JPS586167Y2 - セントラルヒ−ティングシステム用流体制御装置 - Google Patents
セントラルヒ−ティングシステム用流体制御装置Info
- Publication number
- JPS586167Y2 JPS586167Y2 JP7549077U JP7549077U JPS586167Y2 JP S586167 Y2 JPS586167 Y2 JP S586167Y2 JP 7549077 U JP7549077 U JP 7549077U JP 7549077 U JP7549077 U JP 7549077U JP S586167 Y2 JPS586167 Y2 JP S586167Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- valve
- hot water
- temperature coefficient
- fan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は強制通風式暖房放熱装置(ファンコンベクタ)
における凍結防止装置において、節電を旨として行う流
体制御装置に関する。
における凍結防止装置において、節電を旨として行う流
体制御装置に関する。
さらに詳しくはファンコンベクターに於いて、ファンコ
ンベクターが凍結危険状態にさらされた時に、凍結危険
温度を感知し、自動的に該ファンコンベクター内に温水
(水)の流動を生じせしめて凍結の防止を図る際、この
凍結防止装置の作動用電力の無駄な消費を防ぐように構
成したものである。
ンベクターが凍結危険状態にさらされた時に、凍結危険
温度を感知し、自動的に該ファンコンベクター内に温水
(水)の流動を生じせしめて凍結の防止を図る際、この
凍結防止装置の作動用電力の無駄な消費を防ぐように構
成したものである。
従来、ファンコンベクター内に組み込まれている自動弁
は、ファンモーターの操作スイッチONにより通電せら
れる正特性サーミスタと、このサーミスタの発熱によっ
て作動せられる熱膨張体を有し、ファンモーターを回動
した時にのみ熱膨張体がサーミスタの発熱を受けてバル
ブを開放し、放熱コイル内の温水の循環を生じせしめ、
ファンモーターを停止した際(暖房を行なわないとき)
には放熱コイル内に熱媒を循環させないように構成して
いる。
は、ファンモーターの操作スイッチONにより通電せら
れる正特性サーミスタと、このサーミスタの発熱によっ
て作動せられる熱膨張体を有し、ファンモーターを回動
した時にのみ熱膨張体がサーミスタの発熱を受けてバル
ブを開放し、放熱コイル内の温水の循環を生じせしめ、
ファンモーターを停止した際(暖房を行なわないとき)
には放熱コイル内に熱媒を循環させないように構成して
いる。
このため、ファンコンベクター内に温水(水)を通す所
謂凍結防止運転を行う際に、ファンモーターを停止した
ままで自動弁のみを開放するという操作が必要となる。
謂凍結防止運転を行う際に、ファンモーターを停止した
ままで自動弁のみを開放するという操作が必要となる。
この操作のため、正特性サーミスタに至る電源回路内に
サーモスタットにより閉じるスイッチを別に設け、この
スイッチのONにより自動弁が開放するという提案があ
る。
サーモスタットにより閉じるスイッチを別に設け、この
スイッチのONにより自動弁が開放するという提案があ
る。
しかし、このサーモスタットを利用した方式は、気温が
凍結温度にあると常時スイッチがONしているため、消
費電力が嵩む欠点がある。
凍結温度にあると常時スイッチがONしているため、消
費電力が嵩む欠点がある。
本考案は斯かる点に鑑みて提案されるもので、常時通電
を行なう必要のない、所謂省エネ型の流体制御装置を得
るのが目的である。
を行なう必要のない、所謂省エネ型の流体制御装置を得
るのが目的である。
以下本考案の構成を詳記すると、その構成要旨は内部に
温水の放熱コイルを組み込んで成るファンコンベクター
において、この放熱コイルに至る温水循環回路内に温水
遮断用の自動弁を取り付けると共に自動弁は、そのバル
ブ開放用のスピンドルと、バルブ閉止用のスプリングと
、スピンドルを膨張作用により開方向に押し出す熱膨張
体と、熱膨張体を加熱するための正特性サーミスタとか
ら戊り、更に、前記正特性サーミスタ用の電源回路内に
は並列に2ケのスイッチを挿入し、一方のスイッチはフ
ァンコンベクターのファンスイッチONで閉じるように
電気的に連動させ、他方のスイッチは前記正特性サーミ
スタの発熱の影響を受ける位置に取り付けたサーモスタ
ットからの電気信号により閉じるように構成して成るも
のである。
温水の放熱コイルを組み込んで成るファンコンベクター
において、この放熱コイルに至る温水循環回路内に温水
遮断用の自動弁を取り付けると共に自動弁は、そのバル
ブ開放用のスピンドルと、バルブ閉止用のスプリングと
、スピンドルを膨張作用により開方向に押し出す熱膨張
体と、熱膨張体を加熱するための正特性サーミスタとか
ら戊り、更に、前記正特性サーミスタ用の電源回路内に
は並列に2ケのスイッチを挿入し、一方のスイッチはフ
ァンコンベクターのファンスイッチONで閉じるように
電気的に連動させ、他方のスイッチは前記正特性サーミ
スタの発熱の影響を受ける位置に取り付けたサーモスタ
