JP2002030989A - シリンダブロックの冷却構造 - Google Patents

シリンダブロックの冷却構造

Info

Publication number
JP2002030989A
JP2002030989A JP2000213264A JP2000213264A JP2002030989A JP 2002030989 A JP2002030989 A JP 2002030989A JP 2000213264 A JP2000213264 A JP 2000213264A JP 2000213264 A JP2000213264 A JP 2000213264A JP 2002030989 A JP2002030989 A JP 2002030989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spacer
cylinder block
cylinder
cooling
bore wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000213264A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3596438B2 (ja
Inventor
Zenichi Shinpo
善一 新保
Takashi Matsutani
隆司 松谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2000213264A priority Critical patent/JP3596438B2/ja
Priority to US09/891,402 priority patent/US6581550B2/en
Priority to EP01115943A priority patent/EP1167735B1/en
Priority to EP06003843.7A priority patent/EP1662129B1/en
Priority to DE60126532T priority patent/DE60126532T2/de
Publication of JP2002030989A publication Critical patent/JP2002030989A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3596438B2 publication Critical patent/JP3596438B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボア孔が不均一に変形することを低減できる
シリンダブロックの冷却構造の提供。 【解決手段】 ボア壁周囲にウオータジャケット2が連
続して設けられたシリンダブロック1に冷却媒体を供給
してボア壁温を均一化するシリンダブロック1の冷却構
造において、ボア孔軸直交方向でのボア壁温の高低とボ
ア壁周囲を通過する冷却媒体温の高低の少なくとも一つ
に基づきウォータジャケット2の性状を設定したシリン
ダブロック1の冷却構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンのシリン
ダブロックの冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実開昭57−43338号公報
は、単一のボア孔の周囲にウォータジャケットが設けら
れ、該ウォータジャケット内にボア孔軸方向に異形状、
周方向に同一形状のスペーサが配置されたシリンダブロ
ックを開示している。この構造により、燃焼室に近くボ
ア壁温が高温となるボア孔上部付近には十分な冷却水を
供給し、燃焼室から遠くボア壁温が高温とならないボア
孔下部付近にはスペーサを充填することで不必要な冷却
水を供給することをなくしたので、冷却水の供給効率が
向上するという効果が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来構造には
つぎの問題がある。 冷却水入口部では低温の冷却水にてボア壁が冷却さ
れるが、高温のボア壁周囲を通過する間に冷却水温が上
昇し、冷却水出口部付近のボア壁の冷却が不十分とな
る。このボア壁周方向のボア壁冷却効率の相違に起因
し、ボア孔が不均一に変形する。その結果、ピストンな
どのボア壁追従性の悪化、フリクション増大、燃費悪化
を招く。 複数のボア孔周囲に連続してウォータジャケットが
設けられるオープン構造のシリンダブロックにあって
は、隣接するボア孔からの熱伝達やボア孔間に十分な冷
却水が供給されないことなどのため、他の部位に比べ壁
温が上昇する。このボア孔間と他の部位とのボア壁冷却
効率の相違に起因し、同様に、ボア孔が不均一に変形す
る。本発明の目的は、ボア孔が不均一に変形することを
低減できるシリンダブロックの冷却構造を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明はつぎの通りである。 (1) ボア壁周囲にウオータジャケットが連続して設
けられたシリンダブロックに冷却媒体を供給しボア壁温
を均一化するシリンダブロックの冷却構造において、ボ
ア孔軸直交方向でのボア壁温の高低とボア壁周囲を通過
する冷却媒体温の高低の少なくとも一つに基づきウォー
タジャケットの性状を設定したシリンダブロックの冷却
構造。 (2) 前記ウォータジャケットの性状の設定を、ウォ
ータジャケット内にスペーサを配置することで行う
(1)記載のシリンダブロックの冷却構造。 (3) 前記スペーサが、ボア間よりもスラスト・反
スラスト側の冷却水のシリンダボア壁外周面への当り面
を小さくする、ボア間よりもスラスト・反スラスト側
の冷却水通路を狭くする、一般部よりもスラスト・反
スラスト側のスペーサの熱伝達率を材料または構造上低
くする、一般部よりもシリンダボア間のスペーサの熱
伝達率を材料または構造上高くする、他部より壁温が
