JP2002038913A - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

内燃機関の可変動弁装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロッカアームを介して制御カムに伝達される
バルブスプリングのばね反力に起因して、アクチュエー
タの駆動負荷が増加する。 【解決手段】 外周に駆動カム15が設けられた駆動軸
13と、該駆動軸に揺動自在に支持されて吸気弁12を
バルブリフター16を介して開閉作動させる揺動カム1
7とを備えている。前記駆動カムの回転力を、リンクア
ーム24,ロッカアーム23及びリンクロッド25を介
して揺動カムに伝達すると共に、制御軸32外周の制御
カム33を回転制御してロッカアーム一端部23a側の
第1回動支点P1を変化させてバルブリフトを可変にす
る。そして、ロッカアームと駆動カムとの第2回動支点
P2と、ロッカアームと揺動カムとの第3回動支点P3
とを、ロッカアームの他端部23b側に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば吸気弁ある
いは排気弁の特にバルブリフト量を機関運転状態に応じ
て可変にできる内燃機関の可変動弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の可変動弁装置としては、
本出願人が先に出願した特願平9−212831号など
に記載されたものがある類似構造を示す図11に基づい
て概略を説明すれば、この可変動弁装置は、吸気弁側に
適用されたもので、クランク軸の回転に同期して回転す
る駆動軸51の外周に、軸心Yが駆動軸51の軸心Xか
ら偏心した駆動カム52が設けられていると共に、駆動
カム52の回転力が多節リンク状の伝達機構を介して伝
達されて、吸気弁53の上端部に有するバルブリフター
54の上面をカム面55が摺接して吸気弁53を開閉作
動させる揺動カム56を有している。
【0003】前記伝達機構は、揺動カム56の上方に配
置されて制御軸57に揺動自在に支持されたロッカアー
ム58と、円環状の基端部59aが駆動カム52の外周
面52aに嵌合しかつ他端部59bがロッカアーム58
の一端部58aにピン60を介して回転自在に連結され
たリンクアーム59と、一端部61aがロッカアーム5
8の他端部58bにピン62を介して回転自在に連結さ
れ、他端部61bが前記揺動カム56の端部にピン63
を介して回転自在に連結されたリンクロッド61とから
構成されている。
【0004】また、前記制御軸57の外周面には、軸心
P1が制御軸57の軸心Pから所定量偏心した制御カム
64が固定されている。この制御カム64は、ロッカア
ーム58のほぼ中央に穿設された支持孔58c内に回転
自在に嵌入保持されて、その回転位置に応じてロッカア
ーム58の揺動支点を変化させて、揺動カム56のカム
面55のバルブリフター54上面に対する転接位置を変
換させて、吸気弁53のバルブリフトを可変制御するよ
うになっている。
【0005】すなわち、機関運転状態が例えば低回転低
負荷域である場合は、図外の電動モータなどのアクチュ
エータによって制御軸57を例えば図中時計方向へ回転
させて、制御カム64を同方向へ回転させることによ
り、ロッカアーム58の揺動支点位置を図示の位置から
左側へ移動させる。これにより、ロッカアーム58とリ
ンクアーム59及びリンクロッド61との各枢支点が左
側に移動して揺動カム56のカムノーズ部56a側の端
部を引き上げ、これによって揺動カム56のバルブリフ
ター54上面上の当接位置がベース部55a側に移動す
る。したがって、吸気弁53は、そのバルブリフト特性
が小リフトとなるように制御される。
【0006】一方、高回転高負荷域に移行した場合は、
アクチュエータが制御軸57を介して制御カム64を図
示の位置に回転制御するため、ロッカアーム58の揺動
支点が逆方向に移動する。これにより、揺動カム56
は、リンクロッド61などによって端部56aが押し下
げられて、バルブリフター54上面との当接位置がリフ
