JP2002083917A - 表面に突起を有するリードフレーム、リードフレームの製造方法、半導体装置、および、半導体装置の製造方法 - Google Patents

表面に突起を有するリードフレーム、リードフレームの製造方法、半導体装置、および、半導体装置の製造方法

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JP2002083917A
JP2002083917A JP2001197222A JP2001197222A JP2002083917A JP 2002083917 A JP2002083917 A JP 2002083917A JP 2001197222 A JP2001197222 A JP 2001197222A JP 2001197222 A JP2001197222 A JP 2001197222A JP 2002083917 A JP2002083917 A JP 2002083917A
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semiconductor device
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copper
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Yasushi Umeda
泰 梅田
Kenji Yanagisawa
賢二 柳沢
Masahito Koibuchi
正仁 鯉渕
Katsuhiro Iwadare
克広 岩垂
Toshio Noda
利雄 野田
Ryoichi Shigematsu
亮一 重松
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NEC Corp
Noge Electric Industries Co Ltd
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NOGE DENKI KOGYO KK
NEC Corp
Noge Electric Industries Co Ltd
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    • H01L2224/48151Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
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    • H01L2224/48245Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic
    • H01L2224/48247Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic connecting the wire to a bond pad of the item

Abstract

(57)【要約】 【課題】銅もしくは銅合金を用いたリードフレームであ
りながら、樹脂との密着性の高いをリードフレームを提
供する。 【解決手段】リードフレームの表面に表面処理を施すこ
とにより、複数の突起101を形成する。表面処理工程
は、リードフレームを溶解する性質を有する溶液に、リ
ードフレームの表面に吸着して前記溶液による溶解を妨
げる添加剤を添加したものをエッチング液として用い
る。これにより、リードフレームの表面のうち添加剤が
吸着していない部分を選択的にエッチングし、複数の突
起101を形成する。添加剤としては、界面活性剤およ
び金属イオンのうちの少なくとも一方を用いることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体チップ等の
半導体装置、ならびに、半導体装置に用いられるリード
フレームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】樹脂でパッケージされた半導体チップ等
の半導体装置は、一般的に、リードフレーム上にベアチ
ップをマウントし、リードフレームの一部とベアチップ
とをモールド樹脂で封じ込めた構成である。リードフレ
ームの素材としては、古くから鉄ニッケル合金等が用い
られていたが、近年、電気伝導度や熱伝導度が高く、し
かも、低コストな銅や銅合金が多く使われるようになっ
てきている。その一方で、近年モバイル等の普及によ
り、半導体装置に対して、温度変化に対する耐性等の耐
環境的な要求が高くなってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、銅や銅
合金は、鉄ニッケル合金に比べると熱膨張率が大きいた
め、銅や銅合金製のリードフレームを用いた半導体装置
は、リードフレームと樹脂との熱膨張率の差が大きい。
このため、樹脂封止した半導体装置に、大きな温度変化
が加わると、リードフレームと樹脂との密着力が弱くな
って隙間が生じ、内部に水分等が進入しやすくなるとい
う問題が生じる。
【0004】一方、銅膜を多く用いているプリント基板
等では、樹脂、特にソルダーレジストと銅膜との密着性
を高めるために、銅膜をアニールして結晶を粗大化させ
る方法が知られている。
【0005】しかし、よく知られているように、銅材に
アニールを施すと、焼き鈍し効果により銅材の強度が低
下する。プリント基板の場合は、芯となるエポキシ等の
基板があるため、銅膜の強度低下は問題とならないが、
銅や銅合金そのものからなるリードフレームの場合は、
リードフレーム自体の強度が弱まってしまうという問題
が生じる。
【0006】また、サンドブラスト法等のように固い粒
子を物体の表面に衝突させて物理的に表面を粗化させる
