JP2002062813A - 再貼付不正使用防止ラベル - Google Patents

再貼付不正使用防止ラベル

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラベルの使用後に誰かが剥がそうとしても、
一旦剥がされたラベルが剥がす際に破壊されて再貼付で
きないようにする。 【解決手段】 部分的に切り残して不連続とした線状の
切り込み17を形成することによって、他の部分から切
り離すことができる切り離し可能部を有するラベル基材
10と、ラベル基材10の少なくとも前記切り離し可能
部の下側に形成された剥離層12と、ラベル基材10又
は剥離層12の下側に形成された樹脂層13と、剥離層
13の下側にその剥離層を透して見えるように形成され
た印刷層14と、印刷層14の下側に形成された粘着層
15とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、何らかの目的で品
物に添付するラベルに関し、特に、貼付されているラベ
ルを剥がして再貼付しようとする、ラベルの不正使用を
防ぐのに役立つ再貼付不正使用防止ラベルに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、シールやラベルなどは、何ら
かの目的で、特定の物品に貼付して使用することが多
い。例えば、くじ応募に関連するシールや、業務用のゴ
ミ回収料金納付済みを示すラベル等がある。これらは、
その貼付後に悪意のある者が剥がして他の物に転用する
ことが考えられる。また、食料品などの封印シールは、
犯罪を侵すために剥がして開封し、中身をすり替えた
り、手を加えたりして、再封印することが考えられる。
そこで、シールやラベルを貼付後に、このようなことが
発生しないように、その防止策を十分考えておく必要が
ある。
【0003】上記のような貼付物として、単なるシール
を用いた場合には、そっと剥がすことによって剥離再貼
付が可能になる。そのため、封印後の改変や他へのラベ
ル再貼付による不正使用を許してしまう。ところが、現
在、再貼付不正使用防止の機能を有し、手軽に使用でき
るラベルは、一般には存在しない。ただ一部で、身分証
明書の顔写真や、預金通帳の押印部分の上から透明なシ
ートを重ね合わせて接着する透明保護シールが、類似の
目的で使用されている。
【0004】前述した顔写真や押印部分に貼付するため
の透明保護シールとしては、ホログラム付き透明保護シ
ールが、特願平05−001360号に開示されてい
る。この提案は、透明基材シートの一面に、剥離性透明
樹脂層と、ホログラム層と、接着剤層とを、この順に積
層し、ホログラム層は、その一面にホログラムエンボス
層を備え、そのエンボス層に光反射性の透明蒸着層を備
えている。そして、一旦、何かの表面に貼付された後
に、透明保護シールが剥離されると、ホログラム画像が
破壊されることにより、不正使用されたものであるか否
かを容易に判定できるようにしたものである。
【0005】すなわち、このシールを所定の被添着物か
ら剥離した場合には、先ず、脆弱性の剥離性透明樹脂層
が凝集破壊して、透明基材とホログラム層との間で剥離
が生じるか、又は、脆弱性はないがホログラム層に対し
て接着性の弱い剥離性透明樹脂層がホログラム層との間
で剥離する。したがって、このシールは、ホログラム層
から脆弱性の剥離性透明樹脂層が一旦剥離されると、元
に戻しても、その剥離性透明樹脂層内部は、細かいクラ
ックや破損を生じて透明性を失い、シール表面に照射さ
れたホログラム画像再生用照明光は、剥離性透明樹脂層
内部を透過する際に光の散乱を生じ、また、照明によっ
て、ホログラム層の光反射性の透明な蒸着層で反射した
反射ホログラム干渉光にも散乱を生じ、再生されるホロ
グラム画像は、明確な画像として確認が困難になり、再
度接着しようとしても、元の透明性に修復することが難
しいため、剥離したことが容易に判明できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した透明
保護シールは、ホログラムエンボス層を備え、そのホロ
グラムエンボス層は、一面に光反射性の透明蒸着層を備
えているので、構造が複雑で、シール一枚に要する単価
も比較的に高くつく。したがって、安価で大量に供給す
る必要のある、くじ応募用のシールや、有料ゴミ回収用
ラベルなどへの使用には適さない。
【0007】また、前記透明保護シールは、ホログラム
画像が明確な画像として確認できるかどうかによって、
一旦剥がされたものか否かを判定するものであるので、
シールの近くに寄って、ゆっくり時間を掛けて見なけれ
ば判定できない。したがって、ゴミ袋に貼られたラベル
の不正使用の防止などには、効果が少なく、むしろ、遠
くから一見してわかるようにした方が、不正行為と同時
に見つけられるので防止効果は大きい。本発明の課題
