JPH11354728A - 磁性薄膜メモリおよびその記録再生駆動方法 - Google Patents

磁性薄膜メモリおよびその記録再生駆動方法

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JPH11354728A
JPH11354728A JP10160893A JP16089398A JPH11354728A JP H11354728 A JPH11354728 A JP H11354728A JP 10160893 A JP10160893 A JP 10160893A JP 16089398 A JP16089398 A JP 16089398A JP H11354728 A JPH11354728 A JP H11354728A
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magnetic layer
magnetic thin
thin film
film memory
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JP10160893A
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Naoki Nishimura
直樹 西村
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Canon Inc
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    • B82Y10/00Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic
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    • G11C11/56Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using storage elements with more than two stable states represented by steps, e.g. of voltage, current, phase, frequency
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い集積度の不揮発固体メモリを提供する。 【解決手段】 低い保磁力を有する第1磁性層と、高い
保磁力を有する第2磁性層が、非磁性層を介して積層さ
れ、該第1磁性層の磁化の向きと該第2磁性層の磁化の
向きの相対角度によって異なる抵抗値を示す磁気抵抗膜
と、該磁気抵抗膜近傍に設けらた良導体からなる書込み
線とを有する磁性薄膜メモリ素子が、基板上に少なくと
も2個以上積層して配列してなることを特徴とする磁性
薄膜メモリの提供。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固体メモリに関し、
さらに詳細には高い集積度の不揮発固体メモリならびに
それを用いたメモリの記録および再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリには、DRAMのように電
源を失うと情報が消失する揮発性メモリと、フラッシュ
メモリ、強誘電体メモリなど、電源を失っても情報が消
失しない不揮発性メモリがある。
【0003】DRAM、強誘電体メモリは、情報を記録
する部分がコンデンサからなりこのコンデンサに貯えら
れた電荷の有無もしくは分極の向きにより情報が記録さ
れるため、一つのメモリセルには最低一つのトランジス
タが必要となる。
【0004】フラッシュメモリは、フローティングゲー
トに電荷が蓄積されるかどうかでトランジスタのコント
ロールゲートのしきい電圧を変化させるので、やはり一
つのメモリセルに最低一つのトランジスタが必要とな
る。
【0005】一方、トランジスタは、Si結晶中にボロ
ン、リンなどの不純物元素を注入してp型もしくはn型
の半導体を形成することにより作成される。この際のS
