JPH038821B2 - - Google Patents
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- JPH038821B2 JPH038821B2 JP62082378A JP8237887A JPH038821B2 JP H038821 B2 JPH038821 B2 JP H038821B2 JP 62082378 A JP62082378 A JP 62082378A JP 8237887 A JP8237887 A JP 8237887A JP H038821 B2 JPH038821 B2 JP H038821B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/67—Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
- H01L21/67005—Apparatus not specifically provided for elsewhere
- H01L21/67011—Apparatus for manufacture or treatment
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- H01L21/67023—Apparatus for fluid treatment for general liquid treatment, e.g. etching followed by cleaning
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はドラフトチヤンバに係り、特に半導体
製造工程に於けるシリコンウエハ等の化学洗浄及
びエツチングに用いられる薬液槽が設置されるド
ラフトチヤンバに関する。
製造工程に於けるシリコンウエハ等の化学洗浄及
びエツチングに用いられる薬液槽が設置されるド
ラフトチヤンバに関する。
半導体の製造工程にはシリコンウエハを化学洗
浄し、及びエツチングする工程がある。例えば化
学洗浄プロセスに於いてシリコンウエハは高温加
熱(80℃〜120℃)された過酸化水素、アンモニ
ア、塩酸、硫酸などを組成とする溶液等の薬液槽
にそれぞれ10〜20分間浸されて処理されている。
またフツ酸や硝酸を成分とする溶液の薬液槽に数
分間浸してエツチング処理される。
浄し、及びエツチングする工程がある。例えば化
学洗浄プロセスに於いてシリコンウエハは高温加
熱(80℃〜120℃)された過酸化水素、アンモニ
ア、塩酸、硫酸などを組成とする溶液等の薬液槽
にそれぞれ10〜20分間浸されて処理されている。
またフツ酸や硝酸を成分とする溶液の薬液槽に数
分間浸してエツチング処理される。
ところで、このようなシリコンウエハの処理工
程は塵埃の付着着等を防止する為、クリーンルー
ム内に設置されるドラフトチヤンバ内で行われ
る。
程は塵埃の付着着等を防止する為、クリーンルー
ム内に設置されるドラフトチヤンバ内で行われ
る。
従来のこの種のドラフトチヤンバは、薬液槽か
ら発生する有害ガスクリーンルームに漏出するこ
とを防止する為に、排気用のダクトが設置され、
フアン駆動により外部に有害ガスを排気するよう
にしている。
ら発生する有害ガスクリーンルームに漏出するこ
とを防止する為に、排気用のダクトが設置され、
フアン駆動により外部に有害ガスを排気するよう
にしている。
しかし、従来のドラフトチヤンバは、ドラフト
チヤンバ内に有害ガスが拡散混合した状態で排気
するため大容量のフアンによつて有害ガスと共に
クリーンルーム内の空調、清浄空気も大量に排出
する結果を生じている。そのため無駄が多く、又
フアン駆動のための動力が大きくなるという不具
合があつた。
チヤンバ内に有害ガスが拡散混合した状態で排気
するため大容量のフアンによつて有害ガスと共に
クリーンルーム内の空調、清浄空気も大量に排出
する結果を生じている。そのため無駄が多く、又
フアン駆動のための動力が大きくなるという不具
合があつた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、薬液槽から発生する有害ガスをスクリーンル
