JP2002099135A - 帯電ローラ、帯電装置、担持体ユニット、画像形成装置及び帯電ローラの製造方法 - Google Patents

帯電ローラ、帯電装置、担持体ユニット、画像形成装置及び帯電ローラの製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 芯軸の外周面にゴムより成る弾性部材を固定
すると共に、その弾性部材の外周面に一対のスペーサ部
材を固定して成る帯電ローラであって、その帯電ローラ
のスペーサ部材を像担持体表面に圧接させ、当該帯電ロ
ーラに電圧を印加してスペーサ部材の間の像担持体表面
を帯電する帯電装置において、弾性部材の長手方向各端
部領域にできる隆起部によって、帯電ローラと像担持体
の間のギャップが所定値よりも大きくなることを防止す
る。 【解決手段】 弾性部材にできる隆起部61の幅をWmm
としたとき、弾性部材4の長手方向各末端部REから、
W/9mm以上、帯電ローラの長手方向中心CLの側に寄
った位置にスペーサ部材1を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯電ローラ、帯電
装置、担持体ユニット、画像形成装置及び帯電ローラの
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子複写機、プリンタ、ファク
シミリ或いはこれらの少なくとも2つの機能を備えた複
合機などとして構成される画像形成装置において、被帯
電体の一例である像担持体の表面に静電潜像を形成する
に先立ち、帯電ローラを有する帯電装置によって像担持
体の表面を帯電させることは従来より周知である。その
際、芯軸の外周面に弾性部材を固定し、その弾性部材の
外周面にスペーサ部材を設けた帯電ローラを用いた帯電
装置も公知である(特開平3−240076号公報及び
特開平4−360167号公報参照)。
【0003】この形式の帯電装置の帯電ローラは、例え
ば、芯軸の外周面に弾性部材を固定し、その固定した弾
性部材の外周面を研磨工具で研磨することにより製造さ
れる。図9は、この研磨時の様子を示す斜視図である。
この図に例示するように、芯軸3の外周面に固定された
弾性部材4と、その外周面に圧接する円筒状の砥石60
より成る研磨工具とを回転させながら、砥石60を矢印
F1,F2で示すように弾性部材4の長手方向に移動さ
せて弾性部材4の外周面を全長に亘って研磨する。この
ときの弾性部材4に対する切削量は、例えば0.5mm程
度である。このように弾性部材4を仕上げ加工した後、
図12に示すようにその弾性部材4の長手方向各端部の
外周面に、スペーサ部材1を固定する。
【0004】上述のようにして完成した帯電ローラ20
のスペーサ部材1を、図12に示す如く像担持体2の表
面に圧接させ、両スペーサ部材1の間の弾性部材部分
を、像担持体2の表面に対してギャップGをあけて対置
させ、帯電ローラ20に電圧を印加して、像担持体表面
を帯電する。次いで、その帯電面を露光して静電潜像を
形成し、その潜像を現像装置によってトナー像として可
視像化する。
【0005】上述の帯電ローラ20を有する帯電装置に
よると、オゾンの発生を抑えることができると共に、帯
電ローラ20の弾性部材4に含まれている物質が像担持
体表面に付着して帯電むらが発生する不具合を防止で
き、トナー像の画質を高めることができる。
【0006】ところで、上述の帯電ローラ20の弾性部
材4と像担持体2の表面との間のギャップGは、これが
大きくなりすぎると、帯電後の像担持体表面の電位が所
望する値から大きく外れてしまい、像担持体表面に形成
されたトナー像の画質が劣化し、異常画像が発生するお
それがある。かかる観点から、本発明者は、仕上げ加工
後の帯電ローラの形態を精査したところ、次のような問
題のあることが明らかとなった。
【0007】前述のように、帯電ローラ20の弾性部材
4は砥石60によって仕上げ加工されるが、この加工時
に砥石60の周面は弾性部材4の外周面に圧接する。こ
のため、砥石60が圧接した弾性部材部分は、その半径
方向に圧縮変形する。その際、砥石60が弾性部材4の
長手方向各端部領域Eに圧接した時と、当該砥石60が
弾性部材4の長手方向中間部領域Iに圧接した時とを比
較した場合、前者の方が、砥石60と弾性部材4との単
位面積当りの圧接力が小さくなる。これは、弾性部材4
の長手方向各端面はフリー状態にあるため、弾性部材4
の長手方向各端部領域Eの方が、その長手方向中間部領
域Iよりも半径方向に圧縮変形しやすい状態にあるため
と考えられる。
【0008】上述した理由により、研磨後の弾性部材4
の外径は、その長手方向に沿って均一とならず、図13
に誇張して示すように、その長手方向各端部領域Eの外
径D1が、弾性部材の長手方向中間部領域Iにおける外
径D2よりも大きくなる。このようにして弾性部材4の
長手方向各端部領域Eに隆起部61が形成される。隆起
部61の外径D1は、弾性部材4の長手方向末端部RE
で最大となり、その長手方向中心CLの側に向けて漸次
小さくなっている。そして、その最大外径D3と、弾性
部材4の長手方向中間部領域Iの外径D2との差は、帯
電ローラ20の形態や、弾性部材4の材質などによって
異なるが、例えば40乃至60μm程度である。しかも
その値は、温湿度などの環境条件によって大きくばらつ
く。