方法が知られている。この方法でリードフレームの表面
を粗化させてモールド樹脂との密着性を向上させること
も考えられるが、サンドブラスト等で得られる表面には
Si等の残さがあるため、銅や銅合金製のリードフレー
ムとモールド樹脂との熱膨張率の差による密着力の低下
を補うのには限度がある。
【0007】本発明は、銅もしくは銅合金を用いたリー
ドフレームでありながら、樹脂との密着性の高いリード
フレームを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、表面の一部分のみを選択的に窪ま
せることにより形成した複数の突起を有することを特徴
とするリードフレームが提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。
【0010】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態のリードフレームを図3、図6,図7を用いて説
明する。
【0011】第1の実施の形態のリードフレーム201
は、図3に示したように基材301が銅または銅合金か
らなる。基材301の表面には、リードフレームとモー
ルド樹脂との密着度を向上させるための表面粗化処理が
施され、この処理により、基材301の表面には、無数
の突起101が形成されている。基材301の上面に
は、純度の高い銅メッキ層302(厚さ約0.5μm)
が配置されている。銅メッキ層302は、基材301の
突起101の形状に沿うように形成され、突起101の
形状は、銅メッキ層302の上面に及んでいる。高純度
の銅は低純度の銅よりも表面の酸化膜が剥がれにくい性
質を有するため、純度の高い銅メッキ層302を配置す
ることにより、ボンディング時の予備加熱により銅メッ
キ層302の表面が酸化した場合であっても、酸化膜が
剥がれにくく、図6の半導体装置のモールド樹脂204
が銅の酸化膜ごとリードフレーム基材301から剥がれ
ることを防ぐことができる。
【0012】また、リードフレーム201の基材301
の上面のうち、半導体装置のワイヤ203をボンディン
グする部分には、ボンディングパッドとして銀メッキ層
303が備えられている。
【0013】突起101は、リードフレーム201の表
面粗度を大きくし、モールド樹脂204と噛み合って密
着度を高めるアンカーとして作用する。この突起101
を形成する表面粗化の加工を、本実施の形態ではエッチ
ングにより行う。エッチング液としては、銅を溶解する
酸性またはアルカリ性の溶解液に、界面活性剤および金
属イオンのうちの少なくとも一方を添加したものを用い
る。このようなエッチング液を用いた場合、添加した界
面活性剤や金属イオンが基材301の表面に部分的に吸
着し、その部分ではエッチングが妨げられるため、基材
301の表面が均一にエッチングされない状況をつくる
ことができる。これにより、界面活性剤や金属イオンが
吸着していない部分を選択的に深くエッチングして、ア
ンカーとして作用する突起101を形成することができ
る。突起101の高さhは、2μm以上あることが望ま
しい。
【0014】また、突起101の形状は、図1(a)、
(b),(c)および図2のような形状にすることが可
能であるが、図1(b)、(c)および図2の突起10
1の形状のように、側面に複雑な凹凸がある方が、アン
カー効果が大きく望ましい。ただし、図1(a)のよう
に側面に凹凸がない突起101であっても、突起101
の間隔pが小さく、高さhが上述のように高ければ、大
きなアンカー効果を得ることができる。間隔pは、1.
0μm以下であることが望ましい。また、突起101の
形状は、図1(c)のように突起101と突起101の
間のエッチング部の断面形状が底面部の幅が開口部の幅
よりも広いすそ広がりの形状である方が、アンカー効果
が大きくなり望ましい。また、図2のように、エッチン
グがリードフレームの表面に対して斜め方向に進行し、
突起101の下部にエッチング部が入り込んだような形
状もアンカー効果が大きく望ましい。
【0015】また、リードフレームの全面に表面粗化処
理を施して突起101を形成することももちろん可能で
あるが、図7のように、リードフレーム201上のモー
ルド樹脂204(図6)により封止される領域72の内
側に、領域73を設定し、この領域73の内側のみに表
面粗化処理を施し、突起101を形成する構造とするこ
とが望ましい。というのは、表面粗化処理を施して突起
101を形成したリードフレーム201の表面は、モー
ルド樹脂204との密着度が大きいため、モールド樹脂
204を配置しないガイドレール部71やアウターリー
ド部74の表面にも突起101が形成されていると、モ
ールド樹脂で封止する工程でガイドレール部71やアウ
ターリード部74に付着した不要なモールド樹脂を除去
しにくくなる。ガイドレール部71に残った不要なモー
ルド樹脂は、リードフレームの搬送の妨げとなる恐れが
ある。また、アウターリード部74に残った不要なモー
ルド樹脂は、アウターリード部74の成形の妨げになる
とともに、アウターリード部74に施される半田メッキ
の付着不良の原因となる。そのため、封止領域72より
も内側の領域73のみに、表面粗化処理を施し突起10
1を形成することが望ましい。内側の領域73のみに突
起101を形成した場合、その外側の領域では、リード
フレームの表面は従来通り滑らかであるので、不要な部
分に付着したモールド樹脂を容易に除去できる。
【0016】なお、封止領域72の外周(モールドライ
ン)と表面粗化処理領域73との距離aは、近すぎると
樹脂バリが発生しやすくなるため、使用するモールド樹
脂ごとに予め実験により定めた距離aに設定することが
望ましい。本実施の形態では、距離aを0.35mmに
設定することにより、樹脂バリの発生の問題が生じず、
モールド樹脂外縁部の密着度の大きい半導体装置を容易
