JPS5917763Y2 - バルクアンケ−サの送出部における分解位置の位置決め機構 - Google Patents

バルクアンケ−サの送出部における分解位置の位置決め機構

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JPS5917763Y2
JPS5917763Y2 JP1980116313U JP11631380U JPS5917763Y2 JP S5917763 Y2 JPS5917763 Y2 JP S5917763Y2 JP 1980116313 U JP1980116313 U JP 1980116313U JP 11631380 U JP11631380 U JP 11631380U JP S5917763 Y2 JPS5917763 Y2 JP S5917763Y2
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JP
Japan
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JP1980116313U
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JPS5743206U (ja
Inventor
道夫 和田
Original Assignee
日本耐酸壜工業株式会社
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Publication date
Application filed by 日本耐酸壜工業株式会社 filed Critical 日本耐酸壜工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、一定数個量に配列された物品が台紙を介し
て数段に積み重ねられてなるバルクを一段ずつ分解して
機外へ送り出す、いわゆるバルクアンケーサの送出部に
おける分解位置の位置決め機構に関する。
近年、例えばガラス壜メーカーによって製造されたガラ
ス壜容器を医薬品メーカー等に運搬するに際して、該容
器の運搬を簡素化し、包装資材および単位当り運賃等の
物流コストの低減を図るために、一定数個量に配列され
た物品を台紙を介して数段に積み重ね、これを段ボール
等によって包被、包装したいわゆるバルク包装なる技術
が開発されるに至っている。
そして、このバルク包装された物品を受は入れた工場等
ではこれを解体し、次の使用工程に供給するのであるが
、この解体の際に使用される装置のことを一般にバルク
アンケーサとよんでいる。
この考案は、このバルクアンケーサの送出部における分
解位置の位置決め機構に関する。
一般にバルク包装された物品はその輸送後には振動等に
よって各段の台紙にずれが生じたり、あるいは各段の物
品がどちらかへ片寄っていたりすることは往々にしであ
ることである。
このようなバルクをそのままアンケーサ機内に送り込み
分解した場合には、物品が側方から落下したりあるいは
台紙がそのまま一緒に送り出されたりする等の不具合が
生じ、単に分解作業の効率が低下するばかりでなく、物
品がガラス壜等のわれ物である場合には作業具を傷害す
るおそれがあり、危険でもある。
この考案はこのような送出部におけるバルクの分解位置
を正確に制御することができる機構を提案するものであ
って、分解作業の効率向上および作業の安全に寄与しよ
うとするものである。
以下添付の図面に従ってこの考案の実施例を説明すると
、第1面はバルクアンケーサの全体側面図、第2図はこ
の考案の位置決め機構の実施例を示す縦断面図、第3図
はその横断面図、第4図はその要部の斜視図である。
第1図に示すバルクアンケーサは、機台F前方よりバル
ク■を機台内に搬入する搬入部20と、機台内に搬入さ
れたバルク■を機台の分解位置Aに順次上下動させる昇
降部30と、該分解位置Aにおいて機台Fの後方へ物品
を送り出す送出部40と、該送出部40から機外へ移動
した物品を次の所定位置に搬出する搬出部50の各部よ
り構成されている。
このバルクアンケーサの概略について説明すると、機台
Fの前方にはその外装を解かれたバルク■を機台F内に
送り込むローラコンベア21からなる搬入部20が設け
られている。
該コンベア21はモータ22によって駆動される。
昇降部30は、ローラーを有する載置台31と、機台F
のフレーム9.9内に設けられた油圧シリンダ33.3
3・・・・・・からなり、前記載置台31は該シリンダ
33.33によって機台内を上下動するように構成され
ている。
この載置台31は、初め前記搬入部20のローラコンベ
ア21と同一の高さ位置に調節され(第1図における実
線位置)、該コンベア21によって機台内へ送り込まれ
てくるバルク■を受は取る。
その後バルク■の最上段の物品V1を分解するために一
旦下方へ下降し、次いでバルクVの各段の分解処理に従
って順次上昇することにより、バルク■の各段をその分
解位置にセットする。
分解位置にセットされた物品は、台紙保持アーム49に
よってその上部の台紙が取除かれた後送出部40によっ
て、機外へ送り出される。
送出部40は、機台フレーム9,9の両側に取付けられ
たスプロケツ) 45.45・・・・・・に架装された
チェーン42のほぼ対角線位置に配設された2本のブツ
シュパー41.41から構成されている。
ブツシュパー41.41の取付けられているチェーン4
2は、モータ44によって駆動され、物品の送り出し位
置を水平に移動した後機台Fの後フレーム9.上フレー
ム8そして前フレーム9を通じ、再び送り出し位置に循
還するように構成されている。
図中43はチェーンカバーを示す。ブツシュパー41に
よって機外へ送り出された物品は、搬出部50によって
次の物品の使用工程へ移送される。
搬出部50は公知のベルトコンベアより構成される。
図中29は分解の終了した空パレットを搬送するコンベ
アである。
この考案は、第1図中符号10で示されるように、分解
位置Aにおける送出部40の両側の横フレーム8に設け
られるものであって、台紙ガイド11とその上部に該台
紙ガイド11と一体に設けられた物品ガイド15とシリ
ンダ装置19とから構成される。
台紙ガイド11は、第2図以下特に第4図より明らかな
ように前部に台紙止め部12を有しかつ下方が開放され
た台紙保持溝13を有する断面逆り字形の板状体である
