JP2002222471A - 防災受信機 - Google Patents

防災受信機

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JP2002222471A
JP2002222471A JP2001020462A JP2001020462A JP2002222471A JP 2002222471 A JP2002222471 A JP 2002222471A JP 2001020462 A JP2001020462 A JP 2001020462A JP 2001020462 A JP2001020462 A JP 2001020462A JP 2002222471 A JP2002222471 A JP 2002222471A
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screen
disaster prevention
displayed
display
prevention receiver
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JP2001020462A
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English (en)
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Masahiko Nobukuni
昌彦 信国
Tadashi Ito
正 伊藤
Junichi Murata
順一 村田
Hiroshi Yamamoto
博司 山本
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Nittan Co Ltd
Original Assignee
Nittan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防災受信機の表示部において、操作性が高く
所望の機能を容易に表示できる上に、イベント発生を迅
速にかつ具体的に認識可能とする。 【解決手段】 防災システム1内の各種機能を表示する
画面31を有する表示部30を備え、画面31に表示さ
れた所定の機能に対する操作を受けて、その所定機能を
実行する防災受信機10において、相互に関連する機能
は階層構造をとるように構成され、画面31は、各種機
能を階層構造で表示可能である。画面31には、頁切替
スイッチ32、32、画面消去手段A8を設ける。警報
画面は、タブボタンT1により表示でき、さらに火災・
ガス漏れが発生したときには自動的に警報画面に切り替
わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防災受信機に関
し、詳細には防災受信機の表示部に関する。
【0002】
【従来の技術】防災システムを統括する防災受信機には
表示部が設けられ、該表示部の画面や画面近傍のスイッ
チ等を操作して所望の機能を表示するようになってい
る。表示画面に表示される機能は、いわゆる「階層構造」
により整理されており、画面に表示された1機能を選択
すると、その機能に含まれる下層構造の項目が表示され
る。これを繰り返すことで、最終的に実行したい機能を
表示するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画面に
は1階層ずつ表示されるようになっており、階層構造の
中のどの部分にどのような機能が存在するのか簡単に確
認することができない。よって、初めての作業者あるい
は不慣れな作業者が下位の機能を呼び出すためには、ど
こに存在するのか分からないので、表示された機能の名
称を頼りに想像しながら操作したり、または、取扱説明
書等を読みながらの操作が必要となり、時間がかかって
しまっていた。また、逆に操作に慣れた作業者にとって
は、所望の機能に到達するために、分かりきった操作を
繰り返すことになり、煩わしいものであった。
【0004】このような従来の防災受信機の問題点に対
応するために、特許2826117号の受信機では、基
本的には階層構造で表示させるものの、階層に関係なく
テンキーによりダイレクト選択できるように構成してい
る。しかし、テンキーで選択できる項目は防災のために
最も重要な機能に限られており、結局のところ上記の問
題点を解決したものではなかった。
【0005】ところで、前記特許2826117号に
は、火災やガス漏れ発生の時には、自動的に警報画面に
切り替えることが開示されている。しかし、従来の多く
の防災受信機の表示部では、基本的に作業者による操作
を最優先にしているため、火災などのイベントが発生が
した場合でも、作業者がイベントの具体的な内容を表示
する警報画面以外の画面の操作しているときには、イベ
ントが発生した旨のみ表示するようになっている。作業
者は、この表示を受けて、警報画面に切り替える。例え
ば、特開平5−334585号公報には、階層構造によ
って項目を表示する火災受信機の表示画面が開示されて
おり、ここではイベント発生時には表示色などを変える
ようになっている。また、特開平6−289824号公
報では、火災情報の入力により表示装置の輝度を高輝度
に変化させるようになっている。しかし、あくまでも作
業者による操作を優先し、イベントの具体的な内容の確
認は作業者に寄ることから、イベント発生場所の確認
や、対応が遅れる可能性があった。
【0006】本発明の課題は、防災受信機の表示部にお
いて、操作性が高く所望の機能を容易に表示できる上
に、イベント発生を迅速にかつ具体的に認識可能とする
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、例えば図2〜図8、図1
0、図11に示すように、防災システム(1)内の各種
機能を表示する画面(31、40)を有する表示部(3
0)を備え、画面に表示された所定の機能に対する操作
を受けて、その所定機能を実行する防災受信機(10)
