JP2000066605A - 粘着ラベル積層体 - Google Patents

粘着ラベル積層体

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JP2000066605A
JP2000066605A JP25195498A JP25195498A JP2000066605A JP 2000066605 A JP2000066605 A JP 2000066605A JP 25195498 A JP25195498 A JP 25195498A JP 25195498 A JP25195498 A JP 25195498A JP 2000066605 A JP2000066605 A JP 2000066605A
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JP
Japan
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pressure
sensitive adhesive
label
layer
adhesive
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JP25195498A
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English (en)
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Atsushi Kuribayashi
淳 栗林
Susumu Kitamura
進 北村
Katsumi Machii
勝己 町井
Yoshiyuki Yamato
義幸 山戸
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Lintec Corp
National Printing Bureau
Tsuchiya Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Lintec Corp
Printing Bureau Ministry of Finance
Tsuchiya Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】粘着ラベルの再使用防止機能を備え、粘着ラベ
ルを使用する度に不要なゴミが生じない粘着ラベル積層
体を提供すること。 【解決手段】本発明の粘着ラベル積層体1は、例えばゴ
ミ袋のような被着体に貼着して使用される複数枚の粘着
ラベル10a〜10dを積層したものである。各粘着ラ
ベル10a〜10dは、ラベル基材と、その一方の面お
よび他方の面にそれぞれ形成された離型層および粘着剤
層とで構成されている。最下部に位置する粘着ラベル1
0dの粘着剤層には、離型シート7が貼着されている。
各粘着ラベル10a〜10dにおいて、ラベル基材の内
部強度α、粘着剤層の被着体との接着強度β、粘着剤層
の離型層に対する接着強度γは、β>α>γなる関係を
満足する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ゴミ袋の
ような被着体に貼着して使用される粘着ラベルを複数枚
積層して冊子状にした粘着ラベル積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ゴミの回収において、所定事項を
印刷表示したラベルをゴミ袋に貼着する方式が採用され
ている。このゴミ袋用ラベル(ゴミラベル)は、表面に
所定の印刷が施されたラベル基材(基材層)と、該ラベ
ル基材の裏面に形成された粘着剤層と、該粘着剤層に貼
着された離型シートとで構成されている。
【0003】このようなゴミラベルには、次のような問
題があった。ゴミラベルは、有料で販売され、債券とし
ての性格を有するため、一度使用したものを再使用でき
ないようにしなければならない。
【0004】また、ゴミラベルをゴミ袋に貼着して使用
する際に、ゴミラベルから剥した離型シートが不要なゴ
ミとなる。この不要な離型シートは、使用したゴミラベ
ルの枚数と同数生じるため、環境上好ましくない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、粘着
ラベルの再使用防止機能を備え、また、取り扱いや管理
がし易く、粘着ラベルを使用する度に不要なゴミが生じ
ない粘着ラベル積層体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
の(1)〜(13)の本発明により達成される。
【0007】(1) 片面に印刷がなされる印刷面を有
するラベル基材と、前記ラベル基材の前記印刷面側に形
成された離型層と、前記ラベル基材の前記印刷面と反対
側の面に形成された粘着剤層とを有する粘着ラベルを複
数枚積層してなる粘着ラベル積層体であって、前記ラベ
ル基材の内部強度をα、前記粘着剤層の被着体との接着
強度をβとしたとき、α<βを満足することを特徴とす
る粘着ラベル積層体。
【0008】(2) 片面に印刷がなされる印刷面を有
するラベル基材と、前記ラベル基材の前記印刷面側に形
成された離型層と、前記ラベル基材の前記印刷面と反対
側の面に形成された粘着剤層とを有する粘着ラベルを複
数枚積層してなる粘着ラベル積層体であって、前記ラベ
ル基材の内部強度をα、前記粘着剤層の前記離型層に対
する接着強度をγとしたとき、α>γを満足することを
