JP6825981B2 - 据置型コンロ - Google Patents

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本発明は、ガスコンロ等の据置型コンロに関する。
基台上に載置して使用するガスコンロ等の据置型コンロが従来より一般に知られている(例えば特許文献1を参照)。
また、例えば特許文献2に見られる如く、燃焼式の調理装置に加速度センサを搭載し、該加速度センサの出力に基づいて地震の発生を検知すると共に、該地震の発生の検知時には、バーナの燃焼運転を自動的に停止させるものが知られている。
特開2004−205177号公報 特開2010−107148号公報
据置型コンロに加速度センサを搭載し、地震の発生を検知し得るようにすることが考えられる。しかるに、この場合、次のような不都合を生じることが本願発明者等の各種実験及び検討により判明した。
すなわち、据置型コンロは、一般に、基台上に非固定状態で載置されるため、外力が作用すると基台上を動き得る。そして、据置型コンロのバーナ等の発熱部の運転を開始したり、あるいは、該運転を停止させる場合、通常、据置型コンロの操作部の押し操作等を行うために、据置型コンロの基体に、ある程度以上の大きさの外力が作用しやすく、ひいては、据置型コンロの基体の微小な動き、振動等が発生しやすい。
この場合、本願発明者等の各種実験及び検討によれば、地震検知用の加速度センサを搭載した据置型コンロでは、バーナ等の発熱部の運転の開始もしくは停止のための操作部の操作時に、上記の如く据置型コンロの基体の動きが発生すると、加速度センサに生じる加速度の変化パターンが地震の発生時と類似したものとなることが多々ある。
このため、バーナ等の発熱部の運転の開始もしくは停止のための操作部の操作時に、地震の発生が誤検知されやすく、ひいては、地震が発生していないのに、発熱部の運転を強制的に停止する等の地震対応処理が実行されてしまうという不都合を生じやすい。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、発熱部の運転の開始又は停止のための操作に応じて地震の発生が誤検知され、もしくは、該誤検知に応じた誤動作が生じるのを防止することができる据置型コンロを提供することを目的とする。
本発明の据置型コンロは、上記目的を達成するために、基台上に載置される基体と、該基体に搭載された発熱部と、該発熱部の運転の開始又は停止のための操作を行い得るように前記基体に搭載された操作部と、前記基体に生じる加速度を検出し得るように該基体に搭載された加速度センサと、該加速度センサの出力に基づいて地震の発生を検知し、該地震の発生の検知に応じて所定の地震対応処理を実行する制御部とを備えており、
前記制御部は、前記操作部の操作直後の所定期間は、前記加速度センサの出力に基づく地震の発生の検知を無効とするように構成されていることを基本構成とする。
ここで、本発明において、「前記加速度センサの出力に基づく地震の発生の検知を無効とする」というのは、より詳しくは、前記加速度センサの出力に基づいて、地震の発生を検知する処理を実行しないか、もしくは、地震の発生を検知する処理による検知結果によらずに、前記地震対応処理を実行しないことを意味する。
上記基本構成によれば、前記制御部は、前記操作部の操作直後の所定期間は、前記加速度センサの出力に基づく地震の発生の検知を無効とするので、発熱部の運転の開始又は停止のために前記操作部を操作した場合に、該操作に応じて地震の発生が誤検知され、もしくは、該誤検知に応じた誤動作が生じるのを防止することができる。
なお、前記地震対応処理は、運転中の発熱部の運転を停止させる処理を含み得る。
上記基本構成を有する本発明は、複数の前記発熱部と、該複数の発熱部にそれぞれ対応する複数の前記操作部とを備えるさらに、前記所定期間が、所定の時間幅の期間である。そして、前記制御部は、前記複数の発熱部のうちのいずれかの発熱部に対応する前記操作部が、該発熱部の運転を開始するように操作された直後に、前記所定の時間幅の期間が経過する前に、他の発熱部に対応する前記操作部が、当該他の発熱部の運転を開始するように操作された場合には、前記所定の時間幅の期間の計時を改めて再開するように構成されていることを特徴とする