i結晶は、適正なバンド構造の半導体物性値を得るため
に、欠陥のない結晶構造が必要である、または不純物元
素の注入に耐えうる程度の膜厚が必要である。これらの
理由により、トランジスタを形成したSi基板の上にさ
らにSi膜を作成して、トランジスタを積み重ねて作成
することは、きわめて困難で実用化にいたっていない。
【0006】従って、従来の固体メモリでは、一つのメ
モリセルに最低一つのトランジスタが必要で、かつ、そ
のトランジスタを重ねて作成するができないため、膜厚
方向に複数のメモリセルを積層して作成することが不可
能であった。
【0007】
【本発明が解決しようとする課題】このため、従来の固
体メモリでは、高い集積度を達成することが困難であっ
た。本発明はこの点に鑑み、高い集積度の不揮発固体メ
モリの実現を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の磁性薄膜メモリ
は、低い保磁力を有する第1磁性層と、高い保磁力を有
する第2磁性層が、非磁性層を介して積層され、該第1
磁性層の磁化の向きと該第2磁性層の磁化の向きの相対
角度によって異なる抵抗値を示す磁気抵抗膜と、該磁気
抵抗膜近傍に設けらた良導体からなる書込み線とを有す
る磁性薄膜メモリ素子が、基板上に少なくとも2個以上
積層して配列してなることを特徴とする。
【0009】また、前記の磁性薄膜メモリは、前記磁気
抵抗膜が直列に接続されてなることを特徴とする。
【0010】また、前記の磁性薄膜メモリは、積層され
た各前記磁気抵抗素子の間に導電体からなる接続部が設
けられてなることを特徴とする。
【0011】また、前記の磁性薄膜メモリは、該直列に
接続された磁気抵抗膜の少なくとも一端に、該磁気抵抗
膜の抵抗値を検出する回路が接続され、前記書込み線に
は電流を供給する回路が接続されてなることを特徴とす
る。
【0012】また、前記磁性薄膜メモリ素子が基板面上
にマトリックス状に配列されており、該磁気抵抗膜の端
部が電界効果トランジスタもしくはダイオードからなる
半導体素子に電気的に接続していることを特徴とする。
【0013】また、前記磁性薄膜メモリ素子において、
前記書込み線に電流を流し該電流により生じる磁界によ
り前記第2磁性層の磁化方向を定め、前記書込み線の電
流方向を変えることにより“0”と“1”の状態を記録
することを特徴とする磁性薄膜メモリの記録方法を提供
する。
【0014】また、前記磁性薄膜メモリ素子において、
再生時の書込み電流により生じる磁界により、前記メモ
リ素子の第1磁性層のみの磁化方向が反転することによ
り生じる抵抗変化を利用して第2磁性層に記録した情報
を読み込むことを特徴とする磁性薄膜メモリの再生方法
を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の磁性薄膜メモリに
用いられる磁気抵抗膜の各層の特徴を述べる。
【0016】第1磁性層、第2磁性層は、Ni,Fe,
Coの少なくとも一種を主成分として用いられるか、C
oFeを主成分とするアモルファス合金として用いられ
ることが望ましい。例えば、NiFe,NiFeCo,
Fe,FeCo,Co,CoFeBなどの磁性膜からな
る。
【0017】(第1磁性層の材料)第1磁性層は、第2
磁性膜よりも低い保持力を有する。このため、第1磁性
層には、Niを含む軟磁性膜が好ましく、具体的には、
特にNiFe、NiFeCoを主成分として用いられて
なることが望ましい。またFeCoでFe組成の多い磁
性膜、CoFeBなどの保磁力の低いアモルファス磁性
膜でも良い。
【0018】NiFeCoの原子組成比は、NixFe
yCozとした場合、xは40以上95以下、yは0以
上40以下、zは0以上50以下、好ましくはxは50
以上90以下、yは0以上30以下、zは0以上40以
下、更に好ましくはxは60以上85以下、yは10以
上25以下、zは0以上30以下が良い。
【0019】また、FeCoの原子組成は、FexCo
100−xとした場合、xは50以上100以下、好まし
くは、xは60以上90以下が良い。
【0020】また、CoFeBの原子組成は、(Cox