高いシリンダボア部分にスペーサとシリンダボア壁外周
との間にスリットを入れる、他部より壁温が高いシリ
ンダボア部分にてスペーサのテーパ部を深くする、一
般部よりもシリンダボア間の流路面積を絞って流速を上
げる、の何れか少なくとも一つからなる(2)記載のシ
リンダブロックの冷却構造。 (4) 前記スペーサが、シリンダボア壁外周の冷却
水当り面積を冷却水入口で小、冷却水出口で大とする、
スペーサの熱伝達率を冷却水入口で小、冷却水出口で
大とする、シリンダボア壁外周面に触れる冷却水通路
断面積を冷却水入口で小、冷却水出口で大とする、冷
たい水を冷却水入口から離れたシリンダボア壁周囲に回
すようにスペーサに独立の経路を設ける、下流側ほど
シリンダボア壁周囲の流速を上げる、の何れか少なくと
も一つからなる(2)記載のシリンダブロックの冷却構
造。 (5) 前記スペーサが、スペーサの熱伝達率を上部
で大とし下部で小とする、スペーサ上部にスペーサ上
部とシリンダボア壁外周面との間を絞る絞りを形成しス
ペーサ上部の流速を下部より上げる、の何れか少なくと
も一つからなる(2)記載のシリンダブロックの冷却構
造。 (6) 前記スペーサのウォータジャケットへの挿入荷
重を小さくするかまたは無くした構造としてあり、該挿
入荷重低減構造が、スペーサの側面にシリンダブロッ
クとの間に隙間を設ける、スペーサをウォータジャケ
ット内で成形する、スペーサの一部のみに締め代をも
たせる、スペーサのシリンダブロック接触面に摩擦係
数をさげる表面処理を施す、スペーサのシリンダブロ
ック接触面に樹脂を張りつけて摩擦係数をさげた構造と
する、シリンダブロック横孔のタイトプラグにスペー
サを形成する、の何れか少なくとも一つからなる(2)
記載のシリンダブロックの冷却構造。 (7) 前記スペーサがウォータジャケット内で浮き上
がらない構造としてあり、該浮き上がり阻止構造が、
スペーサをウォータジャケットを流れる液体の比重より
も重い材料で構成する、スペーサ上部に支柱を設けて
シリンダヘッドまたはヘッドガスケットで支柱を上から
押さえる、ヘッドガスケットに突起部を設けて該突起
部でスペーサを上から押さえる、シリンダヘッドに突
起部を設けて該突起部でスペーサを上から押さえる、
シリンダブロック側面からピンを差して該ピンでスペー
サを押さえる、シリンダブロック側面に穴をあけ該穴
にスペーサをひっかける、スペーサをヘッドガスケッ
トと一体化する、スペーサの一部を上方に延ばしてシ
リンダヘッドとシリンダブロックとの間に挟み込む、
スペーサをウォータジャケット面に接着する、の何れか
少なくとも一つからなる(2)記載のシリンダブロック
の冷却構造。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明実施例のシリンダブロック
の冷却構造を、図1〜図34を参照して、説明する。本
発明の全実施例にわたって共通するまたは類似する構成
部分には、本発明の全実施例にわたって同じ符号を付し
てある。
【0006】まず、本発明のシリンダブロックの冷却構
造のうち、本発明実施例にわたって共通するまたは類似
する部分を、たとえば図1〜図3を参照して、説明す
る。本発明のシリンダブロックの冷却構造は、ボア壁4
周囲にウオータジャケット2が連続して設けられたシリ
ンダブロック1に冷却媒体を供給しボア壁温を均一化す
るシリンダブロック1の冷却構造において、ボア孔3軸
直交方向でのボア壁温の高低とボア壁4周囲を通過する
冷却媒体温の高低の少なくとも一つに基づきウォータジ
ャケット2の性状を設定したシリンダブロック1の冷却
構造からなる。
【0007】シリンダブロック1は冷却水入口部6およ
び冷却水出口部7を有する。ウォータポンプからのエン
ジン冷却水は冷却水入口部6からシリンダブロック内ウ
ォータジャケット2に入り、冷却水入口部7から出てシ
リンダヘッド内ウォータジャケットに流れる。ウォータ
ポンプからのエンジン冷却水は、直接シリンダブロック
1に流入してもよいし、あるいはいったんシリンダヘッ
ドに入りシリンダヘッドからシリンダブロック1に流入
してもよい。図示例では、気筒数が2の場合を示してい
るが、2以外でも勿論よく、たとえば1、3、4、6、
8など任意の気筒数であってもよい。また、図示例で
は、冷却水入口部6がシリンダブロック1の側部に設け
られている場合を示しているが、冷却水入口部6はシリ
ンダブロック1の上部に設けられていてもよい。
【0008】ボア孔3軸直交方向でのボア壁温の高低と
ボア壁4周囲を通過する冷却媒体温の高低の少なくとも
一つに基づきウォータジャケット2の性状を設定する構
造5は、(イ)ウォータジャケット2内に配置された、
シリンダブロックと別体形成のスペーサ(上記構造5と
同じであるためスペーサの符番も5とする)からなる
か、または(ロ)シリンダブロック自体、またはシリン
ダブロックに一体に形成されウォータジャケット2内に
設けられたスペーサ(構造5と同じであるためスペーサ
の符番も5とする)からなる。
【0009】本発明実施例にわたって共通するまたは類
似する部分の作用を説明する。シリンダブロックの冷却
構造は、ボア孔3軸直交方向でのボア壁温の高低とボア
壁4周囲を通過する冷却媒体温の高低の少なくとも一つ
に基づきウォータジャケット2の性状を設定してあるの
で、シリンダボア壁温が高い所の冷却を強め、シリンダ
ボア壁温が低い所の冷却を弱めるこのとにより、よりシ
リンダボア壁温を均一化することができる。
【0010】上記(イ)のようにスペーサ5がシリンダ
ブロック1と別体に形成されてウォータジャケット2内
に配置される場合は、別体形成とすることにより、シリ
ンダブロックの鋳造における型構造の自由度が上がり、
また生産性が上がり、またシリンダヘッド締結時のシリ
ンダブロック外壁の変形がシリンダボアに悪影響を及ぼ
さなくなる。ただし、上記(ロ)のようにスペーサ5は
シリンダブロック1と一体に形成されてもよい。スペー
サ5の材料は、金属、樹脂、ゴム、スポンジ等、任意で