これによれば、複数の発熱部の運転を開始させる操作が、前記所定の時間幅よりも短い時間間隔で続けてなされた場合でも、前記加速度センサの出力に基づく地震の発生の検知を無効とする期間を適切な長さの期間にすることができ、ひいては、地震の発生が誤検知され、もしくは、該誤検知に応じた誤動作が生じるのを防止することを適切に行うことができる。
図1Aは本発明の実施形態の据置型コンロの平面図、図1Bは実施形態の据置型コンロの正面図。 実施形態の据置型コンロの制御に係る構成を示すブロック図。 図2に示す制御部の処理を示すフローチャート。
本発明の一実施形態を図1A〜図3を参照して以下に説明する。図1A及び図2Bを参照して、本実施形態の据置型コンロ1は、例えばガスコンロである。この据置型コンロ1(以降、ガスコンロ1という)は、基体としての筐体2と、筐体2の上面部に配置された複数(図示例では2つ)のコンロバーナ3a,3bと、各コンロバーナ3a,3bの周囲で筐体2の上面部に配置された五徳4a,4bと、筐体2の内部に形成されたグリル庫5とを備える。グリル庫5には、図示を省略するグリルバーナが備えられている。また、筐体2の上面の後部には、グリル庫5の排気を行う排気口6が形成されている。本実施形態では、コンロバーナ3a,3b及びグリルバーナが、本発明における発熱部に相当する。
なお、本実施形態では、コンロバーナ3a,3bは、筐体2の上面部の左側と右側とに各々配置されている。以降、コンロバーナ3aを左コンロバーナ3a、コンロバーナ3bを右コンロバーナ3bということがある。
筐体2の底面には、複数の脚部7が突設されている。各脚部7は、例えばゴム等の弾性部材により構成される。そして、筐体2は、ガスコンロ1の使用環境の基台S上に脚部7を介して載置される。この載置状態では、筐体2は基台Sに固定されていないものの、筐体2に作用する横方向の外力が十分に小さい通常状態では、ゴム等の弾性部材により構成された各脚部7と基台Sとの間で生じる摩擦力によって、筐体2が基台S上で移動することが防止される。ただし、後述する点火・消火操作部8a,8b,8cの操作時には、各脚部7の滑り、あるいは、各脚部7の弾性変形等によって、筐体2の微小な動きが生じ得る。
筐体2の前面部には、コンロバーナ3a,3b及びグリルバーナのそれぞれの点火操作及び消火操作を行うための点火・消火操作部8a,8b,8cと、コンロバーナ3a,3b及びグリルバーナのそれぞれの火力調整操作を行うための火力調整レバー9a,9b,9cとが取り付けられていると共に、グリル庫5の開閉扉5aと、電源電池BAT(図2に示す)を収容する電池収容部10の開閉蓋10aとが配設されている。
なお、以降の説明では、コンロバーナ3a,3bおよびグリルバーナを区別する必要がないときは、それぞれを単にバーナ3と表記する。同様に、点火・消火操作部8a,8b,8cのそれぞれを点火・消火操作部8と表記し、火力調整レバー9a,9b,9cのそれぞれを火力調整レバー9と表記することがある。
各点火・消火操作部8は、本発明における操作部に相当する。この点火・消火操作部8のそれぞれは、公知の構造の押しボタン式の操作部であり、その押し操作を行うことで、該点火・消火操作部8に対応するバーナ3の点火及び消火が行われる。
例えば、左コンロバーナ3aの点火時には、点火・消火操作部8aの押し操作を行うことで、該点火・消火操作部8aに対応するマイクロスイッチ21a(図2に示す)が閉成状態になると共に、該点火・消火操作部8aが押し込み状態に保持される。そして、マイクロスイッチ21aの閉成に応じて、後述する制御部25の制御処理により左コンロバーナ3aが点火される。
さらに、左コンロバーナ3aの消火時には、点火・消火操作部8aの押し操作を再び行うことで、該点火・消火操作部8aの押し込み状態が解除されて、該点火・消火操作部8aが図示しないバネの付勢力により元位置(押し込まれていない位置)に復帰すると共に、該点火・消火操作部8aに対応するマイクロスイッチ21aが開成状態に復帰する。そして、マイクロスイッチ21aの開成に応じて、後述する制御部25の制御処理により左コンロバーナ3aが消火される。
