JP2002147811A - クリーンルーム - Google Patents

クリーンルーム

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JP2002147811A
JP2002147811A JP2000340292A JP2000340292A JP2002147811A JP 2002147811 A JP2002147811 A JP 2002147811A JP 2000340292 A JP2000340292 A JP 2000340292A JP 2000340292 A JP2000340292 A JP 2000340292A JP 2002147811 A JP2002147811 A JP 2002147811A
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clean room
air
air conditioning
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JP2000340292A
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Toshiaki Nakagawa
敏明 中川
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウエハのような処理対象物の汚染を防
止できると共に、ケミカルフィルタについてのランニン
グコストを低減できるクリーンルームを提供する。 【解決手段】 処理対象物を処理するための機器本体1
4が設置された機器設置エリア3e,3fと、処理対象
物が上記機器本体14にロード又はアンロードされるプ
ロセスエリア4と、上記機器14に対する操作が行われ
るオペレーションエリア2とを、この順に間仕切り4
2,43を介して水平方向に並んだ状態に有する。機器
設置エリア3e,3f、プロセスエリア4、オペレーシ
ョンエリア2の空調は互いに独立して行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はクリーンルームに
関する。典型的には、この発明は半導体素子等を製造す
る環境として用いられるクリーンルームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体素子製造用のクリーンルー
ムとしては例えば図3に示すようなものが知られている
(特開平10−96332号公報)。このクリーンルー
ム101では、クリーンルーム全体を、間仕切り101
cを介して独立した空調系統を有する複数のエリア(第
1、第2のエリア)101a、101bに分離してい
る。第1のエリア101aで空調を受ける作業ゾーン1
26aには製造装置114a、搬送装置127、保管装
置128などが設置される一方、第2のエリア101b
で空調を受ける作業ゾーン126bには特にケミカルミ
ストを発生する製造装置114bが設置されている。第
1のエリア101aでは、外調機111やケミカルフリ
ーエア供給装置123からダスト除去及び湿度調整され
たエアやケミカルフリーエア(化学反応成分を含まない
エア)が後述する循環エアとともに、天井チャンバ12
4a、ケミカルフィルタ112を有するファンフィルタ
ユニット125や、非ケミカルフィルタ(HEPA(Hi
gh Efficiency Particulate Air)フィルタ、ULPA
(Ultra Low Penetration Air)フィルタなど)130
aを通して作業ゾーン126aへ供給される。作業ゾー
ン126aに供給されたエアは、グレーチング床(すの
こ状の床)107aを通して下方のユーティリティゾー
ン129aへ送られ、このユーティリティゾーン129
aから温調装置132a、循環ファン131a、循環ダ
クト109aを通して上方の天井チャンバ124aへ戻
される。第2のエリア101bでは、外調機111から
湿度調整された空気が後述する循環エアとともに、天井
チャンバ124b、非ケミカルフィルタ130bを通し
て作業ゾーン126bへ供給される。作業ゾーン126
bに供給されたエアは、グレーチング床107bを通し
て下方のユーティリティゾーン129bへ送られ、この
ユーティリティゾーン129bからケミカルフィルタ1
10、温調装置132b、循環ファン131b、循環ダ
クト109bを通して上方の天井チャンバ124bへ戻
される。この結果、第1のエリア101a、第2のエリ
ア101bでは、供給されたエアの大部分(循環エア)
はそれぞれ第1のエリア101a内のみ、第2のエリア
101b内のみを循環する(なお、作業ゾーン126
a,126bへ供給されたエアの一部は製造装置114
a,114bなどに設けられた局所排気によって図示し
ないダクトを通してクリーンルーム101外へ排出され
る。)。このようにして、各エリア101a、101b
間のクロスコンタミネーションの防止を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のクリーンルーム101では、エアが流通する一つの
作業ゾーン126a内に製造装置114a、搬送装置1
27、保管装置128などが混在しているため、作業ゾ
ーン126a内のどこかでダスト(粉塵など)の発生が
あれば、搬送装置127から製造装置114aへ移され
