JPH05238215A - 自動車用の自己支持型タイヤ - Google Patents

自動車用の自己支持型タイヤ

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JPH05238215A
JPH05238215A JP4305503A JP30550392A JPH05238215A JP H05238215 A JPH05238215 A JP H05238215A JP 4305503 A JP4305503 A JP 4305503A JP 30550392 A JP30550392 A JP 30550392A JP H05238215 A JPH05238215 A JP H05238215A
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elastic support
carcass
carcass ply
core
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Giuliano Ghilardi
ジュリアーノ・ギラルディ
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Pirelli Tyre SpA
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Pirelli Coordinamento Pneumatici SpA
Pirelli SpA
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 完全に空気が抜けた状態のときでも、タイヤ
に伝達される垂直荷重及びドリフト荷重を支承し得る自
己支持型カーカスを備えるタイヤの性能を改良するこ
と。 【構成】 端部に向けてテーパーが付けられ、第1のカ
ーカスプライ10と第2のカーカスプライ11との間に
介在され、タイヤの最大弦部分にて相互に接続された略
両凸状断面の第1及び第2の補強インサート16、17
をそのサイドウォール5の各々に内蔵するカーカス2を
備えるタイヤが開示される。2つの補強インサート1
6、17間の接続部分に位置する最大厚さ部分13aを
有する両凸状断面の弾性支持インサートが、タイヤの内
側に折り返したカーカスプライ10に取り付けられ。該
弾性支持インサート13は、両凸状断面の略剛性なカウ
ンタコア14と、弾性材料から成り、弾性率が小さく且
つその一側部がカーカスプライに向けて折り返したカウ
ンタコア14を被覆するカバー15とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カーカスと、該カーカ
スに対しクラウン方向に配置されたトレッドバンドと、
該トレッドバンドに対する半径方向内側の位置にて環状
体を形成し得るように該カーカスの上になる、円周方向
に非延伸的な環状ベルト構造体とを備える型式で、サイ
ドウォール内に弾性的な支持インサートを内蔵する自動
車用の自己支持型タイヤにして、各々、タイヤの内周縁
に沿って形成したビード内に挿入された円周方向に非延
伸的な一対の補強リングと、各々、タイヤの軸線から離
れるようにテーパーが付けられた1つの補強リングの外
周に沿って伸長する一対のエラストマー的フィラーと、
その縁が補強リング及びエラストマー的フィラーに沿っ
て折り返された少なくとも1つのカーカスと、エラスト
マー的材料から成り、その各々が1つのビードとベルト
構造体の対応する縁との間を半径方向に伸長する1つの
タイヤサイドウォールの内側部分に対し、カーカスプラ
イに付与された少なくとも一対の環状弾性的支持インサ
ートとを備えることを特徴とするタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】完全に空気が抜けた状態のときでも、タ
イヤに伝達される垂直荷重及びドリフト荷重を支承し得
る自己支持型カーカスを備える自動車用タイヤが存在す
ることは公知である。これによれば、1又は2以上のタ
イヤがパンクした場合、自動車は、路面の保持力及び快
適性を著しく失うことなく、比較的高速度でもかなり長
い距離を走行することが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一つの公知の型式の自
己支持型カーカスは、実質上、両凸状の断面形状であ
り、エラストマー的材料から成る環状支持インサートが
各タイヤのサイドウォールに関係し、上記インサート