に製造することができた。
【0017】ただし、本発明は、領域73のみを表面粗
化処理したリードフレームに限定されるものではない。
全面を粗化処理を施したリードフレームであっても、封
止領域72の外側の樹脂バリ等の問題を回避することは
可能である。例えば、樹脂の広がりをせき止めるため
に、リードフレームに設けられているダムバー70と封
止領域72までの距離を制御することにより、樹脂バリ
の問題を防ぐことができる。発明者らは、表1に示した
ように距離pと幅wが種々に異なるリードフレームを作
製し、モールド樹脂の縁の樹脂バリの発生を調べた。そ
の結果、表1に示したように距離pと幅wとの和(p+
w)を0.9mm以上とすることにより、全面が粗化さ
れたリードフレームであっても、樹脂バリの発生の問題
を回避できた。このように、封止領域72の外周(モー
ルドライン)からダムバー70までの距離pおよびダム
バー70の幅wを0.9mm以上とすることにより、全
面が粗化されたリードフレームを用いて、モールド樹脂
外縁部の密着度の大きい半導体装置を得ることができ
る。
【0018】
【表1】 第1の実施の形態のリードフレームの製造方法を具体的
に説明する。
【0019】まず、銅もしくは銅合金の基材301を所
望のリードフレームの形状に加工する。銅合金として
は、例えば、Sn、Cr、Znをそれぞれ1重量%未満
の割合で含み、残部が銅の銅合金や、Snを数重量%、
NiおよびPをそれぞれ1重量%未満の割合で含み、残
部が銅の銅合金を用いることができる。
【0020】つぎに、表面処理工程の前処理として、基
材301に、電解脱脂処理および酸洗い処理を順に施
す。電解脱脂処理の溶液としては、NaOH、オルソケ
イ酸ソーダ、炭酸水素ナトリウム、界面活性剤を溶媒に
溶解した溶液を用いることができ、溶液温度は50℃と
することができる。また、酸洗い処理の溶液としは、1
5vol.%の塩酸溶液を用いることができ、溶液温度
は室温とすることができる。
【0021】前処理後、基材301をエッチング溶液に
予め定めた時間だけ浸し、表面粗化処理を施し、突起1
01を形成する。エッチング時間は、所望する突起10
1の深さhが得られる時間とし、エッチング液の種類ご
とに予め実験により求めておく。
【0022】エッチング液としては、銅を溶解する酸性
またはアルカリ性の液を溶解液とし、これに界面活性剤
および金属イオンのうち少なくとも一方を添加したもの
を用いる。金属イオンは、溶解液に金属や金属塩を溶解
することによって添加する。よって、添加する金属イオ
ンとしては、溶解液に溶解可能である必要がある。ま
た、金属イオンは、イオン化傾向が銅よりも低いものが
望ましい。例えば、銀、金、パラジウム、白金、亜鉛等
のうちのから、少なくとも一つを選択して用いることが
できる。界面活性剤としては、種々のものを用いること
ができるが、例えば日進化成(株)のオルフィンE−1
010(商品名)を用いることができる。ここではエッ
チング液の溶解液として、硫酸と過酸化水素とをそれぞ
れ濃度50g/L、濃度10vol%で含む溶液を用
い、これに界面活性剤、金属塩を適宜溶解したものエッ
チング液とした。
【0023】本実施の形態の表面粗化処理工程に用いる
ことのできるエッチング液の具体例を4種類、下記
(1)〜(4)に示す。ただし、(1)〜(4)におい
て、括弧( )内は、エッチング液中での濃度を示す。
【0024】(1)硝酸(濃度5vol%以上30vol%以
下)と界面活性剤(濃度0.1vol%以上5vol%以下)
とを含む溶液 (2)硫酸(濃度5vol%以上15vol%以下)と過酸化
水素溶液(濃度0.5vol%以上3vol%以下)と界面活
性剤(濃度0.1vol%以上5vol%以下)と金属イオン
(濃度5ppm以上100ppm以下)とを含む溶液 (3)過硫酸アンモン(濃度3vol%以上10vol%以
下)と過酸化水素溶液(濃度0.5vol%以上3vol%以
下)と界面活性剤(濃度0.1vol%以上5vol%以下)
と金属イオン(濃度5ppm以上100ppm以下)と
を含む溶液 (4)アンモニア(濃度5vol%以上15vol%以下)と
塩化アンモニウム(濃度3vol%以上10vol%以下)と
金属イオン(濃度5ppm以上100ppm以下)とを
含む溶液 ただし、(2)、(3)のエッチング液の金属イオンと
しては、硫酸に溶解可能で銅よりイオン化傾向が低いも
のを用いる。また、(4)のエッチング液の金属イオン
としては、アンモニア+塩化アンモニウムに溶解可能で
銅よりイオン化傾向が低いものを用いる。
【0025】エッチングにより表面粗化する工程におい
て、リードフレーム201の全面に突起101を形成す
る場合には、リードフレームの全面をエッチング液に浸
す。一方、領域73のみに突起101を形成する場合に
は、図8(b)に示したように、リードフレーム201
の基材301の領域73の部分に開口81aを有するマ
スク81を、リードフレーム201の上面と下面にあ
て、図8(a)のように治具82、83で上下から挟
み、治具プレス機84により治具82,83を押圧す
る。この状態でエッチング液をリードフレーム201に
吹き付ける。これにより、マスク81の開口から露出さ
れている領域73のみがエッチング液に触れ、周囲の部
分はマスク81により覆われてエッチング液には触れな
いようにする。エッチングの終了後は、マスク81を付
けたまま基材301を水洗し、その後マスク81をはず
す手順とすることが望ましい。エッチング液が付着した
まま、マスク81をはずし、その後水洗する手順にした
場合には、領域73の外側の領域にエッチング液が接触
し、領域73の外側の領域が粗化されてしまうことがあ
る。そのため、マスク81を付けたまま水洗することが
望ましい。なお、マスクを付けたまま水洗し、マスクを
はずし、その後さらに水洗する工程にすることも可能で
ある。