て露出している半導体ウエハがそのダストによって汚染
されるおそれがある。
【0004】また、第1のエリア101aにおいて、ケ
ミカルフィルタ112を通ったエアと非ケミカルフィル
タ130aを通ったエアとが作業ゾーン126a以降の
循環過程で混ざってしまうため、ケミカルフィルタ11
2に対する負荷が大きくなる。ケミカル汚染の原因とな
るケミカルミスト(ナトリウム、カリウム、アルミニウ
ム、鉄、コバルト、ニッケル、銅、アニモニア等の原子
あるいはイオン)は、製造装置からだけでなく、作業ゾ
ーン126aでの物の搬送や作業者の移動によっても発
生するからである。また、第2のエリア101bにおい
ても、作業ゾーン126b全域からのエア、すなわち製
造装置114b自体が占めるエリアだけでなく、その周
りで作業者が移動するエリアからのエアがケミカルフィ
ルタ110を通るため、ケミカルフィルタ110に対す
る負荷が大きくなる。この結果、ケミカルフィルタ11
2,110を、例えば数ヶ月から数年程度の周期で頻繁
に交換しなければならず、ケミカルフィルタについての
ランニングコストが高くなるという問題がある。
【0005】なお、HEPAフィルタ、ULPAフィル
タなどの非ケミカルフィルタ130a,130bについ
ては、単価がケミカルフィルタの約1/3以下である
し、ケミカルフィルタに比して交換頻度も少ないので、
ランニングコストはあまり問題にはならない。
【0006】そこで、この発明の目的は、半導体ウエハ
のような処理対象物の汚染を防止できると共に、ケミカ
ルフィルタについてのランニングコストを低減できるク
リーンルームを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のクリーンルームは、処理対象物を処理す
るための機器本体が設置された機器設置エリアと、処理
対象物が上記機器本体にロード又はアンロードされるプ
ロセスエリアと、上記機器に対する操作が行われるオペ
レーションエリアとを、この順に間仕切りを介して水平
方向に並んだ状態に有するクリーンルームであって、上
記機器設置エリア、プロセスエリア、オペレーションエ
リアの空調は互いに独立して行われることを特徴とす
る。
【0008】この発明のクリーンルームは、処理対象物
を処理するための機器本体が設置された機器設置エリア
と、処理対象物が上記機器本体にロード又はアンロード
されるプロセスエリアと、上記機器に対する操作が行わ
れるオペレーションエリアとを、この順に間仕切りを介
して水平方向に並んだ状態に有している。しかも、上記
機器設置エリア、プロセスエリア、オペレーションエリ
アの空調は互いに独立して行われる。したがって、例え
ば機器設置エリアまたはオペレーションエリアでダスト
(粉塵など)の発生があったとしても、プロセスエリア
で露出している処理対象物がそのダストによって汚染さ
れるおそれがない。したがって、処理対象物の汚染を防
止できる。また、通常要求されるクリーン度に応じて、
上記プロセスエリアの空調はケミカルフィルタを通るエ
アによって行われ、上記機器設置エリアとオペレーショ
ンエリアの空調はそれぞれ非ケミカルフィルタを通るエ
アによって行われるようにした場合、ケミカルフィルタ
を通るエアは上記プロセスエリアのものだけとなり、上
記機器設置エリアとオペレーションエリアのものは含ま
れないので、ケミカルフィルタに対する負荷が従来に比
して軽くなる。したがって、ケミカルフィルタについて
のランニングコストを従来に比して低減できる。
【0009】なお、この明細書において、「ケミカルフ
ィルタ」とは、処理対象物に対するケミカル汚染の原因
となるケミカルミスト(ナトリウム、カリウム、アルミ
ニウム、鉄、コバルト、ニッケル、銅、アニモニア等の
原子あるいはイオン)を、化学反応を利用して除去する
ためのフィルタを意味する。また、「非ケミカルフィル
タ」とは、化学反応を用いず、粉塵などを物理的にトラ
ップして除去するためのフィルタを意味する。非ケミカ
ルフィルタとしては、例えばHEPA(High Efficienc
y Particulate Air)フィルタ、ULPA(Ultra Low P
enetration Air)フィルタなどがある。
【0010】一実施形態のクリーンルームは、上記プロ
セスエリアの空調はケミカルフィルタを通るエアによっ
て行われ、上記機器設置エリアとオペレーションエリア
の空調はそれぞれ非ケミカルフィルタを通るエアによっ
て行われることを特徴とする。
【0011】この一実施形態のクリーンルームでは、上
記プロセスエリアの空調はケミカルフィルタを通るエア
によって行われ、上記機器設置エリアとオペレーション
エリアの空調はそれぞれ非ケミカルフィルタを通るエア
によって行われるので、各エリアで通常要求されるクリ
ーン度が容易に得られる。また、ケミカルフィルタを通
るエアは上記プロセスエリアのものだけとなり、上記機
器設置エリアとオペレーションエリアのものは含まれな
いので、ケミカルフィルタに対する負荷が従来に比して
軽くなる。したがって、ケミカルフィルタについてのラ
ンニングコストを従来に比して低減できる。
【0012】一実施形態のクリーンルームは、請求項1
に記載のクリーンルームにおいて、上記各エリアには、
天井チャンバの下に所定のフィルタを介して空調を受け
る目的領域が設けられ、この目的領域の下にグレーチン
グ床を介して床下領域が設けられるとともに、上記床下