は、公知であるように、タイヤ自体内に設けられる1又
は複数のカーカスプライに取り付けられ。厚さが比較的
厚く、大きい弾性率を有するこれらインサートは、空気
が抜けた状態のとき、タイヤに伝達される垂直荷重及び
水平方向のドリフトスラストに対し十分な弾性反発を提
供し得るように曲がることが出来るようにされている。
【0004】厚さがより薄く且つ弾性率の小さいエラス
トマー的インサートの使用を可能にし、乗心地を良くし
且つタイヤ内で発生される熱を軽減するため、別の公知
の型式の自己支持型カーカスによれば、タイヤサイドウ
ォールの各々には、相互に並べて配置した関係の2つの
環状エラストマー的インサートが設けられ、その少なく
とも一方は、2つのカーカスプライの間に介在される。
【0005】
【課題を解決するための手段】本出願人は、最近、欧州
特許出願第EP 495.375号に記載された別の型式の自己支
持型カーカスを研究開発し、ここにおいて、各タイヤの
サイドウォールに対し、環状の弾性的支持インサートが
設けられ、該インサートは、第1のカーカスプライに対
してサイドウォールの内方に配置される。第1のカーカ
スプライと該第1のカーカスプライの頂部上に配置され
た第2のカーカスプライとの間に一対の環状補強インサ
ートが略半径方向に整合状態に配置され、弾性的支持イ
ンサートに組み合わされる。該補強インサートは、支持
インサートの最大の厚さ部分の高さの位置に配置され且
つタイヤの最大弦部分に略一致する接続箇所で順次、相
互に接続される。
【0006】タイヤの使用中、弾性支持インサートは、
曲げ応力を受けたときに変形し、その接合箇所で相互に
ヒンジ止めした剛性なアームとして実質的に挙動する補
強インサートが相互に接近する動作に弾性的に反作用し
得るようにする。
【0007】本発明によれば、タイヤの少なくとも最大
弦部分、より正確には、圧縮変形が著しく集中する領域
に存在する著しく剛性なコアを弾性的支持インサートに
取り付けることにより、タイヤの空気が抜けた状態下で
のカーカスの揚力が著しく増大するが、しかも、支持イ
ンサートの他の部分は、あらゆる使用状態下でのタイヤ
の乗心地を著しく向上させ得るよう、極めて柔軟な材料
を使用して形成することが可能であることが判明した。
【0008】本発明は、一特徴において、サイドウォー
ルに弾性支持インサートを内蔵する、車両の車輪の自己
支持型タイヤにして、上記環状弾性支持インサートの各
々が、弾性支持インサートの最大厚さ領域の少なくとも
一部を占め、上記カーカスプライに面した凸状輪郭の当
接側部を有する略両凸状断面形状のカウンタコアと、上
記当接側部の少なくとも一部にてカウンタコアを被覆
し、弾性支持インサートの少なくとも一端末部分を形成
する変形可能なカバーとを備え、該カバーが、カウンタ
コアよりも小さい動的弾性率を有することを特徴とする
自己支持型タイヤに関するものである。
【0009】別の特徴において、本発明は、カーカス
が、1つのカーカスプライと、該第1のカーカスプライ
上に配置された第2のカーカスプライとの間に介在され
た、エラストマー的材料から成る第1及び第2の環状補
強インサートを各タイヤのサイドウォール内に更に備
え、上記第1及び第2の補強インサートが端部に向けて
薄くなる両凸状の断面を有し、これらインサートが弾性
支持インサートの最大厚さ領域の略高さ位置にある接続
箇所で相互に接続されることを特徴とするタイヤに関す
る。
【0010】一実施例において、カウンタコアは、弾性
支持インサートの半径方向外側端部分を形成する。より
詳細には、該カウンタコアは、空気が抜けた状態のタイ
ヤが提供する最大弦部分から、ベルト構造体の側縁付近
まで略伸長する。カウンタコアは、上記最大弦領域にそ
の最大厚さ領域がある。
【0011】上記の一実施例において、カバーは、その
半径方向内端からコア自体の最大厚さ領域までカウンタ
コアの当接側部を被覆し、その当接側部の他の部分は、
上記カーカスプライに取り付けられる。
【0012】第2の実施例において、該カウンタコア
は、タイヤの最大幅部分に略完全に配置されており、上
記当接側部を完全に被覆するカバーは、弾性支持インサ
ートの内側及び外側端部分の双方を形成する。この場
合、カウンタコアのカバーは、2.5mm以下の最小厚さ
であることが望ましい。
【0013】補強繊維を含むエラストマー的材料にて選
択随意に形成することの出来るカウンタコアは、8乃至1
2メガパスカル(MPa)の動的弾性率を有し、ヒステリシ
スロスが小さい(tanδ<0.1)ことが望ましい。
