JP3167219B2 - 回転型現像装置 - Google Patents

回転型現像装置

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JP3167219B2 JP11117993A JP11117993A JP3167219B2 JP 3167219 B2 JP3167219 B2 JP 3167219B2 JP 11117993 A JP11117993 A JP 11117993A JP 11117993 A JP11117993 A JP 11117993A JP 3167219 B2 JP3167219 B2 JP 3167219B2
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0105Details of unit
    • G03G15/0126Details of unit using a solid developer

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ或い
はファクシミリなどの画像形成装置に装備される回転型
現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】所定の極性に帯電した潜像担持体を像露
光することにより、異なった色で再現すべき静電潜像を
それぞれ形成し、その各潜像をそれぞれ異なる色のトナ
ーによって現像し、得られた各トナー像を同一又は異な
った転写紙に転写してカラー画像を得る画像形成装置が
公知である。色分解光像の露光により潜像担持体上に形
成した各静電潜像を、各々の色分解光と補色の関係にあ
る色のトナーで現像し、これらのトナー像を同一の転写
紙上に重ね合せて転写するフルカラー画像形成装置がそ
の代表例である。また同一転写紙上に、異なった色のト
ナー像を重ね合せて多色画像を得ることもあり、或いは
各転写紙上にそれぞれ色の異なった単色の画像を形成す
ることもある。
【0003】このような画像形成装置においては、潜像
担持体上の各静電潜像を異なった色のトナーで現像する
必要があるため、互いに異なった色のトナーで潜像を可
視像化する複数の現像器を共通の回転軸線のまわりに回
転可能に支持し、各現像器を選択的に潜像担持体に対向
した現像位置に変位させることによって、潜像担持体上
の各静電潜像を各色のトナーによりトナー像として可視
像化する回転型現像装置が用いられている(例えば、特
開昭60−233668号公報参照)。
【0004】上述のような回転型現像装置によって現像
動作を行ううちに、各現像器内のトナーが順次消費され
るので、各現像器にトナーを補給する必要がある。かか
るトナーの補給方法として、回転する各現像器とは別個
に、トナーの収容部であるトナーカートリッジを各現像
器に対応させて固定配置し、各現像器とこれに対応する
各トナーカートリッジとを可撓性の筒で連結し、その筒
内に設けたスクリューなどから成るトナー搬送部材を回
転させ、各トナーカートリッジからそれに対応する現像
器にトナーを補給する方法が知られている。
【0005】また各トナーカートリッジを複数の現像器
と共に回転できるように支持し、上述した従来例と同様
に、トナー搬送部材によって各現像器にトナーを搬送補
給する回転型現像装置も公知である。
【0006】ところが、上述した従来のトナー補給方法
は、そのいずれも、トナーカートリッジ内のトナーをト
ナー搬送部材によって各現像器に搬送して補給するもの
であるため、トナー搬送部材と、これを回転させる駆動
装置が必要となり、現像装置全体の構造が大型化し、か
つ複雑となり、しかもその製造コストが上昇する欠点を
免れない。またトナーが搬送部材によって搬送されると
き、そのトナーに対して大きな機械的な外力が作用する
ので、トナーが早期に劣化するおそれもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の欠点を除去し、トナーカートリッジから現像器へ
トナーを搬送するためのトナー搬送部材とその駆動装置
を不要とし、構造の小型化と簡素化、及びそのコストの
低減を図り、トナーの早期の劣化を阻止できる回転型現
像装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、粉体現像剤を収容した複数の現像器と、そ
の各現像器にトナーを補給するため、各現像器に対応し
て設けられたトナーカートリッジとを備え、前記複数の
現像器を回転させ、所定の現像器を現像位置にもたら
し、その現像器によって、潜像担持体に形成された静電
潜像をトナー像として可視像化する回転型現像装置にお
いて、前記各トナーカートリッジは、複数の現像器と共
に回転するように、各現像器の長手方向一端側にそれぞ
れ着脱可能に接続され、かつ当該各トナーカートリッジ
は、第1トナー貯留部と、該第1トナー貯留部に連通す