領域から天井チャンバへエアを戻すための循環ダクトが
設けられていることを特徴とするクリーンルーム。
【0013】この一実施形態のクリーンルームでは、上
記各エリアにおいて、エアが天井チャンバから所定のフ
ィルタを通して目的領域へ供給され、この目的領域に供
給されたエアがグレーチング床を通して床下領域に入
り、この床下領域から循環ダクトを通して上記天井チャ
ンバへ戻される。天井チャンバでは、上記床下領域から
循環ダクトを通して戻されたエアに対してクリーンルー
ム外から取り込まれた比較的少量のエア(ダスト除去、
ケミカル除去など、必要なクリーン度に応じて適宜調整
されたもの)が混合され、この混合エアが上記フィルタ
を通して目的領域へ供給される。このクリーンルームで
は、このようにして各エリアでの空調が循環式になるの
で、各エリアに設けられたフィルタに対する負荷が軽く
なる。したがって、各フィルタについてのランニングコ
ストを低減できる。
【0014】一実施形態のクリーンルームは、上記機器
設置エリアとプロセスエリアとを組み合わせてなる工程
ゾーンが上記オペレーションエリアを介して水平方向に
複数配置され、上記複数の工程ゾーンの空調は互いに独
立して行われることを特徴とする。
【0015】この一実施形態のクリーンルームでは、上
記機器設置エリアとプロセスエリアとを組み合わせてな
る工程ゾーンが上記オペレーションエリアを介して水平
方向に複数配置され、上記複数の工程ゾーンの空調は互
いに独立して行われるので、クリーン度を工程ゾーン毎
に設定できる。したがって、処理対象物を処理するため
にその工程ゾーンに設置された機器の種類に応じてクリ
ーン度を設定できる。
【0016】一実施形態のクリーンルームは、上記複数
の工程ゾーンが配置された内部クリーンエリアの周りを
間仕切りを介して外周通路エリアが取り囲み、上記外周
通路エリアの空調は上記内部クリーンエリアの空調とは
独立に行われることを特徴とする。
【0017】この一実施形態のクリーンルームでは、上
記複数の工程ゾーンが配置された内部クリーンエリアの
周りを間仕切りを介して外周通路エリアが取り囲み、上
記外周通路エリアの空調は上記内部クリーンエリアの空
調とは独立に行われているので、この外周通路エリアが
クリーンルーム外の空間と上記内部クリーンエリアとの
間の緩衝領域となる。したがって、上記内部クリーンエ
リアの空調は、クリーンルーム外の環境の影響を受けず
に安定して行われる。
【0018】一実施形態のクリーンルームは、上記内部
クリーンエリアの下方に、平面状の床を介して、上記機
器本体の動作を補助するための補機が設置された補機エ
リアが設けられ、上記補機エリアの空調は上記内部クリ
ーンエリアの空調に対して独立に行われることを特徴と
する。
【0019】なお、「補機」とは、処理対象物を直接取
り扱わずに上記機器本体の動作を補助する機器を意味す
る。「補機」の例としては、上記機器本体が真空を必要
とする場合に機器本体から配管を介して真空排気を行う
ポンプユニット、上記機器本体が冷却を必要とする場合
に機器本体に往復配管を介して冷却水を循環させる熱交
換ユニット、上記機器本体が人体にとって有害な物質を
排出する場合に機器本体から配管を介してその有害物質
を取り込み、無害なものに変えてクリーンルーム外へ排
出する除害装置などが挙げられる。
【0020】この一実施形態のクリーンルームでは、上
記内部クリーンエリアの下方に、平面状の床を介して、
上記機器本体の動作を補助するための補機が設置された
補機エリアが設けられているので、上記機器本体と補機
とを配管等によって接続することによって上記機器本体
の動作を補助できる。この場合、上記機器設置エリアに
機器本体とともに補機を設置する場合に比して、機器設
置エリアの面積および容積を少なくできる。また、上記
機器本体と補機とを接続する配管等は鉛直方向に設けれ
ば良いので、補機をクリーンルーム外の側方に設置する
場合に比して、実際上配管の長さを短くできる。また、
上記補機エリアの空調は上記内部クリーンエリアの空調
に対して独立に行われるので、上記内部クリーンエリア
で要求されるクリーン度を損なうことがない。したがっ
て、上記内部クリーンエリアで要求されるクリーン度が
容易に得られる。
【0021】一実施形態のクリーンルームは、各補機は
エアが流通する共通の補機エリアに設けられていること
を特徴とする。
【0022】この一実施形態のクリーンルームでは、各
補機はエアが流通する共通の補機エリアに設けられてい
るので、各補機毎に独立の補機エリアが設けられている
場合に比して、補機エリアの空調が容易になる。
【0023】一実施形態のクリーンルームは、上記補機
エリアと外周通路エリアとが連通し、上記補機エリアと
外周通路エリアの空調は共通に行われることを特徴とす
る。
【0024】この一実施形態のクリーンルームでは、上
記補機エリアと外周通路エリアとが連通し、上記補機エ
リアと外周通路エリアの空調は共通に行われるので、そ
れらが互いに独立に行われる場合に比して、空調が容易
になる。
【0025】一実施形態のクリーンルームは、要求され
るクリーン度が高いエリアの気圧は、要求されるクリー
ン度が低いエリアの気圧よりも高く設定されていること
を特徴とする。
【0026】この一実施形態のクリーンルームでは、要
求されるクリーン度が高いエリアの気圧は、要求される
クリーン度が低いエリアの気圧よりも高く設定されてい
