JP4592920B2 - 包装装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、包装ステーションに張設したフィルムに向って下方から被包装物を押し上げた後、フィルムを包装する包装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の包装装置は、フィルムの長手方向の側縁部を数個のクランプで挟持した状態で包装ステーションに張設し、この状態で折り込み部材によりフィルムの前後左右の各側縁部を被包装物の底面に折り込む。この際、前記各クランプは各々所定のタイミングでフィルムの挟持状態を解放する。この解放のタイミングが早すぎたり、あるいは、遅すぎたりすると、フィルムに皺が生じ、そのため、包装の仕上り状態の見栄えが悪くなる。
【0003】
そこで、従来より、前記クランプの解放のタイミングを各クランプごとに設定できるようにしている。また、包装状態が悪い場合には、これを改善するために、前記タイミングを設定変更できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記クランプは数個存在し、各クランプの解放のタイミングをどのように変更すればよいかは、熟練した者でないと分からないので、その改善は容易でない場合がある。
【0005】
したがって、本発明の目的は、包装の仕上り状態の改善操作が容易な包装装置を提供することである。
【0006】
【発明の原理】
つぎに、本発明の構成の説明に先立って、本発明の原理について説明する。
皺が生じた場合には、皺の生じた箇所や皺の形態に応じて各クランプの動作タイミングを変更することで皺が生じないようにするのであるが、いかなる皺が生じたときに、どのようにタイミングを変更するかは、経験則で予め分かっている。したがって、皺の状態、つまり、包装の仕上り状態と、これを改善する操作との間に関連付けを行えば、不慣れなオペレータでも、改善操作が容易になる。また、各クランプの解放のタイミングをまとめて(グループとして)一括して変更できるようにすれば、各クランプ間のタイミングのズレ量を調整する必要がなく、改善操作が容易になる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、包装ステーションに搬送したフィルムの端部を複数のクランプによって挟持した状態でそのフィルムの下側からリフタにより被包装物を突き上げて該被包装物の上面をフィルムで覆い、該フィルムの端部を折り込み機構により被包装物の底面に折り込む包装機構を備え、前記折り込み機構が折込動作を開始し始めた後、折込完了までの間の予め設定されたタイミングで前記各クランプが前記挟持状態からフィルムを開放する包装装置において、包装された商品の上面のフィルムに皺の生じた互いに異なる例を前記フィルムに生じた皺の形状および皺の場所ごとに包装の仕上がり状態として絵柄を複数個例示する表示器と、前記被包装物の大きさに応じて、前記各クランプがフィルムを開放するタイミングとを互いに関連付けて記憶するタイミング記憶部と、前記包装の仕上がり状態ごとに前記各クランプを開放するタイミングの変化時間を記憶する変化量記憶部とを備え、前記絵柄で例示された包装の仕上がり状態のうちの1つを選択する変更操作を行うことにより、当該選択された包装の仕上がり状態ごとの前記タイミングの変化時間が前記タイミング記憶部に記憶されたタイミングに加算されて、前記各クランプがフィルムを開放する前記タイミングが一括して設定変更されるようにした。
【0008】
削除
【0009】
なお、表示器が例示する仕上り状態は、予め設定登録されたものである。
なお、「包装機構」には、いわゆるクランプや折込部材が含まれる。
【0010】
本発明においては、表示器に包装の仕上り状態を複数個例示し該例示された包装の仕上り状態のうちの1つを選択して、当該選択された包装状態ごとに、クランプの開放タイミングを設定変更できるようにする。
「複数個例示」とは、1つの表示画面に複数個例示する場合の他に、複数の表示画面に1つづつ例示する場合を含む。
【0011】
削除
【0012】
削除
【0013】
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【0014】
削除
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面にしたがって説明する。
本実施形態では包装貼付システムについて説明する。該包装貼付システムは図1の商品MをトレーTごと包装するストレッチフィルム包装装置の機能に加え、包装後にラベルを貼付する貼付機能を備えている。なお、以下の説明において、商品MはトレーT上に載って搬送されていくが、「商品M」とは、トレーT内の内容物を指す場合と、内容物、トレーTおよびフィルムFを含んだ概念で用いる場合とがある。また、商品は必ずしもトレーT上に載っている必要はない。
【0016】
基本構造:
図1に示すように、本包装貼付システムは、商品Mを正面側2aから搬入して正面側2aに排出する前方排出型の包装貼付システムであって、正面2aには、コンベヤなどの供給装置20が設けてある。