ト頂面55d側に移動するため、吸気弁53のバルブリ
フトが大リフトとなるように制御される。
【0007】したがって、機関運転状態に応じて燃費の
改善や出力の向上など機関性能を十分に発揮させること
ができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の可変動弁装置にあっては、制御カム64の回転位置
に応じてロッカアーム58の揺動支点を変化させること
によりバルブリフト特性を大小可変にすることができる
ものの、かかる制御カム64の回転制御、つまり制御軸
57の回転中における制御軸57に作用する荷重につい
ては何ら考慮されていない。
【0009】すなわち、吸気弁13の開作動中には、バ
ルブスプリング53aのばね力がバルブリフター54を
介して揺動カム56にFsとして作用し、それにより図
12の矢印方向のモーメントM1が加わる。このM1によ
りリンクロッド61には、リンクロッド両端部61a,
61bの両ピン62,63の軸心を結ぶ方向の反力f 1
がピン63を介して作用して、ロッカアーム58の他端
部58bには、この反力f1がピン62を介して作用す
る。そして、ロッカアーム58は、この反力f1によ
り、揺動支点中心に反時計回りのモーメントを受ける
が、ロッカアーム58の一端部58aには反力f2がピ
ン60を介して作用し、このモーメントと均り合うこと
になる。
【0010】このため、前記ピン62及びピン60に作
用する両反力f1,f2の合力が制御カム64に作用して
該制御カム64の中心P1に大きな荷重Fが掛る。この
ため、この荷重Fと該荷重Fのベクトルに制御軸57の
中心Pに降ろした垂線の長さtとの積がモーメントMc
として制御軸57に作用する。
【0011】この結果、この制御軸57を回転させるア
クチュエータの駆動負荷が大きくなって、回転駆動エネ
ルギーの大きな損失が発生する。したがって、アクチュ
エータの大型化が余儀なくされると共に、該アクチュエ
ータの駆動による電力消費や機関の燃費が悪化するおそ
れがある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記先願に係
る可変動弁装置の実情に鑑みて案出されたもので、請求
項1記載の発明は、機関のクランク軸に同期して回転
し、外周に駆動カムが設けられた駆動軸と、揺動に伴っ
て機関弁を開閉作動させる揺動カムと、一端部が第1の
回動支点を介して偏心制御カムに揺動自在に設けられて
いると共に、前記駆動カムと揺動カムにそれぞれ第2、
第3の回動支点を介して回動自在に連係し、前記揺動作
用によって駆動カムの駆動力を前記揺動カムに伝達する
ロッカアームと、前記偏心制御カムをアクチュエータに
よって回動制御する制御軸とを備え、前記偏心制御カム
の回動位置制御により前記ロッカアームの揺動支点を変
化させて、前記揺動カムによる機関弁のバルブリフトを
可変にする内燃機関の可変動弁装置において、前記ロッ
カアームと前記駆動カムとの前記第2回動支点と、ロッ
カアームと揺動カムとの第3回動支点とを、ロッカアー
ムの他端部側に配置したことを特徴としている。
【0013】請求項2に記載の発明は、前記第2の回動
支点と第3の回動支点を、ほぼ同一軸線上に配置したこ
とを特徴としている。
【0014】請求項3に記載の発明は、前記ロッカアー
ムの他端部に、第2の回動支点と第3の回動支点を同軸
ピンを介して隣接配置したことを特徴としている。
【0015】請求項4に記載の発明は、前記ロッカアー
ムの他端部を二股状に形成すると共に、該二股部の間
に、前記駆動カムが連係する第2の回動支点を配置し、
かつ二股部の両外側に、一対の前記揺動カムがそれぞれ
連係する第3の回動支点を配置したことを特徴としてい
る。
【0016】請求項5に記載の発明は、前記ロッカアー
ムの二股部に、同軸ピンを貫通すると共に、該同軸ピン
に前記駆動カムが連係する第2の回動支点と、左右一対
の揺動カムの各第3の回動支点を配置したことを特徴と
している。
【0017】請求項6に記載の発明は、一端部が前記第
3の回動支点を介して連係されたリンクロッドの他端部
に、前記揺動カムのベースサークルの側端を連係したこ