【0009】従来は、上述した事実を考慮することな
く、隆起部61のできた弾性部材4の長手方向各端部に
スペーサ部材1を取り付けていたのであるが、隆起部6
1の最大外径D3の値は大きくばらつくので、一定の厚
さのスペーサ部材1を用いても、弾性部材4と像担持体
2との間のギャップGが、各帯電ローラによって大きく
ばらついてしまい、そのギャップGの値が所望する値か
ら大きく外れてしまうおそれを免れなかった。
【0010】また、帯電ローラ20には電圧が印加され
るが、その際、隆起部61の最大外径部は、像担持体2
の表面に向けて突出しているので、その先端62と像担
持体表面との間で放電が発生しやすくなる。かかる放電
が発生すれば、ここに多量の電流が流れるので、両スペ
ーサ部材間の像担持体表面に帯電不良が発生し、これに
よりトナー像の画質が劣化する不具合を免れない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した新
規な認識に基づきなされたものであり、その第1の目的
は、弾性部材に形成された隆起部に起因して、帯電ロー
ラと被帯電体の表面との間のギャップの値が、所望する
値から大きく外れてしまう不具合を阻止できる帯電ロー
ラ、帯電装置、担持体ユニット、画像形成装置及び帯電
ローラの製造方法をそれぞれ提供することにある。
【0012】また、本発明の第2の目的は、弾性部材に
形成された隆起部に基因して、帯電ローラと被帯電体の
表面の間に放電が生じる不具合を阻止できる帯電ロー
ラ、帯電装置、担持体ユニット、画像形成装置及び帯電
ローラの製造方法をそれぞれ提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第1の目
的を達成するため、芯軸と、該芯軸の外周面に固定され
た弾性部材と、該弾性部材に設けられたスペーサ部材と
を有する帯電ローラにおいて、帯電ローラの製造時に、
芯軸に固定された弾性部材の外周面を研磨した際、該弾
性部材の長手方向各端部領域に生じた隆起部の、当該長
手方向における幅をWmmとしたとき、弾性部材の長手方
向各末端部から、当該長手方向中心側に少なくともW/
9mm寄った位置に前記スペーサ部材をそれぞれ設けたこ
とを特徴とする帯電ローラを提案する(請求項1)。
【0014】また、本発明は、上記第2の目的を達成す
るため、芯軸と、該芯軸の外周面に固定された弾性部材
と、該弾性部材に設けられたスペーサ部材とを有する帯
電ローラにおいて、帯電ローラの製造時に、芯軸に固定
された弾性部材の外周面を研磨した際、該弾性部材の長
手方向各端部領域に生じた隆起部の、最大外径部を含む
少なくとも一部がカットされていることを特徴とする帯
電ローラを提案する(請求項2)。
【0015】さらに、本発明は、上記第1及び第2の目
的を達成するため、芯軸と、該芯軸の外周面に固定され
た弾性部材と、該弾性部材に設けられたスペーサ部材と
を有する帯電ローラにおいて、帯電ローラの製造時に、
芯軸に固定された弾性部材の外周面を研磨した際、該弾
性部材の長手方向各端部領域に生じた隆起部の、最大外
径部を含む少なくとも一部がカットされ、そのカット面
と、当該カット面よりも弾性部材長手方向中心側に寄っ
た弾性部材部分とに亘って前記スペーサ部材をそれぞれ
設けたことを特徴とする帯電ローラを提案する(請求項
3)。
【0016】また、本発明は、上記第1及び第2の目的
を達成するため、芯軸と、該芯軸の外周面に固定された
弾性部材と、該弾性部材に設けられたスペーサ部材とを
有する帯電ローラにおいて、帯電ローラの製造時に、芯
軸に固定された弾性部材の外周面を研磨した際、該弾性
部材の長手方向各端部領域に生じた隆起部の、最大外径
部を含む少なくとも一部がカットされ、そのカット面よ
りも弾性部材長手方向中心側に寄った弾性部分部材に前
記スペーサ部材をそれぞれ設けたことを特徴とする帯電
ローラを提案する(請求項4)。
【0017】さらに、本発明は、上記第1及び第2の目
的の一方又は双方を達成するため、請求項1乃至4のい
ずれかに記載の帯電ローラのスペーサ部材を被帯電体に
圧接させて両スペーサ部材の間の弾性部材部分と被帯電
体の表面とをギャップをあけて対向配置させ、帯電ロー
ラに電圧を印加して被帯電体の表面を帯電することを特
徴とする帯電装置を提案する(請求項5)。
【0018】さらに、本発明は、上記第1及び第2の目
的の一方又は双方を達成するため、請求項5に記載の帯
電装置と、像担持体より成る被帯電体を一体的に組み付
けたことを特徴とする担持体ユニットを提案する(請求
項6)。
【0019】また、本発明は、上記第1及び第2の目的
の一方又は双方を達成するため、請求項5に記載の帯電
装置を有することを特徴とする画像形成装置を提案する
(請求項7)。
【0020】さらに、本発明は、上記第1及び第2の目
的を達成するため、芯軸と、該芯軸の外周面に固定され
た弾性部材と、該弾性部材に設けられたスペーサ部材と
を有する帯電ローラの製造方法において、弾性部材を芯
軸に固定し、その固定した弾性部材と、該弾性部材の外
周面に圧接する研磨工具の少なくとも一方を回転させな
がら、弾性部材と研磨工具を相対的に当該弾性部材の長
手方向に移動させて、弾性部材の外周面を研磨すると共
に、研磨工具が弾性部材の長手方向各端部領域を研磨す
る時は、その長手方向中間部領域を研磨する時よりも、
