JP2002048975A - 電子撮像装置 - Google Patents

電子撮像装置

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JP2002048975A
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伸一 三原
Yuji Miyauchi
裕司 宮内
Masahito Watanabe
正仁 渡邉
Koichi Konishi
宏一 小西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無限遠から近距離まで安定した高い結像性能
を有するズーム方式を用いて電子撮像装置を徹底的に薄
型化を図ること。 【解決手段】 負の第1群G1と、正の第2群G1と、
正の第3群G3とからなり、無限遠物点合焦時に広角端
から望遠端に変倍する際は、第2群G2と第3群G3の
間隔が大きくなり、第3群G3を物体側に繰り出すこと
でより近距離の被写体に合焦することが可能なズームレ
ンズを用い、そのズームレンズは、第2群G2が1枚の
正レンズ2a1枚の負レンズ2b少なくとも1枚のレン
ズを含むレンズ群2cよりなり、第3群G3が正レンズ
1枚よりなり、正レンズ2aの像側の面から負レンズ2
bの像側の面までの光軸上の距離の条件と、正レンズ2
aとレンズ群2cの空気中の単体焦点距離の比の条件を
満たす電子撮像装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子撮像装置に関
し、特に、ズームレンズ等の光学系部分の工夫により奥
行き方向の薄型化を実現したビデオカメラやデジタルカ
メラに関するものである。また、そのズームレンズはリ
アフォーカスを可能にならしめたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、銀塩35mmフィルム(通称ライ
カ版)カメラに代わる次世代カメラとしてデジタルカメ
ラ(電子カメラ)が注目されてきている。さらに、それ
は業務用高機能タイプからポータブルな普及タイプま
で、幅広い範囲でいくつものカテゴリーを有するように
なってきている。
【0003】本発明においては、特にポータブルな普及
タイプのカテゴリーに注目し、高画質を確保しながら奥
行きの薄いビデオカメラ、デジタルカメラを実現する技
術を提供することをねらっている。
【0004】カメラの奥行き方向を薄くするのに最大の
ネックとなっているのは、光学系、特にズームレンズ系
の最も物体側の面から撮像面までの厚みである。最近で
は、撮影時に光学系をカメラボディ内からせり出し、携
帯時に光学系をカメラボディ内に収納するいわゆる沈胴
式鏡筒を採用することが主流になっている。しかしなが
ら、使用するレンズタイプやフィルターによって光学系
沈胴時の厚みが大きく異なる。特にズーム比やF値等、
仕様を高く設定するには、最も物体側のレンズ群が正の
屈折力を有するいわゆる正先行型ズームレンズは、各々
のレンズエレメントの厚みやデッドスペースが大きく、
沈胴してもたいして厚みが薄くならない(特開平11−
258507号)。負先行型で特に2乃至3群構成のズ
ームレンズはその点有利であるが、群内構成枚数が多か
ったり、エレメントの厚みが大きかったり、最も物体側
のレンズが正レンズの場合も、沈胴しても薄くならない
(特開平11−52246号)。現在知られている中で
電子撮像素子用に適しかつズーム比、画角、F値等を含
めた結像性能が良好で沈胴厚を最も薄くできる可能性を
有するものの例として、特開平11−194274号、
特開平11−287953号、特開2000−9997
号等のものがある。
【0005】第1群を薄くするには入射瞳位置を浅くす
るのがよいが、そのためには第2群の倍率を高くするこ
とになる。一方、そのために第2群の負担が大きくな
り、それ自身を薄くすることが困難になるばかりでな
く、収差補正の困難さや製造誤差の効きが増大し好まし
くない。薄型化、小型化を実施するには撮像素子を小さ
くすればよいが、同じ画素数とするためには画素ピッチ
を小さくする必要があり、感度不足を光学系でカバーし
なければならない。回折の影響も然りである。
【0006】また、奥行きの薄いカメラボディにするた
めに、合焦時のレンズ移動を前群ではなくいわゆるリア
フォーカスとすることが駆動系のレイアウト上有効であ
る。すると、リアフォーカスを実施したときの収差変動
が少ない光学系を選択する必要が出てくる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術のこ
のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的
は、構成枚数が少なくリアフォーカス方式等、機構レイ
アウト上小型で簡素にしやすく、無限遠から近距離まで
安定した高い結像性能を有するズーム方式なりズーム構
成を選択し、さらには レンズエレメントを薄くして各
群の総厚を薄くしたりフィルター類の選択をも考慮して
電子撮像装置を徹底的に薄型化を図ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電子撮像装置は、物体側より順に、負の屈
折力を有する第1群と、正の屈折力を有する第2群と、
正の屈折力を有する第3群とからなり、無限遠物点合焦
時に広角端から望遠端に変倍する際は、前記第2群と前
記第3群の間隔が大きくなり、前記第3群を物体側に繰
り出すことでより近距離の被写体に合焦することが可能
なズームレンズであって、前記第2群が、物体側から順
に、1枚の正レンズ2a、1枚の負レンズ2b、少なく
とも1枚のレンズを含むレンズ群2cよりなり、前記第
3群が正レンズ1枚よりなり、以下の条件を満たすズー
ムレンズを有することを特徴とするものである。
【0009】(1) 0.04<t2N/t2 <0.18 (2) −0.5<f2a/f2c<1.1 だだし、t2Nは、第2群の物体側正レンズ2aの像側の
面から第2群の負レンズ2bの像側の面までの光軸上の
距離、t2 は、第2群の物体側正レンズ2aの物体側の
面からレンズ群2cの最も像側の面までの光軸上での距
離、f2aとf2cは、それぞれ第2群の物体側正レンズ2
aとレンズ群2cの空気中の焦点距離である。
【0010】本発明のもう1つの電子撮像装置は、物体
側より順に、負の屈折力を有する第1群と、正の屈折力
を有する第2群と、正の屈折力を有する第3群とからな
り、無限遠物点合焦時に広角端から望遠端に変倍する際
は、前記第2群と前記第3群の間隔が大きくなり、前記
第3群を物体側に繰り出すことでより近距離の被写体に
合焦することが可能なズームレンズであって、前記第2
群が、物体側から順に、1枚の正レンズ2a、1枚の負
レンズ2b、1枚のレンズからなるレンズ群2cよりな
り、前記第3群が正レンズ1枚よりなり、以下の条件を
満たすズームレンズを有することを特徴とするものであ
る。
【0011】(1) 0.04<t2N/t2 <0.18 (2) −0.5<f2a/f2c<1.1 だだし、t2Nは、第2群の物体側正レンズ2aの像側の
面から第2群の負レンズ2bの像側の面までの光軸上の
距離、t2 は、第2群の物体側正レンズ2aの物体側の
面からレンズ群2cの最も像側の面までの光軸上での距
離、f2aとf2cは、それぞれ第2群の物体側正レンズ2
aとレンズ群2cの空気中の単体焦点距離である。
【0012】以下、本発明において上記構成をとる理由
と作用を説明する。
【0013】本発明の電子撮像装置は、物体側より順
に、負の屈折力を有する第1群と、正の屈折力を有する
第2群と、正の屈折力を有する第3群とからなり、無限
遠物点合焦時に広角端から望遠端に変倍する際は、前記
第2群と前記第3群の間隔が大きくなり、前記第3群を
物体側に繰り出すことでより近距離の被写体に合焦する
ことが可能なズームレンズにおいて、前記第2群が、物
体側から順に、1枚の正レンズ2a、1枚の負レンズ2
b、非球面を含む少なくとも1枚のレンズを含むレンズ
群2c、前記第3群は正レンズ1枚にて構成している。
【0014】又は、前記第2群が、物体側から順に、1
枚の正レンズ2a、1枚の負レンズ2b、非球面を含む
1枚のレンズからなるレンズ群2c、前記第3群が正レ
ンズ1枚にて構成している。
【0015】この構成要件は、沈胴収納時のレンズ部総
厚を薄くしてなおかつ第3群にてフォーカスをする際、
非点収差を始めとする軸外収差の変動を抑制するための
必要不可欠要件である。
【0016】電子撮像素子の場合、それへの入射光線角
度を極力小さくすることが必要であるため、銀塩フィル
ムカメラ用ズームレンズとしてよく使用される負正の2
群ズームの最も像側の正レンズを第3群として、射出瞳
位置を遠くに保つように独立移動とする。この第3群を
フォーカス用として使用する場合、収差変動が問題にな
るが、第3群に必要以上の量の非球面が入ると、その効
果を出すために第1・2群で残存する非点収差を第3群
にて補正することになり、ここで第3群がフォーカスの
ために動くと、そのバランスが崩れてしまい好ましくな
い。したがって、第3群でフォーカスする場合は、第1
・2群で非点収差をズーム全域にわたり略取り切らねば
ならない。したがって、第3群は球面系又は少ない非球
面量にて構成し、開口絞りを第2群の物体側に配し、第
2群の中の特に軸外収差に効果のある最も像側のレンズ
に非球面を施すのがよい。また、このタイプでは前玉径
が大きくなり難いので、開口絞りを第2群と一体(後記
の実施例では第2群の直前に配置し、第2群と一体)と
した方が機構上単純であるばかりでなく、沈胴時のデッ
ドスペースが発生し難く、広角端と望遠端のF値差が小
さい。
【0017】なお、以下の条件を満足するとよい。
【0018】(1) 0.04<t2N/t2 <0.18 (2) −0.5<f2a/f2c<1.1 だだし、t2Nは、第2群の物体側正レンズ2aの像側の
面から第2群の負レンズ2bの像側の面までの光軸上の
距離、t2 は、第2群の物体側正レンズ2aの物体側の
面からレンズ群2cの最も像側の面までの光軸上での距
離、f2aとf2cは、それぞれ第2群の物体側正レンズ2
aとレンズ群2cの空気中の焦点距離である。
【0019】条件(1) は、第2群の物体側正レンズ2a
の像側の面から第2群の負レンズ2bの像側の面までの
光軸上の距離t2Nを規定したものである。この部位はあ
る程度厚くしないと非点収差が補正し切れないが、光学
系の各エレメントの厚みを薄くする目的の場合、これが
足枷になる。したがって、非点収差の補正は、その像側
のレンズに非球面を導入して補正する。それでも、下限
値の0.04を越えると、非点収差は補正し切れなくな
る。上限値0.18を越えると、厚さが許容できない。
【0020】条件(2) は、第2群の物体側正レンズ2a
とレンズ群2cの空気中の焦点距離の比を規定したもの
である。上限の1.1を越えると、第2群の主点が像側
寄りになり、使用状態における第2群後方にデッドスペ
ースができやすく、全長が長くなり、沈胴厚を薄くする
ために、鏡枠機構が複雑になるか巨大化する。あるい
は、余り薄くできない。下限値の−0.5を越えると、
非点収差の補正が困難となる。
【0021】なお、条件(1) 、(2) は次のようにすれば
より良い。
【0022】(1)' 0.05<t2N/t2 <0.16 (2)' −0.4<f2a/f2c<0.8 さらに、次のようにすればベストである。
【0023】(1)" 0.06<t2N/t2 <0.15 (2)" −0.3<f2a/f2c<0.62 先述の通り、第2群のレンズ群2cが非球面を含み、第
3群が球面のみ又は以下に示す条件を満たす非球面とす
るのがよい。
【0024】(3) abs (z)/L<1.5×10-2 だだし、 abs(z)は、光軸より0.35Lの高さでの
第3群の非球面の光軸上の曲率半径を有する球面からの
光軸方向への偏倚量の絶対値、Lは有効撮像面の対角長
である。
【0025】条件(3) の上限値1.5×10-2を越える
と、第3群によりリアフォーカスをすると非点収差が大
きく崩れ好ましくない。
【0026】なお、条件(3) は次のようにすればより良
い。
【0027】(3)' abs (z)/L<1.5×10-3 さらに、次のようにすればベストである。
【0028】(3)" abs (z)/L<1.5×10-4 さらに、以下の条件(4) 、(5) を満たせば、光学系を薄
くしながらリアフォーカスを導入しても、ズーム全域に
おいて無限から近距離まで非点収差や色収差等、各収差
が安定するためにより良い。
【0029】 (4) (R2c1 +R2cr )/(R2c1 −R2cr )<−0.4 (5) −1.1<(R31+R32)/(R31−R32)<1.5 ただし、R2c1 、R2cr は、それぞれ第2群の像側のレ
ンズ群2cの最も物体側の面と最も像側の面の、R31
32は、第3群の物体側から1番目と2番目のレンズ面
のそれぞれの光軸上の曲率半径である。
【0030】条件(4) 、(5) は、それぞれ第2群の最も
像側の非球面レンズ群2cと第3群の正レンズのシェー
プファクターを規定したものである。後者が上限値の
1.5を越えると、リアフォーカスによる非点収差の変
動が大きくなりすぎ、無限物点で非点収差を良好に補正
し得ても近距離物点に対しては非点収差が悪化しやす
い。前者が上限値−0.4を、後者が下限値−1.1を
越えると、リアフォーカスによる非点収差変動は少ない
が、無限物点に対する収差補正が困難となる。
【0031】なお、条件(4) 、(5) は次のようにすれば
より良い。
【0032】 (4)' −10.0<(R2c1 +R2cr )/(R2c1 −R2cr )<−0.6 (5)' −0.5<(R31+R32)/(R31−R32)<1.2 条件(4)'の下限の−10.0を越えると、リアフォーカ
スによる非点収差の変動が大きくなる。
【0033】さらに、次のようにすればベストである。
【0034】 (4)" −5.0<(R2c1 +R2cr )/(R2c1 −R2cr )<−0.8 (5)" 0.1<(R31+R32)/(R31−R32)<1.0 第2群の物体側の正レンズと負レンズは、それらの相対
的偏心による収差の発生が著しいので、接合しておくの
がよい。加えて、又は、第2群は1枚の負レンズを含
み、その両隣りは正レンズであり、何れか一方の正レン
ズと接合されており、第3群は球面のみからなる正レン
ズ1枚よりなるズームレンズとしてもよい。
【0035】なお、第2群のレンズ群2cを単レンズと
した場合、レンズ2a、2bからなる接合レンズについ
ては以下の条件を満たすとよい。
【0036】 (6) −1.5<{(R2a1 +R2a2 )・(R2b1 −R2b2 )} /{(R2a1 −R2a2 )・(R2b1 +R2b2 )}<−0.6 ただし、R2a1 、R2a2 、R2b1 (=R2a2 ) 、R2b2
は、それぞれ第2群のレンズ2aの物体側、像側、レン
ズ2bの物体側、像側の光軸上の曲率半径である。
【0037】条件(6) は、第2群の接合レンズのそれぞ
れのレンズエレメント(正レンズ・負レンズ)のシェプ
ファクターの比を規定したものである。下限値の−1.