において、前記画面は、互いに独立している各種機能を
一覧表示可能であることを特徴とする。請求項1に記載
の発明によれば、表示部の画面は、互いに独立している
各種機能を一覧表示可能であるので、作業者は画面を見
ただけで受信機の有する機能を知ることができる。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、例えば図
2、図3、図10、図11に示すように、防災システム
(1)内の各種機能を表示する画面(31、40)を有
する表示部(30)を備え、画面に表示された所定の機
能に対する操作を受けて、その所定機能を実行する防災
受信機(10)において、相互に関連する機能が階層構
造をとるように構成され、前記画面は、各種機能を階層
構造で表示可能であることを特徴とする。請求項2に記
載の発明によれば、表示部の画面は各種機能を階層構造
で表示可能であるので、従来のように一番上の階層から
1段ずつ各階層の機能を選択するのではなく、2段目、
3段目といった途中の階層を始めから操作し、その機能
に関する画面にいきなりジャンプすることができるの
で、目的とする画面に容易にかつ迅速に到達し、操作性
が向上する。
【0009】請求項3に記載の発明は、例えば例えば図
2〜図8、図10、図11に示すように、防災システム
(1)内の各種機能を表示する画面(31、40)を有
する表示部(30)を備え、画面に表示された所定の機
能に対する操作を受けて、その所定機能を実行する防災
受信機(10)において、相互に関連する機能が階層構
造をとるように構成され、前記画面は、相互に関連する
各種機能を階層構造で表示可能であるとともに、互いに
独立している各種機能を一覧表示可能であることを特徴
とする。
【0010】請求項3に記載の発明によれば、表示部の
画面は各種機能を階層構造で表示可能であるので、従来
のように一番上の階層から1段ずつ各階層の機能を選択
するのではなく、2段目、3段目といった途中の階層を
始めから操作し、その機能に関する画面にいきなりジャ
ンプすることができるので、目的とする画面に容易にか
つ迅速に到達し、操作性が向上する。さらに、表示部の
画面は、互いに独立している各種機能を一覧表示可能で
あるので、作業者は画面を見ただけで受信機の有する機
能を知ることができる。
【0011】請求項2または請求項3において、「階層
構造で表示する」とは、全ての階層構造を表示するよう
にしてもよいし、画面の大きさなどの制限がある場合に
は、階層構造の一部であってもよい。
【0012】請求項1〜3において、「画面に表示され
た所定の機能に対する操作」とは、画面に表示された機
能の名称等に番号が付されており、表示部付属のテンキ
ーなどでその番号を指定するといったことでもよい。ま
た、請求項4に記載のように、前記画面上の各種機能の
表示そのものがスイッチであれば、より一層操作が簡単
である。ここで、「表示そのものがスイッチ」であると
は、例えば、タッチパネルや、あるいは画面上にポイン
タを表示しポインティングデバイスによってポインタを
介して表示そのものに対してクリック操作するといった
ことが挙げられる。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれかに記載の防災受信機において、表示画面が複数
の頁にわたって表示される場合、頁を切り替える頁切替
スイッチ(32、41、42、43)が設けられている
ことを特徴とする。請求項5に記載の発明によれば、表
示画面が1頁では収まらず2頁以上に及ぶ場合でも、頁
切替スイッチを操作するだけで各頁を表示することがで
き、多くの情報を素早く把握できる。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか記載の防災受信機において、画面には、画面の
主な表示内容を切り替える1つ以上のタブボタン(T
1、T2、T3、T4、T5、T6)が設けられている
ことを特徴とする。請求項6に記載の発明によれば、タ
ブボタンを操作することで、表示内容を切り替えること
ができるので、操作性が向上する。
【0015】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の防災受信機において、例えば図6(b)、図7に示す
ように、ある1つのタブボタンを操作することで表示さ
れるようになっている内容に関連するイベントが発生し
た場合に、そのタブボタンの表示方法を変更することを
特徴とする。請求項7に記載の発明によれば、ある1つ
のタブボタンを操作することで表示されるようになって
いる内容に関連するイベントが発生した場合に、そのタ
ブボタンの表示方法を変更することから、例えば、現在
表示中の内容とは全く別のイベントが発生した場合に、
そのイベントに対応する画面のタブボタンの表示方法が
変更され、どのような画面を表示中であっても確実に未
確認イベントを知ることができる。ここで、「イベント」
とは、火災、ガス漏れ、回線の異常・故障など、防災シ
ステム内で発生する諸事項である。
【0016】請求項7に記載の防災受信機において、前
記表示方法の変更は、具体的には請求項8に記載の発明
のように、タブボタンの文字色を変更するようにしても
よい。あるいは、請求項9に記載の発明のように、タブ
ボタンの背景色の一部または全部を変更するようにして
もよい。
【0017】請求項10に記載の発明は、請求項6〜9
のいずれかに記載の防災受信機において、例えば図6に
示すように、表示部には、火災及びガス漏れに関するイ
ベントの発生を知らせる警報画面が表示され、警報画面
はタブボタンを操作することにより表示可能であること
を特徴とする。請求項10のように、特に重要度の高い
警報画面をタブボタンで簡単に呼び出し表示できること
は、火災等の重要イベントに対して迅速に対応できるこ
とにつながることから、有用である。
【0018】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載の防災受信機において、例えば図7に示すように、
