JP2903783B2 - 自動包装機における定量供給装置 - Google Patents

自動包装機における定量供給装置

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JP2903783B2
JP2903783B2 JP18199891A JP18199891A JP2903783B2 JP 2903783 B2 JP2903783 B2 JP 2903783B2 JP 18199891 A JP18199891 A JP 18199891A JP 18199891 A JP18199891 A JP 18199891A JP 2903783 B2 JP2903783 B2 JP 2903783B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、青果物などの物品を一
定重量ずつ計量して箱や袋等の包装容器に供給する自動
包装機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の自動包装機としては、供
給コンベアの末端に直交する方向に、幅広の大量搬送コ
ンベアと幅狭の少量搬送コンベアを並列して配置し、大
量搬送コンベアおよび少量搬送コンベアの末端に重量検
出部を設けたものが知られている。このものは、重量検
出部の検出値が所定値(例えば計量予定値の90%)に
達するまでは大量搬送コンベアと少量搬送コンベアの両
方により重量検出部に供給し、また重量検出部の検出値
が所定値を超えると、大量搬送コンベアを停止して少量
搬送コンベアのみで100%(容器に収容する単位重
量、例えば15kg)まで、いわば小出しに供給する。
この従来装置によれば、計量の誤差を小さく抑えること
ができる利点がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来装置で
は、供給コンベアによる供給量は必ずしも一定ではな
く、多量の青果物等の物品が一度に供給された場合に
は、重量検出部の検出値が所定値に達してから大量搬送
コンベアを停止して少量搬送コンベアのみによる供給に
切り換えても、その切り換え動作を行った時点では既に
計量予定値を超過している場合があって、計量精度を確
保しがたいという問題点があった。 【0004】そこで、本発明はこの問題点に対処すべく
成されたものであり、多量の物品が一度に集中した場合
に、計量予定値を超過して供給せずに計量精度を確保す
ることを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決すべ
く、本発明の自動包装機における定量供給装置は、供給
コンベアで供給した物品を少量搬送コンベアおよび大量
搬送コンベアに移し換え、これら両コンベアで分担して
物品を重量検出計に向けて供給し、その検出値が所定の
第1重量値になったときに前記少量搬送コンベアのみに
よる供給に切り換える自動包装機において、前記重量検
出計の重量検出開始後の経過時間を計測する計時手段
と、前記重量検出計の検出値が所定の第2重量値に達し
たか否かを判別する重量判別手段と、当該重量判別手段
が所定の第2重量値に達したことを判別したときに、計
時手段の計数値が所定値を下回っているか否かを判別す
る計数判別手段と、その計数値が所定値を下回っている
ときに、前記大量搬送コンベアによる供給を停止する供
給制御手段とを備えてなるものである。 【0006】 【作用】このように構成する本発明では、計時手段が重
量検出計の検出開始に応じて計数を開始する。重量判別
手段は、重量検出計の検出値が所定の第2重量値に達し
た否かを判別する。 【0007】そして、重量判別手段が所定の第2重量値
に達したことを判別したときに、計数判別手段は、計時
手段の計数値が所定値を下回っているか否かを判別す
る。その結果、所定値を下回り供給コンベアからの供給
量が一度に集中するときには、供給制御手段は、大量搬
送コンベアによる供給を停止するので、重量検出計には
少量搬送コンベアによりすこしずつ供給される。 【0008】 【実施例】本発明の実施例につき、以下に図面を参照し
つつ説明する。 【0009】図2において、1は青果物Cを計量工程に
供給する供給コンベアであり、図中紙面側から手前側に
向けて搬送するように設置する。この供給コンベア1の
終端に直交して図中左右方向に、幅狭の少量搬送コンベ
ア2(以下「小コンベア2」という)および幅広の大量
搬送コンベア3(以下「大コンベア」という)を並行か
つ階段状に配置する。これら小コンベア2および大コン
ベア3は、図示しないモータにより夫々別個に、かつ正
逆転自在に駆動される。 【0010】これら小コンベア2および大コンベア3の
左側の終端には流樋7を設け、該流樋7の排出側には、
箱Aを支持すべき箱支持体11を、機枠13に回動自在
に取り付ける。この箱支持体11は、旋回腕14,底面
板15および押圧部材16を互いに直角に接続したもの
であり、旋回腕14の上端は、枢軸14aで機枠13に
軸着する。箱支持体11の下部には、箱A内の物品の重
量を検出すべき重量検出手段としての重量センサ9を設
ける。 【0011】機枠13には、箱支持体11を昇降させる
ための油圧シリンダ17を、枢軸17aで回動自在に取
り付け、これら油圧シリンダ17のロッド17bの先端
を旋回腕14の中間部に接続する。箱支持体11の下動
旋回位置には、一定量の物品を箱詰めした箱Aを搬出す
る搬出用のローラコンベア21を配置する。従って、油
圧シリンダ17が突出作動すると箱支持体11が所定角
度旋回して、流樋7の排出口に対向して維持され、また
油圧シリンダ17が後退作動すると箱支持体11が下動
旋回してローラコンベア21上に載置される。 【0012】次に、このように構成する実施例の電気系
のブロック図について図3を参照して説明する。 【0013】図において、21はタイマ機能を有し、後
述のように各部を制御する制御部であり、その入力側に
重量センサ9を接続する。制御部21の出力側には各コ
ンベア1,2,3をそれぞれ駆動するモータ22,2
3,24を接続すると共に、油圧シリンダ17を駆動す
