JP2002241174A - ベータアルミナ固体電解質の製造方法 - Google Patents

ベータアルミナ固体電解質の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原料の仮焼工程を省略したベータアルミナ固
体電解質の製造方法において、マグネシウム−アルミニ
ウムスピネル原料の合成工程を不要とし、より低コスト
で低抵抗なベータアルミナ固体電解質を製造することが
できる方法を提供する。 【解決手段】 アルミニウム源、マグネシウム源及びナ
トリウム源の各原料を水中にて粉砕混合して得たスラリ
ーを造粒した後成形し、次いで焼成することにより、原
料の仮焼を行うことなくベータアルミナ固体電解質を製
造する方法である。前記マグネシウム源として水酸化マ
グネシウムを使用し、焼成過程において、反応性に富む
活性なスピネルを合成するとともに、前記スラリー中に
分散剤としてクエン酸を添加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、ベータアルミナ
固体電解質の製造方法に係り、更に詳しくは、従来マグ
ネシウム源として広く用いられてきたマグネシウム−ア
ルミニウムスピネルを使用することなく製造することが
できるベータアルミナ固体電解質の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】 ベータアルミナは、ナトリウムイオン
のイオン伝導率が極めて高い(すなわち、電気抵抗が低
い)ため、ナトリウム−硫黄電池の陽極室と陰極室とを
仕切る隔壁等の固体電解質としての用途が注目されてい
る。
【0003】 このようなベータアルミナ固体電解質の
うち、MgO安定化ベータアルミナ固体電解質は、従
来、次の方法で製造されていた。すなわち、MgO、N
a化合物、α−Al23の各原料を適切な比率で混合し
た後、仮焼してベータアルミナ化を行い粉砕する。次
に、得られた粉砕原料を造粒した後、所定形状に成形
し、焼成することによりベータアルミナ固体電解質を得
る。
【0004】 また、最近では、特開平7−27274
9号公報に開示された方法のように、原料をベータアル
ミナ化する仮焼工程を経由せず、直接ベータアルミナ固
体電解質を製造する方法も実施されている。この方法
は、ベータアルミナの安定化剤であるMgOのマグネシ
ウム源として、マグネシウムとアルミニウムからなるス
ピネル化合物(MgAl24、以下「マグネシウム−ア
ルミニウムスピネル」と称する。)を用いることにより
実現されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 しかし、前記のよう
な原料の仮焼工程を省略した製造方法は、製造工程を短
縮してベータアルミナ固体電解質をより効率的に製造で
きるという点では有用であるものの、マグネシウム源と
して使用されるマグネシウム−アルミニウムスピネル原
料の合成工程が必要となるため、製造コストが上昇する
という問題があった。
【0006】 本発明は、このような従来の事情に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、原料
の仮焼工程を省略したベータアルミナ固体電解質の製造
方法において、マグネシウム−アルミニウムスピネル原
料の合成工程を不要とし、より低コストでベータアルミ
ナ固体電解質を製造することができる方法を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本発明によれば、アル
ミニウム源、マグネシウム源及びナトリウム源の各原料
を水中にて粉砕混合して得たスラリーを造粒した後成形
し、次いで焼成することにより、原料の仮焼を行うこと
なくベータアルミナ固体電解質を製造する方法であっ
て、前記マグネシウム源として水酸化マグネシウムを使
用するとともに、前記スラリー中に分散剤としてクエン
酸を添加することを特徴とするベータアルミナ固体電解
質の製造方法、が提供される。
【0008】 本発明において、前記焼成の際、焼成途
中において所定温度で一定時間保持することが好まし
い。具体的には、βあるいはβ”アルミナを合成する温
度より低温側である900〜1100℃の温度範囲で、
1〜5時間保持することにより、前記水酸化マグネシウ
ム中のマグネシウム全体量の10質量%以上をスピネル
に合成することが好ましい。このことにより、焼成過程
において、反応性に富む活性なスピネルが生成し、より
低抵抗なベータアルミナ固体電解質を得ることができ
る。また、本発明において、前記クエン酸の添加量はス
ラリー固形分に対して0.01〜1質量%であることが
好ましく、前記クエン酸の添加時期は、スラリーの粉砕
混合を行う前であることが好ましい。また、前記ナトリ
ウム源としては、炭酸ナトリウム及び/又は炭酸水素ナ
トリウムを使用することが好ましく、前記焼成の際の最
高温度を1550〜1650℃とすることが好ましい。
なお、本発明において、ベータアルミナとは、β−Al
23(Na2O・11Al23)、β”−Al23(N
2O・5Al23)、β'''−Al23などの総称であ