5を越えると、軸上色収差の補正に不利であり、上限値
の−0.6を越えると、レンズエレメントが厚くなり、
小型化には不利である。
【0038】なお、条件(6) は次のようにすればより良
い。
【0039】 (6)' −1.3<{(R2a1 +R2a2 )・(R2b1 −R2b2 )} /{(R2a1 −R2a2 )・(R2b1 +R2b2 )}<−0.7 さらに、次のようにすればベストである。
【0040】 (6)" −1.2<{(R2a1 +R2a2 )・(R2b1 −R2b2 )} /{(R2a1 −R2a2 )・(R2b1 +R2b2 )}<−0.8 ところで、ズーム比2.3倍以上の場合、以下の条件を
満足すると薄型化に寄与する。
【0041】(a) 1.3<−β2t<2.1 (b) 1.6<f2 /fW <3.0 ただし、β2tは、第2群の望遠端における倍率(無限遠
物点)、f2 は、第2群の焦点距離、fW は、ズームレ
ンズ全系の広角端(無限遠物点)の焦点距離である。
【0042】条件(a) は、第2群の望遠端における無限
遠物点時倍率β2tを規定したものである。これはできる
だけ絶対値が大きい方が、広角端における入射瞳位置を
浅くできて第1群の径を小さくしやすく、ひいては厚み
を小さくできる。下限値の1.3を越えると、厚みを満
足するのが困難で、上限の2.1を越えると、収差補正
(球面収差、コマ、非点収差)が困難となる。条件
(b) は、第2群焦点距離f2 を規定したものである。
焦点距離が短い方が第2群自身の薄型化には有利である
が、第2群の前側主点を物体側に、第1群の後側主点を
像側に位置するようなパワー配置上の無理が出やすく、
収差補正上好ましくない。下限の1.6を越えると、球
面収差、コマ、非点収差等の補正が困難になる。上限の
3.0を越えると、薄型化が困難となる。
【0043】なお、条件(a) 、(b) は次のようにすれば
より良い。
【0044】(a)' 1.4<−β2t<2.0 (b)' 1.8<f2 /fW <2.7 さらに、次のようにすればベストである。
【0045】(a)" 1.5<−β2t<1.9 (b)" 2.0<f2 /fW <2.5 このように薄型化と収差補正とは相反するので、第2群
の最も物体側の正レンズに非球面を導入するとよい。球
面収差、コマ補正に効果が大きく、その分で非点収差や
軸上色収差の補正を有利に実施できる。その場合、第2
群の構成がいかようであっても、条件(6) 又は(6)'又は
(6) ”も満足するとよい。
【0046】先に、第3群にてリアフォーカスを実施す
る場合、第1群と第2群にてズーム全域にわたり軸外収
差補正を略完結させた方が良い旨述べてきた。第2群の
構成に対して第1群の構成の選択を工夫すれば、第1群
と第2群にてズーム全域にわたり軸外収差補正を略完結
することができる。以下、そのときの第1群の構成につ
いて述べる。
【0047】一つは、物体側から順に、2枚以下の負レ
ンズで構成される負レンズ群と1枚の正レンズで構成さ
れる正レンズ群よりなり、その負レンズ群の中少なくと
も1枚の負レンズは非球面を含むもので、以下の条件
(7) 、(8) を満足するもの。
【0048】二つ目として、物体側から順に、1枚の正
レンズと2枚の負レンズと1枚の正レンズとよりなるも
のか、あるいは、さらに条件(9) を満足するもの。
【0049】三つ目として、第1群は、物体側から順
に、1枚の正レンズと1枚の負レンズと1枚の正レンズ
とよりなり、いずれか一方の正レンズが非球面を含む弱
い屈折力にて構成されており、以下の条件(10)を満たす
もの。
【0050】四つ目として、物体側から順に、2枚の負
レンズと1枚の正レンズと1枚の負レンズとよりなるも
のである。
【0051】上記4種類の何れかのタイプを用いるのが
良い。以下、条件について説明する。
【0052】(7) −0.1<fW /R11<0.45 (8) 0.13<dNP/fW <1.0 (9) 0.75<R14/L<3 (10) 0<fW /f1P<0.3 ただし、R11は、第1群の物体側から1番目のレンズ面
の光軸上の曲率半径、f W は、ズームレンズ全系の広角
端(無限遠物点)の焦点距離、dNPは、第1群の負レン
ズ群と正レンズ群の光軸上での空気間隔、R14は、第1
群の物体側から4番目のレンズ面の光軸上の曲率半径、
Lは、撮像素子の有効撮像領域の対角長、f1Pは、第1
群の非球面を含む弱い屈折力の正レンズの焦点距離、f
W はズームレンズ全系の広角端(無限遠物点)の焦点距
離である。
【0053】条件(7) は、第1群の構成が上記の一つ目
の種類のときの第1面の曲率半径を規定するものであ
る。第1群に非球面を導入することで歪曲収差を補正
し、残る球面成分で非点収差の補正を行なうのがよい。
上限値の0.45を越えると、非点収差の補正には不利
になり、下限値の−0.1を越えると、非球面でも歪曲
収差を補正し切れない。
【0054】条件(8) は、第1群の構成が上記の一つ目
の種類のときの負レンズ群と正レンズ群の光軸上での空
気間隔dNPを規定するものである。上限値の1.0を越
えると、非点収差の補正には有利になるが、第1群の厚
みが増し小型化に反する。下限値の0.13を越える
と、非点収差の補正が困難となる。
【0055】条件(9) は、第1群の構成が上記の二つ目
の種類のときの第4番目のレンズ面の光軸上の曲率半径
14を規定するものである。非点収差や歪曲収差を良好
に補正するには本構成が望ましいが、第1群が厚くなる
傾向にある。そこで、R14をできるだけ大きくすること
で薄くすることができる。下限値の0.75を越える
と、余分なスペースが必要となり好ましくない。上限値
の3を越えると、第1群のパワーが不足し、径が増大し
かえって厚くなってしまう。
【0056】条件(10)は、第1群の構成が上記の三つ目
の種類のときの非球面を含む弱い屈折力の正レンズの焦
点距離f1Pを規定するものである。上限値の0.3を越
えると、第1群内に1枚しかない負レンズのパワーが強
くなりすぎ、ディストーションが悪化しやすく、また、
凹面の曲率半径が小さくなりすぎ加工が困難になる。下
限値0を越えると、負の成分となり、非球面がディスト
ーション補正に注がれ、非点収差補正の面で好ましくな
い。
【0057】なお、条件(7) 、(8) 、(9) 、(10)は次の
ようにすればより良い。
【0058】 (7)' −0.05<fW /R11<0.25 (8)' 0.3<dNP/fW <0.9 (9)' 0.98<R14/L<2.5 (10)' 0<fW /f1P<0.2 さらに、次のようにすればベストである。
【0059】 (7)" −0.03<fW /R11<0.15 (8)" 0.32<dNP/fW <0.8 (9)" 1<R14/L<2 (10)" 0<fW /f1P<0.1 また、上記の二つ目の種類の構成において、第1群は、
物体側から順に、1枚の正レンズと1枚の負メニスカス
レンズと負レンズと正レンズの接合レンズ成分とより構
成するのもよい。第1群を正レンズ・負レンズ・負レン
ズ・正レンズの順の4枚、あるいは、負レンズ2枚・正
レンズ・負レンズの順の4枚で構成した場合、像側の2
枚の相対偏心の結像性能劣化への効きが敏感な場合が多
く、これらを接合として心出し性能を向上させておくと
よい。
【0060】並びに、第1群、第2群の総厚が以下の条
件を満足するのもよい。
【0061】(11) 0.4<t1 /L<2.2 (12) 0.5<t2 /L<1.5 ただし、t1 は、第1群の最も物体側のレンズ面から最
も像側のレンズ面までの光軸上での厚み、t2 は、第2
群の最も物体側の面から最も像側の面までの光軸上での
厚み、Lは、撮像素子の有効撮像領域の対角長である。
【0062】条件(11)、(12)は、それぞれ第1群、第2
群の総厚を規定したものである。それぞれの上限値2.
2、1.5を越えると、薄型化の妨げになりやすく、そ
れぞれの下限値0.4、0.5を越えると、各レンズ面
の曲率半径を緩くせざるを得ず、近軸関係の成立や諸収
差補正が困難になる。
【0063】なお、この条件範囲は、縁肉、機構スペー
スの確保上、Lの値によって変えることが好ましい。
【0064】具体的には、以下の条件(11)' 、(12)' を
満足することが望ましい。
【0065】(11)' L≦6.2mmのとき、 0.8<t1 /L<2.2 6.2mm<L≦9.2mmのとき、 0.7<t1 /L<2.0 9.2mm<Lのとき、 0.6<t1 /L<1.8 (12)' L≦6.2mmのとき、 0.5<t2 /L<1.5 6.2mm<L≦9.2mmのとき、 0.4<t2 /L<1.3 9.2mm<Lのとき、 0.3<t2 /L<1.1 以上、ズームレンズ部について沈胴厚を薄くしつつも結
像性能を良好にする手段を提供した。
【0066】次に、フィルター類を薄くする条件につい
て言及する。電子撮像装置には、通常赤外光が撮像面に
入射しないように一定の厚みのある赤外吸収フィルター
を撮像素子よりも物体側に挿入している。これを厚みの
ないコーティングに置き換えることを考える。当然その
分薄くなる訳だが、副次的効果がある。ズームレンズ系
後方にある撮像素子よりも物体側に、波長600nmで
の透過率が80%以上、波長700nmでの透過率が1
0%以下の近赤外シャープカットコートを導入すると、
吸収タイプよりも相対的に赤側の透過率が高くなり、補
色モザイクフィルターを有するCCDの欠点である青紫
側のマゼンタ化傾向がゲイン調整により緩和され、原色
フィルターを有するCCD並みの色再現を得ることがで
きる。
【0067】一方、補色フィルターの場合、その透過光
エネルギーの高さから原色フィルター付きCCDと比べ
実質的感度が高く、かつ、解像的にも有利であるため、
小型CCDを使用したときのメリットが大である。もう
一方のフィルターである光学的ローパスフィルターにつ
いても、その総厚tLPF が以下の条件を満たすようにす
るとよい。
【0068】 (13) 0.15×103 <tLPF /a<0.45×103 ただし、aは電子撮像素子の水平画素ピッチである。
【0069】沈胴厚を薄くするには、光学的ローパスフ
ィルターを薄くすることも効果的であるが、一般的には
モアレ抑制効果が減少して好ましくない。一方、画素ピ
ッチが小さくなるにつれて結像レンズ系の回折の影響に
より、ナイキスト限界以上の周波数成分のコントラスト
は減少し、モアレ抑制効果の減少はある程度許容される
ようになる。例えば、像面上投影時の方位角度が水平
(=0°)と±45°方向にそれぞれ結晶軸を有する3
種類のフィルターを光軸方向に重ねて使用する場合、か
なりモアレ抑制効果があることが知られている。この場
合のフィルターが最も薄くなる仕様としては、水平にa
μm、±45°方向にそれぞれSQRT(1/2)×aμmだけ
ずらせるものが知られている。このときのフィルター厚
は、およそ[1+2×SQRT(1/2) ]×a/5.88(m
m)となる(SQRTはスクエアルートの意味)。これは、
丁度ナイキスト限界に相当する周波数においてコントラ
ストをゼロにする仕様である。
【0070】これよりは数%乃至数十%程度薄くする
と、ナイキスト限界に相当する周波数のコントラストが
少し出てくるが、上記回折の影響で抑えることが可能に
なる。上記以外のフィルター仕様、例えば、2枚重ねあ
るいは1枚で実施する場合も含めて、条件(13)を満足す
るのがよい。上限値の0.45×103 を越えると、光
学的ローパスフィルターが厚すぎ薄型化の妨げになる。
下限値の0.15×10 3 を越えると、モアレ除去が不
十分になる。ただし、これを実施する場合のaの条件は
5μm以下である。
【0071】aが4μm以下なら、より回折の影響を受
けやすいので、 (13)' 0.13×103 <tLPF /a<0.42×103 としてもよい。また、この場合は以下のようにしてもよ
い。
【0072】ローパスフィルターが3枚のローパスフィ
ルターを重ね合わせたものであり、4μm≦a<5μm
のとき、 (13-1) 0.3×103 <tLPF /a<0.4×103 を満足するとよい。
【0073】また、ローパスフィルターが2枚のローパ
スフィルターを重ね合わせたものであり、4μm≦a<
5μmのとき、 (13-2) 0.2×103 <tLPF /a<0.28×103 を満足するとよい。
【0074】また、ローパスフィルターが1枚のローパ
スフィルターであり、4μm≦a<5μmのとき、 (13-3) 0.1×103 <tLPF /a<0.16×103 を満足するとよい。
【0075】また、ローパスフィルターが3枚のローパ
スフィルターを重ね合わせたものであり、a<4μmの
とき、 (13-4) 0.25×103 <tLPF /a<0.37×103 を満足するとよい。
【0076】また、ローパスフィルターが2枚のローパ
スフィルターを重ね合わせたものであり、a<4μmの
とき、 (13-5) 0.16×103 <tLPF /a<0.25×103 を満足するとよい。また、ローパスフィルターが1枚の
ローパスフィルターからなり、a<4μmのとき (13-6) 0.08×103 <tLPF /a<0.14×103 を満足するとよい。
【0077】画素ピッチの小さな撮像素子を使用する場
合、絞り込みによる回折効果の影響で画質が劣化する。
したがって、開口サイズが固定の複数の開口を有し、そ
の中の1つを第1群の最も像側のレンズ面と第3群の最
も物体側のレンズ面の間の何れかの光路内に挿入でき、
かつ、他のものと交換可能とすることで、像面照度を調
節することができる電子撮像装置としておき、その複数
の開口の中、一部の開口内に波長550nmに対する透
過率がそれぞれ異なりかつ80%未満であるような媒体
を有するようにして光量調節を行なうのがよい。また、
他の一部の開口内に550nmに対する透過率が80%
以上とすることで光量調節を行うのがよい。
【0078】あるいは、a/Fナンバー<0.4μmと
なるようなF値に相当する光量になるように調節を実施
する場合は、開口内に波長550nmに対する透過率が
それぞれ異なりかつ80%未満であるような媒体を有す
る電子撮像装置とするのがよい。
【0079】別の言い方をすれば、ズームレンズの焦点
距離と入射瞳の直径から求まるFナンバーをFNO、前記
開口における550nmにおける透過率をTとしたとき
のF NO/Tを実効FナンバーFNO' とし、電子撮像素子
の水平画素ピッチをaとするとき、FNO' >a/0.4
μmとなるような実効Fナンバーに相当する光量になる
ように調節を実施する場合は、開口内に550nmに対
する透過率Tが80未満の媒体を備えた開口をズームレ
ンズの光路に挿入する電子撮像装置とするのがよい。
【0080】例えば、開放値から上記条件の範囲外では
その媒体なしかあるいは波長550nmに対する透過率
が91%以上のダミー媒質としておき、範囲内のときは
回折の影響が出る程に開口絞り径を小さくするのではな
く、NDフィルターのようなもので光量調節するのがよ
い。
【0081】また、その複数の開口をそれぞれ径をF値
に反比例して小さくしたものにして揃えておき、NDフ
ィルターの代わりにそれぞれ周波数特性の異なる光学的
ローパスフィルターを開口内に入れておくのでもよい。
絞り込むにつれて回折劣化が大きくなるので、開口径が
小さくなる程光学フィルターの周波数特性を高く設定し
ておく。ここで周波数特性がより高いとは、物体像の空
間周波数のコントラストを他のものよりも高く保つこと
を意味している。別の言い方をすれば、例えば、カット
オフ周波数が大きいということを意味している。
【0082】なお、本発明のズームレンズは、変倍比が
2.3倍以上とすることが可能である。さらには、変倍
比を2.6倍以上としたズームレンズを用いた電子撮像
装置とすることができる。
【0083】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子撮像装置に用
いられるズームレンズの実施例1〜17について説明す
る。これらの実施例の無限遠物点合焦時の広角端でのレ
ンズ断面図をそれぞれ図1〜図17に示す。各図中、第
1群はG1、第2群はG2、第3群はG3、近赤外カッ
トフィルターはFI、3枚重ねの光学的ローパスフィル
ターはFL、撮像素子であるCCDのカバーガラスをC
G、CCDの像面をIで示してあり、物体側から順に配
置された近赤外カットフィルターFI、光学的ローパス
フィルターFL、カバーガラスCGは、第3群G3と像
面Iの間に固定して配置されており、近赤外カットフィ
ルターFIと光学的ローパスフィルターFLは接合され
ている。なお、実施例12では、近赤外カットフィルタ
ーFIは省かれている。また、各図中、フォーカス群
は、“focus”と図示され、その近距離への合焦方
向が矢印で図示してある。
【0084】実施例1のズームレンズは、図1に示すよ
うに、負屈折力の第1群G1、正屈折力の第2群G2、
正屈折力の第3群G3からなり、無限遠物点合焦時に広
角端から望遠端に変倍する際は、第1群G1は一旦像側
へ移動しその後物体側に反転して移動し、広角端と望遠
端で略同じ位置になり、第2群G2は物体側に移動し、
第3群G3は像側へ若干移動し、第2群G2と第3群G
3の間隔は大きくなる。そして、第3群G3を物体側に
繰り出して近距離の被写体にフォーカスするようになっ
ている。
【0085】実施例1の第1群G1は、両凹レンズと物
体側に凸面を向けた負メニスカスレンズとの接合レンズ
と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとからな
り、第2群G2は、絞りとその後に配置された両凸レン
ズと両凹レンズとの接合レンズと、物体側に凸面を向け
た正メニスカスレンズとからなり、その両凸レンズが正
レンズ2a、両凹レンズが負レンズ2b、正メニスカス
レンズがレンズ群2cを構成している。第3群G3は両
凸レンズ1枚からなる。非球面は、第1群G1の接合レ
ンズの最も像側の面、第2群G2の最も物体側の面と最
も像側の面の3面に用いられている。
【0086】実施例2のズームレンズは、図2に示すよ
うに、負屈折力の第1群G1、正屈折力の第2群G2、
正屈折力の第3群G3からなり、無限遠物点合焦時に広