とを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の可変動弁装置の実
施形態を図面に基づいて詳述する。この実施形態の可変
動弁装置は、1気筒あたり2つの吸気弁を備えかつ吸気
弁のバルリフト量を機関運転状態に応じて可変にする可
変機構を備えている。
【0019】すなわち、この可変動弁装置は、図1,図
2に示すようにシリンダヘッド11に図外のバルブガイ
ドを介して摺動自在に設けられた一対の吸気弁12,1
2と、シリンダヘッド11上部の軸受14に回転自在に
支持された中空状の駆動軸13と、該駆動軸13に連結
ピン40により固設された偏心回転カムである1つの駆
動カム15と、駆動軸13の外周面に揺動自在に支持さ
れて、各吸気弁12,12の上端部に配設されたバルブ
リフター16,16に摺接して各吸気弁12,12を開
作動させる揺動カム17,17と、駆動カム15と揺動
カム17,17との間に連係されて、駆動カム15の回
転力を揺動カム17,17の揺動力として伝達する伝達
機構18と、該伝達機構18の作動位置を可変にする可
変機構19とを備えている。
【0020】前記駆動軸13は、機関前後方向に沿って
配置されていると共に、一端部に設けられた図外の従動
スプロケットや該従動スプロケットに巻装されたタイミ
ングチェーン等を介して機関のクランク軸から回転力が
伝達されており、この回転方向は図1中反時計方向に設
定されている。なお、駆動軸13は、高強度材で形成さ
れている。
【0021】前記軸受14は、シリンダヘッド11の上
端部に設けられて駆動軸13の上部を支持するメインブ
ラケット14aと、該メインブラケット14aの上端部
に設けられて後述する制御軸32を回転自在に支持する
サブブラケット14bとを有し、両ブラケット14a,
14bが一対のボルト14c,14cによって上方から
共締め固定されている。
【0022】前記駆動カム15は、耐摩耗材によって一
体に形成され、図2にも示すように、ほぼリング状を呈
し、円環状のカム本体15aと、該カム本体15aの外
端面に一体に設けられた筒状部15bとからなり、内部
軸方向に駆動軸挿通孔15cが貫通形成されていると共
に、カム本体15aの軸心Yが駆動軸13の軸心Xから
径方向へ所定量だけオフセットしている。また、この駆
動カム15は、筒状部15bの径方向から駆動軸13に
挿通した連結ピンにより駆動軸13に連結固定されてい
ると共に、筒状部15bのカム本体15a側の一側面に
は、三ケ月形の平面部が形成されている。さらに、この
駆動カム15は、図1に示すように駆動軸13の回転に
伴って図2の反時計方向へ回転するようになっている。
【0023】前記バルブリフター16,16は、有蓋円
筒状に形成され、シリンダヘッド11の保持孔内に摺動
自在に保持されていると共に、揺動カム17,17が摺
接する上面16a,16aが平坦状に形成されている。
【0024】前記揺動カム17,17は、図1及び図2
に示すようにほぼ雨滴状を呈し、ほぼ円筒状の基端部2
0に駆動軸13の外周面に回転自在に支持される支持孔
20aが貫通形成されていると共に、一端部のカムノー
ズ部21側にピン孔21aが貫通形成されている。ま
た、揺動カム17の下面には、カム面22が形成されて
おり、このカム面22は、基端部20側の基円面22a
と、該基円面22aからカムノーズ部21側に円弧状に
延びるランプ面22bと、該ランプ面22bからカムノ
ーズ部21の先端側に有する最大リフトの頂面22dに
連なるリフト面22cとが形成されており、該基円面2
2aとランプ面22b,リフト面22c及び頂面22d
とが、揺動カム17の揺動位置に応じて各バルブリフタ
ー16の上面16a所定位置に当接するようになってい
る。
【0025】すなわち、基円面22aの所定角度範囲が
ベースサークル区間になり、ランプ面22bの前記ベー
スサークル区間から所定角度範囲がいわゆるランプ区間
となり、さらにランプ面22bのランプ区間から頂面2
2cまでの所定角度範囲がリフト区間になるように設定
されている。
【0026】前記伝達機構18は、駆動軸13の上方に