り、特にβ”−Al23の含有量の多い、いわゆるβ”
化率が95%以上のものを指すものである。
【0009】
【発明の実施の形態】 本発明においては、ベータアル
ミナ固体電解質を製造するに際して、ベータアルミナの
安定化剤であるMgO等のマグネシウム源として、従来
の原料の仮焼を伴わないベータアルミナ固体電解質の製
造方法で使用されてきたマグネシウム−アルミニウムス
ピネルに代えて、水酸化マグネシウムを用いることに大
きな特徴があり、これによりマグネシウム−アルミニウ
ムスピネル原料の合成工程を省略して、製造コストの大
幅な低下を実現するものである。
【0010】 また、マグネシウム源として水酸化マグ
ネシウムを用いる場合には、マグネシウム−アルミニウ
ムスピネルを用いる場合に比べて、アルミニウム源の配
合比率が高まるので、アルミニウム源として電気抵抗の
低いアルミナ原料を用いることにより、ベータアルミナ
固体電解質の低抵抗化が可能になる。上記の電気抵抗の
低いアルミナ原料としては、例えば、特開2001−1
51562公報に記載されたアルミナが好ましい。
【0011】 更に、本発明においては、焼成途中で、
好ましくはβあるいはβ”アルミナを合成する温度より
低温側である900〜1100℃の温度範囲で1〜5時
間保持する。水酸化マグネシウムは、成形体の焼成過程
において、350℃程度の比較的低い温度で水と活性な
マグネシアとに分解され、次いで、上記した900〜1
100℃の温度での一定時間保持により、そのマグネシ
アが他の原料成分との反応を経て活性なスピネルへと変
化し、最終的にベータアルミナ化して行く。本発明で
は、このように焼成過程で反応性に富む活性なスピネル
が生成されることにより、マグネシウム−アルミニウム
スピネルという安定で反応性の低い物質をマグネシウム
源に用いた従来の製造方法に比して、得られるベータア
ルミナ固体電解質がさらに低抵抗化するとともに、焼成
温度を引き下げることができる。焼成過程で生成するス
ピネル量は、水酸化マグネシウム中のマグネシウム全体
量の10質量%以上であることが好ましく、30質量%
以上であることがさらに好ましい。
【0012】 焼成温度については、マグネシウム−ア
ルミニウムスピネルをマグネシウム源に用いた従来の場
合における焼成の際の最高温度が約1600℃であるの
に対し、本発明では焼成の際の最高温度をそれより低い
1550〜1590℃の範囲に設定しても、良好な特性
を有するベータアルミナ固体電解質が得られる。なお、
本発明では、焼成の際の最高温度を1650℃まで高く
設定することも可能である。
【0013】 ところで、特性の良いベータアルミナ固
体電解質を得るためには、造粒物中の各原料の偏析を無
くすため、スラリー作製時に原料をできるだけ均一に混
合することが重要であるが、水酸化マグネシウムはスラ
リー中に分散させることが難しく、また、スラリーの粘
性が高くなってスラリーの保管時や造粒工程での粘性の
制御が非常に困難になる。
【0014】 そこで、本発明では、スラリー中に分散
剤としてクエン酸を添加することにより、水酸化マグネ
シウムの分散性を向上させて、原料の均一な混合を可能
とし、スラリーの保管時や造粒工程での粘性の安定化を
図った。スラリー中へのクエン酸の添加量としては、ス
ラリー固形分に対して0.01〜1質量%とすることが
好ましい。また、クエン酸の添加時期は、スラリーの粉
砕混合を行う前であることが好ましい。粉砕混合を行っ
た後にクエン酸を添加しても、その分散性効果を十分に
発現することができないからである。
【0015】 本発明において、マグネシウム源として
使用される水酸化マグネシウムとしては、平均粒径が5
μm以下であることが好ましく、1μm以下であること
が特に好ましい。水酸化マグネシウムの粒度が前記範囲
内であると、得られるスラリー及び造粒物中のマグネシ
ウム源の分布が均一になり、より特性の良いベータアル
ミナ固体電解質が得られる。
【0016】 ナトリウム源となるナトリウム化合物と
しては、炭酸ナトリウム(Na2CO3)などの従来公知
のものも使用できるが、炭酸水素ナトリウム(NaHC
3)を用いることが、造粒物中においてナトリウム化
合物の偏析がなくて均一分散が達成できるため好まし
い。すなわち、NaHCO3は、Na2CO3よりも水等
の溶媒への溶解度が低いため、造粒時の乾燥の際、析出
速度が速く、この結果、造粒物中における均一分散が達
成される。また、各原料を混合してスラリーとした場合
に、スラリーのpHを10程度に制御できるため、有機
バインダーの選択幅が大きくなるという点でも好まし
い。
【0017】 なお、ナトリウム源には、前記のような
ナトリウム化合物を単独で使用してもよいし、2種のナ
トリウム化合物を混合して使用してもよい。
【0018】 アルミニウム源としては、α−Al23
を用いることが好ましい。α−Al23の粒度は微細な
ものが好ましく、具体的には平均粒径が1μm以下であ
ることが好ましく、0.5μm以下であることが特に好
ましい。また、α−Al23の比表面積は、5m2/g
以上であることが好ましく、10m2/g以上であるこ
とが更に好ましい。α−Al23の粒度、比表面積が前
