JP2002124079A - 薄膜磁性体記憶装置 - Google Patents
薄膜磁性体記憶装置Info
- Publication number
- JP2002124079A JP2002124079A JP2000316867A JP2000316867A JP2002124079A JP 2002124079 A JP2002124079 A JP 2002124079A JP 2000316867 A JP2000316867 A JP 2000316867A JP 2000316867 A JP2000316867 A JP 2000316867A JP 2002124079 A JP2002124079 A JP 2002124079A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- write
- read
- lines
- bit line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/02—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements
- G11C11/14—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements using thin-film elements
- G11C11/15—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements using thin-film elements using multiple magnetic layers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/02—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements
- G11C11/16—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements using elements in which the storage effect is based on magnetic spin effect
- G11C11/165—Auxiliary circuits
- G11C11/1653—Address circuits or decoders
- G11C11/1655—Bit-line or column circuits
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/02—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements
- G11C11/16—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements using elements in which the storage effect is based on magnetic spin effect
- G11C11/165—Auxiliary circuits
- G11C11/1653—Address circuits or decoders
- G11C11/1657—Word-line or row circuits
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/02—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements
- G11C11/16—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements using elements in which the storage effect is based on magnetic spin effect
- G11C11/165—Auxiliary circuits
- G11C11/1659—Cell access
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/02—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements
- G11C11/16—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements using elements in which the storage effect is based on magnetic spin effect
- G11C11/165—Auxiliary circuits
- G11C11/1673—Reading or sensing circuits or methods
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/02—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements
- G11C11/16—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements using elements in which the storage effect is based on magnetic spin effect
- G11C11/165—Auxiliary circuits
- G11C11/1675—Writing or programming circuits or methods
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/02—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements
- G11C11/16—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements using elements in which the storage effect is based on magnetic spin effect
- G11C11/165—Auxiliary circuits
- G11C11/1697—Power supply circuits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Mram Or Spin Memory Techniques (AREA)
- Hall/Mr Elements (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
ルによって形成されるMRAMデバイスにおいて、デー
タ書込電流の制御を簡略化する。 【解決手段】 MTJメモリセルの各列に対応して、ビ
ット線BL,/BLによって形成される折返し型のビッ
ト線対が配置される。ビット線BL,/BLは、コラム
選択ゲートCSG1〜CSGmを介してデータI/O線
対DI/OPを形成するデータ線IO,/IOとそれぞ
れ結合される。データ書込時において、ビット線対のそ
れぞれに対応して配置されるイコライズトランジスタ6
2−1〜62−mはオンする。データ書込電流制御回路
51は、データ線IOおよび/IOのそれぞれを高電位
状態(Vcc)および低電位状態(Vss)の一方ずつ
に設定することにより、往復電流としてビット線対を流
れるデータ書込電流の方向を書込データのレベルに応じ
て簡易に制御できる。
Description
装置に関し、より特定的には、磁気トンネル接合(MT
J:Magnetic Tunneling Junction)を有するメモリセ
ルを備えたランダムアクセスメモリに関する。
可能な記憶装置として、MRAM(Magnetic Random Me
mory)デバイスが注目されている。MRAMデバイス
は、半導体集積回路に形成された複数の薄膜磁性体を用
いて不揮発的なデータ記憶を行ない、薄膜磁性体の各々
に対してランダムアクセスが可能な記憶装置である。
J:Magnetic Tunnel Junction)を利用した薄膜磁性体
をメモリセルとして用いることによって、MRAM装置
の性能が飛躍的に進歩することが発表されている。磁気
トンネル接合を有するメモリセルを備えたMRAMデバ
イスについては、“A 10ns Read and Write Non-Volati
le Memory Array Using a Magnetic Tunnel Junction a
nd FET Switch in eachCell”, ISSCC Digest of Techn
ical Papers, TA7.2, Feb. 2000.および“Nonvolatile
RAM based on Magnetic Tunnel Junction Elements”,
ISSCC Digest ofTechnical Papers, TA7.3, Feb. 2000.
等の技術文献に開示されている。
モリセル(以下単にMTJメモリセルとも称する)の構
成を示す概略図である。
記憶データのデータレベルに応じて抵抗値が変化する磁
気トンネル接合部MTJと、アクセストランジスタAT
Rとを備える。アクセストランジスタATRは、電界効
果トランジスタで形成され、磁気トンネル接合部MTJ
と接地電位Vssとの間に結合される。
を指示するためのライトワード線WWLと、データ読出
を指示するためのリードワード線RWLと、データ読出
時およびデータ書込時において記憶データのレベルに対
応した電気信号を伝達するためのデータ線であるビット
線BLとが配置される。
読出動作を説明する概念図である。図42を参照して、
磁気トンネル接合部MTJは、一定方向の固定磁界を有
する磁性体層(以下、単に固定磁気層とも称する)FL
と、自由磁界を有する磁性体層(以下、単に自由磁気層
とも称する)VLとを有する。固定磁気層FLおよび自
由磁気層VLとの間には、絶縁体膜で形成されるトンネ
ルバリアTBが配置される。自由磁気層VLにおいて
は、記憶データのレベルに応じて、固定磁気層FLと同
一方向の磁界および固定磁気層FLと異なる方向の磁界
のいずれか一方が不揮発的に書込まれている。
ジスタATRがリードワード線RWLの活性化に応じて
ターンオンされる。これにより、ビット線BL〜磁気ト
ンネル接合部MTJ〜アクセストランジスタATR〜接
地電位Vssの電流経路に、図示しない制御回路から一
定電流として供給されるセンス電流Isが流れる。
定磁気層FLと自由磁気層VLとの間の磁界方向の相対
関係に応じて変化する。具体的には、固定磁気層FLの
磁界方向と自由磁気層VLに書込まれた磁界方向とが同
一である場合には、両者の磁界方向が異なる場合に比べ
て磁気トンネル接合部MTJの抵抗値は小さくなる。
ンス電流Isによって磁気トンネル接合部MTJで生じ
る電位変化は、自由磁気層VLに記憶された磁界方向に
応じて異なる。これにより、ビット線BLを一旦高電位
にプリチャージした状態とした後にセンス電流Isの供
給を開始すれば、ビット線BLの電位レベル変化の監視
によってMTJメモリセルの記憶データのレベルを読出
すことができる。
タ書込動作を説明する概念図である。
は、リードワード線RWLは非活性化され、アクセスト
ランジスタATRはターンオフされる。この状態で、自
由磁気層VLに磁界を書込むためのデータ書込電流がラ
イトワード線WWLおよびビット線BLにそれぞれ流さ
れる。自由磁気層VLの磁界方向は、ライトワード線W
WLおよびビット線BLをそれぞれ流れるデータ書込電
流の向きの組合せによって決定される。
込電流の方向と磁界方向との関係を説明する概念図であ
る。
xは、ライトワード線WWLを流れるデータ書込電流に
よって生じる磁界H(WWL)の方向を示す。一方、縦
軸に示される磁界Hyは、ビット線BLを流れるデータ
書込電流によって生じる磁界H(BL)の方向を示す。
磁界H(WWL)とH(BL)との和が図中に示される
アステロイド特性線の外側の領域に達する場合において
のみ、新たに書込まれる。すなわち、アステロイド特性
線の内側の領域に相当する磁界が印加された場合におい
ては、自由磁気層VLに記憶される磁界方向は更新され
ない。
記憶データを書込動作によって更新するためには、ライ
トワード線WWLとビット線BLとの両方に電流を流す
必要がある。磁気トンネル接合部MTJに一旦記憶され
た磁界方向すなわち記憶データは、新たなデータ書込が
実行されるまでの間不揮発的に保持される。
Lにはセンス電流Isが流れる。しかし、センス電流I
sは一般的に、上述したデータ書込電流よりは1〜2桁
程度小さくなるように設定されるので、センス電流Is
の影響によりデータ読出時においてMTJメモリセルの
記憶データが誤って書換えられる可能性は小さい。
MTJメモリセルを半導体基板上に集積して、ランダム
アクセスメモリであるMRAMデバイスを構成する技術
が開示されている。
積配置されたMTJメモリセルを示す概念図である。
Jメモリセルを行列状に配置することによって、高集積
化されたMRAMデバイスを実現することができる。図
26においては、MTJメモリセルをn行×m列(n,
m:自然数)に配置する場合が示される。
に対して、ビット線BL、ライトワード線WWLおよび
リードワード線RWLを配置する必要がある。したがっ
て、行列状に配されたn×m個のMTJメモリセルに対
して、n本のライトワード線WWL1〜WWLnおよび
リードワード線RWL1〜RWLnと、m本のビット線
BL1〜BLmとを配置する必要がある。
は、読出動作と書込動作とのそれぞれに対応して独立し
たワード線を設ける構成が一般的である。
Jメモリセルの構造図である。図46を参照して、半導
体主基板SUB上のp型領域PARにアクセストランジ
スタATRが形成される。アクセストランジスタATR
は、n型領域であるソース/ドレイン領域110,12
0とゲート130とを有する。ソース/ドレイン領域1
10は、第1の金属配線層M1に形成された金属配線を
介して接地電位Vssと結合される。ライトワード線W
WLには、第2の金属配線層M2に形成された金属配線
が用いられる。また、ビット線BLは第3の金属配線層
M3に設けられる。
ド線WWLが設けられる第2の金属配線層M2とビット
線BLが設けられる第3の金属配線層M3との間に配置
される。アクセストランジスタATRのソース/ドレイ
ン領域120は、コンタクトホールに形成された金属膜
150と、第1および第2の金属配線層M1およびM2
と、バリアメタル140とを介して、磁気トンネル接合
部MTJと電気的に結合される。バリアメタル140
は、磁気トンネル接合部MTJと金属配線との間を電気
的に結合するために設けられる緩衝材である。
おいては、リードワード線RWLはライトワード線WW
Lとは独立の配線として設けられる。また、ライトワー
ド線WWLおよびビット線BLは、データ書込時におい
て所定値以上の大きさの磁界を発生させるためのデータ
書込電流を流す必要がある。したがって、ビット線BL
およびライトワード線WWLは金属配線を用いて形成さ
れる。
トランジスタATRのゲート電位を制御するために設け
られるものであり、電流を積極的に流す必要はない。し
たがって、集積度を高める観点から、リードワード線R
WLは、独立した金属配線層を新たに設けることなく、
ゲート130と同一の配線層において、ポリシリコン層
やポリサイド構造などを用いて形成されていた。
板上に集積化する場合は、メモリセルに必要とされる配
線が多いことから、配線数および配線数が多くなり、製
造コストが増大するという問題点がある。また、ビット
線BLに多数のMTJメモリセルが常時接続される構成
であるので、ビット線BLの寄生容量は比較的大きな値
であり、リードワード線RWLがポリシリコン層やポリ
サイド構造によって形成されることと合わせて、読出動
作の高速化が困難であった。
BLに比較的大きなデータ書込電流を流す必要がある。
また書込まれるデータのレベルに応じて、データ書込電
流の方向を制御する必要があるため、データ書込電流を
制御するための回路が複雑化するという問題点もあっ
た。
ためになされたものであって、この発明の目的は、MT
Jメモリセルを有するMRAMデバイスにおいて、デー
タ書込電流を供給するための制御回路の構成を簡素化し
て、製造コストの削減を図ることである。
よびライトワード線のドライブ回路を分割配置してレイ
アウトの自由度を向上させ、レイアウト面積すなわちチ
ップ面積を減少させることである。
ルに必要な配線数を削減して、製造コストの削減を図る
ことである。
体記憶装置は、行列状に配置された複数の磁性体メモリ
セルを有するメモリアレイを備え、複数の磁性体メモリ
セルの各々は、第1および第2のデータ書込電流によっ
て印可されるデータ書込磁界が所定磁界よりも大きい場
合に書込まれる記憶データのレベルに応じて異なる抵抗
値を有し、磁性体メモリセルの行に対応してそれぞれ設
けられ、データ書込時において第1のデータ書込電流を
流すためにアドレス選択結果に応じて選択的に活性化さ
れる複数の書込ワード線と、磁性体メモリセルの列に対
応してそれぞれ設けられ、各々が第1および第2のビッ
ト線を含む複数のビット線対と、データ書込時におい
て、複数のビット線対のうちのアドレス選択結果に応じ
て選択される1つに含まれる第1および第2のビット線
を高電位状態および低電位状態の一方ずつに設定するた
めのデータ書込制御回路と、複数のビット線対に対応し
てそれぞれ設けられ、各々が、データ書込時において第
2のデータ書込電流を流すために対応する第1および第
2のビット線の間を電気的に結合する複数のビット線電
流制御回路とをさらに備える。
求項1記載の薄膜磁性体記憶装置であって、データ書込
制御回路は、薄膜磁性体記憶装置に対して外部から供給
された外部電源電位によって駆動される。
求項2記載の薄膜磁性体記憶装置であって、複数の書込
ワード線をアドレス選択結果に応じて選択的に活性状態
に駆動するためのワード線駆動回路と、複数の書込ワー
ド線の各々を複数の書込ワード線の非活性状態に対応す
る電位と結合するためのワード線電流制御回路とをさら
に備え、ワード線駆動回路は、外部電源電位によって駆
動される。
求項1記載の薄膜磁性体記憶装置であって、複数のビッ
ト線対に共通に設けられ、第1および第2のデータ線に
よって形成されるデータ線対と、列に対応してそれぞれ
設けられ、アドレス選択結果に応じて対応する第1およ
び第2のビット線を第1および第2のデータ線とそれぞ
れ接続する複数の列選択ゲート回路とを備え、データ書
込制御回路は、データ書込時において、第1および第2
の内部ノードを高電位状態および低電位状態の一方ずつ
に設定し、第1および第2の内部ノードと第1および第
2のデータ線との接続点は、第2のデータ書込電流の経
路を形成する配線の抵抗値が、アドレス選択の対象とな
