JP2002136933A - 物品載置体 - Google Patents

物品載置体

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JP2002136933A
JP2002136933A JP2000334534A JP2000334534A JP2002136933A JP 2002136933 A JP2002136933 A JP 2002136933A JP 2000334534 A JP2000334534 A JP 2000334534A JP 2000334534 A JP2000334534 A JP 2000334534A JP 2002136933 A JP2002136933 A JP 2002136933A
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Hisanori Miyata
久典 宮田
Makoto Aoki
誠 青木
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ISHII SANGYO
Ishii Corp
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ISHII SANGYO
Ishii Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】情報表示部の色情報を確認するだけで、物品の
所定項目を正確且つ確実に把握することができる物品載
置体を提供する。 【解決手段】トレイ5に積載された果菜物Aの所定項目
を計測装置6の項目計測装置22,23で計測し、その
計測した計測情報と、予め記憶した基準情報とを装置本
体24で比較して果菜物Aの所定項目を判定する。その
判定に基づいて、トレイ5の表示リング13,14,1
5を情報設定装置33で操作して、判定と対応する色情
報Bを表示又は変更する。トレイ5の表示リング13,
14,15に表示された色情報Bを仕分区間cの情報読
取装置29,30で検出し、その色情報Bに基づいて、
果菜物Aを項目別に振分け、箱詰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば果菜物や
農作物、魚介類、球技用ボール、食品、部品等の物品を
搬送する作業に用いられる物品載置体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の果菜物を選別する方法と
しては、例えば受け皿に設けた複数の表示スイッチを作
業者の手で操作して、作業者の目で目視判定した果菜物
の等階級を、表示スイッチの出没や位置、色等の組合わ
せにより表示する。選別時に於て、表示スイッチの表示
情報を等級検出装置で検出して、その検出に基づいて、
果菜物を等階級別に選別する方法(特許第271032
5号公報)がある。
【0003】また、受け皿に積載した果菜物と、受け皿
に付設した色標識(固有情報)とを撮像装置で撮像し
て、その撮像した各情報に基づいて、果菜物を項目別に
仕分け処理する方法(特許第2763158号公報)が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の受け皿
は、表示スイッチを作業者の手で出没操作するので、果
菜物の数量が多いと、操作に手間及び時間が掛かるだけ
でなく、操作が複雑であるため、操作ミスが起きやす
く、果菜物の等階級を誤って表示してしまうことがり、
正確に選別することが難しい。また、表示を修正又は取
消しする場合、別の作業者がスイッチを元に戻し、判定
に該当するスイッチを操作しなければならず、労働力が
必要であるため、作業コストが高くなる問題点を有して
いる。
【0005】一方、後者の受け皿は、個々に付設した色
標識に基づいて仕分け処理するので、多数の果菜物を仕
分け処理する場合、その個数に対応して多数の色標識が
必要となるため、個数が多いと色標識が不足する事態が
発生することがあり、色標識の数量に限界がある。ま
た、同一の色標識が存在すると、仕分けミスが起きるこ
とがあるという問題点を有している。
【0006】この発明は上記問題に鑑み、判定手段によ
る判定に略対応して、物品と対応する判定結果を情報表
示部の色情報により表示することにより、情報表示部の
色情報を確認するだけで、様々な物品の所定項目を正確
且つ確実に把握することができる物品載置体の提供を目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
物品を載置する載置体に、該物品の所定項目を判定する
判定手段の判定結果に略対応して色情報を表示する情報
表示部を設けると共に、上記情報表示部の色情報を、上
記判定手段による判定結果に略対応して所定の色情報に
変更可能に設けた物品載置体であることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記情報表示部の色情報を、複数の色