るので、要求されるクリーン度が低いエリアから要求さ
れるクリーン度が高いエリアへダストが流れ込むことが
ない。したがって、要求されるクリーン度が高いエリア
のクリーン度が良好な状態に維持される。
【0027】一実施形態のクリーンルームは、上記処理
対象物は或る工程ゾーンから別の工程ゾーンへオペレー
ションエリアを介してのみ搬送されるようになっている
ことを特徴とする。
【0028】この一実施形態のクリーンルームでは、上
記処理対象物は或る工程ゾーンから別の工程ゾーンへオ
ペレーションエリアを介してのみ搬送される。すなわ
ち、或る工程ゾーンで処理を受けた後、別の工程ゾーン
へ移される前に機器設置エリアを通ることがない。した
がって、機器が発生したケミカルミストによって処理対
象物が汚染されるのを防止できる。
【0029】一実施形態のクリーンルームは、上記グレ
ーチング床上での作業者のエリア間の往来は、上記外周
通路エリアとオペレーションエリアとの間、上記外周通
路エリアと機器設置エリアとの間のみで許容されること
を特徴とする。
【0030】この一実施形態のクリーンルームでは、上
記グレーチング床上での作業者のエリア間の往来は、上
記外周通路エリアとオペレーションエリアとの間、上記
外周通路エリアと機器設置エリアとの間のみで許容され
る。すなわち、作業者はプロセスエリアへの立ち入りが
禁止されるとともに、オペレーションエリアと機器設置
エリアとの間の往来が禁止されている。したがって、作
業者の往来による空調の乱れが必要最小限に抑えられ
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、この発明のクリーンルーム
1を図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0032】図2は半導体素子製造用の一実施形態のク
リーンルーム1の平面レイアウトを示し、図1は図2に
おけるX−X′線矢視断面を示している。
【0033】図2中、3aはイオン注入装置本体が設置
された機器設置エリア、3bはフォトリソグラフィ装置
本体が設置された機器設置エリア、3cはドライエッチ
ング装置本体が設置された機器設置エリア、3dはCM
P装置本体が設置された機器設置エリア、3eは酸化・
拡散装置本体が設置された機器設置エリア、3fはウエ
ット洗浄装置本体が設置された機器設置エリア、3gは
CVD装置本体が設置された機器設置エリア、3hはメ
タル成膜装置本体が設置された機器設置エリアを示して
いる。なお、以下では、各機器設置エリアを適宜符号3
で代表して表すものとする。上記各装置は、処理対象物
としての半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」とい
う。)にそれぞれ所定の処理を加えるための機器として
設置されている。
【0034】図2から分かるように、各機器設置エリア
3と、それに隣接する一つ又は二つのプロセスエリア4
とを組み合わせてなる工程ゾーンがオペレーションエリ
ア2を介して水平方向に複数、この例では4行2列に配
置されている。プロセスエリア4は、隣接する機器設置
エリア3に設置された機器本体にウエハをロード又はア
ンロードするためのエリアである。各機器設置エリア3
とそれに隣接するプロセスエリア4との間は略平板状の
間仕切り42によって仕切られ、各工程ゾーン3,4と
オペレーションエリア2との間は略平板状の間仕切り4
3,44によって仕切られている。また、工程ゾーンが
4行2列に配置された矩形エリア(これを「内部クリー
ンエリア」と呼ぶ。)1iの周りを間仕切り41を介し
て外周通路エリア5が取り囲んでいる。外周通路エリア
5の外側には境界として外周壁40が設けられている。
この外周壁40の外側はクリーンルーム1外である。
【0035】上記内部クリーンエリア1i内に配置され
た複数の工程ゾーンの空調は互いに独立して行われ、オ
ペレーションエリア2の空調も各工程ゾーンの空調とは
独立して行われる。したがって、処理対象物を処理する
ためにその工程ゾーンに設置された機器の種類に応じ
て、クリーン度を工程ゾーン毎に設定できる。また、外
周通路エリア5の空調は内部クリーンエリア1iの空調
とは独立に行われる。この結果、外周通路エリア5がク
リーンルーム1外の空間と内部クリーンエリア1iとの
間の緩衝領域となる。したがって、内部クリーンエリア
1iの空調は、クリーンルーム1外の環境の影響を受け
ずに安定して行われる。
【0036】外周壁40には、クリーンルーム1外と外
周通路エリア5との間を作業者(装置オペレータおよび
保守担当者)が往来するためのドア22が設けられてい
る。間仕切り41には、外周通路エリア5とオペレーシ
ョンエリア2との間を作業者(主に装置オペレータ)が
往来するためのドア20と、外周通路エリア5と各機器
設置エリア3との間を作業者(主に保守担当者)が往来
するためのドア21が設けられている。このほかにはド
アは設けられていない。この結果、この面内での作業者
のエリア間の往来は、外周通路エリア5とオペレーショ
ンエリア2との間、外周通路エリア5と機器設置エリア
3との間のみで許容される。すなわち、作業者はプロセ
スエリア4への立ち入りが禁止されるとともに、オペレ
ーションエリア2と機器設置エリア3との間の往来が禁
止されている。したがって、作業者の往来による空調の
乱れが必要最小限に抑えられる。
