JP4851891B2 - 計量値付装置および包装計量値付システム - Google Patents
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Description
この態様によれば、包装済の商品の形状が不定形であったり、大きさが定まっていなくても商品を分別することができる。
なお、“色の配分”としては、前記検出手段によって検出された各色ごとの色が表れた面積や長さ、割合などをいう。
また、包材の種類が数種程度である場合は、たとえば、CCDと異なり、数個〜数十個程度の少ないスポット数で検出できるので、処理能力が著しく向上する。
この態様によれば、包材全体では判別が困難な場合でも、局所的ないし一部の領域からの情報により包材を分別できる。
この態様によれば、重量範囲により単価が異なる場合においても、価格の演算が可能となる。
本システムによれば、複数の包装機に対し1台の計量値付装置で計量値付けが可能となり、計量値付装置の台数を減らすことができる。
商品M:
まず、本システムによって包装計量値付される商品の一例として、鶏肉がまるごと1羽分、真空パックにより包装されたものについて説明する。
なお、包材Mwに付した“網点”や“ハッチング”は着色された色を示すもので、同一の“網点”等は同一の色彩であることを意味する。
次に、前述の商品Mの包装計量値付を行うシステムについて説明する。
図3に示すように、本システムは、複数台の包装機1と、前記包装機1によって包装された商品Mを搬送する搬送コンベヤ(搬送ライン)2と、前記商品Mに対して計量および値付けを行う計量値付装置3とを備えている。
つぎに、前記計量値付装置3について説明する。
計量値付装置3の構成;
図4(a),(b)に示すように、計量値付装置3は、搬送方向Xに沿って、上流から順に導入コンベヤ11、計量コンベヤ12および貼付コンベヤ13を備えている。
導入コンベヤ11上には、商品Mを該商品Mの搬送方向Xに略直交する幅方向Wの中央に移動させるセンタリング装置11aが設けられている。商品Mは、前記センタリング装置11aによりセンタリングされた後、計量コンベヤ12に搬送される。
その後、商品Mは貼付コンベヤ13に搬送され、貼付コンベヤ13に設けられたラベル貼付装置7によって、当該商品Mに応じたラベルが発行されて貼付される。
図5(a)に示すように、計量値付装置3は、たとえば、マイクロコンピュータからなる制御部30を備えている。前記制御部30には、カラーセンサ(検出手段の一例)4、商品検知器5、計量手段6、ラベル貼付装置7およびコンベヤ制御手段8等が、図示しないインターフェイスを介して互いに接続されている。
カラーセンサ4は、包装状態の商品Mの包材Mwに印刷された包材の色および模様により定まる色の配分を検出するものであり、図4(b)に示すように、計量コンベヤ12の上方に設けられている。図4(a)に示すように、カラーセンサ4は、計量コンベヤ12の前記幅方向Wの概ね中央に設置されている。
図6(a)に示すように、カラーセンサ4は、センサ制御器40、アンプ41、受光素子42および投光素子43を備えている。
投光素子43は、図4(b)に示すように、搬送中の商品Mに向って可視光を投光する。図6(a)の投光素子43からの光は、たとえば、直径が5mm〜10mm程度のスポットS(図1,図2)に集光するように投光される。
受光素子42は、商品Mの包材Mwの表面の前記スポットSから反射された光を受光する。受光素子42は、受光した光量を光の三原色ごとの電気信号からなる受光信号に変換し前記アンプ41を介してセンサ制御器40に送る。
図4(b)に示すように、色条件記憶部40cには、色No. ごとに、「紺」や「オレンジ」など、包材Mwに印刷された色に対応する光の三原色ごとの閾値が互いに関連付けられて記憶される。なお、色No. と閾値との前記関連付けは、色設定手段40bによって行われる。
なお、前記カラーセンサ4としては、たとえば、オムロン株式会社(登録商標)製のCZH35S等のカラーセンサを採用することができる。
図5(a)の商品検知器5は、たとえば光センサからなり、図4(a)の計量コンベヤ12の幅方向Wの両端部に設けられている。商品検知器5は計量コンベヤ12の上流側に設けられている。図5(a)の制御部30は、商品検知器5からの検知信号に基づき商品Mの検知を行う。