情報により構成した物品載置体であることを特徴とす
る。
【0009】請求項3記載の発明は、上記請求項2記載
の構成と併せて、上記複数の色情報を、上記判定手段に
よる判定結果に略対応して所望の組合わせに変更可能に
設けた物品載置体であることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、上記請求項1,2
又は3記載の構成と併せて、上記色情報を、上記判定手
段による判定結果に略対応して所望の色情報に情報設定
手段により変更可能に設けた物品載置体であることを特
徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、上記請求項1,
2,3又は4記載の構成と併せて、上記色情報を、該色
情報を判定する判定手段に接続された情報検出手段によ
り検出可能に設けた物品載置体であることを特徴とす
る。
【0012】
【作用及び効果】この発明によれば、物品の判定結果
を、情報表示部の色情報により個々に表示するので、情
報表示部に表示される色情報を作業者の目視又は光学的
検出手段により確認するだけで、物品の所定項目を正確
且つ確実に把握することができ、物品を項目別に仕分け
たり、出荷、販売する等の取扱いが容易に行える。
【0013】しかも、複数の色情報を、判定手段による
判定に基づいて所望する色相や配色、位置、組合せ等を
変更するだけで、様々な物品に関する所定項目を確実に
表示することができ、従来例よりも情報量が多く、多数
の物品を管理及び取扱う作業に適している。且つ、色情
報の変更や設定、取消等の作業が簡単に行え、作業性が
向上する。
【0014】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。
【0015】図面は物品の一例である果菜物を載置や搬
送するときに用いられるフリーのトレイを示し、図1に
於いて、このフリーのトレイ5(特願2000−279
787号)は、略球状の果菜物Aを項目別に仕分けする
仕分けコンベア4上に多数載置され、搬送路上に設定し
た果菜物Aをトレイ5に積載する積載区間aと、果菜物
Aの所定項目を計測する計測区間bと、その計測結果に
基づいてトレイ5を項目別に仕分けする仕分区間cと、
トレイ5を項目別に整列する整列区間dと、果菜物Aを
箱詰めする箱詰区間eと、果菜物Aが取り除かれたトレ
イ5を回帰搬送する回帰区間fとに周回搬送される。
【0016】上述の仕分けコンベア4は、例えばチェー
ンコンベアやベルトコンベア、ローラコンベア等で構成
されるコンベア4a,4b,4c,4d,4eを上述の
区間a〜fに配設している。計測区間bには、果菜物A
の所定項目を計測する計測装置6を配設し、箱詰区間e
には、項目別に整列された果菜物Aを箱詰めする箱詰装
置7を配設し、箱詰区間eの後段には、果菜物Aが取り
除かれたトレイ5を上下に積重ねる積載装置8と、その
トレイ5を上下に分離して積載区間aに供給する分離装
置9とを配設している。
【0017】且つ、計測区間bの後段には、項目外の果
菜物Aが載置されたトレイ5又は不良のトレイ5を排出
するためのコンベア4fを接続し、計測区間bの前段に
は、項目外の果菜物Aが取り除かれたトレイ5又は良品
のトレイ5を供給するコンベア4gを接続している。
【0018】前述のトレイ5は、図3、図4に示すよう
に、トレイ本体11を、上方から見て略円形(又は略正
方形、略矩形等)となる形状に形成すると共に、最小サ
イズから最大サイズに含まれる範囲の果菜物Aが所定方
向に向けた状態に載置され、且つ、略中央部載置面に対
して安定した姿勢に積載される大きさ及び構造を有して
いる。
【0019】且つ、所定の色情報Bが印刷された表示リ
ング13,14,15を、トレイ本体11の側部周面に
形成した上段、中段、下段のリング受け溝12に対して
回転可能に遊嵌して、後述する情報検出装置23により
光学的に検出可能又は作業者の目で目視可能に設けると
共に、リング受け溝12の中央面に形成した凸部16
と、表示リング13,14,15の内周面に形成した凹
部17とを係合して、表示リング13,14,15を円
周方向に対して所定角度に水平回転した状態に規制及び
保持する。
【0020】且つ、後述する情報設定装置33又は作業
者の手により表示リング13,14,15を所定角度回
転して、表示リング13,14,15の外周面に印刷し
た色情報B(マンセル値を基準とする色相、配置、濃
度、模様等)を、計測装置6に記憶された果菜物Aの所
定項目と対応する所定の色パターンに設定する。なお、
表示リング13,14,15の色パターンは、後述する
情報検出装置23と対向したとき略同一となるパターン
に設定している。また、凸部16と凹部17とに代わる
規制手段として、例えばバネや爪等により回動規制して
もよい。
【0021】上述のトレイ5に代わる他の例として、例
えば特願平11−272127号、特願2000−18
