JP2002211216A - ランフラットタイヤ - Google Patents

ランフラットタイヤ

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JP2002211216A
JP2002211216A JP2001005454A JP2001005454A JP2002211216A JP 2002211216 A JP2002211216 A JP 2002211216A JP 2001005454 A JP2001005454 A JP 2001005454A JP 2001005454 A JP2001005454 A JP 2001005454A JP 2002211216 A JP2002211216 A JP 2002211216A
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C17/00Tyres characterised by means enabling restricted operation in damaged or deflated condition; Accessories therefor
    • B60C17/0009Tyres characterised by means enabling restricted operation in damaged or deflated condition; Accessories therefor comprising sidewall rubber inserts, e.g. crescent shaped inserts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C17/00Tyres characterised by means enabling restricted operation in damaged or deflated condition; Accessories therefor
    • B60C17/0009Tyres characterised by means enabling restricted operation in damaged or deflated condition; Accessories therefor comprising sidewall rubber inserts, e.g. crescent shaped inserts
    • B60C17/0027Tyres characterised by means enabling restricted operation in damaged or deflated condition; Accessories therefor comprising sidewall rubber inserts, e.g. crescent shaped inserts comprising portions of different rubbers in a single insert

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗り心地を損ねることなくランフラット走行
距離を増大させる。 【解決手段】 サイドウォール部3に断面略三日月状を
なすサイド補強ゴム層10を具えたランフラットタイヤ
1である。サイド補強ゴム層10は、第1のゴム部11
と、この第1のゴム部11よりもJISデュロメータ硬
さ4度以上小さいゴム材からなる第2のゴム部12とを
少なくとも含む2種以上のゴム材からなる。正規リムJ
にリム組みしかつ正規内圧を充填した無負荷の正規状態
において、前記第1のゴム部11は、その最大厚さ部分
11aがタイヤ最大巾位置Mに近接して配される。前記
第2のゴム部12は、その最大厚さ部分12aが前記第
1のゴム部11の最大厚さ部分11aからタイヤ半径方
向内側又は外側に隔てて配される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パンク等によりタ
イヤ内の空気が抜けた場合でも比較的長距離を比較的高
速で走行しうるランフラットタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、パンク等によりタイヤ内の空気が抜けた場合でもリ
ム外れせず、かつある程度の速度の制約を受けながらも
比較的長距離を走行しうるランフラットタイヤが種々提
案されている。
