JPH0362561B2 - - Google Patents
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- JPH0362561B2 JPH0362561B2 JP27357385A JP27357385A JPH0362561B2 JP H0362561 B2 JPH0362561 B2 JP H0362561B2 JP 27357385 A JP27357385 A JP 27357385A JP 27357385 A JP27357385 A JP 27357385A JP H0362561 B2 JPH0362561 B2 JP H0362561B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bead
- tire
- reinforcing member
- carcass ply
- disposed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C15/00—Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap
- B60C15/06—Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C15/00—Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap
- B60C15/06—Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead
- B60C15/0603—Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead characterised by features of the bead filler or apex
- B60C15/0607—Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead characterised by features of the bead filler or apex comprising several parts, e.g. made of different rubbers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/72—Side-walls
- B29D2030/724—Stiffening the sidewalls, e.g. by using additional inserts, e.g. made of rubber, plastics or other materials
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T152/00—Resilient tires and wheels
- Y10T152/10—Tires, resilient
- Y10T152/10495—Pneumatic tire or inner tube
- Y10T152/10855—Characterized by the carcass, carcass material, or physical arrangement of the carcass materials
- Y10T152/10864—Sidewall stiffening or reinforcing means other than main carcass plies or foldups thereof about beads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は空気入りタイヤのカーカスプライ構造
の軸方向内方に配置されて使用され、タイヤが膨
張したときこののカーカスプライの構造はその自
然形態が保持されるように作用する弾性挿入体に
関する。
の軸方向内方に配置されて使用され、タイヤが膨
張したときこののカーカスプライの構造はその自
然形態が保持されるように作用する弾性挿入体に
関する。
従来、普通のタイヤ構造においてはタイヤのビ
ード部分はそれぞれ一般に三角形断面形状のステ
イフナまたはフイラーの部材がかぶせられた少な
くとも一つの非伸長性ビードワイヤを含んでい
た。このビードワイヤとステイフナ(第1硬質エ
ラストマ補強部材)の組み合せ構造体のまわりに
単数あるいは複数のカーカスプライが折り重ねら
れている。このステイフナの主たる機能は、タイ
ヤのサイドウオール部分の極めて剛い下方部分と
薄くかつ可撓性をもつサイドウオール部分の上方
部分との間に次第に剛性の遷移をもたらすことに
ある。
ード部分はそれぞれ一般に三角形断面形状のステ
イフナまたはフイラーの部材がかぶせられた少な
くとも一つの非伸長性ビードワイヤを含んでい
た。このビードワイヤとステイフナ(第1硬質エ
ラストマ補強部材)の組み合せ構造体のまわりに
単数あるいは複数のカーカスプライが折り重ねら
れている。このステイフナの主たる機能は、タイ
ヤのサイドウオール部分の極めて剛い下方部分と
薄くかつ可撓性をもつサイドウオール部分の上方
部分との間に次第に剛性の遷移をもたらすことに
ある。
普通型チユーブレスタイヤのサイドウオール部
分において、ステイフナはカーカスプライの軸方
向外方に配置され、かつ1つのライナブライ(ラ
イナ部材)だけがカーカスプライの内方に配置さ
れる。しかし、このようなタイヤが膨張すると、
ステイフナの配置場所とサイズによつてカーカス
プライはその自然の形態を保てなくなる。従つて
このタイヤのカーカスプライは、タイヤが膨張し
たときには歪を受けた状態におかれる。膨張によ
つて誘起される歪または簡単に「膨張歪」と称す
るこのような歪は、周囲のタイヤゴムへのカーカ
スプライのコードの形状変化の影響と言うことが
できる。このような歪は、カーカスプライへの張
力ばかりでなくカーカスプライコードの変形を生
ぜしめる。
分において、ステイフナはカーカスプライの軸方
向外方に配置され、かつ1つのライナブライ(ラ
イナ部材)だけがカーカスプライの内方に配置さ
れる。しかし、このようなタイヤが膨張すると、
ステイフナの配置場所とサイズによつてカーカス
プライはその自然の形態を保てなくなる。従つて