ると共に、各現像器のトナー受け部に連通する第2トナ
ー貯留部とを有し、前記複数の現像器の回転に伴って、
各トナーカートリッジにおける第2トナー貯留部が前記
トナー受け部の上方に位置する状態と、該第2トナー貯
留部が第1トナー貯留部の上方に位置する状態と、当該
第2トナー貯留部が前記トナー受け部の下方に位置する
状態と、第1トナー貯留部が第2トナー貯留部の上方に
位置する状態となり、各トナーカートリッジの第1トナ
ー貯留部内のトナーがその自重で第2トナー貯留部へ移
動し、該第2トナー貯留部内のトナーがその自重で前記
トナー受け部へ移動するように、当該第1トナー貯留部
と第2トナー貯留部の相対位置を設定し、かつ各トナー
カートリッジの第2トナー貯留部が前記トナー受け部の
上方に位置しているとき、該第2トナー貯留部の底部よ
りも、当該トナーカートリッジの第1トナー貯留部の底
部の方が下方に位置するように、該第1トナー貯留部を
形成したことを特徴とする回転型現像装置を提案する。
【0009】その際、前記各トナーカートリッジは、ト
ナーを収容するカートリッジ本体と、該本体を現像器に
連結する連結部材とを有し、前記カートリッジ本体は、
トナー収容ケースと、該ケースに一体に連設され、その
ケースの内部空間を外部に連通させる円筒部とを有し、
前記連結部材は、前記円筒部に回転可能に嵌合する円筒
体と、該円筒体から分岐して現像器に接続される分岐管
とを有し、前記カートリッジ本体の円筒部には、トナー
カートリッジを現像器に接続した状態で、前記連結部材
の分岐管に整合する開口が形成され、該分岐管の先端開
口によってトナーカートリッジのトナー出口が構成され
ていると共に、前記トナー収容ケースによって前記第1
トナー貯留部が構成され、前記円筒部によって前記第2
トナー貯留部が構成されていると有利である。
【0010】また、円筒部に形成された開口と分岐管と
が整合した状態から、前記円筒体と円筒部とを相対的に
回転させることにより、分岐管を円筒部の壁面によって
閉鎖し、トナーカートリッジを密閉できるように、前記
開口の大きさを設定することが望ましい。
【0011】さらに、トナーカートリッジ内のトナーが
そのトナー出口から外部に流出できる状態にあるとき、
現像器に接続されたトナーカートリッジの当該現像器か
らの取り外しを禁止するトナーカートリッジ離脱阻止手
段を設けると特に有利である。
【0012】また、各トナーカートリッジに着脱可能な
キャップを設ければ特に効果的である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に
説明する。
【0014】図1は本発明に係る回転型現像装置の一例
を示す断面図であり、図2はその斜視図である。この回
転型現像装置1は、図1に示すように、潜像担持体の一
例であるドラム状の感光体2に対向配置されている。な
お、図1においては、便宜上、断面を示すハッチングは
省略してある。
【0015】かかる回転型現像装置1は、画像形成装置
本体に不動に支持された円筒状のハウジング3を有し、
その内部に複数の現像器4Y,4M,4C,4Kが配置
されている。これらの現像器は、共通のベース部材5に
それぞれ支持され、該ベース部材5がその軸線Xを中心
として回転駆動されることにより、各現像器が回転す
る。このように、複数の現像器4Y,4M,4C,4K
は、回転軸線Xのまわりに回転可能に支持されているの
である。
【0016】上述の回転型現像装置1の各現像器には、
それぞれ所定の粉体現像剤が収容されている。かかる現
像剤としては、必要に応じて補助剤が外添されたトナ
ー、すなわち一成分系現像剤、又はこれにキャリアが混
合された二成分系現像剤などを用いることができるが、
本例では各現像器において粉体状の一成分系現像剤が用
いられるものとする。
【0017】また、この実施例では、上述の回転型現像
装置1の組込まれた画像形成装置がフルカラー画像を形
成するように構成され、これに対応して、現像器4Yに
はイエロー色のトナーが、また現像器4Mにはマゼンタ
色のトナーが、さらに現像器4Cにはシアン色のトナー
が、そして現像器4Kには黒色のトナーがそれぞれ収容
されている。そこで、以下の説明において、上述の各現
像器を識別する必要のあるときは、これらの現像器をそ
れぞれイエロー現像器4Y、マゼンタ現像器4M、シア
ン現像器4C、黒現像器4Kと称することにする。これ
らの現像器で使用されるトナーは、非磁性トナーである
ことが望ましい。また図1ではトナーについての図示は
省略してある。
【0018】図1に示した感光体2は時計方向に回転駆
動され、その際、それ自体周知な帯電、像露光工程を経
て感光体2上にイエロー画像用の静電潜像が形成され
る。このとき、図1に示すように複数の現像器のうちの
イエロー現像器4Yがハウジング3の窓孔6を通して感
光体2に対向する現像位置を占めて停止し、この現像器