記範囲内であると、得られるベータアルミナ固体電解質
中に粗大結晶が生成し難く、緻密で低抵抗なものが得ら
れやすい。
【0019】 以上のような所定の物性を備えたアルミ
ニウム源、マグネシウム源及びナトリウム源の各原料
は、ベータアルミナが生成し得る所定の比率でそれぞれ
添加混合される。添加混合は、各原料に前記分散剤とし
てのクエン酸を添加し、水中にてボールミル等により粉
砕混合することにより行われ、造粒用のスラリーが作製
される。ここで、できるだけ均一な混合がなされること
が、焼成工程において焼結性を向上させるために望まし
い。
【0020】 次に、得られたスラリーをスプレードラ
イヤーなどで造粒する。ここで、造粒工程は各原料の混
合を均質ならしめ、かつ後続の成形工程での成形性を向
上させるために設けられている。造粒工程は、通常、平
均粒径が30〜100μmとなるように造粒物を作製す
る。
【0021】 スラリーを造粒した後、所定形状に成形
する。例えば、本発明のベータアルミナ固体電解質を、
ナトリウム−硫黄電池の隔壁として用いる場合には、通
常、チューブ状に成形する。この場合、成形は1.5t
on/cm2以上、好ましくは2.0ton/cm2以上
の圧力で行い、1.9g/cm3以上の密度を有する成
形体を作製する。
【0022】 次いで、成形体を所定条件で焼成する。
焼成は、最高温度を1550〜1650℃の範囲に設定
することが、特性の良いβ”化率が高いベータアルミナ
を得るために重要であるが、更に好ましくは、焼成ヒー
トカーブが、αアルミナと水酸化マグネシウムが焼成
過程で分解したマグネシアからスピネルを合成する90
0〜1100℃の範囲における一定温度で、1〜5時間
保持する工程、β−Al23からβ”−Al23へ相
変化する1400〜1550℃の範囲における一定温度
で1〜5時間保持する工程、あるいは当該温度範囲にお
いて50℃/hr以下で昇温する昇温工程、1550
〜1650℃の最高温度で0.1〜3.0時間保持する
工程、及び1400〜1550℃の範囲における一定
温度で1〜5時間保持する工程、あるいは当該温度範囲
において50℃/hr以下で降温する降温工程、の少な
くとも4工程からなることが好ましい。このような焼成
ヒートカーブは、ベータアルミナ中のβ”化率を95%
以上と高くする上で良好に作用する。
【0023】
【実施例】 以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。
【0024】 マグネシウム源として平均粒径1.0μ
mの水酸化マグネシウム(Mg(OH)2)粉末原料又は
平均粒径1.0μmのマグネシウム−アルミニウムスピ
ネル(MgAl24)粉末原料を、アルミニウム源とし
て平均粒径1.5μm、BET比表面積3.5m2/g
のα−アルミナ粉末原料を、ナトリウム源として試薬特
級の炭酸ナトリウム(Na2CO3)粉末原料を単独で又
は試薬特級の炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)粉末
原料とともに用い、これらをベータアルミナが生成し得
る比率となるように調合し、更に表1に示す量のクエン
酸を添加し、水中にてボールミルで均一に粉砕混合する
ことによりスラリーを作製した。
【0025】 次に、得られたスラリーをスプレードラ
イヤーで平均粒径50μmの顆粒状の造粒物となるよう
に造粒した後、静水圧プレスにより2ton/cm2
圧力で、直径φ25mm、長さ230mm、厚さ1.3
mmの寸法のチューブ状の成形体を成形した。次いで、
成形体をMgO製のサヤ内に収容した状態で、それぞれ
表1に示すようなスピネルの合成温度、保持時間及び合
成割合で、かつ表1に示す焼成温度(最高焼成温度)で
60分間焼成し、実施例1〜14及び比較例1〜5のベ
ータアルミナ焼結体(ベータアルミナ固体電解質管)を
得た。得られた各焼結体について電気抵抗、内水圧破壊
強度及び密度を測定し、その結果を表1に示した。な
お、電気抵抗及び内水圧破壊強度の測定方法は下記のと
おりである。
【0026】(電気抵抗の測定方法)電気抵抗は、図1
に示すようなNa/Na通電試験装置を作製し、350
℃における値として求めた。図1において、Na/Na
通電試験装置は、測定すべきチューブ状のベータアルミ
ナ焼結体(ベータアルミナ固体電解質管)1と、α−A
23からなる絶縁支持体2、3と、ステンレス製の電
極4と、電極取り出し口5、6とから構成され、容器7
及びベータアルミナ固体電解質管1中に350℃の溶融
ナトリウム8を供給して、電極取り出し口5、6間に一
定の電流を通電することにより、測定すべきベータアル
ミナ固体電解質管1の電気抵抗率を比抵抗として求め
た。
【0027】(内水圧破壊強度の測定方法)チューブ状
のベータアルミナ焼結体(ベータアルミナ固体電解質
管)の内壁にゴムチューブを介して水圧を加え、ベータ
アルミナ固体電解質管が破壊した水圧値とベータアルミ
ナ固体電解質管の寸法から内水圧破壊強度を測定した。
【0028】
【表1】
【0029】 表1に示す結果のとおり、本発明の製造
方法により製造された実施例1〜14のベータアルミナ
焼結体は、マグネシウム源としてマグネシウム−アルミ