このタイヤのカーカスプライは、タイヤが膨張し
たときには歪を受けた状態におかれる。膨張によ
つて誘起される歪または簡単に「膨張歪」と称す
るこのような歪は、周囲のタイヤゴムへのカーカ
スプライのコードの形状変化の影響と言うことが
できる。このような歪は、カーカスプライへの張
力ばかりでなくカーカスプライコードの変形を生
ぜしめる。
この膨張歪を減少することは、タイヤの長期間
の耐久性を高めるので、有効である。もしプライ
がタイヤの膨張時に正しい形状をもてば、膨張歪
は可成り減少するであろう。
の耐久性を高めるので、有効である。もしプライ
がタイヤの膨張時に正しい形状をもてば、膨張歪
は可成り減少するであろう。
この膨張歪は、ステイフナの厚さを減ずるこ
と、あるいはステイフナを柔軟な混合物で造るこ
とによつて減少できるが、この方法では、タイヤ
のサイドウオール部分はその剛性が低下して一層
大きい変形をおこすので、タイヤにおける変形歪
を増すことになる。
と、あるいはステイフナを柔軟な混合物で造るこ
とによつて減少できるが、この方法では、タイヤ
のサイドウオール部分はその剛性が低下して一層
大きい変形をおこすので、タイヤにおける変形歪
を増すことになる。
一般に、ステイフナまたはフイラーの部材のゲ
ージ(すなわち幅)とその混合物体の組合わせ
は、タイヤの乗心地と同様にタイヤのロードホー
ルデイング(走行中のタイヤと路面間における走
行安定性)およびロードビヘイビヤ(路面反応
性)を制御するために調節される。よつて、可成
りの高さの(例えばサイドウオール部分の高さの
半分まで伸びる)硬質ゴムのステイフナは、良好
なロードビヘイビヤ(方向の変化に対して直線を
保持しかつ急速な応答性を示す)を得るのに有効
である。
ージ(すなわち幅)とその混合物体の組合わせ
は、タイヤの乗心地と同様にタイヤのロードホー
ルデイング(走行中のタイヤと路面間における走
行安定性)およびロードビヘイビヤ(路面反応
性)を制御するために調節される。よつて、可成
りの高さの(例えばサイドウオール部分の高さの
半分まで伸びる)硬質ゴムのステイフナは、良好
なロードビヘイビヤ(方向の変化に対して直線を
保持しかつ急速な応答性を示す)を得るのに有効
である。
タイヤの膨張時に、カーカスプライをその自然
の形態に一層近付けさせながら、しかもタイヤの
横方向剛性を同等に保つように現在のタイヤのサ
イドウオール部分のゲージを維持し、それによつ
てタイヤの膨張歪を減少すると同時に変形歪を悪
化させないことが有効であろう。
の形態に一層近付けさせながら、しかもタイヤの
横方向剛性を同等に保つように現在のタイヤのサ
イドウオール部分のゲージを維持し、それによつ
てタイヤの膨張歪を減少すると同時に変形歪を悪
化させないことが有効であろう。
従つて、上記の困難性を克服しかつ上述の要求
事項などを満足し、しかもさらに良好なかつ有効
な総合成果を提供する新規でかつ改良された空気
入りタイヤを開発することを目的とする。
事項などを満足し、しかもさらに良好なかつ有効
な総合成果を提供する新規でかつ改良された空気
入りタイヤを開発することを目的とする。
本出願において、「半径方向へ」とはタイヤの
回転軸線と垂直な方向を、および「軸向へ」とは
この軸線と平行な方向を言う。
回転軸線と垂直な方向を、および「軸向へ」とは
この軸線と平行な方向を言う。
「作用」
本発明によれば、新規でかつ改良された空気入
りタイヤは、タイヤが膨張したとき、カーカスプ
ライをその自然の形態に一層よく合致させること
ができる。
りタイヤは、タイヤが膨張したとき、カーカスプ
ライをその自然の形態に一層よく合致させること
ができる。
さらに詳しくは、本発明によれば、この空気入
りタイヤは接地トレツド部分と、一対のサイドウ
オール部分と、一対のビード部分を含む。環状の
ほぼ非伸長性のビード補強部材がそれぞれのビー
ド部分に配置される。カーカスプライがサイドウ
オール部分および接地用のトレツド部分内に配置
され、かつ一方のビード部分から他方のビード部
分に伸びる。第1硬質エラストマ補強部材が各ビ
ード部分内においてカーカスプライの軸方向外方
に配置される。第2硬質エラストマ補強部材(補
強ストリツプ)はカーカスプライの軸方向内方
に、ビード補強部材と隣接する部分から半径方向
外方へ伸びて配置される。
りタイヤは接地トレツド部分と、一対のサイドウ
オール部分と、一対のビード部分を含む。環状の
ほぼ非伸長性のビード補強部材がそれぞれのビー
ド部分に配置される。カーカスプライがサイドウ
オール部分および接地用のトレツド部分内に配置
され、かつ一方のビード部分から他方のビード部
分に伸びる。第1硬質エラストマ補強部材が各ビ
ード部分内においてカーカスプライの軸方向外方
に配置される。第2硬質エラストマ補強部材(補
強ストリツプ)はカーカスプライの軸方向内方
に、ビード補強部材と隣接する部分から半径方向
外方へ伸びて配置される。
本発明の態様によれば、空気入りタイヤは、タ
イヤの円周まわりに伸び、かつ、各横側縁におい
てサイドウオール部分と接合する接地用のトレツ
ド部分を有す。サイドウオール部分は半径方向内
方へ伸び、かつ、それぞれビード部分を終端とす
る。環状のほぼ非伸長性のビード補強部材が各ビ
ード部分内に配置される。カーカスプライは一方
のビード部分から他方のビード部分へ伸び、カー
カスプライの両側の端は一対のビード補強部材を
まわつて伸びている。第1硬質エラストマ補強部
材は各ビード部分に位置し、かつカーカスプライ
の軸方向外方に、かつ、ビード補強部材の半径方
向外方に配置される。第2硬質エラストマ補強部
材は、少なくともその一部分がカーカスプライの
軸方向内方に配置され、かつ、ビード補強部材付
近から半径方向外方へ、タイヤの断面高さのほぼ
65%を超えない距離だけタイヤの公称リム直径か
ら隔たる点に向つて伸びる。
イヤの円周まわりに伸び、かつ、各横側縁におい
てサイドウオール部分と接合する接地用のトレツ
ド部分を有す。サイドウオール部分は半径方向内
方へ伸び、かつ、それぞれビード部分を終端とす
る。環状のほぼ非伸長性のビード補強部材が各ビ
ード部分内に配置される。カーカスプライは一方
のビード部分から他方のビード部分へ伸び、カー
カスプライの両側の端は一対のビード補強部材を
まわつて伸びている。第1硬質エラストマ補強部
材は各ビード部分に位置し、かつカーカスプライ
の軸方向外方に、かつ、ビード補強部材の半径方
向外方に配置される。第2硬質エラストマ補強部
