JPS5849469Y2 - 瞬間ガス湯沸器の後排気装置 - Google Patents

瞬間ガス湯沸器の後排気装置

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JPS5849469Y2
JPS5849469Y2 JP1975067305U JP6730575U JPS5849469Y2 JP S5849469 Y2 JPS5849469 Y2 JP S5849469Y2 JP 1975067305 U JP1975067305 U JP 1975067305U JP 6730575 U JP6730575 U JP 6730575U JP S5849469 Y2 JPS5849469 Y2 JP S5849469Y2
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JP
Japan
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gas
exhaust
water heater
set temperature
gas water
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975067305U
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English (en)
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JPS51146568U (ja
Inventor
四郎 小林
Original Assignee
パロマ工業 (株)
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は瞬間ガス湯沸器における主バーナー消火後の
余熱の冷却と残留電気のすみやかな排出を可能としてそ
の安全性を高めたことを特徴とする瞬間ガス湯沸器の後
排気装置に関する。
従来の瞬間ガス湯沸器においてはカラン7を開らいて出
湯するとガス点滅器1により主バーナ−2ヘガスを送っ
て点火し、又一方このときの流水圧でフロースイッチ3
の電気回路を閉路しそれによって駆動されるトランスリ
レー4の接点S1を閉じて排気用モーターMを回動し燃
焼排気を強制的に放出せしめ、次にカラン7を閉じて出
湯を停止するとフロースイッチ3、トランスリレー4の
接点がともに開らいて排気用モーターMの回転が停止し
排気動作を直ちに停止するようになっている。
従って出湯停止時に主バーナーが消火しても未だ主バー
ナ−2、熱交換器8、内胴9、排気ダクト6等に余熱が
残り、かつ電気も残留しているので種々の障害を生ずる
危険性があった。
さらに、このような強制排気式の瞬間ガス湯沸器では、
排気用モーターの故障時、あるいは逆風などのため排気
の排出不能時に備えて、排気ダクトの異常温度上昇を検
知してガス供給を断つ安全装置(熱電対回路リレー11
)が組込まれているが、前述したように通常の器具使用
停止のつど、排気用モーターが停止して、器具温度が余
熱のため過度に上昇したとき前記安全装置がファンの故
障でないのに作動して燃焼が停止するという不便があっ
た。
この考案は主バーナー消火後もある時間だけ引続き排気
用モーターを回転させて後排気を行なうと共に通常の器
具使用には不必要に燃焼を停止しないようにして前記従
来の欠点を是正したもので、以下その一実施例を図面に
基いて説明すると、図面において1は流水圧によって作
動するガス点滅器で、出湯時はその給水圧でガスバルブ
を開らいて主バーナ−2ヘガスを供給し、出湯停止時は
ガスバルブが直ちに閉じて主バーナーへのガス供給を断
つようになっている。
Slは前記ガス点滅器1と連動して開閉するフロースイ
ッチ3により駆動されるトランスリレー4の常開接点で
、後述のサーモスイッチ5と並列に接続されている。
サーモスイッチ5は常開のバイメタルスイッチS2のよ
うに設定温度までは開らいておりそれを越えると閉じる
スイッチか、又はサーミスターTHのように設定温度ま
では殆んど絶縁状態にありそれを越えると直ちに良導通
状態となる素子等を内装して構成され、排気ダクト6の
適所に密接固定されている。
上記サーモスイッチ5が閉成する設定温度は後述する熱
電対回路リレー11を断つ排気温度検知用サーモスイッ
チの設定温度より低くく設定されている。
なお、図中11は、熱電対回路リレーであって内胴その
他の加熱部近くに設置された安全器10が異常加熱され
て開成したときまたは排気ダクトの排気用ファンに近接
して設けられた排気温度検知用サーミスターチが排気用
モーターの故障にまたは逆風などで設定温度以上になっ
て開成したとき、ガス通路に介装された電磁安全弁を開
成してガスの供給を直ちに停止するために設けられてい
る。
13は制御回路の電源トランス、14は電源スィッチ、
又、15は熱電対、16はパイロットバーナー、17は
ガス供給管、18は給水管、19は出湯管でその先端部
にカラン7を備えている。
前記構成において、今、電源スィッチ14を入れ、カラ
ン7を開らいて出湯状態とすると、その流水圧でガス点
滅器1を作動して主バーナ−2ヘガスを供給しこれに点
火する。
同時にフロースイッチ3の電気回路が閉路しこれで駆動
されるトランスリレー4の接点S1が閉路して排気用モ