る列の位置に関わらずほぼ一定となるように設けられ
る。
求項4記載の薄膜磁性体記憶装置であって、複数のビッ
ト線対は、列に沿った方向に配置され、データ線対は、
行に沿った方向に配置され、第1の内部ノードは、先頭
の列側の領域において第1のデータ線と接続され、第2
の内部ノードは、最終の列側の領域において第2のデー
タ線と接続される。
求項4記載の薄膜磁性体記憶装置であって、複数のビッ
ト線対は、列に沿った方向に配置され、データ線対は、
行に沿った方向に配置され、第1および第2の内部ノー
ドは、中央の列周辺の領域において、第1および第2の
データ線とそれぞれ接続される。
求項1記載の薄膜磁性体記憶装置であって、M個(M:
2以上の自然数)の列ごとに配置され、第1および第2
のデータ線によって形成されるデータ線対と、列に対応
してそれぞれ設けられ、アドレス選択結果に応じて対応
する第1および第2のビット線を対応する第1および第
2のデータ線とそれぞれ接続する複数の列選択ゲート回
路とを備え、データ書込制御回路は、データ線対ごとに
設けられ、各データ書込制御回路は、データ書込時にお
いてアドレス選択結果に応じて動作して、対応する第1
および第2のデータ線を高電位状態および低電位状態の
一方ずつに設定する。
求項7記載の薄膜磁性体記憶装置であって、データ線対
は、複数のビット線と同一方向に沿って、対応するM個
の列の中央部に配置される。
求項1記載の薄膜磁性体記憶装置であって、行に対応し
てそれぞれ設けられ、データ読出時においてアドレス選
択結果に応じて活性化されて対応する磁性体メモリセル
を対応するビット線対と結合するための複数の読出ワー
ド線と、データ読出時において、アドレス選択結果に応
じて選択される複数のビットのうちの1つに含まれる第
1および第2のビット線に対してデータ読出電流を供給
するためのデータ読出制御回路とをさらに備え、データ
読出時において、各ビット線電流制御回路は、対応する
第1および第2のビット線の間を開放する。
請求項9記載の薄膜磁性体記憶装置であって、磁性体メ
モリセルは、それぞれの列において、第1および第2の
ビット線といずれか一方と結合され、薄膜磁性体記憶装
置は、さらに、列に対応してそれぞれ設けられ、第1の
ビット線のそれぞれと結合される複数の第1のダミーメ
モリセルと、列に対応してそれぞれ設けられ、第2のビ
ット線のそれぞれと結合される複数の第2のダミーメモ
リセルと、複数の第1のダミーメモリセルに対応して設
けられ、複数の第1のダミーメモリセルを対応する第1
のビット線とそれぞれ結合するために、データ読出時に
おいてアドレス選択結果に応じて活性化される第1のダ
ミー読出ワード線と、複数の第2のダミーメモリセルに
対応して設けられ、複数の第2のダミーメモリセルを対
応する第2のビット線とそれぞれ結合するために、デー
タ読出時においてアドレス選択結果に応じて活性化され
る第2のダミー読出ワード線と、データ読出時におい
て、複数のワード線のうちの1つおよび第1および第2
のダミー読出ワード線のうちの1つを、アドレス選択結
果に応じて選択的に活性化するワード線駆動回路をさら
に備え、第1および第2のダミーメモリセルの各々は、
磁性体メモリセルが記憶データのレベルに応じて有する
第1および第2の抵抗値の中間の抵抗値を有する。
請求項9記載の薄膜磁性体記憶装置であって、薄膜磁性
体記憶装置に対して外部から供給された外部電源電位を
降圧して内部電源電位を生成する電圧降下回路をさらに
備え、データ書込制御回路は、外部電源電位によって駆
動され、データ読出制御回路は、内部電源電位によって
駆動される。
行列状に配置された複数の磁性体メモリセルを有するメ
モリアレイを備え、複数の磁性体メモリセルの各々は、
第1および第2のデータ書込電流によって印可されるデ
ータ書込磁界が所定磁界よりも大きい場合に書込まれる
記憶データのレベルに応じて異なる抵抗値を有し、磁性
体メモリセルの行に対応してそれぞれ設けられ、データ
書込時においてアドレス選択結果に応じて第1のデータ
書込電流を流すための複数の書込ワード線と、磁性体メ
モリセルの列に対応してそれぞれ設けられる複数のビッ
ト線と、複数のビット線対に共通に設けられ、第1およ
び第2のデータ線によって形成されるデータ線対と、デ
ータ書込時において、第1および第2のデータ線を高電
位状態および低電位状態の一方ずつに設定するためのデ
ータ書込制御回路と、列に対応してそれぞれ設けられ、
各々が、アドレス選択結果に応じて対応するビット線を
第1のデータ線と接続する複数の列選択ゲート回路と、
列に対応してそれぞれ設けられ、各々が、データ書込時
において第2のデータ書込電流を流すために、対応する
ビット線と第2のデータ線との間を電気的に結合する複
数のビット線電流制御回路とをさらに備える。
請求項12記載の薄膜磁性体記憶装置であって、データ
書込制御回路は、データ書込時において、第1および第
2の内部ノードを高電位状態および低電位状態の一方ず
つに設定し、各ビット線電流制御回路は、アドレス選択
結果に応じて、対応するビット線と第2のデータ線との
間を電気的に結合し、薄膜磁性体記憶装置は、データ読
出時においてデータ読出電流を第3の内部ノードに供給
するためのデータ読出制御回路と、データ書込時におい
て、第1および第2の内部ノードと第1および第2のデ
ータ線とをそれぞれ結合するための接続切換回路とをさ
らに備え、接続切換回路は、データ読出時において、第
1および第2のデータ線を、第3の内部ノードおよび読
出基準電位を供給する第4の内部ノードとそれぞれ電気
的に結合し、データ読出制御回路は、読出基準電位と第
3の内部ノードとの間の電位差に基づいてデータ読出を
行なう。
請求項12記載の薄膜磁性体記憶装置であって、データ
書込制御回路は、データ書込時において、第1および第
2の内部ノードを高電位状態および低電位状態の一方ず
つに設定し、各ビット線電流制御回路は、データ読出前
のプリチャージ時において対応するビット線と第2のデ
ータ線との間を電気的に結合するとともに、データ読出
時において対応するビット線と第2のデータ線との間を
電気的に切り離し、薄膜磁性体記憶装置は、データ読出
時においてデータ読出電流を第1のデータ線に供給する
ためのデータ読出制御回路と、データ書込時において、
第1および第2の内部ノードと第1および第2のデータ
線とをそれぞれ結合するための接続切換回路とをさらに
備え、接続切換回路は、プリチャージ時において、第1
および第2のデータ線を、読出基準電位を供給する第3
および第4の内部ノードとそれぞれ電気的に結合すると
ともに、データ読出時において、第1および第2のデー
タ線を第1から第4の内部ノードから切り離し、データ
読出制御回路は、読出基準電位と第1のデータ線との間
の電位差に基づいてデータ読出を行なう。
行列状に配置された複数の磁性体メモリセルを有するメ
モリアレイを備え、複数の磁性体メモリセルの各々は、
第1および第2のデータ書込電流によって印可されるデ
ータ書込磁界が所定磁界よりも大きい場合に書込まれる
記憶データのレベルに応じて異なる抵抗値を有する記憶
部と、データ読出時において記憶部にデータ読出電流を
通過させるためのメモリセル選択ゲートとを含み、磁性
体メモリセルの行に対応してそれぞれ設けられ、データ
読出時において、アドレス選択結果に応じて対応するメ
モリセル選択ゲートを作動させるための複数の読出ワー
ド線と、磁性体メモリセルの列に対応してそれぞれ設け
られ、データ書込時において第1のデータ書込電流を流
すためにアドレス選択結果に応じて選択的に活性状態に
駆動される複数の書込ワード線と、行に対応してそれぞ
れ設けられ、データ書込時において第2のデータ書込電
流を流すための複数の書込データ線と、列に対応してそ
れぞれ設けられ、データ読出時においてデータ読出電流
を流すための複数の読出データ線とを備える。
請求項15記載の薄膜磁性体記憶装置であって、複数の
読出データ線の各々は、対応する行に属する複数の記憶
部の各々と各メモリセル選択ゲートを介して電気的に結
合される。
請求項15記載の薄膜磁性体記憶装置であって、複数の
読出データ線の各々と複数の書込ワード線との各々は、
同一の共通配線を共有して配置され、薄膜磁性体記憶装
置は、活性状態に対応する第1の電位とは異なる第2の
電位と各共通配線との間を、データ読出時およびデータ
書込時のそれぞれにおいて結合および遮断する電流制御
回路をさらに備える。
行列状に配置された複数の磁性体メモリセルを有するメ
モリアレイを備え、複数の磁性体メモリセルの各々は、
第1および第2のデータ書込電流によって印可されるデ
ータ書込磁界が所定磁界よりも大きい場合に書込まれる
記憶データのレベルに応じて異なる抵抗値を有する記憶
部と、データ読出時において記憶部にデータ読出電流を
通過させるためのメモリセル選択ゲートとを含み、磁性
体メモリセルの行に対応してそれぞれ設けられ、データ
読出時において、アドレス選択結果に応じて対応するメ
モリセル選択ゲートを作動させるための複数の読出ワー
ド線と、行および列の一方に対応してそれぞれ設けら
れ、データ書込時において第1のデータ書込電流を流す
ための複数の書込データ線と、行および列の他方に対応
してそれぞれ設けられる複数の共通配線とを備え、複数
の共通配線の各々は、データ読出時において、アドレス
選択結果に応じてデータ読出電流の供給を選択的に受
け、複数の共通配線の各々は、データ書込時において、
第2のデータ書込電流を流すために第1の電位に選択的
に駆動され、第1の電位とは異なる第2の電位と各共通
配線との間を、データ読出時およびデータ書込時のそれ
ぞれにおいて結合および遮断する電流制御回路をさらに
備える。
請求項15記載の薄膜磁性体記憶装置であって、複数の
共通配線の各々は、対応する行に属する複数の記憶部の
各々と各メモリセル選択ゲートを介して電気的に結合さ
れる。
態について図面を参照して詳細に説明する。
形態1に従うMRAMデバイス1の全体構成を示す概略
ブロック図である。
外部からの制御信号CMDおよびアドレス信号ADDに
応答してランダムアクセスを行ない、書込データDIN
の入力および読出データDOUTの出力を実行する。
応答してMRAMデバイス1の全体動作を制御するコン
トロール回路5と、n行×m列に行列状に配置された複
数のMTJメモリセルを有するメモリアレイ10とを備
える。メモリアレイ10の構成は後ほど詳細に説明する
が、MTJメモリセルの行にそれぞれ対応して複数のラ
イトワード線WWLおよびリードワード線RWLが配置
される。また、MTJメモリセルの列にそれぞれ対応し
て設けられる折返し型で構成されるビット線対が配置さ
れる。ビット線対は、ビット線BLおよび/BLによっ
て構成される。なお以下においては、ビット線BLおよ
び/BLの組をビット線対BLPとも総称する。
信号ADDによって示されるロウアドレスRAに応じて
メモリアレイ10における行選択を実行する行デコーダ
20と、アドレス信号ADDによって示されるコラムア
ドレスCAに応じてメモリアレイ10における列選択を
実行する列デコーダ25と、行デコーダ20の行選択結
果に基づいてリードワード線RWLおよびライトワード
線WWLを選択的に活性化するためのワード線ドライバ
30と、データ書込時においてライトワード線WWLに
データ書込電流を流すためのワード線電流制御回路40
と、データ読出およびデータ書込時において、データ書
込電流±Iwおよびセンス電流Isを流すための読出/
書込制御回路50,60とを備える。
の実施の1に従う構成を詳細に説明するための図であ
る。
行×m列(n,m:自然数)に配列される、図41に示
した構成を有するMJTメモリセルMCを有する。MT
Jメモリセルの行(以下、単にメモリセル行とも称す
る)に対応して、リードワード線RWL1〜RWLnお
よびライトワード線WWL1〜WWLnがそれぞれ設け
られる。
セル列とも称する)に対応して、ビット線対を構成する
ビット線BL1,/BL1〜BLm,/BLmがそれぞ
れ設けられる。
リードワード線、ビット線およびビット線対を総括的に
表現する場合には、符号WWL、RWL、BL(/B
L)およびBLPをそれぞれ用いて表記することとし、
特定のライトワード線、リードワード線およびビット線
を示す場合には、これらの符号に添字を付してRWL
1,WWL1のように表記するものとする。
ード線電流制御回路40によって、接地電位Vssと結
合される。これによって、ワード線ドライバ30によっ
て選択状態(高電位状態:電源電位Vcc)に活性化さ
れたライトワード線WWLにデータ書込電流Ipが流れ
る。
デコード結果に応じて、メモリセル列に対応してそれぞ
れ設けられるコラム選択線CSL1〜CSLmのうちの
1本を選択状態(Hレベル)に活性化する。
込時におけるデータ書込電流±Iwおよびデータ読出時
におけるセンス電流Isを伝達する。すなわち、データ
読出時とデータ書込時において共有される。データI/
O線対DI/OPは、データ線IOおよび/IOを含
む。
コラム選択ゲートCSG1〜CSGm、データ書込電流
制御回路51およびデータ読出回路52の構成について
説明する。
メモリセル列に対応してそれぞれ配置される。コラム選
択ゲートCSG1〜CSGmのうちのいずれか1個は、
列デコーダ25の列選択結果に応じてオン状態となり、
データI/O線対DI/OPを構成するデータ線IOお
よび/IOを、対応するビット線BLおよび/BLとそ
れぞれ結合する。
データ線IOとビット線BL1との間に結合されるトラ
ンジスタスイッチと、データ線/IOとビット線/BL
1との間に電気的に結合されるトランジスタスイッチと
を有する。これらのトランジスタスイッチは、コラム選
択線CSL1の電位レベルに応じてオン/オフする。す
なわち、コラム選択線CSL1が選択状態(Hレベル)
に活性化された場合には、コラム選択ゲートCSG1
は、データ線IO,/IOをビット線BL1および/B
L1とそれぞれ電気的に結合する。その他のメモリセル
列に対応してそれぞれ設けられるコラム選択ゲートCS
G2〜CSGmも同様の構成を有する。
込時において活性化される制御信号WEに応答して動作
する。
ドNw0に一定電流を供給するためのP型MOSトラン
ジスタ151と、トランジスタ151の通過電流を制御
するためのカレントミラー回路を構成するP型MOSト
ランジスタ152および電流源回路153とを含む。
内部ノードNw0から動作電流の供給を受けて動作する
インバータ154、155および156を有する。イン
バータ154は、書込データDINの電位レベルを反転
して内部ノードNw1に伝達する。インバータ155
は、書込データDINの電位レベルを反転してインバー
タ156の入力ノードに伝達する。インバータ156
は、インバータ154の出力を反転して内部ノードNw
2に伝達する。したがって、データ書込電流制御回路5
1は、書込データDINの電位レベルに応じて、データ
線IOおよび/IOの電位レベルを電源電位Vccおよ
び接地電位Vssの一方ずつに設定する。
いて活性化される制御信号REに応答して動作して、読
出データDOUTを出力する。
受けて内部ノードNs1およびNs2に一定電流をそれ
ぞれ供給するための電流源回路161および162と、
内部ノードNs1と内部ノードNr1との間に電気的に
結合されるN型MOSトランジスタ163と、内部ノー
ドNs2と内部ノードNr2との間に電気的に結合され
るN型MOSトランジスタ164と、内部ノードNs1
およびNs2の間の電位レベル差を増幅して読出データ
DOUTを出力する増幅器165とを有する。
には参照電位Vrefが与えられる。電流源回路161
および162の供給電流量および参照電位Vrefは、
センス電流Isの電流量に応じて設定される。抵抗16
6および167は、内部ノードNs1およびNs2を接
地電位Vssにプルダウンするために設けられる。この
ような構成とすることにより、データ読出回路52は、
データ読出時において、データ線IOおよび/IOの各
々にセンス電流Isを供給する。さらに、コラム選択ゲ
ートおよびビット線対を介して接続されるMTJメモリ
セルの記憶データのレベルに応じて、データ線IOおよ
び/IOにそれぞれ生じる電位変化の差を増幅して、読
出データDOUTを出力する。
10を挟んでコラム選択ゲートCSG1〜CSGmと反
対側に配置される。
ライズ信号BLEQに応じてオン/オフされるイコライ
ズトランジスタ62−1〜62−mを有する。イコライ
ズトランジスタ62−1〜62−mは、メモリセル列に
それぞれ対応して設けられる。たとえば、イコライズト
ランジスタ62−1は、第1番目のメモリセル列に対応
して設けられ、ビット線イコライズ信号BLEQの活性
化(Hレベル)に応答して、ビット線BL1と/BL1
とを電気的に結合する。
設けられるイコライズトランジスタ62−2〜62−m
も同様に、ビット線イコライズ信号BLEQの活性化に
応答して、対応するメモリセル列において、ビット線対
を構成するビット線BLおよび/BLの間を電気的に結
合する。
トロール回路5によって生成される。ビット線イコライ
ズ信号BLEQは、MRAMデバイス1のスタンバイ期
間、MRAMデバイス1のアクティブ期間のうちメモリ
アレイ10が非選択状態である場合およびアクティブ期
間内でデータ書込動作時において、折返し型で設けられ
るビット線対を構成するビット線BLおよび/BLを各
メモリセル列において短絡するために、Hレベルに活性
化される。
におけるデータ読出動作時においては、ビット線イコラ
イズ信号BLEQはLレベルに非活性化される。これに
応答して、各メモリセル列において、ビット線対を構成
するビット線BLおよび/BLの間は遮断される。
説明する。以下においては、一例としてコラム選択線C
SL2に対応する第2番目のメモリセル列が選択された
場合について説明する。
L2が選択状態(Hレベル)に活性化されて、コラム選
択ゲートCSG2がオンする。これにより、データ線I
Oおよび/IOは、ビット線対BLP2を構成するビッ
ト線BL2および/BL2とそれぞれ電気的に結合され
る。また、データ書込時においては、イコライズトラン
ジスタ62−2はオン状態となって、ビット線BL2お
よび/BL2の間を短絡する。
御回路51は、データ線IOおよび/IOの電位レベル
を、電源電位Vccおよび接地電位Vssのいずれか一
方ずつに設定する。たとえば、書込データDINのデー
タレベルがLレベルである場合には、インバータ154
および156の出力は、それぞれ電源電位Vcc(高電
位状態)および接地電位Vss(低電位状態)にそれぞ
れ設定されるので、データ線IOにLレベルデータを書
込むためのデータ書込電流−Iwが流される。
トCSG2を介してビット線BL2に供給される。ビッ
ト線BL2に伝達されるデータ書込電流−Iwは、イコ
ライズトランジスタ62−2によって折返されてもう一
方のビット線/BL2においては、反対方向のデータ書
込電流+Iwとして伝達される。ビット線/BL2が流
れるデータ書込電流+Iwは、コラム選択ゲートCSG
2を介してデータ線/IOに伝達される。
のうちのいずれか1個が選択状態(Hレベル)に活性化