は、安価で大量生産に適し、一旦剥がされたラベルを再
貼付するような不正使用を防止することができる不正使
用防止ラベルを提供することである。
【0008】
【発明を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、部分的に切り残して不連続とし
た線状の切り込み(17)を形成することによって、他
の部分から切り離すことができる切り離し可能部を有す
るラベル基材(10)と、前記ラベル基材の少なくとも
前記切り離し可能部の下側に形成された剥離層(12)
と、前記剥離層の下側にその剥離層を透して見えるよう
に形成された印刷層(14)と、前記印刷層の下側に形
成された粘着層(15)と、を含む再貼付不正使用防止
ラベルである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載の再貼
付不正使用防止ラベルにおいて、前記切り込み(17)
は、前記ラベル基材の周縁から離れた無端の連続する
線、又は、前記ラベル基材の周縁の一部に両端が繋がる
ことによって、無端の連続する線状を形成する線の何れ
かに沿って設けられていることを特徴とする再貼付不正
使用防止ラベルである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の再貼付不正使用防止ラベルにおいて、前記ラベ
ル基材(10)又は前記剥離層(12)と前記印刷層
(14)との間に形成された樹脂層(13)を備えたこ
とを特徴とする再貼付不正使用防止ラベルである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面などを参照して詳しく説明する。図1は、本発
明による再貼付不正使用防止ラベルの一部を拡大して示
した斜視図(断面図)である。図2は、図1の実施形態
例の平面図及び平面図のX−Xで切断した断面図であ
る。図1の斜視図は、図2の断面図Bを、特に上下方向
に拡大して示したものである。
【0012】本発明の実施形態のラベルは、図1の場合
には、ラベル基材10と、ラベル基材10の下面に紫外
線硬化型樹脂によって形成された剥離層12と、剥離層
12の下側に形成された絵柄保護のための樹脂層13
と、樹脂層13の下面に形成された印刷層14があり、
印刷層14の下面に形成され、ラベルを他の物品上に貼
付するための粘着層15とが、順次積層して設けられ、
さらにその下に、ラベル使用前の粘着層15を保護する
ための剥離紙16が貼付されている。
【0013】ラベル基材10は、表面印刷11が形成さ
れたシートであり、必要な箇所には、部分的に切り残し
て不連続とした線状の切り込み(以下、ハーフカットと
いう)17が設けてられている。このハーフカット17
は、無端の閉鎖された輪に沿って設けられるか、又は、
それ自体とラベル基材10の端部の一部とで閉鎖された
輪となるような位置に設けられている。ラベル基材10
の厚さは、通常、50〜100μmが好ましい。
【0014】剥離層12は、ラベル基材10の裏面の一
部を、その下の樹脂層13の表面から不可逆的に剥離可
能にするための層である。この剥離層12は、ハーフカ
ット17で囲まれた部分の下に設けられている。この剥
離層12は、ラベル基材10の裏面の一部に、シリコー
ンアクリレートを主成分とするUVインキによって、パ
ターン状にオフセット印刷、活版印刷などによって、厚
さ1〜15μm程度に印刷されている。
【0015】樹脂層13は、ラベル基材10又は剥離層
12の下面に形成され、ラベル基材10の一部が剥離さ
れたときに、粘着層15の粘着性を発揮させないための
目止め層である。この樹脂層13は、UVインキ、酢酸
ビニル系樹脂、EVA樹脂(エチレン/酢酸ビニル共重
合体樹脂)、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂等の
合成樹脂などを印刷又はコーティング等によって形成す
ることができる。この樹脂層13の厚さは、特に限定は
されないが、通常3〜20μm、好ましくは5〜10μ
m程度である。
【0016】印刷層14は、鏡に映った像を見るように
樹脂層13の裏面に印刷(鏡像印刷)され、透明なラベ
ル基材10の一部(ハーフカット17で囲まれた部分)
を剥がしたときに、その樹脂層13を透かして表側から
見えるようになっている。
【0017】粘着層15は、このラベルを有料回収用ゴ
ミ袋などに貼付するための層であり、剥離層12が形成
されていないで、直接、ラベル基材10に接触する部分
では、ラベル基材10に対して強接着性を発現する。こ
の粘着層15は、アクリル系接着剤、天然ゴム系接着
剤、合成ゴム系接着剤、シリコーン系接着剤が好適に用
いられる。この粘着層15の塗布量・塗布厚は、特に限
定されないが、好ましくは、塗布厚は、5〜25μm程
度である。ゴミ袋などの被着体に対する粘着層15の接