【0003】一般に、このようなランフラットタイヤ
は、そのサイドウォール部に断面略三日月状をなす比較
的硬質のゴムからなる補強ゴム層を具え、パンク時では
タイヤの縦荷重をこの補強ゴム層で支えることにより、
タイヤの縦撓みを抑制し一定条件下での継続走行(ラン
フラット走行)を可能としたものが知られている(特開
昭53−18104号公報、特開昭64−30809号
公報など)。
【0004】またパンク中の継続走行距離は、概ね補強
ゴム層の強度に依存しているため、ランフラット走行性
能を向上させるためには、補強ゴム層の厚さやゴム硬度
を大とすることが必要となる。しかしながら、このよう
な補強ゴム層を強固に構成した場合、内圧を充填した通
常走行時にも影響を与え乗り心地を大きく損ねるという
問題がある。
【0005】本発明は、以上のような問題点に鑑み案出
なされたもので、補強ゴム層に2種以上のゴムを用いか
つその最大厚さ部分の位置を違えることを基本として、
乗り心地の著しい悪化を防止しつつパンク時でも比較的
長距離を走行しうるランフラットタイヤを提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の発明は、トレッド部からサイドウォール部を経てビ
ード部のビードコアに至るカーカスと、前記サイドウォ
ール部に配された断面略三日月状をなすサイド補強ゴム
層とを具えたランフラットタイヤであって、前記サイド
補強ゴム層は、第1のゴム部と、この第1のゴム部より
もJISデュロメータ硬さが4度以上小さいゴム材から
なる第2のゴム部とを少なくとも含む2種以上のゴム材
からなり、正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填し
た無負荷の正規状態において、前記第1のゴム部は、そ
の最大厚さ部分がタイヤ最大巾位置に近接して配される
とともに、前記第2のゴム部は、その最大厚さ部分が前
記第1のゴム部の最大厚さ部分からタイヤ半径方向内側
又は外側に隔てて配されたことを特徴とするランフラッ
トタイヤである。
【0007】前記「JISデュロメータ硬さ」は、JI
S−K6253に基づくデュロメーター硬さとして定義
される。また「正規リム」とは、タイヤが基づいている
規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤサイズ
毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準
リム、TRAであれば "Design Rim" 、或いはETRT
Oであれば "Measuring Rim"となる。また、「正規内
圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系に
おいて、各規格がタイヤサイズ毎に定めている空気圧で
あり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば
表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRE
SSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLAT
ION PRESSURE" であるが、タイヤが乗用車用である場合
には180kPaとする。また「タイヤ最大巾位置」と
は、前記正規状態において、タイヤ軸方向の最大巾をな
す位置をいい、サイドウォール部の模様、マーク、さら
にはビード部に設けられるリムプロテクタなどの突起は
含めずに特定する。
【0008】また請求項2記載の発明は、前記カーカス
は、前記サイド補強ゴム層のタイヤ軸方向外側をのびる
カーカスプライを含むとともに、前記第1のゴム部のJ
ISデュロメータ硬さが75〜95度、かつ前記第2の
ゴム部のJISデュロメータ硬さが65〜85度である
ことを特徴とする請求項1記載のランフラットタイヤで
ある。
【0009】また請求項3記載の発明は、前記第1のゴ
ム部の最大厚さ及び前記第2のゴム部の最大厚さが、と
もに3mm以上であることを特徴とする請求項1又は2記
載のランフラットタイヤである。
【0010】また請求項4記載の発明は、前記第1のゴ
ム部は、その最大厚さ部分のタイヤ半径方向内、外に、
タイヤ半径方向の内端、外端に向かって厚さを漸減した
端部分を有する一方、前記第2のゴム部は、前記第1の
ゴム部のタイヤ軸方向内側に配されかつこの第1のゴム
部をタイヤ半径方向内外に超える長さを有するととも
