JP2002013737A - 自動消火装置 - Google Patents

自動消火装置

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JP2002013737A JP2000205947A JP2000205947A JP2002013737A JP 2002013737 A JP2002013737 A JP 2002013737A JP 2000205947 A JP2000205947 A JP 2000205947A JP 2000205947 A JP2000205947 A JP 2000205947A JP 2002013737 A JP2002013737 A JP 2002013737A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、製作及び操作が簡便で、
実用化が容易で、かつ、暖房箇所の空気中に含まれてい
るCO及びCO2の水準並びに温度を調節することが可
能な暖房器具の自動消火装置を提供する。 【解決手段】 回転軸1により昇降可能な芯筒2と、回
転軸1の回転を規制するラチェット4と、フレーム5に
回動可能に設けられラチェット4の規制作用を断続する
レバー6と、レバー6からラチェット4を解除し燃焼を
中断するべくそれぞれ作動する遮断ノブ7及び安全錘8
とを備えた自動消火装置において、さらに、レバー6の
遮断作動をする遮断板20と、室内温度上昇時に元の形
状に戻り作動しながら遮断板20を作動させ燃焼を中断
させるコイルバネ30と、平常時にはバイアスの役割を
する一方、コイルバネ30の戻り作動時にはその作動力
を増加させるバイアスバネ40とが設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動消火装置に関
し、より詳細には、温度が所定温度に到達したときに、
自動的に暖房装置の作動をOFFにする自動消火装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】これまで、暖房器具分野では、室内温度
が所定温度に到達すると暖房器具の作動をOFFにして
消火を行う手段が多数開発されている。
【0003】その一例として、たとえば、特公昭41−
12269号公報に開示されたものがある。ここに開示
されている装置は、温度変化に応じた燃料供給用ブリー
ド・ライン(bleed line)の制御バルブの開閉操作と供
給圧力調整とによって主燃焼器への燃料流れを制御する
ことにより、室内温度を設定温度に保持するように構成
されている。このタイプの従来装置は、圧力調整装置
と、複数個のバルブ装置と、温度応答部材を有するレバ
ー装置と、このレバー装置を無作動位置に保持する保持
装置等を備えて構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の装置
は、構造が複雑で、対応速度が遅く、必要な設定費も大
きいため、実用化が困難であった。
【0005】また、諸国で多く適用されている典型的な
手段としては、バイメタル板により電源スイッチを作動
させることによってモーターを駆動し、偏心カムの旋回
運動によって作動ロードを稼動させて消火させるものが
広く知られている。しかし、この装置の場合には、異種
金属間の熱膨脹係数の差異を利用し、加熱によりバイメ
タル板を湾曲させてモーターを作動させるため、コネク
タを有する電気回路と、燃焼を中断させる装置とはもち
ろん、これを起動するための機構も必要となる。そのた
め、作動構造が複雑となり製作が容易ではなかった。
【0006】したがって、本発明の目的は、暖房器具の
自動消火装置における上述の実情を勘案し、より構造が
簡単で製作及び操作が簡便、したがって実用化が容易で
あり、かつ、暖房器具が設けられた室内の空気中に含ま
れているCO及びCO2の水準並びに温度を調節して人
体に無害な水準の室内雰囲気を保持し、健康増進にも寄
与することが可能な自動消火装置を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による自動消火装置の特徴構成は、特許請求
の範囲の欄の請求項1から11に記載した点にある。具
体的には、下記の通りである。
【0008】すなわち、本発明においては、金属板材を
塑性変形させた後、その材質固有の臨界点以上に加熱し
たときに変形前の元形に戻る形状記憶合金を利用して消