るソレノイド25を接続する。 【0014】次に、このように構成する本実施例の動作
例について、図4を参照して説明する。 【0015】いま、供給コンベア1を作動して例えば青
果物Cを小コンベア2および大コンベア3に向けて供給
する。 【0016】そしてまず、小コンベア2および大コンベ
ア3の搬送方向をいずれも箱A側に向け作動する。両コ
ンベア2,3上の青果物Cは、流樋7を介して箱A内に
落下して収容される。ここで、箱Aへの供給が開始して
重量センサ9が計数を開始すると(S1)、これに伴っ
て制御回路21のタイマが起動する(S2)。そして、
重量センサ9の検出値(箱A内の重量値)が5kgとい
うように所定値X(例えば計量予定値の50%)に達す
ると、そのときにタイマの計数値Tが所定値T1を下回
っているか否かを判別する(S4)。 【0017】その結果、タイマの計数値Tが所定値T1
より小さい場合は、制御部21は供給コンベア1からの
青果物Cの供給が過度に集中していると判断し、大コン
ベア3の動作を停止し、箱Aへの供給は小コンベア2の
みによる小出しの供給に切り換える(S5)。 【0018】他方、タイマの計数値Tが所定値T1を上
回っている場合は、制御部21は青果物Cの過度の集中
がないと判断し、そのまま両コンベア2,3による供給
を続行する。そして重量センサ9の検出値が所定値Y
(例えば計量予定値の90%)に達すると、制御部は大
コンベア3の動作を停止し、以後の箱Aへの供給は小コ
ンベア2のみによる小出しの供給に切り換える。 【0019】その後、重量センサ9の検出値が計量予定
値(例えば10kg)に達すると(S7)、小コンベア
2の動作が停止し(S8)、箱Aへの供給が終了する。
そして油圧シリンダ17の後退作動により、箱支持体1
1が下動旋回し、箱Aはローラコンベア21上に載置さ
れて搬出される。 【0020】以上のように、本実施例では、供給コンベ
ア1からの物品の供給が一度に集中する場合には、重量
が所定値X(計量予定値の50%)に達した時点から直
ちに小コンベア2のみによる供給に切り換え、早い時点
から小出しに供給するので、この切り換え動作を行った
時点で計量予定値を超過するという事態が生じる虞はな
く、計量精度を確保できる。 【0021】また、物品の過度の集中がない場合には、
重量が所定値X(計量予定値の50%)より大である所
定値Y(計量予定値の90%)に達する時点までは大コ
ンベア3および小コンベア2により供給し、その後は小
コンベア2のみにより供給するようにしたので、処理能
力が低下せず能率的に計量できる。 【0022】以上の実施例では、箱支持体11がコンベ
ア2,3の一方の終端側のみに配置されているだけなの
で、箱詰めの効率が悪い。そこで、図5および図6に示
すような構成の自動包装機にするのが望ましい。 【0023】すなわち、この図5および図6で示す自動
包装機は、図1に示す箱支持体11と同様の構成の箱支
持体12を、小コンベア2および大コンベア3の右側の
終端に油圧シリンダ18で昇降自在に構成する。油圧シ
リンダ18は、機枠13に枢軸18aにより回動自在に
取り付け、そのロッド18bの先端を旋回腕14の中間
部に接続する。また、図中の8は流樋、10は重量セン
サ、22は搬出用のローラコンベアである。なお、他の
構成は図1と同様であるので、その説明は省略する。 【0024】以上の構成によれば、小コンベア2および
大コンベア3の左右両端の箱支持体11,12にに箱A
および箱Bを配置し、各コンベア2,3の箱Aへの供給
が終了すると共に、これら各コンベア2,3の搬送方向
をそれぞれ別個に逆転して箱Bに供給できるので、一方
の箱の入れ換え作業中にも両コンベア2,3を停止せず
に他方の箱に供給して連続的に計量工程を行うことがで
き、もって作業能率が顕著に向上できるという効果を奏
する。 【0025】なお、本実施例の小コンベア2としては、
青果物を一個ずつ搬送する、いわゆる一個送りコンベア
を用いることも勿論可能である。 【0026】 【発明の効果】以上のように、本発明では、供給コンベ
アによる物品の供給量の程度を検出できるようにし、そ
の供給量が大であって大量の物品が一度に集中する場合
には、早期に大量搬送コンベアによる供給を停止して少
量搬送コンベアのみにより小出しに供給するようにした
ので、重量検出計に過剰供給されることなく計量でき、
もって計量精度が確保できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例を示す正面図である。 【図2】本発明実施例の要部を示す平面図である。 【図3】本発明実施例の電気系を示すブロック図であ
る。 【図4】本発明実施例の動作例を示すフローチャートで
ある。 【図5】本発明の他の実施例を示す正面図である。 【図6】本発明の他の実施例の要部を示す平面図であ
る。 【符号の説明】 1 供給コンベア 2 少量搬送コンベア 3 大量搬送コンベア 7,8 流樋 11,12 箱支持体 17,18 油圧シリンダ 21,22 ローラコンベア A,B 箱 C 青果物

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 供給コンベアで供給した物品を少量搬送コンベアおよび
    大量搬送コンベアに移し換え、これら両コンベアで分担
    して物品を重量検出計に向けて供給し、その検出値が所
    定の第1重量値になったときに前記少量搬送コンベアの
    みによる供給に切り換える自動包装機において、前記重
    量検出計の重量検出開始後の経過時間を計測する計時手
    段と、前記重量検出計の検出値が所定の第2重量値に達
    したか否かを判別する重量判別手段と、当該重量判別手
    段が所定の第2重量値に達したことを判別したときに、
    計時手段の計数値が所定値を下回っているか否かを判別
    する計数判別手段と、その計数値が所定値を下回ってい
    るときに、前記大量搬送コンベアによる供給を停止する
    供給制御手段とを備えてなる自動包装機における定量供
    給装置。
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