4Yによって感光体2に形成された静電潜像がイエロー
色のトナー像として可視像化される。
【0019】このイエロー色のトナー像は、図示してい
ない転写紙に転写され、次いで感光体2がクリーニング
された後、この感光体2上にマゼンタ画像用の静電潜像
が形成される。このとき、複数の現像器は、その回転軸
線Xのまわりを時計方向に回転し、マゼンタ現像器4M
が感光体2に対向した現像位置にもたらされて停止して
おり、かかるマゼンタ現像器4Mによって感光体上の静
電潜像がマゼンタ色のトナー像として可視像化される。
このトナー像も前述の転写紙上に、イエロー色のトナー
像の上から重ねて転写される。
【0020】同様にして、感光体2にはシアン画像用の
静電潜像が形成され、これが、回転によって現像位置に
もたらされたシアン現像器4Cによってシアン色のトナ
ー像として可視像化され、かかるトナー像も上述の転写
紙上に重ね転写される。次いで黒画像用の静電潜像が感
光体2上に形成され、この潜像は、回転によって現像位
置にもたらされた黒現像器4Kによって黒色のトナー像
として可視像化され、これも前述の転写紙上に重ね転写
される。このようにして転写紙上にはフルカラー画像が
形成され、これが図示していない定着装置によって転写
紙上に定着される。
【0021】上述のように、回転型現像装置1は、その
複数の現像器を回転させ、所定の現像器を感光体2に対
向する現像位置にもたらし、その現像器によって感光体
2に形成された静電潜像をトナー像として可視像化する
ものである。
【0022】ここで、図1からも判るように、各現像器
4Y,4M,4C,4Kは実質的に同一の構造を有して
いるので、そのうちのイエロー現像器4Yを例にとって
その構成と作用をより詳細に説明する。他の現像器4
M,4C,4Kについては、イエロー現像器4Yの各要
素に対応する要素に対し、イエロー現像器4Yの要素に
付した符号のYの代りに、M,C,Kを付して、その基
本的な構成と作用に関する説明を省略する。
【0023】イエロー現像器4Yは、ベース部材5に対
して不動に支持された現像ケーシング7Yを有し、この
ケーシング7Y内に、現像ローラ8Y、トナー補給ロー
ラ9Yと、第1及び第2のトナー搬送部材10Y,11
Yとが収容されている。
【0024】現像ローラ8Yは、現像ケーシング7Yの
両側壁に回転自在に支持され、現像器4Yが図1に示す
ように現像位置を占めたとき、感光体2の表面に当接す
るか又はその表面から所定の間隙をもって対向する。か
かる現像ローラ8Yは、その現像動作時に図1における
反時計方向に回転駆動される。
【0025】同様にトナー補給ローラ9Yも現像ケーシ
ング7Yの両側壁に回転自在に支持され、現像ローラ8
Yに圧接しながら図1における時計方向に回転駆動さ
れ、現像ケーシング7Yに収容された前述のイエロー色
のトナーを現像ローラ9Yに供給担持させる。
【0026】現像ローラ8Yに担持されたトナーは現像
ケーシング7Yに支持されたブレード12Yによって層
厚を規制される。このようにして、所定の極性に帯電さ
れたトナーが、現像ローラ8Yと感光体2との対向領域
に運ばれ、ここで、感光体2上の静電潜像に静電的に移
行し、前述の如くその静電潜像をトナー像として可視像
化する。
【0027】一方、現像器4Yは図2に示すようにトナ
ー容器13Yを有し、このトナー容器13Yはその現像
ケーシング7Yの一方の端部側に位置し、該ケーシング
7Yに対して一体的に組付けられている。このトナー容
器13Yは、他の現像器4M,4C,4Kのトナー容器
13M,13C,13Kと一体に組付けられているが、
各トナー容器は互いに仕切られている。
【0028】前述の第1及び第2のトナー搬送部材10
Y,11Yは、現像ケーシング7Yの内部から、トナー
容器13Yへ延び、第1のトナー搬送部材10Yは、そ
の回転によってトナー容器13Yから現像ケーシング7
Yへトナーを搬送し、第2のトナー搬送部材11Yは、
その回転により、現像ケーシング7Yからトナー容器1
3Yへトナーを搬送する。このように、トナーは現像ケ
ーシング7Yとトナー容器13Y内とを循環する。
【0029】第1及び第2のトナー搬送部材10Y,1
1Yについて、図1では単なる円によってその概略を示
しているが、これらは、例えば線材を螺旋状に巻回した
コイル、又はスクリューコンベアなどに採用されている
螺旋羽根などによって構成されるものである。
【0030】現像器は上述の如く構成されているが、か
かる現像器によって現像動作を行ううちに、トナーが順
次消費される。そこで、図2に示したトナーカートリッ
ジ14Y,14M,14C,14Kから各現像器4Y,
4M,4C,4Kにトナーをそれぞれ補給するように構
成されている。
【0031】トナーカートリッジ14Y,14M,14
C,14Kは、各現像器4Y,4M,4C,4Kにトナ
ーを補給するため、各現像器に対応して設けられるもの