あるが、シリンダヘッドとのボルト締結時にシリンダブ
ロックの外壁の変形がシリンダボアに影響しないように
する観点からは、外力が加わった時に自身が変形して吸
収できるものであることが望ましい。
【0011】つぎに、本発明の各実施例に特有な構成、
作用を説明する。本発明の実施例1〜7のシリンダブロ
ックの冷却構造では、図1〜図10に示すように、スペ
ーサ5がシリンダブロック1と別体に形成されてウォー
タジャケット2内に配置されている。実施例1〜7で
は、スペーサ5はシリンダボア周方向にボア壁温を均一
化するように働く。
【0012】さらに具体的には、実施例1〜7では、ス
ペーサ5は、つぎの〜の何れか少なくとも一つの構
造をとる。 実施例1(図1、図2、図3):ボア間2aよりもス
ラスト・反スラスト側2bの冷却水のシリンダボア壁外
周面への当り面を小さくする。図2が一般部としてのボ
ア間2aを示し、図3がスラスト・反スラスト側2bを
示す。ただし、抵抗を増加させないようにするため、通
路断面積はほぼ一定である。図2の通路断面積Acm2
と図3の通路断面積Bcm2 とは、等しいかほぼ等し
い。 実施例2(図1、図2、図4):ボア間2aよりもス
ラスト・反スラスト側2bの冷却水通路を狭くする。図
2が一般部としてのボア間2aを示し、図4がスラスト
・反スラスト側2bを示す。 実施例3(図1、図2、図5、図6):一般部よりも
スラスト・反スラスト側2bのスペーサ5の熱伝達率を
材料または構造上低くする。図2が一般部を示し、図5
がスラスト・反スラスト側2bを示す。熱伝達率を材料
上低くする例を図5に示す。図5中、スペーサ5の材料
はたとえばゴムまたは連泡ゴムで、スペーサ5のうち熱
伝達率が悪い部分5aの部分はたとえば独立発泡ゴムか
らなる。また、熱伝達率を構造上低くする例を図6に示
す。図6中、スペーサ5中に空気層5cまたはオイル層
を形成してある。 実施例4(図1、図2、図5):一般部よりもボア間
2aのスペーサ5の熱伝達率を材料または構造上高くす
る。図2が一般部を示し、図5がボア間2aを示す。熱
伝達率を材料上高くする例を図5に示す。図5中、スペ
ーサ5の材料はたとえばゴムまたは連泡ゴムで、スペー
サ5のうち熱伝達率が良い部分5bの部分はたとえば金
属または樹脂からなる。また、熱伝達率を構造上高くす
る例を図7に示す。図7中、熱伝導率のよい材料からな
るスペーサ5でウォータジャケット下部を埋めシリンダ
ボア壁の熱を熱伝導でシリンダブロック外壁に伝熱し外
壁から放熱する。 実施例5(図1、図2、図8):他部(図2)より壁
温が高いシリンダボア部分、たとえばボア間部(図8)
に、スペーサ5とシリンダボア壁4外周との間にスペー
サ5にスリット5dを入れる。そして、スリット5dに
冷却水を通してシリンダボア壁4を冷却する。 実施例6(図1、図2、図9):他部(図2)より壁
温が高いシリンダボア部分(図9)において、スペーサ
5のテーパ部5eを深くする。実施例7(図1、図
2、図10):一般部(図2)よりもシリンダボア間
(図10)の流路面積をスペーサ5により絞って流速を
上げる。流速を大とした部分は熱伝達率が上がって冷却
度が強くなる。
【0013】実施例1〜実施例7のシリンダブロックの
冷却構造では、スペーサ5により、シリンダボア壁温が
ボア孔周方向に均一化されるという作用がある。
【0014】本発明の実施例8〜12のシリンダブロッ
クの冷却構造では、図11〜図18に示すように、スペ
ーサ5がシリンダブロック1と別体に形成されてウォー
タジャケット2内に配置されている。そして、スペーサ
5は、気筒並び方向にシリンダボア壁温を均一化するよ
うに働く。実施例8〜12では、スペーサ5は、つぎの
〜の何れか少なくとも一つの構造をとる。 実施例8(図11、図12、図13):シリンダボア
壁外周の冷却水当り面積を冷却水入口で小、冷却水出口
で大とする。 実施例9(図11、図12、図14):スペーサ5の
熱伝達率を冷却水入口で小、冷却水出口で大とする。熱
伝達率を小とするには、図14の左部分に示すようにス
ペーサ5内に空気層やオイル層5fを形成するか、また
は図14の右部分に示すようにスペーサ5をゴムか連泡
ゴムで形成しスペーサ内面部に熱伝達率の悪い材料(た
とえば独立発泡ゴム)を設ければよい。また、熱伝達率
を良くするには、図14の右部分に示すようにスペーサ
5をゴムか連泡ゴムで形成しスペーサ内面部に熱伝達率
の良い材料(たとえば金属、樹脂)を設ければよい。 実施例10(図11、図12、図15):シリンダボ
ア壁外周面に触れる冷却水通路断面積を冷却水入口で
小、冷却水出口で大とする。冷却水入口での冷却水通路
を複数にわけ、そのうちの一部のみをシリンダボア壁外
周面に触れるようにする。複数の通路の断面積AとBの
和は、冷却水出口での冷却水通路の断面積Cとほぼ等し
く、通水抵抗が増大しないようにすることが望ましい。 実施例11(図11、図12、図16、図17):冷
たい水を冷却水入口から離れたシリンダボア壁周囲に回
すようにスペーサ5に独立の経路5gを設ける。たとえ
ば、入口水温が82℃、出口水温が90℃とした場合、
独立経路5gからは82℃の水温の冷却水を全シリンダ
ボア壁回りに流すようにする。 実施例12(図11、図12、図18):下流(R
R)側ほどシリンダボア壁周囲の流速を上げる。流速の
上げ型は、図18のように、独立経路5gの複数の出口
を下流ほど絞ってもよいし、あるいは、 ・ヘッドガスケットの孔径を下流程絞る、 ・シリンダヘッドの孔を下流程絞る、 ・プラグタイトで邪魔板を下流側に設置し通路断面積を
減らす、 等の手段によってもよい。
【0015】実施例8〜実施例12のシリンダブロック
の冷却構造では、スペーサ5により、気筒間でシリンダ
ボア壁温が均一化されるという作用が得られる。
【0016】本発明の実施例13、14のシリンダブロ
ックの冷却構造では、図19、図20に示すように、ス
ペーサ5がシリンダブロック1と別体に形成されてウォ
ータジャケット2内に配置されている。実施例13、1