角端から望遠端に変倍する際は、第1群G1は一旦像側
へ移動しその後物体側に反転して移動し、広角端と望遠
端で略同じ位置になり、第2群G2は物体側に移動し、
第3群G3は固定で、第2群G2と第3群G3の間隔は
大きくなる。そして、第3群G3を物体側に繰り出して
近距離の被写体にフォーカスするようになっている。
【0087】実施例2の第1群G1は、物体側に凸面を
向けた負メニスカスレンズ2枚と、物体側に凸面を向け
た正メニスカスレンズとからなり、第2群G2は、絞り
とその後に配置された両凸レンズと両凹レンズとの接合
レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズと
からなり、その両凸レンズが正レンズ2a、両凹レンズ
が負レンズ2b、正メニスカスレンズがレンズ群2cを
構成している。第3群G3は両凸レンズ1枚からなる。
非球面は、第1群G1の2枚目の負メニスカスレンズの
物体側の面、第2群G2の最も像側の面の2面に用いら
れている。
【0088】実施例3のズームレンズは、図3に示すよ
うに、負屈折力の第1群G1、正屈折力の第2群G2、
正屈折力の第3群G3からなり、無限遠物点合焦時に広
角端から望遠端に変倍する際は、第1群G1は一旦像側
へ移動しその後物体側に反転して移動し、広角端と望遠
端で略同じ位置になり、第2群G2は物体側に移動し、
第3群G3は像側へ若干移動し、第2群G2と第3群G
3の間隔は大きくなる。そして、第3群G3を物体側に
繰り出して近距離の被写体にフォーカスするようになっ
ている。
【0089】実施例3の第1群G1は、両凹レンズと、
物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、物体側に
凸面を向けた正メニスカスレンズとからなり、第2群G
2は、絞りとその後に配置された両凸レンズと両凹レン
ズとの接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカ
スレンズとからなり、その両凸レンズが正レンズ2a、
両凹レンズが負レンズ2b、正メニスカスレンズがレン
ズ群2cを構成している。第3群G3は両凸レンズ1枚
からなる。非球面は、第1群G1の両凹レンズの像側の
面、第2群G2の最も物体側の面と最も像側の面の3面
に用いられている。
【0090】実施例4のズームレンズは、図4に示すよ
うに、負屈折力の第1群G1、正屈折力の第2群G2、
正屈折力の第3群G3からなり、無限遠物点合焦時に広
角端から望遠端に変倍する際は、第1群G1は一旦像側
へ移動しその後物体側に反転して移動し、広角端と望遠
端で略同じ位置になり、第2群G2は物体側に移動し、
第3群G3は像側へ若干移動し、第2群G2と第3群G
3の間隔は大きくなる。そして、第3群G3を物体側に
繰り出して近距離の被写体にフォーカスするようになっ
ている。
【0091】実施例4の第1群G1は、両凹レンズと、
物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、物体側に
凸面を向けた正メニスカスレンズとからなり、第2群G
2は、絞りとその後に配置された両凸レンズと両凹レン
ズとの接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカ
スレンズとからなり、その両凸レンズが正レンズ2a、
両凹レンズが負レンズ2b、正メニスカスレンズがレン
ズ群2cを構成している。第3群G3は両凸レンズ1枚
からなる。非球面は、第1群G1の両凹レンズの像側の
面、第2群G2の最も物体側の面と最も像側の面の3面
に用いられている。
【0092】実施例5のズームレンズは、図5に示すよ
うに、負屈折力の第1群G1、正屈折力の第2群G2、
正屈折力の第3群G3からなり、無限遠物点合焦時に広
角端から望遠端に変倍する際は、第1群G1は一旦像側
へ移動しその後物体側に反転して移動し、広角端と望遠
端で略同じ位置になり、第2群G2は物体側に移動し、
第3群G3は像側へ若干移動し、第2群G2と第3群G
3の間隔は大きくなる。そして、第3群G3を物体側に
繰り出して近距離の被写体にフォーカスするようになっ
ている。
【0093】実施例5の第1群G1は、両凸レンズと、
物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、物体側に
凸面を向けた正メニスカスレンズとからなり、第2群G
2は、絞りとその後に配置された両凸レンズと両凹レン
ズとの接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカ
スレンズとからなり、その両凸レンズが正レンズ2a、
両凹レンズが負レンズ2b、正メニスカスレンズがレン
ズ群2cを構成している。第3群G3は両凸レンズ1枚
からなる。非球面は、第1群G1の両凸レンズの像側の
面、第2群G2の最も物体側の面と最も像側の面の3面
に用いられている。
【0094】実施例6のズームレンズは、図6に示すよ
うに、負屈折力の第1群G1、正屈折力の第2群G2、
正屈折力の第3群G3からなり、無限遠物点合焦時に広
角端から望遠端に変倍する際は、第1群G1は一旦像側
へ移動しその後物体側に反転して移動し、広角端と望遠
端で略同じ位置になり、第2群G2は物体側に移動し、
第3群G3は像側へ若干移動し、第2群G2と第3群G
3の間隔は大きくなる。そして、第3群G3を物体側に
繰り出して近距離の被写体にフォーカスするようになっ
ている。
【0095】実施例6の第1群G1は、凸平レンズと、
物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、物体側に
凸面を向けた正メニスカスレンズとからなり、第2群G
2は、絞りとその後に配置された両凸レンズと両凹レン
ズとの接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカ
スレンズとからなり、その両凸レンズが正レンズ2a、
両凹レンズが負レンズ2b、正メニスカスレンズがレン
ズ群2cを構成している。第3群G3は両凸レンズ1枚
からなる。非球面は、第1群G1の凸平レンズの像側の
面、第2群G2の最も物体側の面と最も像側の面の3面
に用いられている。
【0096】実施例7のズームレンズは、図7に示すよ
うに、負屈折力の第1群G1、正屈折力の第2群G2、
正屈折力の第3群G3からなり、無限遠物点合焦時に広
角端から望遠端に変倍する際は、第1群G1は一旦像側
へ移動しその後物体側に反転して移動し、望遠端で広角
端より若干像側の位置になり、第2群G2は物体側に移
動し、第3群G3は一旦物体側へ移動しその後像側に反
転して移動し、第2群G2と第3群G3の間隔は大きく
なる。そして、第3群G3を物体側に繰り出して近距離
の被写体にフォーカスするようになっている。
【0097】実施例7の第1群G1は、物体側に凸面を
向けた正メニスカスレンズと、物体側に凸面を向けた負
メニスカスレンズと、両凹レンズと、物体側に凸面を向
けた正メニスカスレンズとからなり、第2群G2は、絞
りとその後に配置された凸平レンズと平凹レンズとの接
合レンズと、両凸レンズとからなり、その凸平レンズが
正レンズ2a、平凹レンズが負レンズ2b、両凸レンズ
がレンズ群2cを構成している。第3群G3は両凸レン
ズ1枚からなる。非球面は、第2群G2の最も物体側の
面と第2群G2の最後の両凸レンズの物体側の面の2面
に用いられている。
【0098】実施例8のズームレンズは、図8に示すよ
うに、負屈折力の第1群G1、正屈折力の第2群G2、
正屈折力の第3群G3からなり、無限遠物点合焦時に広
角端から望遠端に変倍する際は、第1群G1は一旦像側
へ移動しその後物体側に反転して移動し、望遠端で広角
端より若干物体側の位置になり、第2群G2は物体側に
移動し、第3群G3は一旦物体側へ移動しその後像側に
反転して移動し、第2群G2と第3群G3の間隔は大き
くなる。そして、第3群G3を物体側に繰り出して近距
離の被写体にフォーカスするようになっている。
【0099】実施例8の第1群G1は、物体側に凸面を
向けた負メニスカスレンズと、物体側に凸面を向けた正
メニスカスレンズとからなり、第2群G2は、絞りとそ
の後に配置された物体側に凸面を向けた正メニスカスレ
ンズと物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズとの接
合レンズと、両凸レンズとからなり、その正メニスカス
レンズが正レンズ2a、負メニスカスレンズが負レンズ
2b、両凸レンズがレンズ群2cを構成している。第3
群G3は両凸レンズ1枚からなる。非球面は、第1群G
1の最も物体側の面、第2群G2の最も物体側の面と両
凸レンズの物体側の面の3面に用いられている。
【0100】実施例9のズームレンズは、図9に示すよ
うに、負屈折力の第1群G1、正屈折力の第2群G2、
正屈折力の第3群G3からなり、無限遠物点合焦時に広
角端から望遠端に変倍する際は、第1群G1は一旦像側
へ移動しその後物体側に反転して移動し、広角端と望遠
端で略同じ位置になり、第2群G2は物体側に移動し、
第3群G3は一旦物体側へ移動しその後像側に反転して
移動し、第2群G2と第3群G3の間隔は大きくなる。
そして、第3群G3を物体側に繰り出して近距離の被写
体にフォーカスするようになっている。
【0101】実施例9の第1群G1は、物体側に凸面を
向けた正メニスカスレンズと、物体側に凸面を向けた負
メニスカスレンズと、両凹レンズと物体側に凸面を向け
た正メニスカスレンズとの接合レンズとからなり、第2
群G2は、絞りとその後に配置された物体側に凸面を向
けた正メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた負メニ
スカスレンズとの接合レンズと、両凸レンズとからな
り、その正メニスカスレンズが正レンズ2a、負メニス
カスレンズが負レンズ2b、両凸レンズがレンズ群2c
を構成している。第3群G3は両凸レンズ1枚からな
る。非球面は、第2群G2の最も物体側の面と両凸レン
ズの物体側の面の2面に用いられている。
【0102】実施例10のズームレンズは、図10に示
すように、負屈折力の第1群G1、正屈折力の第2群G
2、正屈折力の第3群G3からなり、無限遠物点合焦時
に広角端から望遠端に変倍する際は、第1群G1は一旦
像側へ移動しその後物体側に反転して移動し、広角端と
望遠端で略同じ位置になり、第2群G2は物体側に移動
し、第3群G3は一旦物体側へ移動しその後像側に反転
して移動し、第2群G2と第3群G3の間隔は大きくな
る。そして、第3群G3を物体側に繰り出して近距離の
被写体にフォーカスするようになっている。
【0103】実施例10の第1群G1は、物体側に凸面
を向けた負メニスカスレンズと、両凹レンズと、両凸レ
ンズと両凹レンズとの接合レンズとからなり、第2群G
2は、絞りとその後に配置された物体側に凸面を向けた
正メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた負メニスカ
スレンズとの接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メ
ニスカスレンズとからなり、その正メニスカスレンズが
正レンズ2a、負メニスカスレンズが負レンズ2b、最
後の正メニスカスレンズがレンズ群2cを構成してい
る。第3群G3は両凸レンズ1枚からなる。非球面は、
第1群G1の接合レンズの最も物体側の面、第2群G2
の最も物体側の面と最も像側の面の3面に用いられてい
る。
【0104】実施例11のズームレンズは、図11に示
すように、負屈折力の第1群G1、正屈折力の第2群G
2、正屈折力の第3群G3からなり、無限遠物点合焦時
に広角端から望遠端に変倍する際は、第1群G1は一旦
像側へ移動しその後物体側に反転して移動し、望遠端で
広角端より若干像側の位置になり、第2群G2は物体側
に移動し、第3群G3は像側へ若干移動し、第2群G2
と第3群G3の間隔は大きくなる。そして、第3群G3
を物体側に繰り出して近距離の被写体にフォーカスする
ようになっている。
【0105】実施例11の第1群G1は、両凸レンズ
と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、両凹
レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズと
からなり、第2群G2は、絞りとその後に配置された両
凸レンズと両凹レンズとの接合レンズと、物体側に凸面
を向けた正メニスカスレンズとからなり、その両凸レン
ズが正レンズ2a、両凹レンズが負レンズ2b、正メニ
スカスレンズがレンズ群2cを構成している。第3群G
3は両凸レンズ1枚からなる。非球面は、第2群G2の
最も物体側の面と正メニスカスレンズ物体側の面の2面
に用いられている。
【0106】実施例12のズームレンズは、図12に示
すように、負屈折力の第1群G1、正屈折力の第2群G
2、正屈折力の第3群G3からなり、無限遠物点合焦時
に広角端から望遠端に変倍する際は、第1群G1は一旦
像側へ移動しその後物体側に反転して移動し、望遠端で
広角端より若干像側の位置になり、第2群G2は物体側
に移動し、第3群G3は像側へ若干移動し、第2群G2
と第3群G3の間隔は大きくなる。そして、第3群G3
を物体側に繰り出して近距離の被写体にフォーカスする
ようになっている。
【0107】実施例12の第1群G1は、物体側に凸面
を向けた正メニスカスレンズと、物体側に凸面を向けた
負メニスカスレンズと、平凹レンズと、物体側に凸面を
向けた正メニスカスレンズとからなり、第2群G2は、
絞りとその後に配置された両凸レンズと両凹レンズとの
接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレン
ズとからなり、その両凸レンズが正レンズ2a、両凹レ
ンズが負レンズ2b、正メニスカスレンズがレンズ群2
cを構成している。第3群G3は両凸レンズ1枚からな
る。非球面は、第2群G2の最も物体側の面と正メニス
カスレンズ像側の面の2面に用いられている。
【0108】実施例13のズームレンズは、図13に示
すように、負屈折力の第1群G1、正屈折力の第2群G
2、正屈折力の第3群G3からなり、無限遠物点合焦時
に広角端から望遠端に変倍する際は、第1群G1は一旦
像側へ移動しその後物体側に反転して移動し、望遠端で
広角端より若干像側の位置になり、第2群G2は物体側
に移動し、第3群G3は一旦物体側へ移動しその後像側
に反転して移動し、第2群G2と第3群G3の間隔は大
きくなる。そして、第3群G3を物体側に繰り出して近
距離の被写体にフォーカスするようになっている。
【0109】実施例13の第1群G1は、物体側に凸面
を向けた負メニスカスレンズと、両凹レンズと、物体側
に凸面を向けた正メニスカスレンズとからなり、第2群
G2は、絞りとその後に配置された物体側に凸面を向け
た正メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた負メニス
カスレンズとの接合レンズと、両凸レンズと像側に凸面
を向けた負メニスカスレンズとの接合レンズとからな
り、その正メニスカスレンズが正レンズ2a、負メニス
カスレンズが負レンズ2b、両凸レンズと負メニスカス
レンズとの接合レンズがレンズ群2cを構成している。
第3群G3は両凸レンズ1枚からなる。非球面は、第1
群G1の負メニスカスレンズの像側の面、第2群G2の
2番目の接合レンズの最も物体側の面の2面に用いられ
ている。
【0110】実施例14のズームレンズは、図14に示
すように、負屈折力の第1群G1、正屈折力の第2群G
2、正屈折力の第3群G3からなり、無限遠物点合焦時
に広角端から望遠端に変倍する際は、第1群G1は一旦
像側へ移動しその後物体側に反転して移動し、望遠端で
広角端より若干物体側の位置になり、第2群G2は物体
側に移動し、第3群G3は一旦物体側へ移動しその後像
側に反転して移動し、第2群G2と第3群G3の間隔は
大きくなる。そして、第3群G3を物体側に繰り出して
近距離の被写体にフォーカスするようになっている。
【0111】実施例14の第1群G1は、物体側に凸面
を向けた負メニスカスレンズ2枚と、物体側に凸面を向
けた正メニスカスレンズとからなり、第2群G2は、絞
りとその後に配置された両凸レンズと、両凹レンズと、
物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとからなり、
その両凸レンズが正レンズ2a、両凹レンズが負レンズ
2b、正メニスカスレンズがレンズ群2cを構成してい
る。第3群G3は両凸レンズ1枚からなる。非球面は、
第1群G1の第1の負メニスカスレンズの像側の面、第
2群G2の正メニスカスレンズ像側の面の2面に用いら
れている。
【0112】実施例15のズームレンズは、図15に示
すように、負屈折力の第1群G1、正屈折力の第2群G
2、正屈折力の第3群G3からなり、無限遠物点合焦時
に広角端から望遠端に変倍する際は、第1群G1は一旦
像側へ移動しその後物体側に反転して移動し、望遠端で
広角端より若干像側の位置になり、第2群G2は物体側
に移動し、第3群G3は一旦物体側へ移動しその後像側
に反転して移動し、第2群G2と第3群G3の間隔は大
きくなる。そして、第3群G3を物体側に繰り出して近
距離の被写体にフォーカスするようになっている。
【0113】実施例15の第1群G1は、物体側に凸面
を向けた負メニスカスレンズ2枚と、物体側に凸面を向
けた正メニスカスレンズとからなり、第2群G2は、絞
りとその後に配置された両凸レンズと両凹レンズとの接
合レンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ
と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの接合レ
ンズとからなり、その両凸レンズが正レンズ2a、両凹
レンズが負レンズ2b、負メニスカスレンズと正メニス
カスレンズとの接合レンズがレンズ群2cを構成してい