に、前記第1のゴム部の外端近傍で厚さを大としたトレ
ッド部側の増厚部と、前記第1のゴム部の内端近傍で厚
さを大としたビード部側の増厚部と、前記第1のゴム部
の最大厚さ部分で厚さを減じたくびれ部とを含むことを
特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のランフラッ
トタイヤである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態をチ
ューブレスかつ乗用車用のランフラットタイヤを例示し
た図面に基づき説明する。図1には、正規リムJにリム
組みして正規内圧を充填しかつ無負荷とした標準状態の
タイヤ子午線右半分断面を示しており、左断面もほぼ対
称に表れる。図において、本実施形態のランフラットタ
イヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3を経て
ビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、このカ
ーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2の内部
に配置されたベルト層7と、タイヤ内腔面側に位置して
前記サイドウォール部3に配されたサイド補強ゴム層1
0とを具えている。なおサイド補強ゴム層10のタイヤ
軸方向内側には、空気を透過しにくいゴムからなるイン
ナーライナ(図示省略)が配されている。
【0012】前記カーカス6は、トレッド部2からサイ
ドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至る
トロイド状をなす。該カーカス6は、本実施形態では、
1枚のカーカスプライ6Aから形成されれている。
【0013】カーカスプライ6Aは、平行に配列された
カーカスコードをトッピングゴムにて被覆して形成され
る。前記カーカスコードは、ナイロン、ポリエステル、
レーヨン、芳香族ポリアミドなどの有機繊維が好適であ
る。またカーカスコードは、本実施形態では、タイヤ赤
道Cに対して70〜90度、より好ましくは80〜90
度の角度で傾けて配列されている。またカーカスプライ
6Aは、本例ではビードコア5、5間をトロイド状に跨
る本体部6aと、この本体部6aの両端に連なりかつ前
記ビードコア5の周りをタイヤ軸方向内側から外側に折
り返された折返し部6bとを一体に具えている。
【0014】また本例では、カーカスプライ6Aの前記
折返し部6bの外端6beは、前記ベルト層7のタイヤ
半径方向内側かつベルト層7の外端7eをタイヤ軸方向
内側に超えた位置で終端するいわゆる超ハイターンナッ
プ構造のものを例示している。これにより、ランフラッ
トタイヤ1は、1枚のカーカスプライ6Aを用いて、サ
イドウォール部3を効果的に補強しうる。また前記折返
し部6bの外端6beは、パンク走行中に大きく撓むサ
イドウォール部3から離れるため、該外端6beを起点
としたセパレーション等の損傷を好適に抑制し耐久性を
高めうる。なお折返し部6bと前記ベルト層7とのタイ
ヤ軸方向の重なり長さEWは、例えば5mm以上、好まし
くは10mm以上、より好ましくは15〜25mmとするの
が好ましい。
【0015】またビード部4には、前記カーカスプライ
6Aの本体部6aと折返し部6bとの間に、ビードエー
ペックスゴム8が配されている。このビードエーペック
スゴム8は、前記ビードコア5の外面からタイヤ半径方
向外側に先細状でのび、例えばJISデュロメータ硬さ
が65〜95度、より好ましくは75〜95度の比較的
硬質のゴム材から形成される。このビードエーペックス
ゴム8は、ビード部4の曲げ剛性を高め、タイヤの縦撓
みを抑制するのに役立つ。なお本例では、ビード部4に
リムフランジJFのタイヤ半径方向外側を覆うように突
出したリムプロテクタ4aを具えたタイヤが例示されて
いる。このようなリムプロテクタ4aは、パンク時には
リムフランジJFと当接することにより、タイヤサイド
部の過度の縦撓みを抑制する。
【0016】また前記ベルト層7は、本例では、ベルト
コードをタイヤ赤道Cに対して例えば10〜35゜程度
で傾けて配列した2枚のベルトプライ7A、7Bから構
成されている。ベルトプライ7A、7Bは、前記ベルト
コードが互いに交差するように重ね合わされる。これに
より、ベルト層7は、カーカス6を強くタガ締めし、ト
レッド部2の剛性を増しラジアルタイヤとしての利点を
発揮させる。また前記ベルトコードは、本例ではスチー