4では、スペーサ5が、シリンダボア縦方向にシリンダ
ボア壁温を均一化するように働く。シリンダボア壁温縦
方向均一化手段はつぎの、の何れか少なくとも一つ
の構造をとる。 実施例13(図19):スペーサ5の熱伝達率を上部
で大とし下部で小とする。すなわち、スペーサ5の上部
の熱伝達率を下部の熱伝達率より大とする。 実施例14(図20):スペーサ上部にスペーサ上部
とシリンダボア壁外周面との間を絞る絞り5hを形成
し、スペーサ上部の流速を下部より上げる。
【0017】実施例13、実施例14のシリンダブロッ
クの冷却構造では、スペーサ5により、シリンダボア壁
温が縦方向に均一化されるという作用が得られる。
【0018】本発明の実施例15〜20のシリンダブロ
ックの冷却構造では、シリンダブロック1と別体形成の
スペーサ5において、スペーサ5のウォータジャケット
2への挿入荷重を小さくするか、または無くした構造
(挿入荷重低減構造)としてある。この挿入荷重低減構
造は、つぎの〜の何れか少なくとも一つの構造をと
る。 実施例15(図21):スペーサ5の側面にシリンダ
ブロック1(シリンダボア壁4を含む)との間に隙間
a、a’を設ける。 実施例16:スペーサ5をウォータジャケット2内で
成形する。たとえば、ウォータジャケット2内へ発泡ゴ
ム材を充填し、加熱成形してスペーサ5を成形する。 実施例17:スペーサ5の一部のみに締め代をもたせ
る。 実施例18:スペーサ5のシリンダブロック1との接
触面に摩擦係数をさげる表面処理を施す。 実施例19(図22):スペーサ5のシリンダブロッ
ク1との接触面に樹脂5i等を張りつけて摩擦係数をさ
げた構造とする。 実施例20(図23):シリンダブロック横孔のタイ
トプラグ8にスペーサ5を形成して横挿入型とする。
【0019】実施例15〜実施例20のシリンダブロッ
クの冷却構造では、挿入荷重低減構造が設けられている
ので、スペーサ5のウォータジャケット2への挿入をス
ムーズに行うことができる。
【0020】本発明の実施例21〜29のシリンダブロ
ックの冷却構造では、シリンダブロック1と別体形成の
スペーサ5において、スペーサ5がウォータジャケット
2内で浮き上がらない構造(浮き上がり阻止構造)とし
てある。この浮き上がり阻止構造は、つぎの〜の何
れか少なくとも一つの構造をとる。 実施例21:スペーサ5をウォータジャケット2を流
れる液体(水)の比重よりも重い材料で構成する。 実施例22(図24、図25):スペーサ上部に支柱
5jを設けてシリンダヘッド9またはヘッドガスケット
で支柱5jを上から押さえる。 実施例23(図26):ヘッドガスケット10に突起
部10aを設けて突起部10aでスペーサ5を上から押
さえる。 実施例24(図27):シリンダヘッド9に突起部9
aを設けて突起部9aでスペーサ5を上から押さえる。 実施例25(図28):シリンダブロック側面からピ
ン11を差してピン11でスペーサ5を押さえる。 実施例26(図29):シリンダブロック側面に穴1
2をあけ穴12にスペーサ5をひっかける。 実施例27(図30):スペーサ5をヘッドガスケッ
ト9と一体化する。 実施例28(図31):スペーサ5の一部5kを上方
に延ばしてシリンダヘッド9とシリンダブロック1との
間に挟み込む。 実施例29:スペーサ5をウォータジャケット面に接
着する。
【0021】実施例21〜実施例29のシリンダブロッ
クの冷却構造では、浮き上がり阻止構造を備えているの
で、ウォータジャケット2に挿入後のスペーサ5の浮き
上がりが阻止される。
【0022】本発明の実施例30〜33のシリンダブロ
ックの冷却構造では、ボア孔3軸直交方向でのボア壁温
の高低とボア壁4周囲を通過する冷却媒体温の高低の少
なくとも一つに基づきウォータジャケット2の性状を設
定する構造5が、シリンダブロック1自体、またはシリ
ンダブロック1に一体に形成されウォータジャケット2
内に設けられたスペーサ(構造5と同じもののため、符
番を5とする)からなる。本発明の実施例30〜33で
は、上記構造5は、シリンダボア周方向にシリンダボア
壁温を均一化するように働く。本発明の実施例30〜3
3では、上記構造5は、つぎの〜の何れか少なくと
も一つの構造をとる。 実施例30:ボア間よりもスラスト・反スラスト側の
シリンダボア壁4肉厚を厚くする。 実施例31:ボア間よりもスラスト・反スラスト側の
冷却水通路を狭くする。 実施例32:ボア間よりもスラスト・反スラスト側の
スペーサの熱伝達率を材料または構造上低くする。実
施例33:ボア間を絞り流速を上げる。
【0023】本発明の実施例30〜33のシリンダブロ
ックの冷却構造では、上記5により、シリンダボア周方
向にシリンダボア壁温が均一化するという作用が得られ
る。
【0024】本発明の実施例34〜38のシリンダブロ
ックの冷却構造では、ボア孔3軸直交方向でのボア壁温
の高低とボア壁4周囲を通過する冷却媒体温の高低の少
なくとも一つに基づきウォータジャケット2の性状を設
定する構造5が、シリンダブロック1自体、またはシリ
ンダブロック1に一体に形成されウォータジャケット2
内に設けられたスペーサ5からなる。そして、上記構造
5は、気筒並び方向にシリンダボア壁温を均一化するよ
うに働く。本発明の実施例34〜38では、上記構造5
は、つぎの〜の何れか少なくとも一つの構造をと
る。 実施例34:冷却水入口6側より冷却水出口7側の方
をシリンダボア壁4の肉厚を薄くする。 実施例35(図32、図33):冷却水入口6側より
冷却水出口7側の方を順次冷却水通路を大きくして、シ
リンダボア外周のスラスト・反スラスト部位で、シリン
ダボア壁外周面の冷却水に触れる面積を冷却水入口6側
より冷却水出口7側の方を順次大きくする。シリンダブ
ロック1に一体形成のスペーサ5から見れば、シリンダ
ボア外周のスラスト・反スラスト部位で、冷却水入口6
側から冷却水出口7側にかけて順次スペーサ形状を小さ
くする。図33の部位A、B、C、D、Eは図32の部