当該研磨工具と弾性部材との圧接力を大きくすることを
特徴とする帯電ローラの製造方法を提案する(請求項
8)。
【0021】また、本発明は、上記第1及び第2の目的
を達成するため、芯軸と、該芯軸の外周面に固定された
弾性部材と、該弾性部材に設けられたスペーサ部材とを
有する帯電ローラの製造方法において、弾性部材を芯軸
に固定し、その固定した弾性部材と、該弾性部材の外周
面に圧接する研磨工具の少なくとも一方を回転させなが
ら、弾性部材と研磨工具を相対的に当該弾性部材の長手
方向に移動させて、弾性部材の外周面を研磨すると共
に、研磨工具が弾性部材の長手方向各端部領域を研磨す
る時は、その長手方向中間部領域を研磨する時よりも、
当該研磨工具と弾性部材との相対移動速さを低速にする
ことを特徴とする帯電ローラの製造方法を提案する(請
求項9)。
【0022】さらに、本発明は、上記第1及び第2の目
的を達成するため、芯軸と、該芯軸の外周面に固定され
た弾性部材と、該弾性部材に設けられたスペーサ部材と
を有する帯電ローラの製造方法において、弾性部材の長
手方向各端部領域が固定される芯軸部分の外径が、弾性
部材の長手方向中間部領域が固定される芯軸部分の外径
よりも大きくなるように形成された芯軸を用い、当該芯
軸に弾性部材を固定した後、その弾性部材と、該弾性部
材の外周面に圧接する研磨工具の少なくとも一方を回転
させながら、弾性部材と研磨工具を相対的に当該弾性部
材の長手方向に移動させて、弾性部材の外周面を研磨す
ることを特徴とする帯電ローラの製造方法を提案する
(請求項10)。
【0023】また、本発明は、上記第1及び第2の目的
を達成するため、芯軸と、該芯軸の外周面に固定された
弾性部材と、該弾性部材に設けられたスペーサ部材とを
有する帯電ローラの製造方法において、弾性部材の長手
方向各端部領域の厚さが、弾性部材の長手方向中間領域
の厚さよりも小さくなるように、弾性部材を芯軸の外周
面に成形して固定し、その固定した弾性部材と、該弾性
部材の外周面に圧接する研磨工具の少なくとも一方を回
転させながら、弾性部材と研磨工具を相対的に当該弾性
部材の長手方向に移動させて、弾性部材の外周面を研磨
することを特徴とする帯電ローラの製造方法を提案する
(請求項11)。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って詳細に説明する。
【0025】図1は画像形成装置の一例を示す断面図で
ある。ここに示した画像形成装置は、ドラム状の感光体
として構成された像担持体2と、帯電ローラ20を有す
る帯電装置と、クリーニング装置27とが、ユニットケ
ース43に一体的に組み付けられて成る担持体ユニット
41を有していると共に、現像装置22を有する現像ユ
ニット42を具備している。像担持体2と帯電ローラ2
0は、ユニットケース43に回転自在に組み付けられて
いる。
【0026】像担持体2に対向して転写ベルト8が設け
られ、この転写ベルト8は、図示していない複数の支持
ローラに巻き掛けられて矢印A方向に走行駆動される。
かかる転写ベルト8の表面に像担持体の表面が当接し、
しかも転写ベルト8を挟んで、像担持体2にほぼ対向す
る位置に転写装置の一例である転写ブラシ9が配置され
ている。
【0027】画像形成動作時、像担持体2は図示してい
ない駆動装置によって矢印B方向に回転駆動され、この
とき後述するように帯電ローラ20は、そのスペーサ部
材1が像担持体2の表面に当接して像担持体2の回転に
従って矢印C方向に従動回転する。帯電ローラ20を駆
動装置によって回転駆動することもできる。
【0028】像担持体2と帯電ローラ20が上述のよう
に回転するとき、帯電ローラ2には、所定極性の電圧が
印加され、これによって像担持体2の表面が所定の極性
(図示した例ではマイナス極性)に帯電される。このよ
うに、像担持体2は、帯電装置によって表面を帯電され
る被帯電体の一例を構成している。
【0029】画像形成装置本体内には、露光手段の一例
であるレーザ書き込みユニット(図示せず)が配置さ
れ、このユニットから出射する光変調されたレーザビー
ムLによって、帯電後の像担持体2の表面が露光され、
これによって像担持体表面に静電潜像が形成される。こ
の例では、レーザビームLが照射されて像担持体の表面
電位の絶対値が低下した部分が静電潜像となり、レーザ
ビームの当てられない像担持体の表面部分が地肌部とな
る。
【0030】上記静電潜像は、現像装置22によってト
ナー像として可視像化される。この現像装置22は、現
像ケース23と、この現像ケース23に回転自在に支持
されて反時計方向に回転駆動される現像ローラ24と、
同じく現像ケース23に回転自在に支持された撹拌ロー
ラ25とを有し、現像ケース23には、必要に応じて外
添剤が添加されたトナーとキャリアとを有する粉体状の
二成分系現像剤Dが収容されている。キャリアを有さな
い一成分系現像剤や液状の現像剤を用いることもでき
る。
【0031】上記現像剤Dは、撹拌ローラ25により撹
拌されて、そのトナーとキャリアが互いに逆極性にそれ
ぞれ摩擦帯電される。かかる現像剤Dが、トナーの帯電
極性と同極性のバイアス電圧を印加された現像ローラ2
4上に担持されて搬送され、規制ブレード26により量
を規制された現像剤が現像ローラ24と像担持体2との
間の現像領域に運ばれ、ここで、その現像剤中のトナー
が像担持体表面に形成された静電潜像に静電的に移行し