火用レバーを作動させることによって構造を単純化する
ことができるとともに、モーターや電源を用いないた
め、製作費用が非常に低廉であり電源が遮断されても作
動を継続することができる自動消火装置が提供される。
【0009】本発明のその他の特徴及び作用効果につい
ては、添付図面を参照しながら、以降の説明を読むこと
によって明らかになるであろう。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の技術的構成を詳細に説明する。図中、本発明に
よる自動消火装置の好適な実施形態として、第1実施形
態が図1〜図5に、第2実施形態が図6〜図10にそれ
ぞれ示されている。
【0011】[第1実施形態]芯を昇降させる回転軸1
を備えた芯筒2と、前記回転軸1に、トーションバネ3
の捻り回転力を受けるように設けられたラチェット4
と、フレーム5に回動可能に設けられて前記ラチェット
4を断続するレバー6と、それぞれ、前記レバー6を作
動させてラチェット4を解除し燃焼を中断させるように
構成された遮断ノブ7及び安全錘8とを備えた消火装置
において、前記フレーム5の一側に固定されるブラケッ
ト10と、前記ブラケット10に回動可能に設けられる
とともに、前記レバー6の底面に接触する作動片21を
突設した遮断板20と、前記遮断板20と前記ブラケッ
ト10の上部にその両端が連結され、室内温度上昇時に
元の形状に戻りながら前記遮断板20を作動させて燃焼
を中断させるコイルバネ30と、前記遮断板20と前記
ブラケット10の下部にその両端が連結され、平常時に
はバイアスの役割をし、前記コイルバネ30の戻り作動
時には該コイルバネ30の作動力を増加させるように構
成されたバイアスバネ40と、を備えたことを特徴とす
る。
【0012】ここで、前記回転軸1には把手1aが結合
され、この把手1aを時計回りに回すと芯筒2内の芯が
上昇するように構成されており、この際、回転軸1はラ
チェット4とレバー6により逆回転が防止される。
【0013】前記レバー6、遮断ノブ7及び安全錘8は
フレーム5にそれぞれ設けられ、レバー6の先端部に
は、板バネ6aの弾力を受けながらラチェット4に噛み
合う逆転止め用断続棒6bを備える。この際、レバー6
はレバー軸6cを通じてフレーム5内に回動可能に設け
られ、レバー軸6cにはトーションバネ6dが装着され
る。
【0014】レバー6は、フレーム5の内部にトーショ
ンバネ6dを通じて弾力的に回動可能に設けられてい
る。レバー6を上昇させると、ラチェット4にロックさ
れた断続棒6bが下降しながらラチェット4から抜き出
てラチェット4が解除されるため、上述のように時計回
りに回された回転軸1は、トーションバネ3の捻り回転
力によって反時計回りに回動されて元状態に戻り、これ
により芯筒2内の芯が下降して燃焼を中断させ、消火が
行われる。
【0015】遮断ノブ7は、使用者が必要に応じて任意
に燃焼を中断させる場合に用いられる。この遮断ノブ7
はフレーム5の前方に弾力的に回動可能に設けられ、遮
断ノブ7を押すとレバー6が上昇し、これにより断続棒
6bにロックされたラチェット4が解除され、芯筒2内
の芯が下降して燃焼が中断するように構成されている。
【0016】安全錘8は、暖房器具が傾いた場合や移動
時に、火災の危険を防ぐために設けられている。この安
全錘8は、フレーム5の上部に四方に傾くように設けら
れ、その下端部がレバー6を貫通して連結されているた
め、暖房器具が傾くと安全錘8が傾き、これによりレバ
ー6が上昇して前記の如き作動によって自動消火が行わ
れる。
【0017】前記ブラケット10の一側の上・下部には
バネ連結部11、12がそれぞれ折曲形成され、ブラケ
ット10の他側の上部にはフレーム5にねじS1締結に
より固定される固定片13が折曲形成され、ブラケット
10の中央部には、軸ピンP1が嵌められる軸孔14が
形成されている。前記遮断板20の一側の上・下部には
バネ連結部22、23が備えられ、遮断板20の他側の
下部にはレバー6底面に接触する作動片21が折曲げ形
成され、遮断板20の中央部には、前記軸ピンP1が嵌
められる軸孔24が穿孔されている。したがって、軸ピ
ンP1によって遮断板20はブラケット10に対して回
動可能に組み立てられるが、この際、ブラケット10に
は遮断板20の回動を制限するために断続突起15が突
設され、この断続突起15には、遮断板20のバネ連結