Fe100-x)100-yByとした場合、xは80以上96
以下、yは5以上30以下が良い。好ましくはxは86
以上93以下、yは10以上25以下が良い。
【0021】(第2磁性層の材料)第2磁性層は第1磁
性層よりも高い保磁力を有する。例として第1磁性層と
比較してCoを多く含む磁性層が望ましい。
【0022】NixFeyCozは、それぞれ原子組成
比で、xは0以上40以下、yは0以上50以下、zは
20以上95以下、好ましくはxは0以上30以下、y
は5以上40以下、zは40以上90以下、更に好まし
くはxは5以上20以下、yは10以上30以下、zは
50以上85以下が良い。
【0023】FexCo100−xは、原子比で、xは0
以上50以下が良い。
【0024】また第2磁性層に保磁力の制御、耐食性の
向上などの目的でPt等の添加元素を加えても良い。
【0025】(保磁力制御の方法)CoにFeを添加す
ると保磁力は小さくなり、Ptを添加すると保磁力は大
きくなるので、第2磁性層を例えばCo100−x−y
FexPtyとして元素組成xおよびyを調節して保磁
力を制御すればよい。また成膜時の基板温度高くするこ
とによっても保磁力を高めることができるので別の保磁
力の制御方法として成膜時の基板温度を調節することも
よい。この方法と前述した強磁性薄膜の組成を調節する
方法とを組合せてもよい。また第1磁性層の保磁力の調
節も上述と同様に、膜組成と成膜時の基板温度で調節す
ることができる。
【0026】また、前述の通りNiを添加すると保磁力
を小さくすることができる。
【0027】(層構成のタイプ)前述の通り、本発明の
磁気抵抗膜の例としては、第1磁性層は、第2磁性層よ
りも低い保磁力を有して、「検出層(第1磁性層)/非
磁性層/メモリ層(第2磁性層)」とする構成が挙げら
れる。これは第1磁性層を読みだした時に相対検出させ
るために反転させる検出層、第2磁性層を磁化情報が保
存されるメモリ層とする。記録電流によってメモリ層
(第2磁性層)を反転させ、再生時は、検出層(第1磁
性層)のみを反転させる。
【0028】保磁力の範囲は、検出層では2(Oe)以
上20(Oe)以下、好ましくは5(Oe)以上10
(Oe)以下が良い。また、検出層の保磁力はメモリ層
の保磁力の半分程度にすることが望ましい。メモリ層で
は、5(Oe)以上50(Oe)以下、好ましくは10
(Oe)以上25(Oe)以下が良い。
【0029】(第1磁性層の膜厚)第1磁性層の膜厚
は、散乱型の巨大磁気抵抗効果が効率よく発生するよう
に設定する。具体的には、第1磁性層の膜厚が電子の平
均自由行程より大幅に大きくなると、フォノン散乱を受
けてその効果が薄れるため、少なくとも200A以下で
あることが望ましい。さらに好ましくは150A以下が
良い。しかし、薄すぎるとセルの低抗値が小さくなり再
生信号出力が減少してしまい、また磁化を保持できなく
なるので、20A以上が望ましく、さらには80A以上
が望ましい。
【0030】(第2磁性層の膜厚)第2磁性層の膜厚も
第1磁性層の場合と同様に、散乱型の巨大磁気抵抗効果
が効率よく発生するように、少なくとも200A以下で
あることが望ましい。さらに好ましくは150A以下が
良い。しかしあまり薄すぎるとメモリ保持性能が劣化
し、また再生信号出力が減少するため、また、セル抵抗
値が小さくなり、また磁化を保持できなくなるので、2
0A以上が望ましく、さらには80A以上が望ましい。
【0031】(非磁性層の材料、膜厚)非磁性層は良導
体からなり、好ましくはCuを主成分として用いられる
ことが、磁性層とフェルミエネルギー準位が近く、密着
性もよいため、磁化方向が変わるときに界面で抵抗が生
じ易く大きな磁気抵抗比を得るのに好都合である。ま
た、非磁性層の膜厚は5A以上60A以下であることが
望ましい。
【0032】(その他の構成)第1磁性層と非磁性層の
間、もしくは第2磁性層と非磁性層の間、もしくは第1
磁性層と非磁性層の間および第2磁性層と前記非磁性層
の間にCoを主成分とする磁性層が設けられると、磁気
抵抗比が高くなるため、より高いS/N比が得られるた
め望ましい。この場合のCoを主成分とする層の厚みは