ニウムスピネルを用いて製造された比較例1〜3のベー
タアルミナ焼結体と同等の強度及び密度を持つととも
に、より低い電気抵抗を示した。また、スラリー中にク
エン酸を添加せずに製造された比較例4のベータアルミ
ナ焼結体は、実施例1〜14のベータアルミナ焼結体に
比して特性が劣るものとなっており、マグネシウム源と
して水酸化マグネシウムを使用した場合における、分散
剤としてのクエン酸の添加が重要であることが確認され
た。さらに、焼成過程においてスピネルを合成しないで
製造された比較例5のベータアルミナ焼結体は、実施例
1〜14のベータアルミナ焼結体に比して、より高い電
気抵抗を示した。
【0030】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明の製造方
法によれば、マグネシウム源を水酸化マグネシウムの形
態で供給しているので、従来マグネシウム源として使用
されてきたマグネシウム−アルミニウムスピネル原料の
合成工程を省略することができ、製造コストを大幅に削
減することができる。また、マグネシウム源として水酸
化マグネシウムを用いる場合には、マグネシウム−アル
ミニウムスピネルを用いる場合に比べて、アルミニウム
源の配合比率が高まるので、アルミニウム源として電気
抵抗の低いアルミナ原料を用いることにより、ベータア
ルミナ固体電解質の低抵抗化が可能になる。さらに、本
発明においては、焼成過程で反応性に富む活性なスピネ
ルがβあるいはβ”アルミナを合成する温度より低温側
で生成されるため、ベータアルミナ固体電解質をより低
抵抗化することができ、しかも、本発明では、焼成の際
の最高温度を、従来のマグネシウム−アルミニウムスピ
ネルをマグネシウム源に用いた製造方法に比べて、最大
で50℃程度引き下げることができ、これにより更なる
製造コストの低下が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電気抵抗を求めるために使用したNa/Na
通電試験装置の構成図である。
【符号の説明】
1…ベータアルミナ固体電解質管、2,3…絶縁支持
体、4…電極、5,6…電極取り出し口、7…容器、8
…溶融ナトリウム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G030 AA03 AA07 AA36 BA03 GA11 GA14 GA16 GA18 GA22 GA28 GA31 5H029 AJ14 AK05 AL13 AM15 CJ02 HJ02 HJ14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム源、マグネシウム源及びナ
    トリウム源の各原料を水中にて粉砕混合して得たスラリ
    ーを造粒した後成形し、次いで焼成することにより、原
    料の仮焼を行うことなくベータアルミナ固体電解質を製
    造する方法であって、 前記マグネシウム源として水酸化マグネシウムを使用す
    るとともに、前記スラリー中に分散剤としてクエン酸を
    添加することを特徴とするベータアルミナ固体電解質の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記焼成の際、焼成過程において、前記
    水酸化マグネシウム中のマグネシウム全体量の10質量
    %以上をスピネルに合成する請求項1記載のベータアル
    ミナ固体電解質の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記焼成の際、βあるいはβ”アルミナ
    を合成する温度より低温側である900〜1100℃の
    温度範囲で、1〜5時間保持する請求項1又は2記載の
    ベータアルミナ固体電解質の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記クエン酸の添加量がスラリー固形分
    に対して0.01〜1質量%である請求項1ないし3の
    いずれか1項に記載のベータアルミナ固体電解質の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 前記クエン酸の添加時期がスラリーの粉
    砕混合を行う前である請求項1ないし4のいずれか1項
    に記載のベータアルミナ固体電解質の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記ナトリウム源として炭酸ナトリウム
    及び/又は炭酸水素ナトリウムを使用する請求項1ない
    し5のいずれか1項に記載のベータアルミナ固体電解質
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記焼成の際の最高温度を1550〜1
    650℃とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載
    のベータアルミナ固体電解質の製造方法。
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