【0014】本発明の更に別の特徴によれば、カウンタ
コアの断面延伸量は、上記弾性支持インサートの断面全
体の表面延伸量の30%乃至60%の範囲である。
【0015】又、カウンタコアは、上記弾性支持インサ
ートの全体的な半径方向延伸量の1/4乃至3/4倍の
範囲の最大半径方向延伸量であることが望ましい。
【0016】本発明の更に別の特徴によれば、カバーの
動的弾性率は、2乃至6 MPaの範囲であることが望まし
い。
【0017】
【実施例】本発明のその他の特徴及び利点は、本発明に
より、サイドウォール内に弾性支持インサートを内蔵す
る車両の車輪の自己支持型タイヤの以下の詳細な説明か
ら明らかになるであろう。これは、添付図面に関して、
単に一例として、非限定的に記載したものである。
【0018】添付図面を参照すると、本発明に従い、サ
イドウォール内に弾性支持インサートを内蔵する自動車
用の自己支持型タイヤは、全体として、参照符号1で示
してある。
【0019】タイヤ1は、ラジアル型であることが望ま
しいカーカス2を備えており、該カーカス2の周囲に
は、公知であるように、環状体の形状であり、路面4に
当接して機能するように配置されたトレッドバンド3
と、上記カーカスに対しクラウン方向に配置されたベル
ト構造体12と、該トレッドバンド3の両縁部から略半
径方向に伸長し且つタイヤ1の内周縁に沿って形成され
た2つのビード6(その一方のみ図示)に終端がある2
つのサイドウォール5(その一方のみ図示)とが配置さ
れている。該ビード6にて、タイヤ1は、自動車の車輪
を形成し得るように取り付けリム7に係合する。
【0020】カーカス2は、従来通り、一般に「ビード
コア」と称される一対の円周方向に非延伸的な補強リン
グ8を備えており、このビードコアの各々は、その外周
縁に沿って、タイヤの軸線からテーパーを付けて離れる
エラストマー的フィラー9を支持する。各々が1つのビ
ード6内に挿入された補強リング8は、取り付けリム7
がタイヤ1を最良の状態で保持するのに必要な剛性を上
記ビードに付与する。更に、カーカス2は、タイヤ1の
全断面に沿って伸長し、その両縁がそれぞれの補強リム
8の周囲で折り返された少なくとも1つのカーカスプラ
イ10を備えている。
【0021】好適な実施例において、又、第2のカーカ
スプライ11が設けられ、該カーカスプライ11は、第
1のカーカスプライ10上に配置され、又、その縁はそ
れぞれのビードコア8の周囲で折り返される。
【0022】更に、それ自体、公知の方法により、上記
円周方向に延伸不能であるベルト構造体12は、カーカ
スプライ10、11上に環状体のように重ね合わせた1
又は2以上のベルトバンド12a、12bを備えてい
る。
【0023】明確にするため、添付図面において、各種
のカーカスプライ10、11及びベルトバンド12a、
12bは、相互に離間して黒の実線でのみ示してある。
実際には、上記プライは、以下に説明するように、サイ
ドウォール5の部分を除いて、相互に接触する状態に重
ね合わさる。
【0024】本発明によれば、タイヤ1は、タイヤ1に
対して軸方向内方の位置にて第1のカーカスプライ10
に付与された少なくとも1つの環状の弾性支持インサー
ト13を各サイドウォール5に更に備えている。この弾
性支持インサート13は、それぞれのビード6とベルト
バンド12の対応する縁部との間で略両凸状の断面形状
に従って、半径方向に伸長する。より詳細には、弾性支
持インサート13は、最大弦部分、即ち、タイヤ1の最
大幅部分と略同一高さに配置された最大厚さの中央領域
13aを備えている。より具体的には、この最大厚さ領
域は、膨張圧力の存在しない空気が抜けた状態のとき、
タイヤ1が占める最大弦部分に配置される。フィラー9
に略向けてテーパーが付けられた内端部分13b、及び
ベルトバンド12の側縁に略向けてテーパーが付けられ
た外端部分13cがこの最大厚さ領域13aから略半径
方向に離れる。
【0025】独創的な方法で、弾性支持インサート13
は、最大厚さ領域13aの少なくとも一部を占めると共
に、カーカスプライ10、11に面する凸形形状の当接
側部14aを提供する略両凸状断面のカウンタコア14
を備えている。その当接側部14aの少なくとも一部に
て、カウンタコアを被覆する弾性的に変形可能なカバー
がカウンタコア14と組み合わされる。
【0026】該カウンタコア14は、6 MPa以上であ
り、望ましくは、8乃至16 MPaの範囲の大きい動的弾性
率を有するエラストマー的材料から成る。又、該カウン
タコア14は、ヒステリシスロスが小さい(tanδ<0.