配置されて円筒状の一端部23aが揺動自在に支持され
たロッカアーム23と、該ロッカアーム23の他端部2
3bと駆動カム15とを連係するリンクアーム24と、
ロッカアーム23の前記他端部23bの異なった部位と
揺動カム17とを連係するリンクロッド25とを備えて
いる。
【0027】前記ロッカアーム23は、図1に示すよう
に一端部23aが支持孔23cを介して後述する制御カ
ム33に揺動自在に支持されており、前記制御カム33
の軸心P1が第1の回動支点になっている。また、一端
部23aの外端部に突設された他端部23bは、二股状
に形成されて、該二股部の比較的肉厚な一方部位23c
の外側部に後述するリンクアーム24の突出端24bを
回転自在に連結するピン26が突設されていると共に、
前記一方部位23cと他方部位23dとの間にリンクロ
ッド25の一端部25aを回転自在に連結するピン27
が介装されている。
【0028】また、前記リンクアーム24は、比較的大
径な円環状の一端部である基端部24aと、該基端部2
4aの外周面所定位置に突設された他端部である突出端
24bとを備え、前記突出端24bには、前記ピン26
が回転自在に挿通するピン孔が貫通形成されている。こ
のピン26の軸心P2がロッカアーム23の他端部23
bを回動自在に支持する第2の回動支点になっている。
【0029】さらに、前記リンクロッド25は、図1に
も示すようにロッカアーム23側が凹状のほぼく字形状
に形成され、両端部25a,25bには、前記ロッカア
ーム23の他端部23bと揺動カム17のカムノーズ部
21の各ピン孔に圧入した各ピン27,28の端部が回
転自在に挿通するピン挿通孔が貫通形成されている。そ
して、前記ピン27の軸心P3が第3の回動支点になっ
ており、この軸心P3と前記第2の回動支点であるピン
26の軸心P2とは上下方向および前後方向に僅かにオ
フセット配置されている。
【0030】尚、各ピン26,27,28の一端部に
は、リンクアーム24やリンクロッド25の軸方向の移
動を規制する図外のスナップリングが設けられている。
【0031】前記可変機構19は、駆動軸13の上方位
置に同じ軸受14に回転自在に支持された制御軸32
と、該制御軸32の外周に固定されてロッカアーム23
の揺動支点となる制御カム33とを備えている。
【0032】前記制御軸32は、図1に示すように駆動
軸13と並行に機関前後方向に配設されていると共に、
一端部に設けられたアクチュエータである正逆回転自在
な電動モータ29によって所定回転角度範囲内で回転す
るようになっている。
【0033】また、前記制御カム33は、円筒状を呈
し、図2に示すように軸心P1位置が肉厚部33aの分
だけ制御軸32の軸心Pからα分だけ偏倚している。
【0034】さらに、前記制御軸32を回転制御する電
動モータ29は、機関の運転状態を検出するコントロー
ラ30からの制御信号によって駆動するようになってい
る。このコントローラ30は、クランク角センサやエア
ーフローメータ,水温センサ等の各種のセンサからの検
出信号に基づいて現在の機関運転状態を演算等により検
出すると共に、制御軸32の回転位置を検出するポテン
ショメータ31からの検出信号により前記電動モータ2
9に制御信号を出力している。
【0035】以下、本実施形態の作用を説明すれば、ま
ず、機関低速低負荷時には、コントローラ30からの制
御信号によって電動モータ29を介して制御軸32が図
2に示す位置まで回転駆動される。このため、制御カム
33は、軸心P1が図2に示すように制御軸32の軸心
Pから左方向の回動角度位置に保持され、肉厚部33a
が駆動軸13から左方向に移動する。このため、ロッカ
アーム23は、全体が左方向へ移動すると共に、P2を
中心に反時計回りに回転する。このため、P3が左上方
へ移動して、各揺動カム17は、リンクロッド25を介
してカムノーズ部21側が強制的に若干引き上げられて
全体が図示位置まで回動する。
【0036】したがって、図2に示すように駆動カム1
5が回転してリンクアーム24を介してロッカアーム2
3の他端部23bを引き上げると、そのリフト量がリン