ットからの電気信号により閉じるように構成して成るも
のである。
以下本考案の実施例を詳記すると、1はファンコンベク
ターにして、2はこの内部に組み込んだ放熱コイル、3
はファンモーター、4はファン、5はファンモータース
イッチ、6は吹出口、7は吸込口、8は温水循環回・路
9内に取り付けられた自動弁にして、この自動弁は第2
図に示す構造から戒っている。
ターにして、2はこの内部に組み込んだ放熱コイル、3
はファンモーター、4はファン、5はファンモータース
イッチ、6は吹出口、7は吸込口、8は温水循環回・路
9内に取り付けられた自動弁にして、この自動弁は第2
図に示す構造から戒っている。
第2図において10は正特性サーミスタにして、この正
特性サーミスタ10に対しては電源12から通電される
。
特性サーミスタ10に対しては電源12から通電される
。
11は前記電源12と正特性サーミスタ10間の電気回
路内に挿入したスイッチである。
路内に挿入したスイッチである。
13は正特性サーミスタ10に接し、この正特性サーミ
スタ11の発熱を受けて作動(膨張)する熱膨張体、1
4は熱膨張体13の膨張作用をバルブ15に伝達するス
ピンドル、16はバルブ15を弁座15′側に弾発して
いるスプリング、17はバルブ15の応答速度調節部で
ある。
スタ11の発熱を受けて作動(膨張)する熱膨張体、1
4は熱膨張体13の膨張作用をバルブ15に伝達するス
ピンドル、16はバルブ15を弁座15′側に弾発して
いるスプリング、17はバルブ15の応答速度調節部で
ある。
18は正特性サーミスタ10の発熱の影響を受ける位置
に取り付けた雰囲気温度検知用サーモスタット、19は
前記スイッチ11と並列に挿入されたスイッチにして、
このスイッチ19は前記サーモスタット18からの電気
信号により閉じる構成である。
に取り付けた雰囲気温度検知用サーモスタット、19は
前記スイッチ11と並列に挿入されたスイッチにして、
このスイッチ19は前記サーモスタット18からの電気
信号により閉じる構成である。
次に上記実施例についてその作用を説明する。
暖房に際しファンモータースイッチ5を操作してファン
モーター3を始動させると、これと同時にスイッチ11
が閉じて正特性サーミスタ10に通電が行なわれる。
モーター3を始動させると、これと同時にスイッチ11
が閉じて正特性サーミスタ10に通電が行なわれる。
この結果正特性サーミスタ10が発熱して熱膨張体13
.−を作動(膨張)させ、スピンドル14を介してバル
ブ15を図中上方に押し上げて温水循環回路9を開放す
る。
.−を作動(膨張)させ、スピンドル14を介してバル
ブ15を図中上方に押し上げて温水循環回路9を開放す
る。
この結果放熱コイル2内に温水が循環して暖房が行なわ
れる。
れる。
次に、ファンモータースイッチ5を切ると、ファンモー
ター3の停止と同時にスイッチ11も開き、正特性サー
ミスタ10が冷却して熱膨張体13が収縮する。
ター3の停止と同時にスイッチ11も開き、正特性サー
ミスタ10が冷却して熱膨張体13が収縮する。
この収縮によってスピンドル14が下降してバルブ15
はスプリング16により弁座15′に当接し、温水循環
回路9が閉じる。
はスプリング16により弁座15′に当接し、温水循環
回路9が閉じる。
以上は通常の場合であるが、ファンモーター3を停止し
た状態で雰囲気温度が低下して凍結の危険が発生し、凍
結防止運転を行なう必要がある場合には、先ず自動弁8
の正特性サーミスタ10近傍に設置されたサーモスタッ
ト18がその周辺雰囲気温度を検知し、設定温度以下で
あればサーモスタット18からスイッチ19に対して閉
じの信号が送られる。
た状態で雰囲気温度が低下して凍結の危険が発生し、凍
結防止運転を行なう必要がある場合には、先ず自動弁8
の正特性サーミスタ10近傍に設置されたサーモスタッ
ト18がその周辺雰囲気温度を検知し、設定温度以下で
あればサーモスタット18からスイッチ19に対して閉
じの信号が送られる。
この結果、ファンモータースイッチ5とは無関係に正特
性サーミスタ10に通電が行なわれ、前述と同じく熱膨
張体13が膨張し、スピンドル14を介してバルブ15
を開弁する。
性サーミスタ10に通電が行なわれ、前述と同じく熱膨
張体13が膨張し、スピンドル14を介してバルブ15
を開弁する。
この状態で別途に取り付けた熱源機器内の温度低下によ
って作動する熱源機器凍結防止スイッチが働き、循環ポ
ンプの運転が開始すると、温水は放熱コイル2内を循環
する。
って作動する熱源機器凍結防止スイッチが働き、循環ポ
ンプの運転が開始すると、温水は放熱コイル2内を循環
する。
この結果、自動弁8及び放熱コイル2等が凍結する心配
はなくなる。
はなくなる。
次に、正特性サーミスタ10の発熱により次第に周囲の
温度が上昇してこれが設定温度以上になると、サーモス
タット18が作動してスイッチ19が開き、正特性サー
ミスタ10に至る電源が切れ、バルブ15を閉じる。
温度が上昇してこれが設定温度以上になると、サーモス
タット18が作動してスイッチ19が開き、正特性サー
ミスタ10に至る電源が切れ、バルブ15を閉じる。
そして、サーモスタット18の周囲の温度が低下し、再
び設定温度になると、スイッチ19が閉じ、正特性サー
ミスタ10に通電が行なわれる。
び設定温度になると、スイッチ19が閉じ、正特性サー