材は、少なくともその一部分がカーカスプライの
軸方向内方に配置され、かつ、ビード補強部材付
近から半径方向外方へ、タイヤの断面高さのほぼ
65%を超えない距離だけタイヤの公称リム直径か
ら隔たる点に向つて伸びる。
本発明は、若干の部品とその配置形態を用いて
実施されるのであり、その好適実施例を、図面を
参照して詳細に説明する。
実施されるのであり、その好適実施例を、図面を
参照して詳細に説明する。
図面は本発明の好適実施例を説明するために用
いるのみであつて本発明を限定するものではな
い。
いるのみであつて本発明を限定するものではな
い。
第1図は、本発明による空気入りタイヤの構造
の一例を示す。このタイヤ構造は以下の説明にお
いて参照されるトラツク用空気入りタイヤとして
設計されているが、この全般的な発明概念は、
種々の形式の車輌用の扁平タイヤにも適用でき
る。
の一例を示す。このタイヤ構造は以下の説明にお
いて参照されるトラツク用空気入りタイヤとして
設計されているが、この全般的な発明概念は、
種々の形式の車輌用の扁平タイヤにも適用でき
る。
さらに詳しくは、タイヤは第1および第2サイ
ドウオール部分12,14とともにクラウン10
を含み、これらのサイドウオール部分12,14
は第1および第2のビード部分16,18にそれ
ぞれ接続する。円周方向のトレツド部分20は、
クラウン10上に、トレツドの下方でしかもタイ
ヤのカーカスプライ30の上方の位置に設けられ
たトレツド補強用のベルト構造材22をもつ。カ
ーカスプライ30は単一プライ構造として示され
ているが、所望により多重プライ構造として用い
られることが明らかである。カーカスプライ30
は鋼のコードのゴム引きプライで造られることが
好適であるが、鋼なしのカーカス補強材料で造る
こともできる。第1図に示すように、このタイヤ
は、第3図にその一部分を示す普通の、15゜ドロ
ツプセンタ型チユーブレスリムホイール用として
特に構成される。これは一般に中型トラツク用の
公道走行用車輌である。。このような車輌は一般
にセミトレーラトラツクのような18輪型トラツク
に用いられる。
ドウオール部分12,14とともにクラウン10
を含み、これらのサイドウオール部分12,14
は第1および第2のビード部分16,18にそれ
ぞれ接続する。円周方向のトレツド部分20は、
クラウン10上に、トレツドの下方でしかもタイ
ヤのカーカスプライ30の上方の位置に設けられ
たトレツド補強用のベルト構造材22をもつ。カ
ーカスプライ30は単一プライ構造として示され
ているが、所望により多重プライ構造として用い
られることが明らかである。カーカスプライ30
は鋼のコードのゴム引きプライで造られることが
好適であるが、鋼なしのカーカス補強材料で造る
こともできる。第1図に示すように、このタイヤ
は、第3図にその一部分を示す普通の、15゜ドロ
ツプセンタ型チユーブレスリムホイール用として
特に構成される。これは一般に中型トラツク用の
公道走行用車輌である。。このような車輌は一般
にセミトレーラトラツクのような18輪型トラツク
に用いられる。
次に第2図において、カーカスプライ30は末
端構造部材34を末端とするカーカス縁部32を
もつ。この末端構造部材34はカーカスプライの
末端を包装し、この末端が第1エラストマ補強部
材50をいためないように保護するものである。
端構造部材34を末端とするカーカス縁部32を
もつ。この末端構造部材34はカーカスプライの
末端を包装し、この末端が第1エラストマ補強部
材50をいためないように保護するものである。
カーカス縁部32は、タイヤのビード部分16
内で環状に伸びるビード補強ワイヤ36まわりに
ループ状をなして配置される。外側補強プライで
ある1つまたは複数の小片プライ38がビードワ
イヤ36の区域内でカーカスプライ30に隣接し
て配置される。
内で環状に伸びるビード補強ワイヤ36まわりに
ループ状をなして配置される。外側補強プライで
ある1つまたは複数の小片プライ38がビードワ
イヤ36の区域内でカーカスプライ30に隣接し
て配置される。
また、内側補強プライ40が所望により、カー
カスプライ30とビードワイヤ36の間に設けら
れる。
カスプライ30とビードワイヤ36の間に設けら
れる。
一般に三角形状の環状のステイフナ(第1エラ
ストマ補強部材)50がビード補強ワイヤ36の
半径方向外方に、かつ、ほぼカーカスプライ30
の軸方向外方に配置されて、タイヤのサイドウオ
ール部分に剛性を付与する。チエーフプライの末
端構造部材34は、もし希望するならば、ステイ
フナ50内に埋込むことができる。このような末
端構造部材34は、カーカス縁部32がステイフ
ナ50まわりに折込まれることができるので、必
ずしも必要ではない。同様に、ビード補強ワイヤ
36は望ましい場合にはステイフナ50の底の部
分に埋込むことができる。ゴムのテエーフア部材
(チエーフア)52がタイヤの回転軸線に向つて
小片プライ38の内方に配置され、隣接するホイ
ールリム部分によるタイヤのこすれを防ぐ。カー
カスプライ30の軸方向内方に、かつ、カーカス
プライ30に重なつてライナプライ54が配置さ
れてタイヤの内側上に気密シールを構成しそれに
よつてこのタイヤは内側チユーブを用いずに使用
できる。外側のサイドウオールバンド56がカー
カスプライ30の軸方向外方に、かつゴムのチエ
ーフア部材52の外方にタイヤのトレツド部分2
0に向つて設けられる。
ストマ補強部材)50がビード補強ワイヤ36の
半径方向外方に、かつ、ほぼカーカスプライ30
の軸方向外方に配置されて、タイヤのサイドウオ
ール部分に剛性を付与する。チエーフプライの末
端構造部材34は、もし希望するならば、ステイ
フナ50内に埋込むことができる。このような末
端構造部材34は、カーカス縁部32がステイフ
ナ50まわりに折込まれることができるので、必
ずしも必要ではない。同様に、ビード補強ワイヤ
36は望ましい場合にはステイフナ50の底の部
分に埋込むことができる。ゴムのテエーフア部材
(チエーフア)52がタイヤの回転軸線に向つて
小片プライ38の内方に配置され、隣接するホイ
ールリム部分によるタイヤのこすれを防ぐ。カー
カスプライ30の軸方向内方に、かつ、カーカス
プライ30に重なつてライナプライ54が配置さ
れてタイヤの内側上に気密シールを構成しそれに
よつてこのタイヤは内側チユーブを用いずに使用
できる。外側のサイドウオールバンド56がカー