部23が接触する。
【0018】前記コイルバネ30は、その一端がブラケ
ット10上部のバネ連結部11に、他端が遮断板20上
部のバネ連結部22にそれぞれ連結される。このコイル
バネ30は、形状記憶合金からなるのが好適である。コ
イルバネ30は、20〜32℃の室内雰囲気温度で形状
が変わるようになっている。特に好適には、コイルバネ
30は、少なくともCOの水準0.01%以上及びCO2
の水準1%以上になる前の20〜32℃の室内雰囲気温
度で形状が変わるようになっている。
【0019】コイルバネ30を形成する形状記憶合金と
しては、チタン−ニッケル(Ti−Ni)合金またはア
ルミニウム(A1)合金等、多様なものを適用すること
ができ、その固有臨界点温度は、室内雰囲気温度20〜
32℃、望ましくは23〜28℃程に合わせて調整する
のが好ましい。このように調整するのは、前記温度にお
ける室内空気中のCO及びCO2の水準が、人体に無害
な水準である0.01%〜1%を超えないようにするた
めである。
【0020】前記バイアスバネ40は、その一端がブラ
ケット10下部のバネ連結部12に、他端が遮断板20
下部のバネ連結部23にそれぞれ連結される。バイアス
バネ40は、トーションバネまたは板バネからなる。よ
り詳細には、このバイアスバネ40は、コイルバネ30
が作動しない所定温度以下ではヒステリシス曲線を一定
にするバイアスの役割をする一方、コイルバネ30が作
動する所定温度以上では、コイルバネ30の作動力と同
一方向に力が変化することにより、コイルバネ30の作
動力を最大に増加させる。
【0021】すなわち、図4(a)に示す通り、コイル
バネ30によるトルク(M×L1)がバイアスバネ40
によるトルク(K×L)より小さい場合(M×L1<K
×L)には遮断板20が動かないが、温度変化によりコ
イルバネ30のMが増加すると(M×L1>K×L)、
遮断板20が図4(b)に示す状態の方向に作動する。
バイアスバネ40の位置がヒンジの中心線(01−0
2)を過ぎると、バイアスバネ40の力方向が反対にな
り、このときの作動力は、K”×LのトルクとM×L1
のトルクを合算した、より大きい衝撃力でレバー6に作
用する。しかも、作動前にはバイアスバネ40の変化量
を最小に置くことができるため、コイルバネ30のヒス
テリシス値をより正確に得ることができ、また、画一的
な値を得ることができる。
【0022】図4(a)と図5(a)は、平常時または
燃焼中の室内温度がコイルバネ30の設定温度以下であ
る場合の作動状態を示す。この状態では、遮断棒6bは
板バネ6aの弾力によりラチェット4にロックされて回
転軸1の逆回転が防止され、レバー6が下降した状態を
保持しながら遮断板20の作動片21を押さえているた
め、図4(b)の如き元形状を有するコイルバネ30
は、引っ張られた変形状態を保持する。
【0023】以上の通り、第1実施形態に係る自動消火
装置では、暖房時に把手1aをつかみ回転軸1を時計回
りに回して芯筒2内の芯を上昇させた状態で点火した
後、燃料の燃焼によって室内温度が漸次上昇し前記コイ
ルバネ30の設定温度に到達すると、図4(b)に示す
ように、コイルバネ30が元形状に復帰するように圧縮
される。これにより、遮断板20が反時計回りに回転し
作動片21がレバー6を上方に押し上げるため、レバー
6が上方に移動する。このようなコイルバネ30の作動
時には、上述の通り、バイアスバネ40がコイルバネ3
0の作動力と同一方向に変化し、コイルバネ30の作動
力を最大に増加させる。
【0024】したがって、図5(b)に示すように、レ
バー6の先端に備えられた断続棒6bとラチェット4と
のロック状態が解除され、前記ラチェット4に連結され
ているトーションバネ3の作動により捻り力によって弾
性的に前記回転軸1が反時計回りに回転され、瞬間的に
芯筒2内の芯が下降するため、燃焼が中断されて暖房器
具の自動消火がなされる。
【0025】一方、コイルバネ30の作動により自動消
火された後は、上昇したレバー6が板バネ6aの復元力
により図5(a)に示すように再び元の状態に戻りなが
ら作動片21を下方に押さえ、これにより遮断板20、
コイルバネ30、バイアスバネ40が再び図4(a)の
如き状態に戻る。
【0026】[第2実施形態]本発明による自動消火装
置の第2実施形態は、図6〜図10に示すように、芯を
昇降させる回転軸1を備えた芯筒2と、前記回転軸1に
トーションバネ3の捻り回転力を受けるように設けられ