【0026】水洗後、乾燥させた基材301を銅メッキ
の前処理として、酸洗い処理し、その後、銅メッキ層3
02を形成する。酸洗い処理の溶液は、上述のエッチン
グの前処理に用いた酸洗い処理の溶液と同じ成分の溶液
を用いることができる。
【0027】銅メッキ層302を形成する銅メッキ方法
を選択するため、発明者らは、シアン銅メッキと硫酸銅
メッキの2種類のメッキ方法を比較する実験を行った。
それぞれのメッキ方法で形成した銅メッキ層302に温
度を加え、銅メッキ層302の表面酸化膜の剥がれ易さ
を調べた。その結果を表2に示す。
【0028】
【表2】 表2のように、シアン銅メッキで形成した銅メッキ層3
02は、450℃まで加熱しても表面酸化膜が剥がれな
いのに対し、硫酸銅メッキでは、270℃以上の加熱で
剥がれが生じた。これらのことから、銅メッキ層302
はシアン銅メッキにより形成することが望ましい。メッ
キ液の成分は、銅濃度35g/L、F−CN15g/
L、炭酸ソーダ50g/Lとすることができる。また、
銅メッキ層302の厚さは、0.2μm以上1.5μm
以下とすることができる。形成される銅メッキ層302
の純度は、99.5%以上である。
【0029】つぎに、銅メッキ層302に置換防止処理
を施した後、ボンディング部のみに中性銀メッキにより
銀メッキ層303を形成する。中性銀メッキのメッキ液
成分は、りん酸塩25g/L、クエン酸塩25g/L、
エチレンジアミン四酢酸(EDTA)25g/L、銀濃
度60g/L、F−CN0.5g/L以下とすることが
できる。これにより、厚さ2.0μm以上10.0μm
以下の銀メッキ層303をボンディング部のみに形成す
る。なお、銀メッキ層303の厚さが2.0μmよりも
薄い場合には、ボンディングワイヤ203を銀メッキ層
303にボンディングすることが難しくなり、銀メッキ
層303が10.0μmよりも厚い場合には、ボンディ
ング後のボンディングワイヤ203と銀メッキ層303
との接着力が弱くなる。
【0030】最後に、アルカリ洗浄処理および硫酸洗浄
処理を行い、本実施の形態のリードフレーム201を完
成させた。
【0031】完成させたリードフレーム201を走査型
顕微鏡にて観察したところ、表面粗化処理を行っていな
いリードフレームと比較して表面粗さが大きいことが確
認された。また、原子間力顕微鏡(Atomic Fo
rce Microscope)による粗さおよび表面
積の測定を行なった。その測定結果を図9、図10に示
す。図9、図10のように平均粗さ(Ra)、最大表面
粗さ(Rmax)ともに、本実施の形態のリードフレーム
は、表面粗化処理をしていない比較例のリードフレーム
と比べ、粗さが大きくなっている。また、図11に示す
ように、本実施の形態のリードフレームは、表面粗化処
理をしていない比較例のリードフレームと比べ、表面積
が大幅に増加していることがわかる。ただし、図11に
おいては、完全な平面の場合の表面積を100と表して
いる。
【0032】次に、上述のリードフレーム201と同様
の工程で作製した、全面に突起101を備える銅板試料
121を用いて、図12に示したようにモールド樹脂1
22のせん断の密着強度を測定した。この銅板の試料1
21は、基材301の上に銅メッキ層302を備えるも
のであり、板厚約0.15mmである。この試料121
を先ず大気中200℃で1分間加熱し、この上に、17
5℃、90秒にてプリン形状のモールド樹脂122を形
成した。その後、175℃、6時間のモールドエージン
グを行い、260℃で20秒間加熱後にせん断の密着強
度を測定した。その結果を図13に示す。図13のよう
に本実施の形態の突起101を備える銅板試料121は
比較例の表面粗化処理を施していない銅板に比べて高い
値を示した。
【0033】つぎに、第1の実施の形態のリードフレー
ム201を用いて、図6の半導体装置を製造する工程に
ついて説明する。まず、図6および図7のリードフレー
ム201のアイランド部201aにベアチップ202を
搭載し、リードフレーム201のボンディング部である
銀メッキ層303とベアチップ202の電極パッドとを
ボンディングワイヤ203により接続する。つぎに、ベ
アチップ202とワイヤ203とアイランド部201a
とインナーリード部75を含む領域72を、金型を用い
てモールド樹脂204により封止する。ダムバー70を
リード部201bのリードごとに切り離した後、モール
ド樹脂204の周囲に生じた樹脂バリを、アルカリ浸漬
とウエットホールニングにより除去する。その後、アウ
ターリード部74に半田めっきを施し、ガイドレール部
71を切り離し、アウターリード部74を成形して、半
導体装置を完成させる。
【0034】第1の実施の形態のリードフレームは、表
面粗化処理工程により、アンカー形状の突起101が表
面に無数に形成されている。図6の半導体装置に第1の
実施の形態のリードフレーム201を用いた場合、モー
ルド樹脂204が突起101と突起101との間に充填
されるため、突起101がリードフレーム201をモー
ルド樹脂に固定するアンカーボルトの作用をする。よっ
て、リードフレーム201とモールド樹脂204との密
着力を大幅に高めることができ、温度変化が繰り返し加
わった場合であっても、リードフレーム201とモール
ド樹脂204の熱膨張係数の差により両者の境界に隙間
が生じるのを防止することができる。したがって、耐環
境性に優れた半導体装置を提供することができる。
【0035】なお、本実施の形態の表面粗化処理を施し
たリードフレーム201は、突起101が形成されてい
るため、表面積が非常に大きく、しかも突起101の間
の凹部の形状は表面部より深さ方向が広いくさび型であ
る。このため、粘度の高いモールド樹脂204を用いる
と、封止工程で、リードフレーム201表面の凹凸部に
モールド樹脂204が入り込まず、図14のように空間