であり、各トナーカートリッジは、複数の現像器と共に
回転するように、各現像器の長手方向一端側に着脱可能
に接続されている。図2から判るように各トナーカート
リッジの形状は同一であり、よって、ここでもイエロー
現像器4Yに対応するトナーカートリッジ14Yをその
代表として説明する。他のトナーカートリッジ14M,
14C,14Kについては、トナーカートリッジ14Y
の各要素に対応する各要素に対して、このカートリッジ
14Yの要素に付した符号のYの代りにM,C,Kを付
し、その基本的な構成と作用に関する説明を省略する。
【0032】トナーカートリッジ14Yは、図3乃至図
5に示すように、補給用のトナーを収容するカートリッ
ジ本体15Yと、該本体15Yを現像器4Yに連結する
連結部材16Yとを有している。カートリッジ本体15
Yは、トナー収容ケース17Yと、該ケース17Yに一
体に連設され、そのケース17Yの内部空間を外部に連
通させる円筒部18Yとを有している。また連結部材1
6Yは、上述の円筒部18Yに回転可能に嵌合する円筒
体19Yと、該円筒体19Yに一体に連設されて該円筒
体19Yから分岐する分岐管20Yとを有しており、こ
の分岐管20Yが、図2に示したように、現像器4Yの
トナー容器13Yに形成された孔21Y(図13も参
照)に嵌合し、現像器4Yに接続される。連結部材16
Yの円筒体19Yは、その内径がカートリッジ本体15
Yの円筒部18Yの外径よりもわずかに大きく形成さ
れ、分岐管20Yは円筒部18Yの軸線方向に対し、ほ
ぼ直交する向きに突出している。
【0033】カートリッジ本体15Yの円筒部18Yに
は、トナーカートリッジ14Yを図2に示すように現像
器4Yのトナー容器13Yに接続した状態で、連結部材
16Yの分岐管20Yに図4に示す如く整合する開口2
2Yが形成され、トナー収容ケース17Y内のトナー
が、円筒部18Y、その開口22Y、分岐管20Yを通
して、現像器4Yのトナー容器13Yへ流出できるよう
に構成されている。このように、本例では分岐管20Y
の先端開口が、トナーカートリッジ14Yのトナー出口
23Yを構成している。
【0034】また円筒体19Yが円筒部18Yに図4に
示すように嵌合した状態で、これらの先端側の開口は、
着脱可能なキャップ24Yによって閉鎖されている。そ
の際、キャップ24Yは、カートリッジ本体15Yの円
筒部18Yの内面に形成された環状の突起25Yに係合
し、キャップ24Yのフランジ部26Yが円筒体19Y
の先端側端面に当接し、この円筒体19Yが円筒部18
Yに対してその軸線方向にずれ動くことを阻止してい
る。このようにキャップ24Yのフランジ部26Yの径
を、連結部材16Yの円筒体19Yの内径よりも大きく
形成することによって、カートリッジ本体15Yと連結
部材16Yが分離してしまうことを阻止できる。
【0035】次に、トナーカートリッジ14Yから現像
器4Yのトナー容器13Yへのトナーの補給動作を図6
乃至図9を参照して説明する。
【0036】前述のように、トナー容器13Yは、図1
に示した現像ケーシング7Yに一体的に組付けられ、し
かもトナーカートリッジ14Yは、その分岐管20Yが
トナー容器13Yの孔21Yに嵌合して現像器4Yに接
続されている。他のトナーカートリッジ14M,14
C,14Kも同様であり、これらのトナーカートリッジ
は複数の現像器4Y,4M,4C,4Kの回転軸線Xの
まわりに配設されている。従って、各現像器に接続され
た各トナーカートリッジは、複数の現像器が前述のよう
に一体となって回転すると、これと共に回転する。図6
乃至図9はその回転の様子を示しているが、その回転時
に各トナーカートリッジ内のトナーに作用する重力によ
って、当該トナーが各現像器のトナー容器に補給され
る。すなわち、かかるトナーの補給が行われるように、
各トナーカートリッジのトナー出口23Y,23M,2
3C,23Kが配置されているのである。
【0037】ここでもイエロー現像器4Yとそのトナー
カートリッジ14Yを例にとって、トナー補給の作用を
より具体的に説明する。図7乃至図9は、イエロー現像
器4Yが非現像位置にあるときの、そのトナーカートリ
ッジ14Yの位置を示し、図6はイエロー現像器4Yが
現像位置にあるときの、そのトナーカートリッジ14Y
の位置を示しているが、かかるトナーカートリッジ14
Yが、図6に示した位置から、図7に示す位置へ、さら
に図8に示した位置へと時計方向に回転するとき、トナ
ーカートリッジ14Y内のトナーは、これらの図に破線
で示したように、その重力によって円筒部18Y(図
4)及び円筒体19Yの領域に移動して溜る。
【0038】この状態から現像器4Yがさらに時計方向
に回転し、そのトナーカートリッジ14Yが図9に示し
た位置を占め、この状態からさらにトナーカートリッジ
14Yが図6に示した位置に回転する間に、円筒部18
Y及び円筒体19Yに溜っていたトナーは、分岐管20