なお、商品検知器5としては、たとえば、特開平6−198253号公報に記載の物品検出器を採用することができる。
前記計量手段6は、たとえば、ロードセルのような重量検出手段を備えており、計量コンベヤ12(図4(b))上の商品Mの重量信号を制御部30に送信する。制御部30は、前記重量信号に基づき、商品Mの重量を算出する。
ラベル貼付装置7は、図4(b)に示すように、貼付コンベヤ13の上方に設けられており、ラベルの印字および商品Mへの当該ラベルの貼付を行う。
図5(a)に示すように、ラベル貼付装置7は、ラベルの印字を行うラベル発行手段71と、発行されたラベルを商品Mに貼付するラベル貼付手段72とを備えている。
制御部30は、CPU31およびメモリ32を備えている。
CPU31は、比較手段31aおよび価格演算手段31bの機能を備えている。
メモリ32には、検出記憶部32a、商品情報記憶部32bおよび閾値記憶部32cが設けられている。
なお、前述のように、同一種類の商品Mであっても、その重量に応じて単価が異なる商品Mには、同一の包材No. について重量範囲ごとに異なる単価がそれぞれ関連付けられて記憶されている。
ここで、図1(a)および図2(a)に示すように、包材Mwの種類ごとに色および模様が異なるので、該模様を構成する各色ごとの検出スポット数が異なる。そのため、図5(a)の比較手段31aが、検出記憶部32aから各色ごとに前記検出スポット数を読み出し、各色ごとに、当該検出スポット数を閾値記憶部32cに記憶されたスポット数の範囲と比較することにより、一致する包材No. を検索して特定することができる。
したがって、比較手段31aの機能を有するCPU31は、色の配分ごとの検出スポット数に基づいて包材の種別を特定する特定手段を構成している。
ラベル貼付装置7は、当該印字内容に基づきラベル発行手段71にラベル発行を行わせると共に、ラベル貼付手段72に所定のタイミングで当該商品Mの包材Mwに当該ラベルを貼付させる。
つぎに、本装置の動作について説明する。
まず、商品Mを搬送せずに、商品の特定の部位をカラーセンサ4に読み取らせ、カラーセンサ4の色条件記憶部40c(図6(b))に各包材Mwの模様を構成する色No. についての設定登録を行う。
ついで、本装置で計量値付を行う商品の模様を構成する色のスポット数の設定を行うための登録を行う。
オペレータが計量値付装置3に所定の操作を行い、図5の閾値記憶部32cに記憶させる包材No. を指定すると、包材登録モードがスタートする。
前記包材の登録後、オペレータが計量値付装置3に所定の操作を行い、前記CPU31を計量値付モードに設定した後、包装計量値付システムをスタートさせる。前述のように、本システムの稼働時には、包材の種別が互いに異なる包装済の商品Mが入り混じった状態で図4の搬送コンベヤ2から計量値付装置3に導入される。
その後、価格演算手段31bが、前記包材No. と前記重量とに基づき、商品情報記憶部32bから、当該包材No. で、かつ、当該重量範囲に合致する商品の単価を読み出し、当該単価に前記重量を乗算して商品Mの価格を算出する。
したがって、本システムでは、計量値付装置3を用いることにより、複数の包装機1に対して1台の計量値付装置3で計量値付が可能となる。
ところで、図2(a),(b)に示すように、異なる種類の包材Mwであっても、スポット数が一致してしまう模様の包材がある。
また、図7(a)に示す“包材No. 04”と“包材No. 05”の場合には、検出スポット数が、例えばオレンジ3、白5、黄2のときに、両包材Mwのスポット数の範囲内であるため、包材Mwの判別を行うことができない。
ところで、図1(a),(b)のように、商品Mの大きさのバラツキが大きいと、閾値記憶部32cに記憶される前記色ごとのスポット数のバラツキが大きくなり、前記検出スポット数が複数の種類の商品に当てはまり、商品Mの種類の判別が難しくなる。
このように、包材の局所的ないし一部の領域A1のみのスポット数の情報を採用することにより、包材全体では判別が困難な場合でも商品の種類の判別を行うことができる。