カスプライ30の軸方向外方に、かつゴムのチエ
ーフア部材52の外方にタイヤのトレツド部分2
0に向つて設けられる。
次に、第3図に示す従来形式のタイヤサイドウ
オール部分について述べる。この図において、本
発明によるタイヤと類似の部品には同一参照数字
に′を付して示し、このタイヤもまた末端構造部
材34′を終端とするカーカス縁部32′を末端と
するカーカスプライ30′を有している。カーカ
ス縁部32′はタイヤのビード部分16′内に配置
された環状のビード補強ワイヤ36′まわりにル
ープ状をなして配置される。このタイヤもまた、
1つまたは複数の小片プライあるいは外側補強プ
ライ38′および内側補強プライ40′(図示せ
ず)を有す。ステイフナ50′がビード補強ワイ
ヤ36′の半径方向外方に配置され、かつカーカ
ス縁部32′の末端構造部材34′はステイフナ5
0′内に配置することができる。ゴムのチエーフ
ア部材52′がタイヤの回転軸線に向つてカーカ
スプライ30′の半径方向内方に配置される。ラ
イナ部材54′がカーカスプライの軸方向内方に
配置される。外側のサイドウオールバンド56′
がカーカスプライ30′の軸方向外方に、かつ、
ゴムのチエーフア部材52′に隣接して配置され
る。
オール部分について述べる。この図において、本
発明によるタイヤと類似の部品には同一参照数字
に′を付して示し、このタイヤもまた末端構造部
材34′を終端とするカーカス縁部32′を末端と
するカーカスプライ30′を有している。カーカ
ス縁部32′はタイヤのビード部分16′内に配置
された環状のビード補強ワイヤ36′まわりにル
ープ状をなして配置される。このタイヤもまた、
1つまたは複数の小片プライあるいは外側補強プ
ライ38′および内側補強プライ40′(図示せ
ず)を有す。ステイフナ50′がビード補強ワイ
ヤ36′の半径方向外方に配置され、かつカーカ
ス縁部32′の末端構造部材34′はステイフナ5
0′内に配置することができる。ゴムのチエーフ
ア部材52′がタイヤの回転軸線に向つてカーカ
スプライ30′の半径方向内方に配置される。ラ
イナ部材54′がカーカスプライの軸方向内方に
配置される。外側のサイドウオールバンド56′
がカーカスプライ30′の軸方向外方に、かつ、
ゴムのチエーフア部材52′に隣接して配置され
る。
しかし、第2図に示すように、本発明において
は、ほぼレンズ状、もしくは他の適切な形状のエ
ラストマ挿入体または補強ストリツプ(第2硬質
エラストマ補強部材)60がカーカスプライ30
の軸方向内方に配置されて、このタイヤが膨張し
たとき、第3図の従来形式のタイヤのカーカスプ
ライ30′におけるよりも、このカーカスプライ
30をその自然形態に一層良好に従わせる。既述
のように、最小膨張応力状態は、膨張時にカーカ
スプライ30がその自然形態をとるときに得られ
る。しかし、このことはタイヤの下方サイドウオ
ール部分はタイヤが回転するときタイヤに生ずる
変形歪を減ずるためにステイフナ50をもつて補
強されることが必要であるので、困難である。ま
た、ステイフナ50をカーカスプライ30の軸方
向外方に配置することは、膨張時にカーカスプラ
イ30をその自然形態から遠ざかつて配置しなけ
ればならず、その結果、カーカスプライ30内に
膨張に起因する歪を増大させる。それで、カーカ
スプライ30の軸方向内方に補強ストリツプ60
を配置することによつて、このカーカスプライ3
0は、膨張時にその自然形態に一層良好に従い、
それにより膨張歪を減ずることができる。
は、ほぼレンズ状、もしくは他の適切な形状のエ
ラストマ挿入体または補強ストリツプ(第2硬質
エラストマ補強部材)60がカーカスプライ30
の軸方向内方に配置されて、このタイヤが膨張し
たとき、第3図の従来形式のタイヤのカーカスプ
ライ30′におけるよりも、このカーカスプライ
30をその自然形態に一層良好に従わせる。既述
のように、最小膨張応力状態は、膨張時にカーカ
スプライ30がその自然形態をとるときに得られ
る。しかし、このことはタイヤの下方サイドウオ
ール部分はタイヤが回転するときタイヤに生ずる
変形歪を減ずるためにステイフナ50をもつて補
強されることが必要であるので、困難である。ま
た、ステイフナ50をカーカスプライ30の軸方
向外方に配置することは、膨張時にカーカスプラ
イ30をその自然形態から遠ざかつて配置しなけ
ればならず、その結果、カーカスプライ30内に
膨張に起因する歪を増大させる。それで、カーカ
スプライ30の軸方向内方に補強ストリツプ60
を配置することによつて、このカーカスプライ3
0は、膨張時にその自然形態に一層良好に従い、
それにより膨張歪を減ずることができる。
タイヤの厚さ、すなわちゲージは、第2図およ
び第3図のタイヤ全体について同一であるが、構
成部品の配置は相違する。本発明によるタイヤの
構造におけるカーカスプライ30の軸方向内方に
エラストマ挿入体または補強ストリツプ60を配
置することは、タイヤに生ずる膨張歪を減少す
る。補強ストリツプ60はタイヤの構造そのもの
のゲージまたは幅を保持し、かつ、カーカスプラ
イ30の軸方向内方へステイフナゴムの幾分かを
位置変えするのみであるので、タイヤに生ずる変
形歪は膨張歪が減少されても増大することはな
い。
び第3図のタイヤ全体について同一であるが、構
成部品の配置は相違する。本発明によるタイヤの
構造におけるカーカスプライ30の軸方向内方に
エラストマ挿入体または補強ストリツプ60を配
置することは、タイヤに生ずる膨張歪を減少す
る。補強ストリツプ60はタイヤの構造そのもの
のゲージまたは幅を保持し、かつ、カーカスプラ
イ30の軸方向内方へステイフナゴムの幾分かを
位置変えするのみであるので、タイヤに生ずる変
形歪は膨張歪が減少されても増大することはな
い。
ステイフナ50と同様に、補強ストリツプ60
は環状でまたタイヤの構造のビード部分16まわ
りに伸びている。。2つのそのような補強ストリ
ツプ60が第1図に示すように各ビード部分1
6,18内に1つづつ配置され、かつ、隣接する
サイドウオール部分12,14内に伸びている。
補強ストリツプ60は、ビード補強ワイヤ36に
ほぼ隣接する位置から、タイヤの構造の断面高さ
(すなわちタイヤ外径からリム直径を減じた値の
半分)のほぼ65%を超えない距離をタイヤの公称
リム直径から隔たる点に、半径方向外方へ伸びて
いることが好適である。また、補強ストリツプ6