1)。
【0027】本明細書における動的弾性率及びヒステリ
シスロス(tanδ)に関する全ての値は、エラストマー
的材料から成る円筒状の形態(径14mm、長さ25mm)
の試験片に対して、半径方向歪み20%の予荷重を加え、
100°の温度で、幅±7.5%、周波数100Hzの周期的正
弦波状に変形させたときに測定した値を意味するものと
する。
【0028】測定は、試験中、一定の温度を維持するた
め、試験片を加熱炉を投入し、100サイクルの正弦波状
変形に対応する調成時間の後に行った。
【0029】カウンタコア14に対し、十分に大きい動
的弾性率を付与するため、上記コアの製造に使用する材
料には、アラミド、ナイロン等のような補強繊維を選択
随意に含ませることが出来る。
【0030】一方、カバー15は、望ましくは、2乃至6
MPaの範囲にあり、常に、カウンタコア14の動的弾性
率よりも小さい動的弾性率のエラストマー的材料にて形
成する。
【0031】図2及び図3の好適な実施例において、カ
ウンタコア14は、タイヤ1の最大幅領域からベルト構
造体2の一側縁まで略伸長し、弾性支持インサート13
の外端部分13cを形成する。望ましくは、コア14の
最大厚さ領域は、弾性支持インサート13の最大厚さ領
域に一致するようにし、常に、空気が抜けた状態のと
き、タイヤ1が提供する最大弦領域に略整合する位置に
配置する。
【0032】更に、図1及び図2を参照すると、該カバ
ー15は、インサート13の内端部分13bを形成し、
上記コアの半径方向内端から開始し、該コアの最大厚さ
部分まで伸長するカウンタコア14の当接側部14aを
被覆する。カバー15で被覆されない当接側部14aの
他の部分は、第1のカーカスプライ10に直接、取り付
けられる。
【0033】図3及び図4に示した実施例において、上
述よりも小さいカウンタコア14がインサート13の最
大厚さ領域13aに配置される。この場合、カバー15
は、当接側部14aの伸長部分の全体にてコア14を被
覆し、インサート13の内端部分13b及び外端部分1
3cの双方を形成する。
【0034】図3及び図4から明らかであるように、コ
ア14自体が存在するため、カバー15は、全体とし
て、弾性支持インサート13の最大厚さ領域13aにて
著しく薄くなる。この状況のとき、弾性支持インサート
の最大厚さ領域13aは、1mm乃至2.5mmの範囲の
最小厚さであり、カウンタコア14をカーカスプライ1
0から適正に絶縁し得るようにすることが望ましい。し
かし、コア14の当接側部14aは、第1のカーカスプ
ライ10に接触する程、カバー15内を伸長させること
も可能である。
【0035】カウンタコア14とカバー15との間の寸
法比率、及びそれぞれの弾性率の値は、タイヤ1に付与
される機能特性いかんにより、非常な程度まで変更する
ことが可能であることに留意すべきである。
【0036】原則として、弾性支持インサート13の断
面全体が均一であれば、カウンタコア14の断面寸法が
増大すると、パンクした走行状態の揚力及び方向安定性
が向上する。この点に関し、カウンタコア14がベルト
構造体の縁まで伸長する図1及び図2に示した実施例
は、パンクした走行状態のとき、方向安定性、シフトス
ラスト及び揚力に対する抵抗性の点で優れた性能を発揮
し得るようにしたものであることに注目すべきである。
【0037】一方、カウンタコア断面の寸法を縮小させ
れば、乗心地は良くなる。この点に関し、図3及び図4
に示した実施例は、通常の走行状態、即ち、タイヤが通
常の圧力まで膨張しているときに良い乗心地を提供し得
るようにしてあることが分かる。
【0038】単に一例として、タイヤ1を通常の路上車
両に使用する場合、カウンタコア14の断面は、弾性支
持インサート13の断面全体の30%乃至60%の範囲とな
るようにすることが望ましいといえる。更に、好適な実
施例として、タイヤ1が通常の膨張状態にあるとき、カ
ウンタコア14の最大の半径方向延伸量は、弾性支持イ
ンサート13の全体的な半径方向延伸量の1/4乃至3
/4の範囲とする必要がある。
【0039】上述の何れの実施例においても、タイヤの
各サイドウオール5にて第1及び第2のカーカスプライ