て静電潜像がトナー像として可視像化される。現像ケー
ス23内に収容された二成分系現像剤Dのトナー濃度低
下がトナー濃度センサ35により検知されたとき、図示
していないトナー補給口を通して現像ケース23内の二
成分系現像剤Dにトナーが補給される。
【0032】一方、図示していない給紙部から、例えば
転写紙より成るシート状の転写材Pが給送され、その転
写材Pは、矢印A方向に駆動される転写ベルト8上に担
持されて搬送され、像担持体2と転写ベルト8との間の
転写部を通過する。このとき、転写ブラシ9には、像担
持体表面のトナーの帯電極性と逆極性の電圧が印加さ
れ、これによって像担持体上のトナー像が転写材P上に
転写される。トナー像が転写された転写材Pは、引き続
き図示していない定着装置を通り、このとき熱と圧力の
作用によって、トナー像が転写材P上に定着される。定
着装置を通過した転写材Pは、画像形成装置本体外の排
紙トレイ(図示せず)上に排出される。
【0033】トナー像を転写したあとの像担持体表面に
残存する転写残トナーは、クリーニング装置27により
除去される。このクリーニング装置27は、ユニットケ
ース43の一部により構成されたクリーニングケース2
8と、そのクリーニングケース28に回転自在に支持さ
れて矢印方向に回転駆動されるクリーニングブラシ29
と、基端部がクリーニングケース28に固定されたクリ
ーニングブレード30とを有し、そのクリーニングブラ
シ29とクリーニングブレード30が像担持体2の表面
に当接して、その表面の転写残トナーを掻き取り除去す
る。
【0034】担持体ユニット41は、そのユニットケー
ス43の舌部52が、画像形成装置本体の機枠に固定さ
れたガイド部材45に摺動自在に嵌合している。これに
より、担持体ユニット41を、画像形成装置本体の手前
側(図1の紙面に対して垂直な手前側方向)に引き出
し、又はこれとは逆の奥側に押し込んで、担持体ユニッ
ト41を所定の位置にセットすることができる。
【0035】同様に現像ユニット42も、その現像ケー
ス23の係合部53が、画像形成装置本体の機枠に固定
されたガイド部材45Aに摺動自在に嵌合し、これによ
って現像ユニット42を画像形成装置本体の手前側に引
き出し、又は奥側に押し込んでセットすることができ
る。
【0036】図2は帯電ローラ20を含む帯電装置の詳
細を示す図である。ここに示した帯電ローラ20は、例
えば金属などの導体より成る円柱状(又は円筒状)の芯
軸3と、その芯軸3の外周面に同心状に固定された円筒
状の弾性部材4と、弾性部材4の外周面に設けられた少
なくとも2つのスペーサ部材1とを有し、図示した例で
は2つのスペーサ部材1が設けられている。弾性部材4
は、例えば、体積抵抗率が1×10乃至1×10Ω
・cm程度のゴム又はその他の弾性部材により構成され、
その厚さは例えば1.5mm程度である。これに対し、芯
軸3の外径は、例えば9mmに設定される。
【0037】本例のスペーサ部材1は、可撓性を有する
絶縁性の樹脂、例えばポリエチレンテレフタレート(P
ET)製のフィルムより成るフィルム基材と、その一方
の面に設けられた粘着剤とから構成されている。このフ
ィルム基材が弾性部材4の外周面に1周分巻き付けら
れ、粘着剤によってそのフィルム基材が弾性部材4の外
周面に固定されている。かかるスペーサ部材1の幅は例
えば8mm、フィルム基材の厚さは例えば25μm、粘着
剤の厚さは例えば35μmである。
【0038】芯軸3の長手方向各端部は、軸受5に回転
自在に支持され、その各軸受5は、ユニットケース43
の各側板43Aに形成された開口6に、像担持体2に対
して接近又は離隔自在に嵌合し、圧縮ばね7によって像
担持体2の側に向けて加圧されている。このようにし
て、帯電ローラ20のスペーサ部材1が、被帯電体の一
例である像担持体2に圧接し、両スペーサ部材1の間の
弾性部材部分と被帯電体の表面とが、ギャップGをあけ
て対向配置される。そして、帯電ローラ20の芯軸3に
は、電源10によって、前述の如く電圧が印加され、こ
れにより被帯電体の表面が帯電される。その際、交流電
圧に直流電圧を重畳した電圧を帯電ローラ20に印加す
ることが好ましい。例えば、2KVのピーク間電圧の交
流電圧に、−700Vの直流電圧を重畳した電圧が帯電
ローラ20に印加される。
【0039】また、図1に示した例では、帯電ローラ2
0を有する帯電装置と、像担持体2より成る被帯電体と
が一体的に組み付けられて担持体ユニット41が構成さ
れていて、このユニット41と現像ユニット42とが別
々のユニットとして構成されているが、これらのユニッ
ト41,42を一体化して、1つの担持体ユニットとす
ることもできる。
【0040】また、帯電ローラ20と像担持体2との間
のギャップGが大きすぎると、像担持体表面の帯電不良
が発生し、これによって像担持体表面に形成されたトナ
ー像が異常画像となって現われるおそれがある。このた
め、このギャップGが、所定の値以下に維持されるよう
に構成され、図示した例では50μm以下の大きさに維
持される。前述のように、厚さ25μmのフィルム基材
と、35μm厚さの粘着剤より成るスペーサ部材1を用
いた場合、そのスペーサ部材1を像担持体2の表面に圧
接させたとき、その粘着剤と、スペーサ部材1の固定さ
れた弾性部材部分とが圧縮変形し、この状態でギャップ
Gが50μm以下の大きさとなる。
