JP3184137B2 - 青果物の選別方法 - Google Patents
青果物の選別方法Info
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Description
ーな受皿に載せられた青果物を搬送する途中に青果物の
所定項目を計測し、該計測した結果に基づき、青果物を
受皿ごと所定の仕分区分で仕分け排出するための青果物
の選別方法に関する。
受皿を搬送する搬送手段(選別コンベア)に沿って計測
部と仕分け部とを配置し、計測部で青果物の所定項目を
計測した結果から仕分区分を判定し、該判定した仕分区
分に対応して仕分部に設けられた排出作動装置に、計測
部での計測時点からの青果物入り受皿の搬送移動と同期
させて仕分け排出信号を送り、青果物を受皿ごと仕分け
排出する方式が周知である。
っては、搬送手段に沿って配置する計測部と仕分け部と
の距離を長くせざるを得ない場合がある。
は、仕分け排出する際に、計測部での計測時点からの青
果物入り受皿の搬送移動と同期して排出作動装置に仕分
け排出信号を送るものであるので、上記の場合のよう
に、計測部と仕分け部との距離が長いと、受皿に対する
排出作動装置の作動タイミングがズレることが生じ、こ
れにより、排出作動装置部でトラブルが発生したり、所
定の排出位置に仕分け排出されないこと(誤選別)が発
生したりするという問題があった。
れたものであり、排出作動装置部でのトラブルや誤選別
の発生を防止することのできる青果物の選別方法を提供
することを課題とする。
に、本発明の青果物の選別方法は、計測部と仕分け部と
をその搬送路に沿って有し且つ該計測部と仕分け部との
距離が比較的長い搬送手段により、個々に固有情報を有
し搬送面上でフリーな多数の受皿に載せられた青果物を
搬送方向にランダムな間隔で搬送し、搬送途中に前記計
測部で受皿の固有情報を読み取ると共に受皿上の青果物
の所定項目を計測し、該計測の都度、演算処理装置によ
り、該計測結果から青果物の仕分区分を判定して該判定
した仕分区分を当該青果物が載せられた受皿の固有情報
と対応させて記憶し、前記仕分け部の直前の位置に配置
した仕分け読取装置により、該位置に前記ランダムな間
隔で搬送されてくる青果物入り受皿の固有情報を読み取
り、前記演算処理装置に該読み取った固有情報と対応さ
せて記憶されている仕分区分の読み出しを行い、この読
み出した仕分区分に対して割り当てられた排出作動装置
に、前記仕分け読取装置による読み取り時点からの青果
物入り受皿の搬送移動と同期して仕分け排出信号を出力
し、青果物を受皿ごと仕分け排出することを特徴とする
ものである。
〜図17)に基づいて説明する。
装置の概略平面図。図2は同青果物選別装置の一部を省
略した側面図であり、図1及び図2を用いて先ず選別装
置全体の構成の概要を説明する。
ずつ載せるための多数の受皿10と、この受皿10を搬
送面上でフリーな状態で且つ搬送方向にランダムな間隔
で搬送するためのコンベア装置15とから構成されてい
る。このコンベア装置15は、上流側から供給部15
1、計測部152、仕分け部153の各部が搬送路に沿
って設けられており、計測部152と仕分け部153と
は隣接せず、比較的離れて配置されている。尚、多数の
受皿10の夫々には、個々の受皿10を識別できる固有
情報としての固有のコード番号(背番号)が後述の色標
13により付与されている。
られた読取計測手段であり、受皿10の固有情報を読取
る読取装置21と内部品質検査装置22と撮像手段23
とから構成されている。
3は、前記内部品質検査装置22と撮像手段23とによ
り受皿10上の青果物100の所定項目(後述の反射光
量及び形状寸法、外観表面状態)を計測した結果に基づ
いて仕分区分を判定し、この仕分区分を当該青果物10
0が載せられている受皿10の固有情報と対応させて記
憶しておき、仕分けに際し、受皿10の固有情報から仕
分区分の読み出しを行い、仕分け排出信号を出力する如
く構成する。
部153の直前の位置に設けられ、この位置に前記ラン
ダムな間隔で搬送されてくる受皿10の固有情報を読取
