になる。紅鮭弁当の値下情報番号は000001である。値下情報ファイル(図7参照)の値下情報番号1の情報時間1は05:00〜、時間情報2は03:00〜、時間情報3は02:00〜、となっている。現在時刻が、18:30の場合、下記のようになる。
・時間情報1の05:00に現在時刻18:30を加算すると、23:30となる。消費期限日時22:00は時刻23:30より小さいので、値下対象商品となる。
・時間情報2の03:00に現在時刻18:30を加算すると、21:30となる。消費期限日時22:00は時刻21:30より大きいので、値下対象外商品となる。
上記の結果、ここであげた例では、ステップST224では、時間情報1を選択することになる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。上記実施形態例では、ラベル発行装置で説明したが、上記のようなラベルを発行する機能を備えた装置であれば、ラベル発行装置に限定するものではなく、他の種々の機能を備えた装置であったも本発明の対象となることは明らかである。
本発明に係るラベル発行装置のシステム構成を示すブロック図である。 本発明に係るラベル発行装置を備えた小売店の平面配置例を示す図である。 本発明に係るラベル発行装置で発行する初回発行のラベル例を示す図である。 本発明に係るラベル発行装置で発行する再発行ラベル(値下ラベル)例を示す図である。 本発明に係るラベル発行装置の商品ファイルのレイアウトを示す図である。 本発明に係るラベル発行装置の商品分類情報ファイルのレイアウトを示す図である。 本発明に係るラベル発行装置の値下情報ファイルのレイアウトを示す図である。 本発明に係るラベル発行装置の初回発行ラベルの発行処理フローを示す図である。 本発明に係るラベル発行装置の再発行ラベル(値下ラベル)の発行処理フローを示す図である。 GS1 DatabarのAI(97)の現時点の定義内容を説明する図である。 本発明に係るラベル発行装置のラベル発行情報ファイルのレイアウトを示す図である。
符号の説明
1 ラベル発行装置
2 制御部
3 バーコードリーダー
4 印字部
5 操作部
6 表示部
10 CPU(中央処理装置)
11 ROM
12 RAM
20 初回発行ラベル
20’再発行ラベル
21 商品名
22 消費期限日時
24 商品識別番号
25 原材料名
26 添加物
28 価格
29 内容量
30 内容量単位
31 バーコード
32 値引価格
33 バーコード

Claims (1)

  1. 既に商品に貼り付けられているラベルの商品識別番号と消費期限日時がわかる日時情報を含むバーコードを読んで値下ラベルを発行するラベル発行装置において、
    前記ラベルのバーコードを読み取り商品識別番号を取得し、前記商品識別番号により商品ファイルを参照して該当する商品データを取得する商品データ取得手段と、日時情報を取り出す日時情報取出手段と、
    値下番号毎に、かつ、消費期限日時までの時間毎に割引率或いは値引金額或いは値下後の販売金額のいずれかである値下情報を記憶する値下情報記憶手段と、
    商品識別番号、値下番号を含む商品データを記憶する商品ファイルと、
    現在日時と前記日時情報取出手段で取り出した日時情報に基いて消費期限の何時間前であるかの時間情報を算出する時間情報算出手段と、
    前記時間情報算出手段で算出した時間情報と、前記取得した商品データから得られる値下番号とから前記値下情報記憶手段を参照して該当する値下情報を選出する値下情報選出手段と、
    前記値下情報選出手段で選出した値下情報に基づいて割引率或いは値引金額或いは値下後の販売金額を印字し値下ラベルの発行を行う値下ラベル発行手段と、を備えたことを特徴とするラベル発行装置。
JP2008293782A 2008-11-17 2008-11-17 ラベル発行装置 Active JP5293103B2 (ja)

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