【0041】帯電ローラ20はその外層が弾性部材4に
より構成されているので、この帯電ローラ20と像担持
体21の表面との間に、ギャップGよりも大きな異物、
例えば60μm以上の径を有するキャリアが送り込まれ
たとき、弾性部材4が弾性変形して、そのキャリアがギ
ャップGを通過することができる。これにより、像担持
体表面に傷が付けられる不具合を防止することができ
る。
【0042】仮に、帯電ローラの外層を剛体により構成
したとすると、キャリアがギャップGに送り込まれた
時、その外層が実質的に弾性変形することはないため、
キャリアがギャップGに挟み込まれ、これによって像担
持体表面に傷が付けられるおそれがあるが、外層を弾性
部材4として構成することにより、かかる不具合を防止
することができるのである。
【0043】以上説明した構成は、後述する各具体例に
も共通する基本構成をなすものである。
【0044】ここで先に説明した如く、帯電ローラ20
の製造時に、芯軸3に固定された弾性部材4の外周面を
研磨した際、図3にも誇張して示すように、弾性部材4
の長手方向各端部領域Eに、その半径方向に突出した隆
起部61がその全周に亘って生じる。従来の帯電ローラ
20においては、この隆起部61によって、帯電ローラ
20と像担持体2の表面との間のギャップGが所定の大
きさ、例えば50μmよりも大きくなってしまうおそれ
があった。
【0045】そこで、図3に示した例では、弾性部材長
手方向における上記隆起部61の幅をWmmとしたとき、
弾性部材4の長手方向各末端部REから、その長手方向
中心CLの側に、少なくともW/9mm寄った位置にスペ
ーサ部材1がそれぞれ設けられている。各スペーサ部材
1の帯電ローラ長手方向外縁を、弾性部材4の長手方向
各末端部REよりも、W/9mm以上の距離Sだけ、その
長手方向中心CLの側に位置をずらして配置するのであ
る。隆起部61の幅Wmmが例えば10mmであるとし、そ
の最大外径D3と、弾性部材4の長手方向中間部領域I
の外径D2との差が例えば50μmであるとしたとき、
スペーサ部材1を弾性部材4の長手方向末端部REか
ら、10/9mm以上、弾性部材4の長手方向中心CLの
側に位置をずらして配置すればよい。
【0046】前述のように、隆起部61の最大外径D3
は、各帯電ローラによって大きくばらつくのであるが、
隆起部61の外径D1は、弾性部材4の長手方向中心C
Lに向けて漸次小さくなっているので、各スペーサ部材
1を、外径が最大となる弾性部材4の長手方向末端部R
Eよりも、長手方向中心CLの側に上述の如く位置をず
らして配置することにより、そのスペーサ部材1が固定
された弾性部材部分の外径が大きくばらつくことはな
い。
【0047】また、図4に示す例では、各スペーサ部材
1が、隆起部61の形成されていない弾性部材の長手方
向中間部領域Iに固定されているが、この部分での弾性
部材4の外径のばらつきは実質的になくなる。
【0048】上述の如く配置したスペーサ部材1を像担
持体2の表面に圧接させることにより、両スペーサ部材
1の間の弾性部材部分と、像担持体表面との間のギャッ
プGを、常に、例えば50μm以下に維持することがで
き、これによって像担持体表面に帯電不良が発生するこ
とを阻止でき、像担持体2に形成されたトナー像の画質
を高めることができる。
【0049】また、図3及び図4に示すように、像担持
体2が、例えばアルミニウムなどの導体より成るベース
部材63と、その表面にコートされた感光層64を有し
ていて、その長手方向端部においてベース部材63が露
出している場合、隆起部61の先端62と、露出したベ
ース部材63の部分との間で放電が発生するおそれがあ
るので、弾性部材4の長手方向末端部REと、感光層6
4の端部64Eとの間の距離LEを、所定の大きさ、例
えば2mm以上に設定し、上述の放電が発生することを阻
止することが好ましい。
【0050】さらに、図5及び図6に示すように、隆起
部61の最大外径部を含む少なくとも一部を、その全周
に亘って、例えば砥石、又は図示していないカッターな
どによってカットすることが好ましい。図5は、隆起部
61の一部をカットし、図6は隆起部61の全体をカッ
トして、隆起部61の外径を小さくした例を示してお
り、これらの図には、カット前の隆起部61を鎖線で示
してある。このように隆起部61の少なくとも一部を、
その全周に亘ってカットすれば、像担持体2の側へ向け
て大きく突出する隆起部61の先端62がなくなるの
で、弾性部材4の長手方向末端部REと、像担持体2の
ベース部材63が露出した部分との間の放電はもとよ
り、弾性部材の長手方向末端部REと、感光層64の形
成された像担持体部分との間の放電の発生も阻止され
る。これにより、両スペーサ部材1の間の像担持体表面
の帯電不良の発生を防止することができる。
【0051】その際、図6に示すように、隆起部61を
その全周に亘ってカットしたカット面65と、そのカッ
ト面65よりも弾性部材長手方向中心CLの側に寄った
弾性部材部分とに亘って、スペーサ部材1をそれぞれ設
け、或いは図5に示すように、当該カット面65よりも
弾性部材長手方向中心CLの側に寄った弾性部材部分に
スペーサ部材1をそれぞれ設けることにより、図3及び
図4に示した例の場合と同様に、隆起部61によってギ
ャップGの大きさが所定の大きさよりも大きくなる不具