ルが採用されるが、アラミド、レーヨン等の高弾性の有
機繊維コードも必要に応じて用い得る。
【0017】前記サイド補強ゴム層10は、厚肉の中央
部分からタイヤ半径方向内外に厚さを徐々に減じた断面
略三日月状で形成されている。本例のサイド補強ゴム層
10は、前記カーカスプライ6Aの前記本体部6aのタ
イヤ軸方向内側に配されたものを例示する。サイド補強
ゴム層10のタイヤ軸方向外側に、少なくとも1枚のカ
ーカスプライ6Aを配することにより、サイド補強ゴム
層10の曲げ変形に際して、コードを有するカーカスプ
ライ6Aがその引張側を補強するため、サイド補強ゴム
層10の曲げ剛性を高めパンク状態における負荷走行時
のタイヤの縦撓みを減じる働きをする。
【0018】またサイド補強ゴム層10は、そのタイヤ
半径方向の長さLが小さすぎるとランフラット走行時の
縦撓みを抑制する効果が低下し易く、逆に大きすぎる
と、乗り心地やリム組性を悪化させる場合がある。この
ような観点より、サイド補強ゴム層10の前記長さL
は、例えばタイヤ断面高さHの35〜85%、より好ま
しくは40〜65%程度に設定されるのが望ましい。な
お本例では、サイド補強ゴム層10の内端10i側が、
前記ビードエーペックスゴム8とタイヤ軸方向内外でオ
ーバラップしている。
【0019】また本例のサイド補強ゴム層10は、第1
のゴム部11と、第2のゴム部12とから構成されたも
のを例示する。
【0020】前記第1のゴム部11は、本実施形態で
は、最大厚さt1をなす最大厚さ部分11aと、そのタ
イヤ半径方向内、外にタイヤ半径方向の内端11i、外
端11oそれぞれに向かって厚さを漸減した端部分11
b、11cとを有している。前記正規状態において、こ
の第1のゴム部11の最大厚さ部分11aは、タイヤ最
大巾位置Mに近接して配されている。本例では、第1の
ゴム部11の最大厚さ部分11aは、前記タイヤ最大巾
位置Mと実質的にタイヤ半径方向に同高さで設定されて
いる。また前記タイヤ最大巾位置Mは、前記正規状態に
おいて、ビードベースラインBL(正規リムJのリム径
位置を通るタイヤ軸方向線)からタイヤ断面高さHの3
5〜60%、より好ましくは40〜50%程度の位置に
設けられている。
【0021】前記タイヤ最大巾位置Mは、ランフラット
走行時に大きな屈曲変形の起点となる。従って、この部
分に第1のゴム部11の最大厚さ部分11aを近接させ
て補強することにより、パンク走行中のタイヤの縦撓み
をより効果的に減じ、サイドウォール部3の発熱が抑制
され長距離走行を促進する。なお前記近接させるとは、
タイヤ半径方向の位置に関してであり、特に限定はされ
ないが、好ましくは前記第1のゴム部11の最大厚さ部
分11aを、前記タイヤ最大巾位置Mを中心としてタイ
ヤ半径方向内、外に15mm、より好ましくは10mmの範
囲内に設けることが望ましい。
【0022】前記第1のゴム部11は、特に限定される
わけではないが、例えばJISデュロメータ硬さが75
〜95度、より好ましくは75〜90度、さらに好まし
くは77〜87度の比較的硬質なゴム材により形成する
のが望ましい。前記硬さが75度未満の場合、タイヤ最
大巾位置Mへの補強効果が低下し易く、逆に95度を超
えると、内圧充填走行時に乗り心地を損ねる傾向があ
る。同様に、第1のゴム部11の前記最大厚さt1は、
例えば3mm以上、より好ましくは4mm以上、さらに好ま
しくは5〜10mmとすることが望ましい。前記厚さt1
が3mm未満の場合、タイヤ最大巾位置Mへの補強効果が
低下し易く、逆に10mmを超えると、内圧充填走行時に
乗り心地を損ね易い。
【0023】なお第1のゴム部11のタイヤ半径方向の
長さL1は、サイド補強ゴム層10の前記長さLの例え
ば20〜70%、より好ましくは30〜60%に設定す
るのが望ましい。これにより、サイド補強ゴム層は、ラ
ンフラット走行中の荷重を支えつつ通常走行時の乗り心
地の悪化をより効果的に防止する。
【0024】また前記第2のゴム部12は、本例では第
1のゴム部11のタイヤ軸方向内側に配され、サイド補
強ゴム部10のタイヤ軸方向の内側面10iの全域を形
成するものを例示する。この内側面10iは、タイヤ軸
方向外側に向かって凸となる滑らかな略単一の円弧状曲
線により形成されている。
【0025】第2のゴム部12は、第1のゴム部11を
タイヤ半径方向内外に超える長さを有する。つまり、第
2のゴム部12の外端12oは、第1のゴム部11の外
端11oよりもタイヤ半径方向外側にあり、かつ第2の