ームに漏出することなく少ない排風量で効率よく
排出することが出来るドラフトチヤンバを提供す
ることを目的とする。
で、薬液槽から発生する有害ガスをスクリーンル
ームに漏出することなく少ない排風量で効率よく
排出することが出来るドラフトチヤンバを提供す
ることを目的とする。
本発明は前記目的を達成するために、クリーン
ルーム内に設置され、複数の液槽を有すると共に
前面にキヤリアの操作窓を有し、前記液槽にキヤ
リアを順次浸漬する処理を行うためのドラフトチ
ヤンバにおいて、前記液槽のうち少なくとも有害
ガスを発生する薬液槽の液面上方でドラフトチヤ
ンバの前方から後方に向かう略水平方向の第1の
空気流を発生する第1の空気流発生手段と、前記
ドラフトチヤンバの天井から下方に向かう第2の
空気流を発生する第2の空気流発生手段とを備
え、前記薬液槽から発生する有害ガスのクリーン
ルームへの漏出を防止するを特徴としている。
ルーム内に設置され、複数の液槽を有すると共に
前面にキヤリアの操作窓を有し、前記液槽にキヤ
リアを順次浸漬する処理を行うためのドラフトチ
ヤンバにおいて、前記液槽のうち少なくとも有害
ガスを発生する薬液槽の液面上方でドラフトチヤ
ンバの前方から後方に向かう略水平方向の第1の
空気流を発生する第1の空気流発生手段と、前記
ドラフトチヤンバの天井から下方に向かう第2の
空気流を発生する第2の空気流発生手段とを備
え、前記薬液槽から発生する有害ガスのクリーン
ルームへの漏出を防止するを特徴としている。
本発明によれば、前記第1の空気流発生手段か
ら発生する略水平方向の第1の空気流により薬液
槽から発生する有害ガスをチヤンバ内へ極力拡散
しないように直接排出し、この第1の空気流によ
るエアシールを越えて拡散する少量の有害ガスは
ドラフトチヤンバの天井から下方に向かう第2の
空気流(ダウンフロー)によつてその拡散が抑制
され、有害ガスが操作用窓側を介してクリーンル
ームに漏出することを防止するようにしている。
ら発生する略水平方向の第1の空気流により薬液
槽から発生する有害ガスをチヤンバ内へ極力拡散
しないように直接排出し、この第1の空気流によ
るエアシールを越えて拡散する少量の有害ガスは
ドラフトチヤンバの天井から下方に向かう第2の
空気流(ダウンフロー)によつてその拡散が抑制
され、有害ガスが操作用窓側を介してクリーンル
ームに漏出することを防止するようにしている。
以下添付図面に従つて本発明に係るドラフトチ
ヤンバの好ましい実施例を詳説する。
ヤンバの好ましい実施例を詳説する。
第1図は本発明に係るドラフトチヤンバの一実
施例を示す正面図であり、第2図は第1図に於け
るA−A線に沿う断面図、第3図は第1図に於け
るB−B線に沿う断面図、第4図は第1図に於け
るC−C線に沿う断面図、及び第5図は第1図に
於けるD−D線に沿う断面図である。
施例を示す正面図であり、第2図は第1図に於け
るA−A線に沿う断面図、第3図は第1図に於け
るB−B線に沿う断面図、第4図は第1図に於け
るC−C線に沿う断面図、及び第5図は第1図に
於けるD−D線に沿う断面図である。
このドラフトチヤンバはクリーンルーム内に設
置されるもので、その前面には第1図に示すよう
に操作パネル10、ウエハキヤリアの操作用窓が
設けられている。この操作用窓には四枚の透明引
戸12が設けられると共に、左右の透明引戸には
更にキヤリア供給用小引戸14及びキヤリア取出
用小引戸16が設けられている。
置されるもので、その前面には第1図に示すよう
に操作パネル10、ウエハキヤリアの操作用窓が
設けられている。この操作用窓には四枚の透明引
戸12が設けられると共に、左右の透明引戸には
更にキヤリア供給用小引戸14及びキヤリア取出
用小引戸16が設けられている。
又、ドラフトチヤンバ内には、第2図に示すよ
うにNH4OH+H2O2薬液槽20、リンス槽22、
HF薬液槽24及びリンス槽26の4槽が順次配
列されている。
うにNH4OH+H2O2薬液槽20、リンス槽22、
HF薬液槽24及びリンス槽26の4槽が順次配
列されている。
薬液槽20にはヒータ34が配設され、20,
24の薬液槽には薬液供給装置(図示せず)より
薬液が供給され、リンス槽22,26には超純水