たラチェット4と、フレーム5に回動可能に設けられ前
記ラチェット4を断続するレバー6と、それぞれ、前記
レバー6を作動させてラチェット4を解除し燃焼を中断
させるように構成された遮断ノブ7及び安全錘8とを備
えた消火装置において、前記フレーム5の一側に固定さ
れるブラケット50と、前記ブラケット50に回動可能
に設けられるとともに、前記レバー6の底面に接触する
作動片61を突設した遮断板60と、前記遮断板60の
上部にその一端が連結される鉄線70と、前記ブラケッ
ト50にその一端が固定された状態で前記鉄線70を収
容するチューブ80と、前記チューブ80の他端に固定
されるとともに、通気孔91を有するバネハウジング9
0と、前記バネハウジング90に内蔵され、室内温度上
昇時に元形に戻りながら前記鉄線70を引っ張り、前記
遮断板60を作動させて燃焼を中断させるコイルバネ1
00と、前記遮断板60と前記ブラケット50にその両
端が連結され、コイルバネ100の戻り作動時に該コイ
ルバネ100の作動力を増加させるように構成されたバ
イアスバネ110と、を備えたことを特徴とする。
【0027】図6〜図10に示した構成要素のうち、図
1〜図5に示す第1実施形態と同様の構造・作用を有す
る部分には同一の符号を付し、それらに対する説明は以
下では省略する。
【0028】前記ブラケット50の一側の上・下部には
チューブ固定部51及びバネ連結部52がそれぞれ形成
され、ブラケット50の他側の上部にはフレーム5にね
じS2の締結により固定される固定片53が折曲形成さ
れ、ブラケット50の中央部には軸ピンP2が嵌められ
る軸孔54が形成され、ブラケット50の中央部には軸
ピンP2が嵌められる軸孔54が形成され、ブラケット
50の中央上部には作動ホール55が形成される。
【0029】前記遮断板60の一側の上・下部には鉄線
固定部62及びバネ連結部63がそれぞれ備えられ、遮
断板60の他側の下部にはレバー6の底面に接触する作
動片61が折曲げ形成され、遮断板60の中央部には、
前記軸ピンP2が嵌められる軸孔64が穿孔される。し
たがって、遮断板60は軸ピンP2によりブラケット5
0に回動可能に組み立てられ、この際、遮断板60の鉄
線固定部62がブラケット50の作動ホール55に嵌め
られて上部に突出する。
【0030】前記鉄線70の一端には鉄線固定部62に
嵌められて固定される固定具71が設けられ、鉄線70
の他端にはバネ連結具72が設けられる。
【0031】前記チューブ80の両端にはチューブキャ
ップ81、82がそれぞれ嵌められて固定され、この
際、一端側のチューブキャップ81は、前記ブラケット
50に形成したチューブ固定部51に嵌められてねじS
3の締結により固定される。
【0032】前記バネハウジング90は、上部体90a
と下部体90bとがフック92及びフック溝93によっ
て脱着自在に組み立てられるように構成されている。下
部体90bの一側にはチューブ固定溝94が形成され、
この固定溝94に、前記チューブ80の他端側のチュー
ブキャップ82が嵌められて、ねじS4締結によって固
定される。下部体90bの他側には、バネ連結部95が
突設されている。
【0033】前記コイルバネ100は、バネハウジング
90に内蔵された状態で、一端がバネハウジング90の
バネ連結部95に、他端が鉄線70のバネ連結具72に
それぞれ連結される。コイルバネ100の構造及び作用
は、第1実施形態のコイルバネ30と同様である。
【0034】前記バイアスバネ110は、一端がブラケ
ット50のバネ連結部52に、他端が遮断板60のバネ
連結部63にそれぞれ連結されるもので、バイアスバネ
110の構造及び作用は、第1実施形態のバイアスバネ
40と同様である。
【0035】第2実施形態による自動消火装置によれ
ば、暖房時に把手1aをつかみ回転軸1を時計回りに回
して芯筒2内の芯を上昇させた状態で点火後、燃料が燃
焼しながら室内温度が漸次高まり前記コイルバネ100
の設定温度(第1実施形態と同様にするのが好適であ
る)に到達すると、図9(b)に示すように、コイルバ
ネ100が元形に戻りながらチューブ80に内蔵された
鉄線70を引っ張り、これにより遮断板60が反時計回
りに回転しながら作動片61がレバー6を上方に押し上
げるため、レバー6が上方に移動する。
【0036】したがって、図10(b)における通り、
レバー6の先端に備えられた遮断棒6bとラチェット4