ゴム部12の内端12iは第1のゴム部11の内端11
iよりもタイヤ半径方向内側に位置しているものを例示
する。
【0026】また本例の第2のゴム部12は、前記第1
のゴム部11の外端11oの近傍で厚さt2aを大とし
たトレッド部側の増厚部12aと、第1のゴム部11の
内端11iの近傍で厚さt2bを大としたビード部側の
増厚部12bと、これらの増厚部12a、12bの間に
形成され前記第1のゴム部11の最大厚さ部分11aで
厚さを小としたくびれ部12cとを含み、タイヤ軸方向
の外周面が波状で屈曲するものが例示されている。
【0027】また本例では、前記トレッド部側の増厚部
12aの厚さt2aが、第2のゴム部12の最大厚さt
2をなす。これにより、第2のゴム部12は、その最大
厚さ部分が前記第1のゴム部11の最大厚さ部分11a
からタイヤ半径方向外側に隔てて配されている。ただ
し、この態様に限定されることなく、例えばビード部側
の増厚部12bの厚さt2bを最大厚さとして構成して
も良く、またトレッド部側の増厚部12a及びビード部
側の増厚部12bの双方を実質的に同一かつ最大厚さt
2として形成することもできる。前記第2のゴム部12
の最大厚さt2は、例えば3mm以上、より好ましくは4
mm以上、さらに好ましくは4〜8mmとすることが望まし
い。また、第1、第2のゴム部11,12において最大
厚さ部分のタイヤ半径方向の離間距離Aは好ましくは1
5〜50mm、より好ましくは20〜40mmとするのが望
ましい。前記離間距離Aが15mm未満であると、乗心地
を悪化させる傾向があり、逆に50mmを越えると補強効
果が低下し易いという不具合がある。またこの離間距離
Aは、各最大厚さt1、t2の中心位置のタイヤ半径方
向距離として測定する。
【0028】また第2のゴム部12は、第1のゴム部1
1よりもJISデュロメータ硬さが4度以上小さい相対
的に軟質なゴム材から形成される。すなわち、第1のゴ
ム部11のJISデュロメータ硬さをHD1(度)、第
2のゴム部12のJISデュロメータ硬さをHD2
(度)とするとき、HD1−HD2が4度以上、好まし
くは6度以上、さらに好ましくは6〜12度程度に設定
される。とりわけ、第2のゴム部12には、JISデュ
ロメータ硬さが65〜85度、より好ましくは67〜8
0度のゴム材が好適である。
【0029】このような第2のゴム部12は、軟質のゴ
ム材からなりかつサイド補強ゴム層10のタイヤ軸方向
内側をなすため、タイヤの縦撓みが大となるランフラッ
ト走行中においても柔軟に追随して変形し、特に大きな
圧縮歪による構造破壊を防止するのに役立つ。また第2
のゴム部12は、第1のゴム部11の最大厚さ部分11
aに隣接して厚さが小となるくびれ部12cを設けてい
るため、タイヤ最大巾位置Mでの曲げ変形に伴って大き
な圧縮応力が作用するのを緩和でき、この部分での熱破
壊をも長期に亘り抑制できる。
【0030】また本例のサイド補強ゴム層10は、前記
の如くランフラット走行中に最も屈曲歪が大となるタイ
ヤ最大巾位置M付近を硬質な第1のゴム部11により集
中的に補強する。これにより、タイヤ最大巾位置Mの強
度、とりわけ曲げ剛性を最大としている。他方、第1の
ゴム部11の外端11i、内端11oの近傍位置には第
2のゴム部12の増厚部12a、12bを設けているた
め、第1のゴム部11の端部にて強度低下となるのを防
止でき、ランフラット走行に必要なサイド部の剛性を確
保しうる。また、この第2のゴム部12は軟質なゴムか
らなることにより、トレッド部2側ないしビード部4側
では適度に緩衝効果を持たせ、通常走行時の乗り心地を
損ねることを防止できる。
【0031】また第1のゴム部11、第2のゴム部12
は、好ましくは損失正接tanδの小さいゴム(例えば
tanδ<0.1)が好適に用いられ、発熱を抑制して
耐久性を向上させるのが良い。tanδの測定条件は、
岩本製作所製の粘弾性スペクトロメータを用いて70
℃、周波数10Hz、動歪率2%とする。さらに、これ
らのゴムには、例えば短繊維を配合することもできる。
短繊維には種々のものを用いうるが、好ましくはナイロ
ン、レーヨン、ポリエステル、芳香族ポリアミドなどの
有機繊維からなる短繊維が好ましく採用できる。短繊維
をゴム中で所定の向き(例えばタイヤ周方向やタイヤ半
径方向など)に配向させることにより、サイド補強ゴム
層10の弾性率などを要求に応じて適宜調節することも
できる。
【0032】またこのようなランフラットタイヤ1を含
む空気入りタイヤは、金型を用いて加硫成形される。図