特徴とする粘着ラベル積層体。
【0009】(3) 片面に印刷がなされる印刷面を有
するラベル基材と、前記ラベル基材の前記印刷面側に形
成された離型層と、前記ラベル基材の前記印刷面と反対
側の面に形成された粘着剤層とを有する粘着ラベルを複
数枚積層してなる粘着ラベル積層体であって、前記粘着
剤層の被着体との接着強度をβ、前記粘着剤層の前記離
型層に対する接着強度をγとしたとき、β>γを満足す
ることを特徴とする粘着ラベル積層体。
【0010】(4) 片面に印刷がなされる印刷面を有
するラベル基材と、前記ラベル基材の前記印刷面側に形
成された離型層と、前記ラベル基材の前記印刷面と反対
側の面に形成された粘着剤層とを有する粘着ラベルを複
数枚積層してなる粘着ラベル積層体であって、前記ラベ
ル基材の内部強度をα、前記粘着剤層の被着体との接着
強度をβ、前記粘着剤層の前記離型層に対する接着強度
をγとしたとき、β>α>γを満足することを特徴とす
る粘着ラベル積層体。
【0011】(5) 前記αが100〜200g/25mmで
ある上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の粘着ラ
ベル積層体。
【0012】(6) 前記粘着ラベルは、粘着ラベル積
層体から当該粘着ラベルを剥離するための剥離操作部を
有する上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の粘着
ラベル積層体。
【0013】(7) 前記剥離操作部には、前記粘着剤
層が形成されていない上記(6)に記載の粘着ラベル積
層体。
【0014】(8) 前記印刷面になされる印刷の全部
または一部は、偽造防止印刷である上記(1)ないし
(7)のいずれかに記載の粘着ラベル積層体。
【0015】(9) 前記粘着ラベルは、破断によりラ
ベルを被着体から剥離したことを認識し得る切り込み部
を有する上記(1)ないし(8)のいずれかに記載の粘
着ラベル積層体。
【0016】(10) 前記粘着ラベルは、高分子材料で
構成された袋に貼着されて使用されるものである上記
(1)ないし(9)のいずれかに記載の粘着ラベル積層
体。
【0017】(11) 前記粘着ラベルは、ゴミ処理券と
して機能するものである上記(1)ないし(10)のいず
れかに記載の粘着ラベル積層体。
【0018】(12) 粘着ラベル積層体を構成する各粘
着ラベルのうちの最下部に位置する粘着ラベルの粘着剤
層に離型シートが貼着されており、前記離型シートは複
数に分割可能である上記(1)ないし(11)のいずれか
に記載の粘着ラベル積層体。
【0019】(13) 分割された離型シートのうち1つ
は領収書として機能し、他の1つは原符として機能する
上記(12)に記載の粘着ラベル積層体。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の粘着ラベル積層体
を添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明す
る。
【0021】図1および図2は、それぞれ、本発明の粘
着ラベル積層体の実施例の上面側および下面側を示す斜
視図、図3は、同粘着ラベル積層体における粘着ラベル
および離型シートの構成例を示す断面図である。なお、
図3では、最下部に位置する粘着ラベル10dのみが示
されており、その他の粘着ラベル10a、10b、10
cは、記載が省略されている。
【0022】図1および図2に示すように、本発明の粘
着ラベル積層体1は、複数の粘着ラベル10a、10
b、10c、10dを積層し、その最下部に位置する粘
着ラベル10dに離型シート7を貼着してなるものであ
る。なお、粘着ラベルは必要に応じ複数枚積層できるも
のである。
【0023】粘着ラベル10a〜10dは、ほぼ同様の
構成であるため、以下、粘着ラベル10dについて代表
的に説明する。
【0024】粘着ラベル10dが貼着される被着体とし
ては、特に限定されないが、例えばゴミ袋のような高分
子材料で構成される袋が好ましい。ゴミ袋は、ポリエチ
レン、ポリプロピレン等のポリオレフィンに炭酸カルシ
ウムのような充填剤が添加された材料のシートで構成さ
れている。
【0025】本実施例では、粘着ラベル10dは、ゴミ
処理券として機能するものであり、その被着体は、前記
ゴミ袋とされる。
【0026】図1および図3に示すように、粘着ラベル
10dは、接合部11と、剥離操作部12とを有してい
る。接合部11は、隣接する粘着ラベル10cおよび離
型シート7と接合(貼着)される部分であり、剥離操作
部12は、ここを手で把持して粘着ラベル10dを剥す
操作を行う把持部として機能する部分である。この剥離
操作部12は、隣接する粘着ラベル10cおよび離型シ
ート7との接合力を有していない。
【0027】図3に示すように、粘着ラベル10dは、
ラベル基材2と、該ラベル基材2の一方の面(図3中上
面)側に形成された離型層4と、ラベル基材2の他方の
面(図3中下面)側に形成された粘着剤層5とを有して
いる。以下、各層について順次説明する。
【0028】ラベル基材2は、例えば、針葉樹パルプ、
広葉樹パルプ等のパルプ繊維を主とする紙材(ラベル用
紙)等で構成されている。ラベル基材2を紙材で構成す
る場合、パルプの叩解度は、通常、25〜40SR程度で
あるのが好ましく、25〜35SR程度であるのがより好
ましい。このような叩解度とすることにより、ラベル基
材2の内部強度を後述するような範囲に設定し易くな