されて、データ書込電流Ipが流れる。したがって、コ
ラム選択線CSL2に対応するメモリセル列において、
対応するライトデータ線WWLにデータ書込電流が流さ
れたMTJメモリセルにおいて、データ書込が実行され
る。このとき、ビット線BL2と結合されるMTJメモ
リセルMCに対してはLレベルデータが書込まれ、ビッ
ト線/BL2と結合されるMTJメモリセルMCに対し
てはHレベルデータが書込まれる。
Lレベルである場合には、内部ノードNw1およびNw
2の電位レベルの設定が上記の場合とは反対となり、ビ
ット線BL2および/BL2には、上記と逆方向のデー
タ書込電流が流れて、上記とは逆のデータレベルが書込
まれる。このようにして、書込データDINのデータレ
ベルに応じた方向を有するデータ書込電流±Iwがビッ
ト線BLおよび/BLに供給される。
メモリセルMCは、1行ごとにビット線BLおよび/B
Lのいずれか一方ずつと結合される。たとえば、第1番
目のメモリセル列に属するMTJメモリセルについて説
明すれば、第1行目のMTJメモリセルは、ビット線B
L1と結合され、第2行目のMTJメモリセルは、ビッ
ト線/BL1と結合される。以下同様に、MTJメモリ
セルの各々は、奇数行においてビット線対の一方ずつの
BL1〜BLmと接続され、偶数行においてビット線対
の他方ずつの/BL1〜/BLmと接続される。
結果に応じて選択的に活性化されると、ビット線対の一
方ずつBL1〜BLmおよびビット線対の他方ずつ/B
L1〜/BLmのいずれか一方が、MTJメモリセルM
Cと結合される。
L1,/BL1〜BLm,/BLmとそれぞれと結合さ
れる複数のダミーメモリセルDMCを有する。ダミーメ
モリセルは、ダミーリードワード線DRWL1およびD
RWL2のいずれか一方と結合されて、2行×m列に配
置される。ダミーリードワード線DRWL1と結合され
るダミーメモリセルは、ビット線BL1,BL2〜BL
mとそれぞれ結合される。一方、ダミーリードワード線
DRWL2と結合される残りのダミーメモリセルは、ビ
ット線/BL1,/BL2〜/BLmとそれぞれ結合さ
れる。
RWL2は、ビット線対の一方BL1〜BLmおよびビ
ット線対の他方/BL1〜/BLmのうち、選択された
メモリセル行に属するMTJメモリセルMCと非接続と
なった一方をダミーメモリセルDMCとそれぞれ結合す
るように選択的に活性化される。
BLmおよびビット線対の他方ずつ/BL1〜/BLm
は、選択されたメモリセル行に対応するm個のMTJメ
モリセルおよびm個のダミーメモリセルとの一方ずつと
それぞれ結合される。
2は、データ線IOおよび/IOに、同一方向のセンス
電流Isを供給する。
SL2に対応する第2番目のメモリセル列が選択された
場合について説明する。
ル)に活性化されて、コラム選択ゲートCSG2がオン
する。これに応じて、データI/O線対DI/OPを構
成するデータ線IOおよび/IOは、データ書込時と同
様にビット線BL2および/BL2とそれぞれ結合され
る。
イズトランジスタ62−2はターンオフされているの
で、データ読出回路52から供給されるセンス電流Is
は、ビット線BL2および/BL2上を、同一の方向に
流れる。
のいずれか1つが選択状態(Hレベルレベル)に活性化
されて、対応するMTJメモリセルがビット線BL2お
よび/BL2の一方と結合される。また、ダミーリード
ワード線DRWL1およびDRWL2のいずれかが活性
化されて、MTJメモリセルと非接続のビット線BL2
および/BL2の他方は、ダミーメモリセルDMCと結
合される。
ビット線BL2とMTJメモリセルMCとが結合される
場合には、ダミーリードワード線DRWL2が活性化さ
れて、ビット線/BL2とダミーメモリセルDMCとが
結合される。反対に、行選択結果に応じて偶数行が選択
されて、ビット線/BL2とMTJメモリセルMCとが
結合される場合には、ダミーリードワード線DRWL1
が活性化されて、ビット線BLとダミーメモリセルDM
Cとが結合される。
MCの抵抗値は、記憶データのレベルによって変化す
る。ここで、Hレベルデータを記憶した場合におけるM
TJメモリセルMCの抵抗値をRhとし、Lレベルデー
タを記憶した場合におけるMTJメモリセルMCの抵抗
値をRlとすると、ダミーメモリセルDMCの抵抗値R
dは、RlとRhの中間値に設定される。これにより、
ダミーメモリセルに結合されたビット線の一方に生じる
電位変化と、MTJメモリセルMCと結合されたビット
線の他方に生じる電位変化とを比較することによって、
データ読出の対象となった記憶データのレベルを検知す
ることができる。
た電位差は、データI/O線対DI/OPを介して、デ
ータ読出回路52中の内部ノードNs1およびNs2に
伝達される。増幅器165によって、内部ノードNs1
およびNs2の電位レベル差は増幅されて読出データD
OUTとして出力される。
TJメモリセルにLレベルデータが記憶されている場
合、およびビット線/BLと結合されるMTJメモリセ
ルMCにHレベルデータが記憶されている場合におい
て、読出データDOUTにLレベルが出力される。反対
に、ビット線BLと結合されるMTJメモリセルにHレ
ベルデータが記憶されている場合、およびビット線/B
Lと結合されるMTJメモリセルMCにLレベルデータ
が記憶されている場合において、読出データDOUTに
Hレベルが出力される。
を各メモリセル列に対応して配置し、データ書込電流を
イコライズトランジスタによって折返して流すことによ
り、各ビット線BLおよび/BLの一端の電位レベルを
電源電位Vccおよび接地電位Vssの一方ずつに制御
するのみで、異なる方向のデータ書込電流を供給するこ
とができる。このように、極性の異なる電位(負電位)
を必要とせず、また電流の方向は、データ線IOおよび
/IOの電位を電源電位および接地電位のいずれか一方
ずつに設定するのみで切換えられるので、データ書込電
流制御回路51の回路構成を簡易にすることができる。
さらに、読出/書込制御回路60も、イコライズトラン
ジスタ62−1〜62−mのみで簡易に形成することが
できる。
出を行なうので、折返し型のビット線対BLPを設ける
構成において、MTJメモリセルを効率的に配置でき
る。
従う電源電位の供給系統を説明するブロック図である。
ては、実施の形態1と同様に、各メモリセル列におい
て、折返し型のビット線対が設けられ、読出/書込制御
回路60においては、イコライズトランジスタ62−1
〜62−mが設けられる。
データ書込電流を供給する、データ書込電流制御回路5
1およびワード線WWLを活性化するワード線ドライバ
30に対して、MRAMデバイス1に対して外部から供
給される外部電源電位Ext.Vccを直接供給する。
部電源電位Ext.Vccを降圧して内部電源電位In
t.Vccを生成する電圧降下回路(VDC:Voltage
DownConverter)55を備える。
Int.Vccは、データ読出回路52、列デコーダ2
5、コントロール回路5、行デコーダ20等の、データ
読出およびアドレス処理を行なう内部回路に供給され
る。なお、データ読出時およびデータ書込時における各
部の動作は、実施の形態1と同様であるので詳細な説明
は繰返さない。
書込時において、比較的大きなデータ書込電流±Iwを
供給するデータ書込電流制御回路51およびライトワー
ド線WWLにデータ書込電流Ipを供給するワード線ド
ライバ30を外部から印加される外部電源電位Ext.
Vccによって駆動して、これらのデータ書込電流を速
やかに供給することができる。
の内部回路を降圧された内部電源電位Int.Vccに
よって駆動することにより、これらの内部回路の消費電
力の低減および、高集積化のためのデバイス微細化に対
応した信頼性の確保を図ることができる。
は、行方向の沿って配置されるデータI/O線対DI/
OPの一端において、データ書込電流制御回路51の出
力ノードNw1およびNw2とデータ線IOおよび/I
Oとがそれぞれ接続される構成を示した。しかし、この
ような構成においては、選択されるメモリセル列に対応
して、データ書込電流±Iwの経路長が変化してしま
う。
は、コラム選択線CSL1側において、データ書込電流
制御回路51の出力ノードNw1およびNw2とデータ
線IOおよび/IOとがそれぞれ接続されるので、コラ
ム選択線CSL1が選択された場合におけるデータ書込
電流の経路長は短い一方で、反対側のコラム選択線CS
Lmが選択状態に活性化された場合におけるデータ書込
電流の経路長は長くなってしまう。このように、選択さ
れるメモリセル列に応じて、データ書込電流が伝達され
る配線長が変化するので、データ書込電流の経路の抵抗
値が変化して、データ書込電流の電流量が変化してしま
う。この結果、メモリセル列によって、ライト動作マー
ジンに差が生じてしまう。
路長が長くなるメモリセル列においては、ライトマージ
ン不足が生じる可能性がある。しかし、このようにライ
トマージン不足が最も懸念されるメモリセル列(たとえ
ば、図2においてメモリアレイ端に位置する第1列や第
m列、あるいはメモリセルの特性ばらつきによってマー
ジン不足になるメモリセルが含まれるメモリセル列)に
合せてデータ書込電流を設定すれば、その他のメモリセ
ル列に対するデータ書込時にデータ書込電流を必要以上
に大きく設定することになり、無駄な消費電力が生じて
しまう。
の実施の形態3に従う構成を示すブロック図である。
においては、データ書込電流制御回路51は、先頭のメ
モリセル列(第1列)側および最終のメモリセル列(第
m列)側のそれぞれにおいて、データI/O線対DI/
OPを構成するデータIOおよび/IOとそれぞれ結合
される。
の対象となるメモリセル列の位置に関わらず、ノードN
w1(データ書込電流制御回路51)〜データ線IO〜
ビット線BL〜イコライズトランジスタ〜ビット線/B
L〜データ線/IO〜ノードNw2(データ書込電流制
御回路51)で形成されるデータ書込電流±Iwの経路
長を一定にして抵抗値の変動を防ぎ、データ書込電流±
Iwの電流値を一定レベルに維持することかできる。
に加えて、いずれのメモリセル列に対しても無駄な消費
電力の発生を抑制して、ライト動作マージンを適正に設
定することができる。
リアレイ10およびその周辺の実施の形態3の変形例1
に従う構成を示すブロック図である。
に従う構成においては、メモリアレイ10全体におい
て、複数のデータI/O線対DI/OPが設けられる。
各データI/O線対DI/OPは、M個(M:自然数)
のメモリセル列ごとに配置される。図5においては、M
=2の場合、すなわち2つのメモリセル列ごとに1対の
データI/O線対DI/OPが配置される構成が示され
る。
対DI/OPのうち、第1列および第2列に対して設け
られるデータI/O線対DI/OPaと、第3列および
第4列に対して設けられるデータI/O線対DI/OP
bとを代表的に示している。
読出回路52は、各データI/O線対に対応して設けら
れる。たとえば、データI/O線対DI/OPaに対応
して、データ書込電流制御回路51aおよびデータ読出
回路52aが配置される。すなわち、データ書込電流制
御回路51およびデータ読出回路52は、メモリアレイ
10全体において(m/M)個ずつ設けられる。
びデータ読出回路52のうちから、選択されたメモリセ
ル列に対応する1個ずつが活性化されて、データ書込電
流±Iwおよびセンス電流Isの供給を実行する。その
他の部分の構成および動作は、実施の形態1と同様であ
るので詳細な説明は繰り返さない。
をM個のメモリセル列ごとに細分化して配置することに
よっても、列選択の対象となるメモリセル列の位置に依
存して、データ書込電流が通過する配線長が変化して、
電流レベルが変化してしまうことを有効に防止して、実
施の形態3と同様の効果を享受できる。
リアレイ10およびその周辺の実施の形態3の変形例2
に従う構成を示すブロック図である。
においては、図4に示した実施の形態3に従う構成と比
較して、データ書込電流制御回路51の出力ノードNw
1およびNw2が、データI/O線対DI/Oの中央部
において、データ線IOおよび/IOとそれぞれ電気的
に結合される点が異なる。
選択の対象となるメモリセル列の位置に応じて、データ
書込電流経路の抵抗値が変化することを防止して、実施
の形態3と同様の効果を享受できる。
の形態3の変形例3に従うメモリアレイ10の構成を示
すブロック図である。
においては、図5で説明した実施の形態3の変形例1の
場合と同様に、M個のメモリセル列ごとに独立のデータ
入出力線DI/OPが配置される。データI/O線対D
I/OPの配置本数およびこれらに対応するデータ書込
電流制御回路51およびデータ読出回路52の配置およ
び選択については、図5で説明したとおりであるので説
明は繰返さない。
ータI/O線対DI/OPは、対応するM個のメモリセ
ル列の中央部に配置される。図7においては、一例とし
てM=2の場合について説明しているが、第1列および
第2列に対応して設けられるデータI/O線対DI/O
Paは、メモリセル列の第1列および第2列の間に配置
される。
形態3の変形例1に従う構成と比較して、列選択の対象
となるメモリセル列の位置に依存したデータ書込電流の
変動をさらに抑制して、いずれのメモリセル列に対して
もライト動作マージンをさらに適正に設定することがで
きる。
いては、MTJメモリセルMCに対して、データ書込電
流±Iwおよびセンス電流Isは、共通のビット線BL
によって供給される構成を説明した。
流Isとの電流量は大きく異なるため、ビット線BL
を、データ読出時にセンス電流を流すためのリードビッ
ト線RBLと、データ書込時においてデータ書込電流±
Iwを流すためのライトビット線WBLとに分割して配
置することも効果的である。
リエーションについては後ほど詳細に説明するが、実施
の形態4においては、データ書込電流±Iwを流すため
のライトビット線WBLが独立に配置された場合におい
て、列選択の対象となるメモリセル列の位置に関わらず
データ書込電流の変動を抑制するための構成について説
明する。
10およびその周辺の構成のうち、データ書込に関連す
る部分を示すブロック図である。
に対応して、データ書込電流±Iwを流すための相補の
ライトビット線対を形成するWBL,/WBLが設けら
れる。なお、ライトビット線WBLについても、総括的
に表現する場合には、符号WBLを用いて表記し、特定
のライトビット線を示す場合には、符号WBLに符号を
付してWBL1,/WBL1のように表記するものとす
る。
ズトランジスタ62−1〜62−nは、それぞれのメモ
リセル列において、ライトビット線WBLおよび/WB
Lを電気的に結合する。イコライズトランジスタ62−
1〜62−nは、コラム選択ゲートCSG1〜CSGm
と同様に、コラム選択線CSL1〜CSLmの電位レベ
ルに応じてオン/オフされる。
結果に応じて、たとえばコラム選択線CSL2が選択状
態(Hレベル)に活性化されると、コラム選択ゲートC
SG2およびイコライズトランジスタ62−2がオンし
て、ノードNw1(データ書込電流制御回路51)〜デ
ータ線IO〜ビット線BL〜イコライズトランジスタ6
2−2〜ビット線/BL2〜データ線/IO〜ノードN
w2(データ書込電流制御回路51)の電流経路が形成
される。
相補のライトビット線WBLおよび/WBLに対して、
イコライズトランジスタによって折り返される逆方向の
データ書込電流を流すことにより、実施の形態1と同様
のデータ書込を実行することができる。
電流制御回路51の内部ノードNw1およびNw2と、
データI/O線対DI/OPを構成するデータ線IOお
よび/IOとは、先頭のメモリセル列(第1列)側およ
び最終のメモリセル列(第m列)側のそれぞれにおいて
結合される。
ル列の位置に関わらずデータ書込電流経路の配線長、す
なわち抵抗値を一定として、データ書込電流の変動を防
止することができる。これにより、実施の形態3と同様
に、それぞれのメモリセル列に対して、無駄な電力消費
を生じさせることなく適正なライトマージンを確保する
ことができる。
の形態4の変形例1に従うメモリアレイ10周辺の構成
のうち、データ書込に関連する部分を示すブロック図で
ある。
においては、図5の場合と同様に、データI/O線対D
I/OPは、M個のメモリセル列ごとに配置される。デ
ータ書込電流制御回路51も、メモリアレイ10全体で
(m/M)組配置されるデータI/O線対DI/OPに
対応してそれぞれ配置される。イコライズトランジスタ
62−1〜62−nは、図8の場合と同様に、コラム選
択線CSL1〜CSLmの電位レベルに応じてオン/オ
フされて、実施の形態1と同様のデータ書込が実行され
る。
線BLをリードビット線RBLとライトビット線WBL
とに分割配置する場合においても、実施の形態3の変形
例1と同様の効果を享受することができる。
施の形態4の変形例2に従うメモリアレイ10周辺の構
成のうち、データ書込に関連する部分を示すブロック図
である。
2においては、図6に示される構成と同様に、各メモリ
セル列に共通に設けられるデータI/O線対DI/OP
の中央部において、データ線IOおよび/IOをデータ
書込電流制御回路51の出力ノードNw1およびNw2
とそれぞれ結合する。イコライズトランジスタ62−1
〜62−mは、図8の場合と同様に、コラム選択線CS
L1〜CSLmの電位レベルに応じてオン/オフされ
て、実施の形態1と同様のデータ書込が実行される。
線BLをリードビット線RBLとライトビット線WBL
とに分割配置する場合においても、実施の形態3の変形
例2と同様の効果を得ることができる。
施の形態4の変形例3に従うメモリアレイ10周辺の構
成のうち、データ書込に関連する部分を示すブロック図
である。
3においては、データI/O線対DI/OPは、図7の
場合と同様に、M個のメモリセル列ごとに配置され、各
データI/O線対DI/OPは、対応するM個のメモリ
セル列の中央部に配置される。イコライズトランジスタ
62−1〜62−mは、図8の場合と同様に、コラム選
択線CSL1〜CSLmの電位レベルに応じてオン/オ
フされて、実施の形態1と同様のデータ書込が実行され
る。
線BLをリードビット線RBLとライトビット線WBL
とに分割配置する場合においても、実施の形態3の変形
例2と同様の効果を得ることができる。
おいては、データ読出に関連する構成についての説明は
省略したが、実施の形態1から3と同様に、ダミーメモ
リセルDMCを用いたデータ読出を、リードビット線R
BLに生じる電位変化に基づいて行なうことができる。
ミーメモリセルDMCを用いてデータ読出を実行し、M
TJメモリセルMCは、ビット線BLおよび/BLのそ
れぞれにおいて1行ごとに配置する構成を示したが、ビ
ット線BLおよび/BLとワード線との交点の各々にM
TJメモリセルMCを配置する構成とすることもでき
る。この場合には、ダミーメモリセルDMCを設けるこ
となくデータ読出を実行することができる。
ト線BL,/BLとの交点のそれぞれにMTJメモリセ
ルを配置することにより、1ビットの記憶データに対し
て2個のMTJメモリセルが配置される。このような構
成とすることにより、リードワード線RWLの活性化に