る仕分け読取装置である。尚、この仕分け読取装置は、
図1、図10、図14、図17では符号4aとして示し
ている。
各仕分区分毎に夫々設けられた排出作動装置である(図
10、図14では一部を符号5aとして示している)。
れ、対応する排出作動装置5によりコンベア装置15上
から排出される青果物100入り受皿10を、所定方向
に搬出し貯溜するための搬出貯溜手段である。
仕分区分とは、図例では、青果物100の内部品質とし
ての熟度(熟成度)や、青果物100の表面の色付き程
度としての着色度や、色の均一性、変形、変色等の等級
判定要素から得られる等級や、青果物100の大きさと
しての階級を示す。
給部151からコンベア装置15で搬送されて計測部1
52でその所定項目が計測された青果物100入り受皿
10は、該青果物100の熟度が未熟及び過熟のものに
ついて先にコンベア装置15上から排出され、適熟果入
り受皿10のみが下流側に搬送される。そしてこの適熟
果入り受皿10を階級別に等級及び着色区分が混在した
まま排出して貯溜し、更にこの等級及び着色区分が混在
したまま排出された青果物100入り受皿10を、等級
別に着色区分が混在したまま排出する。そして最後に着
色区分が混在したまま排出された青果物100入り受皿
10を着色区分別に排出して仕分ける。
る。
とからなるもので、受皿10とコンベア装置15とは固
定されず、受皿10をコンベア装置15の搬送面上でフ
リーな状態で且つ搬送方向にランダムな間隔で搬送する
如く構成している。
で搬送するのに適合した幅の搬送面を有するものでチェ
ンコンベア、ローラコンベア、ベルトコンベア等用いる
ことができる。図例では直線状に構成したが、これに限
定するものではなく、屈曲自在なコンベアを用いて水平
屈曲、傾斜等任意な搬送形態を用いることができる。
選別処理量によってこれと異なる複数条で構成すること
もできる。
説明する。
おり、上面の中央部には、青果物100を安定した状態
で載せるため凹んだすりばち状の載せ部11が形成され
ている。この受皿10の形状及び載せ部11の形状は、
図例に限定するものではなく、方形及び多角形の平面形
状であってもよく、載置する青果物100に応じて設定
することが好ましい。
あり、この周壁12の内面を後述する排出作動装置5の
係合部材512と係合する係合部121としている。
るための色彩の付いた色物体としての色標であり、該色
標13は、円形状の受皿10の一部(胴回り等)に、弾
性を有する部材等によりリング状に形成されて着脱自在
に嵌め込まれている。この図例で用いる色標13は、図
5の色別番号対照表に示す如く0〜9の数字の夫々が、
異なる十種の色と対応するように設定して色分けされて
いる。このように設定することにより例えば123の数
を表示する場合は、赤、橙、黄の順で色標13を配置す
れば番号が表示できる。
標13を多数用意しておけば、所望の数の番号を、色標
13を一つ又は複数配置するだけで容易に表示できる特
徴を有する。
使用する多数の受皿10に夫々固有情報としてコード番
号を付けることができる。
たことにより、受皿10の搬送姿勢(方向)を制限する
ことなく、また、容易に集合させたり、分散させたりで
きる。
色標13とを組み合わせたことにより、読取のために方
向を制限する必要がなく、搬送ラインの制御が容易に行
える。
号表示する如くなしたが、例えば、二進法の如く二種の
色の組み合わせでも表示できる。
黒までの色変化を十段階に設定して構成することもでき
る。
て個々の受皿10に固有のコード番号を付けたが、バー
コードで固有情報を付与してもよい。
る手段および色標13を読取る装置にカメラ等の光学的
撮像手段を用いる場合、反射光がカメラのセンサーに殆
んど向かないようにするため黒色にすることが好まし
い。
視四角形に形成されており、係合部121を有する周壁
12の外面に、色帯や色板等で構成した色標13を所定
の配置で貼り付けてコード番号を表示している。
ず色付きのピンやコマ等各種の形状で構成することがで
きる。
3によって表示される受皿10の固有情報を読み取るた
めの読取装置21と、青果物100の内部品質(熟度、