右コンロバーナ3b及びグリルバーナのそれぞれの点火及び消火操作に関しても上記と同様である。なお、図2に示すマイクロスイッチ21bは、右コンロバーナ3b用の点火・消火操作部8bの操作に応じて開閉するマイクロスイッチ、マイクロスイッチ21cは、グリルバーナ用の点火・消火操作部8cの操作に応じて開閉するマイクロスイッチである。
なお、以降の説明では、マイクロスイッチ21a,21b,21cを区別する必要がないときは、それぞれをマイクロスイッチ21と表記する。
各火力調整レバー9は、スライド式のレバーである。そして、各火力調整レバー9は、そのスライド操作に応じて、該火力調整レバー9に対応するバーナ3に燃料ガスを供給するガス通路に介装された火力調整弁(図示省略)の開度を変化させる(ひいては、バーナ3への燃料ガスの供給量を変化させる)ように、該火力調整弁に係合されている。
なお、各バーナ3に対応する火力調整弁として、電動式の火力調整弁を使用すると共に、各火力調整レバー9のスライド量をポテンショメータ等の変位量センサで検出し、その検出値に応じて電動式の火力調整弁を駆動することも可能である。
筐体2の内部の適所、例えば電池収容部10の側方箇所には、複数の電子回路要素が実装された基板15が配置されている。該基板15は、図示しないブラケット等を介して筐体2に固定されている。
本実施形態では、上記基板15には、例えば図2に示すように、前記マイクロスイッチ21a,21b,21cが接続された点火・消火操作信号入力回路22と、前記電源電池BATに接続された電源回路23と、加速度に応じた検出信号を生成して出力する加速度センサ24と、ガスコンロ1の運転制御を担う制御部25とが実装されている。これらの電子回路要素は、複数の基板に分散して実装されていてもよい。
点火・消火操作信号入力回路22は、いずれかのマイクロスイッチ21が閉成状態になったとき(いずれかのバーナ3の点火・消火操作部8の点火操作が行われたとき)に、電源回路23を起動するように構成されていると共に、各マイクロスイッチ21の開閉状態を示す信号を制御部25に出力するように構成されている。
電源回路23は、点火・消火操作信号入力回路22により起動されると、電源電池BATの電力から所定電圧の電源電圧を生成し、該電源電圧を制御部25に供給することで、該制御部25を起動するように構成されている。
加速度センサ24は、本実施形態では3軸の加速度センサであり、3つの検出軸のそれぞれの方向の並進加速度に応じた検出信号を制御部25に出力する。この場合、加速度センサ24は、基板15を介して筐体2に固定されているので、該加速度センサ24が検出する加速度は、該加速度センサ24の配置位置で筐体2に生じる並進加速度である。
制御部25は、CPU、RAM、ROM、インターフェース回路等を含む回路部である。この制御部25は、実装されるハードウェア構成及びプログラム(ソフトウェア構成)により実現される機能として、各バーナ3の点火用のイグナイタ27とコンロバーナ3a,3b及びグリルバーナのそれぞれに対応する燃料ガスの供給路を開閉し得るように各供給路にそれぞれ介装されたガス電磁弁28a,28b,28c(以降、単にガス電磁弁28と表記することがある)とを制御することで、各バーナ3の点火及び消火を制御する機能と、加速度センサ24の出力に基づいて、所定の震度以上の地震の発生を検知する機能と、該地震の発生を検知した場合に、それに応じた制御処理である地震対応処理を実行する機能とを有する。
次に、本実施形態のガスコンロ1の作動、特に地震の発生の検知に関連する作動を図3のフローチャートを参照して説明する。
全てのバーナ3の消火状態で、いずれかのバーナ3用の点火・消火操作部8の点火操作(押し操作)がユーザにより行われると、電源回路23が起動して、制御部25に電源電圧が供給される(電源ON)。これにより、制御部25が起動し、該制御部25は、STEP1からの処理を実行する。
STEP1では、制御部25は、点火対象のバーナ3(点火操作が行われた点火・消火操作部8に対応するバーナ3)を点火する制御処理を実行する。この制御処理では、制御部25は、イグナイタ27を駆動しつつ、点火対象のバーナ3に対応する燃料ガスの供給路のガス電磁弁28を開弁制御する。これにより、点火対象のバーナ3に燃料ガスが供給されつつ、該バーナ3の近辺に配置された放電電極(図示省略)により火花放電が発生し、該バーナ3が点火される。
