JP2020052325A - ラベルセット - Google Patents
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Abstract
Description
本発明において「オブジェクトが互いに関連する」とは、オブジェクト同士の表示形態が類似し、若しくは関連性があること、表示形態が同一であって異なる色、若しくは模様が付されていること等に限られず、オブジェクト同士が共通の事項、若しくは共通の主題を想起させる等の、観念上関連性があることをも意味する。
本実施形態のラベルセット1は、複数の複合ラベルを備える。
図1は、本実施形態のラベルセットを構成する複数の複合ラベルの平面図である。図2は、本実施形態のラベルセットに含まれる複合ラベルが貼り付けられた被貼付物2の斜視図である。図3は、実施形態の複合ラベルの断面図である。
図2は、ラベルセット1のうち複合ラベル10Aが、被貼付物2の表面2Sに貼り付けられた状態を示している。本実施形態の例では、被貼付物2は、飲料用ビン(桃ジュース用のビン)である。
なお、以下の説明では、複合ラベル10A〜10Dに対して共通の事項を言及するときには、総称して「複合ラベル10」と表記する。
複合ラベル10A〜10Dはすべて同じ被貼付物2に貼り付けられるため、被貼付物2の内容物を示すテキスト情報101はすべての複合ラベルで同一である。それに対して、イラスト102a〜102dはすべて異なるが、互いに関連している。すなわち、本実施形態の例では、被貼付物2は桃ジュース用のビンであり、日本のおとぎ話の一つである「桃太郎」にちなんで、イラスト102a〜102dがそれぞれ、「桃太郎」に登場する桃太郎、犬、猿、キジのイラストであるという点で、互いに関連している。
以下の説明では、イラスト102a〜102dに対して共通の事項を言及するときには、総称して「イラスト102」と表記する。
第1ラベル11の裏面11Rは、被貼付物2bの表面2Sに貼り付けられる面である。第1ラベル11の表面(おもて面)11Fは、第2ラベル12の裏面12Rと接着されている。第2ラベル12の表面(おもて面)11Fは、テキスト情報101およびイラスト102が印刷されている面である。後述するが、第1ラベル11の表面11Fにも情報が印刷されている。
第2ラベル12は、基材シート121と、基材シート121の裏面に形成されて剥離・再貼着可能な弱粘着剤層122と、基材シート121の表面に形成された印刷層123と、を備える。
基材シート111,121の厚さは特に限定されないが、例えば10〜200μmである。
粘着剤層の厚さは特に限定されないが、例えば10〜25μmである。
強粘着剤層112は、JIS Z1538及びZ0237により規定されているステンレス試験板に対する180°引きはがし粘着力が、5880mN/25mm幅、以上あるものであることが好ましい。
印刷層113に印刷されている情報は、イラスト102に関連するテキスト情報やイラスト、図柄等である。なお、印刷層113に印刷されている情報は、複合ラベル10A〜10Dにおいて同一であってもよいし、異なっていてもよい。複合ラベル10A〜10Dにおいて印刷層113に印刷されている情報が異なる場合には、それぞれの情報が関連していることが好ましく、本実施形態の例では、それぞれ「桃太郎」に関連する情報である。複合ラベル10A〜10Dの印刷層113に印刷されている情報は、それぞれイラスト102a〜102dに関連する情報であってもよい。
第1ラベル11の剥離剤層114と第2ラベル12の弱粘着剤層122が弱接着力で「仮着」することで、第1ラベル11と第2ラベル12とが接着している。
切込部CLは、複合ラベル10の第2ラベル12の表面12F側から切込部CLの形状に合わせたカッターを所定の押圧力で押し当てることで、第2ラベル12にのみ形成される。
図4は、本実施形態の複合ラベル10の使用方法を説明する図であり、第2ラベル12を途中まで剥がした状態を示している。
図4では、説明のために例示的な複合ラベル10Aが平面形態で示されているが、複合ラベル10Aの第1ラベル11は強粘着剤層112によって被貼付物2の湾曲した表面2Sに貼り付いている。そのため、切欠部105から第2ラベル12を手前に指で引っ張ることで、図4に示すように第2ラベル12を剥がすことができる。
このとき、第2ラベル12の切込部CLによって囲まれた部分(イラスト102が表示された部分;以下、「イラスト部分」という。)は、第1ラベル11の表面11Fに残存する。