糖度)、図例では熟度を計測検査するための内部品質検
査装置22と、青果物100の形状寸法及び外観表面状
態を撮像する撮像手段23とを配置して構成している。
この配置の順番は図例に限らず前後に入れ換わってもよ
い。
えば、固体撮像素子を用いたカラーカメラをコンベア装
置15の搬送路の側方に設置し、受皿10の色標13を
撮像する如く構成する。
まれるクロロフィルの消失が成熟度と高い相関があるこ
とを応用したもので、クロロフィルの特定光領域におけ
る吸収帯を利用してこの吸収帯における反射光量を計測
する如く構成する。
する光を照射したときの青果物100からの反射光量に
基づき内部品質としての熟度に係わる数値を計測する如
く構成する。
装置220を説明するためのブロック図であり、このブ
ロック図によれば、特定波長領域を包含する光源221
からの光は、投光ファイバー222によって導かれて青
果物100を照射し、該照射したときの青果物100か
らの反射光は受光ファイバー223によって伝送されて
分光されフィルターA、フィルターBを通過する。尚、
フィルターAは、クロロフィルの含量に対して反応しな
い波長帯域の光を通過させるためのフィルターであり、
フィルターBは、クロロフィルの含量に対して反応する
波長帯域の光を通過するためのフィルターである。これ
らフィルターを通過した2波長帯域の光に基づく出力値
を所定の演算式にあてはめてクロロフィルの消失度合を
計測値として数値化することができる。
搬送手段1のコンベア装置15の搬送路の上方所定位置
にカメラ装置231と照明装置232とを組み合わせて
光学的撮像手段を構成している。
案して公開された特開昭63−42411号公報の技術
を用いて、青果物100の形状寸法や外観表面状態を計
測する如く構成することができる。
送路の上方所定位置にカラーセンサカメラ231aを設
置すると共に、搬送路の側方に反射ミラー233を設置
した例であり、このように構成すれば一台のカラーセン
サカメラ231aで青果物100の上面画像と受皿10
の色標13とを撮像することができる。
1、内部品質検査22、撮像手段23)から出力される
信号は、演算処理装置3の演算部31へ入力されるよう
に回路が構成されている。
演算処理回路を有しており、図10に示す如く演算部3
1と仕分け制御部32とから構成されている。
び仕分け読取装置4(4a,4b,4c)により受皿1
0の色標13を撮像した結果に基づき、受皿10の固有
情報としてのコード番号を出力するためのコード番号抽
出回路310a,b,c,dと、カメラ装置231から
出力される計測信号を予め設定した等級、階級、着色度
の仕分区分値(設定値)と比較してそれぞれの仕分区分
(等級、階級、着色度)を判定する比較判定回路315
と、内部品質検査装置22の光分析処理装置220から
出力される信号を予め設定した熟度の仕分区分値(設定
値)と比較して熟度を判定する比較判定回路316と、
前記コード番号抽出回路310aからのコード番号と仕
分区分(熟度、等級、階級、着色度)とを対応させて記
憶するアドレスメモリ317とを備えている。
c,dについて、その概略を示すブロック図(第11図
参照)を用いて説明する。
b,c,dのそれぞれは、同一のものなので、310a
の符号で示されるコード番号抽出回路を用いてこのコー
ド番号抽出回路について説明する。
によって、受皿10の色標13を撮像したときの色情報
は、フォトダイオードを有する色識別素子311により
R・G・Bの三原色に色分解されて夫々の色別信号が出
力される。この色別信号はA/D変換されてCPUを内
蔵するコード化演算部312に入力されると、該コード
化演算部312は、所定の計算式に基づく演算を行って
各色標13の色判定が行われ、この各色標13の色判定
結果を基準コード色と比較してコード番号(固有情報)
を出力するようになっている。
例では演算装置3の回路内に含む如く構成したが、読取
装置21(又は仕分け読取装置4)と一体構造に組み合
わせてコード番号を出力する如く単独に構成してもよ
い。
回路は、前記読取装置21から入力される信号からコー