20A以下が好ましく、5A以上が好ましい。
【0033】またS/Nを向上させるために、{第1磁
性層/非磁性層/第2磁性層/非磁性層}を1つのユニ
ットとして、このユニットを積層しても良い。
【0034】積層する組数は多い程MR比が大きくなり
好ましいが、余り多くするとMR磁性層が厚くなり電流
を多く必要とする。このため、積層の回数は40組以
下、さらに好ましくは3〜20組程度に設けられるのが
好ましい。
【0035】
【作用】本発明に関わる磁性薄膜メモリにおいては、直
列に接続されたメモリセルが基板の膜厚方向に積層され
ているため、集積度が高く、チップの単位面積当たりの
記録容量が大きい磁性薄膜メモリを実現することが出来
る。また、電源が断たれても情報を失わない、繰り返し
書換回数が無限回に近く、放射線が入射すると記録内容
が消失する危険性がない等、半導体メモリと比較して有
利な点がある。
【0036】
【実施例】本発明の実施例を、図面を用いてより詳細に
説明する。
【0037】実施例1 図1は本発明の磁性薄膜メモリの一例について、その断
面を示した図である。図に示したように、本発明の磁性
薄膜メモリは、情報が記録される磁気抵抗膜1と、磁気
抵抗膜1上に絶縁体3を介して積層された良導体金属か
らなる書込み線2を有する磁性薄膜メモリ素子が磁気抵
抗膜1が電気的に直列に接続された形で、基板上に少な
くとも2段以上に積層して構成される。書込み線2は紙
面の垂直方向に電流が流れるように設けられており、そ
の一部は点線で省略して示してある。
【0038】磁気抵抗膜1の両端41、51には、図示
していないが、それぞれ良導体からなる読み込み線が接
続されており、この間の抵抗変化を測定することができ
るように、センス回路等が接続される。磁気抵抗膜1上
にはSiO2、SiNxなどからなる絶縁体3を介して書
込み線2を設ける。絶縁層を設けるのは、書込み線と磁
気抵抗膜が電気的に接続されるのを防ぐためである。
【0039】図2は、図1に示した磁気抵抗膜1を、よ
り詳細に示したものである。磁気抵抗膜1は、図2に示
すように、主に膜面内の一方向に磁化配向しており低い
保磁力を有する第1磁性層11と、主に膜面内の一方向
に磁化配向しており高い保磁力を有する第2磁性層12
が、非磁性層13を介して積層される。
【0040】この磁気抵抗膜は、第1磁性層11の磁化
と該第2磁性層12の磁化の向きの相対角度によって異
なる抵抗値を示す。例えば図2(a)に示すように平行
の時は低い抵抗値を示し、図2(b)に示すように反平
行の時は高い抵抗値を示す。このため、“0”、“1”
のデジタル情報を、例えば、図2(a)、図2(b)に
それぞれ対応させれば、抵抗値の差で記録されたデジタ
ル情報を検出することができる。情報は、書込み線一つ
に対して1ビット記録される。すなわち、書込み線2の
数がn個あれば、nビットの情報が保存されることにな
る。例えば図2(c)に示すように、書込み線2を3個
設け、各書込み線2の下部に、前記磁気抵抗膜を設けれ
ば、合計3ビットの情報が保持される。さらにこれを積
層することで情報量が積層した回数分増える。尚、図2
(c)では1ビットの磁気抵抗膜間に良導体14を設け
て、情報保持に無関係な部分の抵抗を低減しているが、
良導体14の代わりに軟磁性膜を設けてスピン配向性を
改善しても良く、良導体14を製造プロセス簡略化のた
めに削除しても良い。
【0041】このメモリ素子では、保磁力の小さい第1
磁性層は、第2磁性層に保存された磁化情報を、磁気抵
抗効果を利用して読み出すために設けられたものであ
る。保磁力の大きい第2磁性層は、磁化情報を保存する
ために設けられたものである。第1磁性層の保磁力は2
(Oe)以上で20(Oe)以下、第2磁性層の保磁力
は10(Oe)以上で50(Oe)以下にすることが望
ましい。また、第1磁性層の保磁力は第2磁性層の保磁
力の半分程度にすることが望ましい。
【0042】図2に示した構造は、保磁力の大きい第2
磁性層を書込み線側に設けているが、保磁力の小さい第
1磁性層を書込み線側に設けてもよい。しかし、保磁力
の大きい磁性層は磁化反転させるためにより大きな電流