合を阻止でき、スペーサ部材1の間の像担持体表面の帯
電不良を防止することができる。
【0052】また、図6に示した例のように、カット面
65とそのカット面65よりも長手方向中心CLの側に
寄った弾性部材部分とに亘ってスペーサ部材1を固定す
ると、図3の場合と同じく、スペーサ部材1を、弾性部
材4の長手方向末端部REに近い領域に配置できるの
で、図5のようにカット面65を避けた位置にスペーサ
部材1を設けた場合に比べ、両スペーサ部材1の間の間
隔L1を大きくとることができる。
【0053】これに対し、図6に示したように、カット
面65とこれに隣接する弾性部材部分とが、180°よ
りも小なる角度αをなしていると、その両者に跨って固
定されたスペーサ部材1は曲り折った状態となるので、
帯電ローラ20が回転してカット面65に固定されたス
ペーサ部材1の部分が像担持体表面に圧接する状態と、
その圧接が解除された状態とが繰返されると、カット面
65に固定されたスペーサ部材の部分がそのカット面か
ら剥離するおそれがある。図5に示したようにカット面
65以外の弾性部材部分にスペーサ部材1を固定するこ
とにより、これが剥離する不具合を防止することができ
る。このように、図5及び図6に示した構成には、有利
な点と不利な点がそれぞれ存在する。
【0054】次に、芯軸3と、その芯軸3の外周面に固
定された弾性部材4と、その弾性部材4に設けられたス
ペーサ部材1とを有する帯電ローラ20の製造方法の一
例を説明する。
【0055】先ず、図7に示すように成形用の複数のキ
ャビティ66A,66Bを有する同一形状の上型67A
と下型67Bを用意する。そして、その下型67Bの各
キャビティ66Bに芯軸3をセットしてから、上型67
Aと下型67Bを合せ、両型の各キャビティにより区画
された各空間に、溶融したゴム材料を注入する。次いで
これを冷却した後、上型67Aと下型67Bを図8に示
すように離間すると、弾性部材4が各芯軸3に固定され
た状態で成形される。これを下型67Bから外した後、
図9を参照して先に説明したように、その弾性部材4を
研磨する。その際、弾性部材4と、研磨工具の一例であ
る砥石60の一方だけを回転させるようにしてもよく、
また砥石60を矢印F1,F2方向に移動させずに、弾
性部材4だけをその長手方向F1,F2に移動させ、或
いは砥石60と弾性部材を共に移動させるようにしても
よい。要は、弾性部材4を芯軸3に固定し、その固定し
た弾性部材4と、該弾性部材4の外周面に圧接する研磨
工具の少なくとも一方を回転させながら、弾性部材4と
研磨工具を相対的に当該弾性部材4の長手方向に移動さ
せて、弾性部材4の外周面を研磨するのである。弾性部
材4を研磨した後、スペーサ部材1を弾性部材4の外周
面に固定する。
【0056】上述の製造方法自体は、従来の方法と変り
はないが、この方法だけであると、先にも説明したよう
に、弾性部材4の長手方向各端部領域Eに隆起部61が
形成される。これに対し、次の製造方法を採用すると、
隆起部61をなくし、或いはその隆起部の外径を従来よ
りも小さくすることができ、隆起部61に基因する前述
の不具合を阻止し、ないしはこれを軽減することが可能
となる。
【0057】前述のように、砥石60と、芯軸3に固定
された弾性部材4が、その弾性部材4の長手方向F1,
F2に相対的に移動しながら、弾性部材4の外周面が研
磨されるが、その際、砥石60より成る研磨工具が弾性
部材4の長手方向各端部領域Eを研磨する時には、その
弾性部材4の長手方向中間部領域Iを研磨する時より
も、その研磨工具と弾性部材4との圧接力が大きくなる
ように研磨工具と弾性部材4との加圧力を調整する。こ
のようにすれば、砥石60が弾性部材4の長手方向各端
部領域Eを研削する量が、従来よりも増え、これによっ
て従来は必ず発生していた隆起部をなくし、或いはその
隆起部の外径を従来よりも小さくすることができる。
【0058】上述した構成に代え、又はこの構成と共
に、砥石60より成る研磨工具が弾性部材4の長手方向
各端部領域Eを研磨する時は、その長手方向中間部領域
Iを研磨する時よりも、当該研磨工具と弾性部材4との
相対移動速さを低速にする構成を採用することもでき
る。この構成によっても、弾性部材4の長手方向各端部
領域Eの研削量が従来よりも増大するので、隆起部をな
くし、又はその隆起部の外径を従来よりも小さくするこ
とができる。
【0059】さらに、図10に誇張して示すように、弾
性部材4の長手方向各端部領域Eが固定される芯軸部分
の外径d1が、弾性部材4の長手方向中間部領域Iが固
定される芯軸部分の外径d2よりも大きくなるように形
成された芯軸3を用い、その芯軸3に前述の如くして弾
性部材4を固定した後、先に説明したように、弾性部材
4と、該弾性部材4の外周面に圧接する研磨工具の少な
くとも一方を回転させながら、弾性部材4と研磨工具を
相対的に当該弾性部材の長手方向に移動させて、弾性部
材の外周面を研磨しても、弾性部材4の長手方向各端部
領域Eの研削量が従来よりも増大するので、隆起部をな
くし、又はその隆起部の外径を従来よりも小さくするこ
とができる。この構成も、上述した製造方法と併用する
ことができる。
【0060】さらに、図7に示した上型67Aと下型6
7Bの各キャビティ66A,66Bの長手方向各端部領
域の幅W1を、その長手方向中間部領域の幅W2よりも