ド番号(固有情報)を抽出するもので、抽出したコード
番号は、前記アドレスメモリ317へ入力されるように
なっている。そして、このアドレスメモリ317は、受
皿10上の青果物100の仕分区分を当該青果物100
が載せられた受皿10のコード番号と対応させて各アド
レス毎に記憶するようになっている。
示されるコード番号抽出回路は、後述する第一の仕分け
読取装置4a、第二の仕分け読取装置4b、第三の仕分
け読取装置4cとそれぞれ接続されていて、各仕分け読
取装置4a,4b,4cから入力される信号から、それ
ぞれコード番号を抽出してこの信号を後述する熟度・階
級読出部320、等級読出部321、着色度読出部32
2へ入力されるようになっている。
分読取装置4aからコード番号抽出回路310bを介し
て入力されるコード番号により、前記アドレスメモリ3
17に記憶されている熟度・階級の仕分区分を読み出す
熟度・階級読出部320と、第二の仕分読取装置4bか
ら入力されるコード番号により、前記アドレスメモリ3
17に記憶されている等級の仕分区分を読み出す等級読
出部321と、第三の仕分読取装置4cから入力される
コード番号により、前記アドレスメモリ317に記憶さ
れている着色度の仕分区分を読み出す着色度読出部32
2と、前記読み出した熟度・階級の仕分区分から熟度・
等級別の仕分け排出信号を出力する排出制御回路323
と、同様に等級の仕分区分から等級別の仕分け排出信号
を出力する排出制御回路324と、同様に着色度の仕分
区分から着色度別の仕分け排出信号を出力する排出制御
回路325とを備えている。
の動作の説明で詳述する。
は、前記読取装置21と同様の装置を用いることがで
き、所定の仕分区分で仕分けるため各仕分け部の直前の
位置に夫々設けられている。
記仕分け部153の直前の位置に設けられて、熟度・階
級の読み出し用として用いられている。前記第二の仕分
読取装置4bは、後述する第二仕分け部70の直前の位
置に設けられ、階級別に等級および着色区分が混在した
まま排出された青果物100を、等級別に着色区分が混
在したまま仕分けるための等級読出部として用いられて
いる。前記第三の仕分読取装置4cは、後述する第三仕
分け部80の直前の位置に設けられ、等級別に着色区分
が混在したまま排出された青果物100を、着色区分別
に仕分けるための着色度の読出用として用いられてい
る。
を図12、図13を用いて説明する。
2のA−A線に沿った断面図である。
a,b,c…は突出可能な係合部材512を有する係合
装置であり、該係合装置511a,b,c…は回転テー
ブル501の回転部513を中心として該回転テーブル
501の周縁部に所定数均等に配設している。係合部材
512は、一側を支点ピン514によって回転テーブル
501の一部に軸支された作動杆515の他側に突出し
て設けられている。516は鉛直方向に設けられたロッ
クロッドであり、スプリング517を介してホルダー5
18に上下動自在に嵌装している。このロックロッド5
16の下部は連結ピン519により前記作動杆515と
連結されている。520はラッチアームであり、前記ホ
ルダー518の一部にネジリスプリング521を介して
支点ピン522によって軸支されている。そして係合装
置511の非作動時は前記ロックロッド516の係止部
516aと該ラッチアーム520の係止部520aとが
噛み合う如くなして、前記作動杆515を想像線(二点
鎖線)の位置で待機させている。
524と作動レバー525とを組み合わせて構成してお
り、この作動レバー525の先端部525aは、前記ラ
ッチアーム520の一部に接触する如くソレノイド52
4の位置が設定されている。526は支持軸であり、前
記ソレノイド524が受け台524aを介して取り付け
られると共に、前記回転テーブル501を軸受け527
を介してブラケット528に固定されている。
ター等が用いられ、ベルト530を介して前記回転テー
ブル501を回転駆動させている。そしてこの駆動装置
529の回転速度は、前記搬送手段1のコンベア装置1
5の搬送速度と回転テーブル501の周速とが略同速に