【0017】
図2において、供給装置20は、商品Mの載ったトレー(被包装物)Tをリフタ201上に供給する。リフタ201の各ポスト210は、包装機構200の包装ステーション(包装部)Sの直下に配置されていると共に、昇降手段(エレベータ機構)208により上下昇降自在とされている。このリフタ201は、供給装置20から商品Mが供給されると、上昇して商品Mを包装ステーションSまで持ち上げる。
【0018】
一方、包装動作に先立ち、前記包装ステーションSには、張設状態のフィルムFが一対の搬送ベルト202,202によって供給されている。このフィルムFは、商品Mが押し上げられると、商品Mの上面に密着する。この状態で、フィルム折込み機構203は、図3の一対の左右折込板204,204と、後折込板205と、丸棒状の前折込部材206と、プッシャー207(図2)によって、フィルムFの前後左右の各側縁部を、トレーTの底面側に折り込んで商品Mを包装すると共に、図2の熱溶着コンベヤ211上に包装済の商品を搬送する。熱溶着コンベヤ211は、底面に折り込まれたフィルムF同士を互いに溶着し、その後、トレーTが排出台209上に排出される。
【0019】
一方、前記包装ステーションSの上方には、商品の内容に応じたラベルを発行するラベルプリンタ(ラベル発行部)12とラベル貼付機13が配設されている。ラベル貼付機13は、商品Mが排出台209上に排出されるまでの間に、ラベルプリンタ12から発行されたラベルを商品Mの上面に貼付する。
【0020】
クランプ:
図4に示すように、フィルムロールFrから引き出されたフィルムFは、フィルム渡し手段5によって搬送ベルト202に受け渡され、切断装置6により所定の長さに切断された後、前記包装ステーションSに供給される。
図5の平面図に示す前記包装ステーションSには、前記包装動作時にフィルムFの幅方向Yの両側縁部を挟持する10個のクランプ3a,3b,4a〜4dが設けられている。該クランプ3a,3b,4a〜4dは、前記折り込み機構203(図2)が折込動作を開始し始めた後、折込完了までの間に、後述するタイミングでフィルムFを開放する。クランプとしては、時間差を持って動く主クランプ4a〜4dおよび補助クランプ3a,3bが設けられている。
【0021】
前記主クランプ4a〜4dは、フィルムFの正面側2aに設けられた中央クランプ4aおよび左右クランプ4b,4bと、後方側に設けられた中央クランプ4cおよび左右クランプ4d,4dで構成されている。これらの主クランプ4a〜4dは、図4に示す搬送ベルト202の上下一対のベルトを上下から挟み付けることにより、前記包装ステーションSに供給されたフィルムFのクランプを行う。
【0022】
図5に示す前記補助クランプ3a,3bは、前後の主クランプ4a〜4dの左右両側にそれぞれ一対設けられており、かつ搬送ベルト202,202よりも幅方向Yの内側に設けられている。該補助クランプ3a,3bは、前記フィルムFを直接挟持してクランプを行う。
【0023】
機器構成:
図6において、供給装置20は計量コンベヤ100を備えている。該計量コンベヤ100に載せられた商品Mの重量は重量検出器101で検出され計量手段106に出力される。
【0024】
図6に示すマイコン3には、図示しないインターフェイスを介して、前記計量手段106の他にタッチスクリーン10、ストロークキー部11、ラベルプリンタ12および計量包装値付制御部14などが接続されている。マイコン3は、CPU4およびメモリ5を備えている。
【0025】
前記メモリ5は、商品情報記憶部50、トレー情報記憶部51および変化量記憶部52を備えている。
図7(a)に示すように、前記商品情報記憶部50には、商品ごとに、商品の呼出No. 、品名、単価およびトレーNo. などが互いに関連付けられて記憶されている。
トレー情報記憶部51はタイミング記憶部を構成しており、図7(b)に示すように、前記トレー情報記憶部51には、トレーNo. ごとに、トレーの奥行、幅、高さなどからなるトレーの大きさの情報の他にクランプ動作タイミングおよび折込板動作タイミングなどからなるトレーの包装に関する情報が互いに関連付けられて記憶されている。なお、前記各クランプ3a,3b,4a〜4dは、所定のタイミングで同時にフィルムFの挟持動作を開始するように設定されており、前記「クランプ動作タイミング」欄には、各クランプのクランプ開始からクランプ解除までの動作時間(クロック数)が記憶されている。
図7(c)に示すように、前記変化量記憶部52には、前記皺の生じた箇所に対応するパターンごとに(たとえば、パターンAは図8の後述する表示エリア10aに対応する)、各クランプの動作タイミングの変化量(変化時間)が互いに関連付けられて予め記憶されている。すなわち、該変化量は、皺のパターンごとに、かつ、クランプの種別ごとに記憶されている。
【0026】
前記タッチスクリーン10は表示器を構成しており、該タッチスクリーン10には、図8に示す調整画面や図9に示す登録画面などの表示画面が表示される。