わずかに狭く設定してもよい。かかる型67A,67B
により成形された弾性部材は、図11に誇張して示すよ
うに、その長手方向各端部領域Eの厚さT1が、弾性部
材4の長手方向中間部領域Iの厚さT2よりも小さくな
る。このように厚さT1,T2が異なるように、弾性部
材4を芯軸3の外周面に成形して当該弾性部材4を芯軸
3に固定した後、その固定した弾性部材4と、該弾性部
材4の外周面に圧接する研磨工具の少なくとも一方を回
転させながら、弾性部材4と研磨工具を相対的に当該弾
性部材の長手方向に移動させて、弾性部材の外周面を研
磨するのである。このようにすれば、成形後の弾性部材
4の長手方向各端部領域Eの厚さT1が、中間部領域I
の厚さT2よりも小さくなっているので、研磨後の弾性
部材4に、従来は必ず発生していた隆起部が全く発生し
ないか、又はその隆起部の外径を従来よりも小さくする
ことができる。この構成も、前述の製造方法と併用する
ことができる。
【0061】上述の各帯電ローラの製造方法によると、
隆起部をなくし、或いはその外径を従来よりも小さくで
きるので、隆起部に基づく従来の不具合を除去し、ない
しはこれを効果的に低減でき、しかもスペーサ部材1を
弾性部材の長手方向各末端部REないしはこれに近い部
分に固定できるので、両スペーサ部材1の間の弾性部材
部分の長さを大きく確保できる。
【0062】以上、被帯電体の一例として像担持体2を
挙げたが、本発明に係る帯電ローラは、他の被帯電体を
帯電するときにも採用することができる。例えば、図1
に示した転写ベルト8上に担持された転写材Pを帯電ロ
ーラ120によって帯電し、その転写材Pを転写ベルト
8上に静電的に保持させることが従来より行われている
が、かかる帯電ローラ120にも、前述した各構成を支
障なく採用することができる。
【0063】
【発明の効果】請求項1乃至4に係る発明によれば、帯
電ローラの製造時に弾性部材に生じる隆起部に基因する
不具合をなくし、又はその影響を少なくすることができ
る。
【0064】特に、請求項3に係る発明によれば、スペ
ーサ部材間の間隔を大きくとることができる。
【0065】また、請求項4に係る発明によれば、スペ
ーサ部材が剥離する不具合を効果的に低減できる。
【0066】請求項5に係る発明によれば、上記各効果
を奏する帯電装置を供することができる。
【0067】請求項6に係る発明によれば、上記各効果
を奏する担持体ユニットを供することができる。
【0068】請求項7に係る発明によれば、上記各効果
を奏する画像形成装置を供することができる。
【0069】請求項8乃至11に係る発明によれば、従
来、弾性部材の研磨時に生じていた隆起部をなくし、又
はその外径を従来より小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一例を示す断面図である。
【図2】帯電ローラの一部を破断した状態で、その帯電
ローラの詳細を示す図である。
【図3】帯電ローラの弾性部材に形成された隆起部を誇
張して示す説明図である。
【図4】スペーサ部材の固定位置を図3の場合と異なら
せた例を示す説明図である。
【図5】隆起部の一部をカットした帯電ローラを示す説
明図である。
【図6】隆起部の全体をカットした帯電ローラを示す説
明図である。
【図7】弾性部材を成形する成形型の斜視図である。
【図8】成形型によって弾性部材を成形した後の様子を
示す斜視図である。
【図9】弾性部材を研磨する方法を示す斜視図であっ
て、従来の弾性部材を研磨するときの説明にも供した図
である。
【図10】外径を異ならせた芯軸を示す断面図である。
【図11】厚さを異ならせた弾性部材を示す断面図であ
る。
【図12】従来の帯電ローラの一例を示す図である。
【図13】従来の帯電ローラの弾性部材に形成された隆
起部を誇張して示す図である。
【符号の説明】
1 スペーサ部材 2 像担持体 3 芯軸 4 弾性部材 20 帯電ローラ 41 担持体ユニット 61 隆起部 65 カット面 120 帯電ローラ CL 長手方向中心 d1 外径 d2 外径 E 長手方向端部領域 G ギャップ I 長手方向中間部領域 T1 厚さ T2 厚さ W 幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤城 宇貢 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H003 BB11 CC00 EE12 EE19 3J103 AA02 AA74 EA03 EA05 FA18 GA02 GA52 GA57 GA58 GA60

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯軸と、該芯軸の外周面に固定された弾
    性部材と、該弾性部材に設けられたスペーサ部材とを有
    する帯電ローラにおいて、 帯電ローラの製造時に、芯軸に固定された弾性部材の外
    周面を研磨した際、該弾性部材の長手方向各端部領域に
    生じた隆起部の、当該長手方向における幅をWmmとした
    とき、弾性部材の長手方向各末端部から、当該長手方向
    中心側に少なくともW/9mm寄った位置に前記スペーサ
    部材をそれぞれ設けたことを特徴とする帯電ローラ。
  2. 【請求項2】 芯軸と、該芯軸の外周面に固定された弾
    性部材と、該弾性部材に設けられたスペーサ部材とを有