る。
【0029】また、ラベル基材(ラベル用紙)2は、環
境保全上の観点から、原料として古紙(再生紙)を含ん
でいるのが好ましい。
【0030】ラベル基材2の図3中上面には、印刷層3
が形成されている。すなわち、例えば、文字、記号、図
形、バーコード等の所定パターンの表示が印刷により付
されている。印刷の方法としては、例えば、オフセット
印刷、オフセット輪転印刷、凸版印刷、凹版印刷が挙げ
られる。
【0031】なお、この印刷層3の印刷は、その全部ま
たは一部が偽造防止印刷(特殊印刷)であってもよい。
この場合には、ラベルの偽造を防止し、ラベルの出所の
信頼性が向上する。
【0032】偽造防止印刷としては、例えば、インク中
に蛍光発色剤を混入し、例えば紫外線照射による発色の
有無により真偽を確認するものや、マイクロ文字といわ
れる極小文字などを印刷し、コピー不可にすることなど
が挙げられる。
【0033】良好な印刷適性を確保するために、ラベル
基材2の印刷層3の形成面(以下「印刷面」と言う)の
JIS P 8129で規定する表面強度(以下単に「表面強度」
と言う)は、好ましくは13A以上とされ、より好まし
くは14A以上とされる。これにより、ラベル基材2の
印刷面に良好な印刷適正を確保することができ、特にオ
フセット印刷、凹版印刷等を施す場合においても、十分
な印刷適性を確保することができる。
【0034】また、ラベル基材2の印刷面の平滑度は、
特に限定されないが、通常は、JISP 8119で規定する平
滑度が、20sec 以上であるのが好ましく、30sec 以
上程度であるのがより好ましい。このような平滑度であ
ると、印刷面の印刷適性がより向上する。
【0035】ラベル基材2の内部強度(層間強度)α
は、好ましくは100〜200g/25mm程度とされ、より
好ましくは130〜180g/25mm程度とされる。この内
部強度が100g/25mm未満であると、印刷面への印刷
時、特に、前述したオフセット印刷、凹版印刷による印
刷時に、ラベル基材2が層内剥離を生じることがあり、
また、200g/25mmを超えると、粘着剤層5の接着強度
によっては、被着体から粘着ラベルを剥そうとしたとき
に、層内剥離に先立って、ラベル基材2が粘着剤層5と
ともに被着体から剥離する現象が優先的に生じることが
ある。
【0036】なお、ラベル基材2の内部強度の測定は、
例えば次のようにして行われる。ラベル基材2を幅25
mmに裁断した試料110を作製し、図5に示すように、
この試料110の両面に、それぞれ、ラベル基材2の内
部強度より高い粘着強度を有する粘着テープ(寺岡製作
所社製、580Sフラットテープ)111、112を貼
着する。
【0037】次に、図6に示すように、両粘着テープ1
11、112の端部を、それぞれ、試料110に対し直
角方向にかつ互いに逆方向に、300mm/minの速度で引
っ張って、試料110を層内剥離させ、その時の引っ張
り荷重(平均値)を測定する。この測定値をラベル基材
2の内部強度とする。
【0038】このようなラベル基材(ラベル用紙)2
は、填料を含有するのが好ましい。この填料としては、
例えば、タルク、クレー、マイカ、ガラス(繊維、粉
末)、ケイ酸カルシウム等のケイ酸塩、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム等の炭酸塩、硫酸カルシウム、硫
酸バリウム等の硫酸塩、シリカ、アルミナ、酸化チタン
等の酸化物、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム
等の水酸化物等の各種無機化合物や、プラスチックピグ
メントと称される各種有機化合物が挙げられ、これらの
内の1種または2種以上を組み合わせて用いることがで
きる。
【0039】このような填料の添加により、ラベル基材
2の破れ等に対する強度や印刷面の印刷適性をより向上
することができる。
【0040】このような填料を含有する場合、その含有
量は、特に限定されないが、ラベル基材2中、通常、灰
分が好ましくは3〜18wt%程度存在するような量、よ
り好ましくは灰分が4〜12wt%程度存在するような量
とされる。
【0041】また、ラベル基材2には、例えば、中和
剤、定着剤、粘剤、サイズ剤、紙力増強剤、湿潤強度
剤、乾紙紙力剤、消泡剤、保水剤、耐水化剤、染料、顔
料等の各種添加剤が添加されていてもよい。
【0042】ラベル基材2の米坪量は、特に限定されな
いが、ゴミ袋に貼着して使用されるものである場合、適
度な強度および可撓性と、焼却の容易性とを考慮して、
50〜150g/m2程度であるのが好ましく、60〜10
0g/m2程度であるのがより好ましい。
【0043】ラベル基材2の図3中上面側であって、接
合部11の領域には、印刷層3を覆うように離型層4が
形成されている。
【0044】離型層4は、例えば、シリコーン系樹脂、
長鎖アルキル系樹脂、フッ素系樹脂等の離型剤を塗布し
てなる離型コート層で構成される。この離型層4には、
隣接する粘着ラベル10cの粘着剤層5(図3中省略)
が貼着される。
【0045】この離型層4としては、紫外線硬化型のシ
リコーン系樹脂、特に紫外線硬化型のシリコーン系透明
インキを用いることができる。この場合、離型層4の塗
布液に紫外線を照射して硬化させることにより、離型層
4を迅速、均一に形成することができるという利点があ
る。
【0046】離型層4の厚さは、特に限定されないが、
通常、0.05〜5μm 程度が好ましく、0.5〜2.