なるように設定されている。
テーブル501が回転する途中の所定位置に配置され、
前記ロックロッド516の一部に接触して受皿10の係
合部121と係合している前記係合部材512を定位置
(下降した位置)に復元させて受皿10との係合を解除
させるように設けられている。
置3から青果物100入り受皿10の搬送移動と同期し
て出力される仕分け排出信号により係合作動装置523
のソレノイド524が通電されると、作動レバー525
が下方へ押されてラッチアーム520の一部を叩き、ロ
ックロッド516と該ラッチアーム520との係合を解
放する。そして、係合が解放されたロックロッド516
がスプリング517により上方へ突出すると、このロッ
クロッド516に連結した作動杆515の係合部材51
2が受皿10の周壁13内側に突出して係合部121と
係合する。そして係合部材512により係合された状態
の受皿10は、回転テーブル501の回転力により搬送
手段1上から後述する搬出コンベア55上へ排出され、
搬出コンベア55上に受皿10が乗り移ったとき係合解
除レール531により係合部材512と受皿10の係合
部121との係合が解除されて、青果物100入り受皿
10は後述の搬出コンベア55で所定方向へ運ばれる。
るものではなく、例えばシリンダやソレノイド等を用い
て受皿10を直接側方へ押し出す方式やまたは切り換え
レバーやアーム式分岐装置等公知の仕分け装置を用いる
ことができ、搬送手段1の処理量や青果物100の種類
に応じて適宜な機構の装置を設置することが好ましい。
又は5aにより搬送手段1上から排出された青果物10
0入り受皿10を、図14に示す如く搬出貯溜手段6上
に移送するための接続コンベア用として設けられてい
る。
ルでもよく、更に図例では後述の搬出貯溜手段6と前記
搬送手段1とを接続するために用いたが、特に限定する
ものではなく搬出貯溜手段6と一体に構成することもで
きる。
トコンベア、滑走台等が用いられる。図例では図15に
示す如く搬出コンベア55に傾斜コンベアを接続して設
けると共に、終端部の所定長さを平面状に構成してい
る。
段6の終端部に直交する方向に接続して設けられてい
る。この第二搬送手段7は前記搬送手段1のコンベア装
置15と同様のコンベアを用いることができる。また、
下流側の第二仕分け部70には青果物100を等級別に
第二搬送手段7上から仕分けるための排出作動装置5b
が等級別に夫々配置されている。そして、この第二仕分
け部70の直前の位置には仕分け読取装置4bが第二搬
送手段7の搬送路側方に配置されている。
段7と同様の構成で、下流側の第三仕分け部80には、
青果物100を着色区分別に第三搬送手段8上から仕分
けるための排出作動装置5cが着色区分別に夫々配置さ
れている。そして、この第三仕分け部80の直前の位置
には前記同様の仕分け読取装置4cが第三搬送手段8の
搬送路側方に配置されている。
排出作動装置5cに夫々対応して設けられ、各排出作動
装置5cから着色区分(A,B,C)別に排出される青
果物100入り受皿10を夫々着色区分別に貯溜するも
ので、アキュームレート可能なローラコンベアやチェン
コンベア等で構成することができる。
り、この自動箱詰装置10は、前記貯溜装置9の終端部
に配置したもので、分布率が高く集中して仕分けられる
仕分区分に対して配置することが好ましい。
10上から青果物100を吸着して取り上げ移動して、
所定位置で待機する空箱15へ収容する真空吸着式の取
り上げヘッド102と、空箱15を上昇待機させると共
に青果物100が収容されて箱詰めされた製品箱200
を降下させる昇降リフト103とを組み合わせて構成す
ることができる。
られない仕分区分には、箱詰め台等を配置して人手等に
より箱詰めすることもできる。
00を製品搬送コンベア17へ合流させるための搬出コ
ンベアである。これら各コンベアは公知の搬送技術を用
いて構成することができる。
皿搬送手段であり、ローラコンベアや滑走台等を下り傾
斜に配置し、青果物100が取り上げられて空になった
受皿10を、第三搬送手段8の下方に設けた空受皿回収
コンベア19へ合流搬送する如く構成されている。