クロッド25を介して揺動カム17及びバルブリフター
16に伝達されるが、そのリフト量L1は図2に示すよ
うに小さくなる。
【0037】よって、かかる低速低負荷域では、図5に
示すようにバルブリフト量が小さくなり、フリクション
が低減すると共に、各吸気弁12の開時期が遅くなり、
排気弁とのバルブオーバラップが小さくなる。このた
め、燃費の向上と機関の安定した回転が得られる。
【0038】一方、機関高速高負荷時に移行した場合
は、コントローラからの制御信号によって電動モータ2
9により制御軸32が時計方向に回転駆動される。した
がって、図3、図4に示すように制御軸32が、制御カ
ム33を図2に示す位置から時計方向へ回転させ、軸心
P1(肉厚部33a)を右上方へ移動させる。このた
め、ロッカアーム23は、今度は全体が右方向に移動す
ると共に、P2を中心に時計方向に回転し、それにより
P3が右下方向に移動し、他端部23bが揺動カム17
のカムノーズ部21をリンクロッド25を介して下方へ
押圧して該揺動カム17全体を所定量だけ時計方向へ回
動させる。なお、図3は開作動状態(最大リフトとなる
瞬間)を示し、図4は閉状態をを示す。
【0039】したがって、揺動カム17のバルブリフタ
ー16上面16aに対するカム面22の当接位置が図3
に示すように図2に示す位置に対して右方向位置(リフ
ト部22c側)に移動する。このため、図3に示すよう
に駆動カム15が回転してロッカアーム23の他端部2
3bをリンクアーム24を介して引き下げると、バルブ
リフター16に対するそのリフト量L2は図3に示すよ
うに大きくなる。
【0040】よって、かかる高速高負荷域では、カムリ
フト特性が低速低負荷域に比較して大きくなり、図5に
示すようにバルブリフト量も大きくなると共に、各吸気
弁12の開時期が早くなると共に、閉時期が遅くなる。
この結果、吸気充填効率が向上し、十分な出力が確保で
きる。
【0041】そして、本実施形態によれば、ロッカアー
ム23の一端部23a側の第1の回動支点P1に対して
前記第2の回動支点P2と第3の回動支点P3の両方
を、ロッカアーム23の他端部23b側に並べて配置し
たため、前述のように、特に最小リフト位置から最大リ
フト制御への回転中における制御カム33の軸心P1に
作用する荷重Fが先の出願のものに比較して十分に小さ
くなる。
【0042】すなわち、例えば図3に示すように吸気弁
12,12の前記最大リフト域の開作動時において、バ
ルブスプリング12aのばね力はバルブリフター16を
介して揺動カム17にFsとして作用し、それにより反
時計方向のモーメントM1が加わる。このM1によりリン
クロッド25にはリンクロッド25両端部25a,25
bの両ピン27,28の軸心27a,28aを結ぶ方向
の反力f1がピン28を介して作用して、ロッカアーム
23の他端部23bには、この反力f1がピン27を介
して作用するが、第2の回動支点P2も第3の回動支点
27a側に位置していることから、図3に示すように、
反力f2の方向が先願のものとは逆になる。このため、
両反力f1とf2が相殺されることになる。
【0043】前記反力f2の方向が先願のものとは逆に
なる理由は、吸気弁12、12を揺動カム17を介して
押し下げる際に、先願の発明では駆動カム15側(リン
クアーム24)がロッカアーム23を押し上げることに
よって行われるため、反力f 2は駆動軸13方向と逆方
向(上方向)に向くようになっていたのに対し、本実施
形態では、前述のように反力f2が作用する第2の回動
支点P2が制御カム33の軸心P1である第1の回動支
点に対して反力f1の作用する第3の回動支点P3側に
存在するため、前述の吸気弁12の押し下げがリンクア
ーム24によりP2を介してロッカアーム23を逆に引
き下げることにより行われるためである。
【0044】そして、両反力f1,f2の相殺によって、
ロッカアーム23の第1の回動支点P1に作用する荷重
Fの力が十分に小さくなる。この結果、制御軸32の回
りに作用するモーメントMcも十分に小さくなって、電
動モータ29に掛る駆動負荷を大幅に低減させることが
できる。
【0045】なお、図4に示すような、吸気弁12、1
