JPH086194Y2 - 瞬間湯沸器 - Google Patents

瞬間湯沸器

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JPH086194Y2
JPH086194Y2 JP1988033937U JP3393788U JPH086194Y2 JP H086194 Y2 JPH086194 Y2 JP H086194Y2 JP 1988033937 U JP1988033937 U JP 1988033937U JP 3393788 U JP3393788 U JP 3393788U JP H086194 Y2 JPH086194 Y2 JP H086194Y2
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JP
Japan
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water
heater
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hot water
storage tank
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JP1988033937U
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JPH01136851U (ja
Inventor
広久 成田
Original Assignee
パロマ工業株式会社
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 家庭用、業務用の瞬間湯沸器の出湯温度特性の改良に
関するものである。
[従来技術] 瞬間湯沸器により加熱水を出湯する場合、出湯開始後
のしばらくの間熱交換器が所定の定常温度に上昇するの
に20秒程度必要として、その間冷水のままかそれに近い
低い温度で出湯(水)されるため所望の高温湯を出湯す
るのに多少待たなければならない欠点があった。殊に冬
期の寒い日には冷たい冷水が暫く出て使い勝手が非常に
悪かった。
[本考案が解決しようとする課題] そこで本考案では上記冷たい冷水が暫く出る不都合を
なくし、出湯開始(一時休止後の再出湯開始を含める。
以下本文において同じ。)後に直ちに所望の湯温となし
て安定湯温を得るまでの待ち時間をなくすることを目的
とするものである。
[課題を解決するための手段] 以下に本考案の一実施例を示す第1図を用いて説明す
る。
湯沸器のフィンチューブ等にて構成された熱交換器3
を途中に配設した配水管の入口側の近くにある給水管に
該配水管より大きな横断面を有する貯溜タンク7を介挿
配設して該貯溜タンクを加熱する加熱器11を取着して加
熱器にて貯溜タンク7内の水が高温湯の使用温度のうち
やや低い温度である例えば35℃ないし38℃になるように
温度制御を行うべくサーモスイッチ13にて加熱器11を断
続的或いは連続的に作動して加熱力が調節されるように
なして所望の一定温度に制御される。貯溜タンク内の水
の温度が35℃〜38℃前後に維持せしめる。
更に上記温度制御が任意適宜の時間にオン、オフでき
るように、開閉スイッチ15を上記加熱器と或いは加熱器
の作動用リレー等と加熱器とを直列に接続するものであ
る。
[作用] 開閉スイッチ15を閉じると加熱器11により貯溜タンク
7内の水ないし前後の配水管内の水が常に35℃〜38℃前
後の一定温度に維持されており、使用開始すると熱交換
器3はガスバーナ4にて所定温度に加熱されるまで貯溜
タンク7の35℃〜38℃前後の水が流れ出すので熱交換器
3(吸熱部)が迅速に飽和温度となり、即ち迅速に上昇
して所定温度の湯が出湯される。
[実施例] 以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
給水管1と給湯管2の間にフィンチューブ型の熱交換
器3が介挿されており、熱交換器3を加熱すべくガスバ
ーナ4が熱交換器3の下方に配設され、ガスバーナ4へ
のガス通過断面積が電磁弁5にて大小連続可変に調節可
能となっている。8は出湯管2に取着された湯温検知用
サーミスタで、サーミスタ8と電磁弁5とが図示しない
コントローラを介して接続関連づけられており、所望の
設定温度と該サーミスタ8の検出温度との温度差に比例
して電磁弁5の開度が調節されて出湯温度を所望の設定
温度に調節される。6は温調用水量調整弁で、設定温度
の高、低に応じてその開度が小、大に調整される。11は
本考案に係わる電熱ヒータ11aが絶縁物に埋め込まれた
矩形の加熱器で、給水管1の途中熱交換器3の入口側近
くに介挿して設けられた給水管1の断面積より大きな断
面積を有する貯溜タンク7の表面に密着されて固定され
ている。13は加熱器11の表面に貼付け固定された接点が
絶縁物にて被覆されたサーモスイッチで、該サーモスイ
ッチ13は使用出湯温度範囲であって比較的低い温度近傍
の温度である例えば35℃〜38℃でオン、オフ、即ち38℃
でオフ、35℃でオンするもので、貯溜タンク7に貯溜さ
れた水は電熱ヒータ11aがオン、オフされて略40℃〜35
℃温度範囲に保たれる。12は電熱ヒータ12a、12b、12c
が絶縁物に埋め込まれた凍結防止ヒータで、該ヒータ12
は給水管1と給湯管2の屈曲部等の冷え易い個所の配管