0は、タイヤ断面高さのほぼ50%を超えない点に
半径方向外方へ伸びていることが好適である。補
強ストリツプ60の最大幅はタイヤの最大断面の
半分の2%から10%の間の値をもつ。好適な一実
施例において、補強ストリツプ60の幅は、タイ
ヤのビードおよびステイフナ50の断面の幅がそ
れぞれ3.175cmおよび1.27cmであるとき、0.508cm
である。
は環状でまたタイヤの構造のビード部分16まわ
りに伸びている。。2つのそのような補強ストリ
ツプ60が第1図に示すように各ビード部分1
6,18内に1つづつ配置され、かつ、隣接する
サイドウオール部分12,14内に伸びている。
補強ストリツプ60は、ビード補強ワイヤ36に
ほぼ隣接する位置から、タイヤの構造の断面高さ
(すなわちタイヤ外径からリム直径を減じた値の
半分)のほぼ65%を超えない距離をタイヤの公称
リム直径から隔たる点に、半径方向外方へ伸びて
いることが好適である。また、補強ストリツプ6
0は、タイヤ断面高さのほぼ50%を超えない点に
半径方向外方へ伸びていることが好適である。補
強ストリツプ60の最大幅はタイヤの最大断面の
半分の2%から10%の間の値をもつ。好適な一実
施例において、補強ストリツプ60の幅は、タイ
ヤのビードおよびステイフナ50の断面の幅がそ
れぞれ3.175cmおよび1.27cmであるとき、0.508cm
である。
ここで注目すべき重要なことは、補強ストリツ
プ60のゴム混合物は、この補強ストリツプはカ
ーカスプライ30の軸方向内方に位置し、かつ、
圧縮応力のみを受けて、ゴムを著しく速やかに劣
化させる引張応力は受けないので、長期間のタイ
ヤ耐久性に影響を与えずに下方サイドウオール部
分の剛性を変化または「調整」するために変更す
ることができることである。このような圧縮応力
はタイヤが変形されたときの湾曲によつて起こる
であろう。この「調整」形式のものは、軽トラツ
ク用ラジアルタイヤおよび乗用車タイヤに用いて
特に有効である。
プ60のゴム混合物は、この補強ストリツプはカ
ーカスプライ30の軸方向内方に位置し、かつ、
圧縮応力のみを受けて、ゴムを著しく速やかに劣
化させる引張応力は受けないので、長期間のタイ
ヤ耐久性に影響を与えずに下方サイドウオール部
分の剛性を変化または「調整」するために変更す
ることができることである。このような圧縮応力
はタイヤが変形されたときの湾曲によつて起こる
であろう。この「調整」形式のものは、軽トラツ
ク用ラジアルタイヤおよび乗用車タイヤに用いて
特に有効である。
よつて、補強ストリツプ60は、ステイフナ5
0と同一のゴム成分をもつことができ、あるいは
所望に応じて異なるゴム成分をもつこともでき
る。ステイフナ50および補強ストリツプ60の
ゴムは、ともに300%伸び状態でほぼ5〜
20MN/m2(1Nは国際単位系における圧力単位
で、Kg.m.s-2で計られる)のモジユラスをもつ
ことが好ましい。好適な一実施例において、補強
ストリツプ60のゴムは300%伸び状態で
13.8MN/m2のモジユラスをもつ、また、もし望
むならば、タイヤのゲージ、すなわち幅は、補強
ストリツプ60がカーカスプライの軸方向内方に
位置することによりタイヤが膨張したときにもカ
ーカスプライ30はその自然形態を維持したまま
であるので、長期間のタイヤ耐久性にも影響をお
よぼさずに、幾分変更することができる。
0と同一のゴム成分をもつことができ、あるいは
所望に応じて異なるゴム成分をもつこともでき
る。ステイフナ50および補強ストリツプ60の
ゴムは、ともに300%伸び状態でほぼ5〜
20MN/m2(1Nは国際単位系における圧力単位
で、Kg.m.s-2で計られる)のモジユラスをもつ
ことが好ましい。好適な一実施例において、補強
ストリツプ60のゴムは300%伸び状態で
13.8MN/m2のモジユラスをもつ、また、もし望
むならば、タイヤのゲージ、すなわち幅は、補強
ストリツプ60がカーカスプライの軸方向内方に
位置することによりタイヤが膨張したときにもカ
ーカスプライ30はその自然形態を維持したまま
であるので、長期間のタイヤ耐久性にも影響をお
よぼさずに、幾分変更することができる。
ビード補強ワイヤ36に近いタイヤの中心線へ
のカーカスプライのコードの近接角、すなわち第
2図における角θは40゜以上であつて、かつ、ほ
ぼ45゜が好適であるが、第3図におけるカーカス
プライ30′の近接角θ′はほぼ31.5゜である。第2
図に示すこの大きい近接角θは、本発明のタイヤ
におけるカーカスプライ30を、タイヤの膨張時
にその自然形態に一層近づけさせるので、タイヤ
に生ずる膨張歪を減少させる。光弾性解析によれ
ば本発明によつて構成されたタイヤにおける膨張
歪の減少が示された。
のカーカスプライのコードの近接角、すなわち第
2図における角θは40゜以上であつて、かつ、ほ
ぼ45゜が好適であるが、第3図におけるカーカス
プライ30′の近接角θ′はほぼ31.5゜である。第2
図に示すこの大きい近接角θは、本発明のタイヤ
におけるカーカスプライ30を、タイヤの膨張時
にその自然形態に一層近づけさせるので、タイヤ
に生ずる膨張歪を減少させる。光弾性解析によれ
ば本発明によつて構成されたタイヤにおける膨張
歪の減少が示された。
通常はモールデイングによつて実施される本発
明によるタイヤの組立時に、補強ストリツプ60
はライナプライ54およびゴムのチエーフア部材
52を取付けた後で、かつ小片プライ38および
カーカスプライ30を取付ける前に取付けられ
る。
明によるタイヤの組立時に、補強ストリツプ60
はライナプライ54およびゴムのチエーフア部材
52を取付けた後で、かつ小片プライ38および
カーカスプライ30を取付ける前に取付けられ
る。
次に、第4図に示す第2の好適実施例において
は、本発明は異なるタイヤ構造を示す。この実施
例の説明および理解を容易にするために、既出の
図面における構成要素と類似の要素には同一参照
記号に″を付して示し、なお新規の構成要素には
新規の参照記号を示す。
は、本発明は異なるタイヤ構造を示す。この実施
例の説明および理解を容易にするために、既出の
図面における構成要素と類似の要素には同一参照
記号に″を付して示し、なお新規の構成要素には
新規の参照記号を示す。
この図において、タイヤのビード部分16″に
はビード補強ワイヤ36″および1つまたは複数
の小片プライ38″とともにカーカスプライ3