る。第3群G3は両凸レンズ1枚からなる。非球面は、
第1群G1の1番目の負メニスカスレンズの像側の面、
第2群G2の最も物体側の面と最も像側の面の3面に用
いられている。
【0114】実施例16のズームレンズは、図16に示
すように、負屈折力の第1群G1、正屈折力の第2群G
2、正屈折力の第3群G3からなり、無限遠物点合焦時
に広角端から望遠端に変倍する際は、第1群G1は一旦
像側へ移動しその後物体側に反転して移動し、望遠端で
広角端より若干像側の位置になり、第2群G2は物体側
に移動し、第3群G3は一旦物体側へ移動しその後像側
に反転して移動し、第2群G2と第3群G3の間隔は大
きくなる。そして、第3群G3を物体側に繰り出して近
距離の被写体にフォーカスするようになっている。
【0115】実施例16の第1群G1は、物体側に凸面
を向けた負メニスカスレンズ2枚と、物体側に凸面を向
けた正メニスカスレンズとからなり、第2群G2は、絞
りとその後に配置された両凸レンズと、両凹レンズと物
体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの接合レンズ
とからなり、その両凸レンズが正レンズ2a、両凹レン
ズが負レンズ2b、正メニスカスレンズがレンズ群2c
を構成している。第3群G3は両凸レンズ1枚からな
る。非球面は、第1群G1の1番目の負メニスカスレン
ズの像側の面、第2群G2の最も物体側の面と最も像側
の面の3面に用いられている。
【0116】実施例17のズームレンズは、図17に示
すように、負屈折力の第1群G1、正屈折力の第2群G
2、正屈折力の第3群G3からなり、無限遠物点合焦時
に広角端から望遠端に変倍する際は、第1群G1は一旦
像側へ移動しその後物体側に反転して移動し、望遠端で
広角端より若干像側の位置になり、第2群G2は物体側
に移動し、第3群G3は一旦物体側へ移動しその後像側
に反転して移動し、第2群G2と第3群G3の間隔は大
きくなる。そして、第3群G3を物体側に繰り出して近
距離の被写体にフォーカスするようになっている。
【0117】実施例17の第1群G1は、物体側に凸面
を向けた負メニスカスレンズと、物体側に凸面を向けた
正メニスカスレンズとからなり、第2群G2は、絞りと
その後に配置された両凸レンズと両凹レンズとの接合レ
ンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物
体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの接合レンズ
とからなり、その両凸レンズが正レンズ2a、両凹レン
ズが負レンズ2b、負メニスカスレンズと正メニスカス
レンズとの接合レンズがレンズ群2cを構成している。
第3群G3は両凸レンズ1枚からなる。非球面は、第1
群G1の負メニスカスレンズの像側の面、第2群G2の
最も物体側の面と最も像側の面の3面に用いられてい
る。
【0118】以下に、上記各実施例の数値データを示す
が、記号は上記の外、fは全系焦点距離、ωは半画角、
NOはFナンバー、FBはバックフォーカス、WEは広
角端、STは中間状態、TEは望遠端、r1 、r2 …は
各レンズ面の曲率半径、d1、d2 …は各レンズ面間の
間隔、nd1、nd2…は各レンズのd線の屈折率、νd1
νd2…は各レンズのアッベ数である。なお、非球面形状
は、xを光の進行方向を正とした光軸とし、yを光軸と
直交する方向にとると、下記の式にて表される。
【0119】x=(y2 /r)/[1+{1−(K+
1)(y/r)2 1/2 ]+A44 +A66 +A88
A1010 ただし、rは近軸曲率半径、Kは円錐係数、A4、A6
A8、A10 はそれぞれ4次、6次、8次、10次の非球面
係数である。
【0120】 (実施例1) r1 = -299.4763 d1 = 0.8000 nd1 =1.80610 νd1 =40.92 r2 = 10.7304 d2 = 0.8000 nd2 =1.69350 νd2 =53.21 r3 = 5.0005(非球面) d3 = 2.3163 r4 = 9.8142 d4 = 1.0491 nd3 =1.84666 νd3 =23.78 r5 = 24.5391 d5 = (可変) r6 = ∞(絞り) d6 = 1.0000 r7 = 5.1442(非球面) d7 = 4.9417 nd4 =1.80610 νd4 =40.92 r8 = -24.5946 d8 = 0.5000 nd5 =1.84666 νd5 =23.78 r9 = 3.5926 d9 = 0.2907 r10= 4.2678 d10= 1.1213 nd6 =1.69350 νd6 =53.21 r11= 17.4260(非球面) d11= (可変) r12= 32.3232 d12= 1.3472 nd7 =1.80610 νd7 =40.92 r13= -16.8384 d13= (可変) r14= ∞ d14= 0.8000 nd8 =1.51633 νd8 =64.14 r15= ∞ d15= 1.5000 nd9 =1.54771 νd9 =62.84 r16= ∞ d16= 0.8000 r17= ∞ d17= 0.7500 nd10=1.51633 νd10=64.14 r18= ∞ 非球面係数 第3面 K = 0 A4 =-9.7049 ×10-4 A6 = 1.6918 ×10-8 A8 =-1.9046 ×10-6 A10= 0 第7面 K = 0 A4 =-3.2379 ×10-4 A6 =-3.5165 ×10-7 A8 =-1.0605 ×10-6 A10= 0 第11面 K = 0 A4 = 2.0613 ×10-3 A6 = 8.6770 ×10-5 A8 = 7.3857 ×10-6 A10= 0 ズームデータ(∞) WE ST TE f (mm) 4.50482 8.71981 12.89361 FNO 2.5014 3.5154 4.5000 ω (°) 32.1 17.9 12.3 FB (mm) 1.2022 1.2022 1.2022 d5 13.21884 4.97007 2.00000 d11 2.16583 7.95914 13.39659 d13 0.76457 0.59671 0.59784 。
【0121】 (実施例2) r1 = 124.1886 d1 = 0.5000 nd1 =1.80610 νd1 =40.92 r2 = 6.4891 d2 = 0.2000 r3 = 8.8097(非球面) d3 = 0.5000 nd2 =1.69350 νd2 =53.21 r4 = 5.1613 d4 = 1.5167 r5 = 7.8189 d5 = 1.9968 nd3 =1.84666 νd3 =23.78 r6 = 22.4795 d6 = (可変) r7 = ∞(絞り) d7 = 1.0000 r8 = 5.7490 d8 = 3.2514 nd4 =1.83400 νd4 =37.16 r9 = -28.3433 d9 = 0.5000 nd5 =1.84666 νd5 =23.78 r10= 4.4271 d10= 0.0037 r11= 3.8345 d11= 2.1860 nd6 =1.69350 νd6 =53.21 r12= 9.6822(非球面) d12= (可変) r13= 28.5044 d13= 1.6870 nd7 =1.80610 νd7 =40.92 r14= -18.4888 d14= 0.5000 r15= ∞ d15= 0.8000 nd8 =1.51633 νd8 =64.14 r16= ∞ d16= 1.5000 nd9 =1.54771 νd9 =62.84 r17= ∞ d17= 0.8000 r18= ∞ d18= 0.7500 nd10=1.51633 νd10=64.14 r19= ∞ 非球面係数 第3面 K = 0 A4 = 7.1162 ×10-4 A6 = 1.4779 ×10-5 A8 =-6.2370 ×10-8 A10= 2.8762 ×10-8 第12面 K = 0 A4 = 4.1399 ×10-3 A6 = 1.4041 ×10-4 A8 = 4.6776 ×10-5 A10=-6.7224 ×10-7 ズームデータ(∞) WE ST TE f (mm) 4.50500 8.64043 12.89150 FNO 2.5359 3.4987 4.5000 ω (°) 32.0 18.1 12.3 FB (mm) 1.2192 1.2192 1.2192 d6 13.05471 4.91856 2.00000 d12 3.13949 8.57782 14.14762 。
【0122】 (実施例3) r1 = -1.488 ×104 1 = 0.8000 nd1 =1.69350 νd1 =53.21 r2 = 9.3799(非球面) d2 = 0.3000 r3 = 10.2288 d3 = 0.8000 nd2 =1.75700 νd2 =47.82 r4 = 5.3486 d4 = 1.7182 r5 = 7.2124 d5 = 2.0519 nd3 =1.84666 νd3 =23.78 r6 = 12.3788 d6 = (可変) r7 = ∞(絞り) d7 = 1.0000 r8 = 4.3412(非球面) d8 = 3.0928 nd4 =1.80610 νd4 =40.92 r9 = -175.9817 d9 = 0.5000 nd5 =1.84666 νd5 =23.78 r10= 3.5171 d10= 0.7411 r11= 5.4392 d11= 1.5159 nd6 =1.69350 νd6 =53.21 r12= 27.1420(非球面) d12= (可変) r13= 47.2987 d13= 1.7503 nd7 =1.80610 νd7 =40.92 r14= -14.9152 d14= (可変) r15= ∞ d15= 0.8000 nd8 =1.51633 νd8 =64.14 r16= ∞ d16= 1.5000 nd9 =1.54771 νd9 =62.84 r17= ∞ d17= 0.8000 r18= ∞ d18= 0.7500 nd10=1.51633 νd10=64.14 r19= ∞ 非球面係数 第2面 K = 0 A4 =-4.1467 ×10-4 A6 =-4.7647 ×10-6 A8 =-2.6213 ×10-8 A10= 0 第8面 K = 0 A4 =-5.2950 ×10-4 A6 = 1.0863 ×10-7 A8 =-3.1802 ×10-6 A10= 0 第12面 K = 0 A4 = 1.5348 ×10-3 A6 = 8.2051 ×10-5 A8 =-7.2915 ×10-9 A10= 0 ズームデータ(∞) WE ST TE f (mm) 4.50832 7.73017 12.89769 FNO 2.5349 3.2431 4.5000 ω (°) 32.0 20.0 12.3 FB (mm) 1.2000 1.2000 1.2000 d6 12.95262 5.65324 2.00000 d12 1.68696 5.94052 13.18015 d14 1.18583 1.19589 0.57807 。
【0123】 (実施例4) r1 = -3.598 ×104 1 = 0.8000 nd1 =1.69350 νd1 =53.21 r2 = 18.1592(非球面) d2 = 0.4930 r3 = 22.4692 d3 = 0.8000 nd2 =1.74320 νd2 =49.34 r4 = 5.3980 d4 = 1.5765 r5 = 7.2381 d5 = 1.7200 nd3 =1.84666 νd3 =23.78 r6 = 13.8584 d6 = (可変) r7 = ∞(絞り) d7 = 1.0000 r8 = 4.229112(非球面) d8 = 2.9761 nd4 =1.80610 νd4 =40.92 r9 = -1.215 ×104 9 = 0.5000 nd5 =1.84666 νd5 =23.78 r10= 3.2233 d10= 0.6831 r11= 5.4229 d11= 1.4251 nd6 =1.69350 νd6 =53.21 r12= 40.7916(非球面) d12= (可変) r13= 25.5987 d13= 1.9952 nd7 =1.80610 νd7 =40.92 r14= -16.8356 d14= (可変) r15= ∞ d15= 0.8000 nd8 =1.51633 νd8 =64.14 r16= ∞ d16= 1.5000 nd9 =1.54771 νd9 =62.84 r17= ∞ d17= 0.8000 r18= ∞ d18= 0.7500 nd10=1.51633 νd10=64.14 r19= ∞ 非球面係数 第2面 K = 0 A4 =-3.1603 ×10-4 A6 =-3.9521 ×10-6 A8 = 6.0589 ×10-8 A10= 0 第8面 K = 0 A4 =-5.1306 ×10-4 A6 = 1.8480 ×10-8 A8 =-4.0730 ×10-6 A10= 0 第12面 K = 0 A4 = 1.0356 ×10-3 A6 = 2.4472 ×10-6 A8 = 4.4957 ×10-9 A10= 0 ズームデータ(∞) WE ST TE f (mm) 4.52278 7.10855 13.03552 FNO 2.5133 3.1531 4.5000 ω (°) 31.9 21.6 12.2 FB (mm) 1.2005 1.2005 1.2005 d6 13.53208 7.42223 2.00000 d12 2.14294 6.24423 14.00455 d14 0.84554 0.45979 0.24109 。
【0124】 (実施例5) r1 = 2.152 ×105 1 = 1.4495 nd1 =1.69350 νd1 =53.21 r2 = -2.558 ×105 2 = 0.2000 (非球面) r3 = 0.0973 d3 = 0.8000 nd2 =1.75700 νd2 =47.82 r4 = 5.0935 d4 = 1.5384 r5 = 6.3074 d5 = 2.2638 nd3 =1.84666 νd3 =23.78 r6 = 9.3748 d6 = (可変) r7 = ∞(絞り) d7 = 1.0000 r8 = 4.1304(非球面) d8 = 2.5732 nd4 =1.80610 νd4 =40.92 r9 = -11.7751 d9 = 0.5000 nd5 =1.76182 νd5 =26.52 r10= 3.1492 d10= 0.7939 r11= 4.8685 d11= 1.4660 nd6 =1.69350 νd6 =53.21 r12= 13.7926(非球面) d12= (可変) r13= 24.8420 d13= 1.8696 nd7 =1.78590 νd7 =44.20 r14= -16.7264 d14= (可変) r15= ∞ d15= 0.8000 nd8 =1.51633 νd8 =64.14 r16= ∞ d16= 1.5000 nd9 =1.54771 νd9 =62.84 r17= ∞ d17= 0.8000 r18= ∞ d18= 0.7500 nd10=1.51633 νd10=64.14 r19= ∞ 非球面係数 第2面 K = 0 A4 =-2.4509 ×10-4 A6 = 1.3879 ×10-6 A8 = 9.0581 ×10-10 A10= 0 第8面 K = 0 A4 =-5.0677 ×10-4 A6 =-3.2077 ×10-5 A8 =-8.7757 ×10-7 A10= 0 第12面 K = 0 A4 = 1.7107 ×10-3 A6 = 1.1805 ×10-7 A8 = 8.2007 ×10-6 A10= 0 ズームデータ(∞) WE ST TE f (mm) 4.51447 8.62182 12.88959 FNO 2.5874 3.5287 4.5000 ω (°) 32.0 18.1 12.3 FB (mm) 1.2090 1.2090 1.2090 d6 12.81499 4.92338 2.00000 d12 2.02134 7.44412 12.92512 d14 0.66769 0.59868 0.58837 。
【0125】 (実施例6) r1 = 300.0000 d1 = 1.5565 nd1 =1.69350 νd1 =53.21 r2 = ∞ (非球面) d2 = 0.2000 r3 = 82.5564 d3 = 0.8000 nd2 =1.74320 νd2 =49.34 r4 = 5.1873 d4 = 1.4942 r5 = 6.3281 d5 = 2.2680 nd3 =1.84666 νd3 =23.78 r6 = 9.2079 d6 = (可変) r7 = ∞(絞り) d7 = 1.0000 r8 = 4.0105(非球面) d8 = 2.5184 nd4 =1.80610 νd4 =40.92 r9 = -11.4735 d9 = 0.5000 nd5 =1.76182 νd5 =26.52 r10= 3.0569 d10= 0.9411 r11= 5.5852 d11= 1.5226 nd6 =1.69350 νd6 =53.21 r12= 21.9403(非球面) d12= (可変) r13= 24.5302 d13= 1.8257 nd7 =1.78590 νd7 =44.20 r14= -17.1746 d14= (可変) r15= ∞ d15= 0.8000 nd8 =1.51633 νd8 =64.14 r16= ∞ d16= 1.5000 nd9 =1.54771 νd9 =62.84 r17= ∞ d17= 0.8000 r18= ∞ d18= 0.7500 nd10=1.51633 νd10=64.14 r19= ∞ 非球面係数 第2面 K = 0 A4 =-2.2492 ×10-4 A6 = 1.2214 ×10-6 A8 = 9.4346 ×10-10 A10= 0 第8面 K = 0 A4 =-6.5411 ×10-4 A6 =-2.8593 ×10-5 A8 =-2.2330 ×10-6 A10= 0 第12面 K = 0 A4 = 9.4936 ×10-4 A6 = 1.5574 ×10-5 A8 = 7.8767 ×10-10 A10= 0 ズームデータ(∞) WE ST TE f (mm) 4.51498 8.60896 12.88808 FNO 2.5879 3.5446 4.5000 ω (°) 32.0 18.1 12.3 FB (mm) 1.2088 1.2088 1.2088 d6 12.82458 5.03634 2.00000 d12 1.66703 7.33800 12.75814 d14 0.84088 0.59964 0.58685 。