火災又はガス漏れに関するイベントが発生した場合に
は、自動的に警報画面に切り替えることを特徴とする。
請求項11に記載の発明によれば、火災又はガス漏れに
関するイベントが発生した場合には、自動的に警報画面
に切り替えるように構成したので、イベントの中で最も
重要な警報に関するものを見落とすことがない。
【0019】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載の防災受信機において、火災又はガス漏れに関する
イベントの第1報目にのみ対応して自動的に警報画面に
切り替えることを特徴とする。請求項12に記載の発明
によれば、請求項11の自動切り替えは第1報目にのみ
対応しているので、2報目以後に対しては自動的に警報
画面に切り替えられることはない。よって、作業者が1
報目を受けて警報画面を確認した後、他画面において各
種操作を行うような場合に、その操作が中断されること
がない。請求項11または12に記載の防災受信機にお
いて、請求項13に記載の発明のように、自動的に警報
画面に切り替えた場合、その旨のメッセージを表示する
ように構成してもよい。
【0020】請求項14に記載の発明は、請求項1〜3
のいずれかに記載の防災受信機において、例えば図1、
図9に示すように、表示部における操作が行われていな
いことを検出すると起動し、所定時間後にタイムアップ
するタイマ(タイマ回路11a)が設けられ、タイムア
ップ時にイベントが発生していない場合には、表示部の
画面を消去することを特徴とする。請求項14に記載の
発明によれば、未操作が検出された後所定時間経過する
と、画面を消去するので、省エネを図ることができると
ともに、イベントが発生していない場合に限られるので
イベントの発生を見落とすことはない。
【0021】請求項15に記載の発明は、請求項14記
載の防災受信機において、所定時間が経過する前に、火
災及びガス漏れに関するイベントが発生している場合、
それを知らせる警報画面が表示部に表示されることを特
徴とする。請求項15に記載の発明によれば、火災及び
ガス漏れに関するイベントが存在している場合には、画
面を消去しないだけでなく、警報画面を表示することか
ら、イベントの内容を確実に把握できる。
【0022】請求項16に記載の発明は、請求項1〜3
のいずれかに記載の防災受信機において、例えば図2、
図3、図5、図6、図8、図10、図11に示すよう
に、表示部には画面を消去するための画面消去手段(画
面消去スイッチA8、44)が設けられ、火災及びガス
漏れに関するイベントが存在している場合、画面消去手
段を無効とすることを特徴とする。請求項16に記載の
発明によれば、画面消去手段を設けたので画面操作をし
ないときには画面を消去し省エネを図ることができると
ともに、火災及びガス漏れに関するイベントが存在して
いる場合、画面消去手段を無効とすることから、火災や
ガス漏れといった重要なイベントの発生を見落とすこと
はない。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。図1(a)は、本
発明の一例としての防災受信機10を含む防災システム
1の概略構成を示すものである。防災システム1は、防
災受信機10、中継器2、2などからなるR型システム
のものである。各中継器2には、火災感知器3a、ガス
漏れ検知器3b、防火戸や防火シャッタなどの防排煙設
備3c、地区ベル3dなどからなる多数の端末機器が接
続されている。なお、図1(a)には、便宜上2つの中
継器2のみ図示しているが、3つ以上の中継器2が接続
されていてもよい。また、符号4は、防災受信機10と
は離れた場所に設置される火災表示装置であって、火災
発生時などに所定の情報を表示する。防災受信機10
は、防災システム1を統括制御し、具体的には、火災や
ガス漏れなどのイベントを監視し、イベントが発生した
時には、表示部(図1(b))30に所定の情報を表示
したり、表示部30における操作などを受けて防排煙設
備3cや地区ベル3dなどを制御駆動するようになって
いる。
【0024】図1(b)には、防災受信機10の制御ブ
ロック図を示した。防災受信機10は、CPU(Centra
l Processing Unit)11を有し、該CPU11に対し
てRAM(random access memory)12、ROM(read
only memory)13が接続されている。ROM13は、
防災受信機10の各種処理に用いられる制御プログラム
や制御データを記憶し、RAM12は検出データや情報
などを記憶するものである。CPU11は、ROM13
内の制御プログラムや制御データにしたがって、RAM
12を作業領域として用いながら、防災受信機10にお
ける各種処理を制御するようになっている。
【0025】CPU11には、インターフェース14a
を介して前述の各中継器2が接続され、インターフェー
ス14bを介して火災表示装置4が接続されている。ま
た、インターフェース14c、14d、14e、14f
を介して、表示部30、操作部15、表示灯16、印字
部17が接続されている。表示部30は、各種機能を表
示したり、表示した機能を選択するためのもので、詳細
については後述する。操作部15は、連動停止や火災復
旧などの各種操作を行うためのスイッチやボタンからな
る。表示灯16は、火災発生等を報知するものでLED
(発光ダイオード)などからなる。印字部17は、印字
出力を行うものである。
【0026】表示部30は、タッチパネル方式の液晶デ
ィスプレイ(LCD)から構成され、各種機能及び情報
を表示するとともに、所定機能をタッチすることによっ
てそれを選択できるようになっているものである。図2
〜図8に表示部30に表示される画面31を示した。画
面31は、主に機能や情報を表示する主画面31a、主
画面31aの右側に設けられ作業者に対する注意や指示
などを表示するサブ画面31b、複数のタブボタンから
なるタブ表示部31c、現在表示されている画面のタイ