ーターMを回動し排気用ファンFにより燃焼排気を強制
的に放出せしめる。
そして排気ダクト6の適所に設けたサーモスイッチ5が
排気熱により加熱されて設定温度以上に達するとそのバ
イメタルスイッチ82等が閉路してトランスリレー4の
接点S1を閉位置に保持すべく附勢する。
前記バイメタルスイッチS2に代えてサーミスターTH
を用いてもこれが設定温度以上に達すると良導通状態と
なるためトランスリレー4の接点S1を閉位置に保持す
べく附勢されることになる。
次にカラン7を閉じて出湯動作を停止すると、主バーナ
−2は消火し同時にフロースイッチ3も電気回路を開ら
くが、トランスリレー4の接点S1は前記したサーモス
イッチ5が設定温度以下となるまでこれで閉位置に保持
されるため排気用モーターMは引続き回動する。
従ってこの間に余熱の冷却と残留廃気の放出を行なうも
のである。
このときサーモスイッチ5内のバイメタルスイッチS2
が設定温度以下になると開路して排気用モーターMは停
止し、又サーミスターTHを用いた場合は設定温度以下
になると不良導通状態となって排気用モーターMを停止
するがらフロースイッチ3の電気回路が開路してからサ
ーモスイッチ5が設定温度以下となるまでの時間だけ後
排気を行なうことになる。
以上説明したこの考案によれば、主バーナーが消火した
後もある時間だけ排気用モーターが回動して後排気を行
なうので器体内の余熱を冷却し残留廃気をも放出してそ
の安全を確保するものである。
なお、サーモスイッチ5の設定温度は、排気用モーター
の故障、逆風などで排気ダクト温度の異常上昇を検知す
るサーモスタットの設定温度より低いので、湯沸器の通
常の使用時には、熱電対回路リレーが作動して不必要に
燃焼を停止することはない。
また、フロースイッチ3とサーモスイッチ5をトランス
リレー4に並列に接続したので、フロースイッチが故障
してその閉成が不能となっても、サーモスイッチ5が雰
囲気温度上昇を検知して排気用モーターを駆動するので
、燃焼排気は安全に排出されるもので゛る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示したものであって、第1図
は制御器にバイメタルスイッチを用いた全体の縦断側面
図、第2図はサーミスターを用いた制御器を示す。 1・・・・・・ガス点滅器、2・・・・・・主バーナ−
,3・・・・・・フロースイッチ、4・・・・・・トラ
ンスリレー、Sl・・・・・・その接点、S2・・・・
・・バイメタルスイッチ、TH・・・・・・サーミスタ
ー、5・・・・・・制御器、6・・・・・・排気ダクト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流水圧によって作動するガス点滅器1で主バーナ2への
    ガスを給断する構造の瞬間ガス湯沸器において、排気ダ
    クト6に排気用ファンFを設け、前記ガス点滅器1と連
    動して開閉するフロースイッチ3と前記排気ダクト6の
    適所に側設され、かつ設定温度で閉成する常開型バイメ
    タルスイッチS2又は設定温度で良導状態となるサーミ
    スターTHのようなサーモスイッチとを並列に接続した
    トランスリレーを介して前記排気用ファンの回転を制御
    するようにした瞬間ガス湯沸器の後排気装置。
JP1975067305U 1975-05-20 1975-05-20 瞬間ガス湯沸器の後排気装置 Expired JPS5849469Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1975067305U JPS5849469Y2 (ja) 1975-05-20 1975-05-20 瞬間ガス湯沸器の後排気装置

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JP1975067305U JPS5849469Y2 (ja) 1975-05-20 1975-05-20 瞬間ガス湯沸器の後排気装置

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Publication Number Publication Date
JPS51146568U JPS51146568U (ja) 1976-11-25
JPS5849469Y2 true JPS5849469Y2 (ja) 1983-11-11

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ID=28533959

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4819787U (ja) * 1971-07-15 1973-03-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4819787U (ja) * 1971-07-15 1973-03-06

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Publication number Publication date
JPS51146568U (ja) 1976-11-25

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