に密着されて固定されている。14は該ヒータ12の制御用
のサーモスイッチで、サーモスイッチ14は略5℃〜8℃
にオン、オフ可能で、給水管1、給湯管2とその残溜水
は5℃〜8℃程度に温度制御されて配管の凍結は阻止さ
れる。9は給水管1の貯溜タンク7の上流側より分岐し
て給湯管2と接続されたバイパス管で、出湯休止時にバ
イパス管9に給湯側から給水側への湯水の流れを許容す
る(第1図矢線にて示す。)逆止弁10が介挿されてい
る。
15は開閉スイッチで、該スイッチ15を湯沸器の使用に
先立ってオンすれば加熱ヒータ11は所定温度に加熱され
る。16は水流スイッチで、該スイッチ16はコントローラ
と接続関連されている。17は湯栓、18はコントローラを
介して前記スイッチ16と関連づけられた元電磁弁であ
る。
湯栓17を開いて出湯すれば水流スイッチ16が作動して
元電磁弁18が開かれ、ガスバーナ4の火炎にて熱交換器
3を流過する水が加熱されてサーミスタ8の検出抵抗に
応じて電磁弁5の開度が調節されて所望温度の湯が得ら
れる。
出湯に先立ち切換えスイッチ15を閉にしておけば貯溜
タンク内の水はほぼ35℃〜38℃程度に保たれており、貯
溜タンク7内にある35℃〜38℃の湯は熱交換器3の温度
が飽和温度に達していなくても熱交換器3を通過する間
に高温度に上昇して直ちに所望温度が得られ、間もなく
熱交換器3が飽和温度に達する。
以上要するに貯留タンク7の容量分だけ低温水の出る
時間が短縮される。
ここで開閉スイッチ15を随時閉じる代りに起床時間に
合わせて湯沸器に設けられたタイマー部品を利用して起
床時間に開閉スイッチ15を閉にして貯溜タンク7に通電
して加熱を開始してもよい。貯溜タンク7の前後付近の
水も若干加熱されて凍結防止を兼ねるのは勿論である。
湯栓17を閉じ出湯を中止するとバイパス管9において
給湯側から給水側に流通可能となり貯溜タンク7にて加
熱された温水は上昇して熱交換器3、給湯管2、バイパ
ス管9の順に循環が行われ、該循環経路の凍結防止の役
割を果たすこともできる。
本実施例においてサーモスイッチ13はオン、オフ式の
ものを用いたが検知素子に抵抗体を用いて無接点のスイ
ッチング方式のものを採用することもできる。
又、電熱ヒータ11aに代えて小型のガスバーナを用い
て電磁弁によりガス通路を開閉或いは開度を調節して加
熱能力を調整することもできる。
[本考案の効果] 配水管に貯溜タンクを介挿し、該貯溜タンクを一定温
度に加熱する構成にて湯沸器の使用開始時の冷水に近い
低温水の出湯の時間が大幅に短縮されるので、使い勝手
が非常に良好となる。貯湯タンクを熱交換器の入口側配
管である給水管に取付ければ良く、その構成も極めてシ
ンプルで実用的価値が大きい。
[実施例の効果] 給水管と給湯管との間をバイパス管で接続し、該バイ
パス管に逆止弁を介挿すれば温湯が配水管の大半部分を
循環するので凍結防止の効果が大きく凍結防止用の電熱
ヒータの節減が計られる効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の1実施例を示す概略説明図、第2図は
同じく電気回路図、第3図は同じく要部を示す斜視図で
ある。 1……給水管、2……給湯管 3……熱交換器、7……貯溜タンク 11……加熱器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】配水管を通過する水を熱交換器3にて加熱
    出湯する湯沸器であって、 熱交換器3の入口側配管である給水管1の途中に設けら
    れ該配水管より大きい断面積を有する貯溜タンク7と、 該タンク7内の水を加熱する電気式加熱器11と、 該加熱器11の通電回路に設けられ、該タンク内の湯温に
    応じてON/OFFするサーモスイッチ13と、 該サーモスイッチ13のON/OFFにかかわらず、該加熱器11
    の通電回路を断つ開閉スイッチ15とを設けたことを特徴
    とする瞬間湯沸器。
JP1988033937U 1988-03-15 1988-03-15 瞬間湯沸器 Expired - Lifetime JPH086194Y2 (ja)

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JPH01136851U JPH01136851U (ja) 1989-09-19
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KR100812937B1 (ko) * 2007-05-10 2008-03-11 주식회사 경동나비엔 온수 공급 시스템
KR100985384B1 (ko) * 2008-06-27 2010-10-05 주식회사 경동네트웍 온수 공급 시스템에서 저유량의 온수 사용시 온수 온도를제어하기 위한 방법

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JPS6039823U (ja) * 1983-08-24 1985-03-20 積水化学工業株式会社 給湯装置
JPS62195018U (ja) * 1986-06-03 1987-12-11
JPS632011U (ja) * 1986-06-19 1988-01-08

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