JPS6017616Y2 - 風呂釜の遠隔操作装置 - Google Patents

風呂釜の遠隔操作装置

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JPS6017616Y2
JPS6017616Y2 JP13276777U JP13276777U JPS6017616Y2 JP S6017616 Y2 JPS6017616 Y2 JP S6017616Y2 JP 13276777 U JP13276777 U JP 13276777U JP 13276777 U JP13276777 U JP 13276777U JP S6017616 Y2 JPS6017616 Y2 JP S6017616Y2
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JP
Japan
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temperature
thermostat
contact
remote control
gas valve
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Application number
JP13276777U
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JPS5458936U (ja
Inventor
邦明 池田
秀雄 猪瀬
隆光 松浦
京一 安田
俊雄 渡辺
勝広 樋高
Original Assignee
株式会社ノーリツ
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Publication date
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Details Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は浴槽内の湯温をサーモスタットにて感知し、所
定の湯温になれば自動的にガス回路を遮断し、沸き過ぎ
を防止する機構を有する風呂釜に関する。
従来のこの種の風呂釜においては浴槽内の湯温を極く僅
かに上昇させようとする場合、サーモスタットの応答感
度の問題により温度を設定しても沸き上がり自動停止機
構が働いたままで追焚きができないという難点がかった
これに対し、自動停止機構をキャンセルもて追焚きを可
能ならしめたもの(実開昭52−124837号公報)
が提案されているが、これによれば追焚きを行なって浴
槽内の湯温か所望の温度になっても自動的に停止するこ
とができず甚だ不便である。
本考案は上記の点に鑑み、極めて高感度に6登するサー
モスタットによ一す、極く僅かに湯温を上昇せしめるよ
うな追焚きを可能にすると共に所望の温度になれば自動
的に追焚きを停止し、更に肖該サーモスタットの温度設
定を遠隔位置から設定自在に調節できる遠隔操作装置付
の風呂釜を提供せんとするものである。
上記の目的を達成する為、本考案においてはサーモスタ
ットの具体構成を次のようにしである。
即ち、熱電対の電気回路に直列接続した常時閉成状態の
接点を有する接点ブ冶ツクと、支点に対して左右の長さ
が異なり、その長寸側の端部により接点を押圧開放せし
める作動板と、この作動板の短寸側の端部に当接して作
動板を熱膨張により揺動せしめる水室内に配した検出部
とからなり、上記接点ブロックに該ブロックの接点を作
動板に対して接離せしめる温度設定軸を設けた構成であ
り、上記構成により該サーモスタットは検出部の検出方
法が極めて簡単である反面検出量を著しく増巾しうるも
のである為、誤動作を起こすこともなく、極めて高感度
に応答腰温度制御の信頼性がよいものであって、極く僅
かに湯温を上昇せしめるような場合にも極めて高感度に
応答して追焚きを行ない、所望の温度になると自動的に
ガス供給を断ち追焚きを停止することができるのである
更に前記温度設定軸をワイヤーを介して遠隔操作する温
度調節バンドルを遠隔操作装置主体に配設したので、当
該サーモスタットの温度設定をガス弁の開閉と共に遠隔
位置から設定自在に調節でき、この種風呂釜の使用が極
めて便利なものとなる。
以下図面に示した一実施例に基づいて具体的に説明する
と、Aは遠隔操作装置、Bは風呂釜である。
遠隔操作装置Aはガス弁開閉用の駆動部材とサーモスタ
ットの温度設定軸の調節用駆動部材とからなる。
サーモスタットの調節用駆動部材はステーパイプ1内に
挿通した駆動パイプ2と、駆動パイプ2の浴室内で取着