着力は、剥離層12と樹脂層13との接着力よりも大き
い必要があり、被着体に応じて、適宜調整するとよい。
【0018】剥離紙16は、粘着層15の下に配置され
ている基材であり、使用前の粘着層15を保護する層で
ある。この剥離紙16は、紙、織物、プラスチックフィ
ルムなどから形成されており、この上面、すなわち粘着
層15の側の面には、シリコーン系やアクリル形、PV
A系などの離型剤によって剥離処理がなされている。こ
の剥離紙16の厚さは、特に限定されないが、好ましく
は25〜60μmである。
【0019】製造工程は、以下(1)〜(5)の要領で
行う。 (1)BF印刷機で、ラベル基材10の裏面に印刷(裏
面の剥離層は、2シリンダ重ね刷り+UV3灯が必須)
し、巻き上げる。 (2)略全面に樹脂剤をGrリバースでコーティング
し、巻き上げる。 (3)BF印刷機(追い刷り制御機構が必要)で、樹脂
層上に鏡像絵柄を追い刷りし、巻き上げる。 (4)タックコータで、剥離紙に粘着剤を塗布し、前記
工程(3)のロールと貼り合わせて、巻き上げる。 (5)BF印刷加工機で、裏面にタイミングマーク印刷
(オフセット印刷又は活版印刷1シリンダ)し、折り用
Yミシン、剥離時の分離用ハーフカットYミシン、粕上
げ、ファイル穴加工、スリット等を行い、折り出しして
製品とする。
【0020】図3〜図7は、図2のラベルの製造の中途
過程の例を示す説明図である。なお、実際には、多くの
ラベルについて連続して加工し、後で単品のラベル毎に
切り離すが、前記各図では、説明の都合上、ラベル単品
についての状態で示してある。
【0021】本実施形態のラベルを製造する場合は、先
ず、基材としてラベルの最上層となるシート(ラベル基
材)10を用意する。そして、図3に示すように、ラベ
ル基材10の表面には、所要の表面印刷11を公知の方
法で印刷し、裏面(下面)に、剥離層12をパターン絵
柄で印刷する。図3において、3aはラベル基材10の
表裏を逆転し、裏面を上にして、上から見た斜視図であ
り、3bは斜視図3aの3x−3xで切断した端面を、
上下方向に拡大して示したものである。
【0022】次に、剥離層12のパターン絵柄の上を、
又は、全面を覆うように、樹脂層13となる素材で、図
4に示すようにコーティングする。そして、樹脂層13
の上に、特定の絵柄で印刷し、印刷層14を形成する。
この印刷は、像を裏面からみて正常な絵柄となるよう
に、鏡に映したような絵柄で印刷(鏡像印刷)する。図
4は、この状態を示し、4aは斜視図であり、4bは斜
視図4aの4x−4xで切断した端面を上下方向に拡大
して示したものである。なお、後述する図5,図6,図
7,図8等も同様な手法で描かれている。
【0023】次に、図4のものとは別に、剥離紙16を
用意し、図5に示すように、剥離紙16の上面に粘着剤
を塗布して粘着層15を作る。
【0024】さらに、図4の状態のものを、上下を逆に
反転させて、ラベル基材10を上にして、図6に示すよ
うに、図5の状態の粘着層15の上に重ねて押圧すれ
ば、同図6a、6bに示す状態となる。最後に、図7に
示すように、ハーフカット17を所要の場所に形成す
る。
【0025】図7のラベル7a(7b)を使用する場合
は、図8に示す8a(8b)のように剥離紙16を剥が
し、粘着層15の下面を露出させ、被添着物20の表面
に貼りつけた後に、ハーフカット17で囲まれた部分
(以下、剥がし部分という)Pを剥がして取り去る。こ
のとき、剥がし部分Pを剥がすと、その下の鏡像印刷層
14に印刷されている文字又は絵柄が樹脂層13を透か
して見える。
【0026】図8において、8aは、被添着物品20に
貼りつける前のラベルの斜視図である。8bは、斜視図
8aの8x−8xで切断した端面を上下方向に拡大して
示したものである。8cは、ラベルが被添着物20上に
貼りつけられ、剥がし部分Pを剥がすときの状態を示し
た斜視図である。8dは、斜視図8cの状態のラベル
を、8y−8yで切断し、その端面を上下方向に拡大し
て被添着物20の一部とともに示したものである。
【0027】このように、使用者がラベルを被添着物に
貼ってから、剥がし部分Pを剥がすと、鏡像印刷又は樹
脂層が表面に露出する。この時点がラベルの使用開始時
期となる。また、剥がし部分Pは、使用者の控えとして
使ってもよい。
【0028】図9は、悪意のある誰かが、故意にラベル
を剥がそうとした場合について示す説明図である。図8
のラベルは、被添着物20に貼付された後に、誰かが剥
がそうとすると、基材10と樹脂層13との間の接着力
よりも、粘着層15の接着力が遙に強いので、図9の9
bに示すように、ラベル基材10と樹脂層13の間から
剥がれ、ラベル基材10だけが剥がされ、樹脂層13と
鏡像印刷層14は、被添着物20上に残る。
【0029】すなわち、鏡像印刷層14や樹脂層13
は、脆弱な性質を持っているので、この脆弱層が破壊さ