図8に示すように、前記調整画面には、5つの状態表示エリア10a〜10eおよび強弱の目盛10fなどが表示される。前記状態表示エリア10a〜10eには、トレーに皺の生じた悪い例が該皺の形状および皺の場所ごとにイメージで表示されており、各状態表示エリア10a〜10eは、それぞれ、包装の仕上り状態を改善するためのキーを構成する。
【0027】
図9に示すように、前記登録画面には、各クランプごとに微調整ボタン10gなどが表示される。該登録画面を用いて、図7のトレー情報記憶部51の記憶内容が予め入力される。
【0028】
前記タッチスクリーン10は、表示されたボタンにタッチすることで種々の入力を行うことが可能であり、したがって、タッチスクリーン10はストロークキー部11と共に種々の設定事項の設定入力を行う操作部(操作キー)を構成している。
【0029】
前記CPU4は、商品の包装およびラベルの貼付等を行う包装モードと、後述する仕上がり状態調整モードとを備えている。
【0030】
本システムの運用:
包装モード
オペレータが所定の操作を行い、図6に示す前記CPU4を包装モードに設定すると、CPU4は、前記商品情報記憶部50から当該商品Mに対応する商品情報を読み出すと共に、トレー情報記憶部51から当該トレーNo. に対応する前記トレー情報を読み出して、包装モードをスタートさせる。
前記供給装置20上に商品Mを載置すると、該商品Mは図4に示すリフタ201に搬送された後、該リフタ201が上昇して包装ステーションSに持ち上げられる。
【0031】
一方、包装動作に先立ち、図5に示す前記包装ステーションSには、張設状態のフィルムFが一対の搬送ベルト202,202によって供給されている。該フィルムFは、前記主および補助クランプ3a,3b,4a〜4dによってクランプされて、該包装ステーションSに張架される。前記リフタ201によって商品Mが突き上げられると、前記折込み機構203により該トレーTの底面側にフィルムFが折り込まれると共に、前記トレー情報記憶部51から読み出された各クランプの動作タイミングに基づいて、各クランプ3a,3b,4a〜4dが順に解除され、商品Mの包装が行われる。
【0032】
状態調整モード
ところで、包装された商品上面のフィルムFに皺が生じ、該商品の仕上がり状態を改善する必要が生じた場合、オペレータは所定の操作を行い前記CPU4を状態調整モードに設定する。前記調整モードがスタートすると、CPU4が、図8に示す調整画面をタッチスクリーン10に表示させる。該画面に表示された各状態表示エリア10a〜10eには、それぞれ異なるタイプの皺が例示されており、オペレータは、前記商品の仕上がり状態に近似したタイプの皺の箇所が表示された状態表示エリアにタッチする。
【0033】
たとえば、図10(a)に示すように、トレーTの中央付近のみに皺Fwが生じた場合、図8に示す当該中央付近に皺が表示されたイメージの状態表示エリア10bにタッチすると、CPU4が前記変化量記憶部52から当該状態表示エリア10bに対応するパターンB(図7(C))から変化量を読み出す。CPU4は、図10(b)に示す各クランプの動作タイミングに前記パターンBの変化量をそれぞれ加算し、図10(c)に示す修正タイミング(「動作タイミング」+または−「変化量」)を算出する。CPU4は、前記トレー情報記憶部51の当該トレーTに対応する前記動作タイミングを消去すると共に、当該修正タイミングを更新記憶させる(上書き保存させる)。
【0034】
その後、オペレータが所定の操作を行い、前記CPU4を包装モードに設定して商品の包装を行うと、各クランプ3a,3b,4a〜4dが前記修正タイミングに基づいて順に解除され、フィルムFの折り込みが行われる。
【0035】
このように、10個の各クランプ3a,3b,4a〜4dの動作タイミングに対応する変化量が1組としてセットで予め設定記憶されているので、各クランプの動作タイミングに前記変化量を加減算することで、該動作タイミングを一括して変更することができる。しかも、状態表示エリア10a〜10eにタッチするという1つの操作で、各クランプの動作タイミングを一括して変更することができる。したがって、商品の包装状態の改善を簡便に行うことができる。
【0036】
さらに、皺の生じた箇所と各クランプの動作タイミングとの関係を知らない不慣れなオペレータであっても、商品の仕上がり状態に近似した状態表示エリア10a〜10eを選択するだけで、容易に仕上がり状態の改善を行うことができる。
【0037】
なお、図8の各表示エリア10a〜10eの右側の図柄内にタッチすると、前記修正タイミングから前記変化量が減算され、フィルムの張りが弱くなる。また、表示エリア10a〜10eにn回タッチすると、前記「変化量」にnを乗算した分だけ、動作タイミングに加減算される。
【0038】
また、前記各クランプごとに動作タイミングを微調整する場合には、図9に示す登録画面を表示させて、微調整ボタン10gにタッチして加減算する数値(クランプごとの変化量)を各クランプごとに入力する。
【0039】
