JP4369908B2 - ガスコンロ - Google Patents

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Description

本発明は、ガスコンロ、特に、使用中の状態や安全機能の作動状態等を音声で報知する音声ガイド機能を有するガスコンロに関するものである。
従来のガスコンロとして、ガスバーナに対する点火等を制御するとともに音声ガイド機能を有する電装部への通電を行うための電源スイッチを設けたものがある。この種のガスコンロでは、電源スイッチをオンすることで、ガスバーナに点火する前の消火状態でも電装部への通電がなされるため、ガスバーナの消火状態において音声ガイド機能の音声設定(例えば、音声ガイドの有無や音量変更などの設定)を行うことができる。
特願2004−265507号
しかしながら、上記電源スイッチを持たず、ガスバーナの点火、燃焼及び消火等を行うバーナ操作部が点火操作されることによって電装部への通電がなされるガスコンロにおいては、上記音声ガイド機能を設ける場合は、バーナ操作部を点火操作状態又は燃焼操作状態にして電装部へ通電されているときに音声ガイド機能の音声設定を行う必要がある。そうすると、音声設定の際は、ガスバーナに火が付いた燃焼状態となって空焚きとなり得る。この空焚きとなることで、使用者が危険を感じてバーナ操作部を消火操作状態に戻すと、電装部への通電が遮断されてしまい、音声設定ができないといった不具合が起こる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、音声ガイド機能を有する電装部への通電を行う電源スイッチを持たず、この電装部への通電がバーナ操作部での点火操作及び燃焼操作状態のときに行われるガスコンロであっても、安全性を確保しつつ音声設定を行うことができるようにすることを課題とする。
(1)本発明に係るガスコンロ(請求項1)は、
音声ガイド機能を有する電装部を備え、この電装部への通電を行う電源スイッチを持たず、ガスバーナに対する点火、燃焼及び消火操作を行うバーナ操作部が点火操作及び燃焼操作状態のときに上記電装部への通電がなされ且つ上記バーナ操作部が消火操作状態のときに上記電装部への通電が遮断されるガスコンロにおいて、
所定の音声設定モード移行操作に伴って上記バーナ操作部の点火操作により上記電装部を通電させた場合には、音声設定モードとなってガスバーナを燃焼禁止するように構成したことを特徴とするものである。
これにより、音声設定の際は、バーナ操作部が点火操作されて燃焼操作状態に保持されるので、電装部への通電がなされて音声ガイド機能の音声設定を行うことができる。そして、この音声設定モード移行操作がなされた場合には、音声設定モードとなってガスバーナを燃焼禁止するように構成しているので、ガスバーナの空焚きを防止することができる。従って、使用者が空焚きによる危険を感じてバーナ操作部を消火操作状態に戻してしまうこともなく、安全性を確保しつつ音声設定を確実に行うことができる。
ここで、「音声設定モードとなってガスバーナを燃焼禁止する」とは、ガスバーナのガス回路の開閉弁(例えば、電磁安全弁)を開弁保持させないことで行われる。従って、上記音声設定モードの間にガスバーナからガス漏れすることもない。
なお、バーナ操作部の点火操作の間はガス回路が開成されるが、ガスバーナが点火されるので、生ガスが漏れ出すこともない。
(2)上記ガスコンロ(請求項1)において、上記音声ガイド機能の音声設定のための音声スイッチを設け、上記音声設定モード移行操作は、上記音声スイッチのオン操作と上記バーナ操作部の点火操作とをともに操作することでなされるように構成してもよい(請求項2)。
これにより、音声スイッチが設けられているので、音声設定の際にはこの音声スイッチの操作が必要であることを使用者に対して明確にすることができる。また、使用者は、音声スイッチのオン操作とバーナ操作部の点火操作とをともに操作するという比較的簡単な操作で上記音声設定モード移行操作を行うことができる。