した温度調節用バンドル3と、駆動パイプ2に浴室外側
で取着した回転体4とからなり、ガス弁開閉用の駆動部
材は前記駆動パイプ2に挿通する駆動軸5と該駆動軸5
が嵌合する駆動バイブロと、浴室側で駆動軸5に取着し
たガス弁開閉用のバンドル7と、浴室外側で駆動バイブ
ロに取着した回転体8とからなる。
9゜10はパツキン、11は浴室側のステーパイプ1先
端に取りつけた温度調節用バンドル3の操作板、12は
ガス弁開閉用バンドル7の操作板である。
13はステーパイプ1を浴室外側で締着するナツト、1
4,15は夫々回転体4,8のケースであって、ケース
15の形状は第2図に示した如く、中央に回転体8の軸
受16を支持する透孔17と回転体8を収容するための
凹部18と一隅部にワイヤー挿通凹部19とケース取付
用ビス穴20とをブレス成型した2枚の金属板を重合し
て形成されるものである。
21はワイヤー22を内挿したアウタワイヤーであって
、上記金属板を重合した際ワイヤー挿通凹部19の適所
で挾持されるものである。
尚ワイヤー22と回転体8とは双方をギヤ一式に関連さ
せてもよく、又ワイヤー22を回転体8の周縁に一体的
に取付固定してもよいものである。
又風呂釜Bにはガスバーナ23、パイロットバーナ24
へのガス供給を制御するガス弁25とパイロットガス弁
26、並びにガス路最上流の安全弁27を夫々開閉制御
する操作軸28を設けてあり、この操作軸28には回転
体29を取付けて前記回転体8と一本のワイヤー22に
て関連させている。
30は風呂釜缶体で、外周にフィンを有する加熱水套3
1と、浴槽(図示せず)との上下循環パイプ32を有す
る水室33とからなる。
34はサーモスタットであり、その温度検出部は固定板
35に開口部を固着し他端は閉塞したアルミ製パイプ3
6と、パイプ36の閉塞端に一端を固着し、他端をフリ
ーとして作動部を構成する作動板37の一端に当接する
上記パイプ36より膨張係数が小なるFe −Ni −
CQ金合金Ni +CO35,91,MnO,30,S
iO,14,C0,08,So、008゜Po、007
.残Fe)製の棒体38よりなり、上記パイプ36は水
室33内にその閉塞端を下部循環パイプ近傍まで垂設し
である。
作動板37は支点39を中心に揺動自在とし、常時バネ
40により棒体38先端に一端を当接せしめており、作
動板37の他端は後述する可動接片41のスピンドル4
2に臨ませている。
又作動板37の支点39を中心とした左右の長さはスピ
ンドル42押圧側を棒体38当接側の略用倍とし、即ち
長寸側の端部をスピンドル42に臨ませ、短寸側の端部
を棒体38に当接している。
43は可動接点44、固定接点45を取付けた接点ブロ
ックであり、該ブロック43は常時バネ46により作動
板37から離れる方向に付勢されており、温度設定軸4
7を回動することによりブロック43全体を作動板37
に接離自在としている。
又当該温度設定軸47にも回転体48が取付けられ、前
述した回転体4と一本のワイヤー49により関連せしめ
である。
更に又接点44,45は常時閉成状態にあってパイロッ
トバーナ24近傍に配したサーモカップル50と、安全
弁27の電磁石51とで直列の熱電対回路を形成してい
る。
52は操作板12の適所に設けたメータであって、この
メータは熱電対50に生起する熱起電力を電源とするも
のである。
本考案は以上の構成よりなり、ガス弁開閉用バンドル7
を回動すればバンドル7の回動力が回転体8、ワイヤー
22、回転体29を介して操作軸28に伝達され、安全
弁27・パイロットガス弁26を押圧開放し、適宜の点
火装置(図示せず)が作動してパイロットバーナ24の
点火が行われる。
この時パイロットバーナ24の点火炎でサーモカップル
50は熱起電力を生じ、メータ52によりこの熱起電力
が安全弁27の開放を保持しうる状態であることを確認
して、更にバンドル7を回動すると安全弁27への押圧
を解除すると共にガス弁25を開放し、ガスバーナ23
が燃焼を開始する。
ガスバーナ23の燃焼が進行するにつれて浴槽内の水が
循環加熱されて温度が上昇し、水室33内に配した温度
検出部を構成するパイプ36と棒体38の双方が熱を受
は熱膨張する。
ところでアルミパイプ36の熱膨張係数は23 X 1
0−6であり、棒体38のそれは1.49 X 10−
6である。
それ故棒体38の膨張による変位量はパイプ36の膨張
変位量に比較して極めて小さく、棒体38は全体的に水
室33側に後退することになる。
従って作動板37はバネ40により支点39を中心に反
時計方向に回動し、作動板37の他端がスピンドル42
に近づき、設定温度でスピンドル42を押圧して接点4