0μm 程度がより好ましい。
【0047】なお、本実施例では、剥離操作部12に
は、離型層4は形成されていないが、これに限らず、剥
離操作部12に離型層4が形成されていてもよい。
【0048】ラベル基材2の図3中下面側であって、接
合部11の領域には、粘着剤層5が形成されている。
【0049】粘着剤層5は、主に、粘着剤(粘着性組成
物)で構成されている。この粘着剤(粘着性組成物)と
しては、ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコーン
系粘着剤等いずれのものでもよいが、そのなかでも特
に、アクリル系粘着剤を主とするのが好ましく、さらに
は、被着体材料(本実施例の場合、ポリオレフィン)に
対しより高い粘着力を発揮し得るものが好ましい。
【0050】アクリル系粘着剤としては、粘着性を与え
る低Tgの主モノマー成分、接着性や凝集力を与える高
Tgのコモノマー成分、架橋や接着性改良のための官能
基含有モノマー成分を主とする重合体または共重合体よ
りなる。
【0051】主モノマー成分としては、例えば、アクリ
ル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸アミル、ア
クリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸オクチル、ア
クリル酸シクロヘキシル、アクリル酸ベンジル等のアク
リル酸アルキルエステルや、メタクリル酸ブチル、メタ
クリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸シクロヘキ
シル、メタクリル酸ベンジル等のメタクリル酸アルキル
エステルが挙げられる。
【0052】コモノマー成分としてはアクリル酸メチ
ル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、酢酸ビ
ニル、スチレン、アクリロニトリル等が挙げられる。
【0053】官能基含有モノマー成分としては、例え
ば、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン
酸等のカルボキシル基含有モノマーや、2−ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリレ−ト、2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレ−ト、N−メチロールアクリルアミド
等のヒドロキシル基含有モノマー、アクリルアミド、メ
タクリルアミド、グリシジルメタクリレート等が挙げら
れる。
【0054】このような材料が好ましい理由は、粘着
力、凝集力に優れるとともに、光や酸素に対する安定性
が高く、また、モノマーの種類や分子量の選択により用
途に応じた任意の品質、特性を得ることができるからで
ある。
【0055】ゴム系粘着剤としては、例えば、天然ゴム
系、イソプレンゴム系、スチレン−ブタジエン系、再生
ゴム系、ポリイソブチレン系のものや、スチレン−イソ
プレン−スチレン、スチレン−ブタジエン−スチレン等
のゴムを含むブロック共重合体を主とするものが挙げら
れる。
【0056】シリコーン系粘着剤としては、例えば、ジ
メチルシロキサン系、ジフェニルシロキサン系のものが
挙げられる。
【0057】以上のような粘着剤は、非架橋型、架橋型
のいずれのものも使用可能である。後者の場合、必要に
応じ、架橋剤を添加することができる。架橋剤として
は、例えば、エポキシ系化合物、イソシアナート系化合
物、金属キレート化合物、金属アルコキシド、金属塩、
アミン化合物、ヒドラジン化合物、アルデヒド系化合物
等が挙げられる。
【0058】このような粘着剤は、有機溶剤系、エマル
ション系のいずれでもよい。このような粘着剤には、例
えば、可塑剤、粘着付与剤、増粘剤、充填剤、老化防止
剤、防腐剤、防カビ剤、染料、顔料等の各種添加剤が必
要に応じ添加されていてもよい。
【0059】粘着剤層5の厚さ(乾燥膜厚)は、特に限
定されないが、粘着ラベル10dがゴミ袋に貼着して使
用されるものである場合、適度な接着強度と焼却の容易
性とを考慮して、5〜100μm 程度とするのが好まし
く、10〜50μm 程度とするのがより好ましい。
【0060】本実施例では、剥離操作部12には、粘着
剤層5は形成されていない。これにより、各粘着ラベル
10a〜10dにおける剥離操作部12同士が接合力
(接着力)を有さず、よって、剥離操作部12を把持し
て粘着ラベル10a〜10dを1枚づつ容易に剥すこと
ができる。
【0061】なお、剥離操作部12の形状は、図示のも
のに限らず、例えば、粘着ラベル10a〜10dの1つ
の角部が三角形に形成されていてもよい。また、図示の
実施例と異なり、各粘着ラベル10a〜10dの剥離操
作部12においても、離型層4および粘着剤層5が形成