この台紙ガイド11は図から明らかなように、台紙Sの
前方向および左右方向ならびに上方向への移動を阻止す
ることにより台紙Sの位置決めを正確に行なわしめる。
一方、この台紙ガイド11外側には適宜数のU字腕16
,16が一体に形成されその先端に該台紙ガイド11と
平行な物品ガイド15が設けられていて、分解される段
の両側部に位置する物品の少なくとも肩部近傍に当接し
て分解される段の物品群を側方からガイドするように構
成されている。
なお、物品ガイド15を支持するにU字腕16,16を
用いることにしたのは、第2図の縦断面図から理解され
るように、ちょうど台紙ガイド11と物品ガイド15の
中間部を前記送出部のブツシュパー41が移動すること
による。
台紙ガイド11外側にはシリンダ装置19のシリンダピ
ストン14が固着されていて、第2図に図示したように
物品の送出方向に対して直角方向、すなわち第2図の左
右方向に台紙ガイド11および物品ガイド15が移動で
きるように構成されている。
次にこの考案の作動を図について説明すると、バルクの
分解位置Aにおいて、台紙ガイド11の台紙保持溝13
の上端13aが機台の受取板17上面と同じ高さになる
ように位置調節されてシリンダ装置19が機台の横フレ
ームに固設される。
そして初めはこの台紙ガイド11は台紙Sの台紙面より
もやや外方に後退していて、前記の昇降装置30によっ
てバルク■の上段が分解位置Aに上昇してくるのを待つ
バルク■が分解位置Aまで上昇すると、シリンダ装置1
9を作動して、台紙Sの位置ずれを補正するとともに、
所定の分解位置にセットする。
このとき台紙ガイド11には物品の肩部近傍に当接する
物品ガイド15が一体に設けられているので、台紙Sの
位置すれとともに物品の位置ずれも矯正する。
この状態を保持して送出部のブツシュパー41が機台前
方より後方へ移動して物品を台紙S上より受取板17上
に押し出す。
この押出に際しては、従来しばしば物品の台紙面摺動に
つれて台紙S自体も移動して受取板17との接縁部に重
なり合い押出かうまくいかないことがあってか、この考
案にあっては台紙保持溝13前部に台紙止め部12が形
成されているので、台紙自体が移動することなく、極め
て効率よく送出を行なうことができる。
またブツシュパー41によって物品の押出がなされると
き、物品のブツシュパー41との当接位置によってはま
っすぐ前方へ押出されずに側方へ移動して台紙側縁から
機台外へ落下することがあったが、このような懸念は物
品ガイド15の形成によって全く解消されることとなっ
た。
このようにこの考案にあっては、バルクアンケーサの最
も重要部分とされる送出部におけるバルクの分解位置の
位置決めを正確になし、かつ送出時における台紙および
物品の位置保持を適切に行なうものであるから、送出時
の台紙のずれおよび物品の転倒、落下等の分解作業の効
率を妨げる各種の問題を一挙に解決し、かつ作業の安全
に太きく寄与することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図はバルクアンケーサの全体側面図、第2図はこの
考案の位置決め機構の一実施例を示す縦断面図、第3図
はその横断面図、第4図はその要部の斜視図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一定数個量に配列された物品が台紙Sを介して数段に積
    み重ねられてなるバルクVを一段ずつ分解して機外へ送
    り出す装置の送出部両側に設けられてバルク各段の分解
    位置の位置決めをなす機構であって、前部に台紙止め部
    12を有しかつ下方が開放された台紙保持溝13を有す
    る断面逆り字形の台紙ガイド11と、前記台紙ガイドと
    一体に設けられて分解される段の両側部に位置する物品
    の少なくとも肩部近傍に当接しうる物品ガイド15と、
    前記台紙ガイドおよび物品ガイドを物品の送出方向と直
    角方向に前進後退せしめるシリンダ装置19とからなる
    ことを特徴とするバルクアンケーサの送出部における分
    解位置の位置決め機構。
JP1980116313U 1980-08-15 1980-08-15 バルクアンケ−サの送出部における分解位置の位置決め機構 Expired JPS5917763Y2 (ja)

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JP1980116313U JPS5917763Y2 (ja) 1980-08-15 1980-08-15 バルクアンケ−サの送出部における分解位置の位置決め機構

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5743206U JPS5743206U (ja) 1982-03-09
JPS5917763Y2 true JPS5917763Y2 (ja) 1984-05-23

Family

ID=29477183

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JP1980116313U Expired JPS5917763Y2 (ja) 1980-08-15 1980-08-15 バルクアンケ−サの送出部における分解位置の位置決め機構

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55119815A (en) * 1979-03-05 1980-09-13 Kenji Ishikura Hollow porous spherical block and coupling method thereof

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55119815A (en) * 1979-03-05 1980-09-13 Kenji Ishikura Hollow porous spherical block and coupling method thereof

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JPS5743206U (ja) 1982-03-09

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