141が発生し、密着性が低下することがある。このた
め、モ−ルド樹脂204は、高化式粘度測定装置におい
て測定温度175℃のときの高化式粘度が30poise以
下の粘度の低い樹脂を用いることが好ましい。高化式粘
度は荷重10kg、ノズル径0.5mmφ、ノズル長さ
1.0mmを使用し、175℃で測定したときの粘度の
値である。このように粘度の低い樹脂を用いることによ
り、リードフレーム201の表面の凹凸に樹脂が充填さ
れ密着力が向上する。また、低い粘度の樹脂が成形時に
気泡142を取り込みボイド不良となることを防止する
ために、成形時の射出圧力は150kg/cmとする
ことが好ましい。通常モ−ルド樹脂成形時の射出圧力は
100kg/cm前後であるが、射出圧力を150k
g/cmとすることで気泡142を押しつぶし、高い
密着力を確保し、かつ、ボイド不良を起こさないことが
可能となる。
【0036】本実施の形態で製造した図6の半導体装置
に熱ストレスを加え、リードフレーム201とモールド
樹脂204との間に剥離が発生するかどうかを従来品と
比較した。
【0037】半導体装置のパッケージの形状は、本実施
の形態および比較例ともに375mil48pSSOP
とした。本実施の形態および比較例の半導体装置に熱ス
トレスを印加し、超音波探傷装置を用いて半導体装置内
部の剥離有無を観察した。印加した熱ストレスの条件
は、温度サイクルを20サイクル(−65〜150℃)、
半導体装置に吸湿させるために30℃/70%192時
間の処理をした後、半導体装置を基板へ実装する際の熱
ストレスを想定したIRリフローを2回行なった。尚、
リフロー時のピーク温度は260℃とした。剥離発生数
を表3に示す。リードフレーム201に表面粗化処理を
施している本実施の形態の半導体装置は、アイランド2
01a裏面のモールド樹脂204の全面剥離、及び部分
的な剥離も皆無であり良好な結果を得た。これに対し、
表面粗化処理を施していない従来品の比較例は、全面剥
離や部分剥離が高い割合で発生していた。
【0038】
【表3】 また、熱ストレス印加後の本実施の形態および比較例の
半導体装置をそれぞれ切断し、断面を観察したところ、
表面粗化処理を施した本実施の形態の半導体装置は、モ
ールド樹脂204がアンカー効果によりリードフレーム
201と密着していることが観察された。
【0039】また、本実施の形態の半導体装置は、リー
ドフレーム201の上面が純度の高い銅メッキ層302
により覆われているため、リードフレーム201表面の
酸化膜が剥がれにくく、モールド樹脂204がリードフ
レームの酸化膜と共に剥がれてしまう現象を防止するこ
とができる。さらに、ボンディング部に銀メッキ層30
3を有しているため、ボンディングを良好に行うことが
できる。ただし、本発明は、銅メッキ層302および銀
メッキ層303を備えたリードフレームに限定されるわ
けではなく、銅メッキ層302および銀メッキ層303
を備えないリードフレームを用いることももちろん可能
である。銅メッキ層302および銀メッキ層303を備
えないリードフレームであっても、表面粗化処理により
形成された突起101のアンカー効果により、モールド
樹脂204との密着度の大きな半導体装置を製造するこ
とができる。
【0040】また、第1の実施の形態のリードフレーム
201は、エッチングにより突起101を形成するた
め、表面粗化のために複雑な装置は不要であり、簡単な
工程で表面粗化処理をすることができるという利点もあ
る。
【0041】なお、第1の実施の形態の図6の半導体装
置のパッケージ形状としては、SOP型、QFP型、L
OC構造TSOP型、DIP型、ヒートスプレッダー付
きリードフレーム等を用いることができる。
【0042】(第2の実施の形態)つぎに、第2の実施
の形態のリードフレームについて図4を用いて説明す
る。
【0043】図4のリードフレームは、ボンディング部
に金メッキ層402を備えている。金メッキ層402の
下には、下地層としてニッケルメッキ層401が備えら
れている。ニッケルメッキ層401は、基材301の全
面に配置されている。また、ニッケルメッキ層401の
下には、第1の実施の形態と同様に銅メッキ層302が
基材301の全面に配置されている。基材301の上面
には、突起101が無数に形成されている。銅メッキ層
302およびニッケルメッキ層401は、いずれも、突
起101の形状に沿うように形成されている。これによ
り、ニッケルメッキ層401の上面にも突起101の形
状が及んでいる。なお、突起101を形成する領域は、
リードフレーム全面とすることも可能であるが、第1の
実施の形態で図7を用いて説明したように、領域73の
内側のみにすることができる。
【0044】図4のリードフレームの製造方法について
説明する。図4のリードフレームの製造方法は、銅メッ
キ層302の製造工程までは、第2の実施の形態と同じ
である。銅メッキ層302を形成した後、ニッケルメッ
キ層401を形成する。メッキ液の成分は、硫酸ニッケ
ル280〜400g/L、塩化ニッケル50〜100g
/L、ホウ酸50g/Lであり、pHは4.5である。
メッキ液の温度は50〜60℃、電流密度はDK1〜2
Aとした。これにより、厚さ0.5μm以上5μm以下
のニッケルメッキ層401を形成した。
【0045】このニッケルメッキ層401の上面のボン
ディング部のみに、中性金メッキにより金メッキ層40
2を形成する。中性金メッキのメッキ液成分は、リン酸
塩25g/L、クエン酸塩25g/L、EDTA25g
/L、金濃度10g/L、F−CN0.5g/L、硫酸
タリウム30ppmとした。これにより、厚さ0.1μ
m以上0.5μm以下の金メッキ層402を形成した。
【0046】第2の実施の形態のリードフレームは、第
1の実施の形態と同様に図6の半導体装置を製造するこ
とができる。
【0047】第2の実施の形態のリードフレームは、第