手段8、第二搬送手段7、搬出貯溜手段6及び搬送手段
1の下方に搬送方向を逆にして設けられ、終端部19は
前記搬送手段1の始端部に接続されて空の受皿10の自
動回収ラインが構成されている。
10のブロック図を用いて説明すれば、搬送手段1によ
り搬送面上にフリーな状態で且つ搬送方向にランダムな
間隔で搬送される受皿10上の青果物100は、内部品
質検査装置22と撮像手段23とにより青果物100の
内部の情報(青果物100からの反射光)と外部の情報
(形状寸法と外観表面状態)とが計測されて夫々の計測
値が計測信号として演算処理装置3の演算部31へ入力
されると共に、読取装置21により当該青果物100が
載せられた受皿10の色標13が読取られてコード番号
抽出回路310aにより当該受皿10の固有情報として
のコード番号が抽出され、その信号が演算部31のアド
レスメモリ317へ入力される。
ら入力された計測信号に基づいて比較判定回路315に
より、青果物100の仕分区分としての等級、階級、着
色度を判定すると共に前記内部品質検査装置22から入
力された計測信号に基づいて比較判定回路316により
当該青果物100の仕分区分としての熟度を判定する。
度)は、判定される都度、当該青果物100が載せられ
た受皿10の前記コード番号と対応させてアドレスメモ
リ317に記憶される。
(熟度、階級、等級、着色度)と受皿10のコード番号
(固有情報)とが対応されてアドレスメモリ317に記
憶済みの青果物100入り受皿10は、搬送手段1によ
りランダムな間隔で搬送される途中に、仕分け部153
の直前の位置に設けられた第一の仕分け読取装置4aに
より、色標13が読み取られてその色情報がコード番号
抽出回路310bへ入力される。このコード番号抽出回
路310bは、入力された色情報に基づいて当該受皿1
0のコード番号を抽出し、その信号を熟度・階級読出部
320へ入力する。熟度・階級読出部320は、入力さ
れたコード番号に基づいてアドレスメモリ317に記憶
されている仕分区分(熟度・階級)を読み出し、この仕
分区分(熟度・階級)の信号を排出制御回路323へ送
る。排出制御回路323は、入力された仕分区分(熟度
・階級)の信号に基づいて熟度・階級別の仕分け排出信
号を該当する排出作動装置5へ受皿10の搬送移動と同
期させて出力する。この排出制御回路323は、熟度が
過熟および未熟のものについては階級仕分けの前に優先
的にコンベア装置15上から受皿10ごと仕分ける如く
過熟、未熟別の仕分け排出信号を該当する排出作動装置
5へ受皿10の搬送移動と同期させて出力すると共に、
適熟な青果物100入り受皿10を階級別に仕分ける如
く階級別の仕分け排出信号を、該当する排出作動装置5
aへ受皿10の搬送移動と同期させて出力する。
する排出作動装置5aが作動すると、青果物100を受
皿10ごとコンベア装置15上から階級別に仕分け排出
することができる。これにより、コンベア装置15上か
ら排出される青果物100入り受皿10は、階級別に設
けられた貯溜装置6上に等級および着色区分が混在した
まま貯溜される。そして、この貯溜装置6の終端部から
第二搬送手段7上へ送られた青果物100入り受皿10
は、第二搬送手段7で搬送される途中に、第二仕分け部
70の直前の位置に設けられた第二の仕分け読取装置4
bにより、色標13が読み取られてその色情報がコード
番号抽出回路310cへ入力される。このコード番号抽
出回路310cは、入力された色情報に基づいて当該受
皿10のコード番号を抽出し、その信号を等級読出部3
21へ入力する。等級読出部321は、入力されたコー
ド番号に基づいて前記アドレスメモリ317に記憶され
ている等級を読み出し、この等級の信号を排出制御回路
324へ送る。排出制御回路324は、入力された等級
の信号に基づいて等級別の仕分け排出信号を、該当する
排出作動装置5bへ受皿10の搬送移動と同期させて出
力する。
する排出作動装置5bが作動すると、第二搬送手段7上
から青果物100入り受皿10を等級別に仕分け排出す
ることができる。これにより、第二搬送手段7上から排