トルを示すとともに年月日を示すタイトル部31dから
なる。前記ROM13には主画面31aに表示可能な機
能が4段階の階層構造により記憶されており、表示部3
0の主画面31aは前記CPU11の制御の下、3段階
分を表示できるようになっている。なお、画面31で
は、主画面31a、サブ画面31b、タブ表示部31
c、タイトル部31dからなる表示だけでなく、必要に
応じて多様な表示形態を採ることができる。
【0027】図2〜図8において、画面31内において
表示される各機能等は、枠線で囲まれた状態で表示さ
れ、タッチすることで選択可能な項目については、枠に
影を施し立体的に表現し、視覚的に操作可能なスイッチ
であることが分かるように表示される。1つの機能をタ
ッチして選択することで、その機能に連なる下位の項目
にジャンプするようになっている。さらに、主画面31
a、サブ画面31bには、各枠内の機能の説明も必要に
応じて付され、作業者は画面を見ているだけで迷わず操
作できるようになっている。ただし、影が付された項目
であっても、選択不可能な場合には、枠内の文字色が通
常の状態より印象の弱い表示(色を薄くしたり、あるい
は白抜きなど)方法で表示する。なお、図2などにおい
て、機能名を記載せず便宜的に枠のみ示しているものも
ある。また、以下の説明では、図示している機能等につ
いても本発明において特に必要でないものについては説
明は省略している。
【0028】防災システム1に電源が投入されてシステ
ム全体が立ち上がり、その後表示部30の画面31がタ
ッチされると、まず図2(a)が表示されるようにな
る。図2(a)、(b)及び図3は、「画面一覧」の表示
画面である。この画面は3ページで構成され、主画面3
1aの右側上下に設けられている頁切替スイッチ32、
32を操作することで、1ページ目の図2(a)、2ペ
ージ目の図2(b)、3ページ目の図3を順に切り替え
ることができる。頁切替スイッチ32のうち、操作不可
能なものは、例えば図2(a)の上のスイッチ32のよ
うに、枠内の矢印が薄色で表示される。
【0029】画面31において表示される機能は、前述
のように階層構造により系統立てられ、主画面31aに
は、3段階の階層構造を表示可能になっており、1頁目
(図2(a))は2段階、2頁目(図2(b))及び3
頁目(図3)は3段階の表示となっている。「画面一覧」
画面では、主画面31aの最左側に、階層構造の最上層
に位置し互いに独立している機能が示されている。これ
らのうち、「保守設定」を除く、「1警報」、「2異常/故
障」、「3防排煙制御」、「4連動停止」、「5訓練」と、さ
らに「画面一覧」の各項目については、タブ表示部31c
のタブボタンT1、T2、T3、T4、T5、T6で選
択することができる。選択されているタブボタンについ
ては、図2のタブボタンT6のように他とは異なる背景
色とし、分かりやすく表示している。
【0030】「画面一覧」画面のサブ画面31bには、作
業者へのメッセージが表示されているとともに、右下に
は印字停止スイッチA1、画面消去スイッチA8が設け
られている。印字停止スイッチA1を操作すると前記印
字部17における印字を停止する。画面消去手段である
画面消去スイッチA8を操作すると、画面31の表示が
消去される。なお消去された画面31をタッチすれば再
び表示される。
【0031】「画面一覧」画面から所望の機能に到達する
手順を説明する。例えば、図2(b)において、「手動
試験」にタッチすると、図4(a)に示すように、「画面
一覧」の中の「試験」画面にジャンプする。ここでは、主
画面31aには、試験に関連する2階層の機能が表示さ
れ、「手動試験」の下位に、回線番号を選択して手動試験
を行うのか、アドレスを指定して手動試験を行うのかを
選択するスイッチが設けられている。「アドレスで指定」
スイッチを選択すると、図4(b)の「手動試験端末指
定」画面が表示される。この画面では、サブ画面31b
に数字及びアルファベットからなる英数字キー部E1が
表示され、該英数字キー部E1をタッチして、試験を行
いたい端末のアドレスを入力し、サブ画面31b内の
「決定」スイッチA2を操作する。ここで入力するアドレ
スは、1つの端末に対応するものでもよいし、複数の端
末に共通するアドレスの一部であってもよい。「決定」ス
イッチA2の操作により、図5に示す「手動試験実行」画
面が表示される。この画面では、図4(b)の画面で指
定したアドレスを有する端末が主画面31aに表示され
る。ここでは、「体育館」に設置されている5つの光電式
煙感知器について表示されている。サブ画面31bに
は、作業者への指示が表示され、作業者はこの指示に従
って手動試験を行うようになっている。
【0032】次いで、タブ表示部31cを操作して画面
を切り替える場合について説明する。図2〜図5の「画
面一覧」のタブボタンT6が選択されている状態から、
「警報」のタブボタンT1を操作すると、図6に示す「警
報」画面が表示される。「警報」画面では、火災、ガス漏
れ、防排煙/諸表示のそれぞれに関するイベントのメッ
セージが主画面31aに3つずつ表示される。各メッセ
ージの右側にはメッセージ切替スイッチ34、34が設
けられており、メッセージが4つ以上ある場合にはこの
スイッチ34、34を操作することによって、表示でき
るようになっている。イベントが発生していない正常時
には、図6(a)に示すようにメッセージは表示され
ず、また、メッセージ切替スイッチ34、34も薄い表
示色で表示され、操作できない。
【0033】火災やガス漏れなどのイベントが発生して
いる場合に、他の画面から「警報」画面にジャンプする
と、図6(b)に示すように、各メッセージが表示され
る。メッセージ切替スイッチ34、34は、操作可能な
ものについては濃く表示される。主画面31aの各メッ
セージそのものにタッチすると、サブ画面31bの「ト
レンドグラフ」、「対応ガイド」、「全体地図」の各スイッ
チが、薄色から濃色に変化し操作可能になる。なお、