位A、B、C、D、Eに対応する。 実施例36:冷却水入口6側より冷却水出口7側の方
を熱伝導率の良いスペーサ材料とする。 実施例37:冷却水出口7側を絞り、流速を上げる。 実施例38(図34):冷たい水を冷却水入口6から
離れたシリンダボア壁周囲に回すようにシリンダブロッ
ク1またはシリンダブロック1に一体形成のスペーサ5
に独立の経路13を設ける。
【0025】本発明の実施例34〜38のシリンダブロ
ックの冷却構造では、上記構造5により、気筒間でシリ
ンダボア壁温が均一化されるという作用が得られる。
【0026】本発明の実施例39〜42のシリンダブロ
ックの冷却構造では、ボア孔3軸直交方向でのボア壁温
の高低とボア壁4周囲を通過する冷却媒体温の高低の少
なくとも一つに基づきウォータジャケット2の性状を設
定する構造5が、シリンダブロック1自体、またはシリ
ンダブロック1に一体に形成されウォータジャケット2
内に設けられたスペーサ5からなる。そして、上記構造
5は、シリンダボア縦方向にシリンダボア壁温を均一化
するように働く。本発明の実施例39〜42では、上記
構造5は、つぎの〜の何れか少なくとも一つの構造
をとる。 実施例39:上部側より下部側の方をシリンダボア壁
肉厚を厚くする。 実施例40:上部側より下部側の方を冷却水通路を小
さくする。 実施例41:上部側より下部側の方をスペーサの材料
を熱伝導率の悪い材料を設定する。 実施例42:上部側を絞り流速を上げる。
【0027】本発明の実施例39〜42のシリンダブロ
ックの冷却構造では、上記構造5により、シリンダボア
縦方向にシリンダボア壁温が均一化するという作用が得
られる。
【0028】
【発明の効果】本発明のシリンダブロックの冷却構造に
よれば、ボア孔軸直交方向でのボア壁温の高低とボア壁
周囲を通過する冷却媒体温の高低の少なくとも一つに基
づきウォータジャケットの性状を設定したので、ボア壁
温が高い部位では冷却を強めボア壁温が低い部位では冷
却を弱めることにより、シリンダボア壁温を均一化する
ことができ、ボア孔が不均一に変形することを低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1〜7のシリンダブロックの冷
却構造の平面図である。
【図2】本発明の実施例1〜7のシリンダブロックの冷
却構造の一般部の断面図である。
【図3】本発明の実施例1のシリンダブロックの冷却構
造のスラスト・反スラスト部の断面図である。
【図4】本発明の実施例2のシリンダブロックの冷却構
造のスラスト・反スラスト部の断面図である。
【図5】本発明の実施例3のシリンダブロックの冷却構
造のスラスト・反スラスト部の断面図、または本発明の
実施例4のシリンダブロックの冷却構造のボア間部の断
面図である。
【図6】本発明の実施例3のシリンダブロックの冷却構
造のスラスト・反スラスト部の断面図である。
【図7】本発明の実施例4のシリンダブロックの冷却構
造のボア間部の断面図である。
【図8】本発明の実施例5のシリンダブロックの冷却構
造のボア壁温の高い部分の断面図である。
【図9】本発明の実施例6のシリンダブロックの冷却構
造のボア壁温の高い部分の断面図である。
【図10】本発明の実施例7のシリンダブロックの冷却
構造のボア間部の断面図である。
【図11】本発明の実施例8〜12のシリンダブロック
の冷却構造の平面図である。
【図12】本発明の実施例8〜12のシリンダブロック
の冷却構造の一般部の断面図である。
【図13】本発明の実施例8のシリンダブロックの冷却
構造の冷却水入口、中間部、冷却水出口での断面図であ
る。
【図14】本発明の実施例9のシリンダブロックの冷却
構造の冷却水入口と冷却水出口での断面図である。
【図15】本発明の実施例10のシリンダブロックの冷
却構造の冷却水入口と冷却水出口での断面図である。
【図16】本発明の実施例11、12のシリンダブロッ
クの冷却構造の平面図である。
【図17】本発明の実施例11のシリンダブロックの冷
却構造の断面図である。
【図18】本発明の実施例12のシリンダブロックの冷
却構造の断面図である。
【図19】本発明の実施例13のシリンダブロックの冷
却構造の断面図である。
【図20】本発明の実施例14のシリンダブロックの冷
却構造の断面図である。
【図21】本発明の実施例15のシリンダブロックの冷
却構造の断面図である。
【図22】本発明の実施例19のシリンダブロックの冷
却構造の断面図である。
【図23】本発明の実施例20のシリンダブロックの冷
却構造の断面図である。
【図24】本発明の実施例22のシリンダブロックの冷
却構造の斜視図である。
【図25】本発明の実施例22のシリンダブロックの冷
却構造の断面図である。
【図26】本発明の実施例23のシリンダブロックの冷
却構造の断面図である。
【図27】本発明の実施例24のシリンダブロックの冷
却構造の断面図である。
【図28】本発明の実施例25のシリンダブロックの冷
却構造の断面図である。
【図29】本発明の実施例26のシリンダブロックの冷
却構造の断面図である。
【図30】本発明の実施例27のシリンダブロックの冷
却構造の断面図である。
【図31】本発明の実施例28のシリンダブロックの冷
却構造の断面図である。
【図32】本発明の実施例35のシリンダブロックの冷
却構造の平面図である。
【図33】本発明の実施例35のシリンダブロックの冷
却構造の各部位での断面図である。
【図34】本発明の実施例38のシリンダブロックの冷
却構造の断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダブロック 2 ウォータジャケット 3 シリンダボア 4 シリンダボア壁 5 スペーサ 5a 熱伝達率が悪い部分 5b 熱伝達率が良い部分 5c 空気層 5d スリット 5e テーパ部 5f 空気層 5g 独立経路 5h 絞り 5i 樹脂 5j 支柱 5k 上に延びるスペーサの一部 6 冷却水入口部 7 冷却水出口部 8 タイトプラグ 9 シリンダヘッド 9a 突起部 10 ヘッドガスケット 10a 突起部 11 ピン 12 穴 13 独立経路