【0037】図1に示すように、このクリーンルーム1
には、グレーチング床7(各部7a,7b,7c,7p
を含む)と、その下方に設けられた平面状の床8と、さ
らにその下方に設けられた平面状の床6を有している。
作業者が往来するのはグレーチング床7上である。
【0038】上述の各間仕切り41,42,43,…は
天井50から床8まで延びている。天井50と床8との
間で、間仕切り41,42によって仕切られた空間が機
器設置エリア3、間仕切り42,43によって仕切られ
た空間がプロセスエリア4、間仕切り43,43(及び
図2中の44,44)によって仕切られた空間がオペレ
ーションエリア2に相当する。後述するようにプロセス
エリア4内ではウエハがエアフローに直接晒される状態
になることから、他のエリア3,2のクリーン度に比し
てプロセスエリア4のクリーン度を高くする必要があ
る。このため、空調の効率を考慮して、プロセスエリア
4の容積は極力小さく設定されている。
【0039】機器設置エリア3、オペレーションエリア
2の天井50近傍にはそれぞれHEPAフィルタ18
a,18cが嵌め込まれた天井パネル45a,45cが
設けられ、これにより天井50と天井パネル45a,4
5cとの間にそれぞれ天井チャンバ24a,24cが形
成されている。プロセスエリア4の天井50近傍にはケ
ミカルフィルタ10とULPAフィルタ19とが積層状
態で両側の間仕切り42,43の間に架設され、これに
より天井50とケミカルフィルタ10との間に天井チャ
ンバ24bが形成されている。このように内部クリーン
エリア1iでケミカルフィルタ10が設けられているの
はプロセスエリア4のみであるから、ケミカルフィルタ
設置についてのイニシャルコストを従来に比して低減す
ることができる。
【0040】機器設置エリア3では天井パネル45aか
らグレーチング床7aまでの領域、プロセスエリア4で
はULPAフィルタ19からグレーチング床7bまでの
領域、オペレーションエリア2では天井パネル45cか
らグレーチング床7cまでの領域が、それぞれ空調を受
ける目的領域25a,25b,25cとなっている。機
器設置エリア3の目的領域25aには上述の各装置本体
14が設置され、プロセスエリア4にはウエハ搬送ロボ
ット13が設置され、また、オペレーションエリア2の
目的領域25bには公知のSMIF(Standard Mechani
cal Interface)ボックス12が設けられている。
【0041】オペレーションエリア2内でSMIFボッ
クス12はウエハキャリアを収容した状態で作業者によ
って運搬されて、各装置のポートに対応する位置まで移
動される。次に、ウエハは搬送ロボット13によってプ
ロセスエリア4内に取り込まれ、プロセスエリア4内で
エアフローに直接晒される状態となって、装置本体14
内にロード(装荷)される。装置本体14によって処理
を受けた後、ウエハは装置本体14からアンロードさ
れ、プロセスエリア4内で搬送ロボット13によって再
びSMIFボックス12に収容され、オペレーションエ
リア2へ戻される。このとき、その機器設置エリア3に
設置されている装置本体14が真空チャンバを有するタ
イプのものであれば、ウエハの移動によってオペレーシ
ョンエリア2とプロセスエリア4との間の空調が互いに
干渉することはない。一方、その機器設置エリア3に設
置されている装置本体14が真空チャンバを有しないタ
イプ(例えば常圧タイプ)のものであれば、ウエハの移
動によって一時的にオペレーションエリア2とプロセス
エリア4との間の空調が干渉するが、その干渉量は僅か
である。各工程間の搬送は、SMIFシステムによっ
て、すなわちウエハキャリアを収容したSMIFボック
ス12を作業者(装置オペレータ)が移動させることに
より行われる。つまり、ウエハは或る工程ゾーンから別
の工程ゾーンへ、機器設置エリア3を通らずオペレーシ
ョンエリア2を介してのみ搬送されるので、ウエハが機
器設置エリア3に設置された装置本体が発生したケミカ
ルミストによって汚染されることはない。しかも、ウエ
ハはSMIFボックス12に収容されているので、オペ
レーションエリア2内でウエハがエアフローに晒される
ことはない。したがって、ウエハが汚染されるのを防止
できる。
【0042】機器設置エリア3には、グレーチング床7
aと床8との間の床下領域29aの端壁(図1では左側
壁)に、前面に温調器32を備えた循環ファン31が嵌
め込まれている。この循環ファン31の後面側には、床
下領域29aと天井チャンバ24aとを接続するように
鉛直方向に延びる循環ダクト9が設けられている。ま
た、プロセスエリア4には、グレーチング床7bと床8
との間の床下領域29bの端壁(図1には示されていな
い手前側の壁)に、前面に温調器を備えた循環ファンが
嵌め込まれている。この循環ファンの後面側には、床下
領域29bと天井チャンバ24bとを接続するように鉛
直方向に延びる循環ダクト(図示せず)が設けられてい
る。同様に、オペレーションエリア2でも、グレーチン
グ床7cと床8との間の床下領域29cの端壁(図1に
は示されていない手前側の壁)に、前面に温調器を備え
た循環ファンが嵌め込まれている。この循環ファンの後
面側には、床下領域29cと天井チャンバ24cとを接
続するように鉛直方向に延びる循環ダクト(図示せず)
が設けられている。
【0043】クリーンルーム1外には、ダスト除去及び
湿度調整されたエアを供給するための外調機11が設け