「トレンドグラフ」スイッチA3については「火災」メッセ
ージを選択したときに限る。「トレンドグラフ」スイッチ
A3を操作すると、火災を感知した感知器のトレンドグ
ラフが表示される。「対応ガイド」スイッチA4を操作す
ると、イベントに対してどのような対応をすべきかガイ
ダンスが表示される。「全体地図」スイッチA5が操作さ
れると、イベントを発した端末が設置されているフロア
図が表示される。サブ画面31bの下部の「画面消去」ス
イッチA8については、火災及びガス漏れが発生してい
る時には操作が無効となり、図6(b)に示すように表
示が薄色になり、選択できなくなる。
【0034】また、本実施の形態では、「警報」画面以外
の画面が表示されている時に、火災又はガス漏れが発生
した場合には、図7に示すように自動的に「警報」画面に
切り替わる。この場合、主画面31aは図6(b)と同
様であるが、サブ画面31bには、自動的に画面を切り
替えた旨を伝えるガイダンスウィンドウG1が表示され
る。この表示は、「ウィンドウ消去」スイッチA11が操
作された場合、及び主画面31aに表示されているイベ
ントに関するメッセージを直接タッチした場合に消え、
図6(b)と同様の表示となる。なお、このように「警
報」画面に自動的に切り替わるのは、火災感知及びガス
漏れのいずれかの第1報目のときだけであり、それぞれ
の2報目が発生しても自動的に切り替わることはない。
【0035】タブ表示部31cのタブボタンT2を選択
すると、図8に示す「異常/故障」画面が表示される。こ
の画面では、異常や故障といったイベントが発生した端
末についてのメッセージが一覧表示される。ここにはメ
ッセージ切替スイッチ35a、35b、35c、35d
が設けられ、これらを操作することによって表示される
メッセージを切り替えて、異常・故障に関連する全ての
イベントを見ることが出来るようになっている。なお、
スイッチ35aはメッセージの先頭に、スイッチ35d
はメッセージの最後尾にジャンプするもので、スイッチ
35bは前頁に、スイッチ35cは次頁に切り替えるも
のである。
【0036】正常でイベントが発生していないときに
は、図8(a)に示すようにメッセージは何も表示され
ない。また、イベント発生時には、図8(b)に示すよ
うに全体の件数(「78」件)とメッセージが表示され、
「警報」画面同様にメッセージをタッチして選択すると、
「対応ガイド」スイッチA9が操作可能となる。「対応ガ
イド」スイッチA9を操作すると、メッセージに対応し
たガイダンスが表示される。
【0037】火災が発生すると、火災の影響により異常
や故障が発生することがある。このような場合、図6
(b)及び図7に示すように、「異常/故障」画面にジャ
ンプするタブボタンT2の表示状態が変化する。ここで
は太字で表現しているが、実際には、通常黒色であるの
を赤色に変化させる。このようにタブボタンT2の表示
状態を変えることにより、火災に伴い「異常/故障」が発
生したことが分かる。この表示色は、タブボタンT2を
操作し「異常/故障」画面を表示すると、元の黒色に戻る
ようになっている。このようなタブボタンの表示方法の
変更は、他のタブボタンについても行われる。なお、タ
ブボタンの表示方法の変更については、色を変える他
に、背景色を変えるといった他の方法でもよい。
【0038】なお、図6(b)、図7などにおいて、
「○○本館」、「体育館」、「第2別館」、「西ホテル棟」とい
った建築物は、防災システム1の防災活動範囲内に含ま
れる一群の建物の例である。勿論、防災システム1は、
1つの建築物に対応するものであってもよい。
【0039】タブボタンT3を操作すると「防排煙制御」
画面に切り替わり、前記防排煙設備3c、3c…を遠隔
制御するためのメニュー画面が表示される。タブボタン
T4を操作すると「連動停止」画面に切り替わり、各種の
連動を停止するためのメニュー画面が表示される。タブ
ボタンT5を操作すると「訓練」画面に切り替わり、受信
機操作訓練や火災シミュレーションのメニュー画面が表
示される。「防排煙制御」画面、「連動停止」画面、「訓練」
画面の各画面についてはここでは省略する。
【0040】次に、表示部30の表示動作について説明
する。通常の火災監視時(イベントが発生していない
時)、表示部30は画面消去状態となっている。何らか
の操作が行われると、図2(a)に示す「画面一覧」画面
が表示される。火災やガス漏れの第1報目が防災受信機
10に入力した場合には、表示部30が画面消去状態で
あれば、図6(b)に示される「警報」画面を表示し、イ
ベントのメッセージを表示する。また、「警報」画面以外
の画面が表示されていた場合には、図7に示す「警報」画
面に自動的に切り替え、イベントメッセージを表示す
る。前述のように、「ウィンドウ消去」スイッチA11を
操作するか、メッセージを直接タッチすることにより図
6(b)の画面に替わる。また、図6(b)や図7の
「警報」画面の表示中に異常・故障が発生すれば、「異常
/故障」のタブボタンT2の文字色を黒から赤に変え
る。また、第1報を受けて「警報」画面が表示され、その
後、作業者により他の画面に切り替えられているとき
に、第2報目以後が入力すると、「警報」画面のタブボタ
ンT1の文字色を黒から赤に変更する。図5〜図8で例
示したメッセージは、各メッセージに対応するイベント
が、自然復旧や図示しない復旧スイッチの操作により、
正常の状態に復旧すると、表示されなくなる。
【0041】表示部30の画面31は、一定時間操作さ
れないときには、自動的に画面を消去するようになって
いる。前記CPU11には、一定時間を計測するための
タイマ回路11aが設けられている(図1(b))。以
下、図9に基づいて、CPU11の制御の下で行われる
画面消去処理を説明する。まず、ステップS1において
未操作状態の検出とともに、3分間タイマを起動する。
次いで、ステップS2に移行し、何らかの操作があった
か否か判定する。操作があれば、再びステップS1に戻
り、タイマー起動を繰り返す。ステップS2で操作がな