フロントページの続き Fターム(参考) 3G024 AA27 AA28 AA34 AA35 AA36 AA38 AA40 BA05 BA15 BA21 CA02 CA11 CA12 CA28 FA03 FA06 FA11 GA31 HA13 HA20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボア壁周囲にウオータジャケットが連続
    して設けられたシリンダブロックに冷却媒体を供給しボ
    ア壁温を均一化するシリンダブロックの冷却構造におい
    て、ボア孔軸直交方向でのボア壁温の高低とボア壁周囲
    を通過する冷却媒体温の高低の少なくとも一つに基づき
    ウォータジャケットの性状を設定したシリンダブロック
    の冷却構造。
  2. 【請求項2】 前記ウォータジャケットの性状の設定
    を、ウォータジャケット内にスペーサを配置することで
    行う請求項1記載のシリンダブロックの冷却構造。
  3. 【請求項3】 前記スペーサが、ボア間よりもスラス
    ト・反スラスト側の冷却水のシリンダボア壁外周面への
    当り面を小さくする、ボア間よりもスラスト・反スラ
    スト側の冷却水通路を狭くする、一般部よりもスラス
    ト・反スラスト側のスペーサの熱伝達率を材料または構
    造上低くする、一般部よりもシリンダボア間のスペー
    サの熱伝達率を材料または構造上高くする、他部より
    壁温が高いシリンダボア部分にスペーサとシリンダボア
    壁外周との間にスリットを入れる、他部より壁温が高
    いシリンダボア部分にてスペーサのテーパ部を深くす
    る、一般部よりもシリンダボア間の流路面積を絞って
    流速を上げる、の何れか少なくとも一つからなる請求項
    2記載のシリンダブロックの冷却構造。
  4. 【請求項4】 前記スペーサが、シリンダボア壁外周
    の冷却水当り面積を冷却水入口で小、冷却水出口で大と
    する、スペーサの熱伝達率を冷却水入口で小、冷却水
    出口で大とする、シリンダボア壁外周面に触れる冷却
    水通路断面積を冷却水入口で小、冷却水出口で大とす
    る、冷たい水を冷却水入口から離れたシリンダボア壁
    周囲に回すようにスペーサに独立の経路を設ける、下
    流側ほどシリンダボア壁周囲の流速を上げる、の何れか
    少なくとも一つからなる請求項2記載のシリンダブロッ
    クの冷却構造。
  5. 【請求項5】 前記スペーサが、スペーサの熱伝達率
    を上部で大とし下部で小とする、スペーサ上部にスペ
    ーサ上部とシリンダボア壁外周面との間を絞る絞りを形
    成しスペーサ上部の流速を下部より上げる、の何れか少
    なくとも一つからなる請求項2記載のシリンダブロック
    の冷却構造。
  6. 【請求項6】 前記スペーサのウォータジャケットへの
    挿入荷重を小さくするかまたは無くした構造としてあ
    り、該挿入荷重低減構造が、スペーサの側面にシリン
    ダブロックとの間に隙間を設ける、スペーサをウォー
    タジャケット内で成形する、スペーサの一部のみに締
    め代をもたせる、スペーサのシリンダブロック接触面
    に摩擦係数をさげる表面処理を施す、スペーサのシリ
    ンダブロック接触面に樹脂を張りつけて摩擦係数をさげ
    た構造とする、シリンダブロック横孔のタイトプラグ
    にスペーサを形成する、の何れか少なくとも一つからな
    る請求項2記載のシリンダブロックの冷却構造。
  7. 【請求項7】 前記スペーサがウォータジャケット内で
    浮き上がらない構造としてあり、該浮き上がり阻止構造
    が、スペーサをウォータジャケットを流れる液体の比
    重よりも重い材料で構成する、スペーサ上部に支柱を
    設けてシリンダヘッドまたはヘッドガスケットで支柱を
    上から押さえる、ヘッドガスケットに突起部を設けて
    該突起部でスペーサを上から押さえる、シリンダヘッ
    ドに突起部を設けて該突起部でスペーサを上から押さえ
    る、シリンダブロック側面からピンを差して該ピンで
    スペーサを押さえる、シリンダブロック側面に穴をあ
    け該穴にスペーサをひっかける、スペーサをヘッドガ
    スケットと一体化する、スペーサの一部を上方に延ば
    してシリンダヘッドとシリンダブロックとの間に挟み込
    む、スペーサをウォータジャケット面に接着する、の
    何れか少なくとも一つからなる請求項2記載のシリンダ
    ブロックの冷却構造。
JP2000213264A 2000-06-30 2000-07-13 シリンダブロックの冷却構造 Expired - Lifetime JP3596438B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000213264A JP3596438B2 (ja) 2000-07-13 2000-07-13 シリンダブロックの冷却構造
US09/891,402 US6581550B2 (en) 2000-06-30 2001-06-27 Cooling structure of cylinder block
EP01115943A EP1167735B1 (en) 2000-06-30 2001-06-29 Cooling structure of cylinder block
EP06003843.7A EP1662129B1 (en) 2000-06-30 2001-06-29 Cooling structure of cylinder block
DE60126532T DE60126532T2 (de) 2000-06-30 2001-06-29 Kühlvorrichtung eines Zylinderblockes