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、タイミング記憶部をトレー情報記憶部51とは別に設けてもよい。また、前記実施形態では、トレー(被包装物)の大きさに応じて、動作タイミングをトレー情報記憶部51に記憶させるようにしたが、前記動作タイミングだけではなく、トレーの大きさに応じて、変化量を変化量記憶部52に記憶させるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、クランプ3a,3b,4a〜4dを前後に5個ずつとしたが、前後に複数個有すればよい。また、補助クランプ3a,3bが主クランプと直線状に並んでいても良いし、補助クランプを有しない装置であってもよい。
【0040】
また、本発明は、1本のフィルムロールを用いた包装機(特開平9−95323号参照)にも適用し得る。また、フィルムの幅方向にフィルムを引き延ばして(プリストレッチ)フィルム幅を変更し、幅狭のフィルムで大きなトレーを包装するタイプの包装機にも適用し得る。
さらに、フィルムを用いて商品の包装を行う包装機であればよく、商品Mの計量機能やラベルの貼付機能を有している必要はない。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、包装の仕上り状態が悪い場合には表示器に例示された仕上り状態を見ながら仕上り状態を改善するためのキー操作を行うことで、包装機構の動作タイミングを設定変更できるから、各クランプの解放のタイミングをどのように変更すればよいのかを知らなくても、仕上り状態を改善することができる。したがって、不慣れなオペレータでも改善操作を容易に行うことができる。
【0042】
さらに、包装の仕上り状態を複数個例示するので、仕上りの状態を比較して、該当するものを選択することにより、種々の状態について容易に改善操作を行うことができる。
【0043】
なお、全てのクランプを1組として、単一の操作で設定変更すれば、クランプ相互の調整も不要となるので、改善操作が更に容易になる。
【0044】
一方、包装の仕上り状態が悪い場合には、所定の設定変更操作により、種別の異なるクランプについて動作タイミングを1組として変更すれば、各クランプごとに個別に設定操作する必要がないから、改善操作が容易になる。
【0045】
更に、全てのクランプを1組として変更できるようにすれば、改善操作が容易になる。
【0046】
各クランプの動作タイミングの変化量を予め記憶させた場合、各クランプ相互の調整が不要となるので、改善操作が容易になる。
【0047】
更に、被包装物の大きさに応じて、動作タイミングおよび変化量を予め設定するので、被包装物に応じた適切な調整ができ、包装の仕上り状態が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す包装貼付システムの概略斜視図である。
【図2】 包装機構を示す概略側面図である。
【図3】 フィルムの折り込み動作を示す斜視図である。
【図4】 フィルムの供給機構を示す概略正面図である。
【図5】 フィルムの供給機構を示す概略平面図である。
【図6】 包装貼付システムを示す概略構成図である。
【図7】 記憶部の記憶内容を示す図表である。
【図8】 表示画面を示す正面図である。
【図9】 表示画面を示す正面図である。
【図10】 (a)は仕上がり状態の商品を示す平面図、(b),(c)はクランプの動作タイミングを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
3a,3b:補助クランプ
4a〜4d:主クランプ
10:タッチスクリーン(表示器・操作部)
11:ストロークキー(操作部)
51:トレー情報記憶部(タイミング記憶部)
52:変化量記憶部
200:包装機構
201:リフタ
F:フィルム
S:包装ステーション
T:トレー(被包装物)
Claims (1)
- 包装ステーションに搬送したフィルムの端部を複数のクランプによって挟持した状態でそのフィルムの下側からリフタにより被包装物を突き上げて該被包装物の上面をフィルムで覆い、該フィルムの端部を折り込み機構により被包装物の底面に折り込む包装機構を備え、前記折り込み機構が折込動作を開始し始めた後、折込完了までの間の予め設定されたタイミングで前記各クランプが前記挟持状態からフィルムを開放する包装装置において、
包装された商品の上面のフィルムに皺の生じた互いに異なる例を前記フィルムに生じた皺の形状および皺の場所ごとに包装の仕上がり状態として絵柄を複数個例示する表示器と、
前記被包装物の大きさに応じて、前記各クランプがフィルムを開放するタイミングとを互いに関連付けて記憶するタイミング記憶部と、
前記包装の仕上がり状態ごとに前記各クランプを開放するタイミングの変化時間を記憶する変化量記憶部とを備え、
前記絵柄で例示された包装の仕上がり状態のうちの1つを選択する変更操作を行うことにより、当該選択された包装の仕上がり状態ごとの前記タイミングの変化時間が前記タイミング記憶部に記憶されたタイミングに加算されて、前記各クランプがフィルムを開放する前記タイミングが一括して設定変更されるようにした包装装置。
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