なお、イグナイタ27は、全てのバーナ3で共用のものであり、該イグナイタ27を駆動することで、点火対象のバーナ3を含めた全てのバーナ3(3a,3b,3c)で火花放電が発生する。
制御部25は、さらにSTEP2において、加速度センサ24の出力に基づく地震の発生の検知を無効とする期間の時間幅である所定時間(例えば2秒)を計時する地震検知無効タイマによる計時を開始する。
次いで、STEP3において、制御部25は、点火したバーナ3以外の他のバーナ3についての新たな点火操作がなされたか否を、前記点火・消火操作信号入力回路22から入力される信号(各マイクロスイッチ21の開閉状態を示す信号)に基づいて判断する。
そして、STEP3の判断結果が肯定的である場合には、制御部25は、STEP9において、新たな点火対象のバーナ3を点火する制御処理をSTEP1と同様に実行し、さらに、STEP10において、地震検知無効タイマによる計時を改めて開始した後、STEP3の判断処理を再び実行する。
STEP3の判断結果が否定的である場合には、制御部25は、STEP4において、燃焼運転中のいずれかのバーナ3に対応する点火・消火操作部8の消火操作(押し操作)がなされたか否かを、前記点火・消火操作信号入力回路22から入力される信号に基づいて判断する。
このSTEP4の判断結果が否定的である場合(燃焼運転中の一つ以上のバーナ3の燃焼運転が継続される場合)には、制御部25は、次に、STEP5において、地震検知無効タイマによる計時が終了したか否か(換言すれば、燃焼運転中の一つ以上のバーナ3のうち、最後に点火されたバーナ3の点火後の経過時間が所定時間に達したか否か)を判断する。
このSTEP5の判断結果が否定的である場合(換言すれば、最後に点火されたバーナ3の点火直後の状態である場合)には、制御部25はSTEP3からの処理を繰り返す。
一方、地震検知無効タイマによる計時が終了して、STEP5の判断結果が肯定的になった場合には、制御部25は、STEP6において、加速度センサ24の出力に基づく地震検知処理(所定の震度以上の地震の発生の有無を検知する処理)を開始し、さらに、STEP7において、地震の発生が検知されたか否かを判断する。
そして、地震の発生が検知されず、STEP7の判断結果が否定的になる場合には、制御部25は、STEP3からの処理を繰り返す。
また、地震の発生が検知され、STEP7の判断結果が肯定的になる場合には、制御部25は、STEP8において、地震対応処理を実行する。この地震対応処理では、制御部25は、燃焼運転中の各バーナ3に対応するガス電磁弁28を閉弁制御する(ひいては、該バーナ3への燃料ガスの供給を遮断する)ことで、該バーナ3を強制的に消火すると共に、地震発生によるバーナ3の強制消火を示す報知を、図示しないランプ、ブザー等を介しておこなう。
なお、地震対応処理の実行後は、ユーザがいずれかのバーナ3の点火操作を改めて行うことで、STEP3からの処理が再開される。
また、前記STEP4の判断結果が肯定的となった場合(燃焼運転中のいずれかのバーナ3についての消火操作が行われた場合)には、制御部25は、次にSTEP11において、消火対象のバーナ3(消火操作が行われた点火・消火操作部8に対応するバーナ3)を消火する制御処理を実行する。この制御処理では、制御部25は、消火対象のバーナ3に対応する燃料ガスの供給路のガス電磁弁28を閉弁制御する。これにより、該バーナ3への燃料ガスの供給が遮断されて、該バーナ3が消火される。
制御部25は、さらに、STEP12において、全てのバーナ3が消火状態になったか否かを判断し、この判断結果が否定的である場合(いずれかのバーナ3の燃焼運転が継続している場合)には、前記STEP10において、地震検知無効タイマによる計時を改めて開始した後、STEP3からの処理を繰り返す。
また、全てのバーナ3が消火状態になって、STEP12の判断結果が肯定的になると、制御部25は、STEP13において、電源回路23からの電源電圧の出力を停止させる(電源OFFにする)ように、電源回路23を作動させる。これにより、ガスコンロ1は運転停止状態となる。
以上説明した実施形態によれば、いずれかのバーナ3の点火操作の直後の期間(詳しくは、該点火操作に応じて前記STEP2又は10で起動される地震検知無効タイマの計時中の期間)、あるいは、いずれかのバーナ3の消火操作の直後の期間(詳しくは、該消火操作に応じて前記STEP10で起動される地震検知無効タイマの計時中の期間)は、地震の発生の検知に関する前記STEP6,7の処理が実行されない。