いと判定すれば、ステップS3に移行し、3分経過した
か否か判定し、経過していなければステップS2に戻
り、経過していればステップS4に移行する。
【0042】ステップS4において、警報(火災報また
はガス漏れ)の入力があったか否か(信号入力後の復旧
状態も含む)を判定する。警報の入力があれば、ステッ
プS7において「警報」画面を表示する。ステップS4に
おいて警報の入力がないと判定した場合には、ステップ
S5に移行し、異常/故障が発生しているか否か(信号
入力後の復旧状態も含む)を判定する。異常/故障が発
生していればステップS8に移行し、「異常/故障」画面
を表示する。ステップS5において異常/故障が発生し
ていないと判定した場合には、ステップS6において液
晶表示画面を消灯し、この処理を終える。なお、図9の
フローのステップS7、S8に従う画面表示は、前述の
図7のような自動的に画面が切り替わる処理とは異なる
シーケンス上で行われ、警報の第何報目かというような
ことは全く無関係に、要は現在イベントが存在している
か否かのみを判断する。また、ステップS7、S8の画
面表示前にどのような画面が表示されていてもよい。
【0043】以上の防災システム1の防災受信機10に
よれば、「画面一覧」画面において3段階分の階層構造を
一覧表示可能に構成したので、階層の2段目あるいは3
段目に位置する機能を始めから操作し、その機能に関す
る画面にいきなりジャンプすることができるので、目的
とする画面に容易にかつ迅速に到達し、操作性が向上す
る。また、「画面一覧」画面の中に頁切替スイッチ32、
32を設けたので、「画面一覧」が1頁では収まらず2頁
以上に及ぶ場合でも、頁切替スイッチ32、32を操作
するだけで各頁を表示することができ、多くの情報を素
早く把握できる。さらに、階層構造の最上層を構成する
互いに独立している機能については、「画面一覧」画面の
主画面31a内でも表示するとともに、タブボタンT
1、T2、T3、T4、T5を設け、主画面31a及び
サブ画面31bの表示内容に関係なく常に表示されてい
るので、作業者は常時、容易に受信機の有する機能全体
を把握することができる。さらに、タブボタンT1〜T
6を操作することで所定の画面を表示させることができ
るので、操作性が向上する。特に重要度の高い「警報」画
面をタブボタンT1で簡単に呼び出し表示させることが
できることは有用である。
【0044】さらに、例えば図6(b)や図7のよう
に、現在表示中以外の画面で未確認のイベントが存在す
る場合に、タブボタンの文字色を変更するので、どのよ
うな画面を表示中であっても、確実に未確認イベントを
知ることができる。加えて、どのような画面を表示して
いても、火災、ガス漏れが発生した場合には、自動的に
「警報」画面に切り替えるように構成したので、イベント
の中でも最も重要な警報を見落とすことはない。また、
この自動切り替えは、警報の第1報目にのみ対応し、2
報目以後に対してはこのような自動切り替えは行われな
いので、1報目を受けて行われる他画面における操作が
中止されることなく確実に実行できる。さらに、画面が
操作されていないときには図9のフローにしたがって、
画面が消去されるように構成され、しかも火災などのイ
ベントが存在しているときには消去することはなくその
イベントに関連する画面表示がなされるので、省エネを
図ることができるとともに、イベントの発生を見落とす
ことはない。また、「画面消去」スイッチA8を設け、警
報に関するイベントが発生しているときには、このスイ
ッチの操作を無効としたので、必要のないときは画面を
消去し省エネを図ることができるとともに、火災やガス
漏れといった重要イベントを見落とすことはない。
【0045】<変形例>図10、図11に表示部30の
画面表示の他の例としての画面40を示した。画面40
は、主画面40a、サブ画面40b、タブ表示部40
c、タイトル部40dとから構成される。タブ表示部4
0cは前記タブ表示部31cと、タイトル部40dはタ
イトル部31dと全く同じである。図10、図11はタ
ブボタンT1により「画面一覧」画面を選択している状態
である。主画面40aは、前記画面31の主画面31a
よりも広く、それにより、4つの階層構造の全てを一覧
表示することができる。また、サブ画面40bには、頁
切替スイッチ41、42、43が設けられている。主画
面40aは3つの頁から構成され、スイッチ41を操作
すれば図10(a)に示すように1頁目を、スイッチ4
2を操作すれば図10(b)に示すように2頁目を、ス
イッチ43を操作すれば図11に示すように3頁目を表
示するようになっている。また、階層構造の最上層の項
目である「1警報」、「2異常/故障」、「3防排煙制御」、
「4連動停止」、「5訓練」は、タブ表示部40cを操作す
ることで表示できるが、「6保守」についてはタブボタン
が設けられていない。そこで、「6保守」を「画面一覧」画
面の1頁目及び2頁目に表示するように構成した。これ
により、保守作業を目的として操作する作業者は、タブ
ボタンがなくても容易に操作を開始できる。サブ画面4
0bの下には、「画面消去」スイッチ44が設けられてお
り、前記「画面消去」スイッチA8と全く同様に機能し、
これを操作することで画面を消去できる。
【0046】以上のように、画面40のように構成すれ
ば、「画面一覧」において階層構造の全てを表示できるの
で、より一層操作が簡単になる。例えば、図10(b)
の主画面40a内の「アドレスで指定」をタッチすれば、
いきなり図4(b)にジャンプする。図4(a)の画面
を経由しない分操作が簡単で速くなる。また、頁切替ス
イッチ41、42、43は、前記頁切替スイッチ32、
32と同様の効果を奏する。
【0047】なお、本発明は上記第1、第2の実施の形
態に限定されるものではなく、適宜変更可能であるのは
勿論である。また、図7の「警報」画面への自動切り替え
は、火災あるいはガス漏れの第1報のみに対応するもの
としたが、2報目以後に対応して自動的に切り替わるよ