されていてもよい。
【0062】ラベル基材2の内部強度α、粘着剤層5の
被着体(特に前記ゴミ袋)に対する接着強度βおよび粘
着剤層5の離型層4に対する接着強度γの間には、次の
ような関係が成立しているのが好ましい。
【0063】β>αを満足すること、特にβ>3αを満
足することが好ましい。これにより、粘着ラベル10d
を被着体に貼着した後、それを剥そうとした際には、ラ
ベル基材2で層内剥離が生じ、ラベル基材2の一部が被
着体から剥離せずに残存するので、当該粘着ラベル10
dが使用済みであることが認識でき、再使用を防止する
ことができる。
【0064】また、α>γを満足すること、特にα>2
γを満足することが好ましい。これにより、粘着ラベル
10a〜10dを、ラベル基材2の層間剥離を生じるこ
となく1枚づつ容易に剥して使用することができる。
【0065】また、β>γを満足すること、特にβ>6
γを満足することが好ましい。これにより、粘着ラベル
10a〜10dを粘着ラベル積層体1から1枚づつ剥す
際に、その操作を容易に行うことができると共に、粘着
剤層5の粘着剤が隣接する離型層4上に残存することが
防止される。
【0066】以上より、α、β、γは、β>α>γを満
足することが好ましく、β>3α>6γを満足すること
がより好ましい。
【0067】例えば、被着体がポリオレフィン製のゴミ
袋である場合、粘着剤層5の被着体に対する接着強度β
は、200〜3000g/25mm程度であるのが好ましく、
300〜2000g/25mm程度であるのがより好ましい。
【0068】また、粘着剤層5の離型層4に対する接着
強度γは、5〜70g/25mm程度であるのが好ましく、1
0〜45g/25mm程度であるのがより好ましい。
【0069】各粘着ラベル10a〜10dのうち、粘着
ラベル10dの粘着剤層5には、離型シート7が貼着さ
れている。
【0070】離型シート7としては、いずれのものを使
用してもよく、例えば、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリアリレート等の各種樹脂よりなるフィルム
や、ポリエチレンラミネート紙、クレーコート紙、グラ
シン紙、再生紙等の各種紙材を基材71とし、この基材
71の表面(粘着剤層5との接合面)に、離型剤層72
を設けたものを用いることができる。
【0071】離型剤層72は、例えば、シリコーン系樹
脂、長鎖アルキル系樹脂、フッ素系樹脂等の離型剤を塗
布してなる離型コート層で構成される。この離型剤層7
2には、粘着ラベル10dの粘着剤層5が貼着される。
なお、粘着剤層5の離型剤層72に対する接着強度は、
前記γと同程度であるのが好ましい。
【0072】離型シート7の接合部11と剥離操作部1
2の境界線に対応する箇所には、ミシン目74が形成さ
れ、該ミシン目74により離型シート7を2つに分離す
ることが可能となっている。本実施例では、分離された
離型シート7の一方(接合部11側)は領収書75、他
方(剥離操作部12側)は原付76として機能するもの
である。これにより、最終的に不要となる離型シート7
を利用して、ゴミ処理券の管理を容易に行うことができ
る。
【0073】離型シート7の裏面73には、例えば、文
字、記号、図形、バーコード等の表示を印刷等の手段に
より付すことができる。本実施例では、この印刷によ
り、領収書75および原付76に対し、それらを特定す
る表示を付することができる。
【0074】また、離型シート7の裏面73には、所定
の筆記具により、文字、記号、図形等を記載することが
できるようになっていてもよい。この場合、粘着ラベル
10dから剥離した後の離型シート7を、例えばメモ用
紙として用いることができる。
【0075】図1に示すように、各粘着ラベル10a〜
10dのラベル基材2および粘着剤層5には、破断によ
り粘着ラベル10a〜10dを被着体から剥離したこと
を認識し得るラベル基材2および粘着剤層5の厚さ方向
に貫通する切り込み部14が形成されている。すなわ
ち、粘着ラベル10a〜10dには、切り込み部14を
除く部分に、連接部15が所定のパターンで形成されて
いる。本実施例の場合、各切り込み部14は、隣接する
連接部15の端部間に形成される。
【0076】例えば粘着ラベル10dを被着体に貼着し
た後、それを被着体から剥離しようとしたとき、通常
は、前述したようにラベル基材2で層内剥離が生じる
が、仮に剥離操作部12との境界線付近に位置する粘着
剤層5が被着体から剥離した場合でも、切り込み部14
の端部に破断が生じたり、切り込み部14と連接部15
で囲まれる内側部分(図示の円形形状の部分)13が被
着体から剥離せずに残存するので、当該粘着ラベル10
dが使用済みであることを認識でき、再使用を防止する
ことができる。すなわち、このような切り込み部14を
設けることにより、二重のセキュリティーが可能とな
る。
【0077】なお、切り込み部や連接部の形状は、図示