のロックが解除され、前記ラチェット4に連結されてい
るトーションバネ3の作動による捻り力により弾性的に
前記回転軸1が反時計回りに回転し瞬間的に芯筒2内の
芯が下降するため、燃焼が中断されて暖房器具の自動消
火がなされる。この点は、第一実施形態と同様である。
【0037】第2実施形態において最も重要な特徴は、
室内温度を感知するコイルバネ100が鉄線70を介し
て遮断板60と連結されるため、温度感応が必要な位置
と消火装置が付着される位置とが異なることが要求され
る複雑な構造においても、コイルバネ100の作動力
を、鉄線70を介して遮断板60に容易に伝達できるこ
とである。
【0038】ここで、前記鉄線70とチューブ80と
は、前記コイルバネ100の設定位置を任意に設定可能
とするべく、曲げられるように柔軟性を有するものを用
いるのが望ましい。
【0039】以上のように、本発明の自動消火装置に
は、形状記憶合金の作用により簡単に暖房器具の燃焼を
中止させて消火させることができるため、次のような利
点がある。第1に、室内空気中のCO及びCO2濃度が
それぞれ0.008%、1.0%を超えないようにするべ
く暖炉の燃焼を自動的に遮断することによって、室内空
気の汚染を防ぎ、人体の安全を有害ガスから保護するこ
とができる。第2に、従来の発明では温度感知器、マイ
クロスイッチ、モーター、ソレノイドバルブ等の電気回
路から構成されているため、装置に要する費用が多くな
るが、本発明は形状記憶合金により簡単に作動できるの
で、非常に経済的である。第3に、従来の発明では電気
的な回路により作動されるため、電源が弱くなったり故
障時には作動しないという短所があるが、本発明は電源
とは関係なく機械的な力により作動されるので、装置の
作動が安定する。第4に、バイアスバネの作動前にはヒ
ステリシス曲線を一定に保持させ、作動時にはコイルバ
ネ(形状記憶合金)の作動力と同一方向に力が変化する
ことにより、作動力を最大にすることができ、また、要
求される適正温度感応位置と消火装置とが離れている場
合にも力の伝達を容易にすることができる。
【0040】尚、図面との対照を容易にするために特許
請求の範囲の欄の各請求項に符号が付されているが、該
記入により本発明が図示の形態に限定されるものではな
い。
【0041】
【発明の効果】本発明の自動消火装置によれば、前述の
通り、構造が簡単であるため、操作及び製作が簡便であ
り、また、暖房器具の稼動後にそのまま放置しても室内
雰囲気温度が所定温度に到達すると自然に燃焼装置が遮
断されて消火されるため、過熱または火災のおそれがな
い。しかも、室内雰囲気温度を人体に無害な温度、すな
わち、室内空気中のCO及びCO2の濃度が人体に無害
な水準までのみ発生されるように温度を設定することに
よって、室内の空気汚染を防ぎ、暖房に因る皮膚及び人
体に及ぼす被害を最小限に減らすことができるので、健
康維持にも役立つ等、格別な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動消火装置の第1実施形態の設
置状態を示す斜視図
【図2】第1実施形態の要部を遮断ノブ除去状態で示し
た斜視図
【図3】第1実施形態の要部を分解状態で示した斜視図
【図4】第1実施形態の作動状態説明図
【図5】第1実施形態のレバーの作動状態を示す図
【図6】本発明による自動消火装置の第2実施形態の設
置状態を示す斜視図
【図7】第2実施形態の要部を遮断ノブ除去状態で示し
た斜視図
【図8】第2実施形態の要部を分解状態で示した斜視図
【図9】第2実施形態の作動状態説明図
【図10】第2実施形態のレバーの作動状態を示す図
【符号の説明】
1 回転軸 2 芯筒 3 トーションバネ 4 ラチェット 5 フレーム 6 レバー 7 遮断ノブ 8 安全錘 10、50 ブラケット 20、60 遮断板 21、61 作動片 30、100 コイルバネ 40、110 バイアスバネ 70 鉄線 80 チューブ 90 バネハウジング

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯を昇降させる回転軸(1)を備えた芯
    筒(2)と、前記回転軸(1)に、トーションバネ
    (3)の捻り回転力を受けるように設けられたラチェッ
    ト(4)と、フレーム(5)に回動可能に設けられて前
    記ラチェット(4)を断続するレバー(6)と、それぞ
    れ、前記レバー(6)を作動させてラチェット(4)を