られている。外調機11が送り出すエアは、基本的に
は、機器設置エリア3、プロセスエリア4、オペレーシ
ョンエリア2の各天井チャンバ24a,24b,24c
に対してケミカルフィルタを介さずに供給される。ただ
し、酸化・拡散工程はケミカルミストとしての有機物に
よって悪影響を受け易いことから、図1中に特に示すよ
うに、酸化・拡散装置本体が設置された機器設置エリア
3eとそれに隣接するプロセスエリア4の天井チャンバ
24a,24bに対しては、外調機11が送り出すエア
を有機物除去可能なケミカルフィルタ20a,20bを
介して供給する。また、フォトリソグラフィ工程はケミ
カルミストとしてのアンモニアによって悪影響を受け易
いことから、フォトリソグラフィ装置本体が設置された
機器設置エリア3aとそれに隣接するプロセスエリア4
の天井チャンバに対しては、外調機11が送り出すエア
をアンモニア除去可能なケミカルフィルタ(図示せず)
を介して供給する。
【0044】外調機11から機器設置エリア3の天井チ
ャンバ24aに供給されたエアは、後述する循環エアと
ともにHEPAフィルタ18aを通して清浄化された
後、目的領域25aへ供給され、この目的領域25aに
供給されたエアがグレーチング床7aを通して床下領域
29aに入る。床下領域29a内に入ったエアは、循環
ファン31の回転によって、矢印16で示すように水平
方向(図1では左向き)に移動し、温調器32によって
温度調整され、循環ファン31を通って循環ダクト9へ
送られ、この循環ダクト9を通して天井チャンバ24a
へ戻される。天井チャンバ24aでは、床下領域29a
から循環ダクト9を通して戻されたエア(循環エア)に
対して外調機11から供給された比較的少量のエアが混
合され、この混合エアがHEPAフィルタ18aを通し
て目的領域25aへ供給される。なお、目的領域25a
へ供給されたエアの大部分は循環エアとなるが、供給さ
れたエアの一部は装置本体14などに設けられた局所排
気手段(ガスボックスの排気、熱排気など)によって図
示しないダクトを通してクリーンルーム1外へ排出され
る。
【0045】また、外調機11からプロセスエリア4の
天井チャンバ24bに供給されたエアは、後述する循環
エアとともにケミカルフィルタ10、ULPAフィルタ
19を通して清浄化された後、目的領域25bへ供給さ
れ、この目的領域25bに供給されたエアがグレーチン
グ床7bを通して床下領域29bに入る。床下領域29
b内に入ったエアは、循環ファンの回転によって、記号
17bで示すように水平方向(図1では手前向き)に移
動し、温調器によって温度調整され、循環ファンを通っ
て循環ダクト(床下領域29bと天井チャンバ24bと
を接続している)へ送られ、この循環ダクトを通して天
井チャンバ24bへ戻される。天井チャンバ24bで
は、床下領域29bから循環ダクトを通して戻されたエ
ア(循環エア)に対して外調機11から供給された比較
的少量のエアが混合され、この混合エアがケミカルフィ
ルタ10、ULPAフィルタ19を通して目的領域25
bへ供給される。
【0046】同様に、外調機11からオペレーションエ
リア2の天井チャンバ24cに供給されたエアは、後述
する循環エアとともにHEPAフィルタ18cを通して
清浄化された後、目的領域25cへ供給され、この目的
領域25cに供給されたエアがグレーチング床7cを通
して床下領域29cに入る。床下領域29c内に入った
エアは、循環ファンの回転によって、記号17cで示す
ように水平方向(図1では手前向き)に移動し、温調器
によって温度調整され、循環ファンを通って循環ダクト
(床下領域29cと天井チャンバ24cとを接続してい
る)へ送られ、この循環ダクトを通して天井チャンバ2
4cへ戻される。天井チャンバ24cでは、床下領域2
9cから循環ダクトを通して戻されたエア(循環エア)
に対して外調機11から供給された比較的少量のエアが
混合され、この混合エアがHEPAフィルタ18cを通
して目的領域25cへ供給される。
【0047】このクリーンルーム1では、このようにし
て各エリア3,4,2での空調が循環式になるので、各
エリア3,4,2に設けられたフィルタ18a,10,
19,18cに対する負荷が軽くなる。したがって、各
フィルタ18a,10,19,18cについてのランニ
ングコストを低減できる。また、これらのエリア3,
4,2の空調は互いに独立して行われる。したがって、
例えば機器設置エリア3またはオペレーションエリア2
でダスト(粉塵など)の発生があったとしても、プロセ
スエリア4で露出しているウエハがそのダストによって
汚染されるおそれがない。したがって、ウエハの汚染を
防止できる。また、通常要求されるクリーン度に応じ
て、プロセスエリア4の循環エアによる空調はケミカル
フィルタ10を通して行われ、機器設置エリア3とオペ
レーションエリア2の循環エアによる空調はそれぞれ非
ケミカルフィルタ18a,18cのみを通るエアによっ
て行われるので、ケミカルフィルタ10を通る循環エア
はプロセスエリア4のものだけとなり、機器設置エリア
3とオペレーションエリア2のものは含まれないので、
ケミカルフィルタ10に対する負荷が従来に比して軽く
なる。したがって、ケミカルフィルタ10についてのラ
ンニングコストを従来に比して低減できる。
【0048】内部クリーンエリア1iの下方には、平面
状の床8を介して、複数の工程ゾーンについて共通の補
