JP6962549B2 - ガスコンロ - Google Patents
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Description
ガスバーナと、
火花放電を行い、前記ガスバーナを点火するイグナイタと、
外部から点火操作が行われる点火操作部と、
前記点火操作部に対して前記点火操作が行われた場合に、前記イグナイタに火花放電を行わせる制御回路と、
を有し、
前記制御回路は、前記ガスバーナが所定の長時間不使用状態となった場合、前記点火操作部に対して前記点火操作が行われてから前記イグナイタで火花放電を行うまでの時間を、前記所定の長時間不使用状態でない場合よりも長くする。
よって、ガスバーナが長時間不使用であった場合の使用再開時に、ガスの供給が不十分な状態でイグナイタの放電動作がなされることを防ぎやすくなる。
上記ガスコンロにおいて、「所定の長時間不使用状態」は、「ガスバーナが消火状態のまま一定時間以上経過した状態」であってもよい。
「ガスバーナが消火状態のまま一定時間以上経過した状態」のときには、そうでない場合と比較して、弁体間の経路にガスが残留する可能性がより低くなり、ガスバーナに十分なガスが供給された状態となるまでの時間が遅延する可能性がより高くなる。よって、このガスバーナによれば、「ガスバーナが消火状態のまま一定時間以上経過した状態」の後の使用再開時に、ガスの供給が不十分な状態でイグナイタの放電動作がなされることをより効果的に防ぎやすくなる。
以下、実施例1について、図面を参照して説明する。
図1に示すガスコンロ1は、調理鍋等の調理器具を加熱可能なビルトインコンロとして構成されている。ガスコンロ1は、コンロ本体1Aの上面を構成する天板2(トッププレート)から露出するように、右こんろ部4A、左こんろ部4B、がそれぞれ設けられ、その左右のこんろ部4A,4Bの間で後方寄りに小こんろ部4Cが設けられている。天板2の下方においてコンロ本体1Aの内部中央付近にはグリル3が設けられている。グリル3は、被調理物を収納してグリルバーナ(ガスバーナ54:図2)で加熱調理するグリル庫を備えており、このグリル庫は、コンロ本体1Aの前面部に設けられたグリル扉3Bによって開閉可能とされている。
回転操作部6A,6B,6C,6Dのいずれかに対して点火操作(退避位置にあるときに前面部を押圧する操作)がなされた場合、その点火操作がなされた回転操作部は突出位置に変位して突出位置で保持される。そして、スイッチ30A,30B,30C,30Dのうち、点火操作がなされた回転操作部に対応するスイッチは、回転操作部が突出位置に変位することに応じてオフ状態からオン状態に切り替わり、このスイッチに対応する点火信号入力回路から制御回路10に入力される信号はオフ信号からオン信号に切り替わる。そして、このように点火信号入力回路から制御回路10に入力される信号がオフ信号からオン信号に切り替わると、制御回路10は、点火信号入力回路から入力される信号がオン信号に切り替わった時点(又は、切り替わった直後)で「所定の長時間不使用状態」となっているか否かを判断する。具体的には、点火信号入力回路から入力される信号がオフ信号からオン信号に切り替わった時点において「ガスバーナ51,52,53,54の全てが消火状態となってから一定時間経過した状態」となっているか否かを判断し、該当しない場合(即ち、「ガスバーナ51,52,53,54の全てが消火状態となってから一定時間経過した状態で、点火信号入力回路から入力される信号がオフ信号からオン信号に切り替わった場合」ではない場合)、点火操作に対応するイグナイタ(即ち、その点火操作で点火させようとするガスバーナに近接して配置されたイグナイタ)を第1のタイミングで放電させる。第1のタイミングとは、点火操作が行われてから所定の一定時間(第1時間)が経過したタイミングである。一方、該当する場合、(即ち、「ガスバーナ51,52,53,54の全てが消火状態となってから一定時間経過した状態で、点火信号入力回路から入力される信号がオフ信号からオン信号に切り替わった場合」)、点火操作に対応するイグナイタを、第1のタイミングよりも遅い第2のタイミングで放電させる。第2のタイミングとは、点火操作が行われてから第2時間(第1時間よりも長い一定時間)が経過したタイミングである。
本構成のガスコンロ1は、「所定の長時間不使用状態」となった場合にイグナイタで火花放電を行うタイミングを、「所定の長時間不使用状態」でないときよりも遅らせることができる。従って、「所定の長時間不使用状態」となった後に点火操作が行われた場合に、ガスバーナに十分なガスが供給された状態となるまでの時間が遅延しても、イグナイタで火花放電が行われるタイミングには点火対象となるガスバーナに十分なガスが存在する可能性がより高くなる。また、仮に、初回の放電時にガス供給が間に合っていなくても、その後に点火不能な状態が継続しにくくなる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような例も本発明の技術的範囲に含まれる。
10…制御回路
6A,6B,6C,6D…回転操作部(点火操作部)
26A,26B,26C,26D…イグナイタ
51,52,53,54…ガスバーナ
Claims (2)
- ガスバーナと、
火花放電を行い、前記ガスバーナを点火するイグナイタと、
外部から点火操作が行われる点火操作部と、
前記点火操作部に対して前記点火操作が行われた場合に、前記イグナイタに火花放電を行わせる制御回路と、
を有し、
前記制御回路は、前記ガスバーナが所定の長時間不使用状態となった場合、前記点火操作部に対して前記点火操作が行われてから前記イグナイタで火花放電を行うまでの時間を、前記所定の長時間不使用状態でない場合よりも長くするように動作し、
前記所定の長時間不使用状態は、前記ガスバーナが消火状態のまま一定時間以上経過した状態であり、
前記制御回路は、前記ガスバーナが消火状態のまま前記一定時間経過していない場合には前記点火操作が行われてから第1時間が経過したタイミングで前記イグナイタを放電させ、前記ガスバーナが消火状態のまま前記一定時間経過している場合には前記点火操作が行われてから前記第1時間よりも長い第2時間が経過したタイミングで前記イグナイタを放電させる
ガスコンロ。 - 複数の前記ガスバーナと、
複数の前記点火操作部と、
を有し、
各々の前記点火操作部の点火操作に応じて各々の前記ガスバーナが点火し、
前記所定の長時間不使用状態は、複数の前記ガスバーナの全てが消火状態となってから前記一定時間経過した状態であり、点火操作の対象であるガスバーナ以外の他のガスバーナが点火状態である場合、前記所定の長時間不使用状態でないと判断する
請求項1に記載のガスコンロ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2017160194A JP6962549B2 (ja) | 2017-08-23 | 2017-08-23 | ガスコンロ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017160194A JP6962549B2 (ja) | 2017-08-23 | 2017-08-23 | ガスコンロ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019039581A JP2019039581A (ja) | 2019-03-14 |
JP6962549B2 true JP6962549B2 (ja) | 2021-11-05 |
Family
ID=65725534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017160194A Active JP6962549B2 (ja) | 2017-08-23 | 2017-08-23 | ガスコンロ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6962549B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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JP3120137B2 (ja) * | 1994-11-01 | 2000-12-25 | 松下電器産業株式会社 | 調理器の安全装置 |
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-
2017
- 2017-08-23 JP JP2017160194A patent/JP6962549B2/ja active Active
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---|---|
JP2019039581A (ja) | 2019-03-14 |
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