れてハーフカットで囲まれた部分は被添着物20の上に
残る。正規の被添着物20上に残ったラベルの一部に
は、鏡像印刷層14がそのまま残るので、正規使用者の
権利を守ることが可能である。なお、被添着物20上の
樹脂層13、鏡像印刷層14、粘着剤層15は、いずれ
も脆弱な性質を有しており、きれいに取り除くことは困
難である。したがって、誰かが剥がすことを試みたとい
う証拠が残る。
【0030】9aは、ラベル基材10を剥がした後に、
被添着物20の表面に残る部分を、被添着物20の一部
とともに示した平面図である。9bは、剥がす途中の状
態を示す断面図で、端面を上下方向にのみ拡大して示し
てある。9cは、剥がされて悪意の有る者が手にするラ
ベル基材10の平面図である。なお、ラベルを被添着物
20に貼付した後に、剥がした剥がし部分Pは、この時
点では、ラベルの正規の使用者の手元に残っている。
【0031】(他の実施形態)本発明は、以上説明した
実施形態に限定するものではなく、種々の変形又は変更
が可能であって、これらの均等の範囲内である。また、
図1〜図9の説明は、主としてゴミ回収の有償化シール
のラベルを例としたが、他への応用も考えられる。
【0032】例えば、一部を剥がすと絵柄が出てくるこ
とを利用して、表面印刷の内容に問題を書いておき、ラ
ベルの一部を剥がすと回答がでてくるという、単純なク
イズシールなどのバラエティー性のあるラベルとするこ
とができる。また、鏡像印刷で「あたり」,「はずれ」
と書いておけば、簡単で隠蔽性の高いくじになる。さら
に、このようなくじを、応募ハガキに貼って返送させる
応募形態をとってもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
使用者がラベルを被添着物に貼ってから、ラベル基材の
切り込みで囲まれた部分を剥がすと、鏡像印刷層又は樹
脂層を透して鏡像印刷が表面から見えるようになり、そ
の時点で、はじめてラベルに特別な意味を持たせること
ができる。鏡像印刷層や樹脂層は、脆弱な性質を持って
いるので、ラベルを品物に貼付した後に、ラベル基材を
剥がそうとすると、脆弱な層が破壊されて被添着物の上
に残り、しかも、剥ぎとったラベル基材も破壊されて、
再使用できないようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一部を拡大して示した断面
図である。
【図2】図1の実施形態例の平面図と断面図である。
【図3】図2のラベルの製造過程の一部(ラベル基材に
剥離層印刷)を示す説明図である。
【図4】図2のラベルの製造過程の一部(図3の部分に
樹脂層と鏡像の印刷)を示す説明図である。
【図5】図2のラベルの製造過程の一部(剥離紙上に粘
着層を形成)を示す説明図である。
【図6】図2のラベルの製造過程の一部(図4の部分と
図5の部分を合わせて全体を形成)を示す説明図であ
る。
【図7】図2のラベルの製造過程の一部(ラベル基材に
ハーフカット加工)を示す説明図である。
【図8】本実施形態のラベルの使用状況を示す説明図で
ある。
【図9】図8のラベルを故意に剥がそうとする状況を示
す説明図である。
【符号の説明】
10 ラベル基材 11 表面印刷 12 剥離層 13 樹脂層 14 鏡像印刷層 15 粘着層 16 剥離紙 17 ハーフカット 20 被添着物 P 剥がし部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部分的に切り残して不連続とした線状の
    切り込みを形成することによって、他の部分から切り離
    すことができる切り離し可能部を有するラベル基材と、 前記ラベル基材の少なくとも前記切り離し可能部の下側
    に形成された剥離層と、 前記剥離層の下側にその剥離層を透して見えるように形
    成された印刷層と、 前記印刷層の下側に形成された粘着層と、を含む再貼付
    不正使用防止ラベル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の再貼付不正使用防止ラ
    ベルにおいて、 前記切り込みは、前記ラベル基材の周縁から離れた無端
    の連続する線、又は、前記ラベル基材の周縁の一部に両
    端が繋がることによって、無端の連続する線状を形成す
    る線の何れかに沿って設けられていることを特徴とする
    再貼付不正使用防止ラベル。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の再貼付不
    正使用防止ラベルにおいて、 前記ラベル基材又は前記剥離層と前記印刷層との間に形
    成された樹脂層を備えたことを特徴とする再貼付不正使
    用防止ラベル。
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