また、検出手段としては、カラーセンサの代わりにCCDカメラを用いてもよい。
ここで、従来では、カメラでラベルを撮影し、画像処理によってラベルの良否を検査するラベル検査装置において、カメラで画像を撮影するタイミングは、検査対象物の位置を検査する「位置検出センサ」を別途設置して、その出力信号を元に決定するか、手動で「画像撮影」ボタンを押すかのどちらかであった。これでは、位置検出センサを別途、設置する場合はコストがかかるし、手動で「画像撮影」ボタンを押す場合は、わずらわしさが出てくる。
1.待機中(照明OFF中)、明度が閾値より下がれば、検査対象物がカメラの下に来たと判断する。(検査対象物がカメラの下に来たら、検査対象物で外光が遮られる為、明度が下がる)→検査対象物がカメラの下に来たと判断すれば照明を付ける。
2.検査中(照明ON中)、明度値は閾値より下がれば、検査対象物がカメラから外れた(フレームアウト)と判断する。(検査対象物が抜けると、照明の光が検査対象物で反射しなくなる事により、反射光がカメラに届かなくなる為、明度が下がる)→検査対象物がカメラから外れたらに来たと判断すれば照明を付ける。
ところで、カメラでラベルの画像を撮像し、画像処理にて印字済のラベルの印字内容を検査するラベル検査装置がある。かかる検査装置において、ラベルの印字を行う処理が2段階以上に分かれていて、それぞれの段階で印字された内容に関連性がある場合、個々の印字内容については検査を行っているが、その関連性の検査は行われていなかった。
たとえば、図11(b)に示すように、消費期限や加工日、価格、内容量などの項目名と、当該項目名にそれぞれ対応する内容とを印字する場合には、まず、図11(a)に示すように、前記各項目名が予め印字され、その後、当該項目名に対応する内容がサーマル印字される。前記サーマル印字後、カメラで撮像されたラベルの印字内容に基づいてラベルの印字内容が検査される。
特に、図11(c)に示すように、サーマル印字がズレることで、消費期限が空欄になると共に、加工日が消費期限に対応する印字内容の「05.10.07」のように印字される事もあるため、不合格と判断すべきである。
すなわち、図11(d)に示すように、たとえば、第1段階での印字内容である「消費期限」文字の右側に網点で示す許容範囲を予め登録しておき、検査時に当該内容印字領域に消費期限に対応する日付データが印字されているか否かの判別を行う。当該内容印字領域に印字がなされていない場合には、不合格とする。
同様に、加工日、価格および内容量についても破線で示す許容範囲を登録しておき、検査時に当該許容範囲に当該項目名に対応する印字内容が印字されているか否かの判別を行ってもよい。
従来より、法律で印字が義務付けられた家畜の個体識別番号の印字は、以下の方法で行われている。
まず、入荷した塊肉を切り分けた際、個体識別番号(バーコード)が印字された継承ラベルを発行して貼り付ける。
つぎに、値付作業時に、前記継承ラベルのバーコード(個体識別番号)をラベラーで読み込み、個体識別番号が印字されたラベルが1つ1つの商品に貼り付けられる。
しかし、かかる従来の方法では、個体識別番号の印字が完全にオフライン運用されている為、ラベル検査装置が上位ホストから正しい個体識別番号を受け取るのは不可能であり、機械(ラベル検査装置)での個体識別番号の検査を行うことができない。
そのため、個体識別番号が印字されていない商品や、誤った個体識別番号が印字されたラベルが貼付された商品が出荷されるおそれがあり、罰則や信用失墜という重大な損害が生じるおそれがある。
商品生産ラインに設置し、コンベヤ搬送中の商品のラベルを検査するライン型ラベル検査装置(以下、「ライン型ラベル検査装置」という)の場合。
1.ライン型ラベル検査装置の前段に設置したラベラーもしくは上位のホストコンピュータと連動し、通信によって個体識別番号の印字の有無、および個体識別データを取得して検査を行う。
2.ライン型ラベル検査装置の前段に設置したラベラーもしくは上位のホストコンピュータと連動し、通信によって個体識別番号の印字の有無情報のみを取得し、個体識別番号の印字の有無(必要があればC/D)の検査を行う。