応答して、ビット線BLおよび/BLに対して、互いに
相補のデータレベルを記憶する2個のMTJメモリセル
がそれぞれ結合されることになる。したがって、これら
の相補のデータを記憶するMTJメモリセルによって生
じる電位変化の差を比較することにより読出データのデ
ータレベルを設定するため、ダミーメモリセルDMCを
用いて読出データDOUTのデータレベルを検知する場
合と比較して、読出マージンを十分に確保することがで
きる。
10およびその周辺の実施の形態5に従う構成を示すブ
ロック図である。
は、各メモリセル列に対応して、折返し型ではなく開放
型のビット線が配置される。すなわち、m個のメモリセ
ル列に対応してビット線BL1〜BLmがそれぞれ設け
られる。
において、ビット線BLとの交点ごとに配置される。デ
ータI/O線対DI/OPを形成するデータ線IOおよ
び/IOは、メモリアレイ10と列方向に隣接して、メ
モリアレイ10を挟んで対向するようにそれぞれ配置さ
れる。
コラム選択線CSL1〜CSLmによってオン/オフ制
御されて、データI/O線対DI/OPの一方であるデ
ータ線IOと対応するビット線BLとを結合する。
1〜BLmとデータI/O線対DI/OPの他方である
データ線/IOとの間にそれぞれ結合される電流制御ト
ランジスタ64−1〜64−mを有する。電流制御トラ
ンジスタ64−1〜64−mも、コラム選択ゲートCS
G1〜CSGmと同様に、コラム選択線CSL1〜CS
Lmにそれぞれ応じてオン/オフする。
読出回路52とデータI/O線対DIO/Pとの間に
は、電流切換回路56が設けられる。電流切換回路56
は、データ書込電流制御回路51からのデータ書込電流
±Iwおよびデータ読出回路52からのセンス電流Is
を選択的にデータI/O線対DI/OPに供給する。
ブロック図である。図13を参照して、電流切換回路5
6は、データ書込電流制御回路51の出力ノードNw1
とデータ読出回路52の出力ノードNr1のいずれか一
方とデータ線IOとを選択的に結合するためのスイッチ
SW1aと、データ書込電流制御回路51の出力ノード
Nw2および電源電位Vccのいずれか一方をデータ線
/IOと選択的に結合するスイッチSW1bとを有す
る。
えば共通の制御信号RWSに応じて動作する。すなわ
ち、データ読出時においては、制御信号RWSに応じ
て、スイッチSW1aおよびSW1bは、データ読出回
路52の出力ノードNr1および電源電位Vccをデー
タ線IOおよび/IOとそれぞれ結合する。
52は、データ線/IOを電源電位Vccにプルアップ
した状態でデータ線IOにセンス電流Isを流し、デー
タ線IOに生じる電圧降下を基準となる電圧降下量ΔV
rと比較して読出データDOUTのデータレベルを検知
する。ΔVrは、Hレベルデータを読出した場合におけ
るデータ線IOの電圧降下をΔVhとし、Lレベルデー
タを読出した場合におけるデータ線IOの電圧降下をΔ
Vlとすると、ΔVhとΔVlとの中間値となるように
設定される。
は、たとえば図2に示したデータ読出回路52の構成に
おいて、トランジスタ164を省略するとともにノード
Nr2を電源電位Vccと結合し、さらに、内部ノード
Ns2の電位レベルが(Vcc−ΔVr)となるように
抵抗167の抵抗値を設定することによって実現され
る。
RWSに応じて、スイッチSW1aおよびSW1bは、
データ書込電流制御回路51の出力ノードNw1および
Nw2を、データ線IOおよび/IOとそれぞれ結合す
る。
いては、ノードNw1(データ書込電流制御回路51)
〜データ線IO〜ビット線BL〜データ線/IO〜ノー
ドNw2(データ書込電流制御回路51)の経路にデー
タ書込電流を流すことができる。これにより、開放型の
ビット線を配置する構成においても、実施の形態1と同
様に、データ書込電流制御回路51の出力ノードNw1
およびNw2の電位レベルを電源電位Vccおよび接地
電位Vssの一方ずつに制御するのみで、異なる方向の
データ書込電流を供給することができる。このように、
極性の異なる電位(負電位)を発生する必要がないの
で、データ書込電流制御回路51の回路構成を簡易にす
ることができる。読出/書込制御回路60も同様に、電
流制御トランジスタ64−1〜64−mのみで簡易に形
成することができる。
ータI/O線対DI/OPを形成するデータ線IOおよ
び/IOとは、先頭のメモリセル列(第1列)側および
最終のメモリセル列(第m列)側においてそれぞれ結合
される。したがって、実施の形態3および4と同様に、
列選択の対象となるメモリセル列の位置に関わらず、デ
ータ書込電流経路の配線長、すなわち抵抗値を一定に維
持することができる。この結果、データ書込電流の変動
を防止して、それぞれのメモリセルに対する適正なライ
トマージンを、無用な電力消費を招くことなく確保する
ことが可能である。
リアレイ10およびその周辺の実施の形態5の変形例に
従う構成を示すブロック図である。
においては、図12の構成と比較して、読出/書込制御
回路60に含まれる電流制御トランジスタ64−1〜6
4−mは、ビット線プリチャージ信号BLPRに応じて
オン/オフする点が異なる。ビット線プリチャージ信号
BLPRの信号レベルは、すでに説明したビット線イコ
ライズ信号BLEQと同様に設定される。
回路58が、データ書込電流制御回路51とデータI/
O線対DI/OPとの間に結合される。データ読出回路
52は、制御信号REに応答して動作してデータI/O
線対の一方であるデータ線IOに対してセンス電流Is
を供給する。
ブロック図である。図15を参照して、電流切換回路5
8は、データ書込電流制御回路51の出力ノードNw1
および電源電位Vccを供給するプリチャージノードN
p1とデータ線IOとの間に配置されるスイッチSW1
bと、データ書込電流制御回路51の出力ノードNw2
および電源電位Vccを供給するプリチャージノードN
p2とデータ線/IOとの間に配置されるスイッチSW
2bとを有する。
タ書込時において、データ線IOおよび/IOと、デー
タ書込電流制御回路51の出力ノードNw1およびNw
2とを電気的にそれぞれ結合する。また、スイッチSW
1bおよびSW2bは、データ読出に先立って実行され
るプリチャージ動作時において、データ線IOおよび/
IOをプリチャージノードNp1およびNp2と電気的
にそれぞれ結合する。
ャージされたデータ線IOおよび/IOは、スイッチS
W1bおよびSW2bによって、データ書込電流制御回
路51の出力ノードNw1,Nw2およびプリチャージ
ノードNp1,Np2のいずれとも切り離される。
制御信号WEおよびビット線プリチャージ信号BLPR
の信号レベルに応じて、データ書込時、データ読出時お
よびプリチャージ動作時のいずれであるを判断して、ス
イッチSW2aおよSW2bの接続を制御する。
読出時においては、ビット線プリチャージ信号BLPR
をLレベルに非活性化して、電流制御トランジスタ64
−1〜64−mをターンオフするとともに、データ線I
Oおよび/IOをデータ書込電流制御回路51およびプ
リチャージノードNp1,Np2のいずれとも切り離
す。
るデータ読出回路52によって、データ線IOおよび選
択されたメモリセル列に対応するコラム選択ゲートを介
して、ビット線BLに対してセンス電流Isが供給され
る。リードワード線RWLの活性化に応じてビット線と
結合されたMTJメモリセルMCによってビット線BL
に生じる電圧降下を基準の電圧降下ΔVrと比較するこ
とによって、データ読出回路52は、読出データDou
tのデータレベルを検知することができる。
プリチャージ信号BLPRはHレベルに活性化されて、
電流制御トランジスタ64−1〜64−mはオンする。
したがって、選択されたメモリセル列において、ノード
Nw1(データ書込電流制御回路51)〜データ線IO
〜ビット線BL〜制御トランジスタ〜データ線/IO〜
ノードNw2(データ書込電流制御回路51)の電流経
路が形成されて、書込データDINのデータレベルに応
じたデータ書込電流±Iwをビット線BLに流すことが
できる。これにより、実施の形態5と同様のデータ書込
動作を実行することができる。
は、MTJメモリセルMCに対して設けられる配線の配
置のバリエーションについて説明する。
RAMデバイス2の全体構成を示す概略ブロック図であ
る。
は、MRAMデバイス1と同様に、外部からの制御信号
CMDおよびアドレス信号ADDに応答してランダムア
クセスを行ない、書込データDINの入力および読出デ
ータDOUTの出力を実行する。メモリアレイ10は、
n行×m列に行列状に配置された複数のMTJメモリセ
ルを有する。メモリアレイ10の構成は、後ほど詳細に
説明するが、メモリセル行にそれぞれ対応して複数のリ
ードワード線RWLおよびライトビット線WBLが配置
され、メモリセル列にそれぞれ対応して、複数のライト
ワード線WWLおよびリードビット線RBLとが配置さ
れる。
ータ書込電流±Iwおよびセンス電流Isを流すための
ビット線BLを、データ読出時においてセンス電流Is
を流すリードビット線RBLと、データ書込時において
データ書込電流±Iwを流すためのライトビット線WB
Lとに分割する。また、リードワード線RWLおよびラ
イトワード線WWLとは、互いに異なる方向に沿って配
置される。
信号ADDによって示されるロウアドレスRAに応じ
て、メモリアレイ10における行選択を実行する行デコ
ーダ20と、アドレス信号ADDによって示されるコラ
ムアドレスCAに応じて、メモリアレイ10における列
選択を実行する列デコーダ25と、行デコーダ20の行
選択結果に基づいて、リードワード線RWLをデータ読
出時において選択的に活性化するリードワード線ドライ
バ30rと、行デコーダ20の行選択結果に基づいて、
データ書込時において、ライトビット線WBLにデータ
書込電流を流すための書込制御回路50wおよび60w
と、列デコーダ25の列選択結果に応じて、データ書込
時においてライトワード線WWLを選択的に活性化する
ためのライトワード線ドライバ30wと、活性化された
ライトワード線WWLにデータ書込電流を流すためのワ
ード線電流制御回路40と、データ読出時において、リ
ードビット線RBLにセンス電流Isを供給するための
読出制御回路50rとを備える。
明したデータ書込電流制御回路51の機能と行選択を実
行する選択ゲートとの機能を併せ持ったものに相当す
る。書込制御回路60wは、書込制御回路50wと協調
的に動作して、書込データDINのデータレベルに応じ
て、メモリアレイ10両端部におけるライトビット線W
BLの両端の電位を制御することによって、データ書込
電流±Iwの方向を制御する。
ータ読出回路52の機能と、列選択を実行するコラム選
択ゲートCSG1〜CSGmの機能とを併せ持ったもの
に相当する。
(高電位状態:Hレベル)に活性化されたライトワード
線WWLにデータ書込電流を流すために、各ライトワー
ド線WWLを接地電位Vssと結合する。
イ10の構成を示すブロック図である。
n行×m列に配置された複数のMTJメモリセルMCを
有する。実施の形態6に従う構成においては、各MTJ
メモリセルMCに対して、リードワード線RWL、ライ
トワード線WWL、リードビット線RBLおよびライト
ビット線WBLが配置される。リードワード線RWLお
よびライトビット線WBLは、メモリセル行にそれぞれ
対応して行方向に沿って配置される。一方、ライトワー
ド線WWLおよびリードビット線RBLは、メモリセル
列にそれぞれ対応して、列方向に沿って配置される。
は、リードワード線RWL1〜RWLn、ライトワード
線WWL1〜WWLm、リードビット線RBL1〜RB
Lmおよびライトビット線WBL1〜WBLnが設けら
れる。
ついても、総括的に表現する場合には、符号をRBLを
用いて表記することとし、特定のリードビット線を示す
場合には、これらの符号に添字を付して、RBL1,R
BLmのように表記するものとする。
ド線WWL1〜WWLmを接地電位Vssと結合する。
これにより、ライトワード線ドライバ30wによってラ
イトワード線WWLを選択状態(Hレベル:電源電位V
cc)に活性化した場合に、活性化されたライトワード
線WWLにデータ書込電流Ipを流すことができる。
リセルの接続態様を示す回路図である。
TJおよびアクセストランジスタATRからなるMTJ
メモリセルに対して、リードワード線RWL、ライトワ
ード線WWL、ライトビット線WBLおよびリードビッ
ト線RBLが設けられる。既に説明したように、アクセ
ストランジスタATRには、半導体基板上に形成された
電界効果トランジスタであるMOSトランジスタが代表
的に適用される。
リードワード線RWLと結合される。アクセストランジ
スタATRは、リードワード線RWLが選択状態(Hレ
ベル:電源電位Vcc)に活性化されるとターンオンし
て、磁気トンネル接合部MTJを含む電流経路を形成す
る。一方、リードワード線RWLが非選択状態(Lレベ
ル:接地電位Vss)に非活性化される場合には、アク
セストランジスタATRはターンオフされるので、磁気
トンネル接合部MTJを含む電流経路は形成されない。
線WBLとは、磁気トンネル接合部MTJと近接するよ
うに、互いに直交する方向に配置される。このように、
リードワード線RWLとライトワード線WWLとを互い
に直交する方向に配置することによって、リードワード
線ドライバ30rとライトワード線ドライバ30wとを
分割して配置することができる。リードワード線RWL
およびライトワード線WWLは、データ読出時およびデ
ータ書込時においてそれぞれ独立に活性化されるので、
これらのドライバは元来独立なものとして設計すること
ができる。したがって、ライトワード線ドライバ30w
とリードワード線ドライバ30rとを分割して小型化
し、それぞれをメモリアレイ10に隣接する異なる領域
に配置することができるので、レイアウトの自由度を向
上させて、レイアウト面積すなわちMRAMデバイスの
チップ面積を減少させることができる。
ト線RBLとアクセストランジスタATRとの間に電気
的に結合される。したがって、データ読出時において、
電流を流す必要がないライトビット線WBLの電位レベ
ルを接地電位Vssに設定することによって、アクセス
トランジスタATRのターンオンに応答して、リードビ
ット線RBL〜磁気トンネル接合部MTJ〜アクセスト
ランジスタATR〜ライトビット線WBL(接地電位V
ss)の電流経路が形成される。この電流経路にセンス
電流Isを流すことによって、磁気トンネル接合部MT
Jの記憶データのレベルに応じた電位変化をリードビッ
ト線RBLに生じさせて、記憶データを読出ことができ
る。
WWLおよびライトビット線WBLにそれぞれデータ書
込電流が流され、これらのデータ書込電流によってそれ
ぞれ生じる磁界の和が、一定磁界すなわち図44に示さ
れるアステロイド特性線を超える領域に達することによ
って、磁気トンネル接合部MTJに記憶データが書込ま
れる。
リセルに対するデータ書込およびデータ読出を説明する
ためのタイミングチャート図である。
る。ライトワード線ドライバ30wは、列デコーダ25
の列選択結果に応じて、選択列に対応するライトワード
線WWLの電位を選択状態(Hレベル)に駆動する。非
選択列においては、ライトワード線WWLの電位レベル
は非選択状態(Lレベル)に維持される。ワード線電流
制御回路40によって各ライトワード線WWLは接地電
位Vssと結合されているので、選択列においてライト
ワード線WWLにデータ書込電流Ipが流れる。
おいては非選択状態(Lレベル)のままに維持される。
データ書込時においては、読出制御回路50rは、セン
ス電流Isを供給せず、リードビット線RBLを高電位
状態(Vcc)にプリチャージする。また、アクセスト
ランジスタATRはターンオフ状態を維持するので、デ
ータ書込時においては、リードビット線RBLに電流は
流れない。
リアレイ10の両端におけるライトビット線WBLの電
位を制御することによって、書込データDINのデータ
レベルに応じた方向のデータ書込電流を生じさせる。た
とえば、“1”の記憶データを書込む場合には、書込制
御回路60w側のビット線電位を高電位状態(電源電位
Vcc)に設定し、反対側の書込制御回路50w側のビ
ット線電位を低電位状態(接地電位Vss)に設定す
る。これにより、書込制御回路60wから50wに向か
う方向にデータ書込電流+Iwがライトビット線WBL
を流れる。一方、“0”の記憶データを書込む場合に
は、書込制御回路50w側および60w側のビット線電
位を高電位状態および低電位状態にそれぞれ設定し、書
込制御回路50wから60wへ向かう方向にデータ書込
電流−Iwがライトビット線WBLを流れる。この際
に、データ書込電流±Iwは、行デコーダ20の行選択
結果に応じて、選択行に対応するライトビット線WBL
に選択的に流される。
Iwの方向を設定することにより、データ書込時におい
て、書込まれる記憶データのレベル“1”,“0”に応
じて、逆方向のデータ書込電流+Iwおよび−Iwのい
ずれか一方を選択して、ライトワード線WWLのデータ
書込電流Ipをデータレベルに関係なく一定方向に固定
することができる。これにより、ライトワード線WWL
に流れるデータ書込電流Ipの方向を常に一定にするこ
とができるので、既に説明したように、ワード線電流制
御回路40の構成を簡略化することができる。
ータ読出時においては、ライトワード線WWLは非選択
状態(Lレベル)に維持され、その電位レベルはワード
線電流制御回路40によって接地電位Vssに固定され
る。データ読出時において、書込制御回路50wおよび
60wは非活性化されてデータ書込電流の供給を停止す
るので、ライトビット線WBLに電流は流れない。
行デコーダ20の行選択結果に応じて、選択行に対応す
るリードワード線RWLを選択状態(Hレベル)に駆動
する。非選択行においては、リードワード線RWLの電
位レベルは非選択状態(Lレベル)に維持される。読出
制御回路50rは、データ読出時において、データ読出
を実行するための一定量のセンス電流Isを選択列のリ
ードビット線RBLに供給する。リードビット線RBL
は、データ読出前において高電位状態(Vcc)にプリ
チャージされているので、リードワード線RWLの活性
化に応答したアクセストランジスタATRのターンオン
によって、センス電流Isの電流経路がMTJメモリセ
ル内に形成され、記憶データに応じた電位変化(降下)
がリードビット線RBLに生じる。
データレベルが“1”である場合に、固定磁気層FLと
自由磁気層VLとにおける磁界方向が同一であるとする
と、記憶データが“1”である場合にリードビット線R
BLの電位変化ΔV1は小さく、記憶データが“0”で
ある場合のリードビット線RBLの電位変化ΔV2は、
ΔV1よりも大きくなる。これらの電位降下ΔV1およ
びΔV2の差を検知することによって、MTJメモリセ
ルの記憶データを読出すことができる。
リセルの配置を説明する構造図である。
ATRは、半導体主基板SUB上のp型領域PARに形
成される。ライトビット線WBLは、第1の金属配線層
M1に形成されて、アクセストランジスタATRのソー
ス/ドレイン領域の一方110と電気的に結合される。