のものに限定されないことは言うまでもない。
【0078】また、図1および図2に示すように、粘着
ラベル10a〜10dの所定箇所には、視覚障害者等が
手で触れて認識できるような識別体16が形成されてい
る。この識別体16は、例えば、切り欠きや凹凸で構成
されており、そのパターンや位置により、それに応じた
所定の情報(例えば、「45L」のようなゴミ袋の容
量、粘着ラベルの残り枚数)を知らせることができるよ
うになっている。
【0079】図4は、本発明における粘着ラベルの他の
構成例を示す断面図である。この実施例における粘着ラ
ベル10dは、ラベル基材2と離型層4との間に中間層
6を有する以外は前述の実施例と同様である。
【0080】中間層6は、種々の目的、用途で形成さ
れ、例えば、バリア層(目止め層)、保護層、接着補助
層等が挙げられる。バリア層としての中間層6を設けた
場合、離型層4を塗布、形成する際のラベル基材2への
塗布液の浸透が防止され、離型層4の剥離性能を十分に
発揮させることができる。また、離型層4中の有機成分
がラベル基材2中へ移行(拡散)することを阻止するこ
ともできる。
【0081】このような中間層6としては、特に限定さ
れないが、一例として、紫外線硬化型樹脂、特に紫外線
硬化型透明インキを用いることができる。この場合、中
間層6の塗布液に紫外線を照射して硬化させることによ
り、中間層6を迅速、均一に形成することができるとい
う利点がある。
【0082】また、中間層6と離型層4の双方を紫外線
硬化型樹脂(紫外線硬化型インキ)で構成するのが好ま
しい。これにより、紫外線照射装置を有する印刷機を用
いて中間層6と離型層4とを迅速に形成することができ
る。
【0083】なお、中間層6、離型層4の形成方法は上
記に限定されないことは言うまでもなく、例えばフィル
ム状のものをラミネートする方法であってもよい。
【0084】中間層6の厚さは、特に限定されないが、
通常、0.5〜10μm 程度が好ましく、1〜5μm 程
度がより好ましい。
【0085】なお、本発明において、粘着ラベル10a
〜10dは、前記ラベル基材2、印刷層3、離型層4、
粘着剤層5、中間層6以外の層を有していてもよい。例
えば、ラベル基材2と粘着剤層5との間に、任意の目的
で、中間層または下地層(図示せず)を設けることがで
きる。この中間層、下地層としては、例えば、ラベル基
材2と粘着剤層5との接着強度の向上を図るための接着
補助層、粘着剤層5中の有機成分がラベル基材2中へ移
行(拡散)するのを阻止するバリア層等が挙げられる。
また、ラベル基材2上の印刷層3を保護するための保護
層(図示せず)が設けられていてもよい。
【0086】次に、粘着ラベル積層体1の使用方法の一
例について説明する。ゴミを出す者は、販売店(代理
店)等から粘着ラベル積層体1を購入する。その際、販
売店は、当該粘着ラベル積層体1の離型シート7から、
ミシン目74を破断して原符76を分離する。分離され
た原符76は、販売店で保管される。そして、この原符
76の枚数により、販売量が管理される。
【0087】一方、ゴミを出す者は、粘着ラベル積層体
1から原符76を除いた部分を受け取り、ゴミを出す際
には、粘着ラベル積層体1の最上部にある粘着ラベル1
0a〜10dを1枚づつ順次剥し、当該粘着ラベル、す
なわちゴミ処理券をその粘着剤層5にてゴミ袋に貼着す
る。
【0088】最下部にある粘着ラベル10dを離型シー
ト7(原符76が欠如している)から剥し、ゴミ袋に貼
着して使用した後は、その離型シート7、すなわち領収
書75が残る。この領収書75は、ゴミを出した者に保
管される。
【0089】
【実施例】以下、本発明を具体的実施例に基づいてさら
に詳細に説明する。
【0090】(実施例1、2)古紙を含むパルプに内添
剤を添加したものを原料として、抄紙機によりラベル基
材(坪量80g/m2)を抄造した。また、抄造の際、サイ
ズプレスによりラベル基材の一方の面(印刷面)にサイ
ズ剤を塗布、含浸した。内添剤、サイズ剤の組成および
叩解度を下記表1に示す。
【0091】次に、前記ラベル基材の印刷面に通常の印
刷(ゴミ処理券であることおよびこれに付随した表示を
印刷)および偽造防止印刷(マイクロ文字印刷)を施し
た後、接合部11に対し、離型層を形成した。なお、実
施例2では、中間層であるバリア層を形成した後、離型
層を形成した。バリア層、離型層の組成、厚さ(乾燥膜
厚)を下記表2に示す。
【0092】次に、前記ラベル基材の他方の面(粘着剤
層形成面)に、アクリル系粘着剤よりなる粘着剤層を形
成した。粘着剤の組成および粘着剤層の厚さ(乾燥膜
厚)を下記表3に示す。
【0093】以上のようにして得られた粘着ラベル10
枚を隣接する粘着ラベルの離型層と粘着剤層とが接合す
るように積層するとともに、最下部にある粘着ラベルの
粘着剤層に、ミシン目入りの離型シート(坪量80g/m2