2の閉作動時には、バルブスプリング12aからの大き
なばね反力が発生しないため、荷重Fも小さいことから
電動モータ29に対する負荷の発生は問題とならない。
【0046】図6、図7は第2の実施形態を示し、ロッ
カアーム23の他端部23bに連結されるリンクアーム
24の突出端24bとリンクロッド25の一端部25a
とを、同一のピン40によって連結し、これによって、
第2の回動支点P2と第3の回動支点P3とを同軸上に
配置したものである。図6は開作動状態(最大リフトで
とまる瞬間)を示し、図7は閉状態を示す。
【0047】したがって、この実施形態では、図6に示
す吸気弁12、12の最大リフト制御における開作動状
態では、第1の実施形態と同様に第2、第3の回動支点
P2,P3がロッカアーム他端部23b側に配置されて
いるため、前記両反力f1,f2の相殺作用によってFの
値が小さくなることは勿論のこと、同軸上に配置されて
いることから、各構成部品間の干渉しにくくなり、例え
ばリンクアーム24と制御軸32との間のクリアランス
が増加したり、リンクアーム24の揺動軌跡とリンクロ
ッド25揺動軌跡の両者によってできる領域を小さくで
きるなど、レイアウト性の向上と装置のコンパクト化が
図れる。
【0048】しかも、同一のピン40によって両者2
4、25を支持することから、構造が簡素化されると共
に、部品点数の削減が図れて、製造作業が容易になると
共に、コストの低廉化が図れる。
【0049】図8、図9は第3の実施形態を示し、リン
クアーム24の突出端24bとリンクロッド25の一端
部25aを、ロッカアーム他端部23aの両側ではな
く、一方の側部に並行に隣接配置し、両者24b,25
aを一本のピン41によってロッカアーム他端部23b
に回動自在に連結し、したがって、第2の回動支点P2
と第3の回動支点P3が隣接配置されている。また、リ
ンクロッド25の他端部25bは、一方の揺動カム17
のカムノーズ部21側ではなく、基円面22a側の上端
部にピン28を介して回動自在に連結されて、リンクロ
ッド25が押し上げられることにより、揺動カム17の
カムノーズ部21が押し下げられて、吸気弁12を開作
動させるようになっている。
【0050】このように、基円面22a側で連結させる
ようにすれば、FSに抗して発生するf1は第1、第2実
施形態とは逆の下方向であり、f2も第1、第2実施形
態とは逆となるが、f1とf2が逆方向である点は同じで
あり、同様にFの低減効果が得られる。本実施形態で
は、ロッドが外側に張り出さないので、レイアウト上の
メリットがある。
【0051】さらに、この実施形態によれば、前記両者
24b,25aを、ロッカアーム他端部23bの一側部
側に並行に配置したことによって、作動中におけるいわ
ゆるこじり現象を回避できる。
【0052】すなわち、仮に、前記リンクアーム24の
他端部24bとリンクロッド25の一端部25aがロッ
カアーム23の他端部23bを挟んだ両側部にそれぞれ
配置されているとした場合は、揺動カム17側の反力f
1によるロッカアーム他端部23bに対するこじりモー
メントMt2と駆動カム15側の反力f2によるこじり
モーメントMt1は同方向になって、ロッカアーム23
の一端部23aに大きなこじりモーメントMt(=Mt
1+Mt2)が発生するおそれがある。この結果、支持
孔23dの内周面による制御カム33外周面に対する肩
当りが発生して摩擦抵抗が大きくなり、該制御カム33
の回動性が悪化する可能性がある。
【0053】ところが、本実施形態のように、両者24
b,25aを他端部23bの一側部に配置したことによ
り、前記こじりモーメントMt1とMt2が互いに逆方
向に作用する。このため、かかる両こじりモーメントM
t1とMt2が相殺されてロッカアーム23の一端部2
3aに対する前記こじりモーメントMtが十分に低減
し、ロッカアーム23の肩当りなどの現象が防止され、
制御カム33の常時良好な回動が得られる。
【0054】図10は第4の実施形態を示し、揺動カム
17、17をそれぞれ分離して、各吸気弁12、12に
それぞれ独立に当接させると共に、対応するリンクロッ
