JP6978041B2 - グリル付きコンロ - Google Patents
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Description
グリルバーナを備えたグリル庫と、
前記グリル庫を収容する構成をなし、前面側に前面パネルが配置されてなる筐体部と、
前記前面パネル側から露出する構成をなし、前記グリルバーナの点火操作及び消火操作に使用されるグリルスイッチと、
前記グリルバーナの火力を調整する操作に用いられる調整操作部と、
前記グリルバーナの火力を調整する火力調整部と、
前記前面パネルにおける前記グリルスイッチの周囲に表示領域が構成された火力表示部と、
予め定められた方式で前記グリルバーナを燃焼させる燃焼工程と前記燃焼工程の後に前記グリルバーナの燃焼を停止させて余熱で調理を行う余熱工程とが行われるモードである所定の自動調理モードに設定するためのモード設定操作に少なくとも使用される設定操作部と、
前記火力調整部を制御することで、前記グリルバーナの制御を行う調理制御部と、
前記火力表示部の表示を制御する表示制御部と、
を有し、
前記調理制御部は、
前記設定操作部によって前記モード設定操作がなされた場合に前記自動調理モードで動作し、前記燃焼工程と前記余熱工程とを行い、
前記設定操作部によって前記モード設定操作がなされていない場合に通常モードで動作し、前記グリルバーナの火力を前記調整操作部の操作状態に応じた火力とするように前記火力調整部を制御し、
前記表示制御部は、
前記調理制御部が前記通常モードで動作する場合には、前記火力表示部の表示を、前記火力調整部で調整される火力に対応する表示とし、
前記調理制御部が前記自動調理モードで動作する場合には、前記通常モードのときの火力対応表示とは異なる表示パターンとなるように前記火力表示部の表示を制御する。
このように構成されるため、ユーザは、火力表示部の表示が火力対応表示とは異なる表示パターンとなっている様子を見たときに、グリル付きコンロが自動調理モードで動作していることを把握することができる。
しかも、通常モードのときに火力対応表示(火力調整部で調整される火力に対応する表示)を行う火力表示部を、自動調理モードの報知に兼用することができるため、自動調理モードが実行中であることをユーザに報知し得る構成を、部品点数を抑えた形で実現し得る。
また、自動調理モードで余熱工程に移行し、グリルバーナが消火状態となると、調理が完了しているとユーザが誤認識し、余熱調理中の被調理物を誤って取り出してしまう等の誤操作がなされる懸念があるが、本発明によれば、余熱工程中に特徴的な表示を行うことで調理中であることを報知することができるため、上述の誤操作などがなされにくくなる。
グリル庫内には、グリルバーナとして、グリル庫内の所定位置に配置される上グリルバーナと、上グリルバーナよりも下側に配置される下グリルバーナと、が設けられていてもよい。火力表示部は、複数の第1発光表示部を具備する上側表示部群と、複数の第2発光表示部を具備するとともに上側表示部群の下側に配置される下側表示部群と、を備えていてもよい。表示制御部は、調理制御部が通常モードで動作する場合、上側表示部群の表示を、火力調整部で調整される上グリルバーナの火力に対応する表示とし、下側表示部群の表示を、火力調整部で調整される下グリルバーナの火力に対応する表示とし、前記調理制御部が前記自動調理モードで動作する場合において、少なくとも余熱工程のときには、上側表示部群及び下側表示部群での表示位置を時間経過に応じて変化させる表示制御を行うように動作してもよい。
このグリル付きコンロは、調理制御部が通常モードで動作する場合、上グリルバーナ及び下グリルバーナのそれぞれの火力状態を、火力表示部の表示によって具体的に知らせ得る。一方、このグリル付きコンロは、調理制御部が自動調理モードで動作する場合、少なくとも余熱工程のときに上側表示部群及び下側表示部群の表示を時間経過に応じて動的に変化させ得る。このように、調理が完了しているとユーザが誤認識しやすい余熱工程において特徴的な動的表示を行うことができるため、自動調理モードが継続中であることをユーザがより認識しやすくなる。
このグリル付きコンロは、少なくとも余熱工程のときに、通常モードのときに表示されない表示パターンを含んだ動的表示がなされるため、ユーザはこの動的表示を見たときに、通常モードではなく自動調理モードであることを一層確実に認識しやすくなる。
(基本構成)
以下、実施例1について、図面を参照して説明する。
まず、図1〜図4等を参照し、グリル付きコンロ1の基本構成を説明する。