なお、「音声スイッチのオン操作とバーナ操作部の点火操作とをともに操作する」とは、双方の操作を同時に行う場合だけでなく、上記音声スイッチのオン操作を先に行ってこのオン操作を継続しながら上記バーナ操作部の点火操作を行う場合や、上記バーナ操作部の点火操作後の極僅かな時間内に上記音声スイッチのオン操作を行う場合も含む。
(3)上記ガスコンロ(請求項1)において、調理選択のための特殊操作スイッチを有し、上記音声設定モード移行操作は、上記特殊操作スイッチのオン操作と上記バーナ操作部の点火操作とをともに操作することでなされるように構成してもよい。
これにより、別途に音声スイッチを設けることなく、調理選択のための特殊操作スイッチのオン操作と上記バーナ操作部の点火操作とをともに操作するという比較的簡単な操作で上記音声設定モード移行操作を行うことができる。
なお、「特殊操作スイッチ」としては、例えば、揚げ物、炊飯、湯沸し等といった調理目的に応じてガスバーナの燃焼を自動制御するスイッチが挙げられる。この場合、特殊操作スイッチとバーナ操作部とをともに操作する内容は、上記音声スイッチの場合と同様である。ただし、上記バーナ操作部が特殊操作スイッチによって燃焼制御されるガスバーナに対するものである場合、上記音声設定モード移行操作は、特殊操作スイッチとバーナ操作部の操作を同時に行う場合や特殊操作スイッチをオン操作しながらバーナ操作部の点火操作を行った場合に限ることとし、バーナ操作部の点火操作の後にこれらの特殊操作スイッチをオン操作して調理目的に応じてガスバーナの燃焼制御を行わせる各特殊操作スイッチの本来の目的操作と区別されるようにする。
(4)上記ガスコンロ(請求項2又は3)において、上記音声設定モード移行操作によって操作される上記バーナ操作部は、グリル用ガスバーナに対する点火、燃焼及び消火操作を行うグリルボタンとしてもよい。
これにより、グリル用ガスバーナは、ガスコンロ内部のグリル内に収容されているので、音声設定の際はグリルボタンを操作することでグリル用ガスバーナが一旦点火されても、その炎が外部に露出されない。従って、音声設定の際に一瞬でもガスバーナが点火されることに起因して、使用者が危険を感じることを防止でき、安全性も確保することができる。
(5)上記ガスコンロ(請求項1ないし4のいずれか)において、上記音声設定モード移行操作から所定時間経過すると、上記バーナ操作部を燃焼操作状態から消火操作状態に戻すように促す報知を行う構成としてもよい。
上記音声設定モード移行操作がなされた場合にはバーナ操作部が燃焼操作状態を保持したままでガスバーナが燃焼禁止されるため、音声設定終了後も上記バーナ操作部は燃焼操作状態のまま放置され得る。
ところが、上記音声設定モード移行操作から所定時間経過した場合に、上記報知を行うことで、使用者は上記バーナ操作部が燃焼操作状態にあることを認知することができ、これにより、上記バーナ操作部が使用者によって燃焼操作状態から消火操作状態に戻され易くすることができる。
以上のように、本発明のガスコンロによれば、音声ガイド機能を有する電装部への通電を行う電源スイッチを持たず、この電装部への通電がバーナ操作部での点火操作及び燃焼操作状態のときに行われるガスコンロであっても、安全性を確保しつつ音声設定を行うことができる。
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1には、本実施の形態による音声ガイド機能付のガスコンロ1の概略構成を示す。
(全体構成)
図1に示すように、実施の形態によるガスコンロ1は、コンロ本体100には、左右の五徳51,52の下方にそれぞれガスバーナ2とガスバーナ3が配設され、中央のグリル40の内部にグリル用ガスバーナ4が配設されている。コンロ本体1の正面部には、グリル40の左側において、ガスバーナ2に対する点火、燃焼及び消火操作を手動で行う第1コンロボタン(バーナ操作部)21、ガスバーナ2の火力を調節する第1火力調節レバー22が設けられている。また、この左側の正面部には、揚げ物調理の火力制御を行うための揚げ物スイッチ10、炊飯調理の火力制御を行うための炊飯スイッチ11、湯沸しの火力制御を行うための湯沸しスイッチ12及び音声を出力するためのスピーカ61が設けられている。