ド25、25も一対とした。一方、ロッカアーム23の
他端部23bを二股状に形成して、この中央の間隙部2
3dに駆動カム15側のリンクアーム24の突出端24
bを介装すると共に、他端部23bの両外側部に前記各
リンクロッド25、25の各一端部25a,25aを配
置し、該突出端24bと両リンクロッド一端部25a,
25aを、他端部23bを貫通した一本のピン42によ
って同軸上に連結したものである。これによって、第2
の回動支点P2と2つの第3の回動支点P3,P3が他
端部23b側に併置されている。
【0055】また、各リンクロッド25、25の他端部
25b,25bもそれぞれ二股状に形成されて、この各
他端部25b,25bの各二股部間に各揺動カム17、
17の一端上部を挟み込んで、各他端部25b,25b
を貫通した各ピン28、28に各揺動カム17、17が
回転自在に支持されている。
【0056】このように、第3の回動支点P3,P3間
に第2の回動支点P2を配置したことにより、第3の回
動支点P3,P3でのこじりモーメントMt2,Mt2
方向が互いに逆方向になるため、ロッカアーム23に対
するこじりモーメントMt(倒れモーメント)が著しく
低下する。この結果、制御カム33に作用するこじりモ
ーメントが極めて小さくなって、該制御カム33の一層
良好な回動が得られる。
【0057】さらに、前述のように、一本のピン42に
より構成したため、構造の簡素化と部品点数の削減が図
れ、製造作業能率の向上とコストの低廉化が図れる。
【0058】また、前記各揺動カム17、17の端部
を、各リンクロッド25、25の二股状の各他端部25
b,25bに挟み込むようにして両持状態で支持したた
め、この揺動カム17、17の倒れも防止でき、揺動カ
ム17、17の常時良好な回転支持が得られる。
【0059】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
記載の発明によれば、第2の回動支点に作用する反力と
第3の回動支点に作用する反力が相殺されて、第1の回
動支点に作用する荷重が十分に低減されるため、アクチ
ュエータの駆動負荷が低減されて、該アクチュエータの
小型化が図れる。これにより、アクチュエータの消費電
力の低減化が図れると共に、機関の燃費の悪化を防止で
きる。
【0060】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様な作用効果が得られることは勿論のこ
と、第2、第3回動支点が同軸上に配置されていること
から、各構成部品の干渉がしにくくなると共に、レイア
ウト性も良好になる。
【0061】しかも、第2、第3の回動支点を、一本の
ピン上に配置すれば、構造の簡素化と部品点数の削減が
図れ、製造作業能率の向上とコストの低廉化が図れる。
【0062】請求項3記載の発明によれば、ロッカアー
ムの倒れモーメントを小さくできるため、制御カムに対
するロッカアームの肩当りなどの現象が防止されて、制
御カムの常時良好な回動が得られる。この点でもアクチ
ュエータの駆動負荷を低減できる。
【0063】請求項4記載の発明によれば、ロッカアー
ムの倒れモーメントをさらに効果的に小さくすることが
可能になるため、制御カムの一層良好な回動が得られる
請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明
において、構造の簡素化と部品点数の削減が図れ、製造
作業能率の向上とコストの低廉化が図れる。
【0064】請求項6に記載の発明によれば、さらに構
成部品の外側への張り出しを防止し、レイアウト性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施態様を示す要部斜視図。
【図2】図1の矢示A方向からみた本実施形態の最小リ
フト制御時における開作動状態を示す作用説明図。
【図3】本実施形態の最大リフト制御時における開作動
状態を示す作用説明図。
【図4】同閉状態を示す作用説明図。
【図5】本実施形態のバルブリフト特性図。
【図6】第2の実施形態の開作動時の作用説明図。