    する帯電ローラにおいて、 帯電ローラの製造時に、芯軸に固定された弾性部材の外
    周面を研磨した際、該弾性部材の長手方向各端部領域に
    生じた隆起部の、最大外径部を含む少なくとも一部がカ
    ットされていることを特徴とする帯電ローラ。
  3. 【請求項3】 芯軸と、該芯軸の外周面に固定された弾
    性部材と、該弾性部材に設けられたスペーサ部材とを有
    する帯電ローラにおいて、 帯電ローラの製造時に、芯軸に固定された弾性部材の外
    周面を研磨した際、該弾性部材の長手方向各端部領域に
    生じた隆起部の、最大外径部を含む少なくとも一部がカ
    ットされ、そのカット面と、当該カット面よりも弾性部
    材長手方向中心側に寄った弾性部材部分とに亘って前記
    スペーサ部材をそれぞれ設けたことを特徴とする帯電ロ
    ーラ。
  4. 【請求項4】 芯軸と、該芯軸の外周面に固定された弾
    性部材と、該弾性部材に設けられたスペーサ部材とを有
    する帯電ローラにおいて、 帯電ローラの製造時に、芯軸に固定された弾性部材の外
    周面を研磨した際、該弾性部材の長手方向各端部領域に
    生じた隆起部の、最大外径部を含む少なくとも一部がカ
    ットされ、そのカット面よりも弾性部材長手方向中心側
    に寄った弾性部分部材に前記スペーサ部材をそれぞれ設
    けたことを特徴とする帯電ローラ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の帯電
    ローラのスペーサ部材を被帯電体に圧接させて両スペー
    サ部材の間の弾性部材部分と被帯電体の表面とをギャッ
    プをあけて対向配置させ、帯電ローラに電圧を印加して
    被帯電体の表面を帯電することを特徴とする帯電装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の帯電装置と、像担持体
    より成る被帯電体を一体的に組み付けたことを特徴とす
    る担持体ユニット。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の帯電装置を有すること
    を特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 芯軸と、該芯軸の外周面に固定された弾
    性部材と、該弾性部材に設けられたスペーサ部材とを有
    する帯電ローラの製造方法において、 弾性部材を芯軸に固定し、その固定した弾性部材と、該
    弾性部材の外周面に圧接する研磨工具の少なくとも一方
    を回転させながら、弾性部材と研磨工具を相対的に当該
    弾性部材の長手方向に移動させて、弾性部材の外周面を
    研磨すると共に、研磨工具が弾性部材の長手方向各端部
    領域を研磨する時は、その長手方向中間部領域を研磨す
    る時よりも、当該研磨工具と弾性部材との圧接力を大き
    くすることを特徴とする帯電ローラの製造方法。
  9. 【請求項9】 芯軸と、該芯軸の外周面に固定された弾
    性部材と、該弾性部材に設けられたスペーサ部材とを有
    する帯電ローラの製造方法において、 弾性部材を芯軸に固定し、その固定した弾性部材と、該
    弾性部材の外周面に圧接する研磨工具の少なくとも一方
    を回転させながら、弾性部材と研磨工具を相対的に当該
    弾性部材の長手方向に移動させて、弾性部材の外周面を
    研磨すると共に、研磨工具が弾性部材の長手方向各端部
    領域を研磨する時は、その長手方向中間部領域を研磨す
    る時よりも、当該研磨工具と弾性部材との相対移動速さ
    を低速にすることを特徴とする帯電ローラの製造方法。
  10. 【請求項10】 芯軸と、該芯軸の外周面に固定された
    弾性部材と、該弾性部材に設けられたスペーサ部材とを
    有する帯電ローラの製造方法において、 弾性部材の長手方向各端部領域が固定される芯軸部分の
    外径が、弾性部材の長手方向中間部領域が固定される芯
    軸部分の外径よりも大きくなるように形成された芯軸を
    用い、当該芯軸に弾性部材を固定した後、その弾性部材
    と、該弾性部材の外周面に圧接する研磨工具の少なくと
    も一方を回転させながら、弾性部材と研磨工具を相対的
    に当該弾性部材の長手方向に移動させて、弾性部材の外
    周面を研磨することを特徴とする帯電ローラの製造方
    法。
  11. 【請求項11】 芯軸と、該芯軸の外周面に固定された
    弾性部材と、該弾性部材に設けられたスペーサ部材とを
    有する帯電ローラの製造方法において、 弾性部材の長手方向各端部領域の厚さが、弾性部材の長
    手方向中間領域の厚さよりも小さくなるように、弾性部
    材を芯軸の外周面に成形して固定し、その固定した弾性
    部材と、該弾性部材の外周面に圧接する研磨工具の少な
    くとも一方を回転させながら、弾性部材と研磨工具を相
    対的に当該弾性部材の長手方向に移動させて、弾性部材
    の外周面を研磨することを特徴とする帯電ローラの製造
    方法。
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