他方のソース/ドレイン領域120は、第1の金属配線
層M1に設けられた金属配線、バリアメタル140およ
びコンタクトホールに形成された金属膜150を経由し
て、磁気トンネル接合部MTJと電気的に結合される。
合部MTJと電気的に結合するように、第2の金属配線
層M2に設けられる。ライトワード線WWLは、第3の
金属配線層M3に配置される。ライトワード線WWL
は、MTJメモリセルの他の部位と結合することなく、
独立して配置することができるので、磁気トンネル接合
部MTJとの間の磁気カップリングを高めることができ
るように、自由に配置することができる。
メモリセルに対して、リードワード線RWLとライトワ
ード線WWLとを互いに直交する方向に配置して、リー
ドワード線RWLおよびライトワード線WWLにそれぞ
れ対応するリードワード線ドライバ30rおよびライト
ワード線ドライバ30wを独立に配置してレイアウトの
自由度を高めることができる。データ読出時におけるワ
ード線駆動電流が過大になることを防いで、不要な磁気
ノイズの発生を防止することができる。
施の形態6の変形例1に従うメモリアレイ10の構成を
示すブロック図である。
n行×m列に配置されたMTJメモリセルMCを有す
る。メモリセル行にそれぞれ対応して、リードワード線
RWLおよびライトビット線WBLが配置され、メモリ
セル列にそれぞれ対応して、共通配線CMLが配置され
る。共通配線CMLは、リードビット線RBLおよびラ
イトワード線WWLの機能を共有するための配線であ
る。したがって、メモリアレイ10全体では、リードワ
ード線RWL1〜RWLn、ライトビット線WBL1〜
WBLnおよび共通配線CML1〜CMLmが配置され
る。
ML1〜CMLmと接地電位Vssとの間にそれぞれ結
合される電流制御トランジスタ41−1〜41−mを有
する。電流制御トランジスタ41−1〜41−mの各々
は、データ書込時において、共通配線CMLをライトワ
ード線WWLとして動作させるために、共通配線CML
1〜CMLmの各々を接地電位Vssと結合する。デー
タ書込時以外においては、電流制御トランジスタ41−
1〜41−mはターンオフされて、共通配線CMLは接
地電位Vssと切離される。
いては、電流制御トランジスタ41−1〜41−mを設
けることによって、共通配線CMLをデータ読出時にお
いてリードビット線RBLとして使用するとともに、デ
ータ書込時においてライトワード線WWLとして使用す
ることができる。これにより、リードビット線RBLお
よびライトワード線WWLの機能を共通配線CMLに共
有させることにより、配線数を削減することができる。
MTJメモリセルの接続態様を示す回路図である。
ATRは、磁気トンネル接合部MTJとライトビット線
WBLとの間に電気的に結合される。磁気トンネル接合
部MTJは、アクセストランジスタATRと共通配線C
MLとの間に結合される。アクセストランジスタATR
のゲートはリードワード線RWLと結合される。図22
の構成においても、リードワード線RWLとライトワー
ド線WWLとは互いに直交する方向に配置される。
MTJメモリセルに対するデータ書込およびデータ読出
を説明するためのタイミングチャート図である。
は、ライトビット線WBLにデータ書込電流±Iwが流
される。また、電流制御トランジスタ41−1〜41−
mのオンによって、行列選択結果に応じて選択列に対応
する共通配線CMLにデータ書込電流Ipが流れる。こ
のように、データ書込時における共通配線CMLの電位
および電流は、図19に示されるライトワード線WWL
と同様に設定される。これにより書込データDINのデ
ータレベルに応じた磁界を磁気トンネル接合部MTJに
書込むことができる。また、図19に示されるとおりリ
ードビット線RBLはデータ書込時において特に必要と
はされないので、両者を共通配線CMLに統合すること
ができる。
ランジスタ41−1〜41−mはターンオフされる。デ
ータ読出前においては、共通配線CMLは接地電位Vs
sにプリチャージされている。
WWLの電位レベルを接地電位レベルVssに設定する
ことにより、リードワード線RWLを選択状態(Hレベ
ル)に活性化することによって、アクセストランジスタ
ATRをターンオンして、共通配線CML〜磁気トンネ
ル接合部MTJ〜アクセストランジスタATR〜ライト
ビット線WBLの経路にセンス電流Isを流すことがで
きる。
セル内に形成されると、記憶データに応じた電位変化
(上昇)が共通配線CMLに生じる。
データレベルが“1”である場合に、固定磁気層FLと
自由磁気層VLとにおける磁界方向が同一であるとする
と、記憶データが“1”である場合に共通配線CMLの
電位変化ΔV1は小さく、記憶データが“0”である場
合の共通配線CMLの電位変化ΔV2は、ΔV1よりも
大きくなる。共通配線CMLに生じる電位変化ΔV1お
よびΔV2の差を検知することによって、MTJメモリ
セルの記憶データを読出すことができる。
ド線WWLははデータ読出時において特に必要とはされ
ないので、ライトワード線WWLおよびリードビット線
RBLを共通配線CMLに統合することができる。
TJメモリセルの配置を説明する構造図である。
は、第1の金属配線層M1に配置され、リードワード線
RWLは、アクセストランジスタATRのゲート130
と同一層に配置される。
ジスタATRのソース/ドレイン領域110と電気的に
結合される。他方のソース/ドレイン領域120は、第
1の金属配線層M1に設けられた金属配線、バリアメタ
ル140およびコンタクトホールに設けられる金属膜1
50を介して、磁気トンネル接合部MTJと結合され
る。
TJと電気的に結合するように第2の金属配線層M2に
設けられる。このように、共通配線CMLにリードビッ
ト線RBLおよびライトワード線WWL機能の両方を併
せ持つようにすることにより実施の形態6に従うMTJ
メモリセルが奏する効果に加えて、配線数および金属配
線層の数を削減して製造コストの削減を図ることができ
る。
施の形態6の変形例2に従うメモリアレイ10の構成を
示すブロック図である。
2においても、メモリアレイ10は、n行×m列に配置
されたMTJメモリセルMCを有する。メモリセル行に
それぞれ対応して、リードワード線RWLおよびライト
ビット線WBLが設けられる。また、メモリセル列にそ
れぞれ対応して、リードビット線RBLおよびライトワ
ード線WWLが設けられる。したがって、メモリアレイ
10全体に対しては、リードワード線RWL1〜RWL
n、ライトビット線WBL1〜WBLn、リードビット
線RBL1〜RBLmおよびライトワード線WWL1〜
WWLmが設けられる。ワード線電流制御回路40は、
各ライトワード線WWLを接地電位Vssと結合する。
MTJメモリセルの接続態様を示す回路図である。
は、アクセストランジスタATRを介して磁気トンネル
接合部MTJと結合される。磁気トンネル接合部MTJ
は、ライトワード線WWLおよびアクセストランジスタ
ATRの間に結合される。リードワード線RWLは、ア
クセストランジスタATRのゲートと結合される。図2
6の構成においても、リードワード線RWLとライトワ
ード線WWLとは互いに直交する方向に配置される。
MTJメモリセルの配置を示す構造図である。
金属配線層M1にそれぞれ配置される。リードワード線
RWLは、アクセストランジスタATRのゲート130
と同一層に形成される。リードビット線RBLは、アク
セストランジスタATRのソース/ドレイン領域110
と結合される。ソース/ドレイン領域120は、第1お
よび第2の金属配線層M1およびM2に設けられた金属
配線、バリアメタル140およびコンタクトホールに設
けられた金属膜150を介して磁気トンネル接合部MT
Jと結合される。
合部MTJと近接して第2の金属配線層M2に設けられ
る。ライトワード線WWLは、磁気トンネル接合部MT
Jと電気的に結合されて第3の金属配線層M3に配置さ
れる。
ビット線RBLは、アクセストランジスタATRを介し
て磁気トンネル接合部MTJと結合される。これによ
り、リードビット線RBLは、データ読出の対象とな
る、すなわち対応するリードワード線RWLが選択状態
(Hレベル)に活性化されたメモリセル行に属するMT
JメモリセルMCとのみ電気的に結合される。この結
果、リードビット線RBLの容量を抑制して、データ読
出動作を高速化することができる。
施の形態6の変形例3に従うメモリアレイ10の構成を
示すブロック図である。
同様にn行×m列に配置された複数のMTJメモリセル
MCを有する。実施の形態6の変形例3においては、図
25〜27に示した実施の形態6の変形例2と比較し
て、ライトワード線WWLおよびリードビット線RBL
の配置を入替えている。その他の構成については、実施
の形態6の変形例2の場合と同様であるので説明は繰返
さない。
MTJメモリセルの接続態様を示す回路図である。
3に従うMTJメモリセルは、図26に示される実施の
形態6の変形例2に従うMTJメモリセルと比較して、
リードビット線RBLとライトワード線WWLとの配置
を入替えた構成となっている。その他の配線の配置につ
いては、図26と同様であるので説明は繰返さない。こ
のような構成としても、リードワード線RWLとライト
ワード線WWLとは互いに直交する方向に配置すること
ができる。
MJTメモリセルの配置を示す構造図である。
3に従うMTJメモリセルにおいては、図27に示した
実施の形態6の変形例2に従うMTJメモリセルの構造
と比較して、ライトワード線WWLとリードビット線R
BLの配置される位置が入れ替わっている。すなわち、
ライトワード線WWLは、第1の金属配線層M1に設け
られて、アクセストランジスタATRのソース/ドレイ
ン領域110と結合される。一方、リードビット線RB
Lは、磁気トンネル接合部MTJと電気的に結合するよ
うに第3の金属配線層M3に設けられる。
いては、リードビット線RBLが磁気トンネル接合部M
TJと直接結合されるので、実施の形態6の変形例2に
示したようなデータ読出動作の高速化を図ることはでき
ない。しかしながら、実施の形態6の変形例3に従う構
成においても、リードワード線ドライバ30rとライト
ワード線ドライバ30wとを独立に配置して、実施の形
態6と同様の効果を得ることができる。
施の形態6の変形例4に従うメモリアレイ10の構成を
示すブロック図である。
同様にn行×m列に配置された複数のMTJメモリセル
MCを有する。メモリセル行にそれぞれ対応してリード
ワード線RWLおよびライトビット線WBLが配置さ
れ、メモリセル列にそれぞれ対応しておよび共通配線C
MLが配置される。したがって、メモリアレイ10全体
に対しては、リードワード線RWL1〜RWLn、ライ
トビット線WBL1〜WBLnおよび共通配線CML1
〜CMLmが配置される。
ML1〜CMLmと接地電位Vssとの間にそれぞれ電
気的に結合される電流制御トランジスタ41−1〜41
−mを有する。電流制御トランジスタ41−1〜41−
mの各々は、データ書込時において、共通配線CMLと
接地電位Vssと結合する。データ書込時以外において
は、電流制御トランジスタCML1〜CMLmは接地電
位Vssと切離される。データ読出前においては、共通
配線CMLは、接地電位Vssにプリチャージされる。
MTJメモリセルの接続態様を示す回路図である。
ATRは共通配線CMLと磁気トンネル接合部MTJと
の間に結合される。リードワード線RWLは、アクセス
トランジスタATRのゲートと結合される。ライトビッ
ト線WBLは、リードワード線RWLと同一方向に配置
され、磁気トンネル接合部MTJと電気的に結合され
る。
はライトワード線WWLと同様に、ライトワード線ドラ
イバ30wによって選択的に活性化される。一方、デー
タ読出時においては、共通配線CMLは、読出制御回路
50rによってセンス電流Isを供給される。
ジスタ41−1〜41−mのターンオンによって、選択
状態(Hレベル)に活性化された共通配線CMLは、ラ
イトワード線WWLと同様にデータ書込電流Ipが流れ
る。一方、データ読出時においては、電流制御トランジ
スタ41−1〜41−mがターンオフされて、共通配線
CML〜磁気トンネル接合部MTJ〜アクセストランジ
スタATR〜ライトビット線WBL(接地電位Vss)
の経路に流されるセンス電流Isによって、図23で説
明したように、磁気トンネル接合部MTJの記憶データ
に対応する電位変化が共通配線CMLに生じる。
込時におけるライトワード線WWLの機能およびデータ
読出時におけるリードビット線RBLの機能を併有させ
て、配線数を削減することができる。
時にライトワード線として機能する共通配線CMLとを
互いに直交する方向に配置するので、リードワード線ド
ライバ30rとライトワード線ドライバ30wとを独立
に配置して、実施の形態6と同様の効果を得ることがで
きる。
MTJメモリセルの配置を示す構造図である。
1の金属配線層M1に配置されて、アクセストランジス
タATRのソース/ドレイン領域110と電気的に結合
される。リードワード線RWLは、アクセストランジス
タATRのゲート130と同一層に形成される。
属配線層M1に形成された金属配線、バリアメタル14
0およびコンタクトホールに形成された金属膜150を
介して、磁気トンネル接合部MTJと結合される。ライ
トビット線WBLは、磁気トンネル接合部MTJと電気
的に結合するように第2の金属配線層M2に配置され
る。
を介して共通配線CMLと磁気トンネル接合部MTJと
を結合する構成とすることによって、共通配線CML
は、アクセストランジスタATRのターンオン時におい
てのみ磁気トンネル接合部MTJと結合される。この結
果、データ読出時においてリードビット線RBLとして
機能する共通配線CMLの容量を削減して、データ読出
動作の高速化をさらに図ることができる。
施の形態6の変形例5に従うメモリアレイ10の構成を
示すブロック図である。
同様にn行×m列に配置された複数のMTJメモリセル
MCを有する。メモリセル行にそれぞれ対応してリード
ワード線RWLおよび共通配線CMLが配置され、メモ
リセル列にそれぞれ対応してライトビット線WBLが配
置される。したがって、メモリアレイ10全体に対して
は、リードワード線RWL1〜RWLn、共通配線CM
L1〜CMLnおよびライトビット線WBL1〜WBL
mが設けられる。
1〜CMLnと接地電位Vssとの間にそれぞれ電気的
に結合される電流制御トランジスタ41−1〜41−n
を有する。電流制御トランジスタ41−1〜41−nの
各々は、データ書込時において、共通配線CMLと接地
電位Vssと結合する。データ書込時以外においては、
電流制御トランジスタCML1〜CMLnは接地電位V
ssと切離される。特に、データ読出前においては、共
通配線CMLは、接地電位Vssにプリチャージされ
る。
MTJメモリセルの接続態様を示す回路図である。
ATRはライトビット線WBLと磁気トンネル接合部M
TJとの間に結合される。リードワード線RWLは、ア
クセストランジスタATRのゲートと結合される。共通
配線CMLは、リードワード線RWLと同一方向に配置
され、磁気トンネル接合部MTJと電気的に結合され
る。
変形例4と同様であり、データ書込時におけるライトワ
ード線WWLの機能およびデータ読出時におけるリード
ビット線RBLの機能を併有する。
う構成によれば、共通配線CMLと磁気トンネル接合部
MTJとは直接電気的に結合されるので、データ読出時
における共通配線CMLの容量を低減することできない
が、ライトワード線WWLとリードビット線RBLとを
共通配線CMLに集約できるので、製造時における金属
配線層の数を削減して、製造コストの削減を図ることが
できる。
MTJメモリセルの配置を示す構造図である。
は、第1の金属配線層M1に配置されて、アクセストラ
ンジスタATRのソース/ドレイン領域110と電気的
に結合される。リードワード線RWLは、アクセストラ
ンジスタATRのゲート130と同一層に形成される。
ソース/ドレイン領域120は、第1の金属配線層M1
に形成される金属配線、バリアメタル140およびコン
タクトホールに形成される金属膜150を介して、磁気
トンネル接合部MTJと結合される。
TJと電気的に結合するように第2の金属配線層M2に
配置される。
施の形態6の変形例6に従うメモリアレイ10の構成を
示すブロック図である。
n行×m列に配置される複数のMTJメモリセルMCを
有する。メモリセル行にそれぞれ対応してリードワード
線RWLおよびライトビット線WBLが配置され、メモ
リセル列にそれぞれ対応してライトワード線WWLおよ
びリードビット線RBLが配置される。したがって、メ
モリアレイ10全体においては、リードワード線RWL
1〜RWLn、ライトビット線WBL1〜WBLn、リ
ードビット線RBL1〜RBLmおよびライトワード線
WWL1〜WWLmが配置される。
MTJメモリセルの接続態様を示す回路図である。
ATRのゲートはリードワード線RWLと結合される。
アクセストランジスタATRは、リードビット線RBL
と磁気トンネル接合部MTJとの間に電気的に結合され
る。磁気トンネル接合部MTJは、リードワード線RW
Lと同一方向に配置されるライトビット線WBLと結合
される。
WBLと直交する方向に、磁気トンネル接合部MTJと
近接して設けられる。したがって、リードワード線ドラ
イバ30rとライトワード線ドライバ30wとを独立に
配置して、実施の形態6と同様の効果を得ることができ
る。
モリセルの他の部位と結合することなく、独立して配置
することができるので、磁気トンネル接合部MTJとの
間における磁気カップリングの向上を優先して配置する
ことができる。これにより、ライトワード線WWLを流
れるデータ書込電流Ipを抑制することができ、MRA
Mデバイスの低消費電力化を図ることができる。
トランジスタATRを介して磁気トンネル接合部MTJ
と接合されるので、リードビット線RBLに結合される
磁気トンネル接合部MTJの数を削減して、リードビッ
ト線RBLの容量を低減して、データ読出を高速化する
ことができる。
MTJメモリセルの配置を示す構造図である。
は、第1の金属配線層M1に、アクセストランジスタA
TRのソース/ドレイン領域110と電気的に結合する
ように設けられる。リードワード線RWLは、アクセス
トランジスタATRのゲート130と同一層に配置され
る。アクセストランジスタATRのソース/ドレイン領
域120は、第1および第2の金属配線層M1およびM
2に設けられた金属配線、バリアメタル140およびコ
ンタクトホールに設けられた金属膜150を介して、磁
気トンネル接合部MTJと結合される。
配線層M2および第3の金属配線層M3の間に配置され
る。ライトビット線WBLは、磁気トンネル接合部MT
Jと電気的に結合されて、第3の金属配線層M3に配置
される。ライトワード線WWLは、第2の金属配線層に
設けられる。この際に、ライトワード線WWLの配置
は、磁気トンネル接合部MTJとの間における磁気カッ
プリングを高めることができるように配置される。
MTJメモリセルの配置の他の例を示す構造図である。