10、11の間に介在すべき第1及び第2の環状補強イ
ンサート16、17が提供され、これらインサートは、
略両凸状の断面形状であり、端部に向けて薄くなる。こ
れら補強インサート16、17は、タイヤの軸線から半
径方向に離れるに伴い順次、整合し、弾性支持インサー
ト13の最大厚さ中間領域13aに略隣接して配置され
た接続箇所18にて相互に接続される。
【0040】更に詳細には、第1の環状補強インサート
16は、対応するフィラー9の端縁9aの略高さで弾性
支持インサート13の内端部分13bと並べた関係に配
置された、それぞれの中間部分16aを備えている。フ
ィラー9に沿って伸長し且つ補強リング8まで略テーパ
ーが付けられた半径方向内側部分16b、及びフィラー
から離れるのに伴い薄くなり、接続箇所18にて閉じる
ようにテーパーが付けられた半径方向外側部分16cが
この中間部分16aから離れる。
【0041】一方、第2の環状補強インサート17は、
一般に「バットレス」と称され、トレッドバンド3と対
応するサイドウォール5との間に符号5aで示した接続
領域にて弾性支持インサート13の外端部分13cに対
し並べた関係に配置された中間部分17aを備えてい
る。接続箇所18までフィラー9に向けてテーパーが付
けられた半径方向内側部分17b、及びベルト構造体1
2の対応する縁部の下側に向けてテーパーが付けられた
半径方向外側部分17cが第2の補強インサート7の中
間部分から離れる。
【0042】これら補強インサート16、17は、動的
弾性率が望ましくは4乃至6 MPaの範囲であり、その値が
弾性支持インサート13に属するカバー15の動的弾性
率よりも常に大きいエラストマー材料にて形成する。
【0043】補強インサート16、17、及び弾性支持
インサート13の寸法上の特徴は、タイヤ2を取り付け
る車両の型式、及びタイヤが備えることを要する機能上
の特性いかんにより、変更することが可能である。
【0044】原則として、タイヤ1を軽量な自動車に取
り付ける場合、及び/又はパンクした走行状態下のカー
カスの揚力ではなく、高速度時のカーカスの強度を向上
させるためには、補強インサート16、17及び弾性支
持インサート13の厚さは、薄くする。単に一例とし
て、タイヤ2を通常の車両に使用しようとする場合、第
1の補強インサート16の厚さは、中間領域16aにて
2.5mm乃至7mmの範囲とするのが便宜である一方、同
様にその中間領域17aを基準とする第2の補強インサ
ート17の厚さは、2.5mm乃至5mmの範囲であること
が望ましい。一方、弾性支持インサート13は、その最
大厚さ領域13aにおける全体的な厚さが5mm乃至15
mmの範囲内であることが望ましい。
【0045】更に、相互に接続する箇所18における第
1及び第2の補強インサート16、17の厚さは、3.5
mm以下であることが望ましい。
【0046】又、タイヤ1がチューブレス型である場
合、カーカス2の内面の全体は、例えば、ブチル混合体
系のエラストマー的材料から成る気密の密封層19cで
被覆する。
【0047】上述の本発明のタイヤの主として構造に関
する機能特性は次の通りであり、2つのカーカスプライ
10、11が設けられるより複雑な実施例について説明
する。
【0048】第1に、特に、タイヤが空気が抜けた状態
のとき、第1及び第2のカーカスプライ10、11の間
に包み込まれる第1及び第2の補強インサート16、1
7は、接続箇所18にて相互に回転し、サイドウォール
5の半径方向への変形を支援し得るようにした2つのヒ
ンジ止めアームと略同様に機能する。一方、これらイン
サートは、反対方向に曲げた板ばねと略同様に弾性的に
反発し、車両の走行中に曲げ力が作用するときに生ず
る、タイヤの軸線に対して平行なドリフトスラスト力に
起因するサイドウォール5の変形を阻止する。
【0049】一方、弾性支持インサート13は、第1及
び第2の補強インサート16、17は略ばねのように機
能し、自動車の車輪に加わる荷重及びドリフトスラスト
力の影響により動いて相互に接近する傾向に反作用す
る。この点に関し、弾性支持インサート13に生じる曲
げ力は、該インサートの最大厚さ領域13aがタイヤ1