    解除し燃焼を中断させるように構成された遮断ノブ
    (7)及び安全錘(8)とを備えた消火装置において、 前記フレーム(5)の一側に固定されるブラケット(1
    0)と、 前記ブラケット(10)に回動可能に設けられるととも
    に、前記レバー(6)の底面に接触する作動片(21)
    を突設した遮断板(20)と、 前記遮断板(20)と前記ブラケット(10)の上部に
    その両端が連結され、室内温度上昇時に元の形状に戻り
    ながら前記遮断板(20)を作動させて燃焼を中断させ
    るコイルバネ(30)と、 前記遮断板(20)と前記ブラケット(10)の下部に
    その両端が連結され、平常時にはバイアスの役割をし、
    前記コイルバネ(30)の戻り作動時には該コイルバネ
    (30)の作動力を増加させるように構成されたバイア
    スバネ(40)と、を備えたことを特徴とする自動消火
    装置。
  2. 【請求項2】 前記コイルバネ(30)が形状記憶合金
    からなることを特徴とする請求項1記載の自動消火装
    置。
  3. 【請求項3】 前記コイルバネ(30)が、少なくとも
    COの水準0.01%以上及びCO2の水準1%以上にな
    る前の20〜32℃の室内雰囲気温度で形状が変わるよ
    うになることを特徴とする請求項1記載の自動消火装
    置。
  4. 【請求項4】 前記バイアスバネ(40)がトーション
    バネからなることを特徴とする自動消火装置。
  5. 【請求項5】 前記バイアスバネ(40)が板バネから
    なることを特徴とする請求項1記載の自動消火装置。
  6. 【請求項6】 芯を昇降させる回転軸(1)を備えた芯
    筒(2)と、前記回転軸(1)にトーションバネ(3)
    の捻り回転力を受けるように設けられたラチェット
    (4)と、フレーム(5)に回動可能に設けられ前記ラ
    チェット(4)を断続するレバー(6)と、それぞれ、
    前記レバー(6)を作動させてラチェット(4)を解除
    し燃焼を中断させるように構成された遮断ノブ(7)及
    び安全錘(8)とを備えた消火装置において、 前記フレーム(5)の一側に固定されるブラケット(5
    0)と、 前記ブラケット(50)に回動可能に設けられるととも
    に、前記レバー(6)の底面に接触する作動片(61)
    を突設した遮断板(60)と、 前記遮断板(60)の上部にその一端が連結される鉄線
    (70)と、 前記ブラケット(50)にその一端が固定された状態で
    前記鉄線(70)を収容するチューブ(80)と、 前記チューブ(80)の他端に固定されるとともに、通
    気孔(91)を有するバネハウジング(90)と、 前記バネハウジング(90)に内蔵され、室内温度上昇
    時に元形に戻りながら前記鉄線(70)を引っ張り、前
    記遮断板(60)を作動させて燃焼を中断させるコイル
    バネ(100)と、 前記遮断板(60)と前記ブラケット(50)にその両
    端が連結され、コイルバネ(100)の戻り作動時に該
    コイルバネ(100)の作動力を増加させるように構成
    されたバイアスバネ(110)と、を備えたことを特徴
    とする自動消火装置。
  7. 【請求項7】 前記鉄線(70)とチューブ(80)
    が、曲げることができるように柔軟性を有することを特
    徴とする請求項6記載の自動消火装置。
  8. 【請求項8】 前記コイルバネ(100)が形状記憶合
    金からなることを特徴とする請求項6記載の自動消火装
    置。
  9. 【請求項9】 前記コイルバネ(100)が、少なく
    ともCOの水準0.01%以上及びCO2の水準1%以上
    になる前の20〜32℃の室内雰囲気温度で形状が変わ
    るようになることを特徴とする請求項6記載の自動消火
    装置。
  10. 【請求項10】 前記バイアスバネ(110)がトーシ
    ョンバネからなることを特徴とする請求項6記載の自動
    消火装置。
  11. 【請求項11】 前記バイアスバネ(110)が板バネ
    からなることを特徴とする請求項6記載の自動消火装
    置。
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