を要するため、保磁力の大きい第2磁性層を書込み線側
に設けた方が消費電流が小さくなるので、より望まし
い。
【0043】本実施例及び以下の実施例において、第1
磁性層、第2磁性層、非磁性層の材質や膜厚等は前記し
たものが用いられる。
【0044】実施例2 図3は本発明の磁性薄膜メモリの別の例について、その
断面を示した図である。磁気抵抗膜を積層した際に、そ
の折り返し箇所には、図3に示したように、抵抗値の低
い良導体6を設けることが望ましい。こうすると、情報
保存に無関係な部分の抵抗値を小さくすることができ、
SN比の良いメモリ素子を作成することができる。
【0045】これらの接続のための良導体は電気抵抗値
が磁気抵抗膜よりも小さい材料、例えば、アルミニウ
ム、銅などを含む材料が望ましい。また、前述の通り、
磁気抵抗膜1の端部にも、半導体素子やセンス回路など
を接続するために、良導体4、5を設けることが望まし
い。
【0046】実施例3 直列配列したメモリ素子の数を増やすと、時定数が大き
くなって読み込み速度が低下し、全体の抵抗値の増大に
伴って熱雑音が増加する。この悪影響を抑えるために
は、1つの直列構造に配列するメモリ素子の数は、25
6個以内とすることが望ましい。より望ましくは10個
以内、さらに望ましくは4個以内が良い。また、本発明
の効果を発揮するためには最低でも2個のメモリ素子を
直列配列しなければならない。
【0047】実施例4 また、図1には、磁気抵抗膜の1段に複数個のメモリ素
子を配列した場合を示したが、図4に示すように磁気抵
抗膜の1段に1個だけのメモリ素子を配置して、これを
複数回積層してもよい。この場合には、単位面積当たり
の集積度をさらに高くすることができる。
【0048】但し、あまり積層回数を増やすと、製造工
程が複雑になる、全体の膜厚が増加するなどの問題が発
生するため、磁性薄膜メモリ素子の積層回数は、2回以
上であって、200回以下、望ましくは100回以下、
さらに望ましくは10回〜50回がよい。
【0049】実施例5 本発明の磁性薄膜メモリは、前述のように直列構造にお
いて250個以下のメモリ素子が並ぶように配列するこ
とが望ましい。このため、1つのメモリチップにおいて
数100Mバイトもしくは数Gバイトの容量を達成する
場合には、例として図1、3、4に示した積層されたメ
モリ素子の直列構造を一単位としたものを数多く配列し
て全体のメモリを構成する必要がある。このためには、
直列構造を並列に配列してマトリックス構造にすること
が望ましい。
【0050】このマトリックス構造は、回路図面で示し
た場合、図5に示した一単位の直列構造を並列に配列し
て図6に示したように構成する。図6では、周囲にある
大部分の回路構造を省略して、4個の直列構造を並列化
したものを示している。各直列構造問の電気的なクロス
トークを解消するためには、トランジスタやダイオード
などの半導体素子を各直列構造に設けることが望まし
く、より好ましくは、電界効果トランジスタなどのアク
ティブ素子を設けることが望ましい。図5、6には、磁
気抵抗膜の一端をトランジスタに接続し、他端は電源電
圧VDDに接続した例を示している。各直列構造の選択
は、トランジスタのゲート電極に接続されている選択線
に電位をかけてトランジスタをオンさせて行う。こうす
ると、多数ある直列構造の磁気抵抗膜ラインのうち、一
つを選択することができる。さらに選択された磁気抵抗
膜ラインのうち、読もうとする1ビットメモリセル上に
置かれた書込み線に電流を流して磁界を発生させる。発
生した磁界は読もうとするメモリセルのうち、検出層の
みの磁化を反転させる。これによって抵抗値の変化が生
じ、その変化はセンス回路によって増幅されて検出され
る。こうして多数あるメモリセルの中から、特定のメモ
リセルの情報を読むことができる。
【0051】図7、8は、トランジスタを設けたデバイ
ス構造の断面図の例を示したもので、図7は図3、図8
は図4にそれぞれMOS(metal−oxide−s
emicondutor)トランジスタを設けた構造を
示している。磁気抵抗膜1は、その一端を電界効果トラ
ンジスタのドレイン領域に電極5を介して電気的に接続