Yを通して、そのトナー出口23Yからトナー容器13
Y内へと落下する。このようにして現像器の回転に伴っ
てトナーカートリッジ14Y内のトナーが現像器4Yに
適量ずつ補給され、補給されたトナーは、前述のように
現像ケーシング7Yに運ばれて現像に供される。
【0039】上述のように、図示した例では、トナー収
容ケース17Yによって第1トナー貯留部が構成され、
円筒部18Yによって、第1トナー貯留部に連通する第
2トナー貯留部が構成され、第2トナー貯留部内のトナ
ーが、分岐管20Yを通して現像器4Yのトナー受け
部、この例ではトナー容器13Yに供給される。各トナ
ーカートリッジは、第1トナー貯留部と、その第1トナ
ー貯留部に連通すると共に、各現像器のトナー受け部に
連通する第2トナー貯留部とを有しているのである。そ
の際、前述の如く、複数の現像器の回転に伴って、各ト
ナーカートリッジにおける第2トナー貯留部がトナー受
け部の上方に位置する状態(トナーカートリッジ14Y
の場合には、図6の状態)と、該第2トナー貯留部が第
1トナー貯留部の上方に位置する状態(同じく図7の状
態)と、当該第2トナー貯留部がトナー受け部の下方に
位置する状態(同様に図8の状態)と、第1トナー貯留
部が第2トナー貯留部の上方に位置する状態(同様に図
9の状態)となり、各トナーカートリッジの第1トナー
貯留部内のトナーがその自重で第2トナー貯留部へ移動
し、その第2トナー貯留部内のトナーがその自重でトナ
ー受け部へ移動するように、当該第1トナー貯留部と第
2トナー貯留部の相対位置が設定されている。このよう
にして、各トナーカートリッジ内のトナーは、その回転
時にトナーに作用する重力によって各現像器に補給され
る。従って各トナーカートリッジと、これに対応する各
現像器との間にトナー搬送部材を全く設けずとも、支障
なくトナーを現像器に補給することができる。かかるト
ナー搬送部材が不要であれば、これを駆動する装置も不
要となり、これによって回転型現像装置1の構造を効果
的に簡素化し、かつこれを小型化でき、しかもそのコス
トを低減できる。またトナーカートリッジから現像器に
運ばれるトナーがトナー搬送部材による機械的な外力を
受けないため、その早期の劣化を阻止することもでき
る。
【0040】また、各トナーカートリッジの第2トナー
貯留部がトナー受け部の上方に位置しているとき、該第
2トナー貯留部の底部よりも、当該トナーカートリッジ
の第1トナー貯留部の底部の方が下方に位置するよう
に、該第1トナー貯留部が形成されている。イエロー現
像器4Y用のトナーカートリッジ14Yの場合には、そ
の第2トナー貯留部を構成する円筒部18Yが、図6に
示すようにトナー容器13Yの上方に位置するとき、第
1トナー貯留部を構成するトナー収容ケース17Yの底
部の方が円筒部18Yの底部よりも下方に位置している
のである。また本例では、トナーカートリッジ14Yの
トナー収容ケース17Yは、図3に示すように分岐管2
0Yとほぼ平行な壁面27Yと、これに直交する壁面2
8Yと、ほぼ現像器の回転軸線X(図1)を中心とする
円弧状の壁面29Yを有しているので、現像器4Yの回
転時に、トナー収容ケース17Y内のトナーを、円弧状
の壁面29Yに沿って滑らかに案内しながら、そのトナ
ー出口23へ向け移動させることができ、トナー搬送部
材がなくとも、より確実にトナーを現像器4Yの方へ運
ぶことができる。
【0041】上述したところは、他のトナーカートリッ
ジ14M,14C,14Kにおいても全く同じであり、
全てのトナーカートリッジを図2のように各現像器に組
付けたとき、これらのカートリッジ14Y,14M,1
4C,14Kとトナー容器13Y,13M,13C,1
3Kの全体が略円筒状の形態を呈する。このため、各ト
ナーカートリッジのトナー収容空間を一定にしたとき、
これらのカートリッジが占める空間を狭くし、現像装置
1を小型化することができる。全てのトナーカートリッ
ジの全体の形態が円筒形ではなく、例えば四角形をなし
ていたとすると、これらのカートリッジは大きな軌跡を
描いて回転することになり、これらのカートリッジのた
めに大きな収容スペースを必要とすることになる。これ
によって現像装置の大型化を免れないが、図示した実施
例ではこのような不具合を阻止できるのである。
【0042】ところで、現像装置1を長時間使用する
と、トナーカートリッジ内のトナーも無くなり、これが
空となるが、このようなときは、使用済みのトナーカー
トリッジを、トナーの入った新たなトナーカートリッジ
と交換する必要がある。以下にこのときの操作をエイロ
ー現像器4Y用のトナーカートリッジ14Yに例をとっ
て説明する。
【0043】先ずトナーカートリッジ14Y内のトナー
が無くなり、又はその残量が少なくなると、このカート
リッジ14Y又はカートリッジ外の適所に設けられた図
示していないセンサがこの事実を検知し、画像形成装置
の表示部(図示せず)にトナーカートリッジ14Yを交