機エリア30が設けられている。この補機エリア30に
は、各工程ゾーンの装置本体14の動作を補助するため
の補機15が設置される。このように複数の工程ゾーン
について補機エリア30を共通にしている理由は、各補
機15毎に独立の補機エリアを設けられている場合に比
して、補機エリア30の空調が容易になるからである。
補機15の例としては、機器本体14が真空を必要とす
る場合に機器本体14から配管を介して真空排気を行う
ポンプユニット、機器本体14が冷却を必要とする場合
に機器本体14に往復配管を介して冷却水を循環させる
熱交換ユニット、機器本体14が人体にとって有害な物
質を排出する場合に機器本体14から配管を介してその
有害物質を取り込み、無害なものに変えてクリーンルー
ム1外へ排出する除害装置などが挙げられる。この例で
は、補機15を配管39によって機器本体14と接続す
ることによって機器本体14の動作を補助するようにし
ている。この場合、機器設置エリア3に機器本体14と
ともに補機15を設置する場合に比して、機器設置エリ
ア3の面積および容積を少なくできる。また、機器本体
14と補機15とを接続する配管39は鉛直方向に設け
れば良いので、補機15をクリーンルーム1外の側方に
設置する場合に比して、実際上配管39の長さを短くで
きる。
【0049】この例では、補機エリア30はグレーチン
グ床7p、ダクト部30pを介して外周通路エリア5と
連通している。この結果、外調機11から供給されるエ
アによって、補機エリア30と外周通路エリア5の空調
が共通に行われる。したがって、それらが互いに独立に
行われる場合に比して、空調が容易になる。また、補機
エリア30と外周通路エリア5は外周壁41と平面状の
床8によって内部クリーンエリア1iと仕切られている
ので、補機エリア30と外周通路エリア5の空調は内部
クリーンエリア1iの空調に対して独立に行われ、内部
クリーンエリア1iで要求されるクリーン度を損なうこ
とがない。したがって、内部クリーンエリア1iで要求
されるクリーン度が容易に得られる。なお、補機エリア
30へ供給されたエアは補機15に設けられた局所排気
手段によって図示しないダクトを通してクリーンルーム
1外へ排出される。
【0050】上記各エリアの気圧については、ウエハが
エアフローに晒されるプロセスエリア4が最も高く、次
いでオペレーションエリア2、機器設置エリア3、外周
通路エリア5、補機エリア30の順に高く設定されてい
る。つまり、要求されるクリーン度が高いエリアの気圧
は、要求されるクリーン度が低いエリアの気圧よりも高
く設定されている。上記各エリアの間の圧力差はそれぞ
れ0.2mmH2Oである。このようにした場合、要求
されるクリーン度が低いエリアから要求されるクリーン
度が高いエリアへダストが流れ込むことがない。したが
って、要求されるクリーン度が高いエリアのクリーン度
が良好な状態に維持される。例えば、ウエハがオペレー
ションエリア2からプロセスエリア4へ移動され、また
は逆にプロセスエリア4からオペレーションエリア2へ
戻されるとき、オペレーションエリア2からプロセスエ
リア4へダストが流れ込むことがない。また、外周通路
エリア5とオペレーションエリア2との間のドア20が
開かれたとき、外周通路エリア5からオペレーションエ
リア2へダストが流れ込むことがない。同様に、外周通
路エリア5と機器設置エリア3との間のドア21が開か
れたとき、外周通路エリア5から機器設置エリア3へダ
ストが流れ込むことがない。
【0051】このクリーンルーム1を実際の半導体素子
製造工場に適用すれば、ケミカルフィルタについてのイ
ニシャルコスト(設置コスト)を従来に比して1/2、
ケミカルフィルタについてのランニングコストを従来に
比して1/10に低減することができる。
【0052】この効果をケミカルミストがアニモニアで
ある場合を例として説明する。従来例のクリーンルーム
では、ケミカルフィルタを全く設置しない場合、クリー
ンルーム内のアンモニア濃度が5ng/L(ナノグラム
/リットル)程度となる。このアンモニア濃度5ng/
Lを目標値0.05ng/L以下にするためには、除去
効率99%以上のケミカルフィルタが必要となる。現在
単独でそのような除去効率が得られるフィルタは存在し
ないため、除去効率90%のケミカルフィルタを2段重
ねにして99%の除去効率を得ることになる。一方、こ
の実施形態のクリーンルーム1では、アンモニアが発生
する機器設置エリア3とアンモニアが殆ど発生しないプ
ロセスエリア4とが分離されているので、ケミカルフィ
ルタ10を取り外した状態でプロセスエリア4でのアン
モニア濃度が0.5ng/Lとなる。したがって、除去
効率90%のケミカルフィルタを1段だけ設置すれば、
アンモニア濃度を0.05ng/L(目標値)以下にす
ることができる。したがって、本発明によれば、ケミカ
ルフィルタについてのイニシャルコストを従来に比して
1/2にすることができる。また、ケミカルフィルタを
設置しない状態でのアンモニア濃度は、従来例では5n
g/Lとなるのに対し本発明では0.5ng/Lとなる
から、この1/10という比がそのままランニングコス
トの比となる。
【0053】なお、この実施形態では、ウエハ搬送をS
MIFシステムによって行うこととしたが、これに限ら
れるものではない。例えば、ウエハを自動搬送ロボット
によって搬送するシステムを採用しても良い。