し、他端は一定電圧VDDをもつ電極4に接続する。磁
気抵抗膜1を積層する際には、異なる段の折り返し位置
に接続のための良導体6を介して、磁気抵抗膜全体が電
気的に直列になるように接続する。また、p型半導体S
i基板にn型ウエル9、10を形成して、ソース、ドレ
イン領域をつくり、ゲート電極8を設けてMOS(me
tal−oxide−semiconductor)ト
ランジスタを形成している。
【0052】図9は、図7の構造を側面を右方向から見
たものである。書込み線は各直列構造をまたがって配置
されている。この書込み線の端部は、MOSトランジス
タのn型ウエルに電気的に接続されており、このトラン
ジスタによって特定の書込み線にのみ電流を流すことが
できる。
【0053】実施例6 磁性薄膜メモリ素子がマトリックス状に配列されてなる
本発明の磁性薄膜メモリにおいては、情報の記録は、前
記書込み線とメモリ素子本体に電流を流し該電流により
生じる合成磁界により、前記第2磁性層の磁化方向を定
め、前記書込み線の電流を流ず方向を変えることにより
“0”と“1”の状態を記録して行う。本発明の磁性薄
膜メモリに情報を記録する場合には、記録しようとする
磁気抵抗素子上に積層された書込み線に電流を流して、
磁界を発生させる。これを書込み電流と呼ぶ。書込み線
に電流を流すと同時に記録しようとする磁気抵抗素子の
ラインにも電流を流す。これをセンス電流と呼ぶ。記録
時に、この書込み電流が磁気抵抗素子に漏洩することが
ないように、書込み線は、磁気抵抗素子上に絶縁体を介
して積層され磁気抵抗素子と電気的に絶縁される。
【0054】書込み電流とセンス電流によって、記録し
ようとする磁気抵抗素子のみに直交するように、磁界が
印加される。直交した部分の磁気抵抗素子は磁界が他の
部分より大きくなるので、多数の磁気抵抗素子の中から
特定の一つの素子が選択して記録を行うことができる。
【0055】実施例7 本発明の磁性薄膜メモリ素子に記録された情報を再生す
る場合には、再生しようとする磁気抵抗膜上に積層され
た書込み線に記録時よりも弱い電流を流して、弱い磁界
を発生させる。また、同時に再生しようとするメモリ素
子が配列された磁気抵抗膜にも電流を流す。
【0056】こうして磁化情報を保存する第2磁性層の
磁化の向きはそのままで再生しようとする磁気抵抗膜の
第1磁性層の磁化のみが反転するようにする。この際に
現れる抵抗変化によって第2磁性層に記録された磁化情
報を検出することができる。
【0057】実施例8 本発明の磁性薄膜メモリに用いられる磁気抵抗膜は、ス
ピン依存散乱によって磁気抵抗効果を生じさせることが
望ましい。このスピン依存散乱による磁気抵抗効果は、
伝導電子の散乱がスピンによって大きく異なることに由
来している。即ち磁化と同じ向きのスピンを持つ伝導電
子はあまり散乱されないため抵抗値が小さくなるが、磁
化と反対向きのスピンを持つ伝導電子は散乱によって抵
抗値が大きくなる。このため、第1磁性層と第2磁性層
の磁化が反対向きである場合は、同じ向きである場合の
抵抗値よりも大きくなる。また、本発明の磁性薄膜メモ
リ素子は、再生時に電流を膜面に平行に流すCIP(C
urrent In−plane to the fi
lm Plane)−MR(Magneto−Resi
stance)効果を用いる。
【0058】比較例1 従来の構造の磁性薄膜メモリ素子は、図10に示すよう
に磁気抵抗膜を積層していないため、1ビットに一つの
磁性薄膜メモリ素子の面積が必要となる。これに対して
本発明の磁性薄膜メモリ素子は積層されているため、1
ビットのメモリ素子の面積に、2ビット以上の情報を保
存することができる。例えば図1に示した磁性薄膜メモ
リ素子は4段積層されているため、1ビットのセル面積
に4ビットの集積化が可能となる。積層回数を増せば、
集積度はさらに向上する。このため、集積度が従来の構
造のメモリと比較して飛躍的に向上する。
【0059】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、従来の
半導体メモリと比較して、より高い集積度を実現できる