【0126】 (実施例7) r1 = 23.0267 d1 = 2.3000 nd1 =1.83400 νd1 =37.16 r2 = 61.6747 d2 = 0.4000 r3 = 15.9771 d3 = 0.7000 nd2 =1.80610 νd2 =40.92 r4 = 5.5000 d4 = 3.2000 r5 = -71.2824 d5 = 0.7000 nd3 =1.77250 νd3 =49.60 r6 = 10.6103 d6 = 0.5000 r7 = 8.4732 d7 = 1.9000 nd4 =1.84666 νd4 =23.78 r8 = 19.1024 d8 = (可変) r9 = ∞(絞り) d9 = 1.2000 r10= 4.2893(非球面) d10= 2.5000 nd5 =1.80610 νd5 =40.92 r11= ∞ d11= 0.7000 nd6 =1.78470 νd6 =26.29 r12= 3.2649 d12= 0.8000 r13= 6.1863(非球面) d13= 1.8000 nd7 =1.69350 νd7 =53.21 r14= -176.5384 d14= (可変) r15= 15.9331 d15= 2.0000 nd8 =1.48749 νd8 =70.23 r16= -27.9214 d16= (可変) r17= ∞ d17= 0.8000 nd9 =1.51633 νd9 =64.14 r18= ∞ d18= 1.5000 nd10=1.54771 νd10=62.84 r19= ∞ d19= 0.8000 r20= ∞ d20= 0.7500 nd11=1.51633 νd11=64.14 r21= ∞ 非球面係数 第10面 K = 0 A4 =-3.6659 ×10-4 A6 =-4.1952 ×10-5 A8 =-1.6473 ×10-7 A10= 0 第13面 K = 0 A4 =-4.8390 ×10-4 A6 =-1.3717 ×10-7 A8 = 8.2327 ×10-6 A10= 0 ズームデータ(∞) WE ST TE f (mm) 4.50001 8.69997 12.89995 FNO 2.6837 3.5405 4.4888 ω (°) 31.9 17.8 12.2 FB (mm) 1.2000 1.2000 1.2000 d8 12.81554 4.21755 1.50000 d14 2.47460 6.96240 12.52366 d16 0.88665 1.49525 1.37807 。
【0127】 (実施例8) r1 = 20.9239(非球面) d1 = 0.5000 nd1 =1.69350 νd1 =53.21 r2 = 4.8243 d2 = 3.5000 r3 = 6.2574 d3 = 1.7050 nd2 =1.84666 νd2 =23.78 r4 = 6.9719 d4 = (可変) r5 = ∞(絞り) d5 = 1.2000 r6 = 4.4208(非球面) d6 = 1.9988 nd3 =1.80610 νd3 =40.92 r7 = 50.0000 d7 = 0.5000 nd4 =1.80518 νd4 =25.42 r8 = 3.8298 d8 = 0.5000 r9 = 10.5816(非球面) d9 = 1.5384 nd5 =1.69350 νd5 =53.21 r10= -29.2700 d10= (可変) r11= 10.3884 d11= 2.4081 nd6 =1.48749 νd6 =70.23 r12= -26.9384 d12= (可変) r13= ∞ d13= 0.8000 nd7 =1.51633 νd7 =64.14 r14= ∞ d14= 1.5000 nd8 =1.54771 νd8 =62.84 r15= ∞ d15= 0.8000 r16= ∞ d16= 0.7500 nd9 =1.51633 νd9 =64.14 r17= ∞ 非球面係数 第1面 K = 0 A4 = 3.3003 ×10-4 A6 =-8.0541 ×10-7 A8 = 1.0236 ×10-7 A10= 0 第6面 K = 0 A4 =-3.2647 ×10-4 A6 =-2.0657 ×10-5 A8 =-1.2929 ×10-6 A10= 0 第9面 K = 0 A4 =-4.6010 ×10-4 A8 = 2.1198 ×10-6 A10= 0 ズームデータ(∞) WE ST TE f (mm) 4.50050 8.68964 12.89995 FNO 2.5948 3.4651 4.5341 ω (°) 29.1 16.1 11.0 FB (mm) 1.2092 1.2092 1.2092 d4 12.53354 3.58255 1.50000 d10 2.53628 8.42336 16.33318 d12 1.50721 2.01017 0.95839 。
【0128】 (実施例9) r1 = 11.7272 d1 = 1.7000 nd1 =1.74100 νd1 =52.64 r2 = 25.6361 d2 = 0.2000 r3 = 10.1939 d3 = 0.7000 nd2 =1.83400 νd2 =37.16 r4 = 3.9946 d4 = 2.6000 r5 = -13.0723 d5 = 0.7000 nd3 =1.51633 νd3 =64.14 r6 = 4.5840 d6 = 2.4000 nd4 =1.80100 νd4 =34.97 r7 = 18.7848 d7 = (可変) r8 = ∞(絞り) d8 = 0.8000 r9 = 3.4629(非球面) d9 = 1.9988 nd5 =1.80610 νd5 =40.92 r10= 9.4000 d10= 0.5000 nd6 =1.84666 νd6 =23.78 r11= 2.6853 d11= 1.0000 r12= 6.7541(非球面) d12= 1.5384 nd7 =1.69350 νd7 =53.21 r13= -20.9589 d13= (可変) r14= 92.5426 d14= 1.7000 nd8 =1.48749 νd8 =70.23 r15= -17.7158 d15= (可変) r16= ∞ d16= 0.8000 nd9 =1.51633 νd9 =64.14 r17= ∞ d17= 1.5000 nd10=1.54771 νd10=62.84 r18= ∞ d18= 0.8000 r19= ∞ d19= 0.7500 nd11=1.51633 νd11=64.14 r20= ∞ 非球面係数 第9面 K = 0 A4 =-1.2756 ×10-3 A6 = 8.5469 ×10-5 A8 =-2.1534 ×10-5 A10= 0 第12面 K = 0 A4 = 9.1402 ×10-4 A6 =-3.4104 ×10-4 A8 = 7.3193 ×10-5 A10= 0 ズームデータ(∞) WE ST TE f (mm) 5.09894 8.67651 14.91184 FNO 2.6703 3.1805 4.5238 ω (°) 26.1 16.1 9.5 FB (mm) 1.2024 1.2024 1.2024 d7 11.75854 4.46115 1.50000 d13 3.55591 4.48388 14.04430 d15 1.00000 3.41211 1.00000 。
【0129】 (実施例10) r1 = 7.8483 d1 = 0.7000 nd1 =1.77250 νd1 =49.60 r2 = 4.4897 d2 = 3.0000 r3 = -23.1590 d3 = 0.7000 nd2 =1.77250 νd2 =49.60 r4 = 17.2403 d4 = 0.2000 r5 = 11.6625(非球面) d5 = 2.4000 nd3 =1.80610 νd3 =40.92 r6 = -23.7103 d6 = 0.7000 nd4 =1.48749 νd4 =70.23 r7 = 31.9693 d7 = (可変) r8 = ∞(絞り) d8 = 0.8000 r9 = 3.9499(非球面) d9 = 1.9988 nd5 =1.80610 νd5 =40.92 r10= 6.9960 d10= 0.5000 nd6 =1.84666 νd6 =23.78 r11= 2.9591 d11= 0.4000 r12= 3.2957 d12= 1.5384 nd7 =1.69350 νd7 =53.21 r13= 6.5982(非球面) d13= (可変) r14= 23.1151 d14= 2.4081 nd8 =1.48749 νd8 =70.23 r15= -12.5018 d15= (可変) r16= ∞ d16= 0.8000 nd9 =1.51633 νd9 =64.14 r17= ∞ d17= 1.5000 nd10=1.54771 νd10=62.84 r18= ∞ d18= 0.8000 r19= ∞ d19= 0.7500 nd11=1.51633 νd11=64.14 r20= ∞ 非球面係数 第5面 K = 0 A4 = 3.7332 ×10-4 A6 =-4.9736 ×10-6 A8 = 3.5436 ×10-7 A10= 0 第9面 K = 0 A4 =-2.1597 ×10-4 A6 = 3.7263 ×10-5 A8 =-5.1843 ×10-6 A10= 0 第13面 K = 0 A4 = 4.4364 ×10-3 A6 = 5.7596 ×10-4 A8 = 1.6510 ×10-6 A10= 0 ズームデータ(∞) WE ST TE f (mm) 5.13995 8.70063 14.92346 FNO 2.5350 2.9786 4.5450 ω (°) 28.8 18.0 10.7 FB (mm) 1.1864 1.1864 1.1864 d7 13.42993 3.89672 1.50000 d13 3.14297 4.00000 15.13969 d15 1.00000 3.21932 1.00000 。
【0130】 (実施例11) r1 = 55.0608 d1 = 1.4800 nd1 =1.84666 νd1 =23.78 r2 = -210.3988 d2 = 0.1500 r3 = 58.5014 d3 = 0.7000 nd2 =1.80610 νd2 =40.92 r4 = 6.9103 d4 = 2.1504 r5 = -3.974 ×106 5 = 0.7000 nd3 =1.77250 νd3 =49.60 r6 = 22.4439 d6 = 0.1500 r7 = 9.2836 d7 = 1.6800 nd4 =1.84666 νd4 =23.78 r8 = 17.7842 d8 = (可変) r9 = ∞(絞り) d9 = 0.8000 r10= 4.2409(非球面) d10= 2.9000 nd5 =1.80610 νd5 =40.92 r11= -1.524 ×107 11= 0.7000 nd6 =1.84666 νd6 =23.78 r12= 3.1782 d12= 0.8605 r13= 6.0183(非球面) d13= 1.6600 nd7 =1.80610 νd7 =40.92 r14= 34.6909 d14= (可変) r15= 34.2725 d15= 1.9300 nd8 =1.72916 νd8 =54.68 r16= -15.9762 d16= (可変) r17= ∞ d17= 0.0100 nd9 =1.51633 νd9 =64.14 r18= ∞ d18= 1.4400 nd10=1.54771 νd10=62.84 r19= ∞ d19= 0.8000 r20= ∞ d20= 0.8000 nd11=1.51633 νd11=64.14 r21= ∞ 非球面係数 第10面 K = 0 A4 =-4.0241 ×10-4 A6 =-2.3596 ×10-5 A8 =-1.8718 ×10-6 A10= 0 第13面 K = 0 A4 =-6.4358 ×10-4 A6 = 5.1034 ×10-6 A8 = 5.9906 ×10-6 A10= 0 WE ST TE f (mm) 5.09990 9.78208 14.70617 FNO 2.5214 3.5598 4.5000 ω (°) 28.9 16.1 10.9 FB (mm) 1.0313 1.0313 1.0313 d8 13.84782 5.58395 1.90000 d14 1.91123 8.49778 13.77965 d16 1.89120 1.00000 1.00000 。
【0131】 (実施例12) r1 = 28.2152 d1 = 2.1000 nd1 =1.83400 νd1 =37.16 r2 = 157.3993 d2 = 0.2000 r3 = 34.3744 d3 = 0.7000 nd2 =1.78590 νd2 =44.20 r4 = 6.0000 d4 = 2.6000 r5 = ∞ d5 = 0.7000 nd3 =1.77250 νd3 =49.60 r6 = 20.7013 d6 = 0.2000 r7 = 8.1749 d7 = 1.7800 nd4 =1.84666 νd4 =23.78 r8 = 13.6341 d8 = (可変) r9 = ∞(絞り) d9 = 0.8000 r10= 4.3541(非球面) d10= 2.7500 nd5 =1.80610 νd5 =40.92 r11= -50.0000 d11= 0.7000 nd6 =1.78472 νd6 =25.68 r12= 3.2481 d12= 0.9550 r13= 4.5965 d13= 1.7000 nd7 =1.69350 νd7 =53.21 r14= 12.3613(非球面) d14= (可変) r15= 30.1243 d15= 2.1000 nd8 =1.72916 νd8 =54.68 r16= -17.4688 d16= (可変) r17= ∞ d17= 1.4400 nd9 =1.54771 νd9 =62.84 r18= ∞ d18= 0.8000 r19= ∞ d19= 0.8000 nd10=1.51633 νd10=64.14 r20= ∞ 非球面係数 第10面 K = 0 A4 =-3.8980 ×10-4 A6 =-1.1989 ×10-5 A8 =-2.0218 ×10-6 A10= 0 第14面 K = 0 A4 = 1.8641 ×10-3 A6 = 6.5713 ×10-5 A8 =-1.7732 ×10-8 A10= 0 ズームデータ(∞) WE ST TE f (mm) 5.10002 8.69938 14.69900 FNO 2.5634 3.3520 4.5553 ω (°) 28.9 18.0 10.9 FB (mm) 0.9600 0.9600 0.9600 d8 13.85112 6.66139 2.00000 d14 1.88570 6.75477 13.41891 d16 1.78523 1.24854 1.12626 。
【0132】 (実施例13) r1 = 12.6404 d1 = 0.7000 nd1 =1.80610 νd1 =40.92 r2 = 5.3585(非球面) d2 = 1.8000 r3 = -1052.2383 d3 = 0.7000 nd2 =1.83400 νd2 =37.16 r4 = 10.1978 d4 = 0.8000 r5 = 9.5874 d5 = 1.8000 nd3 =1.84666 νd3 =23.78 r6 = 78.2817 d6 = (可変) r7 = ∞(絞り) d7 = 1.2000 r8 = 4.6302 d8 = 2.5000 nd4 =1.80610 νd4 =40.92 r9 = 45.0000 d9 = 0.7000 nd5 =1.84666 νd5 =23.78 r10= 4.6040 d10= 0.5000 r11= 9.9218(非球面) d11= 2.0000 nd6 =1.69350 νd6 =53.21 r12= -10.0000 d12= 0.7000 nd7 =1.83400 νd7 =37.16 r13= -165.7669 d13= (可変) r14= 9.9392 d14= 1.8000 nd8 =1.60311 νd8 =60.64 r15= -128.8622 d15= (可変) r16= ∞ d16= 0.8000 nd9 =1.51633 νd9 =64.14 r17= ∞ d17= 1.5000 nd10=1.54771 νd10=62.84 r18= ∞ d18= 0.8000 r19= ∞ d19= 0.7500 nd11=1.51633 νd11=64.14 r20= ∞ 非球面係数 第2面 K = 0 A4 =-3.6379 ×10-4 A6 = 1.7551 ×10-5 A8 =-1.2517 ×10-6 A10= 0 第11面 K = 0 A4 =-2.3148 ×10-3 A6 =-1.0121 ×10-4 A8 =-1.9212 ×10-5 A10= 0 ズームデータ(∞) WE ST TE f (mm) 4.49468 8.69002 12.90381 FNO 2.6082 3.4008 4.4891 ω (°) 29.1 16.1 11.0 FB (mm) 1.2101 1.2101 1.2101 d6 14.27434 3.90534 1.50000 d13 2.53628 7.27318 14.59773 d15 0.92173 1.80916 1.00286 。