の外側まで軸方向に動き、カーカスプライ10、11を
有利に緊張状態に維持する。この緊張力は、それに伴っ
て、これら補強インサート16、17に生じる曲げ力の
抵抗を受ける一方、タイヤ1の構造的一体性を損なう虞
れの大きいカーカスプライ10、11に加わる局部的な
圧縮応力を確実に解消する。
【0050】弾性支持インサート13に生ずる曲げ力に
起因する上記プライの緊張現象、及びそれに起因するそ
の最大厚さ領域の変位は、単一のカーカスプライを備え
るタイヤでも生ずる。かかる有利な現象の作用は、カー
カスプライが単一のタイヤでも同様に生ずるが、その程
度は小さい。
【0051】タイヤ1の通常の使用中、車輪に加わる荷
重は、タイヤ内の空気圧により略完全に抵抗を受ける。
図1及び図3に示したこの状況のとき、弾性支持インサ
ート13は、僅かにのみ湾曲し、走行中、路面14の凹
凸に起因する動的応力は、弾性支持インサート13のカ
バー15の弾性的変形により、効率的に吸収される。カ
バー15を形成するエラストマー的材料の動的弾性率が
小さいため、上記動的応力は、取り付けリム7、従っ
て、自動車の構造体に反発力が伝達されることなく、略
吸収される点で有利である。
【0052】故に、快適な走行のための好適な状態が実
現される。この点に関し、通常の膨張圧力のとき、カウ
ンタコア14は、上記の動的応力に殆んど関係せず、従
って、認識し得る程度の大きさの力がタイヤ構造体に伝
達されることはない。
【0053】次に、図2及び図4を参照すると、例え
ば、パンクの結果、タイヤ1が空気圧の一部又は全部を
失う場合、自動車の車輪に伝達される垂直荷重は、サイ
ドウォール5の変形に起因する弾性的反発によって専ら
抵抗を受ける。
【0054】この状態のとき、各サイドウォール5に設
けられたカウンタコア14は、この大きい動的弾性率に
より、過度の弾性変形を受けることなく、コア自体の周
りに沿って顕著に曲げたカバー15の顕著な弾性変形に
起因する圧縮スラスト力を受ける。
【0055】結論として、カウンタコア14は、最大の
圧縮力が集中する領域にて、それぞれの弾性支持インサ
ート13内に配置されているため、該コアは、カバー1
5を形成し、動的弾性率の小さいエラストマー材料が上
記応力の作用により潰れるのを阻止する。
【0056】又、カウンタコア14の存在は、タイヤの
最大弦部分における摩擦に起因する摩耗及び過熱現象か
ら被覆層19を保護し、これにより、被覆層を形成する
のに使用する材料中に気密性を損なう恐れのある潤滑
剤、又はその他の添加剤を使用を不要にする。
【0057】図2及び図4により明確に図示するよう
に、外側カバー15は、カウンタコア14に近接して配
置した薄い厚さ領域にて略変形しない一方、弾性支持イ
ンサート13の半径方向内端部分13b(図2)、又は
端部分13b、13c(図4)、即ち、カバーがタイヤ
1の内側部分に対面する箇所に顕著な膨れが生ずる。
【0058】この状況は、圧縮力がタイヤの最大弦部分
に集中し、局部的な過熱を生じさせる公知の任意の型式
の自己支持型カーカスの挙動と異なり、弾性支持インサ
ート13の部分にて圧縮力を十分に分配することを可能
にする。
【0059】又、弾性支持インサート13の端部分13
b、13cに膨れが生ずることは、カバー15に基本的
に引っ張り表面力、即ち、相互に接触する表面における
局部的な摩擦に起因する過熱の虞れを解消する力が存在
することの証明である。
【0060】故に、公知の技術と比較して、本発明は、
カーカス内での力の分配を顕著に改良するものであり、
これにより、タイヤの寿命を著しく長くするものであ
る。これと同時に、公知の技術で当然に必要とされたよ
うな極めて剛性なエラストマー的材料ではなく、動的弾
性率の小さいエラストマー的材料を弾性支持体インサー
トに使用することにより、タイヤの自己支持機能を低下
させることなく、乗り心地を顕著に向上させることが可
能となる。
【0061】結論として、図3及び図4に示した実施例
を具体化するタイヤを公知技術に従って形成し単一体の
弾性支持インサートを備える幾何学形状的が同一のタイ
ヤと比較した結果、本発明のタイヤは、垂直荷重を10%
軽減し、又、パンクした状態で走行可能な距離が50%増