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の磁性薄膜メモリの断面を示
した図である。
【図2】図1に示した磁気抵抗膜1をより詳細に示した
図である。
【図3】本発明の磁性薄膜メモリの実施例2について、
その断面を示した図である。
【図4】本発明の実施例4の磁性薄膜メモリの断面を示
した図である。
【図5】本発明の実施例5の磁性薄膜メモリの一単位の
直列構造を示した図である。
【図6】本発明の実施例5の磁性薄膜メモリの一単位の
直列構造を並列化構造とした構成の図である。
【図7】本発明の実施例5に記載のトランジスタを設け
たデバイス構造の断面図の例を示した図である。
【図8】本発明の実施例5に記載の別のトランジスタを
設けたデバイス構造の断面図の例を示した図である。
【図9】図1の構造を側面から見た図である。
【図10】従来の構造の磁性薄膜メモリ素子を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 磁気抵抗膜 2 書き込み線 3 絶縁体 4、5、7 良導体 6 抵抗値の低い良導体 41、51 磁気抵抗膜の端部 8 ゲート電極 9、10 n型ウエル 11 第1磁性層 12 第2磁性層

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低い保磁力を有する第1磁性層と、高い
    保磁力を有する第2磁性層が、非磁性層を介して積層さ
    れ、該第1磁性層の磁化の向きと該第2磁性層の磁化の
    向きの相対角度によって異なる抵抗値を示す磁気抵抗膜
    と、該磁気抵抗膜近傍に設けらた良導体からなる書込み
    線とを有する磁性薄膜メモリ素子が、基板上に少なくと
    も2個以上積層して配列してなることを特徴とする磁性
    薄膜メモリ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁性薄膜メモリであっ
    て、前記磁気抵抗膜が直列に接続されてなることを特徴
    とする磁性薄膜メモリ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の磁性薄膜メモリであて、
    積層された各前記磁気抵抗素子の間に導電体からなる接
    続部が設けられてなることを特徴とする磁性薄膜メモ
    リ。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の磁性薄膜メモリであっ
    て、該直列に接続された磁気抵抗膜の少なくとも一端
    に、該磁気抵抗膜の抵抗値を検出する回路が接続され、
    前記書込み線には電流を供給する回路が接続されてなる
    ことを特徴とする磁性薄膜メモリ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の磁性薄膜メモリ素子が基
    板面上にマトリックス状に配列されており、該磁気抵抗
    膜の端部が電界効果トランジスタもしくはダイオードか
    らなる半導体素子に電気的に接続していることを特徴と
    する磁性薄膜メモリ。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の磁性薄膜メモリ素子にお
    いて、前記書込み線に電流を流し該電流により生じる磁
    界により前記第2磁性層の磁化方向を定め、前記書込み
    線の電流方向を変えることにより“0”と“1”の状態
    を記録することを特徴とする磁性薄膜メモリの記録方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の磁性薄膜メモリ素子にお
    いて、再生時の書込み電流により生じる磁界により、前
    記メモリ素子の第1磁性層のみの磁化方向が反転するこ
    とにより生じる抵抗変化を利用して第2磁性層に記録し
    た情報を読み込むことを特徴とする磁性薄膜メモリの再
    生方法。
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