向に沿って配置されるリードビット線RBLおよびライ
トワード線WWLは、同一の金属配線層に配置される。
したがって、磁気トンネル接合部MTJは、金属配線層
M1およびM2の間に設けられ、ライトワード線WWL
は、磁気トンネル接合部MTJと近接して、リードビッ
ト線RBLと同一の金属配線層M1に配置される。ライ
トビット線WBLは、磁気トンネル接合部MTJと電気
的に結合されて、第2の金属配線層M3に配置される。
セルの構造と比較して、金属配線層数を減らすことがで
きるので、実施の形態6の変形例6に従うMTJメモリ
セルの構成によって享受される効果に加えて、製造コス
トの削減がさらに可能になる。
の変形例1〜4,6に従うMTJメモリセルの構成によ
れば、リードワード線RWLとライトワード線WWLと
を互いに直交する方向に配置できるので、それぞれのワ
ード線を駆動するためのライトワード線ドライバ30w
とリードワード線ドライバ30rとを分割配置して、レ
イアウトの自由度を向上することができる。
5に従うMTJメモリセルの構成によれば、リードビッ
ト線RBLとライトワード線WWLとを共通配線CML
に集約できるので、配線数を削減して製造コストの低減
を図ることができる。
び6に従うMTJメモリセルの構成によれば、リードビ
ット線RBLをアクセストランジスタATRを介して磁
気トンネル接合部MTJと結合するので、リードビット
線RBLの容量を抑制してデータ読出を高速化すること
が可能である。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
データ書込時におけるデータ書込電流を短絡されたビッ
ト線対に往復電流として流すことができるので、データ
書込電流を制御するための構成を簡素化できる。
置は、データ書込電流を供給するための回路を外部電源
電位によって直接駆動するので、請求項1記載の薄膜磁
性体記憶装置が奏する効果に加えて、データ書込電流を
速やかに供給することができる。
置は、アドレス選択の対象となるメモリセル列の位置に
関わらずデータ書込電流の電流量をほぼ一定に維持する
ことができる。この結果、請求項1記載の薄膜磁性体記
憶装置が奏する効果に加えて、電力消費を無用に増加さ
せることなくそれぞれのメモリセル列に対して書込動作
マージンを確保できる。
憶装置は、請求項1記載の薄膜磁性体記憶装置が奏する
効果に加えて、ビット線およびビット線電流回路を共有
してデータ読出動作を実行することができる。
データ書込電流を供給するための回路を外部電源電位に
よって直接駆動するとともに、データ読出に関する回路
を外部電源電位を降圧した内部電源電位によって駆動す
るので、請求項9記載の薄膜磁性体記憶装置が奏する効
果に加えて、データ書込電流の速やかな供給と、低消費
電力化およびデバイスの微細化に対応した信頼性の確保
とを両立することができる。
データ線対を構成する第1および第2のデータ線の電位
レベルの制御によって、開放型のビット線に流されるデ
ータ書込電流の方向を設定できる。したがって、データ
書込電流を制御するための構成を簡素化できる。
記憶装置は、請求項12記載の薄膜磁性体記憶装置が奏
する効果に加えて、ビット線およびビット線電流回路を
共有してデータ読出動作をさらに実行することができ
る。
読出ワード線および書込データ線を磁性体メモリセルの
行および列にそれぞれ対応させて配置するので、読出ワ
ード線を選択的に駆動するための回路と、書込ワード線
のそれぞれを選択的に駆動するための回路とを独立して
配置することができる。この結果、レイアウトの自由度
を向上させて集積度を高めることができる。
データ読出の対象となる磁性体メモリセルの記憶部のみ
を読出データ線と結合するので、請求項15記載の薄膜
磁性体記憶装置が奏する効果に加えて、読出データ線の
容量を低減してデータ読出を高速化できる。
データ読出時における読出データ線の機能とデータ書込
時における書込ワード線との機能を共通配線に共有する
ことができる。この結果、請求項15記載の薄膜磁性体
記憶装置が奏する効果に加えて、配線数を減らして製造
コストを削減できる。
データ読出時における読出データ線の機能とデータ書込
時における書込ワード線との機能を共通配線に共有する
ことができる。この結果、配線数を減らして製造コスト
を削減できる。
データ読出の対象となる磁性体メモリセルの記憶部のみ
を共通配線と結合するので、請求項18記載の薄膜磁性
体記憶装置が奏する効果に加えて、データ読出時におけ
る共通配線の容量を低減してデータ読出を高速化でき
る。
ス1の全体構成を示す概略ブロック図である。
態1に従う構成を詳細に説明するための図である。
明するブロック図である。
態3に従う構成を示すブロック図である。
態3の変形例1に従う構成を示すブロック図である。
態3の変形例2に従う構成を示すブロック図である。
態3の変形例3に従う構成を示すブロック図である。
構成のうち、データ書込に関連する部分を示すブロック
図である。
10周辺の構成のうち、データ書込に関連する部分を示
すブロック図である。
イ10周辺の構成のうち、データ書込に関連する部分を
示すブロック図である。
イ10周辺の構成のうち、データ書込に関連する部分を
示すブロック図である。
形態5に従う構成を示すブロック図である。
である。
形態5の変形例に従う構成を示すブロック図である。
である。
イス2の全体構成を示す概略ブロック図である。
成を示すブロック図である。
続態様を示す回路図である。
するデータ書込およびデータ読出を説明するためのタイ
ミングチャート図である。
置を説明する構造図である。
イ10の構成を示すブロック図である。
リセルの接続態様を示す回路図である。
リセルに対するデータ書込およびデータ読出を説明する
ためのタイミングチャート図である。
セルの配置を説明する構造図である。
イ10の構成を示すブロック図である。
リセルの接続態様を示す回路図である。
リセルの配置を示す構造図である。
イ10の構成を示すブロック図である。
リセルの接続態様を示す回路図である。
リセルの配置を示す構造図である。
イ10の構成を示すブロック図である。
リセルの接続態様を示す回路図である。
リセルの配置を示す構造図である。
イ10の構成を示すブロック図である。
リセルの接続態様を示す回路図である。
リセルの配置を示す構造図である。
イ10の構成を示すブロック図である。
リセルの接続態様を示す回路図である。
リセルの配置を示す構造図である。
リセルの配置の他の例を示す構造図である。
(以下単にMTJメモリセルとも称する)の構成を示す
概略図である。
説明する概念図である。
を説明する概念図である。
向と磁界方向との関係を説明する概念図である。
を示す概念図である。
ルの構造図である。
ーダ、30 ワード線ドライバ、30r リードワード
線ドライバ、30w ライトワード線ドライバ、40
ワード線電流制御回路、41−1〜41−m,41−n
電流制御トランジスタ、50,60 読出/書込制御
回路、50w、60w 書込制御回路、50r 読出制
御回路、51 データ書込電流制御回路、52 データ
読出回路、55 電圧降下回路、62−1〜62−m
イコライズトランジスタ、64−1〜64−m 電流制
御トランジスタ、ATR アクセストランジスタ、B
L,/BL ビット線、CSG1〜CSGm 列選択ゲ
ート、FL 固定磁気層、MTJ 磁気トンネル接合
部、RBL リードビット線、RWL リードワード
線、TB トンネルバリア、VL 自由磁気層、WB
L,/WBL ライトビット線、WWL ライトワード
線、CML 共通配線。
Claims (19)
- 【請求項1】 薄膜磁性体記憶装置であって、 行列状に配置された複数の磁性体メモリセルを有するメ
モリアレイを備え、 前記複数の磁性体メモリセルの各々は、第1および第2
のデータ書込電流によって印可されるデータ書込磁界が
所定磁界よりも大きい場合に書込まれる記憶データのレ
ベルに応じて異なる抵抗値を有し、 前記磁性体メモリセルの行に対応してそれぞれ設けら
れ、データ書込時において前記第1のデータ書込電流を
流すためにアドレス選択結果に応じて選択的に活性化さ
れる複数の書込ワード線と、 前記磁性体メモリセルの列に対応してそれぞれ設けら
れ、各々が第1および第2のビット線を含む複数のビッ
ト線対と、 前記データ書込時において、前記複数のビット線対のう
ちのアドレス選択結果に応じて選択される1つに含まれ
る前記第1および第2のビット線を高電位状態および低
電位状態の一方ずつに設定するためのデータ書込制御回
路と、 前記複数のビット線対に対応してそれぞれ設けられ、各
々が、前記データ書込時において前記第2のデータ書込
電流を流すために対応する前記第1および第2のビット
線の間を電気的に結合する複数のビット線電流制御回路
とをさらに備える、薄膜磁性体記憶装置。 - 【請求項2】 前記データ書込制御回路は、前記薄膜磁
性体記憶装置に対して外部から供給された外部電源電位
によって駆動される、請求項1記載の薄膜磁性体記憶装
置。 - 【請求項3】 前記複数の書込ワード線を前記アドレス
選択結果に応じて選択的に活性状態に駆動するためのワ
ード線駆動回路と、 前記複数の書込ワード線の各々を前記複数の書込ワード
線の非活性状態に対応する電位と結合するためのワード
線電流制御回路とをさらに備え、 前記ワード線駆動回路は、前記外部電源電位によって駆
動される、請求項2記載の薄膜磁性体記憶装置。 - 【請求項4】 前記複数のビット線対に共通に設けら
れ、第1および第2のデータ線によって形成されるデー
タ線対と、 前記列に対応してそれぞれ設けられ、前記アドレス選択
結果に応じて対応する前記第1および第2のビット線を
前記第1および第2のデータ線とそれぞれ接続する複数
の列選択ゲート回路とを備え、 前記データ書込制御回路は、前記データ書込時におい
て、第1および第2の内部ノードを前記高電位状態およ
び低電位状態の一方ずつに設定し、 前記第1および第2の内部ノードと前記第1および第2
のデータ線との接続点は、前記第2のデータ書込電流の
経路を形成する配線の抵抗値が、前記アドレス選択の対
象となる前記列の位置に関わらずほぼ一定となるように
設けられる、請求項1記載の薄膜磁性体記憶装置。 - 【請求項5】 前記複数のビット線対は、前記列に沿っ
た方向に配置され、 前記データ線対は、前記行に沿った方向に配置され、 前記第1の内部ノードは、先頭の前記列側の領域におい
て前記第1のデータ線と接続され、 前記第2の内部ノードは、最終の前記列側の領域におい
て前記第2のデータ線と接続される、請求項4記載の薄
膜磁性体記憶装置。 - 【請求項6】 前記複数のビット線対は、前記列に沿っ
た方向に配置され、 前記データ線対は、前記行に沿った方向に配置され、 前記第1および第2の内部ノードは、中央の前記列周辺
の領域において、前記第1および第2のデータ線とそれ
ぞれ接続される、請求項4記載の薄膜磁性体記憶装置。 - 【請求項7】 M個(M:2以上の自然数)の前記列ご
とに配置され、第1および第2のデータ線によって形成
されるデータ線対と、 前記列に対応してそれぞれ設けられ、前記アドレス選択
結果に応じて対応する前記第1および第2のビット線を
対応する前記第1および第2のデータ線とそれぞれ接続
する複数の列選択ゲート回路とを備え、 前記データ書込制御回路は、前記データ線対ごとに設け
られ、 各前記データ書込制御回路は、前記データ書込時におい
てアドレス選択結果に応じて動作して、対応する前記第
1および第2のデータ線を前記高電位状態および低電位
状態の一方ずつに設定する、請求項1記載の薄膜磁性体
記憶装置。 - 【請求項8】 前記データ線対は、前記複数のビット線
と同一方向に沿って、対応するM個の前記列の中央部に
配置される、請求項7記載の薄膜磁性体記憶装置。 - 【請求項9】 前記行に対応してそれぞれ設けられ、デ
ータ読出時においてアドレス選択結果に応じて活性化さ
れて対応する磁性体メモリセルを対応するビット線対と
結合するための複数の読出ワード線と、 データ読出時において、アドレス選択結果に応じて選択
される前記複数のビットのうちの1つに含まれる前記第
1および第2のビット線に対してデータ読出電流を供給
するためのデータ読出制御回路とをさらに備え、 前記データ読出時において、各前記ビット線電流制御回
路は、対応する第1および第2のビット線の間を開放す
る、請求項1記載の薄膜磁性体記憶装置。 - 【請求項10】 前記磁性体メモリセルは、それぞれの
前記列において、前記第1および第2のビット線といず
れか一方と結合され、 前記薄膜磁性体記憶装置は、さらに、 前記列に対応してそれぞれ設けられ、前記第1のビット
線のそれぞれと結合される複数の第1のダミーメモリセ
ルと、 前記列に対応してそれぞれ設けられ、前記第2のビット
線のそれぞれと結合される複数の第2のダミーメモリセ
ルと、 前記複数の第1のダミーメモリセルに対応して設けら
れ、前記複数の第1のダミーメモリセルを対応する前記
第1のビット線とそれぞれ結合するために、前記データ
読出時においてアドレス選択結果に応じて活性化される
第1のダミー読出ワード線と、 前記複数の第2のダミーメモリセルに対応して設けら
れ、前記複数の第2のダミーメモリセルを対応する前記
第2のビット線とそれぞれ結合するために、前記データ
読出時においてアドレス選択結果に応じて活性化される
第2のダミー読出ワード線と、 前記データ読出時において、前記複数のワード線のうち
の1つおよび前記第1および第2のダミー読出ワード線
のうちの1つを、前記アドレス選択結果に応じて選択的
に活性化するワード線駆動回路をさらに備え、 前記第1および第2のダミーメモリセルの各々は、前記
磁性体メモリセルが前記記憶データのレベルに応じて有
する第1および第2の抵抗値の中間の抵抗値を有する、
請求項9記載の薄膜磁性体記憶装置。 - 【請求項11】 前記薄膜磁性体記憶装置に対して外部
から供給された外部電源電位を降圧して内部電源電位を
生成する電圧降下回路をさらに備え、 前記データ書込制御回路は、前記外部電源電位によって
駆動され、 前記データ読出制御回路は、前記内部電源電位によって
駆動される、請求項9記載の薄膜磁性体記憶装置。 - 【請求項12】 薄膜磁性体記憶装置であって、 行列状に配置された複数の磁性体メモリセルを有するメ
モリアレイを備え、 前記複数の磁性体メモリセルの各々は、第1および第2
のデータ書込電流によって印可されるデータ書込磁界が
所定磁界よりも大きい場合に書込まれる記憶データのレ
ベルに応じて異なる抵抗値を有し、 前記磁性体メモリセルの行に対応してそれぞれ設けら
れ、データ書込時においてアドレス選択結果に応じて前
記第1のデータ書込電流を流すための複数の書込ワード
線と、 前記磁性体メモリセルの列に対応してそれぞれ設けられ
る複数のビット線と、 前記複数のビット線対に共通に設けられ、第1および第
2のデータ線によって形成されるデータ線対と、 前記データ書込時において、前記第1および第2のデー
タ線を高電位状態および低電位状態の一方ずつに設定す
るためのデータ書込制御回路と、 前記列に対応してそれぞれ設けられ、各々が、前記アド
レス選択結果に応じて対応する前記ビット線を前記第1
のデータ線と接続する複数の列選択ゲート回路と、 前記列に対応してそれぞれ設けられ、各々が、前記デー
タ書込時において前記第2のデータ書込電流を流すため
に、前記対応する前記ビット線と前記第2のデータ線と
の間を電気的に結合する複数のビット線電流制御回路と
をさらに備える、薄膜磁性体記憶装置。 - 【請求項13】 前記データ書込制御回路は、前記デー
タ書込時において、第1および第2の内部ノードを前記
高電位状態および低電位状態の一方ずつに設定し、 各前記ビット線電流制御回路は、前記アドレス選択結果
に応じて、前記対応する前記ビット線と前記第2のデー
タ線との間を電気的に結合し、 前記薄膜磁性体記憶装置は、 データ読出時においてデータ読出電流を第3の内部ノー
ドに供給するためのデータ読出制御回路と、 前記データ書込時において、前記第1および第2の内部
ノードと前記第1および第2のデータ線とをそれぞれ結
合するための接続切換回路とをさらに備え、 前記接続切換回路は、前記データ読出時において、前記
第1および第2のデータ線を、前記第3の内部ノードお
よび読出基準電位を供給する第4の内部ノードとそれぞ
れ電気的に結合し、 前記データ読出制御回路は、前記読出基準電位と前記第
3の内部ノードとの間の電位差に基づいて前記データ読
出を行なう、請求項12記載の薄膜磁性体記憶装置。 - 【請求項14】 前記データ書込制御回路は、前記デー
タ書込時において、第1および第2の内部ノードを前記
高電位状態および低電位状態の一方ずつに設定し、 各前記ビット線電流制御回路は、前記データ読出前のプ
リチャージ時において前記対応する前記ビット線と前記
第2のデータ線との間を電気的に結合するとともに、デ
ータ読出時において前記対応する前記ビット線と前記第
2のデータ線との間を電気的に切り離し、 前記薄膜磁性体記憶装置は、 前記データ読出時においてデータ読出電流を前記第1の
データ線に供給するためのデータ読出制御回路と、 前記データ書込時において、前記第1および第2の内部
ノードと前記第1および第2のデータ線とをそれぞれ結
合するための接続切換回路とをさらに備え、 前記接続切換回路は、前記プリチャージ時において、前
記第1および第2のデータ線を、読出基準電位を供給す
る第3および第4の内部ノードとそれぞれ電気的に結合
するとともに、前記データ読出時において、前記第1お
よび第2のデータ線を前記第1から第4の内部ノードか
ら切り離し、 前記データ読出制御回路は、前記読出基準電位と前記第
1のデータ線との間の電位差に基づいて前記データ読出
を行なう、請求項12記載の薄膜磁性体記憶装置。 - 【請求項15】 薄膜磁性体記憶装置であって、 行列状に配置された複数の磁性体メモリセルを有するメ
モリアレイを備え、 前記複数の磁性体メモリセルの各々は、 第1および第2のデータ書込電流によって印可されるデ
ータ書込磁界が所定磁界よりも大きい場合に書込まれる
記憶データのレベルに応じて異なる抵抗値を有する記憶
部と、 データ読出時において前記記憶部にデータ読出電流を通
過させるためのメモリセル選択ゲートとを含み、 前記磁性体メモリセルの行に対応してそれぞれ設けら
れ、データ読出時において、アドレス選択結果に応じて
対応する前記メモリセル選択ゲートを作動させるための
複数の読出ワード線と、 前記磁性体メモリセルの列に対応してそれぞれ設けら
れ、データ書込時において前記第1のデータ書込電流を
流すためにアドレス選択結果に応じて選択的に活性状態
に駆動される複数の書込ワード線と、 前記行に対応してそれぞれ設けられ、前記データ書込時
において前記第2のデータ書込電流を流すための複数の
書込データ線と、 前記列に対応してそれぞれ設けられ、前記データ読出時
において前記データ読出電流を流すための複数の読出デ
ータ線とを備える、薄膜磁性体記憶装置。 - 【請求項16】 前記複数の読出データ線の各々は、対
応する前記行に属する複数の前記記憶部の各々と各前記
メモリセル選択ゲートを介して電気的に結合される、請