なお、揚げ物スイッチ10、炊飯スイッチ11及び湯沸しスイッチ12は、調理選択のための特殊操作スイッチであって、左側のガスバーナ2に対する火力制御を行うものである。一方、グリル40の右側においては、ガスバーナ3に対する点火、燃焼及び消火操作を手動で行う第2コンロボタン(バーナ操作部)31、ガスバーナ3の火力を調節する第2火力調節レバー32、グリル用ガスバーナ4に対する点火、燃焼及び消火操作を手動で行うグリルボタン(バーナ操作部)41、グリル用ガスバーナ4の火力を調節する第3火力調節レバー42が設けられている。また、この右側の正面部には、ガスコンロ1の使用中の状態や安全機能の作動状態等を音声で報知する音声ガイド機能を設定するための音声スイッチ13が設けられている。なお、上記グリルボタン41が音声設定モード移行操作のときに操作されるバーナ操作部となる。また、図示しないが、コンロ本体100の正面部には、音声設定モードの際に音声設定状態(音声ガイドの有無や音量)を表示する表示部を独立に、又は調理タイマー表示と兼ねるようにして設けてもよい。
(ガスコンロのガス回路)
図2には、上記ガスコンロ1におけるガス回路の構成を示す。
図2に示すように、ガスバーナ2への第1ガス回路2a、ガスバーナ3への第2ガス回路3a並びにグリル用ガスバーナ4へのグリル用ガス回路4aには、それぞれ、ガス回路2a,3a,4aを開閉制御する第1、第2及び第3電磁安全弁24,34,44と、各ボタン21,31,41で手動式に開閉される第1、第2及び第3元ガス弁25,35,45と、ガス流量制御するる第1、第2及び第3流量調整弁26,36,46とが設けられている。なお、これらのガス回路2a,3a,4aの上流側には、元弁50が配設されている。また、各ガスバーナ2,3,4の近傍には、点火電極28,38,48と、炎検知装置27,37,47とが配置されている。
(制御用の電気回路)
図3には、上記ガスコンロ1における電気回路の構成を示す。
図3に示すように、コンロ本体1に組み込まれた電気回路には、使用中の状態や安全機能の作動状態等を音声で報知する音声ガイド機能等を有する電装部60に対して電源PW(例えば、乾電池)からの電力が供給されるようになっている。
電装部60と電源PWとの間には、第1コンロボタン21おけるマイクロスイッチ21aと、第2コンロボタン31おけるマイクロスイッチ31aと、グリルボタン41におけるマイクロスイッチ41aとが並列に介挿されており、ボタン21,31,41が点火操作及び燃焼操作状態の際にマイクロスイッチ21a,31a,41aがオン状態となって、電装部60への通電を行う一方、消火操作状態の際にマイクロスイッチ21a,31a,41aがオフ状態となって、電装部60への通電を遮断するように構成されている。
電装部60は、スピーカ61、イグナイタ62、制御装置63、音声IC64及び音声増幅回路65を備えている。上記制御装置63には、音声設定の動作制御を行う制御部63aが組み込まれている。また、制御装置63には、揚げ物スイッチ10、炊飯スイッチ11、湯沸しスイッチ12、音声スイッチ13が電気的に接続されており、各スイッチ10〜13からの信号が制御装置63に入力されるようになっている。制御装置63の出力部には、音声IC64が電気的に接続されて制御装置63から信号が印加されるようになっている。また、音声IC64は音声増幅回路65を介してスピーカ61に電気的に接続されており、音声IC64の音声出力が音声増幅回路65で増幅されてスピーカ61に入力されることでスピーカ61から所定の音声が出力されるようになっている。
上記ガス回路2a,3a,4aにおける第1〜第3電磁安全弁24,34,44及び第1〜第3流量調整弁26,36,46は、制御装置63で駆動されるようになっており、第1〜第3炎検知装置27,37,47は制御装置63で監視されるようになっている。
(バーナ操作部による点火、燃焼、消火の操作)