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000213264A JP3596438B2 (ja) 2000-07-13 2000-07-13 シリンダブロックの冷却構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002030989A true JP2002030989A (ja) 2002-01-31
JP3596438B2 JP3596438B2 (ja) 2004-12-02

Family

ID=18709045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000213264A Expired - Lifetime JP3596438B2 (ja) 2000-06-30 2000-07-13 シリンダブロックの冷却構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3596438B2 (ja)

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003239799A (ja) * 2002-02-15 2003-08-27 Mazda Motor Corp エンジンのシリンダブロック構造
FR2867521A1 (fr) * 2004-03-10 2005-09-16 Toyota Motor Co Ltd Structure de refroidissement d'un bloc-cylindres
FR2868130A1 (fr) 2004-03-26 2005-09-30 Toyota Motor Co Ltd Structure de refroidissement d'un bloc-cylindres
FR2868479A1 (fr) 2004-03-31 2005-10-07 Toyota Motor Co Ltd Structure de refroidissement d'un bloc-cylindres
FR2868478A1 (fr) 2004-03-31 2005-10-07 Toyota Motor Co Ltd Structure de refroidissement d'un bloc-cylindres
CN1316156C (zh) * 2003-09-29 2007-05-16 内山工业株式会社 水套用衬套的制造方法
JP2009243414A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Daihatsu Motor Co Ltd ウォータージャケット用スペーサ
JP2010190138A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Toyoda Gosei Co Ltd ウォータジャケット構造
JP2011106400A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の冷却構造
JP2012012969A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Fuji Heavy Ind Ltd ウォータジャケットスペーサ及びシリンダブロック
CN102374065A (zh) * 2010-08-17 2012-03-14 广西玉柴机器股份有限公司 一种柴油机气缸体
WO2012133045A1 (ja) * 2011-03-25 2012-10-04 ニチアス株式会社 シリンダボア壁の保温構造体、シリンダボア壁の保温方法、内燃機関及び自動車
JP2013189872A (ja) * 2012-03-12 2013-09-26 Daihatsu Motor Co Ltd 多気筒内燃機関
US8689744B2 (en) 2008-08-04 2014-04-08 Hyundai Motor Company Cooling device and insert for water jacket of internal combustion engine
JP2014066153A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Kubota Corp 多気筒エンジン
WO2014142241A1 (ja) * 2013-03-15 2014-09-18 ニチアス株式会社 シリンダボア壁の保温部材
WO2014142240A1 (ja) * 2013-03-15 2014-09-18 ニチアス株式会社 シリンダボア壁の保温部材の組み付け方法
CN104929749A (zh) * 2014-03-19 2015-09-23 株式会社久保田 发动机的冷却装置
JP2015190403A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 マツダ株式会社 エンジンの冷却構造
WO2016158043A1 (ja) * 2015-04-03 2016-10-06 Nok株式会社 ウォータージャケットスペーサー
JPWO2016104444A1 (ja) * 2014-12-22 2017-11-30 ニチアス株式会社 ウォータージャケットの冷却水流路の区画部品、内燃機関及び自動車
WO2018225735A1 (ja) * 2017-06-07 2018-12-13 ニチアス株式会社 ウォータージャケットスペーサー、シリンダボア壁の保温具、内燃機関及び自動車
JP2019015284A (ja) * 2017-07-07 2019-01-31 マツダ株式会社 エンジンの冷却構造
CN114278454A (zh) * 2020-09-27 2022-04-05 深圳臻宇新能源动力科技有限公司 水套隔片、冷却装置和发动机
CN114278453A (zh) * 2020-09-27 2022-04-05 深圳臻宇新能源动力科技有限公司 水套隔片、冷却装置和发动机
US11352936B2 (en) 2020-04-08 2022-06-07 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Internal combustion engine

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5064471B2 (ja) 2009-11-19 2012-10-31 本田技研工業株式会社 内燃機関の冷却構造
JP5812530B2 (ja) * 2011-10-04 2015-11-17 内山工業株式会社 ウォータジャケットスペーサ
JP6299737B2 (ja) 2015-12-18 2018-03-28 マツダ株式会社 多気筒エンジンの冷却構造

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59192648U (ja) * 1983-06-09 1984-12-21 日産自動車株式会社 内燃機関の冷却水路装置
JPS601940U (ja) * 1983-06-20 1985-01-09 日産自動車株式会社 鋳造シリンダブロツクにおける冷却水通路
JPS60164645U (ja) * 1984-04-12 1985-11-01 本田技研工業株式会社 エンジンのシリンダブロツクにおけるウオ−タジヤケツト容量調整用スリ−ブ
JPS6228055U (ja) * 1985-08-05 1987-02-20
JPS6279926U (ja) * 1985-11-08 1987-05-22
JPH01173332U (ja) * 1988-05-20 1989-12-08
JPH06330808A (ja) * 1993-05-26 1994-11-29 Nissan Motor Co Ltd 水冷式エンジンのシリンダブロック構造
JPH0828343A (ja) * 1994-07-22 1996-01-30 Toyota Motor Corp 多気筒内燃機関のシリンダブロック

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59192648U (ja) * 1983-06-09 1984-12-21 日産自動車株式会社 内燃機関の冷却水路装置
JPS601940U (ja) * 1983-06-20 1985-01-09 日産自動車株式会社 鋳造シリンダブロツクにおける冷却水通路
JPS60164645U (ja) * 1984-04-12 1985-11-01 本田技研工業株式会社 エンジンのシリンダブロツクにおけるウオ−タジヤケツト容量調整用スリ−ブ
JPS6228055U (ja) * 1985-08-05 1987-02-20
JPS6279926U (ja) * 1985-11-08 1987-05-22
JPH01173332U (ja) * 1988-05-20 1989-12-08
JPH06330808A (ja) * 1993-05-26 1994-11-29 Nissan Motor Co Ltd 水冷式エンジンのシリンダブロック構造
JPH0828343A (ja) * 1994-07-22 1996-01-30 Toyota Motor Corp 多気筒内燃機関のシリンダブロック