2には、一般的な空気入りタイヤを金型で加硫成形して
いるときのタイヤ外面の輪郭線K1を鎖線で示してい
る。また実線でそのタイヤをリム組みしかつ内圧を充填
した状態のタイヤ外面の輪郭線K2を示している。図か
ら明らかなように、通常、加硫成形中のビード部4の外
面間のタイヤ軸方向の巾であるクリップ巾CWは、正規
リムJのリム巾RWよりも大に設定されている。
【0033】このため、タイヤをリム組みし内圧を充填
すると、サイドウォール部3の外方部であるバットレス
部13付近に歪が集中し、パンク中のランフラット走行
時でもこのバットレス部13の付近でタイヤの構造破壊
が生じることが多い。従って、従来のランフラットタイ
ヤでは、このような乗り心地に密接に関連するバットレ
ス部13をより重点的に補強することが必要であるた
め、乗り心地の悪化を招きやすいものである。
【0034】本実施形態のランフラットタイヤ1は、加
硫成形中の前記クリップ巾CWを正規リムJのリム巾R
Wに略等しく設定して加硫成形することにより製造され
ている。このため、内圧充填時においても、ビード間を
狭めることに伴う歪がバットレス部13に集中し難くな
る。よって、ランフラット走行時、タイヤの構造破壊は
最も屈曲が大となるタイヤ最大巾位置M付近で生じる。
従って、第1のゴム部11の最大厚さ部分11aをタイ
ヤ最大巾位置Mに近接して配することにより、より効果
的にランフラット走行距離を増大できる。またこのタイ
ヤ最大巾位置Mのタイヤ半径方向内外には軟質の第2の
ゴム部12を配することで、サイドウォール部3の剛性
を高めつつも乗り心地の向上に寄与できる。このような
観点より、前記クリップ巾CWと前記正規リムJのリム
巾RWとの差(CR−RW)は、好ましくは0〜25m
m、より好ましくは0〜15mmとするのが望ましい。
【0035】また本実施形態のランフラットタイヤ1
は、前記正規状態において、タイヤ子午線断面における
トレッド部2からサイドウォール部3にかけてのタイヤ
外面の断面輪郭線2eは、図3、図4に示す如く、タイ
ヤ赤道Cと交わるタイヤ赤道点Pから前記タイヤ最大巾
位置Mまでを、該タイヤ赤道点Pからサイドウォール部
3側に向かって曲率半径R(x)が徐々に減じるインボ
リュート状曲線Gで実質的に形成している。本例のイン
ボリュート状曲線Gは、一端がタイヤ半径方向に長径
(2×b)、短径(2×a)(ただし、a<b)を有す
る基礎楕円Vに巻きつけられる糸の他端が描くインボリ
ュート状曲線Gで実質的に形成している。
【0036】前記断面輪郭線2eはタイヤ赤道Cを中心
として左右対称に形成している。また図1には示してい
ないが、トレッド部2には排水用などのトレッド溝を設
けても良く、このとき前記断面輪郭線2eを特定する際
にはタイヤ子午線断面において溝縁間を滑らかに継いだ
仮想延長線を補うこととする。
【0037】一般に、サイド補強ゴム層10を設けたラ
ンフラットタイヤ1は、図3に鎖線で示すように、断面
輪郭線2e’がタイヤ赤道点Pからトレッド端縁近傍ま
でほぼ平坦に形成されているため、タイヤのサイドウォ
ール領域が長くなっている。このため、ランフラット性
能を発揮させるためには、サイド補強ゴム層を構成する
ゴム補強材を配する領域も長くなり、タイヤが重くなり
やすく、かつ縦バネも高くなり乗り心地が損なわれがち
となる。
【0038】これに対して、本実施形態のランフラット
タイヤ1では、上述のようにインボリュート状曲線Gで
タイヤ表面の断面輪郭線2eを実質的に形成することに
よって、断面輪郭線2eに沿ったタイヤ赤道点Pからタ
イヤ最大巾位置Mまでの絶対距離が従来のタイヤに比べ
短い。特にサイドウォール部領域が短くなるため、例え
ばサイド補強ゴム層10のゴム使用量なども少なくてす
みタイヤを軽く構成するのに役立つ。またトレッド部2
の輪郭形状が非常に丸くなり、縦バネが小さくなって乗
り心地を向上させるのにも役立つ。またこのなおタイヤ
赤道点Pからトレッド縁側に向けて曲率半径が滑らかに
減少していくため、接地圧の均一化をより促進すること
もできる。
【0039】また図4に示す如く、前記インボリュート
状曲線Gの基礎楕円Vは、タイヤ子午線断面における前
記断面輪郭線2eのタイヤ赤道点Pを通るタイヤ半径方
向線をy、Y軸、前記断面輪郭線2eのタイヤ赤道点P
における曲率半径Bの中心点を通るタイヤ軸方向線を
x、X軸としたx−y座標系、X−Y座標系において、
下記式(1)の楕円曲線で表されるものを例示してお