【0133】 (実施例14) r1 = 12.0734 d1 = 0.7000 nd1 =1.78590 νd1 =44.20 r2 = 5.1454(非球面) d2 = 1.8000 r3 = 32.6348 d3 = 0.7000 nd2 =1.78590 νd2 =44.20 r4 = 7.1978 d4 = 0.8000 r5 = 7.2194 d5 = 1.8000 nd3 =1.84666 νd3 =23.78 r6 = 17.2322 d6 = (可変) r7 = ∞(絞り) d7 = 1.2000 r8 = 5.5218 d8 = 3.0000 nd4 =1.77250 νd4 =49.60 r9 = -14.5871 d9 = 0.2000 r10= -10.6445 d10= 0.7000 nd5 =1.84666 νd5 =23.78 r11= 16.3389 d11= 0.7000 r12= 18.1849 d12= 1.6000 nd6 =1.69350 νd6 =53.21 r13= 36.1930(非球面) d13= (可変) r14= 14.4210 d14= 1.8000 nd7 =1.60311 νd7 =60.64 r15= -33.5831 d15= (可変) r16= ∞ d16= 0.8000 nd8 =1.51633 νd8 =64.14 r17= ∞ d17= 1.5000 nd9 =1.54771 νd9 =62.84 r18= ∞ d18= 0.8000 r19= ∞ d19= 0.7500 nd10=1.51633 νd10=64.14 r20= ∞ 非球面係数 第2面 K = 0 A4 =-4.0112 ×10-4 A6 = 2.0947 ×10-5 A8 =-1.4672 ×10-6 A10= 0 第13面 K = 0 A4 = 2.2371 ×10-3 A6 = 5.3785 ×10-5 A8 = 8.2914 ×10-6 A10= 0 ズームデータ(∞) WE ST TE f (mm) 4.50022 8.68802 12.89916 FNO 2.5959 3.4326 4.5355 ω (°) 29.1 16.1 11.0 FB (mm) 1.2095 1.2095 1.2095 d6 11.49994 3.44847 1.50000 d13 2.53628 7.27553 14.45109 d15 0.92173 1.87176 0.98646 。
【0134】 (実施例15) r1 = 35.3386 d1 = 0.7000 nd1 =1.80610 νd1 =40.92 r2 = 7.9569(非球面) d2 = 0.5000 r3 = 12.9234 d3 = 0.7000 nd2 =1.80610 νd2 =40.92 r4 = 5.6199 d4 = 1.3000 r5 = 7.6443 d5 = 1.8000 nd3 =1.84666 νd3 =23.78 r6 = 20.9906 d6 = (可変) r7 = ∞(絞り) d7 = 1.2000 r8 = 6.1200(非球面) d8 = 2.5000 nd4 =1.80610 νd4 =40.92 r9 = -12.0000 d9 = 0.7000 nd5 =1.80518 νd5 =25.42 r10= 10.6145 d10= 0.5000 r11= 12.5527 d11= 0.7000 nd6 =1.80100 νd6 =34.97 r12= 5.4000 d12= 2.0000 nd7 =1.69350 νd7 =53.21 r13= 26.5712(非球面) d13= (可変) r14= 13.7480 d14= 1.8000 nd8 =1.60311 νd8 =60.64 r15= -31.8437 d15= (可変) r16= ∞ d16= 0.8000 nd9 =1.51633 νd9 =64.14 r17= ∞ d17= 1.5000 nd10=1.54771 νd10=62.84 r18= ∞ d18= 0.8000 r19= ∞ d19= 0.7500 nd11=1.51633 νd11=64.14 r20= ∞ 非球面係数 第2面 K = 0 A4 =-3.6019 ×10-4 A6 =-2.9205 ×10-6 A8 =-1.7745 ×10-7 A10= 0 第8面 K = 0 A4 =-6.7970 ×10-5 A6 = 3.2948 ×10-6 A8 =-8.4365 ×10-7 A10= 0 第13面 K = 0 A4 = 1.6571 ×10-3 A6 = 5.7013 ×10-5 A8 = 1.8429 ×10-6 A10= 0 ズームデータ(∞) WE ST TE f (mm) 4.50018 8.68952 12.89980 FNO 2.6082 3.4008 4.4891 ω (°) 29.1 16.1 11.0 FB (mm) 1.2099 1.2099 1.2099 d6 15.08390 4.40851 1.50000 d13 2.53628 6.90868 13.07068 d15 0.92173 1.55996 0.99972 。
【0135】 (実施例16) r1 = 10.6805 d1 = 0.7000 nd1 =1.80610 νd1 =40.92 r2 = 5.3858(非球面) d2 = 2.0000 r3 = 53.1437 d3 = 0.7000 nd2 =1.77250 νd2 =49.60 r4 = 9.7714 d4 = 0.6000 r5 = 7.5402 d5 = 1.8000 nd3 =1.84666 νd3 =23.78 r6 = 14.1942 d6 = (可変) r7 = ∞(絞り) d7 = 1.2000 r8 = 4.9282(非球面) d8 = 2.5000 nd4 =1.80610 νd4 =40.92 r9 = -97.2877 d9 = 0.2000 r10= -10.3515 d10= 0.7000 nd5 =1.84666 νd5 =23.78 r11= 9.5288 d11= 2.0000 nd6 =1.69350 νd6 =53.21 r12= 486.8769(非球面) d12= (可変) r13= 19.3730 d13= 1.8000 nd7 =1.60311 νd7 =60.64 r14= -15.6402 d14= (可変) r15= ∞ d15= 0.8000 nd8 =1.51633 νd8 =64.14 r16= ∞ d16= 1.5000 nd9 =1.54771 νd9 =62.84 r17= ∞ d17= 0.8000 r18= ∞ d18= 0.7500 nd10=1.51633 νd10=64.14 r19= ∞ 非球面係数 第2面 K = 0 A4 =-2.6043 ×10-4 A6 = 1.7480 ×10-5 A8 =-8.2296 ×10-7 A10= 0 第8面 K = 0 A4 = 4.6735 ×10-4 A6 = 5.7258 ×10-6 A8 = 3.2901 ×10-6 A10= 0 第12面 K = 0 A4 = 3.7339 ×10-3 A6 =-3.6398 ×10-5 A8 = 4.5323 ×10-5 A10= 0 ズームデータ(∞) WE ST TE f (mm) 4.50325 8.68909 12.89876 FNO 2.4094 3.2779 4.3298 ω (°) 29.0 16.1 11.0 FB (mm) 1.2089 1.2089 1.2089 d6 13.28426 3.96560 1.50000 d12 2.53628 7.09770 13.37693 d14 0.92173 1.54147 0.98679 。
【0136】 (実施例17) r1 = 88.1913 d1 = 0.7000 nd1 =1.77250 νd1 =49.60 r2 = 4.6149(非球面) d2 = 2.0000 r3 = 8.1050 d3 = 1.8000 nd2 =1.84666 νd2 =23.78 r4 = 16.5728 d4 = (可変) r5 = ∞(絞り) d5 = 1.2000 r6 = 5.7305(非球面) d6 = 2.5000 nd3 =1.80610 νd3 =40.92 r7 = -12.0000 d7 = 0.7000 nd4 =1.84666 νd4 =23.78 r8 = 12.1053 d8 = 0.5000 r9 = 11.4889 d9 = 0.7000 nd5 =1.80100 νd5 =34.97 r10= 5.4000 d10= 2.0000 nd6 =1.69350 νd6 =53.21 r11= 16.7663(非球面) d11= (可変) r12= 38.7731 d12= 1.8000 nd7 =1.65844 νd7 =50.88 r13= -15.0285 d13= (可変) r14= ∞ d14= 0.8000 nd8 =1.51633 νd8 =64.14 r15= ∞ d15= 1.5000 nd9 =1.54771 νd9 =62.84 r16= ∞ d16= 0.8000 r17= ∞ d17= 0.7500 nd10=1.51633 νd10=64.14 r18= ∞ 非球面係数 第2面 K = 0 A4 =-1.0782 ×10-3 A6 = 2.8661 ×10-5 A8 =-4.2769 ×10-6 A10= 0 第6面 K = 0 A4 =-2.4989 ×10-5 A6 =-1.3301 ×10-5 A8 = 4.1349 ×10-7 A10= 0 第11面 K = 0 A4 = 2.7617 ×10-3 A6 =-4.5942 ×10-5 A8 = 2.1334 ×10-5 A10= 0 ズームデータ(∞) WE ST TE f (mm) 4.51347 8.68762 12.89665 FNO 2.6082 3.4008 4.4891 ω (°) 29.0 16.1 11.0 d6 12.59150 3.96970 1.50000 d12 2.53628 7.22258 13.31431 d14 0.92173 1.50740 0.99736 。
【0137】以上の実施例1の無限遠フォーカス時の収
差図を図18に示す。この収差図において、(a)は広
角端、(b)は中間状態、(c)は望遠端における球面
収差SA、非点収差AS、歪曲収差DT、倍率色収差C
Cを示す。ただし、図中、“FIY”は像高を表してい
る。
【0138】次に、上記各実施例における条件式(1) 〜
(13)、(a) 、(b) の値を以下に示す。 条件式 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 実施例5 (1) 0.0730 0.0842 0.0855 0.0895 0.0938 (2) 0.7239 0.7545 0.5554 0.5912 0.4022 (3) 0 0 0 0 0 (4) -1.6487 -2.3115 -1.5012 -1.3066 -2.0910 (5) 0.3150 0.2131 0.5205 0.2065 0.1952 (6) -0.8779 -0.9081 -0.9907 -0.9998 -0.8315 (7) -0.0150 0.0363 -0.0003 -0.0001 *** (8) 0.5142 0.3367 0.3811 0.3486 *** (9) *** *** *** *** *** (10) *** *** *** *** 0.0000 (11) 0.8804 0.8357 1.0053 0.9556 1.1085 (L=5.64) (L=5.64) (L=5.64) (L=5.64) (L=5.64) (12) 1.2152 1.0534 1.0372 1.0099 0.9456 (L=5.64) (L=5.64) (L=5.64) (L=5.64) (L=5.64) (13)×10-3 0.333 0.333 0.333 0.333 0.333 (aはμm) (a=3.0) (a=3.0) (a=3.0) (a=3.0) (a=3.0) (a) 1.6439 1.6756 1.5643 1.5400 1.6672 (b) 2.2668 2.2257 2.2667 2.3526 2.1924 。 条件式 実施例6 実施例7 実施例8 実施例9 実施例10 (1) 0.0912 0.1207 0.1102 0.0993 0.1127 (2) 0.3820 0.6149 0.5182 0.7845 1.0917 (3) 0 0 0 0 0 (4) -1.6830 -0.9323 -0.4689 -0.5126 -2.9959 (5) 0.1764 -0.2734 -0.4434 0.6786 0.3510 (6) -0.8322 -1 -1.0241 -1.2037 -1.4572 (7) *** *** 0.2151 *** *** (8) *** *** 0.7777 *** *** (9) *** 0.9821 *** 0.7989 *** (10) 0.01044 *** *** *** *** (11) 1.1203 1.7321 1.0000 1.6600 1.3652 (L=5.64) (L=5.6) (L=5.0) (L=5.0) (L=5.64) (12) 0.9726 1.0357 0.9074 1.0074 0.7867 (L=5.64) (L=5.6) (L=5.0) (L=5.0) (L=5.64) (13)×10-3 0.333 0.333 0.333 0.333 0.333 (aはμm) (a=3.0) (a=3.0) (a=3.0) (a=3.0) (a=3.0) (a) 1.6257 1.6976 1.7299 1.7290 1.7056 (b) 2.2145 2.1761 2.4925 1.8077 2.0835 。 条件式 実施例11 実施例12 実施例13 実施例14 実施例15 (1) 0.1144 0.1147 0.1094 0.1452 0.1094 (2) 0.5975 0.5250 0.3833 0.1091 0.1088 (3) 0 0 0 0 0 (4) -1.4198 -2.1839 -0.8871 -3.0196 -2.7909 (5) 0.3641 0.2659 -0.8568 -0.3992 0.3969 (6) -1 -0.9565 -1.0012 *** -5.2936 (7) *** *** 0.3556 0.3727 0.1273 (8) *** *** 0.1780 0.1778 0.2889 (9) 1.2252 1.0638 *** *** *** (10) *** *** *** *** *** (11) 1.2430 1.4681 1.1600 1.1600 1.0000 (L=5.64) (L=5.64) (L=5.0) (L=5.0) (L=5.0) (12) 1.0852 1.0824 1.2800 1.2400 1.2800 (L=5.64) (L=5.64) (L=5.0) (L=5.0) (L=5.0) (13)×10-3 0.333 0.333 0.333 0.333 0.333 (aはμm) (a=3.0) (a=3.0) (a=3.0) (a=3.0) (a=3.0) (a) 1.4670 1.5144 1.6684 1.8643 1.50981 (b) 2.1071 2.0657 2.5012 2.2008 2.4139 。 条件式 実施例16 実施例17 (1) 0.1666 0.1094 (2) 0.4205 0.0645 (3) 0 0 (4) -1.0399 -5.3540 (5) 0.1066 0.4413 (6) -21.8261 -80.9524 (7) 0.4216 0.0512 (8) 0.1332 0.4431 (9) *** *** (10) *** *** (11) 1.1600 0.7000 (L=5.0) (L=5.0) (12) 1.0800 1.2800 (L=5.0) (L=5.0) (13)×10-3 0.333 0.333 (aはμm) (a=3.0) (a=3.0) (a) 1.6411 1.9843 (b) 2.2790 2.2059 。
【0139】近赤外カットフィルターFIについて詳述
すると、このフィルターFIは平行平板の入射面側に長
波長域の透過を主に制限する近赤外カットコートを、一
方、射出面側に短波長域の透過を主に制限する短波長域
カットコートを施している。この近赤外カットコート
は、波長600nmでの透過率が80%以上、波長70
0nmでの透過率が10%以下となるように構成されて
いる。具体的には、図19に示される透過率特性を有し
ており、IRカットをする27層の多層コーティングに
て達成している。以下にその多層コーティングのデータ
を示す。このフィルターは、上記の平行平板を基板とし
て、基板側から下記の順番でAl2 3 、TiO2 、S
iO2 を27層積層してなるものである。設計波長λは
780nmである。
【0140】 基 板 材質 物理的膜厚(nm) λ/4 ─────────────────────────────── 第1層 Al2 3 58.96 0.50 第2層 TiO2 84.19 1.00 第3層 SiO2 134.14 1.00 第4層 TiO2 84.19 1.00 第5層 SiO2 134.14 1.00 第6層 TiO2 84.19 1.00 第7層 SiO2 134.14 1.00 第8層 TiO2 84.19 1.00 第9層 SiO2 134.14 1.00 第10層 TiO2 84.19 1.00 第11層 SiO2 134.14 1.00 第12層 TiO2 84.19 1.00 第13層 SiO2 134.14 1.00 第14層 TiO2 84.19 1.00 第15層 SiO2 178.41 1.33 第16層 TiO2 101.03 1.21 第17層 SiO2 167.67 1.25 第18層 TiO2 96.82 1.15 第19層 SiO2 147.55 1.05 第20層 TiO2 84.19 1.00 第21層 SiO2 160.97 1.20 第22層 TiO2 84.19 1.00 第23層 SiO2 154.26 1.15 第24層 TiO2 95.13 1.13 第25層 SiO2 160.97 1.20 第26層 TiO2 99.34 1.18 第27層 SiO2 87.19 0.65 ─────────────────────────────── 空 気 。