Cited By (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003239799A (ja) * 2002-02-15 2003-08-27 Mazda Motor Corp エンジンのシリンダブロック構造
CN1316156C (zh) * 2003-09-29 2007-05-16 内山工业株式会社 水套用衬套的制造方法
FR2867521A1 (fr) * 2004-03-10 2005-09-16 Toyota Motor Co Ltd Structure de refroidissement d'un bloc-cylindres
DE102005009054B4 (de) * 2004-03-10 2007-08-02 Aisan Kogyo K.K., Obu Kühlanordnung für einen Zylinderblock
US7216611B2 (en) 2004-03-10 2007-05-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Cooling structure of cylinder block
FR2868130A1 (fr) 2004-03-26 2005-09-30 Toyota Motor Co Ltd Structure de refroidissement d'un bloc-cylindres
JP2005282373A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 Toyota Motor Corp シリンダブロックの冷却構造
US7082908B2 (en) 2004-03-26 2006-08-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Cooling structure of cylinder block
DE102005013854B4 (de) * 2004-03-26 2007-03-29 Toyota Jidosha K.K., Toyota Kühlstruktur für einen Zylinderblock
US7278381B2 (en) 2004-03-31 2007-10-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Cooling structure of cylinder block
US7278380B2 (en) 2004-03-31 2007-10-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Cooling structure of cylinder block
DE102005014755B4 (de) * 2004-03-31 2014-12-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Kühlstruktur für einen Zylinderblock
FR2868478A1 (fr) 2004-03-31 2005-10-07 Toyota Motor Co Ltd Structure de refroidissement d'un bloc-cylindres
DE102005014756B4 (de) * 2004-03-31 2014-09-11 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Kühlstruktur für einen Zylinderblock
FR2868479A1 (fr) 2004-03-31 2005-10-07 Toyota Motor Co Ltd Structure de refroidissement d'un bloc-cylindres
JP2009243414A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Daihatsu Motor Co Ltd ウォータージャケット用スペーサ
US8689744B2 (en) 2008-08-04 2014-04-08 Hyundai Motor Company Cooling device and insert for water jacket of internal combustion engine
JP2010190138A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Toyoda Gosei Co Ltd ウォータジャケット構造
JP2011106400A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の冷却構造
JP2012012969A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Fuji Heavy Ind Ltd ウォータジャケットスペーサ及びシリンダブロック
CN102374065A (zh) * 2010-08-17 2012-03-14 广西玉柴机器股份有限公司 一种柴油机气缸体
JP2012202290A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Nichias Corp シリンダボア壁の保温構造体、シリンダボア壁の保温方法、内燃機関及び自動車
WO2012133045A1 (ja) * 2011-03-25 2012-10-04 ニチアス株式会社 シリンダボア壁の保温構造体、シリンダボア壁の保温方法、内燃機関及び自動車
JP2013189872A (ja) * 2012-03-12 2013-09-26 Daihatsu Motor Co Ltd 多気筒内燃機関
JP2014066153A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Kubota Corp 多気筒エンジン
JP2014177927A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Nichias Corp シリンダボア壁の保温部材
JP2014177926A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Nichias Corp シリンダボア壁の保温部材の組み付け方法
WO2014142241A1 (ja) * 2013-03-15 2014-09-18 ニチアス株式会社 シリンダボア壁の保温部材
WO2014142240A1 (ja) * 2013-03-15 2014-09-18 ニチアス株式会社 シリンダボア壁の保温部材の組み付け方法
CN104929749A (zh) * 2014-03-19 2015-09-23 株式会社久保田 发动机的冷却装置
KR20150109256A (ko) * 2014-03-19 2015-10-01 가부시끼 가이샤 구보다 엔진의 냉각장치
JP2015178803A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 株式会社クボタ エンジンの冷却装置
KR102220997B1 (ko) * 2014-03-19 2021-02-25 가부시끼 가이샤 구보다 엔진의 냉각장치
US9828933B2 (en) 2014-03-19 2017-11-28 Kubota Corporation Engine cooler
US10202932B2 (en) 2014-03-28 2019-02-12 Mazda Motor Corporation Engine cooling structure
JP2015190403A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 マツダ株式会社 エンジンの冷却構造
JPWO2016104444A1 (ja) * 2014-12-22 2017-11-30 ニチアス株式会社 ウォータージャケットの冷却水流路の区画部品、内燃機関及び自動車
WO2016158043A1 (ja) * 2015-04-03 2016-10-06 Nok株式会社 ウォータージャケットスペーサー
JPWO2016158043A1 (ja) * 2015-04-03 2017-05-25 Nok株式会社 ウォータージャケットスペーサー
WO2018225735A1 (ja) * 2017-06-07 2018-12-13 ニチアス株式会社 ウォータージャケットスペーサー、シリンダボア壁の保温具、内燃機関及び自動車
JP2019015284A (ja) * 2017-07-07 2019-01-31 マツダ株式会社 エンジンの冷却構造
US11352936B2 (en) 2020-04-08 2022-06-07 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Internal combustion engine
CN114278454A (zh) * 2020-09-27 2022-04-05 深圳臻宇新能源动力科技有限公司 水套隔片、冷却装置和发动机
CN114278453A (zh) * 2020-09-27 2022-04-05 深圳臻宇新能源动力科技有限公司 水套隔片、冷却装置和发动机

Also Published As

Publication number Publication date
JP3596438B2 (ja) 2004-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002030989A (ja) シリンダブロックの冷却構造
EP1167735B1 (en) Cooling structure of cylinder block
JPS60190646A (ja) シリンダブロツクの冷却装置
WO2010025610A1 (zh) 水冷发动机机体
US5868107A (en) Liquid-cooled multi-cylinder internal combustion engine
JP2005315118A (ja) シリンダブロックの冷却構造
JP2003301743A (ja) シリンダヘッド
JP3584860B2 (ja) シリンダブロックの冷却構造
US4187807A (en) Cooled engine valve with improved heat transfer
TWM627038U (zh) 串聯式水冷散熱結構
JPH06330808A (ja) 水冷式エンジンのシリンダブロック構造
CN217720924U (zh) 电机及车辆
JP4267487B2 (ja) シリンダブロックの冷却構造
JP2010196518A (ja) 内燃機関の冷却装置
JPS5943944A (ja) オイル冷却ピストン
US6334412B1 (en) Mono-block cylinder head structure of water cooled engine
US4419970A (en) Cylinder block
CN215408839U (zh) 油冷却器衬垫及包括其的发动机
CN217822858U (zh) 一种散热底壳及显示模组
CN220347164U (zh) 一种快速冷却的阀门模具
JP3991871B2 (ja) エンジンの冷却構造
TWI805433B (zh) 具有針柱式鰭片的水冷散熱板、以及具有其的封閉式水冷散熱器
JP2002364360A (ja) エンジンの冷却構造
JPS6027568Y2 (ja) 連続鋳造用鋳型
CN215298160U (zh) 一种用于计算机的散热装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040525

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040817

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040830

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3596438

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070917

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080917

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080917

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090917

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100917

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100917

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110917

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110917

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120917

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120917

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term