大することが判明した。
【0062】勿論、上述の本発明には、多くの変形例及
び応用例が可能である。特に、本発明は、補強インサー
ト16、17を備えないカーカスにも適しているが、本
明細書に記載した好適な実施例は、かかる補強インサー
トを採用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により形成されたタイヤの一実施例が通
常の膨張状態にあるときの赤道面で中断した断面輪郭を
示す図である。
【図2】パンクした走行状態のときの図1に示したタイ
ヤの輪郭の断面図である。
【図3】本発明のタイヤの第2の実施例が通常の膨張状
態にあるときの赤道面で中断した断面の輪郭を示す図で
ある。
【図4】図3に示したタイヤがパンクした走行状態のと
きのタイヤの輪郭の断面図である。
【符号の説明】
1 タイヤ 2 カーカス 3 トレッドバンド 4 路面 5 サイドウォール 6 ビード 7 取り付けリム 8 補強リング 9 フィラー 10 第1のカ
ーカスプライ 11 第2のカーカスプライ 12 ベルト構
造体 12a ベルトバンド 12b ベルト
バンド 13 弾性支持インサート 13a 最大厚
さ領域 13b 内方端部領域 13c 外方端
部領域 14 カウンタコア 14a 当接部 15 カバー 16 補強イン
サート 16a 中間部分 16b 半径方
向内側部分 16c 半径方向外側部分 17 補強イン
サート 17a 中間部分 17b 半径方
向内側部分 17c 半径方向外側領域 18 接続箇所 19 被覆層

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーカス(2)と、 前記カーカス(2)に対してクラウン方向に配置された
    トレッドバンド(3)と、 前記カーカス(2)の上にあり、前記トレッドバンド
    (3)に対する半径方向内方位置に環状体を形成する円
    周方向に非延伸的な環状ベルト構造体(12)とを備
    え、 そのサイドウォールに弾性支持インサートを内蔵する、
    自動車の車輪用の自己支持型タイヤであって、 前記カーカス(2)が、 各々、前記タイヤ(1)の1つの内周縁に沿って形成さ
    れたビード(6)内に挿入した一対の円周方向に非延伸
    的な補強リング(8)と、 各々、タイヤの軸線から離れるようにテーパーが付けら
    れた1つの補強リング(8)の外周縁に沿って伸長する
    一対のエラストマー的フィラー(9)と、 その縁が補強リング(8)及びエラストマー的フィラー
    (9)の周囲で折り返された少なくとも1つのカーカス
    プライ(10)と、 エラストマー的材料から両凸状断面にされて成り、各々
    がビード(6)の1つとベルト構造体(12)の対応す
    る縁との間を半径方向に伸長するタイヤサイドウォール
    (5)の内側部分に対してカーカスプライ(10)に取
    り付けられた少なくとも一対の環状弾性支持インサート
    (13)と、を備えるタイヤにして、 前記環状弾性支持インサート(13)の各々が、 弾性支持インサート(13)の最大厚さ領域(13a)
    の少なくとも一部を占め、前記カーカスプライ(10)
    を向いた凸状輪郭の当接側部(14a)を有する、略両
    凸状断面のカウンタコア(14)と、 前記当接側部(14a)の少なくとも一部にて前記カウ
    ンタコア(14)を被覆し且つ弾性支持インサート(1
    3)の少なくとも1つの端末部分(13b、13c)を
    形成する弾性的に変形可能なカバー(15)であって、
    前記カウンタコア(14)より小さな動的弾性率を有す
    る前記カバー(15)と、を備えることを特徴とするタ
    イヤ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のタイヤにして、 エラストマー的材料から成る第1及び第2の環状補強イ
    ンサート(16、17)であって、第1のカーカスプラ
    イ(10)と前記第1のカーカスプライ上に配置された
    第2のカーカスプライ(11)との間に介在させた前記