ミスタ10に通電が行なわれる。
以上のように、本考案の場合には、サーモスタット18
の取り付は位置を正特性サーミスタ10の熱影響を受け
る位置としたので、正特性サーミスタ10の発熱作用を
受けて、正特性サーミスタ10は気温とは関係なく短か
い時間で断続的にスイッチ19をON、OFFし、正特
性サーミスタ10に対する通電を制御する。
の取り付は位置を正特性サーミスタ10の熱影響を受け
る位置としたので、正特性サーミスタ10の発熱作用を
受けて、正特性サーミスタ10は気温とは関係なく短か
い時間で断続的にスイッチ19をON、OFFし、正特
性サーミスタ10に対する通電を制御する。
よって、凍結危険気温下に於いても常時通電方式ではな
いので、消費電力の節約が図れる。
いので、消費電力の節約が図れる。
第1図はファンコンベクターの概略図。
第2図は該ファンコンベクターに取り付けた本考案自動
弁の縦断面図およびその電気回線の概略図である。 1・・・・・・ファンコンベクター、2・・・・・・放
熱コイル、3・・・・・・ファンモーター、4・・・・
・・ファン、5・・・・・・ファンモータースイッチ、
6・・・・・・吹出口、7・・・・・・吸込口、8・・
・・・哨動弁、9・・・・・・温水循環回路、10・・
・・・・正特性す−ミスタ、11・・・・・・スイッチ
、12・・・・・・AC電源、13・・・・・・熱膨張
体、14・・・・・・スピンドル、15・・・・・・バ
ルブ、15′・・・・・・弁座、16・・・・・・スプ
リング、17・・・・・・応答速度調節部、18・・・
・・・サーモスタット、19・・・・・・スイッチ。
弁の縦断面図およびその電気回線の概略図である。 1・・・・・・ファンコンベクター、2・・・・・・放
熱コイル、3・・・・・・ファンモーター、4・・・・
・・ファン、5・・・・・・ファンモータースイッチ、
6・・・・・・吹出口、7・・・・・・吸込口、8・・
・・・哨動弁、9・・・・・・温水循環回路、10・・
・・・・正特性す−ミスタ、11・・・・・・スイッチ
、12・・・・・・AC電源、13・・・・・・熱膨張
体、14・・・・・・スピンドル、15・・・・・・バ
ルブ、15′・・・・・・弁座、16・・・・・・スプ
リング、17・・・・・・応答速度調節部、18・・・
・・・サーモスタット、19・・・・・・スイッチ。
Claims (1)
- 内部に温水の放熱コイルを組み込んで戒るファンコンベ
クターにおいて、この放熱コイルに至る温水循環回路内
に温水遮断用の自動弁を取り付けると共に自動弁は、そ
のバルブ開放用のスピンドルと、バルブ閉止用のスプリ
ングと、スピンドルを膨張作用により開方向に押し出す
熱膨張体と、熱膨張体を加熱するための正特性サーミス
タとから成り、更に、前記正特性サーミスタ用の電源回
路内には並列に2ケのスイッチを挿入し、一方のスイッ
チはファンコンベクターのファンスイッチONで閉じる
ように電気的に連動させ、他方のスイッチは前記正特性
サーミスタの発熱の影響を受ける位置に取り付けたサー
モスタットからの電気信号により閉じるように構成して
成るセントラルヒーティングシステム用流体制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7549077U JPS586167Y2 (ja) | 1977-06-10 | 1977-06-10 | セントラルヒ−ティングシステム用流体制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7549077U JPS586167Y2 (ja) | 1977-06-10 | 1977-06-10 | セントラルヒ−ティングシステム用流体制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS543854U JPS543854U (ja) | 1979-01-11 |
JPS586167Y2 true JPS586167Y2 (ja) | 1983-02-02 |
Family
ID=28989933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7549077U Expired JPS586167Y2 (ja) | 1977-06-10 | 1977-06-10 | セントラルヒ−ティングシステム用流体制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS586167Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58156448U (ja) * | 1982-04-15 | 1983-10-19 | 株式会社岡村製作所 | 椅子等の可回転伸縮装置 |
JPS6424742U (ja) * | 1987-07-31 | 1989-02-10 |
-
1977
- 1977-06-10 JP JP7549077U patent/JPS586167Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS543854U (ja) | 1979-01-11 |
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