換すべき表示がなされる。
【0044】そこでオペレータは、図10に示したよう
に位置するトナーカートリッジ14Yのカートリッジ本
体15Yを、例えば図11に示すように180°回転さ
せる。すなわち、カートリッジ本体15Yの円筒部18
Yを、連結部材16Yの円筒体19Yに嵌合したまま、
該円筒体19Yのまわりに180°回転させるのであ
る。すると、分岐管20Yと円筒部18Yに形成された
開口22Y(図4)との整合が外れ、分岐管20Yは円
筒部18Yの壁面によって閉鎖される。このため、トナ
ーカートリッジ14Yの内部は密閉され、その内部にト
ナーが多少残っていても、これがトナー出口23Yから
外部に漏れ出ることはない。
【0045】このように、円筒部18Yに形成された開
口22Yと分岐管20Yとが整合した状態から、円筒体
19Yと円筒部18Yを相対的に回転させることによ
り、分岐管20Yを円筒部18Yの壁面によって閉鎖
し、トナーカートリッジ14Yを密閉できるように、開
口22Yの大きさが設定されているのである。
【0046】このようにして、図11に示した状態とな
ったトナーカートリッジ14Yを上方に持ち上げて、図
12に示すように分岐管20Yをトナー容器13Yの孔
21Y(図13)から抜き出せば、該カートリッジ14
Yを現像器4Yから離脱することができる。このとき、
前述のようにトナーカートリッジ14Yは密閉されてい
るので、トナーが外部に飛散することを阻止できる。
【0047】新たなトナーカートリッジは、上述したと
ころと全く逆の手順で現像器4Yに装着することができ
る。この場合も、その分岐管20Yを現像器4Yの孔2
1Yに嵌合し(図11)、そのカートリッジ本体15Y
を180°回転させる前は、分岐管20Yは円筒部18
Yの壁部によって閉鎖されているので、トナーがカート
リッジ14Y外に飛散することを阻止でき、周辺をトナ
ーで汚すことなくセット作業を遂行できる。カートリッ
ジ本体15Yを図11に示した状態から図10の状態に
まで180°回転させたとき、分岐管20Yと開口22
Yが整合し、トナーカートリッジ14Y内のトナーがそ
のトナー出口23Yから外部に流出できる状態となる。
【0048】上述のように簡単な操作で、しかもトナー
を飛散させることなく、トナーカートリッジの交換作業
を行うことができる。またトナーカートリッジの構成部
品点数も少なくでき、そのコストを低減することが可能
である。
【0049】また、図4に示したように、円筒部18Y
に形成された開口22Yのまわりに、例えばスポンジな
どの弾性体より成る環状のシール部材30Yを貼り付け
るなどして設けておくと、円筒部18Yの壁面によって
分岐管20Yを閉鎖したときのシール性を高め、内部の
トナーの漏れをより確実に阻止することができる。
【0050】ところで、トナーカートリッジ14Yを図
2のように現像器4Yに接続した状態では、前述の如く
分岐管20Yと開口22Yは整合していて、トナーカー
トリッジ14Y内のトナーがトナー出口23Yから外部
に流出できる状態にあるが、このとき、不用意にトナー
カートリッジ14Yを現像器4Yから外してしまったと
すると、トナー出口からトナーが飛散し、周辺をそのト
ナーで汚してしまうことになる。
【0051】そこで本例では、上述のようにトナーがト
ナー出口23Yから外部に流出できる状態にあるとき
は、トナーカートリッジ14Yが現像器4Yから取り外
されることを禁止するトナーカートリッジ離脱阻止手段
が設けられている。
【0052】本例における離脱阻止手段は、図13及び
図14に示すように、トナーカートリッジ14Yのカー
トリッジ本体15Yに設けられた突起31Yと、トナー
容器13Yに設けられたほぼL字形のガイド部材32Y
と、このガイド部材32Yに一端を係止された板ばね3
3Yより成る弾性部材とによって構成されている。
【0053】トナーカートリッジ14Yを現像器4Yに
取付けるには、前述のように分岐管20Yを現像器4Y
の孔21Yに嵌合し、カートリッジ本体15Yを回転さ
せるのであるが、この回転時に、図14に示すようにカ
ートリッジ本体15Yに突設された突起31Yが板ばね
33Yを弾性変形されながら該ばね33Yを乗り越え、
ガイド部材32Yに係合する。このようにして突起31
Yが板ばね33Yによってロックされる。このとき、図
4に示したように開口22Yと分岐管20Yが整合する
が、この状態でトナーカートリッジ14Yを上方に持ち
上げようとしても、突起31Yがガイド部材32Yに突
き当り、該カートリッジ14Yを現像器4Yから離脱す
ることはできない。
【0054】カートリッジ本体15Yを、板ばね33Y
を変形させながら図14に示した矢印と反対方向に回転
させ、分岐管20Yを円筒部18Yの壁部で閉鎖する
と、突起31Yはガイド部材32Yから外れ、トナーカ
ートリッジ14Yを現像器4Yから離脱することが可能
となる。このときは、トナーカートリッジ14Yは密閉