が供給されるようになつている。又各液槽の廃液
は、液槽底面より自動排水弁32を介して廃液さ
れるようになつている(第4図、第5図参照)。
更に、ドラフトチヤンバ内には、ウエハキヤリア
をキヤリア供給部27から前記各液槽を介してウ
エハ取出部28まで搬送するキヤリア搬送装置3
0が設けられている。尚、このキヤリア搬送装置
30は、第4図に示すようにウウエハキヤリアを
各液槽に浸漬するために上下方向に移動できるよ
うに構成されている。
24の薬液槽には薬液供給装置(図示せず)より
薬液が供給され、リンス槽22,26には超純水
が供給されるようになつている。又各液槽の廃液
は、液槽底面より自動排水弁32を介して廃液さ
れるようになつている(第4図、第5図参照)。
更に、ドラフトチヤンバ内には、ウエハキヤリア
をキヤリア供給部27から前記各液槽を介してウ
エハ取出部28まで搬送するキヤリア搬送装置3
0が設けられている。尚、このキヤリア搬送装置
30は、第4図に示すようにウウエハキヤリアを
各液槽に浸漬するために上下方向に移動できるよ
うに構成されている。
さて、このドラフトチヤンバの床面にはシール
エアフアン40が配設され、天井には第1給気フ
アン50(第5図)及び第2給気フアン60(第
4図)が配設されている。
エアフアン40が配設され、天井には第1給気フ
アン50(第5図)及び第2給気フアン60(第
4図)が配設されている。
シールエアフアン40は、第3図及び第4図に
示すようにプレフイルタ付き吸気口42からクリ
ーンルーム内の清浄空気を吸入し、HEPAフイ
ルタ44からダクト46及び48を介して吹出口
48A及び48Bよりシールエアを送出する。
尚、ダクト48は、第3図からも明らかなように
薬液槽20,24のみに対応して設けられ、従つ
て薬液層20,24の上方のみにシールエアが送
出される。又、上記シールエアは吹出口48A及
び48Bからそれぞれ上下二層流として送出さ
れ、上段側の流速を速くし(約1m/s)、下段側
の流速を0.2m/s程度になるようにしている。
これは、薬液蒸発量の軽減化を図ると共に、槽縁
の配管類への気流の衝突乱流を防止しミスト飛散
の恐れをなくすためである。
示すようにプレフイルタ付き吸気口42からクリ
ーンルーム内の清浄空気を吸入し、HEPAフイ
ルタ44からダクト46及び48を介して吹出口
48A及び48Bよりシールエアを送出する。
尚、ダクト48は、第3図からも明らかなように
薬液槽20,24のみに対応して設けられ、従つ
て薬液層20,24の上方のみにシールエアが送
出される。又、上記シールエアは吹出口48A及
び48Bからそれぞれ上下二層流として送出さ
れ、上段側の流速を速くし(約1m/s)、下段側
の流速を0.2m/s程度になるようにしている。
これは、薬液蒸発量の軽減化を図ると共に、槽縁
の配管類への気流の衝突乱流を防止しミスト飛散
の恐れをなくすためである。
一方、第1給気フアン50は、第5図に示すよ
うにプレフイルタ付き吸気口52からクリーンル
ーム内の清浄空気を吸入し、天井のダクト54及
びHEPAフイルタ56を介して天井から下方に
向かう空気流(ダウンフロー)を送出している。
うにプレフイルタ付き吸気口52からクリーンル
ーム内の清浄空気を吸入し、天井のダクト54及
びHEPAフイルタ56を介して天井から下方に
向かう空気流(ダウンフロー)を送出している。
又、第2給気フアン60は、第4図に示すよう
にプレフイルタ付き吸気口62からクリーンルー
ム内の清浄空気を吸引し、天井のダクト64及び
HEPAフイルタ66を介してダウンフローを送
出している。ここで、HEPAフイルタ56から
吹き出させるダウンフローの流速は0.3m/sと
し、これにより前記シールエアの気流を乱さない
ようにしている。又、HEPAフイルタ66から
吹き出されるダウンフローの流速は最大0.5m/
sとし、奥側のダウンフローよりも若干速くし、
有害ガスがキヤリアの操作用窓からクリーンルー
ムに逃げるのを防止している。
にプレフイルタ付き吸気口62からクリーンルー
ム内の清浄空気を吸引し、天井のダクト64及び
HEPAフイルタ66を介してダウンフローを送
出している。ここで、HEPAフイルタ56から