【0054】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明のク
リーンルームによれば、処理対象物の汚染を防止できる
と共に、ケミカルフィルタについてのランニングコスト
を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態のクリーンルームの部
分的な縦断面図である。
【図2】 上記クリーンルームの平面レイアウトを示す
図である。
【図3】 従来のクリーンルームの縦断面図である。
【符号の説明】 1 クリーンルーム 1i 内部クリーンエリア 2 オペレーションエリア 3,3a,3b,…,3h 機器設置エリア 4 プロセスエリア 5 外周通路エリア 30 補機エリア

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理対象物を処理するための機器本体が
    設置された機器設置エリアと、処理対象物が上記機器本
    体にロード又はアンロードされるプロセスエリアと、上
    記機器に対する操作が行われるオペレーションエリアと
    を、この順に間仕切りを介して水平方向に並んだ状態に
    有するクリーンルームであって、 上記機器設置エリア、プロセスエリア、オペレーション
    エリアの空調は互いに独立して行われることを特徴とす
    るクリーンルーム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のクリーンルームにおい
    て、 上記プロセスエリアの空調はケミカルフィルタを通るエ
    アによって行われ、上記機器設置エリアとオペレーショ
    ンエリアの空調はそれぞれ非ケミカルフィルタを通るエ
    アによって行われることを特徴とするクリーンルーム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のクリーンルー
    ムにおいて、 上記各エリアには、天井チャンバの下に所定のフィルタ
    を介して空調を受ける目的領域が設けられ、この目的領
    域の下にグレーチング床を介して床下領域が設けられる
    とともに、上記床下領域から天井チャンバへエアを戻す
    ための循環ダクトが設けられていることを特徴とするク
    リーンルーム。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3に記載のクリーン
    ルームにおいて、 上記機器設置エリアとプロセスエリアとを組み合わせて
    なる工程ゾーンが上記オペレーションエリアを介して水
    平方向に複数配置され、 上記複数の工程ゾーンの空調は互いに独立して行われる
    ことを特徴とするクリーンルーム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のクリーンルームにおい
    て、 上記複数の工程ゾーンが配置された内部クリーンエリア
    の周りを間仕切りを介して外周通路エリアが取り囲み、 上記外周通路エリアの空調は上記内部クリーンエリアの
    空調とは独立に行われることを特徴とするクリーンルー
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載のクリーンルー
    ムにおいて、 上記内部クリーンエリアの下方に、平面状の床を介し
    て、上記機器本体の動作を補助するための補機が設置さ
    れた補機エリアが設けられ、 上記補機エリアの空調は上記内部クリーンエリアの空調
    に対して独立に行われることを特徴とするクリーンルー
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のクリーンルームにおい
    て、 各補機はエアが流通する共通の補機エリアに設けられて
    いることを特徴とするクリーンルーム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のクリーンルームにおい
    て、 上記補機エリアと外周通路エリアとが連通し、上記補機
    エリアと外周通路エリアの空調は共通に行われることを
    特徴とするクリーンルーム。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか一つに記載の
    クリーンルームにおいて、 要求されるクリーン度が高いエリアの気圧は、要求され
    るクリーン度が低いエリアの気圧よりも高く設定されて
    いることを特徴とするクリーンルーム。
  10. 【請求項10】 請求項4乃至9のいずれか一つに記載
    のクリーンルームにおいて、 上記処理対象物は或る工程ゾーンから別の工程ゾーンへ
    オペレーションエリアを介してのみ搬送されるようにな
    っていることを特徴とするクリーンルーム。
  11. 【請求項11】 請求項5乃至10のいずれか一つに記
    載のクリーンルームにおいて、 上記グレーチング床上での作業者のエリア間の往来は、
    上記外周通路エリアとオペレーションエリアとの間、上
    記外周通路エリアと機器設置エリアとの間のみで許容さ
    れることを特徴とするクリーンルーム。
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