上記の第1コンロボタン21、第2コンロボタン31及びグリルボタン41は、それぞれ、ハートカムを設けたバルブユニット(図示せず)に組み込まれた押しボタン式に構成されている。各ボタン21,31,41を点火位置まで押し込む点火操作が行われると、ボタン21,31,41が点火操作状態になる。ボタン21,31,41が点火操作状態になると、元ガス弁25,35,45が開弁されると共に電磁安全弁24,34,44が押込まれて開弁状態にされ、同時にマイクロスイッチ21a,31a,41aがオン状態となって電装部60への通電がなされる。すると、制御装置63の指示の下、電磁安全弁24,34,44に開弁保持電流が供給されて開弁保持されると共にイグナイタ62が作動して点火電極28,38,48のスパークによってガスバーナ2,3,4に点火される。
そして、ボタン21,31,41の押し込み操作(点火操作)を解除すると、ボタン21,31,41が中間位置で係止され、燃焼操作状態に保持される。
この燃焼操作状態では、元ガス弁25,35,45は押し込み開弁された状態に保持され、電磁安全弁24,34,44は押圧解除されるが、マイクロスイッチ21a,31a,41aがオン状態のままとなって電装部60への通電状態が維持されて上記開弁保持電流で開弁保持される。
一方、ボタン21,31,41を再度押し込む消火操作が行われると、ボタン21,31,41は、中間位置での係止が解除されて消火操作状態となって元の突出状態となる。これにより、ガス回路2a,3a,4aの元ガス弁25,35,45が閉弁され、また、マイクロスイッチ21a,31a,41aがオフ状態となって電装部60への通電が遮断され、電磁安全弁24,34,44への開弁保持電流が供給停止されて閉弁される。
(音声設定の制御動作)
次に、上記音声ガイド機能付ガスコンロ1の音声設定の制御動作を説明する。
図4は、音声設定動作の制御を示すフローチャートである。
このガスコンロ1において、音声ガイド機能の音声設定を行うには、まず、使用者が音声スイッチ13のオン操作とグリルボタン41の点火操作とをともに行う音声設定モード移行操作がなされる。すなわち、グリルボタン41がオンされることで、マイクロスイッチ41aがオンして電源PWから電装部60への通電が行われ、音声設定が可能となる。なお、「音声スイッチ13のオン操作とグリルボタン41の点火操作とをともに行う」とは、双方の操作を同時に行う同時押しの場合だけでなく、上記音声スイッチ13のオン操作を先に行ってこのオン操作を継続しながら上記グリルボタン41の点火操作を行う場合や、上記グリルボタン41の点火操作を先に行い、マイクロスイッチ41aがオンしてから僅かな時間(例えば、0.3秒)以内に上記音声スイッチ13のオン操作を行う場合も含む。
このとき、グリルボタン41の点火操作によって第3元ガス弁45、第3電磁安全弁44を開弁し、制御装置63の指示でイグナイタ62を作動させてグリル用ガスバーナ4を点火させる(ステップS1)。そして、グリルボタン41を点火操作してマイクロスイッチ41aがオンした際から、例えば、0.3秒以内に音声スイッチ13が押されているか否かを判断する(ステップS2)。音声スイッチ13が押されている場合には、音声設定モードに移行し、音声IC64から、例えば、「消火します。」とか、「音声設定してください。」といった所定の音声ガイドあるいはブザー等の報知が出力される(ステップS3)。なお、このとき、図示しない表示部にて現在の音声設定状態、例えば、「0」〜「10」までの数値によって音声の有無及び音量表示させてもよい(「0」表示は音声設定無しを意味する。)。
引き続いて、グリルボタン41の押圧操作を解除すると、グリルボタン41が燃焼操作状態に保持されたままで、第3電磁安全弁44への開弁保持電流を供給しないで直ちに第3電磁安全弁44を閉弁してグリル用ガスバーナ4が燃焼禁止される(ステップS4)。