ここで、点火操作あるいは消火操作では、いずれかの点火・消火操作部8の押し操作が行われるので、該押し操作に起因する力が筐体2に作用する。そして、該押し操作の態様に起因して、あるいは、押し操作がなされた点火・消火操作部8を付勢するバネの弾性、もしくは、筐体2の底部の脚部7の弾性の影響等によって、加速度センサ24に発生する加速度の変化パターンが、地震の発生時における加速度の変化パターンに類似したものとなる場合がある。
しかるに、本実施形態では、いずれかのバーナ3の点火操作の直後の期間、及び、いずれかのバーナ3の消火操作の直後の期間では、前記STEP6,7の処理が実行されないため、点火操作あるいは消火操作によって生じる筐体2及び加速度センサ24の振動に起因して、地震の発生が誤検知されるのが防止される。ひいては、バーナ3の燃焼運転を継続することができる。
また、いずれかのバーナ3の点火操作に応じて起動される地震検知無効タイマの計時中に、他のバーナ3の点火操作が行われた場合には、地震検知無効タイマの計時が改めて再開される。このため、複数のバーナ3の点火操作が、地震検知無効タイマが計時する所定時間内で続けて行われた場合でも、地震の発生が誤検知されるのを防止することを適切に実現することができる。
また、バーナ3の点火操作の直後の期間、及び、いずれかのバーナ3の消火操作の直後の期間以外では、いずれかのバーナ3の燃焼運転中に前記STEP6,7の処理が実行されるので、所定の震度以上の地震が発生すると、前記STEP8の地震対応処理によって、バーナ3を自動的に消火させることができる。
なお、前記実施形態では、地震検知無効タイマの計時中は、前記STEP6,7の処理を実行しないことで、地震の発生の誤検知を防止するようにした。ただし、加速度センサ24の出力に基づいて地震の発生を検知する処理を、いずれかのバーナ3(発熱部)の運転中に逐次実行し、地震検知無効タイマの計時中は、地震の発生が検知されても、地震対応処理を実行しないようにしてもよい。
また、前記実施形態では、2つのコンロバーナ3a,3bとグリルバーナとを備えるガスコンロ1を例にとって説明したが、本発明の据置型コンロは、グリルバーナを備えないもの、あるいは、3つ以上のコンロバーナを備えるもの、あるいは、一つのコンロバーナだけを備えるものであってもよい。
また、本発明の据置型コンロは、例えば、前記点火・消火操作部8及び火力調整レバー9の代わりに、点火操作及び消火操作の機能と、火力調整の機能とを併せ持つ回転型の操作部を備えるものであってもよい。
さらに、本発明の据置型コンロは、ガスコンロに限らず、IHヒータもしくは電熱器等を発熱部として備えるコンロであってもよい。
1…据置型コンロ(ガスコンロ)、2…筐体(基体)、3(3a,3b)…バーナ(発熱部)、8(8a,8b,8c)…点火・消火操作部(操作部)、24…加速度センサ、25…制御部。

Claims (1)

  1. 基台上に載置される基体と、該基体に搭載された複数の発熱部と、該複数の発熱部のそれぞれの運転の開始又は停止のための操作を行い得るように該複数の発熱部にそれぞれ対応して前記基体に搭載された複数の操作部と、前記基体に生じる加速度を検出し得るように該基体に搭載された加速度センサと、該加速度センサの出力に基づいて地震の発生を検知し、該地震の発生の検知に応じて地震対応処理を実行する制御部とを備えており、
    前記制御部は、前記複数の操作部のそれぞれの操作直後の所定の時間幅の期間である所定期間は、前記加速度センサの出力に基づく地震の発生の検知を無効とするように構成されており、さらに、前記複数の発熱部のうちのいずれかの発熱部に対応する前記操作部が、該発熱部の運転を開始するように操作された直後に、前記所定の時間幅の期間が経過する前に、他の発熱部に対応する前記操作部が、当該他の発熱部の運転を開始するように操作された場合には、前記所定の時間幅の期間の計時を改めて再開するように構成されていることを特徴とする据置型コンロ。
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