【図7】同閉作動時の作用説明図。
【図8】第3の実施形態の要部断面図。
【図9】図8のB−B線断面図。
【図10】第4の実施形態の要部断面図。
【図11】従来の可変動弁装置を示す断面図。
【符号の説明】
12…吸気弁 13…駆動軸 15…駆動カム 17…揺動カム 22…カム面 23…ロッカアーム 24…リンクアーム 24a…筒状基部 24b…突出端 25…リンクロッド 26…ピン 27…ピン 32…制御軸 33…制御カム P1…第1の回動支点 P2…第2の回動支点 P3…第3の回動支点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 信 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 Fターム(参考) 3G016 AA02 AA06 AA19 BA03 BA22 BA23 BA27 BA36 BA40 BA42 BB04 CA08 CA14 CA21 CA25 CA34 DA08 DA23 GA01 3G018 AB03 AB16 BA19 CA13 DA12 DA13 EA32 EA35 FA01 FA06 GA07 GA14 GA37

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関のクランク軸に同期して回転し、外
    周に駆動カムが設けられた駆動軸と、揺動に伴って機関
    弁を開閉作動させる揺動カムと、一端部が第1の回動支
    点を介して偏心制御カムに揺動自在に設けられていると
    共に、前記駆動カムと揺動カムにそれぞれ第2、第3の
    回動支点を介して回動自在に連係し、前記揺動作用によ
    って駆動カムの駆動力を前記揺動カムに伝達するロッカ
    アームと、前記偏心制御カムをアクチュエータによって
    回動制御する制御軸とを備え、前記偏心制御カムの回動
    位置制御により前記ロッカアームの揺動支点を変化させ
    て、前記揺動カムによる機関弁のバルブリフトを可変に
    する内燃機関の可変動弁装置において、 前記ロッカアームと前記駆動カムとの前記第2回動支点
    と、ロッカアームと揺動カムとの第3回動支点とを、ロ
    ッカアームの他端部側に配置したことを特徴とする内燃
    機関の可変動弁装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の回動支点と第3の回動支点
    を、ほぼ同一軸線上に配置したことを特徴とする請求項
    1記載の内燃機関の可変動弁装置。
  3. 【請求項3】 前記ロッカアームの他端部に、第2の回
    動支点と第3の回動支点を同軸ピンを介して隣接配置し
    たことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の可変動
    弁装置。
  4. 【請求項4】 前記ロッカアームの他端部を二股状に形
    成すると共に、該二股部の間に、前記駆動カムが連係す
    る第2の回動支点を配置し、かつ二股部の両外側に、一
    対の前記揺動カムがそれぞれ連係する第3の回動支点を
    配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃
    機関の可変動弁装置。
  5. 【請求項5】 前記ロッカアームの二股部に、同軸ピン
    を貫通すると共に、該同軸ピンに前記駆動カムが連係す
    る第2の回動支点と、左右一対の揺動カムの各第3の回
    動支点を配置したことを特徴とする請求項4に記載の内
    燃機関の可変動弁装置。
  6. 【請求項6】 一端部が前記第3の回動支点を介して連
    係されたリンクロッドの他端部に、前記揺動カムのベー
    スサークルの側端を連係したことを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかに記載の内燃機関の可変動弁装置。
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