うに構成してもよい。上記実施の形態では、各種スイッ
チについて操作不可能(無効)であることを表示する方
法として薄色で表示するようにしたが、濃淡に限らず、
色を変える、反転表示するといった他の方法でもよい
し、スイッチそのものを画面上から消去してもよい。ま
た、必ずしもスイッチが無効であることを表示しなくて
もよく、表示状態は変えず単に操作を受け付けないよう
に構成してもよい。また、防災受信機10とは別体の火
災表示装置4は設けなくてもよい。さらに、第1及び第
2の実施の形態では、「画面一覧」画面について頁切替ス
イッチにより頁を切り替えるように構成したが、「画面
一覧」画面を横スクロール可能であるように構成し、ス
クロールすることで階層構造の全てを表示できるように
構成してもよい。
【0048】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、表示部
の画面は、互いに独立している各種機能を一覧表示可能
であるので、作業者は画面を見ただけで受信機の有する
機能を知ることができる。請求項2に記載の発明によれ
ば、表示部の画面は各種機能を階層構造で表示可能であ
るので、従来のように一番上の階層から1段ずつ各階層
の機能を選択するのではなく、2段目、3段目といった
途中の階層を始めから操作し、その機能に関する画面に
いきなりジャンプすることができるので、目的とする画
面に容易にかつ迅速に到達し、操作性が向上する。
【0049】請求項3に記載の発明によれば、表示部の
画面は各種機能を階層構造で表示可能であるので、従来
のように一番上の階層から1段ずつ各階層の機能を選択
するのではなく、2段目、3段目といった途中の階層を
始めから操作し、その機能に関する画面にいきなりジャ
ンプすることができるので、目的とする画面に容易にか
つ迅速に到達し、操作性が向上する。さらに、表示部の
画面は、互いに独立している各種機能を一覧表示可能で
あるので、作業者は画面を見ただけで受信機の有する機
能を知ることができる。
【0050】請求項4に記載の発明によれば、前記画面
上の各種機能の表示そのものがスイッチであるので、よ
り一層操作が簡単である。請求項5に記載の発明によれ
ば、表示画面が1頁では収まらず2頁以上に及ぶ場合で
も、頁切替スイッチを操作するだけで各頁を表示するこ
とができ、多くの情報を素早く把握できる。
【0051】請求項6に記載の発明によれば、タブボタ
ンを操作することで、表示内容を切り替えることができ
るので、操作性が向上する。請求項7に記載の発明によ
れば、ある1つのタブボタンを操作することで表示され
るようになっている内容に関連するイベントが発生した
場合に、そのタブボタンの表示方法を変更することか
ら、例えば、現在表示中の内容とは全く別のイベントが
発生した場合に、そのイベントに対応する画面のタブボ
タンの表示方法が変更され、どのような画面を表示中で
あっても確実に未確認イベントを知ることができる。
【0052】請求項10に記載の発明によれば、特に重
要度の高い警報画面をタブボタンで簡単に呼び出し表示
できるので、火災等の重要イベントに対して迅速に対応
できることにつながることから有用である。請求項11
に記載の発明によれば、火災又はガス漏れに関するイベ
ントが発生した場合には、自動的に警報画面に切り替え
るように構成したので、イベントの中で最も重要な警報
に関するものを見落とすことがない。請求項12に記載
の発明によれば、請求項11の自動切り替えは第1報目
にのみ対応しているので、2報目以後に対しては自動的
に警報画面に切り替えられることはない。よって、作業
者が1報目を受けて警報画面を確認した後、他画面にお
いて各種操作を行うような場合に、その操作が中断され
ることがない。
【0053】請求項14に記載の発明によれば、未操作
が検出された後所定時間経過すると、画面を消去するの
で、省エネを図ることができるとともに、イベントが発
生していない場合に限られるのでイベントの発生を見落
とすことはない。請求項15に記載の発明によれば、火
災及びガス漏れに関するイベントが存在している場合に
は、画面を消去しないだけでなく、警報画面を表示する
ことから、イベントの内容を把握できる。
【0054】請求項16に記載の発明によれば、画面消
去手段を設けたので画面操作をしないときには画面を消
去し省エネを図ることができるとともに、火災及びガス
漏れに関するイベントが存在している場合、画面消去手
段を無効とすることから、火災やガス漏れといった重要
なイベントの発生を見落とすことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一例としての防災受信機を含
む防災システムの構成を示すブロック図であり、(b)
は防災受信機の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の防災受信機の表示部に表示される画面の
一例として「画面一覧」画面を示すもので、(a)は1頁
目、(b)は2頁目である。
【図3】図2に引き続いて、「画面一覧」画面の3頁目を
示すものである。
【図4】「画面一覧」の中の「手動試験」の下位の画面を示
すもので、(a)は「試験」画面、(b)は「手動試験端
末指定」画面である。
【図5】図4(b)におけるアドレス指定の後に表示さ
れる「手動試験実行」画面である。
【図6】「警報」画面を示すもので、(a)は正常時、
(b)はイベント発生時である。
【図7】自動的に表示されたときの「警報」画面である。
【図8】「異常/故障」画面を示す図であり、(a)は正
常時、(b)はイベント発生時である。
【図9】画面消去処理のフローチャートを示す図であ
る。
【図10】表示部に表示される画面の他の例を示すもの
で、(a)は「画面一覧」の1頁目、(b)は同じく2頁
目である。
【図11】図10に引き続き「画面一覧」の3頁目を示す
図である。
【符号の説明】