4を接点45から離し、熱電対回路を開成して安全弁2
7が閉塞し、ガスバーナ23・パイロットバーナ24へ
のガス供給を断ち、浴槽水の加熱を停止するのである。
一方再度加熱を行う場合はガス弁開閉用バンドル7を一
旦元位置に戻して再回動ずればよいのである。
この時例えばより高温の追焚を行うには温度調節用バン
ドル3を高温側へ(第3図に示したH位置式るいは連続
位置)回動ずれば、当該バンドル3の回動力が回転体4
・ワイヤー49・回転体48を介して温度設定軸47に
伝達され、接点ブ遁ツク43は設定温度に応じて作動板
37より離れて、接点44.45は再閉或し、熱電対回
路が閉成してガス弁開閉用バンドルを元位置から前述し
た回動操作を行えばより高温度の風呂使用が可能になる
のである。
本考案は以上述べた如く、サーモスタットを用いて浴槽
湯温を一定温度に制御する風呂釜において、二のす・−
モスタットの温度設定をガス弁の開閉と共に遠隔位置か
ら設定自在に調節しうろことになりこの種風呂釜の使用
が極めて便利なものとなる。
又、サーモスタットの機構部である接点ブロック、作動
板は水室外に設けであるので保守点検が容易に行える。
更にサーモスタットは検出部の検出方法が極めて簡単で
ある反面検出量を著しく増巾しうるものである為、誤動
作を起すこともなく、極めて高感度に応答するものであ
って、この種風呂釜のサーモ制御の信頼度を増すもので
ある。
更に又遠隔操作装置と風呂釜とは一本ワイヤで関連せし
めたことによりこの装置の製作コストをより安価なもの
とすることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体構成図、第2図は
第1図のA−A線断面図、第3図は浴室側の遠隔操作装
置の斜視図である。 A・・・遠隔操作装置、B・・・・・・風呂釜、22・
・・・・・ワイヤー、28・・・・・・操作軸、33・
・・水室、34・・・・・・サーモスタット、43・・
・・・・接点ブロック、44・・・・・・接点、45・
・・・・・接点、47・・・・・・温度設定軸 49・
・・・・・ワイヤー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 安全弁、パイロットガス弁、メイン用のガス弁を開閉す
    る操作軸をワイヤーで連結して遠隔操作するハンドル、
    パイロットバーナに近接して設けた熱電対と上記安全弁
    を開放状態に保持する電磁石とで形成する電気回路に直
    列接続した常時閉成状態の接点を有する接点ブロックと
    、支点に対して左右の長さが異なり、その長寸側の端部
    により接点を押圧開放せしめる作動板と、この作動板の
    短寸側の端部に当接して作動板を熱膨張により揺動せし
    める水室内に配した検出部とからなるサーモスタットを
    設けると共に、上記接点ブロックに該ブロックの接点を
    作動板に対して接離せしめる温度設定軸を設け、この温
    度設定軸を遠隔操作する温度調節ハンドルを前記ハンド
    ルと共に遠隔位置に取付けた主体に配設したことを特徴
    とする風呂釜の遠隔操作装置。
JP13276777U 1977-09-30 1977-09-30 風呂釜の遠隔操作装置 Expired JPS6017616Y2 (ja)

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JP13276777U JPS6017616Y2 (ja) 1977-09-30 1977-09-30 風呂釜の遠隔操作装置

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JP13276777U JPS6017616Y2 (ja) 1977-09-30 1977-09-30 風呂釜の遠隔操作装置

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Publication Number Publication Date
JPS5458936U JPS5458936U (ja) 1979-04-24
JPS6017616Y2 true JPS6017616Y2 (ja) 1985-05-30

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JP13276777U Expired JPS6017616Y2 (ja) 1977-09-30 1977-09-30 風呂釜の遠隔操作装置

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