のクレーコート紙のコート面にシリコーン離型剤を塗布
形成したもの)を貼着し、粘着ラベル積層体の原反を得
た。
【0094】この原反を103mm×145mmのサイズに
裁断して、本発明の粘着ラベル積層体を得た。なお、積
層する前に、粘着ラベル積層体の各粘着ラベルに対し、
図1に示すような再使用防止用の切り込み部および識別
体(切り欠き)を形成した。
【0095】
【表1】
【0096】
【表2】
【0097】
【表3】
【0098】実施例1、2で得られた各粘着ラベル積層
体の粘着ラベルについて、ラベル基材の印刷面の表面強
度(測定法:JIS P 8129)および平滑度(測定法:JIS
P 8119)、ラベル基材の内部強度α(測定法:前述した
方法)、粘着剤層の被着体(炭酸カルシウム配合のポリ
エチレン製シートよりなるゴミ袋)に対する接着強度
β、粘着剤層の離型層に対する接着強度γを測定した。
これらの結果を下記表4に示す。
【0099】
【表4】
【0100】[実験]実施例1、2の粘着ラベル積層体
から、剥離操作部を手で把持して各粘着ラベル(10
枚)を順次剥し、これらの粘着ラベルを粘着剤層にて前
記被着体に貼着し、2kgローラにより圧力を均一にか
け、その後、各粘着ラベルをその剥離操作部側より被着
体から手で剥す操作を行った。
【0101】粘着ラベル積層体から各粘着ラベルを剥す
操作における操作の容易性および隣接する離型層への粘
着剤の残存の度合いを評価した。
【0102】また、被着体から粘着ラベルを剥す際に、
ラベル基材での層内剥離が生じたもの(正常)と、粘着
剤層が被着体から剥離したもの(異常)のそれぞれの枚
数をカウントした。これらの結果を下記表5に示す。
【0103】
【表5】
【0104】表5に示すように、実施例1、2における
粘着ラベルでは、いずれも、粘着ラベル積層体から各粘
着ラベルを剥す操作を容易に行うことができ、しかも、
隣接する離型層への粘着剤の残存も生じなかった。
【0105】さらに、実施例1、2における粘着ラベル
では、粘着剤層の接着強度がラベル基材の内部強度より
大きいため、一旦被着体に貼着された粘着ラベルを剥そ
うとすると、ラベル基材での層内剥離が生じ、再使用が
不可であることが確認された。
【0106】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の粘着ラベル
積層体によれば、粘着ラベルを使用する度に離型シート
が不要なゴミとして生じることがなく、環境保全に寄与
する。
【0107】また、複数枚の粘着ラベルが1つの冊子と
してまとめられているため、取り扱いがし易く、また、
粘着ラベルの枚数の管理、販売管理等の管理にも有利と
なる。
【0108】特に、ゴミ処理に適用した場合には、ゴミ
処理券と領収書、さらには原符をひとまとめにし、必要
時にこれらを分離して使用することができるので、販売
システム上の管理がし易く、また、ゴミを出す者にとっ
ても、使い易く、便利である。
【0109】また、粘着ラベルにおけるラベル基材の内
部強度、粘着剤層の被着体および離型層に対する接着強
度を適正に設定したことにより、粘着ラベル積層体から
粘着ラベルを1枚づつ剥す操作が容易であるとともに、
一度使用した粘着ラベルの再使用を有効に防止すること
ができる。
【0110】また、ラベル基材が印刷適正を備えること
により、良好な印刷表示が可能となる。特に、偽造防止
印刷を施すことにより、有料のゴミ処理券のような債券
性のあるもの(金券類)にも対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粘着ラベル積層体の実施例(上面側)
を示す斜視図である。
【図2】本発明の粘着ラベル積層体の実施例(下面側)
を示す斜視図である。
【図3】粘着ラベルおよび離型シートの構成例を示す断
面図である。
【図4】粘着ラベルの他の構成例を示す断面図である。
【図5】ラベル基材の内部強度の測定方法を示す側面図
である。
【図6】ラベル基材の内部強度の測定方法を示す側面図
である。
【符号の説明】
1 粘着ラベル積層体 10a〜10d 粘着ラベル 11 接合部 12 剥離操作部 13 内側部分 14 切り込み部 15 連接部 16 識別体 2 ラベル基材 3 印刷層 4 離型層 5 粘着剤層 6 中間層 7 離型シート 71 基材 72 離型剤層 73 裏面 74 ミシン目 75 領収書 76 原付 100 粘着ラベル 110 試料 111、112 粘着テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 進 神奈川県小田原市小八幡2丁目10番39号 (72)発明者 町井 勝己 東京都千代田区麹町4丁目4番地 土屋工 業株式会社内 (72)発明者 山戸 義幸 埼玉県川口市安行領根岸846−6

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面に印刷がなされる印刷面を有するラ