求項15記載の薄膜磁性体記憶装置。 - 【請求項17】 前記複数の読出データ線の各々と前記
複数の書込ワード線との各々は、同一の共通配線を共有
して配置され、 前記薄膜磁性体記憶装置は、 前記活性状態に対応する第1の電位とは異なる第2の電
位と各前記共通配線との間を、前記データ読出時および
前記データ書込時のそれぞれにおいて結合および遮断す
る電流制御回路をさらに備える、請求項15記載の薄膜
磁性体記憶装置。 - 【請求項18】 薄膜磁性体記憶装置であって、 行列状に配置された複数の磁性体メモリセルを有するメ
モリアレイを備え、 前記複数の磁性体メモリセルの各々は、 第1および第2のデータ書込電流によって印可されるデ
ータ書込磁界が所定磁界よりも大きい場合に書込まれる
記憶データのレベルに応じて異なる抵抗値を有する記憶
部と、 データ読出時において前記記憶部にデータ読出電流を通
過させるためのメモリセル選択ゲートとを含み、 前記磁性体メモリセルの行に対応してそれぞれ設けら
れ、データ読出時において、アドレス選択結果に応じて
対応する前記メモリセル選択ゲートを作動させるための
複数の読出ワード線と、 前記行および列の一方に対応してそれぞれ設けられ、前
記データ書込時において前記第1のデータ書込電流を流
すための複数の書込データ線と、 前記行および列の他方に対応してそれぞれ設けられる複
数の共通配線とを備え、 前記複数の共通配線の各々は、前記データ読出時におい
て、前記アドレス選択結果に応じて前記データ読出電流
の供給を選択的に受け、 前記複数の共通配線の各々は、前記データ書込時におい
て、前記第2のデータ書込電流を流すために第1の電位
に選択的に駆動され、 第1の電位とは異なる第2の電位と各前記共通配線との
間を、前記データ読出時および前記データ書込時のそれ
ぞれにおいて結合および遮断する電流制御回路をさらに
備える、薄膜磁性体記憶装置。 - 【請求項19】 前記複数の共通配線の各々は、対応す
る前記行に属する複数の前記記憶部の各々と各前記メモ
リセル選択ゲートを介して電気的に結合される、請求項
15記載の薄膜磁性体記憶装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000316867A JP4726290B2 (ja) | 2000-10-17 | 2000-10-17 | 半導体集積回路 |
US09/805,043 US6359805B1 (en) | 2000-10-17 | 2001-03-14 | Thin film magnetic memory device capable of easily controlling a data write current |
DE10119499A DE10119499A1 (de) | 2000-10-17 | 2001-04-20 | Dünnfilm-Magnetspeichervorrichtung zum leichten Steuern eines Datenschreibstroms |
KR10-2001-0027670A KR100436669B1 (ko) | 2000-10-17 | 2001-05-21 | 데이터 기입 전류의 제어가 용이한 박막 자성체 기억 장치 |
CNB011220864A CN1207718C (zh) | 2000-10-17 | 2001-05-21 | 容易控制数据写入电流的薄膜磁性体存储器 |
TW090112199A TW512336B (en) | 2000-10-17 | 2001-05-22 | Thin film magnetic memory device |
US10/096,481 US6542402B2 (en) | 2000-10-17 | 2002-03-13 | Thin film magnetic memory device capable of easily controlling a data write current |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000316867A JP4726290B2 (ja) | 2000-10-17 | 2000-10-17 | 半導体集積回路 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010232642A Division JP5165040B2 (ja) | 2010-10-15 | 2010-10-15 | 半導体集積回路 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002124079A true JP2002124079A (ja) | 2002-04-26 |
JP2002124079A5 JP2002124079A5 (ja) | 2007-11-22 |
JP4726290B2 JP4726290B2 (ja) | 2011-07-20 |
Family
ID=18795755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000316867A Expired - Fee Related JP4726290B2 (ja) | 2000-10-17 | 2000-10-17 | 半導体集積回路 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6359805B1 (ja) |
JP (1) | JP4726290B2 (ja) |
KR (1) | KR100436669B1 (ja) |
CN (1) | CN1207718C (ja) |
DE (1) | DE10119499A1 (ja) |
TW (1) | TW512336B (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002151661A (ja) * | 2000-11-14 | 2002-05-24 | Mitsubishi Electric Corp | 薄膜磁性体記憶装置 |
JP2002270790A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-09-20 | Toshiba Corp | 半導体記憶装置 |
JP2003338610A (ja) * | 2002-05-20 | 2003-11-28 | Hynix Semiconductor Inc | マグネティックram |
JP2004088045A (ja) * | 2002-06-25 | 2004-03-18 | Renesas Technology Corp | 薄膜磁性体記憶装置およびそれを備える半導体集積回路装置 |
US6898114B2 (en) | 2002-11-27 | 2005-05-24 | Renesas Technology Corp. | Memory device capable of stable data writing |
KR100503587B1 (ko) * | 2001-12-21 | 2005-07-26 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 복수 비트의 데이터를 병렬로 기입하는 박막 자성체 기억장치 |
JP2009048770A (ja) * | 2008-10-29 | 2009-03-05 | Renesas Technology Corp | 薄膜磁性体記憶装置 |
JP2013127825A (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-27 | Renesas Electronics Corp | 半導体記憶装置 |
Families Citing this family (58)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6244331B1 (en) * | 1999-10-22 | 2001-06-12 | Intel Corporation | Heatsink with integrated blower for improved heat transfer |
JP2002170377A (ja) * | 2000-09-22 | 2002-06-14 | Mitsubishi Electric Corp | 薄膜磁性体記憶装置 |
JP4667594B2 (ja) | 2000-12-25 | 2011-04-13 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 薄膜磁性体記憶装置 |
JP2002208682A (ja) * | 2001-01-12 | 2002-07-26 | Hitachi Ltd | 磁気半導体記憶装置及びその製造方法 |
JP3812805B2 (ja) * | 2001-01-16 | 2006-08-23 | 日本電気株式会社 | トンネル磁気抵抗素子を利用した半導体記憶装置 |
JP2002299584A (ja) * | 2001-04-03 | 2002-10-11 | Mitsubishi Electric Corp | 磁気ランダムアクセスメモリ装置および半導体装置 |
JP5019681B2 (ja) | 2001-04-26 | 2012-09-05 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 薄膜磁性体記憶装置 |
JP4731041B2 (ja) * | 2001-05-16 | 2011-07-20 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 薄膜磁性体記憶装置 |
JP2002368196A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-20 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | メモリセル、記憶回路ブロック、データの書き込み方法及びデータの読み出し方法 |
JP2003077282A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-14 | Fujitsu Ltd | 不揮発性半導体記憶装置 |
US6545906B1 (en) * | 2001-10-16 | 2003-04-08 | Motorola, Inc. | Method of writing to scalable magnetoresistance random access memory element |
KR100446616B1 (ko) * | 2001-10-18 | 2004-09-04 | 삼성전자주식회사 | 단일 트랜지스터형 자기 랜덤 액세스 메모리 소자와 그구동 및 제조방법 |
JP2003151262A (ja) * | 2001-11-15 | 2003-05-23 | Toshiba Corp | 磁気ランダムアクセスメモリ |
US6735111B2 (en) * | 2002-01-16 | 2004-05-11 | Micron Technology, Inc. | Magnetoresistive memory devices and assemblies |
US6512689B1 (en) * | 2002-01-18 | 2003-01-28 | Motorola, Inc. | MRAM without isolation devices |
US6760244B2 (en) * | 2002-01-30 | 2004-07-06 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Magnetic memory device including storage elements exhibiting a ferromagnetic tunnel effect |
US7116593B2 (en) * | 2002-02-01 | 2006-10-03 | Hitachi, Ltd. | Storage device |
US6791885B2 (en) * | 2002-02-19 | 2004-09-14 | Micron Technology, Inc. | Programmable conductor random access memory and method for sensing same |
US6606263B1 (en) * | 2002-04-19 | 2003-08-12 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Company | Non-disturbing programming scheme for magnetic RAM |
JP4071531B2 (ja) * | 2002-04-23 | 2008-04-02 | 株式会社ルネサステクノロジ | 薄膜磁性体記憶装置 |
KR100505104B1 (ko) * | 2002-04-30 | 2005-07-29 | 삼성전자주식회사 | 자기 램 셀들, 그 구조체들 및 그 구동방법 |
US6940748B2 (en) * | 2002-05-16 | 2005-09-06 | Micron Technology, Inc. | Stacked 1T-nMTJ MRAM structure |
JP2004013961A (ja) * | 2002-06-04 | 2004-01-15 | Mitsubishi Electric Corp | 薄膜磁性体記憶装置 |
JP4208498B2 (ja) | 2002-06-21 | 2009-01-14 | 株式会社ルネサステクノロジ | 薄膜磁性体記憶装置 |
US6657889B1 (en) * | 2002-06-28 | 2003-12-02 | Motorola, Inc. | Memory having write current ramp rate control |
US6711052B2 (en) * | 2002-06-28 | 2004-03-23 | Motorola, Inc. | Memory having a precharge circuit and method therefor |
US6680863B1 (en) * | 2002-07-09 | 2004-01-20 | Western Digital (Fremont), Inc. | MRAM memory array having merged word lines |
US7095646B2 (en) * | 2002-07-17 | 2006-08-22 | Freescale Semiconductor, Inc. | Multi-state magnetoresistance random access cell with improved memory storage density |
JP4679036B2 (ja) | 2002-09-12 | 2011-04-27 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 記憶装置 |
JP4632625B2 (ja) * | 2002-11-14 | 2011-02-16 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 薄膜磁性体記憶装置 |
KR20040083934A (ko) | 2003-03-25 | 2004-10-06 | 주식회사 하이닉스반도체 | 마그네틱 램의 형성방법 |
WO2004109704A1 (en) * | 2003-06-05 | 2004-12-16 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Integrity control for data stored in a non-volatile memory |
US6956763B2 (en) * | 2003-06-27 | 2005-10-18 | Freescale Semiconductor, Inc. | MRAM element and methods for writing the MRAM element |
US6967366B2 (en) * | 2003-08-25 | 2005-11-22 | Freescale Semiconductor, Inc. | Magnetoresistive random access memory with reduced switching field variation |
US6947313B2 (en) * | 2003-08-27 | 2005-09-20 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Method and apparatus of coupling conductors in magnetic memory |
WO2005024843A1 (en) * | 2003-09-04 | 2005-03-17 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Integrated circuit and a method of cache remapping |
US6842365B1 (en) * | 2003-09-05 | 2005-01-11 | Freescale Semiconductor, Inc. | Write driver for a magnetoresistive memory |
US6961263B2 (en) * | 2003-09-08 | 2005-11-01 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Memory device with a thermally assisted write |
CN100429721C (zh) * | 2004-04-01 | 2008-10-29 | 中国科学院物理研究所 | 一种基于垂直电流写入的磁随机存取存储器及其控制方法 |
US7129098B2 (en) * | 2004-11-24 | 2006-10-31 | Freescale Semiconductor, Inc. | Reduced power magnetoresistive random access memory elements |
US7239537B2 (en) * | 2005-01-12 | 2007-07-03 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for current sense amplifier calibration in MRAM devices |