0″が配置される。ステイフナ50″はビード部分
16″内のビード補強ワイヤ36″の半径方向外方
に配置される。しかし、第4図の実施例において
は、ゴムのチエーフア部材は補強ストリツプとと
もにチエーフア部材と補強ストリツプの複合構造
部(第2硬質エラストマ補強部材)64に合体さ
れている。このようにして、単体の構成要素が両
者の機能を果たし、かつ別個の補強ストリツプを
配置する必要がない。
はビード補強ワイヤ36″および1つまたは複数
の小片プライ38″とともにカーカスプライ3
0″が配置される。ステイフナ50″はビード部分
16″内のビード補強ワイヤ36″の半径方向外方
に配置される。しかし、第4図の実施例において
は、ゴムのチエーフア部材は補強ストリツプとと
もにチエーフア部材と補強ストリツプの複合構造
部(第2硬質エラストマ補強部材)64に合体さ
れている。このようにして、単体の構成要素が両
者の機能を果たし、かつ別個の補強ストリツプを
配置する必要がない。
もちろん、もし複合構造部64が用いられれ
ば、これは、単体の構成要素として押出し成形さ
れ、タイヤの組立時に付加的な構成要素を配置す
る必要はない。複合構造部64は、カーカスプラ
イ30″および小片プライ38″に沿いタイヤのト
レツド部分に向つてビード補強ワイヤ36″の外
方へ、また同時に、タイヤの回転軸線に向つてビ
ード補強ワイヤ36″の内方へ伸びる。すなわち、
複合構造部64はカーカスプライ30″の軸方向
内方および軸方向外方の両方向に伸びる。ビード
補強ワイヤ36″付近から、カーカスプライ3
0″の軸方向内方およびタイヤ内へ半径方向外方
に伸びる複合構造部64の部分は、第1図及び第
2図の実施例の補強ストリツプ60と同じ機能を
果たし、すなわち、タイヤに生ずる膨張歪を減少
する。
ば、これは、単体の構成要素として押出し成形さ
れ、タイヤの組立時に付加的な構成要素を配置す
る必要はない。複合構造部64は、カーカスプラ
イ30″および小片プライ38″に沿いタイヤのト
レツド部分に向つてビード補強ワイヤ36″の外
方へ、また同時に、タイヤの回転軸線に向つてビ
ード補強ワイヤ36″の内方へ伸びる。すなわち、
複合構造部64はカーカスプライ30″の軸方向
内方および軸方向外方の両方向に伸びる。ビード
補強ワイヤ36″付近から、カーカスプライ3
0″の軸方向内方およびタイヤ内へ半径方向外方
に伸びる複合構造部64の部分は、第1図及び第
2図の実施例の補強ストリツプ60と同じ機能を
果たし、すなわち、タイヤに生ずる膨張歪を減少
する。
よつて、本発明の本質は、タイヤの膨張時にタ
イヤのカーカスプライをその自然の形態に近づけ
させることによつて、タイヤ膨張歪を減少するタ
イヤ構造を提供することである。これは、エラス
トマ挿入部分をタイヤサイドウオール部分内にお
いてカーカスプライ構造部の軸方向内方でかつビ
ードワイヤの附近から半径方向外方へ配置するこ
とによつて達成される。
イヤのカーカスプライをその自然の形態に近づけ
させることによつて、タイヤ膨張歪を減少するタ
イヤ構造を提供することである。これは、エラス
トマ挿入部分をタイヤサイドウオール部分内にお
いてカーカスプライ構造部の軸方向内方でかつビ
ードワイヤの附近から半径方向外方へ配置するこ
とによつて達成される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、タイヤが膨張し
たときでもカーカスプライをその自然の形態に合
致させるために、カーカスプライの軸方向内方に
配置されたエラストマ挿入体を提供し、それによ
つてタイに生ずる、タイヤへの膨張による歪を減
少することによつてタイヤの耐久性を改善すると
いう効果があある。
たときでもカーカスプライをその自然の形態に合
致させるために、カーカスプライの軸方向内方に
配置されたエラストマ挿入体を提供し、それによ
つてタイに生ずる、タイヤへの膨張による歪を減
少することによつてタイヤの耐久性を改善すると
いう効果があある。
またタイヤのサイドウオール部分のゲージおよ
び周囲との組合せをタイヤへの膨張歪を増大する
ことなく変化させるために上記弾性挿入体を提供
することが可能であり、タイヤのサイドウオール
部分の剛性は、この挿入体がカーカスプライ構造
体の軸方向内方に配置されかつ圧縮力のみを受け
て張力を受けないので、長期間のタイヤ耐久性に
影響することをなくすることができる効果があ
る。
び周囲との組合せをタイヤへの膨張歪を増大する
ことなく変化させるために上記弾性挿入体を提供
することが可能であり、タイヤのサイドウオール
部分の剛性は、この挿入体がカーカスプライ構造
体の軸方向内方に配置されかつ圧縮力のみを受け
て張力を受けないので、長期間のタイヤ耐久性に
影響することをなくすることができる効果があ
る。
本発明にはさらに、軽量かつ低価格のビードの
使用を許すことができるように、タイヤに作用す
るビード張力を減ずるために、カーカスプライの
軸方向内方に配置されるエラストマ挿入体を提供
することができる効果がある。
使用を許すことができるように、タイヤに作用す
るビード張力を減ずるために、カーカスプライの
軸方向内方に配置されるエラストマ挿入体を提供
することができる効果がある。
第1図は、本発明によるタイヤの切断側面図、
第2図は、第1図のタイヤの下方サイドウオール
部分およびビード部分区域の拡大切断側面図、第
3図は、従来型のタイヤの下方のサイドウオール
部分およびビード部分区域の切断側面図、第4図
は、この発明の第2好適実施例によるタイヤの下
方サイドウオール部分およびビード部分区域の切
断側面図である。 10…クラウン、12,14…サイドウオール
部分、16,18,16′,18′,16″,1
8″…ビード部分、20…トレツド部分、22…
ベルト構造材、30,30′,30″…カーカスプ
ライ、32,32′…カーカス縁部、34,3
4′…末端構造部材、36,36′,36″…ビー
ド補強部材(ビード補強ワイヤ)、38,38′,
38″…小片プライ(外側補強プライ)、40…内
側補強プライ、50,50′,50″…第1硬質エ
ラストマ補強部材(ステイフナ)、52,52′…
チエーフア部材(チエーフア)、54,54′…ラ
イナプライ(ライナ部材)、56,56′…サイド
ウオールバンド、(アウタプライ)、60…第2硬
質エラストマ補強部材(補強ストリツプ)、64
…複合構造部(第2硬質エラストマ補強部材)、
A…タイヤ。