第1の変形例では、第2ラベル12の弱粘着剤層122は、第2ラベル12の周縁の一部(「第1部分」という。)の粘着力が、第2ラベル12の他の部分の粘着力よりも大きくなるように形成されてもよい。例えば、第2ラベル12の四辺のいずれかの辺に対応する端部を第1部分とした場合、当該第1部分の粘着力を他の部分の粘着力よりも大きくする。その場合、第1ラベル11の表面11Fと、第2ラベル12の裏面12Rとには、一体的な情報が印刷されていることが好ましい。つまり、第2ラベル12において粘着力の大きい端部(第1部分)まで第2ラベル12を剥がした状態で、当該端部を中心に、第1ラベル11と第2ラベルとで見開き状態の一体的な情報を表出させる。それによって、より多くのまとまった情報を消費者に視認させることができる。
この変形例では、第3ラベルを第1ラベル11および第2ラベル12から剥がすことで、消費者が第3ラベルの表面に複数のイラスト部分を貼り付けることができる。つまり、第3ラベルがイラスト部分のコレクションシートとして機能する。
スマートフォンが二次元コードを読み取った場合、消費者をログイン用ウェブページに誘導し、当該ウェブページ上で消費者が収集したイラスト102を表示させるように構成してもよい。
例えば、上述した実施形態では、複合ラベルの形態を矩形形状としたが、その限りではない。複合ラベルの形状として、多角形形状、円形、楕円形等、任意の形状を採ることができる。
上述した実施形態の形態において、複合ラベルに含まれる各ラベルには、その全面において粘着剤層および/または剥離剤層を形成する場合に限られない。粘着剤層および/または剥離剤層は、各ラベルの表面または裏面の一部に形成してもよい。
なお、上述した実施形態では、第1ラベル11の表面11Fに情報を印刷する場合について説明したが、その限りではない。第1ラベル11の表面11Fに情報を印刷しなくてもよく、その場合でも、イラスト部分を収集したいという消費者心理が働き、消費者による被貼付物2の購買意欲を高めることができる。
2…被貼付物
2S…表面
10(10A〜10D)…複合ラベル
101…テキスト情報
102a,102b,102c,102d…イラスト
105…切欠部
11…第1ラベル
11F…表面
11R…裏面
111…基材シート
112…強粘着剤層
113…印刷層
114…剥離剤層
12…第2ラベル
12F…表面
12R…裏面
121…基材シート
122…弱粘着剤層
123…印刷層
CL…切込部
Claims (7)
- 複数枚の複合ラベルからなるラベルセットであって、
前記複数枚の複合ラベルの各々は、剥離可能に裏面側から積層された第1ラベルと第2ラベルを含み、
前記第1ラベルの裏面には粘着剤層が形成され、
前記第2ラベルは、一部を囲むように切り込まれている切込部を有し、前記第2ラベルの表面のうち前記切込部に囲まれた部分にはオブジェクトが印刷され、
前記複数枚の複合ラベルの各々に印刷されているオブジェクトが互いに関連している、
ラベルセット。 - 前記第1ラベルの表面には、前記オブジェクトと関連する画像が印刷されている、
請求項1に記載されたラベルセット。 - 前記複合ラベルは多角形形状であって、
前記複合ラベルのいずれかの頂点である第1頂点において、前記第2ラベルは、第1ラベルの表面が露出するように切欠部を有し、
前記第1頂点からの前記切込部までの距離は、前記複合ラベルの前記第1頂点以外のいずれの頂点からの前記切込部までの距離よりも短い、
請求項1または2に記載されたラベルセット。 - 前記第2ラベルの裏面には、前記切込部に囲まれた部分の粘着力が前記切込部に囲まれていない部分の粘着力よりも小さくなるように、粘着剤層が形成されている、
請求項1から3のいずれか1項に記載されたラベルセット。 - 前記第2ラベルの裏面には、前記第2ラベルの周縁の一部である第1部分の粘着力が、前記2ラベルの他の部分の粘着力よりも大きくなるように、粘着剤層が形成され、
前記第1ラベルの表面と、前記第2ラベルの裏面とには、一体的な情報が印刷されている、
請求項1から4のいずれか1項に記載されたラベルセット。 - 前記複数枚の複合ラベルの各々は、前記第1ラベルと前記第2ラベルの間に介在し、前記第1ラベルおよび前記第2ラベルに対して剥離可能に接着されている第3ラベルをさらに含み、
前記第3ラベルの表面および裏面のいずれか一方の面には、剥離剤層が形成されている、
請求項1から5のいずれか1項に記載されたラベルセット。 - 前記第2ラベルの表面には、二次元コードが印刷されており、
前記二次元コードには、前記オブジェクトに関連する情報が含まれる、
請求項1から6のいずれか1項に記載されたラベルセット。
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