    第1及び第2の環状補強インサート(16、17)を各
    タイヤサイドウォール(5)に内蔵し、 前記第1及び第2の補強インサート(16、17)が、 端部に向けて薄くなる略両凸状断面を有し、前記弾性支
    持インサート(13)の最大厚さ領域(13a)の略高
    さに配置された接続部(18)にて相互に接続されるこ
    とを特徴とするタイヤ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のタイヤにして、 前記カウンタコア(14)が、 弾性支持インサート(13)の半径方向外端部分(13
    c)を形成し、 前記カバー(15)が、 弾性支持インサート(13)の半径方向内端部分(13
    b)を形成することを特徴とするタイヤ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のタイヤにして、 前記カウンタコア(14)が、 タイヤ(1)の最大厚さ領域から前記ベルト構造体(1
    2)の一側縁まで伸長すること特徴とするタイヤ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のタイヤにして、 前記カウンタコア(14)が、 完全に空気が抜けた状態のとき、タイヤ(1)の最大幅
    領域にその最大厚さ領域を備えることを特徴とするタイ
    ヤ。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載のタイヤにして、 前記カバー(15)が、 前記コア(14)の半径方向内端から開始して、前記コ
    アの最大厚さ領域付近まで伸長するカウンタコア(1
    4)の当接側部(14a)を被覆し、 前記当接側部(14a)の他の部分が、 前記カーカスプライ(10)に取り付けられことを特徴
    とするタイヤ。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のタイヤにして、 前記カバー(15)が、 その当接側部(14a)の全伸長部に亙って前記カウン
    タコア(14)を被覆し、略その反対方向に、前記弾性
    支持インサート(13)の半径方向内端部分(13b)
    及び外端部分(13c)を形成することを特徴とするタ
    イヤ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のタイヤにして、 前記カウンタコア(14)が、 完全に空気が抜けた状態のとき、タイヤ(1)により提
    供される最大幅領域に実質的に配置されることを特徴と
    するタイヤ。
  9. 【請求項9】請求の範囲第1項に記載のタイヤにして、 前記カバー(15)が、 2乃至6 MPaの範囲の動的弾性率を有することを特徴とす
    るタイヤ。
  10. 【請求項10】請求の範囲第1項に記載のタイヤにし
    て、 前記カウンタコア(14)が、 6乃至16 MPaの範囲の動的弾性率を有することを特徴と
    するタイヤ。
  11. 【請求項11】請求の範囲第1項に記載のタイヤにし
    て、 前記カウンタコア(14)が、 補強繊維を内蔵するエラストマー的材料にて形成される
    ことを特徴とするタイヤ。
  12. 【請求項12】請求の範囲第1項に記載のタイヤにし
    て、 前記カウンタコアにおける前記カバー(15)が、 2.5 MPa以下の最小厚さであることを特徴とするタイ
    ヤ。
  13. 【請求項13】請求の範囲第1項に記載のタイヤにし
    て、 前記カウンタコアの断面表面の延伸量が、 前記弾性的インサート(13)の全体的な断面表面の延
    伸量の30%乃至60%の範囲であることを特徴とするタイ
    ヤ。
  14. 【請求項14】請求の範囲第1項に記載のタイヤにし
    て、 前記カウンタコア(14)が、 前記弾性支持インサート(13)の全体的な半径方向延
    伸量の1/4乃至3/4の範囲の最大半径方向延伸量で
    あることを特徴とするタイヤ。
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