吹き出させるダウンフローの流速は0.3m/sと
し、これにより前記シールエアの気流を乱さない
ようにしている。又、HEPAフイルタ66から
吹き出されるダウンフローの流速は最大0.5m/
sとし、奥側のダウンフローよりも若干速くし、
有害ガスがキヤリアの操作用窓からクリーンルー
ムに逃げるのを防止している。
一方、ドラフトチヤンバの背面には、第4図及
び第5図に示すように排気用のダクト72,74
が設けられ、更に薬液槽20,24が設けられて
いる部分には前記吹出口48A,48Bに略対向
する位置に吸気口76Aを有するダクト76が設
けられている(第1図及び第4図参照)。又、リ
ンス槽22,26には、第5図に示すようにダク
ト74に連通するダクト78が設けられている。
尚、ダクト72,74及び78の吸気口にはそれ
ぞれダンパ72A,74A及び78Aが設けられ
ている。
び第5図に示すように排気用のダクト72,74
が設けられ、更に薬液槽20,24が設けられて
いる部分には前記吹出口48A,48Bに略対向
する位置に吸気口76Aを有するダクト76が設
けられている(第1図及び第4図参照)。又、リ
ンス槽22,26には、第5図に示すようにダク
ト74に連通するダクト78が設けられている。
尚、ダクト72,74及び78の吸気口にはそれ
ぞれダンパ72A,74A及び78Aが設けられ
ている。
これらのダクトは順次合流し、第2図に示すよ
うに排気管80に接続される。尚、この排気管8
0には排気フアン(図示せず)が配設されてい
る。又、90はコントロールユニツト、92は蛍
光灯、94は溶液用フイルタである。
うに排気管80に接続される。尚、この排気管8
0には排気フアン(図示せず)が配設されてい
る。又、90はコントロールユニツト、92は蛍
光灯、94は溶液用フイルタである。
前記の如く構成された本発明に係るドラフトチ
ヤンバによれば薬液槽20,24から発生する有
害ガスは、吹出し口48A,48Bからガイドダ
クト76の吸気口76Aに向かう略水平方向のシ
ールエアによつてシールされ、このシール外に流
出した有害ガスはHEPAフイルタ56及び66
から送出される2層のダウンフローによつてその
拡散が防止される。
ヤンバによれば薬液槽20,24から発生する有
害ガスは、吹出し口48A,48Bからガイドダ
クト76の吸気口76Aに向かう略水平方向のシ
ールエアによつてシールされ、このシール外に流
出した有害ガスはHEPAフイルタ56及び66
から送出される2層のダウンフローによつてその
拡散が防止される。
尚、本実施例では前後2層のダウンフローをそ
れぞれ別々の給気フアンによつて発生するように
したが、これに限らず1台の給気フアンから発生
する空気流を所要風量(風速)となるように分岐
させて2層のダウンフローを発生させるようにし
てもよい。また、キヤリヤの搬送など科学処理操
作を完全に自動化した装置にあつては前面操作扉
は開けないので、天井からの空気流を総合しても
よい。そのため送気フアン、HEPAフイルタを
各1個を使用する構成にしてもよい。
れぞれ別々の給気フアンによつて発生するように
したが、これに限らず1台の給気フアンから発生
する空気流を所要風量(風速)となるように分岐
させて2層のダウンフローを発生させるようにし
てもよい。また、キヤリヤの搬送など科学処理操
作を完全に自動化した装置にあつては前面操作扉
は開けないので、天井からの空気流を総合しても
よい。そのため送気フアン、HEPAフイルタを
各1個を使用する構成にしてもよい。
以上説明したように本発明に係るドラフトチヤ
ンバによれば、略水平方向のシールエアと天井か
らのダウンフローによつて薬液槽から発生する有
害ガスを効率良くその拡散を防止するようにした
ため、従来のドラフトチヤンバの約1/3の排風量
でよくなりフアン駆動のための動力を小さくする
ことができると共に、クリーンルーム内の空調さ
れた清浄空気を大量に排出することがなくなると
いう利点がある。
ンバによれば、略水平方向のシールエアと天井か
らのダウンフローによつて薬液槽から発生する有
害ガスを効率良くその拡散を防止するようにした
ため、従来のドラフトチヤンバの約1/3の排風量
でよくなりフアン駆動のための動力を小さくする