1475号、特願2000−214262号、特願20
00−275044号公報、特願2000−80120
号等のトレイ或いは受け皿、パン等のトレイを用いても
よい。
【0022】前述の計測装置6は、図2に示すように、
果菜物Aの所定項目を計測したり、トレイ5の表示リン
グ13,14,15に表示された表示情報(等階級、糖
酸度等)を検出するのに適した輝度及び方向(例えば側
方や下方)から照光する光源21(例えばハロゲンラン
プ)を、計測区間bを囲繞する遮光室20内に配設して
いる。また、上述の光源21に代わる他の照光手段とし
て、例えば紫外線ランプや白熱電球等を用いてもよい。
【0023】且つ、搬送路上部及び搬送路両側部に配設
した項目計測装置22は、トレイ5に積載された果菜物
Aの上部周面及び側部周面を計測(撮像)し、搬送路側
部に配設した情報検出装置23は、トレイ5の表示リン
グ13,14,15と対向して該表示リング13,1
4,15の表示情報を検出可能な間隔に近接され、上述
の項目計測装置22による計測情報と対応して、トレイ
5の表示リング13,14,15に表示される表示情報
を検出し、装置22,23は、その検出した情報を装置
本体24に出力する。
【0024】なお、上述の装置22,23はCCDカメ
ラで構成しているが、例えばイメージセンサ、ビデオカ
メラ等の光学的読取手段で構成してもよい。その他の計
測方法として、例えば特願平11−279291号、特
願2000−6672号、特願2000−72166号
等で構成される糖酸度計測装置(図示省略)で果菜物A
の糖酸度を計測したり、例えばロードセルや重量センサ
等で構成される重量計測装置(図示省略)により果菜物
Aの重量を計測してもよい。
【0025】上述の装置22,23は、果菜物Aの所定
項目を判定する装置本体24(例えばパーソナルコンピ
ュータ)に接続され、装置本体24は、項目計測装置2
2で計測した果菜物Aの計測情報(等階級、糖酸度等)
と、予め記憶した基準情報とを比較して、果菜物Aの所
定項目(例えば色相、損傷、成熟度、大きさ、形状、高
さ、幅、体積、重量、偏平度、腐り具合、浮き皮具合、
規格外等の等階級情報及び甘味や酸味等の糖酸度情報)
を個々に判定する。
【0026】且つ、情報検出装置23で検出した表示リ
ング13,14,15の色情報B(色の配置、配色、濃
度、図柄等)を画像処理し、その画像情報と、予め記憶
した基準情報とを比較して、果菜物Aが何れの項目に該
当するか判定し、上述の判定情報と対応させて記憶す
る。また、果菜物Aの側部周面と、トレイ5の表示リン
グ13,14,15とを一つの項目計測装置22で計測
及び検出してもよい。
【0027】一方、トレイ5の表示リング13,14,
15に表示した表示情報を、仕分区間c直前に配設した
情報読取装置29と、整列区間d直前に配設した情報読
取装置30とで夫々読取り、その読取情報に基づいて、
仕分区間c直前の振分け装置31と、整列区間d直前の
振分け装置32とを夫々駆動し、トレイ5に積載された
果菜物Aを、判定と対応する分配コンベア4c…に対し
て項目別(階級別)に振分け、整列コンベア4dに対し
て項目別(等級別)に振分け整列する。
【0028】且つ、装置22,23後段には、情報設定
装置33を、トレイ5の表示リング13,14,15と
対向して配設している。その装置は、装置本体24によ
る判定に基づいて駆動され、表示リング13,14,1
5を回動するとき、例えばパッドやアーム等の保持装置
18でトレイ5を回動不可に固定又は保持した後、例え
ば接触抵抗の大きいローラやパッド、ソレノイド、エア
ーシリンダ、モータ、カム等の回転装置19により表示
リング13,14,15を円周方向に対して所定角度に
回転して、装置本体24による判定と対応(果菜物Aの
等階級)する色情報B(等階級、糖酸度等)の色パター
ンが表示される状態に設定又は変更する。また、表示を
変更するとき、トレイ5を、例えばレールや係止爪等の
規制部材に係合して回動固定してもよい。
【0029】前述の装置22,23前段には、情報取消
装置34を、トレイ5の表示リング13,14,15と
対向して配設している。この装置は、トレイ5を検知す
るセンサーの検知に基づいて駆動され、表示リング1
3,14,15を回転して色情報Bを表示しない状態に
リセットする。また、箱詰区間eから計測区間bに至る
までの間でリセットしてもよい。なお、情報取消装置3
4は、上述の情報設定装置33と略同一の機能及び構造
を有しているので、その詳細な説明を省略する。
【0030】また、果菜物Aの所定項目を作業者の目で
目視検査したり、項目計測装置22により計測する等し
て、その判定結果に基づいて、表示リング13,14,
15の操作部を、作業者の手でスライド操作して、果菜
物Aの所定項目に対応した表示内容に表示リング13,
14,15を設定してもよい。
【0031】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、トレイ5に載置された果菜物Aを項目別に仕