1の実施の形態と同様にリードフレームの上面に突起1
01が無数に形成されているため、突起101がアンカ
ーボルトを作用をし、モールド樹脂との密着力が高い。
また、リードフレームの上面全体がニッケルメッキ層4
01により覆われているため、銅酸化膜がモールド樹脂
204と共に剥がれるという問題が発生しない。さら
に、第2の実施の形態のリードフレームは、ボンディン
グ部に金メッキ層402を有しているため、ボンディン
グを良好に行うことができる。
【0048】なお、第2の実施の形態のリードフレーム
では、金メッキ層402をボンディング部にのみ配置し
ているが、リードフレームの上面全体に配置することも
可能である。この場合、金メッキ層402が突起101
の形状に沿うように厚さやメッキ条件を定め、金メッキ
層402の上面が突起101の形状となるようにする。
【0049】(第3の実施の形態)つぎに、本発明の第
3の実施の形態のリードフレームについて図5を用いて
説明する。
【0050】図5のリードフレームは、第2の実施の形
態と同様に突起101が形成された基材301の上面全
体に銅メッキ層302を有する。そして、銅メッキ層3
02の上に、さらに、ニッケルメッキ層501、パラジ
ウムメッキ層502、金メッキ層503の3層を積層し
た構成である。これら3つの層501,502,503
も、銅メッキ層302と同様に基材301の上面全体に
配置され、しかも、突起101の形状に沿うように形成
されている。よって、金メッキ層503の上面にも突起
101の形状が及んでいる。ニッケルメッキ層501の
厚さは、0.2μm以上1.5μm以下、パラジウムメ
ッキ層502の厚さは、0.02μm以上0.15μm
以下、金メッキ層503は、30オングストローム以上
200オングストローム以下である。なお、突起101
を形成する領域は、リードフレーム全面とすることも可
能であるが、第1の実施の形態で図7を用いて説明した
ように、領域73の内側のみにすることができる。
【0051】第3の実施の形態のリードフレームも、第
1の実施の形態と同様の工程で図6の半導体装置を製造
することができる。
【0052】第3の実施の形態のリードフレームは、リ
ードフレームの金メッキ層503上面に第1の実施の形
態と同様に突起101が無数に形成されているため、突
起101がアンカーボルトを作用をし、モールド樹脂と
の密着力が高い。また、リードフレームの上面全体が金
メッキ層503により覆われているため、銅酸化膜の剥
がれの問題は発生せず、ボンディングも良好に行うこと
ができる。
【0053】上述してきた第1〜第3の実施の形態のリ
ードフレームは、素材として銅もしくは銅合金を用いて
おり、電気伝導率および熱伝導率が大きい。しかも、表
面にアンカー作用を示す突起101を有しているためモ
ールド樹脂と強い密着性を示す。よって、第1〜第3の
実施の形態のリードフレームを用いて半導体装置を製造
することにより、耐環境性の大きな半導体装置を提供す
ることができる。
【0054】なお、上述した第1〜第3の実施の形態で
は、図3〜図5のリードフレームの突起101の形状と
して図1(c)の形状である場合について示している
が、突起の形状は図1(c)の形状に限定されるもので
はなく、図1(a)、(b)、図2等の他の形状にする
ことももちろん可能である。
【0055】
【発明の効果】上述してきたように、本発明によれば、
銅もしくは銅合金を用いたリードフレームでありなが
ら、樹脂との密着性の高いリードフレームを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)および(c)は、本発明の第1
の実施の形態のリードフレームの表面に形成される突起
101の形状を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のリードフレームの
表面に形成される突起101の形状を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施の形態のリードフレームの
構造を示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態のリードフレームの
構造を示す断面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態のリードフレームの
構造を示す断面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態のリードフレームを
用いた半導体装置の構成を示す断面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態のリードフレームの
上面図である。
【図8】(a)本発明の第1の実施の形態のリードフレ
ームにおいて、表面粗化処理を施す領域を制限する場合
に、表面粗化する工程でリードフレーム201の基材3
01をマスクで挟み、治具およびプレスで押圧しながら
エッチングすることを示す説明図である。(b)本発明
の第1の実施の形態のリードフレームにおいて、表面粗
化処理を施す領域を制限する場合に、表面粗化する工程
でリードフレーム201の基材301をマスクで挟むこ
とを示す説明図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態のリードフレームに
ついて、原子間力顕微鏡で測定した表面の平均粗さを示
すグラフである。
【図10】本発明の第1の実施の形態のリードフレーム
について、原子間力顕微鏡で測定した表面の最大表面粗
さを示すグラフである。
【図11】本発明の第1の実施の形態のリードフレーム
について、原子間力顕微鏡で測定した表面積の増加割合
を示すグラフである。
【図12】本発明の第1の実施の形態のリードフレーム