また、制御装置63によって、使用中の状態や安全機能の作動状態等を音声で報知する音声ガイドの有無及び音量が設定可能になる(ステップS5)。このとき、音声ガイドの有無の音声設定操作がなされると、「音声を入れます。」(音声有り設定時)とか、「音声を解除します。」(音声無し設定時)等といった所定の音声ガイドを出力するようにしてもよい。また、音声設定操作としては、音声スイッチ13の複数回操作あるいは別に設けた“+−(プラスマイナス)キー”等の音量ボタン(図示せず)の操作等によって音量設定及び音声の有無設定ができるようにしてもよい。
次いで、制御装置63では、上記音声設定モード移行(ステップS3)から所定時間(例えば、10秒程度)経過したか否かが判断され(ステップS6)、上記音声設定操作から所定時間経過した場合には、グリルボタン41を燃焼操作状態から消火操作状態に解除するように促す報知を発する(ステップS7)。この報知としては、例えば、「グリルボタンが押されたままです。」とか、「グリルボタンを解除してください。」等といった所定の音声ガイドを出力する。なお、この報知は、上記音声ガイドに代えて、ブザーやランプ点灯等でもよい。これにより、使用者は、この音声ガイド等によって、グリルボタン41を消火操作状態に解除させ易くすることができる。
なお、ステップS2において、グリルボタン41の点火操作の際に音声スイッチ13が押されてないと判断した場合には、第3電磁安全弁44への開弁保持電流が供給されて開弁保持され、通常の燃焼動作を行う(ステップS8)。
以上のように、本実施の形態による音声ガイド機能付きのガスコンロ1によれば、音声スイッチ13のオン操作とグリルボタン41の点火操作とをともに行う音声設定モード移行操作がなされたときは、グリル用ガスバーナ4が一旦点火されるが、音声設定モードに移行し、グリルボタン41を燃焼操作状態に保持したまま、すなわち、電装部60への通電がなされた状態でグリル用ガスバーナ4は燃焼禁止される。従って、グリル用ガスバーナ4が燃焼しない状態で、電装部60への通電が維持されるので、安全かつ確実に音声ガイド機能の音声設定を行うことができる。しかも、音声設定に際して、グリル用ガスバーナ4の空焚きも防止できる。
また、音声設定の際にグリルボタン41を操作することでグリル用ガスバーナ4が一旦点火されるが、グリル用ガスバーナ4はガスコンロ1内部のグリル40内に収容されているので、その炎が外部に露出されない。従って、音声設定の際に一瞬でもグリル用ガスバーナ4が点火されることに起因して、使用者が危険を感じることを防止でき、安全性も確保することができる。
また、上記音声設定モード移行操作は、音声スイッチ13のオン操作とグリルボタン41の点火操作とをともに行うことでなされるので、使用者は、比較的簡単な操作で音声設定モードに移行させて上記音声設定操作を行うことができる。
さらに、上記音声設定モード移行時から所定時間(例えば、10秒程度)経過した場合に、グリルボタン41を燃焼操作状態から消火操作状態に解除するように促す報知を発するので(図4のステップS7)、使用者はグリルボタン41が燃焼操作状態にあることを認知することができ、これにより、グリルボタン41が使用者によって燃焼操作状態から消火操作状態に戻され易くなる。
なお、本発明は、上記実施の形態のみに限定されず、例えば、以下の変更が可能である。
(1)上記実施形態では、上記音声設定モード移行操作によって操作されるバーナ操作部は、グリルボタン41とするが、他のバーナ操作部(第1コンロボタン21又は第2コンロボタン31)でもよい。
(2)上記音声設定モード移行操作は、上記音声スイッチ13のオン操作に代えて、揚げ物10、炊飯11、湯沸し12等といった特殊操作スイッチのオン操作と上記グリルボタン41(バーナ操作部)の点火操作とをともに行うこととしてもよい。これにより、別途に音声スイッチを設けることなく、調理選択のための特殊操作スイッチ10〜12のいずれかのオン操作と上記グリルボタン41の点火操作とをともに操作するという比較的簡単な操作で上記音声設定操作を行うことができる。