り、このようなインボリュート状曲線Gは、一端を前記
座標系の原点Oに固定して前記基礎楕円Vに巻き付ける
糸の他端A(X,Y)が描く軌跡を通ることとなる。 (x−a)2 /a2 +y2 /b2 =1 … (1) (ただし、|a|<|b|でともに0以外の定数)
【0040】このようなインボリュート状曲線Gを実質
的に用いた断面輪郭線2eは、タイヤ赤道点Pでの曲率
半径B、タイヤ最大巾位置M、M間のタイヤ軸方向距離
であるタイヤ断面巾、タイヤ断面高さHおよびタイヤ最
大巾位置Mのタイヤ赤道点Pからのタイヤ半径方向の距
離hを定めるとともに、インボリュート状曲線がタイヤ
赤道点Pとタイヤ最大巾位置Mとを結ぶよう前記基礎楕
円Vの短径(2×a)が適宜定められる。
【0041】なお、断面輪郭線2eをこのようなインボ
リュート状曲線で「実質的」に形成するとは、タイヤの
加硫金型を製作する際の金型加工精度を考慮に入れたも
ので、例えば前記断面輪郭線2eがインボリュート状曲
線Gからの誤差が±1/10(mm)以内になるよう例え
ば複数の円弧、例えば5以上の円弧の連結体で近似的に
形成するようなものも本発明の範囲に包含しうる。これ
は、前記断面輪郭線2eがインボリュート状曲線Gと物
理的に完全同一でなくとも、これと実質的に同一の作
用、効果を期待できる輪郭線を得るための近似手法とし
て効果がある。
【0042】図5〜図7には、サイド補強ゴム層10の
他の実施形態を示している。図5のものは、前記第1の
ゴム部11がカーカスプライ6Aの本体部6aと折返し
部6bとの間に挿入され、かつ前記第2のゴム部12が
前記本体部6aのタイヤ軸方向内側に配されたものを例
示している。このように、サイド補強ゴム層10は、カ
ーカスプライ6Aなどのプライを介して第1のゴム部1
1、第2のゴム部12を固着し、全体として断面略三日
月状を形成するものでも良い。このようなサイド補強ゴ
ム層10は、タイヤ最大巾位置Mを補強する第1のゴム
部11のタイヤ軸方向内外にカーカスプライが配されて
いるため、より少ないゴム量にてサイドウォール部3の
曲げ剛性を向上しうる。
【0043】また図6に示すサイド補強ゴム層10は、
第1のゴム部11と、トレッド部側の第2のゴム部12
と、ビード部側の第3のゴム部15との3種のゴム材に
より形成されたものを例示している。第2のゴム材12
は、その最大厚さ部分12aを、前記第1のゴム部11
の最大厚さ部分11aよりもタイヤ半径方向外側に位置
させている。他方、第3のゴム材15は、その最大厚さ
部分15aを、前記第1のゴム部11の最大厚さ部分1
1aよりもタイヤ半径方向内側に位置させている。第
2、第3のゴム部12、15は、前記第1のゴム部11
よりもJISデュロメータ硬さで4度以上小さいゴム材
が用いられる。
【0044】また本例では前記第2のゴム部12のJI
Sデュロメータ硬さHD2を、前記第3のゴム部15の
JISデュロメータ硬さHD3よりも小としている。よ
り具体的には、このため硬さの差(HD3−HD2)を
2〜10度程度としている。これにより、さらに乗り心
地を高めるのに役立つ。なお、これとは逆にHD2−H
D3>0とすることもできる。
【0045】図7に示すサイド補強ゴム層10は、第1
のゴム部11とそのタイヤ軸方向内側に配された第2の
ゴム部12とから構成されている。この態様では、第2
のゴム部12の最大厚さ部分12aは、第1のゴム部1
1の最大厚さ部分11aよりもタイヤ半径方向外側に配
されている。
【0046】なお図示していないが、サイド補強ゴム層
10は、例えばそのタイヤ半径方向内側を耐圧縮歪に優
れた繊維コードプライにて被覆されるとともに、そのタ
イヤ軸方向外側を耐引張歪に優れたコードプライで被覆
して形成することもでき、この場合には、第1のゴム部
11、第2のゴム部12にそれぞれ用いるゴム量を減じ
タイヤを軽量化することもできる。以上詳述したが、本
発明は例示の実施形態に限定されることなく種々の形態
で実施しうる。
【0047】
【実施例】表1の仕様に基づきタイヤサイズが205/
55R16のランフラットタイヤを試作するとともに、
ランフラット性能、タイヤの縦バネなどを測定した。
【0048】<ランフラット性能>供試タイヤを、バル
ブコアを取り去った正規リム(16×6 1/2JJ)
にリム組みし内圧0の状態でドラム試験機上を速度90
km/Hかつ縦荷重4.5kNで走行させ、タイヤが破
壊するまでの走行距離を測定し比較例を100とする指
数により評価した。数値が大きいほど良好である。