分けする動作を説明する。
【0032】先ず、図1、図2に示すように、果菜物A
が積載されたトレイ5を積載区間aから計測区間bに搬
送して、果菜物Aの所定項目を計測装置6の項目計測装
置22,23により計測すると同時に、装置22,23
で計測した計測情報と、予め記憶した基準情報とを装置
本体24により比較して、果菜物Aの所定項目(等階級
や糖酸度)を判定する。
【0033】次に、図3に示すように、上述の判定に基
づいて、トレイ5の表示リング13,14,15を情報
設定装置33により回動操作し、判定と対応(果菜物A
の等階級)する色情報Bが表示される状態に表示リング
13,14,15の色情報Bを設定又は変更すると共
に、上述の判定情報と色情報Bとを対応させて記憶す
る。また、表示リング13,14,15の色情報Bを情
報検出装置23で検出して、所定の色情報Bが表示され
ているか確認してもよい。
【0034】次に、仕分区間cに於て、トレイ5の表示
リング13,14,15に表示された色情報Bを情報読
取装置29で読取ると共に、その色情報Bと、装置本体
24に記憶した基準情報とを比較して、果菜物Aが何れ
の仕分区間cに対応するかを判定する。
【0035】その判定に基づいて、トレイ5に積載され
た果菜物Aを、判定と対応するコンベア4cに振分け
る。判定と異なる場合、次の仕分区間c…に搬送する。
続いて、上述と同様にして、情報読取装置30の情報に
基づいて、トレイ5に積載された果菜物Aを、コンベア
4dに対して等級別に振分け整列する。加えて、トレイ
5を糖酸度別に振分け整列してもよい。
【0036】次に、項目別に整列された所定数の果菜物
Aを箱詰装置9により箱詰めして次工程(封函工程、出
荷工程)に搬送する。一方、果菜物Aが取り除かれた空
のトレイ5を、コンベア4eを介して積載区間aに回帰
搬送する。
【0037】一方、果菜物Aが除去又は積載されたトレ
イ5を計測区間bに搬送したとき、トレイ5の表示リン
グ13,14,15を情報取消装置34により操作し
て、色情報Bが表示されない状態に設定する。また、表
示リング13,14,15の色情報Bを新しい情報に変
更するとき、先に設定された色情報Bを情報設定装置3
3により取消又は書換えてもよい。以下、上述と同様に
して、果菜物Aの計測作業及び仕分け作業を継続して行
う。
【0038】以上のように、計測装置6による果菜物A
の判定結果を、トレイ5の表示リング13,14,15
に表示される色情報Bにより個々に表示するので、表示
リング13,14,15の色情報Bを作業者の目で目視
又は情報検出装置23により確認するだけで、果菜物A
の所定項目を正確且つ確実に把握することができ、果菜
物Aを項目別に仕分けたり、出荷、販売する等の取扱い
が容易に行える。
【0039】しかも、表示リング13,14,15に表
示される複数の色情報Bを、計測装置6による判定に基
づいて所望する色相や配色、位置、組合せ等を変更する
だけで、様々な種類の果菜物Aに関する所定項目を確実
に表示することができ、従来例よりも情報量が多く、多
数の果菜物Aを管理及び取扱う作業に適している。且
つ、色情報Bの変更や設定、取消等の作業が簡単に行
え、作業性が向上する。
【0040】図5は、表示プレート37,38を、トレ
イ5側部(又は上部)に対してスライド可能に取付けた
他の例を示し、何れか一方又は両方の表示プレート3
7,38を作業者の手又は機械により水平方向(又は垂
直方向)にスライドして、トレイ5側部の検出窓39に
露出した表示プレート37,38の色情報Bを情報検出
装置23により検出するので、上述の実施例と略同等の
作用効果を奏することができる。また、二枚以上のプレ
ートを組合わせて、色情報Bを表示してもよい。
【0041】図6は、表示プレート40,41,42
を、トレイ5側部(又は上部)に対して回動可能に取付
けたその他の例を示し、何れか一つ又は複数の表示プレ
ート40,41,42を作業者の手又は機械により回動
(垂直、水平)して、トレイ5側部の検出窓43,4
4,45に露出した表示プレート40,41,42の色
情報Bを情報検出装置23により検出するので、上述の
実施例と略同等の作用効果を奏することができる。
【0042】図7は、所定の色情報Bが印刷された表示
プレート46,47,48を、トレイ5側部(又は上
部)に形成した装填部49…に装填したその他の例を示
し、表示プレート46,47,48を作業者の手又は機
械により装填して、その表示プレート43,44,45
の配列や組合せを変更したり、他の色情報Bを有するプ
レートに交換する等して、トレイ5を特定するための色
情報B(固有情報)を表示してもよい。上述の実施例と
略同等の作用効果を奏することができる。また、二枚又
は三枚以上のプレートを組合わせて、色情報Bを表示し
てもよい。
【0043】上述の実施例では、表示リング13,1
4,15の色情報Bを計測装置6により機械的に設定す
るが、例えばトレイ5に載置された果菜物Aを作業者の