第2図は、第1図のタイヤの下方サイドウオール
部分およびビード部分区域の拡大切断側面図、第
3図は、従来型のタイヤの下方のサイドウオール
部分およびビード部分区域の切断側面図、第4図
は、この発明の第2好適実施例によるタイヤの下
方サイドウオール部分およびビード部分区域の切
断側面図である。 10…クラウン、12,14…サイドウオール
部分、16,18,16′,18′,16″,1
8″…ビード部分、20…トレツド部分、22…
ベルト構造材、30,30′,30″…カーカスプ
ライ、32,32′…カーカス縁部、34,3
4′…末端構造部材、36,36′,36″…ビー
ド補強部材(ビード補強ワイヤ)、38,38′,
38″…小片プライ(外側補強プライ)、40…内
側補強プライ、50,50′,50″…第1硬質エ
ラストマ補強部材(ステイフナ)、52,52′…
チエーフア部材(チエーフア)、54,54′…ラ
イナプライ(ライナ部材)、56,56′…サイド
ウオールバンド、(アウタプライ)、60…第2硬
質エラストマ補強部材(補強ストリツプ)、64
…複合構造部(第2硬質エラストマ補強部材)、
A…タイヤ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 接地用のトレツド部分20、一対のサイドウ
オール部分12,14および一対のビード部分1
6,18を含む本体と、 前記ビード部分16,18のそれぞれの内に配
置される環状の、実質的に非伸長性のビード補強
部材36と、 前記一対のサイドウオール部分12,14およ
び前記接地用のトレツド部分20内に配置され、
かつ、一方の前記ビード部分16から他方の前記
ビード部分18に伸び、両側端がそれぞれ前記ビ
ード補強部材のまわりを折り返されて配置される
カーカスプライ30と、 各ビード部分16,18内に配置され、かつ前
記カーカスプライ30の軸方向外方、かつ、前記
ビード補強部材36の半径方向外方に配置されて
いる第1硬質エラストマ補強部材50と、 各ビード部分内に配置され、かつ、前記カーカ
スプライの軸方向内方に配置され、前記ビード補
強部材に隣接する箇所から半径方向外方に、タイ
ヤの断面高さのほぼ65%を超えない距離だけタイ
ヤの公称リム直径から隔たる点まで伸びている第
2硬質エラストマ補強部材60と、 各ビード部分内に配置され、1端が前記第2硬
質エラストマ補強部材に隣接し、ビード部分の半
径方向内方端からタイヤの外面に沿つて前記カー
カスプライの両側端の軸方向外側に、半径方向外
方に向つて伸びているチエーフア部材52と、を
備え、 前記ビード補強部材に隣接する前記カーカスプ
ライは、前記カーカスプライの軸方向内方の第2
硬質エラストマ補強部材の位置決めにより、タイ
ヤの中心線に対しほぼ40度より少なくない角度に
配置されていることを特徴とする空気入りタイ
ヤ。 2 前記第2硬質エラストマ補強部材60はタイ
ヤ断面高さのほぼ50%を超えない距離まで半径方
向外方に伸びることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の空気入りタイヤ。 3 前記第2硬質エラストマ補強部材は300%伸
び状態において5〜20MN/m2のモジユラスを有
することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の空気入りタイヤ。 4 前記第2硬質エラストマ補強部材は300%伸
び状態においてほぼ13.8MN/m2のモジユラスを
有することを特徴とする特許請求の範囲第3項記
載の空気入りタイヤ。 5 前記第2硬質エラストマ補強部材はタイヤの
最大断面幅の1/2のほぼ2〜10%の厚さからなる
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の空
気入りタイヤ。 6 前記角度はほぼ45度であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の空気入りタイヤ。 7 前記第2硬度エラストマ補強部材60は断面
がレンズの形をしており、ビード部分の内で環状
に伸びていることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の空気入りタイヤ。 8 接地用のトレツド部分20、一対のサイドウ
オール部分12,14および一対のビード部分1
6″,18″を含む本体と、 前記ビード部分16″,18″のそれぞれの内に
配置される環状の、実質的に非伸長性のビード補
強部材36″と、 前記一対のサイドウオール部分12,14およ
び前記接地用のトレツド部分20内に配置され、
かつ、一方の前記ビード部分16″から他方の前
記ビード部分18″に伸び、両側端がそれぞれ前
記ビード補強部材36″まわりを折り返されて配
置されるカーカスプライ30″と、 各ビード部分16″,18″内に配置され、前記
カーカスプライ30″の軸方向外方、かつ、前記
ビード補強部材36″の半径方向外方に配置され
ている第1硬質エラストマ補強部材50″と、 各ビード部分内に配置された第2硬質エラスト
マ補強部材64であつて、その一部は前記カーカ
スプライの軸方向内方に配置され、タイヤの断面
高さのほぼ65%を超えない距離だけタイヤの公称
リム直径から隔たる点まで伸びており、さらに、
ビード部分の半径方向内方端を経て、タイヤの外
面に沿つて前記カーカスプライの両側端の軸方向
外側に、半径方向外方に向つて伸びている第2硬
質エラストマ補強部材と、を備え、 前記ビード補強部材に隣接する前記カーカスプ
ライ30″は、前記カーカスプライの半径方向内
側部分の前記第2硬質エラストマ補強部材の位置
決めにより、タイヤの心線に対しほぼ40度より少
なくない角度に配置されていることを特徴とする
空気入りタイヤ。 9 前記第2硬質エラストマ補強部材64は300
%伸び状態において5〜20MN/m2のモジユラス
を有することを特徴とする特許請求の範囲第8項
記載の空気入りタイヤ。 10 カーカスプライの軸方向内方に配置された
前記第2硬質エラストマ補強部材64の部分はタ
イヤの最大断面幅の1/2のほぼ2〜10%の厚さか
らなることを特徴とする特許請求の範囲第8項記
載の空気入りタイヤ。 11 前記角度はほぼ45度であることを特徴とす