【0141】また、ローパスフィルターの射出面側の短
波長域カットコートは図20に示すような透過率特性を
有しており、同じく多層コーティングにより構成されて
いる。それにより、より一層、電子画像の色再現性を高
めている。
【0142】具体的には、この短波長域カットコートに
より、波長400nm〜700nmで透過率が最も高い
波長の透過率に対する420nmの波長の透過率の比が
15%以上であり、その最も高い波長の透過率に対する
400nmの波長の透過率の比が6%以下となるように
構成している。
【0143】それにより、人間の目の色に対する認識
と、撮像及び再生される画像の色とのずれを低減させる
ことができる。言い換えると、人間の視覚では認識され
難い短波長側の色が、人間の目で容易に認識されること
による画像の劣化を防止することができる。
【0144】上記の400nmの波長の透過率の比が6
%を越えると、人間の目では認識され難い短波長域が認
識し得る違った色に再生されてしまい、逆に、上記の4
20nmの波長の透過率の比が15%よりも小さいと、
人間の認識し得る波長域の再生が低くなり、色のバラン
スが悪くなる。
【0145】このような波長を制限する手段は、補色モ
ザイクフィルターを用いた撮像系においてより効果を奏
するものである。
【0146】上記各実施例では、図20に示すように、
波長400nmにおける透過率を0%、420nmにお
ける透過率を90%、440nmにて透過率のピーク1
00%となるコーティングとしている。
【0147】前記した近赤外シャープカットコートとの
作用の掛け合わせにより、波長450nmの透過率99
%をピークとして、400nmにおける透過率を0%、
420nmにおける透過率を80%、600nmにおけ
る透過率を82%、700nmにおける透過率を2%と
する色調整のためのフィルターを達成している。それに
より、より忠実な色再現を行っている。
【0148】また、ローパスフィルターFLは、像面上
投影時の方位角度が水平(=0°)と±45°方向にそ
れぞれ結晶軸を有する3種類のフィルターを光軸方向に
重ねて使用しており、それぞれについて、水平にaμ
m、±45°方向にそれぞれSQRT(1/2) ×aだけずらす
ことで、モアレ抑制を行っている。ここで、SQRTは
前記のようにスクエアルートであり平方根を意味する。
【0149】また、CCDの撮像面I上には、図21に
示す通り、シアン、マゼンダ、イエロー、グリーン
(緑)の4色の色フィルターを撮像画素に対応してモザ
イク状に設けた補色モザイクフィルターを設けている。
これら4種類の色フィルターは、それぞれが略同じ数に
なるように、かつ、隣り合う画素が同じ種類の色フィル
ターに対応しないようにモザイク状に配置されている。
それにより、より忠実な色再現が可能となる。
【0150】補色モザイクフィルターは、具体的には、
図21に示すように少なくとも4種類の色フィルターか
ら構成され、その4種類の色フィルターの特性は以下の
通りであることが好ましい。
【0151】グリーンの色フイルターGは波長GP に分
光強度のピークを有し、イエローの色フィルターYe
波長YP に分光強度のピークを有し、シアンの色フィル
ターCは波長CP に分光強度のピークを有し、マゼンダ
の色フィルターMは波長MP1とMP2にピークを有し、以
下の条件を満足する。
【0152】510nm<GP <540nm 5nm<YP −GP <35nm −100nm<CP −GP <−5nm 430nm<MP1<480nm 580nm<MP2<640nm さらに、グリーン、イエロー、シアンの色フィルターは
それぞれの分光強度のピークに対して波長530nmで
は80%以上の強度を有し、マゼンダの色フィルターは
その分光強度のピークに対して波長530nmでは10
%から50%の強度を有することが、色再現性を高める
上でより好ましい。
【0153】本実施例におけるそれぞれの波長特性の一
例を図22に示す。グリーンの色フィルターGは525
nmに分光強度のビークを有している。イエローの色フ
ィルターYe は555nmに分光強度のピークを有して
いる。シアンの色フイルターCは510nmに分光強度
のピークを有している。マゼンダの色フィルターMは4
45nmと620nmにピークを有している。また、5
30nmにおける各色フィルターは、それぞれの分光強
度のピークに対して、Gは99%、Ye は95%、Cは
97%、Mは38%としている。
【0154】このような補色フイルターの場合、図示し
ないコントローラー(若しくは、デジタルカメラに用い
られるコントローラー)で、電気的に次のような信号処
理を行い、 輝度信号 Y=|G+M+Ye +C|×1/4 色信号 R−Y=|(M+Ye )−(G+C)| B−Y=|(M+C)−(G+Ye )| の信号処理を経てR(赤)、G(緑)、B(青)の信号
に変換される。
【0155】長波長域や短波長域は人間では認識し難く
とも、CCDでは受光感度が高いため、これらの光がC
CDに到達してしまうと、信号処理がうまくなされず色
再現性が悪くなるが、本実施例の構成では、IRカット
フィルター及び短波長域カットフィルターを用いること
で良好の色再現を可能としている。
【0156】このIRカットフィルターの位置は光路上
のどの位置であってもよいが、電子撮像装置の場合、最
も像側のレンズ群と像面(CCD等)の間に配すること
が、フィルターのコンパクト化やフィルターの効果を均
一にできるため好ましい。また、ローパスフィルターF
Lの枚数も、前記した通り1枚でも2枚でもよい。
【0157】本発明による電子撮像装置の1つの実施形
態の要部を図23に示す。本実施形態では、撮像光学系
(ズームレンズ)の第1群G1と第2群G2の間の光軸
5の光路上に、0段、−1段、−2段、−3段の明るさ
調節を可能にするターレット29を配置してある。な
お、撮像光学系等のその他の構成は上記各実施例と同様
である。
【0158】ターレット29に形成された各開口絞りの
各々には、平行平板30、−1段NDフィルター31、
−2段NDフィルター32、−3段NDフィルター33
が配置され、ターレット29の回動に合わせて光軸5の
光路上に順次位置するように構成されている。それよ
り、補色モザイクフィルターを有する撮像素子2に入射
する光量を調節している。平行平板30及びNDフィル
ター31、32、33の表面には、g線とh線との間に
おいて透過率がe線の透過率の半値となる波長補正作用
を備えるコーティング膜28を施して、短波長の色収差
による色フレアを低減させるようになっている。また、
後記の付記項〔23〕、〔24〕、〔25〕を満足する
ように構成している。
【0159】そして、各NDフィルター31〜33に対
応して全体の透過率が1/2、1/4、1/8と低下す
るように作用する。
【0160】また、各実施例の明るさ絞りの部分につい
ての他の実施例を図24に示す。撮像光学系の第1群G
1と第2群G2との間の光軸上の絞りの位置に、0段、
−1段、−2段、−3段、−4段の明るさ調節を可能と
するターレット10を配置している。ターレット10に
は、0段の調整をする開口形状が直径約4.5mmの円
形で固定の空間からなる開口1A(波長550nmに対
する透過率は100%) と、−1段補正するために開口
1Aの開口面積の約半分の開口面積を有する開口形状が
固定の透明な平行平板(波長550nmに対する透過率
は99%)からなる開口1Bと、開口1Bと同じ面積の
円形開口部を有し、−2段、−3段、−4段に補正する
ため、各々波長550nmに対する透過率が50%、2
5%、13%のNDフィルターが設けられた開口部1
C、1D、1Eとを有している。
【0161】そして、ターレット10の回転軸11の周
りの回動により何れかの開口を絞り位置に配することで
光量調節を行っている。
【0162】また、実効FナンバーFno' がFno' >a
/0.4μmとなるときに、開口内に波長550nmに
対する透過率が80%未満のNDフィルターが配される
構成としている。具体的には、実施例1では、望遠端の
実効F値が上記式を満たすのは、絞り開放時(0段)に
対して−2段とした実行F値が9.0となるときであ
り、そのときに対応する開口は1Cとなる。それによ
り、絞りの回折現象による像の劣化を抑えている。
【0163】また、図24に示すターレット10に代え
て、図25(a)に示すターレット10’を用いた例を
示す。撮像光学系の第1群G1と第2群G2との間の光
軸上の明るさ絞り位置に、0段、−1段、−2段、−3
段、−4段の明るさ調節を可能とするターレット10’
を配置している。ターレット10’には、0段の調整を
する開口形状が直径約4.5mmの円形で固定の開口1
A' と、−1段補正するために開口1A’の開口面積の
約半分の開口面積を有する開口形状が固定の開口1B'
と、さらに開口面積が順に50%ずつ小さくなり、−2
段、−3段、−4段に補正するための形状が固定の開口
部1C' 、1D' 、1E' とを有している。そして、タ
ーレット10’の回転軸11の周りの回動により何れか
の開口を絞り位置に配することで光量調節を行ってい
る。
【0164】また、これら複数の開口の中の1A' から
1D' にそれぞれ空間周波数特性の異なる光学的ローパ
スフィルターを配している。そして、図25(b)に示
すように、開口径が小さくなる程光学フィルターの空間
周波数特性を高く設定しており、それにより絞り込むこ
とによる回折現象による像の劣化を抑えている。なお、
図25(b)の各曲線は、ローパスフィルターのみの空
間周波数特性を示すものであり、各絞りの回折も含めた
特性は何れも等しくなるように設定されており、それに
より、絞り値によらない常に一定のローパス効果が得ら
れる電子撮像装置が達成できる。
【0165】さて、以上のような本発明の電子撮像装置
は、ズームレンズで物体像を形成しその像をCCDや銀
塩フィルムといった撮像素子に受光させて撮影を行う撮
影装置、とりわけデジタルカメラやビデオカメラ、情報
処理装置の例であるパソコン、電話、特に持ち運びに便
利な携帯電話等に用いることができる。以下に、その実
施形態を例示する。
【0166】図26〜図28は、本発明によるのズーム
レンズをデジタルカメラの撮影光学系41に組み込んだ
構成の概念図を示す。図26はデジタルカメラ40の外
観を示す前方斜視図、図27は同後方斜視図、図28は
デジタルカメラ40の構成を示す断面図である。デジタ
ルカメラ40は、この例の場合、撮影用光路42を有す
る撮影光学系41、ファインダー用光路44を有するフ
ァインダー光学系43、シャッター45、フラッシュ4
6、液晶表示モニター47等を含み、カメラ40の上部
に配置されたシャッター45を押圧すると、それに連動
して撮影光学系41、例えば実施例1のズームレンズを
通して撮影が行われる。撮影光学系41によって形成さ
れた物体像が、近赤外カットフィルター、光学的ローパ
スフィルターからなるフィルターFを介してCCD49
の撮像面上に形成される。このCCD49で受光された
物体像は、処理手段51を介し、電子画像としてカメラ
背面に設けられた液晶表示モニター47に表示される。
また、この処理手段51には記録手段52が接続され、
撮影された電子画像を記録することもできる。なお、こ
の記録手段52は処理手段51と別体に設けてもよい
し、フロッピーディスクやメモリーカード、MO等によ
り電子的に記録書込を行うように構成してもよい。ま
た、CCD49に代わって銀塩フィルムを配置した銀塩
カメラとして構成してもよい。
【0167】さらに、ファインダー用光路44上にはフ
ァインダー用対物光学系53が配置してある。このファ
インダー用対物光学系53によって形成された物体像
は、像正立部材であるポロプリズム55の視野枠57上
に形成される。このポリプリズム55の後方には、正立
正像にされた像を観察者眼球Eに導く接眼光学系59が
配置されている。なお、撮影光学系41及びファインダ
ー用対物光学系53の入射側、接眼光学系59の射出側
にそれぞれカバー部材50が配置されている。
【0168】このように構成されたデジタルカメラ40
は、撮影光学系41が広画角で高変倍比であり、収差が
良好で、明るく、フィルター等が配置できるバックフォ
ーカスの大きなズームレンズであるので、高性能・低コ
スト化が実現できる。
【0169】なお、図28の例では、カバー部材50と
して平行平面板を配置しているが、パワーを持ったレン
ズを用いてもよい。
【0170】次に、本発明のズームレンズが対物光学系
として内蔵された情報処理装置の一例であるパソコンが
図29〜図31に示される。図29はパソコン300の
カバーを開いた前方斜視図、図30はパソコン300の
撮影光学系303の断面図、図31は図29の状態の側
面図である。図29〜図31に示されるように、パソコ
ン300は、外部から繰作者が情報を入力するためのキ
ーボード301と、図示を省略した情報処理手段や記録
手段と、情報を操作者に表示するモニター302と、操
作者自身や周辺の像を撮影するための撮影光学系303
とを有している。ここで、モニター302は、図示しな
いバックライトにより背面から照明する透過型液晶表示
素子や、前面からの光を反射して表示する反射型液晶表
示素子や、CRTディスプレイ等であってよい。また、
図中、撮影光学系303は、モニター302の右上に内
蔵されているが、その場所に限らず、モニター302の
周囲や、キーボード301の周囲のどこであってもよ
い。
【0171】この撮影光学系303は、撮影光路304
上に、本発明によるズームレンズ(図では略記)からな
る対物レンズ112と、像を受光する撮像素子チップ1
62とを有している。これらはパソコン300に内蔵さ
れている。
【0172】ここで、撮像素子チップ162上には光学
的ローパスフィルターFが付加的に貼り付けられて撮像
ユニット160として一体に形成され、対物レンズ11
2の鏡枠113の後端にワンタッチで嵌め込まれて取り
付け可能になっているため、対物レンズ112と撮像素
子チップ162の中心合わせや面間隔の調整が不要であ
り、組立が簡単となっている。また、鏡枠113の先端
には、対物レンズ112を保護するためのカバーガラス
114が配置されている。なお、鏡枠113中のズーム
レンズの駆動機構は図示を省いてある。
【0173】撮像素子チップ162で受光された物体像
は、端子166を介して、パソコン300の処理手段に
入力され、電子画像としてモニター302に表示され
る、図29には、その一例として、操作者の撮影された
画像305が示されている。また、この画像305は、
処理手段を介し、インターネットや電話を介して、遠隔
地から通信相手のパソコンに表示されることも可能であ
る。
【0174】次に、本発明のズームレンズが撮影光学系
として内蔵された情報処理装置の一例である電話、特に
持ち運びに便利な携帯電話が図32に示される。図32
(a)は携帯電話400の正面図、図32(b)は側面
図、図32(c)は撮影光学系405の断面図である。
図32(a)〜(c)に示されるように、携帯電話40
0は、操作者の声を情報として入力するマイク部401
と、通話相手の声を出力するスピーカ部402と、操作
者が情報を入力する入力ダイアル403と、操作者自身
や通話相手等の撮影像と電話番号等の情報を表示するモ
ニター404と、撮影光学系405と、通信電波の送信
と受信を行うアンテナ406と、画像情報や通信情報、
入力信号等の処理を行う処理手段(図示せず)とを有し
ている。ここで、モニター404は液晶表示素子であ
る。また、図中、各構成の配置位置は、特にこれらに限
られない。この撮影光学系405は、撮影光路407上
に配置された本発明によるズームレンズ(図では略記)
からなる対物レンズ112と、物体像を受光する撮像素
子チップ162とを有している。これらは、携帯電話4
00に内蔵されている。
【0175】ここで、撮像素子チップ162上には光学
的ローパスフィルターFが付加的に貼り付けられて撮像
ユニット160として一体に形成され、対物レンズ11
2の鏡枠113の後端にワンタッチで嵌め込まれて取り
付け可能になっているため、対物レンズ112と撮像素
子チップ162の中心合わせや面間隔の調整が不要であ
り、組立が簡単となっている。また、鏡枠113の先端
には、対物レンズ112を保護するためのカバーガラス
114が配置されている。なお、鏡枠113中のズーム
レンズの駆動機構は図示を省いてある。
【0176】撮影素子チップ162で受光された物体像
は、端子166を介して、図示していない処理手段に入
力され、電子画像としてモニター404に、又は、通信
相手のモニターに、又は、両方に表示される。また、通
信相手に画像を送信する場合、撮像素子チップ162で
受光された物体像の情報を、送信可能な信号へと変換す
る信号処理機能が処理手段には含まれている。
【0177】以上、種々の実施例を説明したが、本発明
はこれらの実施例に限定されることなく、設計の必要に
応じて上記各実施例において記載された構成を種々組み
合わせたり、変更しても構わないことは言うまでもな
い。
【0178】以上の本発明の電子撮像装置は例えば次の
ように構成することができる。
【0179】〔1〕 物体側より順に、負の屈折力を有
する第1群と、正の屈折力を有する第2群と、正の屈折
力を有する第3群とからなり、無限遠物点合焦時に広角
端から望遠端に変倍する際は、前記第2群と前記第3群
の間隔が大きくなり、前記第3群を物体側に繰り出すこ
とでより近距離の被写体に合焦することが可能なズーム
レンズであって、前記第2群が、物体側から順に、1枚
の正レンズ2a、1枚の負レンズ2b、少なくとも1枚
のレンズを含むレンズ群2cよりなり、前記第3群が正
レンズ1枚よりなり、以下の条件を満たすズームレンズ
を有することを特徴とする電子撮像装置。