目で目視判定又は計測装置6により光学的に判定した
後、その判定結果に基づいて、表示リング13,14,
15を作業者の手で操作して、判定と対応する色情報B
を表示設定してもよい。
【0044】加えて、実施例では、果菜物Aを選別する
工程に於てトレイ5を用いた例を説明したが、例えば図
8に示すように、トレイ5を、生産50、選別51、市
場52、販売53、消費54の順に果菜物Aを搬送する
ときに用いたり、生産50から選別51に搬送したり、
選別51から市場52、販売53、消費54に搬送する
ときに用いてもよく、実施例の選別のみに用途が限定さ
れるものではない。
【0045】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の物品は、実施例の果菜物Aに対応
し、以下同様に、載置体は、トレイ本体11に対応し、
情報表示部は、表示リング13,14,15と、表示プ
レート40,41,42,46,47,48とに対応
し、判定手段は、計測装置6及び装置本体24に格納さ
れたプログラムに対応し、に対応し、情報検出手段は、
情報検出装置23に対応し、情報設定手段は、情報設定
装置33に対応するも、この発明は、上述の実施例の構
成のみに限定されるものではない。
【0046】上述の表示方法に代わる他の方法として、
例えば計測装置6による計測(判定)に基づいて、トレ
イ5側部(又は上部)に対して鍵盤状に取付けた複数の
表示体(プレート、片等)を情報設定手段により瞬間的
に捲ったり、出没、回動、スライドする等して、果菜物
Aの所定項目と対応する色パターンを、表示体に印刷し
た色情報Bの組合せにより表示してもよく、トレイ5を
高速で搬送しながら情報を設定又は変更することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 仕分けコンベアによるトレイの搬送状態を示
す平面図。
【図2】 計測装置による計測状態及び検出状態を示す
側面図。
【図3】 情報設定装置による表示リングの回動動作を
示す側面図。
【図4】 表示リングの取付け状態を示す縦断側面図。
【図5】 スライド式の表示プレートを備えた他の例を
示す側面図。
【図6】 回動式の表示プレートを備えたその他の例を
示す側面図。
【図7】 差込み式の表示プレートを備えたその他の例
を示す側面図。
【図8】 トレイを生産から消費の流通に用いたその他
の例を示す経路図。
【符号の説明】
A…果菜物 B…色情報 5…トレイ 6…計測装置 11…トレイ本体 13,14,15…表示リング 22…項目計測装置 23…情報検出装置 24…装置本体 33…情報設定装置 34…情報取消装置 37,38…表示プレート 39…検出窓 40,41,42…表示プレート 43,44,45…検出窓 46,47,48…表示プレート 49…装填部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AA11 AB02 AB08 AB09 BA10A EE42 3F079 AC02 AC21 AC23 AD23 BA24 CA23 CA29 CA31 CA34 CA41 CB01 CB25 CB29 CB35 CC01 DA18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品を載置する載置体に、該物品の所定項
    目を判定する判定手段の判定結果に略対応して色情報を
    表示する情報表示部を設けると共に、上記情報表示部の
    色情報を、上記判定手段による判定結果に略対応して所
    定の色情報に変更可能に設けた物品載置体。
  2. 【請求項2】上記情報表示部の色情報を、複数の色情報
    により構成した請求項1記載の物品載置体。
  3. 【請求項3】上記複数の色情報を、上記判定手段による
    判定結果に略対応して所望の組合わせに変更可能に設け
    た請求項2記載の物品載置体。
  4. 【請求項4】上記色情報を、上記判定手段による判定結
    果に略対応して所望の色情報に情報設定手段により変更
    可能に設けた請求項1,2又は3記載の物品載置体。
  5. 【請求項5】上記色情報を、該色情報を判定する判定手
    段に接続された情報検出手段により検出可能に設けた請
    求項1,2,3又は4記載の物品載置体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004267835A (ja) * 2003-03-05 2004-09-30 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 物品選別システム
JP2016133500A (ja) * 2015-01-16 2016-07-25 東芝Itコントロールシステム株式会社 検査装置

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