【0049】<タイヤの縦バネ>供試タイヤを正規リム
(16×6 1/2JJ)にリム組みし内圧200kP
aを充填するとともに縦荷重4kNを加えたときの縦撓
み量を求め、この縦撓み量の逆数を比較例を100とす
る指数で表示している。数値が小さいほど縦バネ定数が
小さく、乗り心地に優れる。テストの結果などを表1に
示す。
【0050】
【表1】
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明のランフラッ
トタイヤは、乗り心地の著しい悪化を招くことなくラン
フラット継続走行距離を増大しうる。
【0052】また請求項2又は3記載の発明のように、
各ゴム部の硬さや最大厚さなどを限定したときには、よ
り効果的に乗り心地とランフラット継続走行距離とを両
立しうる。
【0053】また請求項4記載の発明のように、第1の
ゴム部、第2のゴム部を形成したときには、さらに効果
的に乗り心地とランフラット継続走行距離とを両立しう
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すランフラットタイ
ヤの右半分断面図である。
【図2】タイヤ外面の輪郭線を示す略図である。
【図3】タイヤの断面輪郭線、インボリュート状曲線を
説明する線図である。
【図4】インボリュート状曲線を説明するグラフであ
る。
【図5】本発明の他の一実施形態を示すランフラットタ
イヤの部分断面図である。
【図6】本発明の他の一実施形態を示すランフラットタ
イヤの部分断面図である。
【図7】本発明の他の一実施形態を示すランフラットタ
イヤの部分断面図である。
【図8】比較例タイヤの部分断面図である。
【符号の説明】
2 トレッド部 3 サイドウォール部 4 ビード部 5 ビードコア 6 カーカス 6a 本体部 6b 折返し部 7 ベルト層 10 サイド補強ゴム層 11 第1のゴム部 12 第2のゴム部 M タイヤ最大巾位置 H タイヤ断面高さ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレッド部からサイドウォール部を経てビ
    ード部のビードコアに至るカーカスと、前記サイドウォ
    ール部に配された断面略三日月状をなすサイド補強ゴム
    層とを具えたランフラットタイヤであって、 前記サイド補強ゴム層は、第1のゴム部と、この第1の
    ゴム部よりもJISデュロメータ硬さが4度以上小さい
    ゴム材からなる第2のゴム部とを少なくとも含む2種以
    上のゴム材からなり、 正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填した無負荷の
    正規状態において、前記第1のゴム部は、その最大厚さ
    部分がタイヤ最大巾位置に近接して配されるとともに、 前記第2のゴム部は、その最大厚さ部分が前記第1のゴ
    ム部の最大厚さ部分からタイヤ半径方向内側又は外側に
    隔てて配されたことを特徴とするランフラットタイヤ。
  2. 【請求項2】前記カーカスは、前記サイド補強ゴム層が
    タイヤ軸方向外側をのびるカーカスプライを含むととも
    に、 前記第1のゴム部のJISデュロメータ硬さが75〜9
    5度、かつ前記第2のゴム部のJISデュロメータ硬さ
    が65〜85度であることを特徴とする請求項1記載の
    ランフラットタイヤ。
  3. 【請求項3】前記第1のゴム部の最大厚さ及び前記第2
    のゴム部の最大厚さが、ともに3mm以上であることを特
    徴とする請求項1又は2記載のランフラットタイヤ。
  4. 【請求項4】前記第1のゴム部は、その最大厚さ部分の
    タイヤ半径方向内、外に、タイヤ半径方向の内端、外端
    に向かって厚さを漸減した端部分を有する一方、 前記第2のゴム部は、前記第1のゴム部のタイヤ軸方向
    内側に配されかつこの第1のゴム部をタイヤ半径方向内
    外に超える長さを有するとともに、 前記第1のゴム部の外端近傍で厚さを大としたトレッド
    部側の増厚部と、前記第1のゴム部の内端近傍で厚さを
    大としたビード部側の増厚部と、前記第1のゴム部の最
    大厚さ部分で厚さを減じたくびれ部とを含むことを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載のランフラットタ
    イヤ。
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