出される青果物100入り受皿10は、等級別に設けら
れた第三搬送手段8上に各着色区分が混在したまま送り
出される。そして、第三搬送手段8で搬送される青果物
100入り受皿10は、搬送される途中に、第三仕分け
部80の直前の位置に設けられた第三の仕分け読取装置
4cにより、色標13が読み取られてその色情報がコー
ド番号抽出回路310dへ入力される。このコード番号
抽出回路310dは、入力された色情報に基づいて当該
受皿10のコード番号を抽出し、その信号を着色度読出
部322へ入力する。着色度読出部322は、入力され
たコード番号に基づいて前記アドレスメモリ317に記
憶されている着色区分を読み出し、この着色区分別の信
号を排出制御回路325へ送る。排出制御回路325
は、入力された着色区分別の信号に基づいて着色区分別
の仕分け排出信号を、該当する排出作動装置5cへ受皿
10の搬送移動と同期させて出力する。この着色区分別
の仕分排出信号により、該当する排出作動装置5cが作
動すると、第三の搬送手段8上から青果物100入り受
皿10を着色区分別に貯溜装置9上へ仕分け排出するこ
とができる。
出された青果物100は、過熟及び未熱を除く適熟のも
ので、階級別、等級別、着色区分別に区分けされたもの
となる。
ための平面図であり、読取計測手段2で計測した後、過
熟、未熟の青果物100入り受皿10を搬送手段1上か
ら先に排出し、適熟の青果物100入り受皿10を階級
別に等級が混在したまま排出し、更にこの階級別に等級
が混在した青果物100入り受皿10を等級別に仕分け
る如くなしたもので、第一実施例と同様の構成について
は同一符号を用いて説明を省略する。
100は、図示しないが予冷庫等の庫内に搬入する如く
構成することもできる。
分ける如く構成したが、これに限定するものではなく、
例えば搬送手段1の仕分け部153の下流側部で未熟、
過熟の青果物100入り受皿10を仕分けるようにする
こともできる。
分け部とをその搬送路に沿って有し且つ該計測部と仕分
け部との距離が比較的長い搬送手段により、個々に固有
情報を有し搬送面上でフリーな多数の受皿に載せられた
青果物を搬送方向にランダムな間隔で搬送し、搬送途中
に前記計測部で受皿の固有情報を読み取ると共に受皿上
の青果物の所定項目を計測し、該計測の都度、演算処理
装置により、該計測結果から青果物の仕分区分を判定し
て該判定した仕分区分を当該青果物が載せられた受皿の
固有情報と対応させて記憶し、前記仕分け部の直前の位
置に配置した仕分け読取装置により、該位置に前記ラン
ダムな間隔で搬送されてくる青果物入り受皿の固有情報
を読み取り、前記演算処理装置に該読み取った固有情報
と対応させて記憶されている仕分区分の読み出しを行
い、この読み出した仕分区分に対して割り当てられた排
出作動装置に、前記仕分け読取装置による読み取り時点
からの青果物入り受皿の搬送移動と同期して仕分け排出
信号を出力し、青果物を受皿ごと仕分け排出することを
特徴とする青果物の選別方法であるから、計測部と仕分
け部との距離が比較的長く且つ青果物入り受皿が搬送方
向にランダムな間隔で搬送されるにもかかわらず、仕分
け部の直前の位置に配置した仕分け読取装置による読み
取り時点からの青果物入り受皿の搬送移動と同期して仕
分け排出信号を排出作動装置に出力するので、受皿に対
する排出作動装置の作動タイミングがズレることがな
く、排出作動装置部でのトラブルや誤選別の発生を防止
することができる。
平面図。
図。
図。
置 151…供給部 152…計測部 153…仕分け部 2…読取計測手段 21…読取装置 22…内部品質検
査装置 220…光分析処理装置 221…光源 222…投光ファイバー 223…受光ファ
イバー 23…撮像手段 231…カメラ装
置 231a…カラーセンサカメラ 232…照明装置 233…反射ミラー 3…演算処理装置 31…演算部 310,310a,310b,310c,310d…コ
ード番号抽出回路 311…色識別素子 312…コード化
演算部 32…仕分け制御部 4,4a,4b,