されているので、トナーが飛散することはない。このよ
うにして、オペレータが誤ってトナーカートリッジの着
脱操作を行い、トナーを飛散させてしまう不具合を阻止
できるのである。
【0055】上述した突起31Yやガイド部材32Y以
外の係止部材を、トナーカートリッジ14Yと現像器4
Yにそれぞれ設け、トナーカートリッジ内のトナーが外
部に流出できる状態にあるとき、両係止部材を係合さ
せ、トナーカートリッジの現像器からの取り外しを不能
とするように構成することもできる。
【0056】ところで、特に最近、環境を保護しようと
する機運が高まり、これに伴って様々な機器のリサイク
ルが求められている。従って、トナーカートリッジにつ
いても、これを一度のみの使用でなく、複数回使用でき
るようにすることが望ましい。
【0057】このような観点から、本例における回転型
現像装置1のトナーカートリッジには、前述のように着
脱可能なキャップ24Yが設けられている。トナーカー
トリッジ14Yを前述のように現像器4Yから取り外し
た後、図4に示したようにその円筒部18Yに嵌着され
ていたキャップ24Yを円筒部18Yから外せば、円筒
部18Yを通してトナーカートリッジ内にトナーを入れ
ることができる。再びキャップ24Yを円筒部18Yに
嵌着してトナーカートリッジ14Yの内部を密閉すれ
ば、これをそのまま前述のように現像器4Yに装着して
使用することができる。このようにしてトナーカートリ
ッジを何度も使用できるのである。
【0058】以上、各現像器4Y,4M,4C,4Kに
トナー容器13Y,13M,13C,13Kを設けた回
転型現像装置について説明したが、本発明はかかるトナ
ー容器がなく、各トナーカートリッジ14Y,14M,
14C,14Kから各現像器の現像ケーシング7Y,7
M,7C,7Kに直にトナーを補給する形式の回転型現
像装置にも適用できる。また現像器の数、該現像器で使
用するトナーの色なども前述の実施例に示したものに限
られず、適宜選択できるものである。
【0059】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、各トナ
ーカートリッジ内のトナーを、その重力を利用して各現
像器に供給できるため、トナーカートリッジと現像器と
の間にトナー搬送部材を設ける必要はなく、その駆動装
置も不要である。このため、回転型現像装置の構造の簡
素化と小型化を達成でき、そのコストの低減を図ること
が可能となった。しかも大きな機械的な外力がトナーに
加えられる不具合も抑えることができ、トナーの早期の
劣化を防止することができる。
【0060】請求項2に記載の構成によれば、簡単にト
ナーカートリッジを現像器に対して着脱することができ
る。
【0061】請求項3に記載の構成によれば、トナーカ
ートリッジを現像器に着脱する作業時に、該カートリッ
ジからトナーが飛散することを防止できる。
【0062】請求項4に記載の構成によれば、トナーカ
ートリッジ内のトナーが外部に流出できる状態で、該カ
ートリッジを現像器から外すことを阻止でき、トナーの
飛散を未然に防ぐことができる。
【0063】請求項5に記載の構成によれば、トナーカ
ートリッジを複数回使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の回転型現像装置の断面図であ
る。
【図2】上記現像装置の外観斜視図である。
【図3】トナーカートリッジの斜視図である。
【図4】図3に示したトナーカートリッジの一部の断面
図である。
【図5】図3に示したトナーカートリッジの各要素を分
離して示した斜視図である。
【図6】トナーカートリッジから現像器へトナーが補給
されるときの作用を説明する図である。
【図7】トナーカートリッジから現像器へトナーが補給
されるときの作用を説明する図である。
【図8】トナーカートリッジから現像器へトナーが補給
されるときの作用を説明する図である。
【図9】トナーカートリッジから現像器へトナーが補給
されるときの作用を説明する図である。
【図10】トナーカートリッジを現像器に対して着脱す
るときの操作を説明する図である。
【図11】トナーカートリッジを現像器に対して着脱す
るときの操作を説明する図である。
【図12】トナーカートリッジを現像器に対して着脱す
るときの操作を説明する図である。
【図13】トナーカートリッジ離脱阻止手段の一例を示
す斜視図である。