3.ライン型ラベル検査装置の前段に設置したラベラーや上位ホストコンピュータと連動せず、ラベル検査装置内部に登録した個体識別番号の印字の有無情報を元に、個体識別番号の印字の有無(必要があればC/D)の検査を行う。
4.上位のホストコンピュータと連動し、通信によって個体識別番号の印字の有無情報を取得、もしくは、ラベル検査装置内部に登録した個体識別番号の印字の有無情報を取得する。そして、固定識別番号の印字が必要な商品を検査する場合は、商品を運ぶ箱(コンテナ)等に貼り付けられた継承ラベルをスキャンする指示がラベル検査装置の画面に表示される。オペレータが継承ラベルをスキャンすることにより、個体識別番号データを取得し、商品の個体識別番号の検査を行う。
このように、個体識別番号の検査を行うことにより、人間の検査による検査ミスをなくし、出荷商品の品質を高めることができる。
ところで、はかりは、外乱による振動をデジタルフィルタなどによって平滑化し、重量データ(DC成分)を取り出すのが一般的である。
従来では、フィルタリングによって、一定触れ幅以内に収まらなければ不安定として計量不可と判断するだけの使われ方が多く、原因として外部からの振動などが考えられる、といった形で理由付けするが、それらを常時監視する機能は搭載されていない。
これは、ハカリ本体に加速度センサなどを配置することで解決できる課題であるが、センサ、センサまでのハーネス、ブラケット、I/Oなどの部品が必要となるため、コストが上昇する。
このため、センサ(はかりにおける安全回路)を備えた機物はあまり世にでてこなかった。
しかし、実際の現場では、運搬車の移動に伴う一時的な振動や、作業者が計量機に無意識に接触しているケース、品物の乗り継ぎが悪く加振状態になっている、など、さまざまな突発振動が入ることがある。
これらは今のシステムでは判別できず、計量不安定として処理されたり、誤計量されている可能性もある。
このとき、Gセンサが基板の取り付けビス近傍に配置されるよう、実装パターン設計する。
基板は、シャーシ上に装着されるが、このとき基板とシャーシを結合する結合部材に振動伝達関数の高い金属部品を用いる。
上記センサで過度の振動が検知された場合、ロードセルを保護するため、自由端をロックするロック機構(電磁ロックなど)を備える。
上記センサで過度の振動が検知された場合、正しく検査が行えなくなる可能性があるため、強制的に運転を停止し、上流装置も止める処理を働かせる。
はかり基板に直接実装するため、Gセンサのみを独立に配置するより大幅にコストダウンになる。
このセンサがフレーム→電装シャーシを経由して伝わってくる振動をキャッチすることにより、計量機が正しい環境で使用できているかどうかを区別でき、より正確な検査が可能となる。
外部から大きな衝撃が加わったとき、セルの強制保護機構を働かせ、セルの故障を防ぐ(ハードディスクの保護機能と同じ役割)。
外部や床から大きな衝撃を検知したときにラインを緊急停止させ、確実な検査を担保する(「セーフロック機能」)。
ところで、従来のリンゴ等の選別において、選果場で高速に処理する装置以外、農家が自家選別する場合、外観は目視、ランクサイズは秤等での重量選別、内部の蜜は最近簡易の蜜入りセンサを利用することが多い。このためそれぞれが作業工程としてわかれ、多くの労力を要している。
ところで、従来では、農産物の選別において、重量センサで計っていないタイプ(形状をカメラで捉える)の場合、階級選別精度が悪い。選別精度が悪いものを数個切り出しをした場合、歩留りが極端に悪くなるかマイナス計量が発生する事が多い。
1個づつ整列させた排出レーンの最終端で各1個同時排出させる。
各レーンの個数バラ付きによって空レーンが生じた場合には、残りのレーンと空レーン(必要レーン)に一番近いレーンを選択する機能も有する。
たとえば、前述の包装計量値付システムでは、図3に示すように、計量値付装置3を2台設けたが、1台であってもよいし、3台以上であってもよい。
また、包装機は2台以上であればよい。
さらに、1台の計量コンベヤに対し、ラベル発行手段およびラベル貼付手段からなるラベル貼付装置を2台以上設けてもよいし、商品の底部にラベルを貼付するようにしてもよい。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲のものと解釈される。
2:搬送コンベヤ