    ベル基材と、前記ラベル基材の前記印刷面側に形成され
    た離型層と、前記ラベル基材の前記印刷面と反対側の面
    に形成された粘着剤層とを有する粘着ラベルを複数枚積
    層してなる粘着ラベル積層体であって、 前記ラベル基材の内部強度をα、前記粘着剤層の被着体
    との接着強度をβとしたとき、 α<βを満足することを特徴とする粘着ラベル積層体。
  2. 【請求項2】 片面に印刷がなされる印刷面を有するラ
    ベル基材と、前記ラベル基材の前記印刷面側に形成され
    た離型層と、前記ラベル基材の前記印刷面と反対側の面
    に形成された粘着剤層とを有する粘着ラベルを複数枚積
    層してなる粘着ラベル積層体であって、 前記ラベル基材の内部強度をα、前記粘着剤層の前記離
    型層に対する接着強度をγとしたとき、 α>γを満足することを特徴とする粘着ラベル積層体。
  3. 【請求項3】 片面に印刷がなされる印刷面を有するラ
    ベル基材と、前記ラベル基材の前記印刷面側に形成され
    た離型層と、前記ラベル基材の前記印刷面と反対側の面
    に形成された粘着剤層とを有する粘着ラベルを複数枚積
    層してなる粘着ラベル積層体であって、 前記粘着剤層の被着体との接着強度をβ、前記粘着剤層
    の前記離型層に対する接着強度をγとしたとき、 β>γを満足することを特徴とする粘着ラベル積層体。
  4. 【請求項4】 片面に印刷がなされる印刷面を有するラ
    ベル基材と、前記ラベル基材の前記印刷面側に形成され
    た離型層と、前記ラベル基材の前記印刷面と反対側の面
    に形成された粘着剤層とを有する粘着ラベルを複数枚積
    層してなる粘着ラベル積層体であって、 前記ラベル基材の内部強度をα、前記粘着剤層の被着体
    との接着強度をβ、前記粘着剤層の前記離型層に対する
    接着強度をγとしたとき、 β>α>γを満足することを特徴とする粘着ラベル積層
    体。
  5. 【請求項5】 前記αが100〜200g/25mmである請
    求項1ないし4のいずれかに記載の粘着ラベル積層体。
  6. 【請求項6】 前記粘着ラベルは、粘着ラベル積層体か
    ら当該粘着ラベルを剥離するための剥離操作部を有する
    請求項1ないし5のいずれかに記載の粘着ラベル積層
    体。
  7. 【請求項7】 前記剥離操作部には、前記粘着剤層が形
    成されていない請求項6に記載の粘着ラベル積層体。
  8. 【請求項8】 前記印刷面になされる印刷の全部または
    一部は、偽造防止印刷である請求項1ないし7のいずれ
    かに記載の粘着ラベル積層体。
  9. 【請求項9】 前記粘着ラベルは、破断によりラベルを
    被着体から剥離したことを認識し得る切り込み部を有す
    る請求項1ないし8のいずれかに記載の粘着ラベル積層
    体。
  10. 【請求項10】 前記粘着ラベルは、高分子材料で構成
    された袋に貼着されて使用されるものである請求項1な
    いし9のいずれかに記載の粘着ラベル積層体。
  11. 【請求項11】 前記粘着ラベルは、ゴミ処理券として
    機能するものである請求項1ないし10のいずれかに記
    載の粘着ラベル積層体。
  12. 【請求項12】 粘着ラベル積層体を構成する各粘着ラ
    ベルのうちの最下部に位置する粘着ラベルの粘着剤層に
    離型シートが貼着されており、前記離型シートは複数に
    分割可能である請求項1ないし11のいずれかに記載の
    粘着ラベル積層体。
  13. 【請求項13】 分割された離型シートのうち1つは領
    収書として機能し、他の1つは原符として機能する請求
    項12に記載の粘着ラベル積層体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002062813A (ja) * 2000-08-23 2002-02-28 Dainippon Printing Co Ltd 再貼付不正使用防止ラベル
JP2003330374A (ja) * 2002-05-16 2003-11-19 Lintec Corp 管理タグ
JP2007101575A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Toppan Forms Co Ltd ラベル及びこれを発行するラベル発行装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003330374A (ja) * 2002-05-16 2003-11-19 Lintec Corp 管理タグ
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