図1に示すグリル付きコンロ1は、ビルトインコンロとして構成され、上端部が開放した箱状の筐体部2と、筐体部2の上端部に固定される天板5(トッププレート)とを備え、天板5から露出するように、右こんろ部4A、左こんろ部4B、小こんろ部4Cが設けられている。筐体部2は、グリル庫3などを収容する構成をなし、前面側に前面パネル7A(図2も参照),7Bなどが配置されてなる。グリル庫3は、筐体部2の左右方向中央部付近に設けられ、グリル付きコンロ1の前面部に設けられたグリル扉3Bを前面部とする構成で箱状形態をなす収容部(箱状部)と、この収容部の内部に収容されるグリルバーナ(ガスバーナ54:図3)とを備え、収容部の内部に収容された被調理物を加熱調理するように機能する。グリル庫3を構成する収容部は、グリル扉3Bによって開閉可能とされている。
図4において制御回路10は、例えばマイクロコンピュータとして構成されており、図4のように、CPU10A、ROM10B、RAM10Cなどを備え、更に、図示しないタイマ、I/Oインタフェイスなどを備える。なお、図示はしていないが、制御回路10の内部又は外部に不揮発性メモリを設けてもよい。
次に、グリル庫3で行う調理のモード設定に説明する。
図4のように、グリル付きコンロ1は、設定操作部18を備える。設定操作部18は、グリル庫3で行う調理のモードを設定する操作に使用される操作部であり、操作パネル18Aと、操作情報入力回路18Bとを備える。図1のように、回転操作部6Dの下方側に前面パネル7Cが設けられ、図1のような初期位置のときに前面パネル7Cに対して押圧操作がなされると、二点鎖線7C’のように前面パネル7Cが前側に傾倒した状態となり、この傾倒状態のときに、二点鎖線18A’で示す視認可能位置に操作パネル18Aが現れるようになっている。操作パネル18Aは、例えば図5のような構成をなし、グリル庫3の調理のための設定領域と、右コンロ部4Aの調理のための設定領域とを含む。グリル庫3の調理のための設定領域には、表示部74や複数の操作部71,72,73A,73Bなどが設けられている。
次に、通常モードのときのグリル庫3及び関連部分の動作について説明する。
回転操作部6Dは、グリルスイッチの一例に相当し、パネル側から露出する構成をなし、ガスバーナ54(グリルバーナ)の点火操作及び消火操作に使用されるスイッチとなっている。ガスバーナ54の消火時には、図1の実線のように、円筒状に構成された回転操作部6Dの前面部が後方に退避するようになっており、この退避状態のときに回転操作部6Dの前面部に対して押圧操作(点火操作)がなされると、この押圧操作(点火操作)に応じて回転操作部6Dが退避位置から突出位置に切り替わって突出位置で維持される。そして、このように回転操作部6Dが退避位置から突出位置に切り替わることに応じて、スイッチ30Dがオフ状態からオン状態に切り替わってオン状態で維持され、スイッチ30Dがオフ状態からオン状態に切り替わると、制御回路10は、イグナイタ28Dを動作させてガスバーナ54を点火する。なお、突出位置にある回転操作部6Dの前面部に対して押圧操作がなされると、回転操作部6Dが退避位置に変位するとともに、この変位に応じてスイッチ30Dがオフ状態に切り替わり、これに応じて制御回路10は、ガスバーナ54を消火状態に切り替える。
次に、自動調理モードのときのグリル庫3及び関連部分の動作について説明する。
本構成では、制御回路10が調理制御部の一例に相当し、設定操作部18によって自動調理モードに設定するモード設定操作がなされた状態で回転操作部6Dに対して上述の点火操作(退避状態からの押圧操作)がなされた場合、モード設定操作に対応する自動調理モードで動作し、予め定められた方式でガスバーナ54(グリルバーナ)を燃焼させる燃焼工程と、燃焼工程の後にガスバーナ54の燃焼を停止させて余熱で調理を行う余熱工程と、を行う。なお、ここでは、燃焼工程の後に余熱工程を行うような自動調理モードについて説明するが、燃焼工程の後に余熱工程を行わないような自動調理モードが用意されていてもよい。
グリル付きコンロ1は、火力表示部24の表示を制御する表示制御部(制御回路10)を有し、この表示制御部は、調理制御部(制御回路10)が通常モードで動作する場合には、火力表示部24の表示を、火力調整部で調整される火力に対応する表示とし、調理制御部(制御回路10)が自動調理モードで動作する場合には、通常モードのときの火力対応表示とは異なる表示パターンとなるように火力表示部24の表示を制御する。このように構成されるため、ユーザは、火力表示部24の表示が火力対応表示(通常モード時に行われる表示であり、火力調整部で調整される火力に対応する表示)とは異なる表示パターンとなっている様子を見たときに、グリル付きコンロ1において自動調理モードの動作がなされていることを把握することができる。