3:計量値付装置
4:カラーセンサ(検出手段)
12:計量コンベヤ
31:CPU(特定手段)
31a:比較手段
31b:価格演算手段
32a:検出記憶部
32b:商品情報記憶部
32c:閾値記憶部
40a:色判別手段
42:受光素子
71:ラベル発行手段
72:ラベル貼付手段
A1:第1の領域
A2:第2の領域
M:商品
Mw:包材
S:スポット
Claims (5)
- 複数種類の包材のうちの1種の包材により包装された包装済の商品を搬送しながら当該商品の重量を計量する計量コンベヤと、
商品を包装した状態の包材を特定するために当該包装状態の包材を検出する検出手段と、
前記検出手段からの検出値に基づいて当該包材の種別を特定することで、当該包材に包装された商品の種別を特定する特定手段と、
前記商品の種別ごとに少なくとも各商品の単位重量当りの単価を記憶する商品情報記憶部と、
前記特定された商品について読み出された前記単価と前記計量された重量に基づいて当該商品の価格を求める価格演算手段と、
前記価格をラベルに印字して発行するラベル発行手段と、
前記価格の印字されたラベルを前記商品に貼付するラベル貼付手段とを備え、
前記検出手段は、搬送中の包材の表面のスポットから反射された光を受光する受光素子と、前記受光素子が受光した光に基づいて当該スポットが予め設定された色か否かを判別する色判別手段とを有し、
前記特定手段は、1つの包材についての複数のスポットについて前記色判別手段が判別した色ごとの検出スポット数を記憶する検出記憶部と、予め包材ごと、かつ、色ごとに設定されたスポット数の閾値を記憶する閾値記憶部と、前記検出記憶部に記憶された検出スポット数と前記閾値記憶部に記憶されたスポット数とを、色ごとに比較して包材の種別を特定する比較手段とを備えた計量値付装置。 - 請求項1において、
前記商品情報記憶部には、同一の包材により包装される商品について重量範囲ごとに互いに異なる単価が設定記憶されており、
前記特定手段により特定された包材の種別と前記計量コンベヤで計量された重量とに基づいて前記商品の単価が前記商品情報記憶部から読み出されて、商品の価格が演算されるようにした計量値付装置。 - 複数種類の包材のうちの1種の包材により包装された包装済の商品を搬送しながら当該商品の重量を計量する計量コンベヤと、
商品を包装した状態の包材を特定するために当該包装状態の包材を検出する検出手段と、
前記検出手段からの検出値に基づいて当該包材の種別を特定することで、当該包材に包装された商品の種別を特定する特定手段と、
前記商品の種別ごとに少なくとも各商品の単位重量当りの単価を記憶する商品情報記憶部と、
前記特定された商品について読み出された前記単価と前記計量された重量に基づいて当該商品の価格を求める価格演算手段と、
前記価格をラベルに印字して発行するラベル発行手段と、
前記価格の印字されたラベルを前記商品に貼付するラベル貼付手段とを備え、
前記商品情報記憶部には、同一の包材により包装される商品について重量範囲ごとに互いに異なる単価が設定記憶されており、
前記特定手段により特定された包材の種別と前記計量コンベヤで計量された重量とに基づいて前記商品の単価が前記商品情報記憶部から読み出されて、商品の価格が演算されるようにした計量値付装置。 - 請求項1ないし3のいずれか1項において、
前記包材は流れ方向の所定の第1および第2の領域を有し、
前記特定手段は、前記第2領域からの検出スポット数の情報を不採用とし、前記第1領域からの検出スポット数の情報を採用して、包材を特定する計量値付装置。 - 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の計量値付装置と、
前記計量値付装置の上流に配置され、各々、所定の包材を用いて内容物を包装する複数台の包装機と、
前記複数台の包装機で包装された互いに異なる商品が入り混じった状態で搬送する搬送ラインとを備えた包装計量値付システムであって、
前記包材の種別が互いに異なる包装済の商品が入り混じった状態で、当該商品が前記搬送ラインから前記計量値付装置に導入される包装計量値付システム。
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