なお、この場合、揚げ物、炊飯、湯沸し等といった各特殊操作スイッチ10〜12には、「音声」の文字を併記し、これらの特殊操作スイッチ10〜12が音声スイッチの機能をも持つことを使用者に明示するようにしてもよい。また、音声設定操作において、特殊操作スイッチ10〜12とグリルボタン(バーナ操作部)41とをともに操作する内容は、上記音声スイッチ13の場合と同様である。ただし、上記バーナ操作部がグリルボタン41ではなく上記特殊操作スイッチ10〜12によって燃焼制御されるガスバーナに対するものである場合(上記実施形態ではガスバーナ2に対する第1コンロボタン21が該当する。)、上記音声設定モード移行操作は、特殊操作スイッチ10〜12とバーナ操作部(第1コンロボタン21)の操作を同時押しする場合や、特殊操作スイッチ10〜12をオン操作しながらバーナ操作部(第1コンロボタン21)の点火操作を行う場合に限ることとし、バーナ操作部(第1コンロボタン21)の点火操作の後にこれらの特殊スイッチ10〜12をオン操作して調理目的に応じてガスバーナ(ガスバーナ2)の燃焼制御を行わせる各特殊スイッチ10〜12の本来の目的操作と区別されるようにする。
(3)上記音声設定モード移行操作によって操作されるバーナ操作部21,31,41は、いわゆる押しボタン式であるが、これに代えて、点火操作のときには消火位置から点火位置まで回され、燃焼操作のときには点火位置から中間位置まで復帰され(この状態で回動させると火力調節される。)、消火操作のときには元の消火位置に戻される、いわゆる回転式のバーナ操作部でもよい。
本発明の実施の形態による音声ガイド機能付きのガスコンロの概略構成を示す正面図である。 上記ガスコンロのガス回路を示す模式図である。 上記ガスコンロの電気回路を示す模式図である。 上記ガスコンロに内蔵する制御装置による音声設定動作の制御の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 ガスコンロ
2,3 ガスバーナ
2a 第1ガス回路
3a 第2ガス回路
4 グリル用ガスバーナ
4a グリル用ガス回路
10 揚げ物スイッチ(特殊操作スイッチ)
11 炊飯スイッチ(特殊操作スイッチ)
12 湯沸しスイッチ(特殊操作スイッチ)
13 音声スイッチ
21 第1コンロボタン
21a マイクロスイッチ

31 第2コンロボタン
31a マイクロスイッチ
41 グリルボタン(バーナ操作部)
41a マイクロスイッチ
60 電装部
63 制御装置
PW 電源

Claims (5)

  1. 音声ガイド機能を有する電装部を備え、この電装部への通電を行う電源スイッチを持たず、ガスバーナに対する点火、燃焼及び消火操作を行うバーナ操作部が点火操作及び燃焼操作状態のときに上記電装部への通電がなされ且つ上記バーナ操作部が消火操作状態のときに上記電装部への通電が遮断されるガスコンロにおいて、
    所定の音声設定モード移行操作に伴って上記バーナ操作部の点火操作により上記電装部を通電させた場合には、音声設定モードとなってガスバーナを燃焼禁止するように構成したことを特徴とするガスコンロ。
  2. 請求項1に記載のガスコンロにおいて、
    上記音声ガイド機能の音声設定のための音声スイッチを設け、
    上記音声設定モード移行操作は、上記音声スイッチのオン操作と上記バーナ操作部の点火操作とをともに操作することでなされるように構成したガスコンロ。
  3. 請求項1に記載のガスコンロにおいて、
    調理選択のための特殊操作スイッチを有し、
    上記音声設定モード移行操作は、上記特殊操作スイッチのオン操作と上記バーナ操作部の点火操作とをともに操作することでなされるように構成したガスコンロ。
  4. 請求項2又は3に記載のガスコンロにおいて、
    上記音声設定モード移行操作によって操作される上記バーナ操作部は、グリル用ガスバーナに対する点火、燃焼及び消火操作を行うグリルボタンとしたガスコンロ。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のガスコンロにおいて、
    上記音声設定モード移行操作から所定時間経過すると、上記バーナ操作部を燃焼操作状態から消火操作状態に戻すように促す報知を行う構成としたガスコンロ。
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