【0180】 (1) 0.04<t2N/t2 <0.18 (2) −0.5<f2a/f2c<1.1 だだし、t2Nは、第2群の物体側正レンズ2aの像側の
面から第2群の負レンズ2bの像側の面までの光軸上の
距離、t2 は、第2群の物体側正レンズ2aの物体側の
面からレンズ群2cの最も像側の面までの光軸上での距
離、f2aとf2cは、それぞれ第2群の物体側正レンズ2
aとレンズ群2cの空気中の焦点距離である。
【0181】〔2〕 物体側より順に、負の屈折力を有
する第1群と、正の屈折力を有する第2群と、正の屈折
力を有する第3群とからなり、無限遠物点合焦時に広角
端から望遠端に変倍する際は、前記第2群と前記第3群
の間隔が大きくなり、前記第3群を物体側に繰り出すこ
とでより近距離の被写体に合焦することが可能なズーム
レンズであって、前記第2群が、物体側から順に、1枚
の正レンズ2a、1枚の負レンズ2b、1枚のレンズか
らなるレンズ群2cよりなり、前記第3群が正レンズ1
枚よりなり、以下の条件を満たすズームレンズを有する
ことを特徴とする電子撮像装置。
【0182】(1) 0.04<t2N/t2 <0.18 (2) −0.5<f2a/f2c<1.1 だだし、t2Nは、第2群の物体側正レンズ2aの像側の
面から第2群の負レンズ2bの像側の面までの光軸上の
距離、t2 は、第2群の物体側正レンズ2aの物体側の
面からレンズ群2cの最も像側の面までの光軸上での距
離、f2aとf2cは、それぞれ第2群の物体側正レンズ2
aとレンズ群2cの空気中の単体焦点距離である。
【0183】〔3〕 前記第2群のレンズ群2cが非球
面を含み、前記第3群が球面のみ、又は、以下に示す条
件を満たす非球面を有するズームレンズを有することを
特徴とする上記1又は2記載の電子撮像装置。
【0184】(3) abs (z)/L<1.5×10-2 だだし、 abs(z)は、光軸より0.35Lの高さでの
第3群の非球面の光軸上の曲率半径を有する球面からの
光軸方向への偏倚量の絶対値、Lは有効撮像面の対角長
である。
【0185】〔4〕 以下の条件を満たすズームレンズ
を有することを特徴とする上記1から3の何れか1項記
載の電子撮像装置。
【0186】 (4) (R2c1 +R2cr )/(R2c1 −R2cr )<−0.4 (5) −1.1<(R31+R32)/(R31−R32)<1.5 ただし、R2c1 、R2cr は、それぞれ第2群の像側のレ
ンズ群2cの最も物体側の面と最も像側の面の、R31
32は、第3群の物体側から1番目と2番目のレンズ面
のそれぞれの光軸上の曲率半径である。
【0187】〔5〕 前記第2群のレンズ2aとレンズ
2bが接合されているズームレンズを有することを特徴
とする上記1から4の何れか1項記載の電子撮像装置。
【0188】〔6〕 以下の条件を満足するズームレン
ズを有することを特徴とする上記5記載の電子撮像装
置。
【0189】 (6) −1.5<{(R2a1 +R2a2 )・(R2b1 −R2b2 )} /{(R2a1 −R2a2 )・(R2b1 +R2b2 )}<−0.6 ただし、R2a1 、R2a2 、R2b1 (=R2a2 ) 、R2b2
は、それぞれ第2群のレンズ2aの物体側、像側、レン
ズ2bの物体側、像側の光軸上の曲率半径である。
【0190】〔7〕 前記第2群のレンズ2aの物体側
の面に非球面を有するズームレンズを有することを特徴
とする上記1から6の何れか1項記載の電子撮像装置。
【0191】〔8〕 前記第1群は、物体側から順に、
2枚以下の負レンズからなる負レンズ群と1枚の正レン
ズからなる正レンズ群とからなり、前記負レンズ群の中
少なくとも1枚の負レンズは非球面を含むズームレンズ
を有し、以下の条件を満足するズームレンズを有するこ
とを特徴とする上記1から7の何れか1項記載の電子撮
像装置。
【0192】(7) −0.1<fW /R11<0.45 ただし、R11は、第1群の物体側から1番目のレンズ面
の光軸上の曲率半径、f W は、ズームレンズ全系の広角
端(無限遠物点)の焦点距離である。
【0193】
〔9〕 以下の条件を満足するズームレン
ズを有することを特徴とする上記8記載の電子撮像装
置。
【0194】(8) 0.13<dNP/fW <1.0 ただし、dNPは、第1群の負レンズ群と正レンズ群の光
軸上での空気間隔である。
【0195】〔10〕 前記第1群は、物体側から順
に、1枚の正レンズと2枚の負レンズと1枚の正レンズ
とからなるズームレンズを有することを特徴とする上記
1から7の何れか1項記載の電子撮像装置。
【0196】〔11〕 以下の条件を満足するズームレ
ンズを有することを特徴とする上記10記載の電子撮像
装置。
【0197】(9) 0.75<R14/L<3 ただし、R14は、第1群の物体側から4番目のレンズ面
の光軸上の曲率半径、Lは、撮像素子の有効撮像領域の
対角長である。
【0198】〔12〕 前記第1群は、物体側から順
に、2枚の負レンズと1枚の正レンズと1枚の負レンズ
とからなるズームレンズを有することを特徴とする上記
1から7の何れか1項記載の電子撮像装置。
【0199】〔13〕 前記第1群は、物体側から順
に、1枚の正レンズと1枚の負レンズと1枚の正レンズ
とからなり、前記何れか一方の正レンズが非球面を含む
弱い屈折力にて構成され、以下の条件を満足するズーム
レンズを有することを特徴とする上記1から7の何れか
1項記載の電子撮像装置。
【0200】(10) 0<fW /f1P<0.3 ただし、f1Pは、第1群の非球面を含む弱い屈折力の正
レンズの焦点距離、fWはズームレンズ全系の広角端
(無限遠物点)の焦点距離である。
【0201】〔14〕 前記第1群は、物体側から順
に、1枚の正レンズと1枚の負メニスカスレンズと負レ
ンズと正レンズの接合レンズ成分とからなるズームレン
ズを有することを特徴とする上記1から7の何れか1項
記載の電子撮像装置。
【0202】〔15〕 前記第1群、前記第2群の総厚
が以下の条件を満足することを特徴とする上記1から1
4の何れか1項記載の電子撮像装置。
【0203】(11) 0.4<t1 /L<2.2 (12) 0.5<t2 /L<1.5 ただし、t1 は、第1群の最も物体側のレンズ面から最
も像側のレンズ面までの光軸上での厚み、t2 は、第2
群の最も物体側の面から最も像側の面までの光軸上での
厚み、Lは、撮像素子の有効撮像領域の対角長である。
【0204】〔16〕 前記ズームレンズ後方にある撮
像素子よりも物体側に、波長600nmでの透過率が8
0%以上、波長700nmでの透過率が10%以下の近
赤外シャープカットコートを有することを特徴とする上
記1から15の何れか1項記載の電子撮像装置。
【0205】〔17〕 前記撮像素子のカラー化フィル
ターとして補色モザイクフィルターを使用することを特
徴とする上記16記載の電子撮像装置。
【0206】〔18〕 前記補色モザイクフィルターは
少なくとも4種類の色フィルターからなり、それぞれが
略同じ数になるように、かつ、隣り合う画素が同じ種類
の色フィルターに対応しないようにモザイク状に配置さ
れていることを特徴とする上記17記載の電子撮像装
置。
【0207】〔19〕 前記補色モザイクフィルターは
少なくとも4種類の色フィルターから構成され、前記4
種類の色フィルターの特性は以下の通りであることを特
徴とする上記17又は18記載の電子撮像装置。
【0208】グリーンの色フイルターGは波長GP に分
光強度のピークを有し、イエローの色フィルターYe
波長YP に分光強度のピークを有し、シアンの色ブィル
ターCは波長CP に分光強度のピークを有し、マゼンダ
の色フィルターMは波長MP1とMP2にピークを有し、以
下の条件を満足する。
【0209】510nm<GP <540nm 5nm<YP −GP <35nm−100nm<CP −G
P <−5nm 430nm<MP1<480nm 580nm<MP2<640nm 〔20〕 前記グリーン、イエロー、シアンの色フィル
ターはそれぞれの分光強度のピークに対して530nm
では80%以上の強度を有し、前記マゼンダの色フィル
ターはその分光強度のピークに対して波長530nmで
は10%から50%の強度を有することを特徴とする上
記19記載のの電子撮像装置。
【0210】〔21〕 前記撮像素子より物体側に配置
される光学的ローパスフィルターの総厚tLPF が以下の
条件を満たすことを特徴とする上記1から20の何れか
1項記載の電子撮像装置。
【0211】 (13) 0.15×103 <tLPF /a<0.45×103 ただし、aは電子撮像素子の水平画素ピッチである。
【0212】〔22〕 開口サイズが固定の複数の開口
を有し、その中の1つを第1群の最も像側のレンズ面と
第3群の最も物体側のレンズ面の間の何れかの光路内に
挿入でき、かつ、他のものと交換可能とすることで像面
照度を調節することを特徴とする上記1から21の何れ
か1項記載の電子撮像装置。
【0213】〔23〕 前記複数の開口の中、一部の開
口内に波長550nmに対する透過率が80%未満の媒
体を有することを特徴とする上記22記載の電子撮像装
置。
【0214】〔24〕 a/Fナンバー<0.4μmと
なるようなF値に相当する光量になるように調節を実施
する場合は、開口内に波長550nmに対する透過率が
80%未満の媒体を有することを特徴とする上記22記
載の電子撮像装置。ただし、aは電子撮像素子の水平画
素ピッチである。
【0215】〔25〕 前記複数の開口の一部にそれぞ
れ周波数特性の異なる光学的ローパスフィルターを有す
ることを特徴とする上記22から24の何れか1項記載
の電子撮像装置。
【0216】〔26〕 前記ズームレンズの変倍比が
2.3以上であることを特徴とする上記1から25の何
れか1項記載の電子撮像装置。
【0217】
【発明の効果】本発明により、沈胴厚が薄く、収納性に
優れ、かつ、高倍率でリアフォーカスにおいても結像性
能の優れたズームレンズを得ることができ、ビデオカメ
ラやデジタルカメラの徹底的薄型化を図ることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子撮像装置に用いられるズームレン
ズの実施例1の無限遠物点合焦時の広角端でのレンズ断
面図である。
【図2】ズームレンズの実施例2の図1と同様なレンズ
断面図である。
【図3】ズームレンズの実施例3の図1と同様なレンズ
断面図である。
【図4】ズームレンズの実施例4の図1と同様なレンズ
断面図である。
【図5】ズームレンズの実施例5の図1と同様なレンズ
断面図である。
【図6】ズームレンズの実施例6の図1と同様なレンズ
断面図である。
【図7】ズームレンズの実施例7の図1と同様なレンズ
断面図である。
【図8】ズームレンズの実施例8の図1と同様なレンズ
断面図である。
【図9】ズームレンズの実施例9の図1と同様なレンズ
断面図である。
【図10】ズームレンズの実施例10の図1と同様なレ
ンズ断面図である。
【図11】ズームレンズの実施例11の図1と同様なレ
ンズ断面図である。
【図12】ズームレンズの実施例12の図1と同様なレ
ンズ断面図である。
【図13】ズームレンズの実施例13の図1と同様なレ
ンズ断面図である。
【図14】ズームレンズの実施例14の図1と同様なレ
ンズ断面図である。
【図15】ズームレンズの実施例15の図1と同様なレ
ンズ断面図である。
【図16】ズームレンズの実施例16の図1と同様なレ
ンズ断面図である。
【図17】ズームレンズの実施例17の図1と同様なレ
ンズ断面図である。
【図18】実施例1のズームレンズの無限遠フォーカス
時の収差図である。
【図19】近赤外シャープカットコートの一例の透過率
特性を示す図である。
【図20】ローパスフィルターの射出面側に設ける色フ
ィルターの一例の透過率特性を示す図である。
【図21】補色モザイクフィルターの色フィルター配置
を示す図である。
【図22】補色モザイクフィルターの波長特性の一例を
示す図である。
【図23】本発明による電子撮像装置の1つの実施形態
の要部を示す斜視図である。
【図24】各実施例の明るさ絞りの部分についての他の
実施例を示す斜視図である。
【図25】各実施例の明るさ絞りの部分の別の例の詳細
を示す図である。
【図26】本発明によるズームレンズを組み込んだデジ
タルカメラの外観を示す前方斜視図である。
【図27】図26のデジタルカメラの後方斜視図であ
る。
【図28】図26のデジタルカメラの断面図である。
【図29】本発明によるズームレンズが対物光学系とし
て組み込れたパソコンのカバーを開いた前方斜視図であ
る。
【図30】パソコンの撮影光学系の断面図である。
【図31】図29の状態の側面図である。
【図32】本発明によるズームレンズが対物光学系とし
て組み込れた携帯電話の正面図、側面図、その撮影光学
系の断面図である。
【符号の説明】
G1…第1(レンズ)群 G2…第2(レンズ)群 G3…第3(レンズ)群 FI…近赤外カットフィルター FL…光学的ローパスフィルター CG…CCDのカバーガラス I …像面 2 …撮像素子 5 …光軸 1A、1B、1C、1D、1E…開口 1A’、1B’、1C’、1D’、1E’…開口 10…ターレット 10’…ターレット 11…回転軸 28…コーティング膜 29…ターレット 30…平行平板 31…−1段NDフィルター 32…−2段NDフィルター 33…−3段NDフィルター 40…デジタルカメラ 41…撮影光学系 42…撮影用光路 43…ファインダー光学系 44…ファインダー用光路 45…シャッター 46…フラッシュ 47…液晶表示モニター 49…CCD 50…カバー部材 51…処理手段 52…記録手段 53…ファインダー用対物光学系 55…ポロプリズム 57…視野枠 59…接眼光学系 112…対物レンズ 113…鏡枠 114…カバーガラス 160…撮像ユニット 162…撮像素子チップ 166…端子 300…パソコン 301…キーボード 302…モニター 303…撮影光学系 304…撮影光路 305…画像 400…携帯電話 401…マイク部 402…スピーカ部 403…入力ダイアル 404…モニター 405…撮影光学系 406…アンテナ 407…撮影光路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邉 正仁 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小西 宏一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H087 KA01 MA14 PA05 PA06 PA18 PA19 PB07 PB08 QA02 QA03 QA07 QA12 QA13 QA14 QA17 QA19 QA21 QA22 QA25 QA34 QA41 QA46 RA05 RA12 RA13 RA36 RA43 SA14 SA16 SA19 SA62 SA63 SA64 SA74 SB03 SB04 SB05 SB14 SB15 SB22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に、負の屈折力を有する第
    1群と、正の屈折力を有する第2群と、正の屈折力を有
    する第3群とからなり、無限遠物点合焦時に広角端から
    望遠端に変倍する際は、前記第2群と前記第3群の間隔
    が大きくなり、前記第3群を物体側に繰り出すことでよ
    り近距離の被写体に合焦することが可能なズームレンズ
    であって、 前記第2群が、物体側から順に、1枚の正レンズ2a、
    1枚の負レンズ2b、少なくとも1枚のレンズを含むレ
    ンズ群2cよりなり、前記第3群が正レンズ1枚よりな
    り、以下の条件を満たすズームレンズを有することを特
    徴とする電子撮像装置。 (1) 0.04<t2N/t2 <0.18 (2) −0.5<f2a/f2c<1.1 だだし、t2Nは、第2群の物体側正レンズ2aの像側の
    面から第2群の負レンズ2bの像側の面までの光軸上の
    距離、t2 は、第2群の物体側正レンズ2aの物体側の
    面からレンズ群2cの最も像側の面までの光軸上での距
    離、f2aとf2cは、それぞれ第2群の物体側正レンズ2
    aとレンズ群2cの空気中の焦点距離である。
  2. 【請求項2】 物体側より順に、負の屈折力を有する第
    1群と、正の屈折力を有する第2群と、正の屈折力を有
    する第3群とからなり、無限遠物点合焦時に広角端から
    望遠端に変倍する際は、前記第2群と前記第3群の間隔
    が大きくなり、前記第3群を物体側に繰り出すことでよ
    り近距離の被写体に合焦することが可能なズームレンズ
    であって、 前記第2群が、物体側から順に、1枚の正レンズ2a、
    1枚の負レンズ2b、1枚のレンズからなるレンズ群2
    cよりなり、前記第3群が正レンズ1枚よりなり、以下
    の条件を満たすズームレンズを有することを特徴とする
    電子撮像装置。 (1) 0.04<t2N/t2 <0.18 (2) −0.5<f2a/f2c<1.1 だだし、t2Nは、第2群の物体側正レンズ2aの像側の
    面から第2群の負レンズ2bの像側の面までの光軸上の
    距離、t2 は、第2群の物体側正レンズ2aの物体側の
    面からレンズ群2cの最も像側の面までの光軸上での距
    離、f2aとf2cは、それぞれ第2群の物体側正レンズ2
    aとレンズ群2cの空気中の単体焦点距離である。
  3. 【請求項3】 前記第2群のレンズ群2cが非球面を含
    み、前記第3群が球面のみ、又は、以下に示す条件を満
    たす非球面を有するズームレンズを有することを特徴と
    する請求項1又は2記載の電子撮像装置。 (3) abs (z)/L<1.5×10-2 だだし、 abs(z)は、光軸より0.35Lの高さでの
    第3群の非球面の光軸上の曲率半径を有する球面からの
    光軸方向への偏倚量の絶対値、Lは有効撮像面の対角長
    である。
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