1 防災システム 10 防災受信機 11 CPU 11a タイマ回路(タイマ) 12 RAM 13 ROM 15 操作部 16 表示灯 17 印字部 30 表示部 31、40 画面 31a、40a 主画面 31b、40b サブ画面 31c、40c タブ表示部 T1、T2、T3、T4、T5、T6 タブボタン 32、41、42、43 頁切替スイッチ A8、44 「画面消去」スイッチ(画面消去手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 順一 東京都渋谷区幡ケ谷1丁目11番6号 ニッ タン株式会社内 (72)発明者 山本 博司 東京都渋谷区幡ケ谷1丁目11番6号 ニッ タン株式会社内 Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA10 AA25 DD04 DD07 EE05 EE06 FF01 FF03 FF04 FF19 FF20 GG24 GG38 GG57 5E501 AC05 BA01 BA05 BA08 BA09 BA13 CA04 CA05 CB05 EA05 EA12 EA14 EA33 EB05 FA03 FA05 FA10 FA22 FA42 FA46 FB27 FB28 FB34 FB44 5G405 AA06 AA08 CA21 CA51 DA17 DA21 DA23 DA24 EA31

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】防災システム内の各種機能を表示する画面
    を有する表示部を備え、画面に表示された所定の機能に
    対する操作を受けて、その所定機能を実行する防災受信
    機において、 前記画面は、互いに独立している各種機能を一覧表示可
    能であることを特徴とする防災受信機。
  2. 【請求項2】防災システム内の各種機能を表示する画面
    を有する表示部を備え、画面に表示された所定の機能に
    対する操作を受けて、その所定機能を実行する防災受信
    機において、 相互に関連する機能が階層構造をとるように構成され、 前記画面は、各種機能を階層構造で表示可能であること
    を特徴とする防災受信機。
  3. 【請求項3】防災システム内の各種機能を表示する画面
    を有する表示部を備え、画面に表示された所定の機能に
    対する操作を受けて、その所定機能を実行する防災受信
    機において、 相互に関連する機能が階層構造をとるように構成され、 前記画面は、相互に関連する各種機能を階層構造で表示
    可能であるとともに、互いに独立している各種機能を一
    覧表示可能であることを特徴とする防災受信機。
  4. 【請求項4】前記画面上の各種機能の表示そのものがス
    イッチであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の防災受信機。
  5. 【請求項5】表示画面が複数の頁にわたって表示される
    場合、頁を切り替える頁切替スイッチが設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の防災
    受信機。
  6. 【請求項6】画面には、画面の主な表示内容を切り替え
    る1つ以上のタブボタンが設けられていることを特徴と
    する請求項1〜5のいずれか記載の防災受信機。
  7. 【請求項7】ある1つのタブボタンを操作することで表
    示されるようになっている内容に関連するイベントが発
    生した場合に、そのタブボタンの表示方法を変更するこ
    とを特徴とする請求項6に記載の防災受信機。
  8. 【請求項8】前記表示方法の変更は、タブボタンの文字
    色を変更することであることを特徴とする請求項7に記
    載の防災受信機。
  9. 【請求項9】前記表示方法の変更は、タブボタンの背景
    色の一部または全部を変更することであることを特徴と
    する請求項7または8に記載の防災受信機。
  10. 【請求項10】表示部には、火災及びガス漏れに関する
    イベントの発生を知らせる警報画面が表示され、 警報画面はタブボタンを操作することにより表示可能で
    あることを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の
    防災受信機。
  11. 【請求項11】火災又はガス漏れに関するイベントが発
    生した場合には、自動的に警報画面に切り替えることを
    特徴とする請求項10に記載の防災受信機。
  12. 【請求項12】火災又はガス漏れに関するイベントの第
    1報目にのみ対応して自動的に警報画面に切り替えるこ
    とを特徴とする請求項11に記載の防災受信機。
  13. 【請求項13】自動的に警報画面に切り替えた場合、そ
    の旨のメッセージを表示することを特徴とする請求項1
    1または12に記載の防災受信機。
  14. 【請求項14】表示部における操作が行われていないこ
    とを検出すると起動し、所定時間後にタイムアップする
    タイマが設けられ、 タイムアップ時にイベントが発生していない場合には、
    表示部の画面を消去することを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の防災受信機。
  15. 【請求項15】所定時間が経過する前に、火災及びガス
    漏れに関するイベントが発生している場合、それを知ら
    せる警報画面が表示部に表示されることを特徴とする請
    求項14記載の防災受信機。
  16. 【請求項16】表示部には画面を消去するための画面消
    去手段が設けられ、 火災及びガス漏れに関するイベントが発生している場
    合、画面消去手段を無効にすることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の防災受信機。
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