と同様に作製した銅板試料上に盛り上げたモールド樹脂
を示す説明図である。
【図13】本発明の第1の実施の形態のリードフレーム
と同様に作製した銅板試料上に盛り上げたモールド樹脂
のせん断密着強度を示すグラフである。
【図14】本発明の第1の実施の形態のリードフレーム
にモールド樹脂を射出成形する場合に発生する可能性の
ある空間141および気泡142を示す説明図である。
【符号の説明】
70…ダムバー、71…ガイドレール部、72…モール
ド樹脂により封止される領域、73…表面粗化処理を施
す領域、74…アウターリード部、75…インナーリー
ド部、81…マスク、81a…開口、82,83…治
具、84…プレス機、101…突起、121…銅板試
料、122…プリン形状に盛り上げたモールド樹脂、1
41…空間、142…気泡、201…リードフレーム、
201a…ランド部、201b…リード部、202…ベ
アチップ、203…ワイヤ、204…モールド樹脂、3
01…基材、302…銅メッキ層、303…銀メッキ
層、401…ニッケルメッキ層、402…金メッキ層、
501…ニッケルメッキ層、502…パラジウムメッキ
層、503…金メッキ層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C25D 7/12 C25D 7/12 (72)発明者 柳沢 賢二 神奈川県横浜市金沢区福浦二丁目10番地1 株式会社野毛電気工業内 (72)発明者 鯉渕 正仁 神奈川県横浜市金沢区福浦二丁目10番地1 株式会社野毛電気工業内 (72)発明者 岩垂 克広 神奈川県横浜市金沢区福浦二丁目10番地1 株式会社野毛電気工業内 (72)発明者 野田 利雄 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 重松 亮一 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 4K024 AA09 BA09 BB13 CA01 DA07 GA01 4K057 WA05 WB04 WC05 WE03 WE23 WE25 WF10 WG03 WK06 WM03 WM04 WN01 5F067 AA04 BB04 DE09 EA04

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に、該表面の一部分のみを選択的に窪
    ませることにより形成した複数の突起を有することを特
    徴とするリードフレーム。
  2. 【請求項2】表面に複数の突起を有し、該複数の突起
    は、側面に凹凸が設けられていることを特徴とするリー
    ドフレーム。
  3. 【請求項3】表面に複数の突起を有し、該複数の突起
    は、高さが2μm以上であることを特徴とするリードフ
    レーム。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3に記載のリードフレ
    ームにおいて、銅もしくは銅合金からなる基材を有し、
    前記突起は前記基材の表面に設けられていることを特徴
    とするリードフレーム。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のリードフレームにおい
    て、前記基材の表面には、メッキ膜が備えられ、該メッ
    キ膜は、前記突起の形状に沿うように形成され、前記突
    起の形状が前記メッキ膜の表面に及んでいることを特徴
    とするリードフレーム。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のリードフレームにおい
    て、前記メッキ膜は、1以上の層からなり、前記1以上
    の層うち、前記基材に接する層は、銅メッキ層であるこ
    とを特徴とするリードフレーム。
  7. 【請求項7】請求項6に記載のリードフレームにおい
    て、前記銅メッキ層は、シアン銅メッキにより形成され
    たメッキ層であることを特徴とするリードフレーム。
  8. 【請求項8】請求項6または7に記載のリードフレーム
    において、前記銅メッキ層は、銅純度が99.5%以上
    であることを特徴とするリードフレーム。
  9. 【請求項9】半導体装置に用いられた場合にモールド樹
    脂と接するモールド領域と、外モールド領域の内側に設
    定された表面粗化領域とを有し、該表面粗化領域には、
    前記モールド樹脂との密着力を高めるために、表面の一
    部のみを選択的に窪ませることにより形成した複数の突
    起が設けられていることを特徴とするリードフレーム。
  10. 【請求項10】請求項9に記載のリードフレームにおい
    て、前記モールド領域の外周と前記表面粗化領域の外周
    とは、予め定めた距離だけ離れていることを特徴とする
    リードフレーム。
  11. 【請求項11】半導体装置に用いられた場合にモールド
    樹脂と接するモールド領域と、前記モールド領域の外側
    に配置されたダムバーとを有するリードフレームであっ
    て、 該リードフレームの表面には、前記モールド樹脂との密
    着力を高めるために、表面の一部分のみを選択的に窪ま
    せることにより形成した複数の突起が備えられ、 前記モールド領域の外周と前記ダムバーとの距離、およ
    び、前記ダムバーの幅とを加えあわせた長さが、0.9
    mm以上であることを特徴とするリードフレーム。
  12. 【請求項12】リードフレームの製造方法であって、 該リードフレームの表面に複数の突起を形成する表面処
    理工程を有し、 該表面処理工程は、前記リードフレームを溶解する性質
    を有する溶液に、前記リードフレームの表面に吸着して
    前記溶液による溶解を妨げる添加剤を添加したものをエ