る特許請求の範囲第8項記載の空気入りタイヤ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/683,825 US4609023A (en) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | Pneumatic tire with sidewall insert |
US683825 | 1984-12-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61146607A JPS61146607A (ja) | 1986-07-04 |
JPH0362561B2 true JPH0362561B2 (ja) | 1991-09-26 |
Family
ID=24745597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60273573A Granted JPS61146607A (ja) | 1984-12-19 | 1985-12-06 | 空気入りタイヤ |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4609023A (ja) |
EP (1) | EP0185607B1 (ja) |
JP (1) | JPS61146607A (ja) |
KR (1) | KR920006020B1 (ja) |
AU (1) | AU581047B2 (ja) |
CA (1) | CA1234340A (ja) |
DE (1) | DE3576312D1 (ja) |
MX (1) | MX166174B (ja) |
ZA (1) | ZA859333B (ja) |
Families Citing this family (35)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61143207A (ja) * | 1984-12-13 | 1986-06-30 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 重荷重用ラジアルタイヤのビ−ド部補強構造 |
JPS62194904A (ja) * | 1986-02-20 | 1987-08-27 | Bridgestone Corp | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
JPS62255205A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-07 | Bridgestone Corp | 空気入り安全タイヤ |
US4790364A (en) * | 1987-07-27 | 1988-12-13 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Sidewall and bead reinforcing structure for a pneumatic aircraft tire |
US4964452A (en) * | 1987-10-22 | 1990-10-23 | Harrison Danny E | Pneumatic tires |
US4842033A (en) * | 1987-11-16 | 1989-06-27 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Pneumatic tire having gum strips encasing a carcass turnup |
US5058649A (en) * | 1990-07-25 | 1991-10-22 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Pneumatic tire comprising a pentagonal bead core |
JPH04173408A (ja) * | 1990-11-07 | 1992-06-22 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 重荷重用チューブレスラジアルタイヤ |
US5429168A (en) * | 1993-11-16 | 1995-07-04 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Off-the-road pneumatic tire with specified bead area design |
US5509455A (en) * | 1994-04-12 | 1996-04-23 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Aircraft tire including reinforcement inserts |
US5538063A (en) * | 1994-12-23 | 1996-07-23 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Aircraft tire with reinforcement insert |
US5741871A (en) * | 1996-06-14 | 1998-04-21 | Air Products And Chemicals, Inc. | Acrylic emulsions prepared in the presence of fully hydrolyzed poly (vinyl alcohol) |
DE69719384T2 (de) * | 1997-05-20 | 2003-10-23 | The Goodyear Tire & Rubber Co., Akron | Reifen mit umgekehrter konfiguration des karkassenschichtenumschlages |
US6357498B1 (en) | 1997-05-20 | 2002-03-19 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire with removable tire tread belt and improved apex design |
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