4c…仕分け読取装置 5,5a,5b,5c…排出作動装置 501…回転テーブル 511…係合装置 512…係合部材 513…回転部 514…支点ピン 515…作動杆 516…ロックロ
ッド 516a…係止部 517…スプリン
グ 518…ホルダー 519…連結ピン 520…ラッチアーム 520a…係止部 521…ネジリスプリング 522…支点ピン 523…係合作動装置 524…ソレノイ
ド 524a…受け台 525…作動レバ
ー 525a…先端部 526…支持軸 527…軸受け 528…ブラケッ
ト 529…駆動装置 530…ベルト 531…係合解除レール 55…搬出コンベ
ア 6…搬出貯溜手段 7…第二搬送手段 70…第二仕分け部 8…第三搬送手段 80…第三仕分け部 9…貯溜装置
Claims (1)
- 【請求項1】 計測部と仕分け部とをその搬送路に沿っ
て有し且つ該計測部と仕分け部との距離が比較的長い搬
送手段により、個々に固有情報を有し搬送面上でフリー
な多数の受皿に載せられた青果物を搬送方向にランダム
な間隔で搬送し、搬送途中に前記計測部で受皿の固有情
報を読み取ると共に受皿上の青果物の所定項目を計測
し、該計測の都度、演算処理装置により、該計測結果か
ら青果物の仕分区分を判定して該判定した仕分区分を当
該青果物が載せられた受皿の固有情報と対応させて記憶
し、前記仕分け部の直前の位置に配置した仕分け読取装
置により、該位置に前記ランダムな間隔で搬送されてく
る青果物入り受皿の固有情報を読み取り、前記演算処理
装置に該読み取った固有情報と対応させて記憶されてい
る仕分区分の読み出しを行い、この読み出した仕分区分
に対して割り当てられた排出作動装置に、前記仕分け読
取装置による読み取り時点からの青果物入り受皿の搬送
移動と同期して仕分け排出信号を出力し、青果物を受皿
ごと仕分け排出することを特徴とする青果物の選別方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33054197A JP3184137B2 (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 青果物の選別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33054197A JP3184137B2 (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 青果物の選別方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1276460A Division JP2763158B2 (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | 青果物の選別方法 |
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Family
ID=18233798
Family Applications (1)
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JP33054197A Expired - Fee Related JP3184137B2 (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 青果物の選別方法 |
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JP (1) | JP3184137B2 (ja) |
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-
1997
- 1997-12-01 JP JP33054197A patent/JP3184137B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10128246A (ja) | 1998-05-19 |
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