    ッチング液として用い、前記リードフレームの表面のう
    ち前記添加剤が吸着していない部分を選択的にエッチン
    グすることにより前記複数の突起を形成する工程である
    ことを特徴とするリードフレームの製造方法。
  13. 【請求項13】請求項12に記載のリードフレームの製
    造方法であって、 前記添加剤は、界面活性剤および金属イオンのうちの少
    なくとも一方であることを特徴とするリードフレームの
    製造方法。
  14. 【請求項14】請求項13に記載のリードフレームの製
    造方法であって、前記リードフレームは銅もしくは銅合
    金からなり、前記金属イオンは、銅イオンよりもイオン
    化傾向が低いイオンであることを特徴とするリードフレ
    ームの製造方法。
  15. 【請求項15】請求項12,13、または、14に記載
    のリードフレームの製造方法であって、前記表面処理工
    程の後に、前記リードフレームの表面にメッキを施す工
    程を有することを特徴とするリードフレームの製造方
    法。
  16. 【請求項16】請求項12、13、14、または、15
    に記載のリードフレームの製造方法であって、前記表面
    処理工程は、前記リードフレームの予め定めた領域を露
    出するマスクで前記リードフレームを覆い、前記マスク
    から露出された前記領域のみに前記エッチング溶液を接
    触させてエッチングを行い、前記領域のみに前記複数の
    突起を形成することを特徴とするリードフレームの製造
    方法。
  17. 【請求項17】請求項16に記載のリードフレームの製
    造方法において、前記表面処理工程では、前記エッチン
    グの後、前記マスクで前記リードフレームを覆ったま
    ま、前記エッチング溶液を洗い落とし、その後で前記マ
    スクをはずすことを特徴とするリードフレームの製造方
    法。
  18. 【請求項18】リードフレームと、前記リードフレーム
    上に搭載された半導体チップと、前記半導体チップと前
    記リードフレームの一部とを封止するモールド樹脂とを
    有し、 前記リードフレームは、表面に、該表面の一部分のみを
    選択的に窪ませることにより形成した複数の突起を有す
    ることを特徴とする半導体装置。
  19. 【請求項19】請求項18に記載の半導体装置におい
    て、前記リードフレームは、銅もしくは銅合金からなる
    基材を有し、前記突起は前記基材の表面に設けられてい
    ることを特徴とする半導体装置。
  20. 【請求項20】請求項18または19に記載の半導体装
    置において、前記リードフレームの前記複数の突起は、
    前記リードフレームの前記モールド樹脂と接する領域の
    内側に設定された表面粗化領域のみに形成されているこ
    とを特徴とするを半導体装置。
  21. 【請求項21】請求項20に記載の半導体装置におい
    て、前記リードフレームの前記モールド樹脂と接する領
    域の外周と前記表面粗化領域の外周とは、予め定めた距
    離だけ離れていることを特徴とする半導体装置。
  22. 【請求項22】請求項18または19に記載の半導体装
    置において、前記複数の突起は、前記リードフレームの
    全面に形成されていることを特徴とする半導体装置。
  23. 【請求項23】半導体装置の製造方法であって、 リードフレームに半導体チップを搭載して、前記リード
    フレームと前記半導体チップとを電気的に接続する工程
    と、 前記リードフレームの一部と前記半導体チップとをモー
    ルド樹脂で覆うモールド工程とを有し、 前記リードフレームとして、表面の一部分のみを選択的
    に窪ませることにより形成した複数の突起を有するもの
    を用いることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  24. 【請求項24】請求項23に記載の半導体装置の製造方
    法において、前記モールド工程では、前記リードフレー
    ム上に前記モールド樹脂を射出し、 前記モールド樹脂の粘度は、175℃における高化式粘
    度で30poise以下であり、前記射出の圧力は、100
    kg/cm以上であることを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  25. 【請求項25】請求項23または24に記載の半導体装
    置の製造方法において、前記リードフレームとして、前
    記複数の突起が予め定めた突起領域内にのみ形成されて
    いるものを用い、前記モールド工程では、前記リードフ
    レームの前記モールド樹脂で覆われる領域の外周が、前
    記突起領域の外周よりも外側に位置するように前記モー
    ルド樹脂で覆うことを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  26. 【請求項26】請求項23または24に記載の半導体装
    置の製造方法において、前記リードフレームは、前記モ
    ールド樹脂で覆われる領域の外側にダムバーを有し、前
    記複数の突起は前記リードフレームの全面に形成されて
    おり、 前記モールド樹脂で覆う工程は、前記モールド樹脂で覆
    われる領域の外周と前記ダムバーとの距離、および、前
    記ダムバーの幅とを加えあわせた長さが、0.9mm以
    上となるように前記モールド樹脂で覆うことを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
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