ことができると共に、クリーンルーム内の空調さ
れた清浄空気を大量に排出することがなくなると
いう利点がある。
第1図は本発明に係るドラフトチヤンバの一実
施例を示す正面図、第2図は第1図に於けるA−
A線に沿う断面図、第3図は第1図に於けるB−
B線に沿う断面図、第4図は第1図に於けるC−
C線に沿う断面図、第5図は第1図に於けるD−
D線に沿う断面図である。 12……透明引戸、14……キヤリア供給用小
引戸、16……キヤリア取出用小引戸、20,2
4……薬液槽、22,26……リンス槽、30…
…キヤリア搬送装置、40……シールエアフア
ン、44,56,66……HEPAフイルタ、4
6,48,54,64,72,74,76,78
……ダクト、50……第1給気フアン、60……
第2給気フアン。
施例を示す正面図、第2図は第1図に於けるA−
A線に沿う断面図、第3図は第1図に於けるB−
B線に沿う断面図、第4図は第1図に於けるC−
C線に沿う断面図、第5図は第1図に於けるD−
D線に沿う断面図である。 12……透明引戸、14……キヤリア供給用小
引戸、16……キヤリア取出用小引戸、20,2
4……薬液槽、22,26……リンス槽、30…
…キヤリア搬送装置、40……シールエアフア
ン、44,56,66……HEPAフイルタ、4
6,48,54,64,72,74,76,78
……ダクト、50……第1給気フアン、60……
第2給気フアン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 クリーンルーム内に設置され、複数の液槽を
有すると共に前面にキヤリアの操作用窓を有し、
前記液槽にキヤリアを順次浸漬する処理を行うた
めのドラフトチヤンバにおいて、 前記液槽のうち少なくとも有害ガスを発生する
薬液槽の液面上方でドラフトチヤンバの前方から
後方に向かう略水平方向の第1の空気流を発生す
る第1の空気流発生手段と、 前記ドラフトチヤンバの天井から下方に向かう
第2の空気流を発生する第2の空気流発生手段
と、 を備え、前記薬液槽から発生する有害ガスのクリ
ーンルームへの漏出を防止することを特徴とする
ドラフトチヤンバ。 2 前記浸漬処理の対象がシリコンウエハである
特許請求の範囲第1項記載のドラフトチヤンバ。 3 前記第1の空気流発生手段は、上下2層流
で、下段の空気流の流速が上段の空気流の流速よ
りも遅い空気流を発生する特許請求の範囲第1項
記載のドラフトチヤンバ。 4 前記上段の空気流の流速は1m/s程度であ
り、下段の空気流の流速は0.2m/s程度とする
ことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載のド
ラフトチヤンバ。 5 前記第2の空気流発生手段は、前記液槽の略
真上と前記操作用窓とを流れる内外2層流で、内
側の空気流の流速が外側の空気流の流速よりも遅
い空気流を発生する特許請求の範囲第1項記載の
ドラフトチヤンバ。 6 前記内側の空気流の流速は0.3m/s程度で
あり、外側の空気流の流速は0.5m/s程度であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の
ドラフトチヤンバ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62082378A JPS63248449A (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | ドラフトチヤンバ |
US07/426,208 US4976815A (en) | 1987-04-03 | 1989-10-25 | Draft chamber |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62082378A JPS63248449A (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | ドラフトチヤンバ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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