EP1844471A1 (en) * | 2005-01-24 | 2007-10-17 | Nxp B.V. | Magnetic rom information carrier with additional stabilizing layer |
US20070076470A1 (en) * | 2005-09-13 | 2007-04-05 | Northern Lights Semiconductor Corp. | Magnetic Random Access Memory Device and Sensing Method Thereof |
CN101277997B (zh) * | 2005-10-07 | 2011-11-09 | 柯尼卡美能达精密光学株式会社 | 纤维素酯膜的制造方法、纤维素酯膜、偏振片和液晶显示装置 |
US7280388B2 (en) * | 2005-12-07 | 2007-10-09 | Nahas Joseph J | MRAM with a write driver and method therefor |
US7206223B1 (en) * | 2005-12-07 | 2007-04-17 | Freescale Semiconductor, Inc. | MRAM memory with residual write field reset |
US7523366B2 (en) * | 2005-12-09 | 2009-04-21 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. | Storage efficient memory system with integrated BIST function |
US7370250B2 (en) * | 2005-12-21 | 2008-05-06 | Etron Technology, Inc. | Test patterns to insure read signal integrity for high speed DDR DRAM |
US20080068878A1 (en) * | 2006-09-14 | 2008-03-20 | Thomas Nirschl | Resistive memory having shunted memory cells |
US7688616B2 (en) * | 2007-06-18 | 2010-03-30 | Taiwan Semicondcutor Manufacturing Company, Ltd. | Device and method of programming a magnetic memory element |
JP5127435B2 (ja) * | 2007-11-01 | 2013-01-23 | パナソニック株式会社 | 半導体記憶装置 |
JP5150936B2 (ja) * | 2007-12-28 | 2013-02-27 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置 |
JP5388525B2 (ja) * | 2008-09-25 | 2014-01-15 | 株式会社東芝 | プログラマブル論理回路 |
JP5010650B2 (ja) * | 2009-08-11 | 2012-08-29 | 株式会社東芝 | 磁気抵抗メモリ |
JP2012069175A (ja) * | 2010-09-21 | 2012-04-05 | Renesas Electronics Corp | 半導体装置 |
US10043767B2 (en) | 2013-10-24 | 2018-08-07 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd | Semiconductor device including dummy conductive cells |
CN106297875B (zh) * | 2016-08-18 | 2019-02-05 | 佛山中科芯蔚科技有限公司 | 一种静态随机存储器的读取方法及系统 |
CN114974339A (zh) * | 2021-02-22 | 2022-08-30 | 联华电子股份有限公司 | 存储器阵列 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10106255A (ja) * | 1996-09-26 | 1998-04-24 | Toshiba Corp | 半導体記憶装置 |
JPH11354728A (ja) * | 1998-06-09 | 1999-12-24 | Canon Inc | 磁性薄膜メモリおよびその記録再生駆動方法 |
WO2000019441A2 (de) * | 1998-09-30 | 2000-04-06 | Infineon Technologies Ag | Magnetoresistiver speicher mit erhöhter störsicherheit |
JP2001297579A (ja) * | 2000-04-10 | 2001-10-26 | Motorola Inc | Mramのための電荷節約型書込方法およびシステム |
JP2002042458A (ja) * | 2000-07-27 | 2002-02-08 | Fujitsu Ltd | 磁性メモリデバイス、および磁性メモリデバイスにおけるデータ読み出し方法 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5640343A (en) | 1996-03-18 | 1997-06-17 | International Business Machines Corporation | Magnetic memory array using magnetic tunnel junction devices in the memory cells |
US5650958A (en) | 1996-03-18 | 1997-07-22 | International Business Machines Corporation | Magnetic tunnel junctions with controlled magnetic response |
US5835314A (en) | 1996-04-17 | 1998-11-10 | Massachusetts Institute Of Technology | Tunnel junction device for storage and switching of signals |
US5734605A (en) | 1996-09-10 | 1998-03-31 | Motorola, Inc. | Multi-layer magnetic tunneling junction memory cells |
JPH11306750A (ja) * | 1998-04-20 | 1999-11-05 | Univ Kyoto | 磁気型半導体集積記憶装置 |
US6055179A (en) * | 1998-05-19 | 2000-04-25 | Canon Kk | Memory device utilizing giant magnetoresistance effect |
US6034887A (en) * | 1998-08-05 | 2000-03-07 | International Business Machines Corporation | Non-volatile magnetic memory cell and devices |
US6172903B1 (en) * | 1998-09-22 | 2001-01-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Hybrid device, memory apparatus using such hybrid devices and information reading method |
JP2000173269A (ja) * | 1998-12-08 | 2000-06-23 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体記憶装置 |
US6191972B1 (en) * | 1999-04-30 | 2001-02-20 | Nec Corporation | Magnetic random access memory circuit |
-
2000
- 2000-10-17 JP JP2000316867A patent/JP4726290B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-03-14 US US09/805,043 patent/US6359805B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-04-20 DE DE10119499A patent/DE10119499A1/de not_active Ceased
- 2001-05-21 KR KR10-2001-0027670A patent/KR100436669B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2001-05-21 CN CNB011220864A patent/CN1207718C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2001-05-22 TW TW090112199A patent/TW512336B/zh not_active IP Right Cessation
-
2002
- 2002-03-13 US US10/096,481 patent/US6542402B2/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10106255A (ja) * | 1996-09-26 | 1998-04-24 | Toshiba Corp | 半導体記憶装置 |
JPH11354728A (ja) * | 1998-06-09 | 1999-12-24 | Canon Inc | 磁性薄膜メモリおよびその記録再生駆動方法 |
WO2000019441A2 (de) * | 1998-09-30 | 2000-04-06 | Infineon Technologies Ag | Magnetoresistiver speicher mit erhöhter störsicherheit |
JP2001297579A (ja) * | 2000-04-10 | 2001-10-26 | Motorola Inc | Mramのための電荷節約型書込方法およびシステム |
JP2002042458A (ja) * | 2000-07-27 | 2002-02-08 | Fujitsu Ltd | 磁性メモリデバイス、および磁性メモリデバイスにおけるデータ読み出し方法 |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4726292B2 (ja) * | 2000-11-14 | 2011-07-20 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 薄膜磁性体記憶装置 |
JP2002151661A (ja) * | 2000-11-14 | 2002-05-24 | Mitsubishi Electric Corp | 薄膜磁性体記憶装置 |
JP2002270790A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-09-20 | Toshiba Corp | 半導体記憶装置 |
KR100503587B1 (ko) * | 2001-12-21 | 2005-07-26 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 복수 비트의 데이터를 병렬로 기입하는 박막 자성체 기억장치 |
JP2003338610A (ja) * | 2002-05-20 | 2003-11-28 | Hynix Semiconductor Inc | マグネティックram |
JP4646485B2 (ja) * | 2002-06-25 | 2011-03-09 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 薄膜磁性体記憶装置 |
JP2004088045A (ja) * | 2002-06-25 | 2004-03-18 | Renesas Technology Corp | 薄膜磁性体記憶装置およびそれを備える半導体集積回路装置 |
US6947320B2 (en) | 2002-11-27 | 2005-09-20 | Renesas Technology Corp. | Memory device capable of stable data writing |
US7292472B2 (en) | 2002-11-27 | 2007-11-06 | Renesas Technology Corp. | Memory device capable of stable data writing |
US7154777B2 (en) | 2002-11-27 | 2006-12-26 | Renesas Technology Corp. | Memory device capable of stable data writing |
US6898114B2 (en) | 2002-11-27 | 2005-05-24 | Renesas Technology Corp. | Memory device capable of stable data writing |
JP2009048770A (ja) * | 2008-10-29 | 2009-03-05 | Renesas Technology Corp | 薄膜磁性体記憶装置 |
JP4679627B2 (ja) * | 2008-10-29 | 2011-04-27 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 薄膜磁性体記憶装置 |
JP2013127825A (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-27 | Renesas Electronics Corp | 半導体記憶装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20020093849A1 (en) | 2002-07-18 |
US6542402B2 (en) | 2003-04-01 |
CN1207718C (zh) | 2005-06-22 |
US6359805B1 (en) | 2002-03-19 |
CN1349226A (zh) | 2002-05-15 |
DE10119499A1 (de) | 2002-04-25 |
KR100436669B1 (ko) | 2004-06-22 |
KR20020030696A (ko) | 2002-04-25 |
US20020044481A1 (en) | 2002-04-18 |
JP4726290B2 (ja) | 2011-07-20 |
TW512336B (en) | 2002-12-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100436669B1 (ko) | 데이터 기입 전류의 제어가 용이한 박막 자성체 기억 장치 | |
JP4726292B2 (ja) | 薄膜磁性体記憶装置 | |
JP4656720B2 (ja) | 薄膜磁性体記憶装置 | |
KR100418160B1 (ko) | 전기 저항치 변화에 따라 데이터를 기억하는 데이터 판독마진이 큰 기억 장치 | |
JP4667594B2 (ja) | 薄膜磁性体記憶装置 | |
KR100654266B1 (ko) | 자기 터널 접합부를 갖는 박막 자성체 기억 장치 | |
JP4242117B2 (ja) | 記憶装置 | |
JP4637388B2 (ja) | 薄膜磁性体記憶装置 | |
US6903965B2 (en) | Thin film magnetic memory device permitting high precision data read | |
KR100483409B1 (ko) | 고속 데이터 판독과 동작 안정화를 양립하는 박막 자성체기억 장치 | |
JP5138056B2 (ja) | 薄膜磁性体記憶装置 | |
JP4884446B2 (ja) | 薄膜磁性体記憶装置 | |
JP2003257176A (ja) | 薄膜磁性体記憶装置 | |
JP5165040B2 (ja) | 半導体集積回路 | |
JP5036854B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP5100807B2 (ja) | 薄膜磁性体記憶装置 | |
JP5153844B2 (ja) | 薄膜磁性体記憶装置 | |
JP2008276943A (ja) | 記憶装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071004 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071004 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20100519 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100802 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100817 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101015 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110118 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110318 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110405 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110412 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140422 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |