JP2015178803A - エンジンの冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピストンスラップ音の放出を低減することができるエンジンの冷却装置を提供する。【解決手段】シリンダバレル1とウォータジャケット2とを内蔵したシリンダブロック3と、ウォータジャケット2に収容されたスペーサ4とを備え、ウォータジャケット2はシリンダバレル1の周囲に形成され、スペーサ4はシリンダバレル1を周囲から取り囲むように配置されたエンジンの冷却装置において、シリンダブロック3の幅方向を左右方向として、シリンダバレル1の左右で、シリンダバレル1とスペーサ4との間に挟圧材5が挟圧され、挟圧材5の下端部5aは、上死点位置にあるピストン6の左右のスカート部7の下端部7aよりも高い位置に配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンの冷却装置に関し、詳しくは、ピストンスラップ音の放出を低減することができるエンジンの冷却装置に関する。
従来、エンジンの冷却装置として、シリンダバレルとウォータジャケットとを内蔵したシリンダブロックと、ウォータジャケットに収容されたスペーサとを備え、ウォータジャケットはシリンダバレルの周囲に形成され、スペーサはシリンダバレルを周囲から取り囲むように配置されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
この種の冷却装置によれば、スペーサでウォータジャケット内の冷却水の流れを規制してシリンダバレルの冷却状態を調節することができる利点がある。
しかし、この特許文献1のものでは、ウォータジャケットの上面が全面開口されたオープンデッキ構造が採用され、ピストンスラップ音がシリンダヘッド側に抜け易い。
特開2012−36741号公報(図4参照)
《問題点》 ピストンスラップ音が放出され易い。
この特許文献1のものでは、ピストンスラップ音がシリンダヘッド側に抜け易く、ピストンスラップ音が放出され易い。
放出を低減することができるエンジンの冷却装置を提供することにある。
本発明の発明者らは、研究の結果、シリンダバレルの左右で、シリンダバレルとスペーサとの間に挟圧材を挟圧して配置すると、ピストンスラップ音の放出を低減できることを発見し、この発明に至った。
請求項1に係る発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1〜図3に例示するように、シリンダバレル(1)(1)とウォータジャケット(2)とを内蔵したシリンダブロック(3)と、ウォータジャケット(2)に収容されたスペーサ(4)とを備え、
図1に例示するように、ウォータジャケット(2)はシリンダバレル(1)(1)の周囲に形成され、スペーサ(4)はシリンダバレル(1)(1)を周囲から取り囲むように配置されたエンジンの冷却装置において、
図1、図2に例示するように、シリンダブロック(3)の幅方向を左右方向として、シリンダバレル(1)(1)の左右で、シリンダバレル(1)(1)とスペーサ(4)との間に挟圧材(5)(5)が挟圧され、
図2、図3に例示するように、挟圧材(5)の下端部(5a)は、上死点位置にあるピストン(6)の左右のスカート部(7)の下端部(7a)よりも高い位置に配置されている、ことを特徴とするエンジンの冷却装置。
(請求項1に係る発明)
請求項1に係る発明は、次の効果を奏する。
《効果》 ピストンスラップ音の放出を低減することができる。
図1、図2に例示するように、シリンダブロック(3)の幅方向を左右方向として、シリンダバレル(1)(1)の左右で、シリンダバレル(1)(1)とスペーサ(4)との間に挟圧材(5)(5)が挟圧され、図2、図3に例示するように、挟圧材(5)の下端部(5a)は、上死点位置にあるピストン(6)の左右のスカート部(7)の下端部(7a)よりも高い位置に配置されているので、ピストンスラップ音の放出を低減することができる。
その理由は、次のようなものと推定される。すなわち、ピストン(6)の首振りにより、左右のスカート部(7)の下端部(7a)付近で生じたピストンスラップ音は、挟圧材(5)による遮音で、シリンダヘッド側に抜けにくく、ピストンスラップ音の放出が低減される。
《効果》 スペーサのガタつき音の放出を無くすことができる。
図1、図2に例示するように、シリンダバレル(1)(1)の左右で、シリンダバレル(1)(1)とスペーサ(4)との間に挟圧材(5)(5)が挟圧されるので、スペーサ(4)が挟圧材(5)(5)を介してシリンダバレル(1)(1)に強固に固定され、スペーサ(4)のガタつき音の放出を無くすことができる。
(請求項2に係る発明)
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 ピストンスラップ音の放出を低減する機能が高い。
図3に例示するように、挟圧材(5)の下端部(5a)は、上死点位置にあるピストン(6)の左右のスカート部(7)にあるピストン最大径部分(7b)よりも高い位置に配置されているので、ピストンスラップ音の放出を低減する機能が高い。
その理由は、次のように推定される。すなわち、ピストン(6)の首振りにより、ピストン最大径部分(7b)付近で発生した大きなスラップ音が、挟圧材(5)による遮音で、シリンダヘッド側に抜けにくく、ピストンスラップ音の放出を低減する機能が高い。
(請求項3に係る発明)
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 ピストンスラップ音の放出を低減する機能が高い。
図2、図3に例示するように、挟圧材(5)の前端部(5b)は、この挟圧材(5b)を挟圧するシリンダバレル(1)に内嵌されたピストン(6)の左右のスカート部(7)の前端部(7c)よりも前寄りに配置され、上記挟圧材の後端部(5c)は、上記スカート部(7)の後端部(7d)よりも後寄りに配置されているので、ピストンスラップ音の放出を低減する機能が高い。
その理由は、次のように推定される。すなわち、ピストン(6)の首振りにより、ピストン(6)の左右のスカート部(7)の前端部(7c)付近で発生したピストンスラップ音が、スカート部(7)の前端部(7c)よりも前寄りに張り出した挟圧材(5)の前端部(5b)の遮音でシリンダヘッド側に抜けにくいとともに、ピストン(6)の左右のスカート部(7)の後端部(7d)付近で発生したピストンスラップ音が、スカート部(7)の後端部(7d)よりも後寄りに張り出した挟圧材(5)の後端部(5c)の遮音でシリンダヘッド側に抜けにくく、挟圧材(5)による遮音で、ピストンスラップ音の放出を低減する機能が高い。
(請求項4に係る発明)
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 圧力リングからの放熱が挟圧材で遮断されるのを防止することができる。
図2,図3に例示するように、挟圧材(5)の上端部(5d)は、上死点位置にあるピストン(6)の圧力リング(9)の下端部(9a)よりも低い位置に配置されているので、圧力リング(9)からの放熱が挟圧材(5)で遮断されるのを防止することができる。
(請求項5に係る発明)
請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 オイルリングからの放熱が挟圧材で遮断されるのを防止することができる。
図2,図3に例示するように、挟圧材(5)の上端部(5d)は、上死点位置にあるピストン(6)のオイルリング(10)の下端部(10a)よりも低い位置に配置されているので、オイルリング(10)からの放熱が挟圧材(5)で遮断されるのを防止することができる。
(請求項6に係る発明)
請求項6に係る発明は、請求項1から請求項5のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 ピストンスラップ音の放出を低減する機能が高い。
挟圧材(5)は、弾性樹脂またはゴムで構成されているので、ピストンスラップ音の放出を低減する機能が高い。
その理由は、次のように推定される。すなわち、ピストン(6)の首振りによりピストン(6)のスカート部(7)の下端部(7a)付近で発生したビストンスラップ音を、弾性樹脂またはゴムの挟圧材(5)が吸収するため、ピストンスラップ音の放出を低減する機能が高い。
(請求項7に係る発明)
請求項7に係る発明は、請求項1から請求項6のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 シリンダバレルにスペーサや挟圧材を簡単に取り付けることができる。
挟圧材(5)は、スペーサ(4)に取り付けられているので、挟圧材(5)を取り付けたスペーサ(4)をウォータジャケット(2)に押し込むだけで、シリンダバレル(1)(1)とスペーサ(4)との間に挟圧材(5)(5)を挟圧し、シリンダバレル(1)(1)にスペーサ(4)や挟圧材(5)(5)を容易に取り付けることができる。
(請求項8に係る発明)
請求項8係る発明は、請求項1から請求項7のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 ピストンスラップ音の放出を低減する機能が高い。
スペーサ(4)は、樹脂、ゴム、図5(A)に例示するように、基材(4c)の表面にゴム層(4d)を形成した素材のいずれかで構成されているので、ピストンスラップ音がスペーサ(4)の素材に吸収されやすく、ピストンスラップ音の放出を低減する機能が高い。
(請求項9に係る発明)
請求項9係る発明は、請求項1から請求項8のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 シリンダバレルの保温性が高い。
図5(B)に例示するように、スペーサ(4)は、内部に断熱層(4e)を形成した素材で構成されているので、シリンダバレル(1)(1)の保温性が高く、冷始動時の暖機速度が速くなる。
本発明の実施形態に係るエンジンの冷却装置を説明する図で、スペーサと挟圧材シリンダとを収容したシリンダブロックの平面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1のIII−III線断面図である。 図1の装置で用いるスペーサを説明する図で、図4(A)は平面図、図4(B)は図4(A)のB方向矢視図、図4(C)は図4(A)のC方向矢視図である。 図1の装置で用いるスペーサの変形例を説明する図で、図5(A)は第1変形例の断面図、図5(B)は第2変形例の断面図を示している。
図1〜図4は本発明の実施形態に係るエンジンの冷却装置を説明する図であり、この実施形態では、立形の直列2気筒ディーゼルエンジンの冷却装置について説明する。
このエンジンの概要は、次の通りである。
図1〜図3に例示するように、シリンダバレル(1)(1)とウォータジャケット(2)とを内蔵したシリンダブロック(3)と、ウォータジャケット(2)に収容されたスペーサ(4)とを備えている。
図1に例示するように、ウォータジャケット(2)はシリンダバレル(1)(1)の周囲に形成され、スペーサ(4)はシリンダバレル(1)(1)を周囲から取り囲むように配置されている。
シリンダブロック(3)は、アルミダイカスト製で、シリンダバレル(1)(1)の内周面には鉄製のシリンダライナ(1a)が鋳包まれている。ウォータジャケット(2)は上方が全面開口されたオープンデッキとされている。
シリンダバレル(1)(1)の外向き膨出部(1c)(1c)は、副燃焼室の噴口口金(図外)の受け座である。シリンダボア間の上部には冷却水導入隙間(3a)が設けられている。
図1、図2に示すように、シリンダブロック(3)の幅方向を左右方向として、シリンダバレル(1)(1)の左右で、シリンダバレル(1)(1)とスペーサ(4)との間に挟圧材(5)(5)が挟圧されている。
図2、図3に示すように、挟圧材(5)の下端部(5a)は、上死点位置にあるピストン(6)の左右のスカート部(7)の下端部(7a)よりも高い位置に配置されている。
図2、図3に示すように、挟圧材(5)の下端部(5a)は、上死点位置にあるピストン(6)の左右のスカート部(7)にあるピストン最大径部分(7b)よりも高い位置に配置されている。
図3に示すように、挟圧材(5)の前端部(5b)は、この挟圧材(5b)を挟圧するシリンダバレル(1)に内嵌されたピストン(6)の左右のスカート部(7)の前端部(7c)よりも前寄りに配置され、上記挟圧材の後端部(5c)は、上記スカート部(7)の後端部(7d)よりも後寄りに配置されている。
図2,図3に示すように、挟圧材(5)の上端部(5d)は、上死点位置にあるピストン(6)の圧力リング(9)の下端部(9a)よりも低い位置に配置されている。
図2,図3に示すように、挟圧材(5)の上端部(5d)は、上死点位置にあるピストン(6)のオイルリング(10)の下端部(10a)よりも低い位置に配置されている。
挟圧材(5)は、弾性を有する樹脂で構成されている。具体的には、ウレタンフォームで構成されている。挟圧材(5)は、樹脂(発泡樹脂を含む)の他、ゴム(発泡ゴムを含む)で構成されていてもよい。
挟圧材(5)は、スペーサ(4)に取り付けられている。取り付けは、接着により行われている。
スペーサ(4)は、樹脂で構成されている。具体的には、ナイロンで構成されている。スペーサ(4)は、PPA(ポリフタルアミド)で構成してもよい。また、スペーサ(4)は、ゴム(例えば、ブチルゴム)で構成してもよい。
スペーサ(4)は、樹脂(発泡樹脂を含む)の他、ゴム(発泡ゴムを含む)、樹脂や金属の基材(4c)の表面にゴム層(4d)を形成した素材を用いることができる。
図5(A)にスペーサ(4)の第1変形例として、樹脂の基材(4c)の表面に軟質ゴムのゴム層(4d)が形成されたものを示す。ゴム層(4d)はスプレー塗装により樹脂基材(4c)の表面にコーティングすることができる。
スペーサ(4)は、基材(4c)の内部に断熱層(4e)を形成した素材で構成することができる。図5(B)にスペーサ(4)の第2変形例として、樹脂の基材(4c)の内部に空気の断熱層(4e)を形成したものを示す。
図4(A)〜(C)に示すように、スペーサ(4)は、前後端部に上向きの突起(4a)(4b)が設けられ、図2に示すように、スペーサ(4)の下端部(4c)はウォータジャケット(2)の内底部(2a)に当接され、突起(4a)(4b)の上端部はシリンダヘッド(図外)に当接され、ウォータジャケット(2)の内底部(2a)とシリンダヘッドとに挟まれて、スペーサ(4)は、上下方向の位置決めがなされている。
(1) シリンダバレル
(2) ウォータジャケット
(3) シリンダブロック
(4) スペーサ
(4c) 基材
(4d) ゴム層
(4e) 断熱層
(5) 挟圧材
(5a) 下端部
(5b) 前端部
(5c) 後端部
(5d) 上端部
(6) ピストン
(7) スカート部
(7a) 下端部
(7b) ピストン最大径部分
(7c) 前端部
(7d) 後端部
(8) 下端部
(9) 圧力リング
(9a) 下端部
(9b) トップリング
(9c) セカンドリング
(10) オイルリング
(10a) 下端部

Claims (9)

  1. シリンダバレル(1)(1)とウォータジャケット(2)とを内蔵したシリンダブロック(3)と、ウォータジャケット(2)に収容されたスペーサ(4)とを備え、
    ウォータジャケット(2)はシリンダバレル(1)(1)の周囲に形成され、スペーサ(4)はシリンダバレル(1)(1)を周囲から取り囲むように配置されたエンジンの冷却装置において、
    シリンダブロック(3)の幅方向を左右方向として、シリンダバレル(1)(1)の左右で、シリンダバレル(1)(1)とスペーサ(4)との間に挟圧材(5)(5)が挟圧され、
    挟圧材(5)の下端部(5a)は、上死点位置にあるピストン(6)の左右のスカート部(7)の下端部(7a)よりも高い位置に配置されている、ことを特徴とするエンジンの冷却装置。
  2. 請求項1に記載されたエンジンの冷却装置において、
    挟圧材(5)の下端部(5a)は、上死点位置にあるピストン(6)の左右のスカート部(7)にあるピストン最大径部分(7b)よりも高い位置に配置されている、ことを特徴とするエンジンの冷却装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載されたエンジンの冷却装置において、
    挟圧材(5)の前端部(5b)は、この挟圧材(5b)を挟圧するシリンダバレル(1)に内嵌されたピストン(6)の左右のスカート部(7)の前端部(7c)よりも前寄りに配置され、上記挟圧材の後端部(5c)は、上記スカート部(7)の後端部(7d)よりも後寄りに配置されている、ことを特徴とするエンジンの冷却装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載されたエンジンの冷却装置において、
    挟圧材(5)の上端部(5d)は、上死点位置にあるピストン(6)の圧力リング(9)の下端部(9a)よりも低い位置に配置されている、ことを特徴とするエンジンの冷却装置。
  5. 請求項4に記載されたエンジンの冷却装置において、
    挟圧材(5)の上端部(5d)は、上死点位置にあるピストン(6)のオイルリング(10)の下端部(10a)よりも低い位置に配置されている、ことを特徴とするエンジンの冷却装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載されたエンジンの冷却装置において、
    挟圧材(5)は、弾性を有する樹脂またはゴムで構成されている、ことを特徴とするエンジンの冷却装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載されたエンジンの冷却装置において、
    挟圧材(5)は、スペーサ(4)に取り付けられている、ことを特徴とするエンジンの冷却装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載されたエンジンの冷却装置において、
    スペーサ(4)は、樹脂、ゴム、基材(4c)の表面にゴム層(4d)を形成した素材のいずれかで構成されている、ことを特徴とするエンジンの冷却装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載されたエンジンの冷却装置において、
    スペーサ(4)は、内部に断熱層(4e)を形成した素材で構成されている、ことを特徴とするエンジンの冷却装置。
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