【図14】上記離脱阻止手段の作用を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 回転型現像装置 4Y 現像器 4M 現像器 4C 現像器 4K 現像器 14Y トナーカートリッジ 14M トナーカートリッジ 14C トナーカートリッジ 14K トナーカートリッジ 15Y カートリッジ本体 15M カートリッジ本体 15C カートリッジ本体 15K カートリッジ本体 16Y 連結部材 16M 連結部材 16C 連結部材 16K 連結部材 17Y トナー収容ケース 17M トナー収容ケース 17C トナー収容ケース 17K トナー収容ケース 18Y 円筒部 18M 円筒部 18C 円筒部 18K 円筒部 19Y 円筒体 19M 円筒体 19C 円筒体 19K 円筒体 20Y 分岐管 20M 分岐管 20C 分岐管 20K 分岐管 22Y 開口 22M 開口 22C 開口 22K 開口 23Y トナー出口 23M トナー出口 23C トナー出口 23K トナー出口 24Y キャップ 24M キャップ 24C キャップ 24K キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−81663(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/08 - 13/095 G03G 15/08 - 15/095

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】体現像剤を収容した複数の現像器と、
    その現像器にトナーを補給するため、各現像器に対応
    して設けられたトナーカートリッジとを備え、前記複数
    の現像器を回転させ、所定の現像器を現像位置にもたら
    し、その現像器によって、潜像担持体に形成された静電
    潜像をトナー像として可視像化する回転型現像装置にお
    いて、 前記各トナーカートリッジ、複数の現像器と共に回転
    するように、各現像器の長手方向一端側にそれぞれ着脱
    可能に接続され、かつ当該各トナーカートリッジは、第
    1トナー貯留部と、該第1トナー貯留部に連通すると共
    に、各現像器のトナー受け部に連通する第2トナー貯留
    部とを有し、前記複数の現像器の回転に伴って、各トナ
    ーカートリッジにおける第2トナー貯留部が前記トナー
    受け部の上方に位置する状態と、該第2トナー貯留部が
    第1トナー貯留部の上方に位置する状態と、当該第2ト
    ナー貯留部が前記トナー受け部の下方に位置する状態
    と、第1トナー貯留部が第2トナー貯留部の上方に位置
    する状態となり、各トナーカートリッジの第1トナー貯
    留部内のトナーがその自重で第2トナー貯留部へ移動
    し、該第2トナー貯留部内のトナーがその自重で前記ト
    ナー受け部へ移動するように、当該第1トナー貯留部と
    第2トナー貯留部の相対位置を設定し、かつ各トナーカ
    ートリッジの第2トナー貯留部が前記トナー受け部の上
    方に位置しているとき、該第2トナー貯留部の底部より
    も、当該トナーカートリッジの第1トナー貯留部の底部
    の方が下方に位置するように、該第1トナー貯留部を形
    成したことを特徴とする回転型現像装置。
  2. 【請求項2】 前記各トナーカートリッジ、トナーを
    収容するカートリッジ本体と、該本体を現像器に連結す
    る連結部材とを有し、前記カートリッジ本体は、トナー
    収容ケースと、該ケースに一体に連設され、そのケース
    の内部空間を外部に連通させる円筒部とを有し、前記連
    結部材は、前記円筒部に回転可能に嵌合する円筒体と、
    該円筒体から分岐して現像器に接続される分岐管とを有
    し、前記カートリッジ本体の円筒部には、トナーカート
    リッジを現像器に接続した状態で、前記連結部材の分岐
    管に整合する開口が形成され、該分岐管の先端開口によ
    ってトナーカートリッジのトナー出口構成されている
    と共に、前記トナー収容 ケースによって前記第1トナー
    貯留部が構成され、前記円筒部によって前記第2トナー
    貯留部が構成されている請求項1に記載の回転型現像装
    置。
  3. 【請求項3】 前記円筒部に形成された開口と分岐管と
    が整合した状態から、前記円筒体と円筒部とを相対的に
    回転させることにより、分岐管を円筒部の壁面によって
    閉鎖し、トナーカートリッジを密閉できるように、前記
    開口の大きさを設定した請求項2に記載の回転型現像装
    置。
  4. 【請求項4】 トナーカートリッジ内のトナーがそのト
    ナー出口から外部に流出できる状態にあるとき、現像器
    に接続されたトナーカートリッジの当該現像器からの取
    り外しを禁止するトナーカートリッジ離脱阻止手段を設
    けた請求項1乃至3のいずれか1つに記載の回転型現像
    装置。
  5. 【請求項5】 各トナーカートリッジに着脱可能なキャ
    ップを設けた請求項1乃至4のいずれか1つに記載の回
    転型現像装置。
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