しかも、通常モードのときに火力対応表示を行う火力表示部24を、自動調理モードの報知に兼用することができるため、自動調理モードが実行中であることをユーザに報知し得る構成を、部品点数を抑えた形で実現し得る。また、自動調理モードの動作中に余熱工程に移行した場合、グリルバーナ(ガスバーナ54)が消火状態になると、調理が完了しているとユーザが誤認識し、余熱調理中の被調理物を誤って取り出してしまう等の誤操作がなされる懸念があるが、本構成によれば、余熱工程中に特徴的な表示を行うことで自動調理中であることを報知することができるため、上述の誤操作などがなされにくくなる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような例も本発明の技術的範囲に含まれる。
Claims (2)
- グリルバーナを備えたグリル庫と、
前記グリル庫を収容する構成をなし、前面側に前面パネルが配置されてなる筐体部と、
前記前面パネル側から露出する構成をなし、前記グリルバーナの点火操作及び消火操作に使用されるグリルスイッチと、
前記グリルバーナの火力を調整する操作に用いられる調整操作部と、
前記グリルバーナの火力を調整する火力調整部と、
前記前面パネルにおける前記グリルスイッチの周囲に表示領域が構成された火力表示部と、
予め定められた方式で前記グリルバーナを燃焼させる燃焼工程と前記燃焼工程の後に前記グリルバーナの燃焼を停止させて余熱で調理を行う余熱工程とが行われるモードである所定の自動調理モードに設定するためのモード設定操作に少なくとも使用される設定操作部と、
前記火力調整部を制御することで、前記グリルバーナの制御を行う調理制御部と、
前記火力表示部の表示を制御する表示制御部と、
を有し、
前記調理制御部は、
前記設定操作部によって前記モード設定操作がなされた場合に前記自動調理モードで動作し、前記燃焼工程と前記余熱工程とを行い、
前記設定操作部によって前記モード設定操作がなされていない場合に通常モードで動作し、前記グリルバーナの火力を前記調整操作部の操作状態に応じた火力とするように前記火力調整部を制御し、
前記表示制御部は、
前記調理制御部が前記通常モードで動作する場合には、前記火力表示部の表示を、前記火力調整部で調整される火力に対応する表示とし、
前記調理制御部が前記自動調理モードで動作する場合には、前記通常モードのときの火力対応表示とは異なる表示パターンとなるように前記火力表示部の表示を制御し、
前記グリル庫内には、前記グリルバーナとして、前記グリル庫内の所定位置に配置される上グリルバーナと、前記上グリルバーナよりも下側に配置される下グリルバーナと、が設けられ、
前記火力表示部は、複数の第1発光表示部を具備する上側表示部群と、複数の第2発光表示部を具備するとともに前記上側表示部群の下側に配置される下側表示部群と、を備え、
前記表示制御部は、
前記調理制御部が前記通常モードで動作する場合、前記上側表示部群の表示を、前記火力調整部で調整される前記上グリルバーナの火力に対応する表示とし、前記下側表示部群の表示を、前記火力調整部で調整される前記下グリルバーナの火力に対応する表示とし、
前記調理制御部が前記自動調理モードで動作する場合において、少なくとも前記余熱工程のときには、前記上側表示部群及び前記下側表示部群での表示位置を時間経過に応じて変化させる表示制御を行うグリル付きコンロ。 - 前記表示制御部は、前記調理制御部が前記自動調理モードで動作する場合において、少なくとも前記余熱工程のときには、前記上側表示部群及び前記下側表示部群での表示パターンを定期的に切り替える表示制御を行い、且つ、切り替える複数の表示パターンの中に、前記通常モードのときに表示されない表示パターンを含ませる請求項1に記載のグリル付きコンロ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017164433A JP6978041B2 (ja) | 2017-08-29 | 2017-08-29 | グリル付きコンロ |
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Family Applications (1)
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JP2017164433A Active JP6978041B2 (ja) | 2017-08-29 | 2017-08-29 | グリル付きコンロ |
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2017
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