JP5808993B2 - ガス器具 - Google Patents

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本発明は、ガス器具に関し、詳細には、音声ガイドを行うか否かの設定を切り替えることができるガス器具に関する。
近年、ガス器具の一種であるガス湯沸器において、故障の発生する可能性が高い状態(例えば、一定年数、一定回数以上の使用状態時)となっている場合には、事故発生を未然に防止するために、ユーザに対してガス給湯装置の点検を促す旨の通知を行うことが義務化されつつある。このような中、バーナの燃焼量を積算する積算手段と報知手段とを備え、積算手段による積算燃焼量が設定値以上となった場合に、メンテナンスが必要な状態であると判断して、その旨を報知手段により報知する給湯装置が提案されている(例えば特許文献1及び2参照)。これらの給湯装置においては、メンテナンスが必要であることや電池寿命になったこと等を音声ガイドにて報知している。しかし、音声ガイドを好まない使用者もおり、音声ガイドを行うか否かの設定を専用のスイッチを設けて行うことも考えられる。
特開平7−19467号公報 特開2009−103428号公報
しかしながら、専用のスイッチ等を設置するのはスペースやコスト的に困難な場合がある。また、専用のスイッチ等を基板上に実装する方法も考えられるが、使用者が基板上のスイッチを操作するのは、ガス器具の外部筐体を外す必要等があり望ましくない。また、既存のスイッチを利用し、例えば、二つのスイッチを同時押し等を行うことも考えらるが、操作が煩雑になり誤操作の原因になる恐れがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、新たなスイッチ等を設けることなく、音声ガイドを行うか否かの設定を簡単に変更できるガス器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明のガス器具は、ガスバーナを備えたガス器具であって、当該ガス器具を制御する制御手段と、当該ガス器具を操作する操作部と、音声ガイドを行う音声ガイド手段と、前記音声ガイド手段による音声ガイドを行うか否かの設定を記憶する不揮発メモリと、前記操作部の特定操作が行われた場合に、前記不揮発メモリに記憶されていた前記設定が音声ガイドを行う設定の場合には音声ガイドを行わない設定を前記不揮発メモリに記憶させ、前記設定が音声ガイドを行わない設定の場合には音声ガイドを行う設定を前記不揮発メモリに記憶させる記憶制御手段と前記制御手段に電力を供給する電源と、前記記憶制御手段により現在の設定と異なる設定が前記不揮発メモリに記憶された時からの経過時間を計時する計時手段とを備え、前記記憶制御手段は、計時手段による計時が開始されてから規定時間経過するまでの間、前記電源からの電力の供給が維持された場合に、変更される前の設定を前記不揮発メモリに記憶させ、計時手段による計時が開始されてから規定時間経過するまでの間に前記電源からの電力の供給が停止した場合に、前記記憶制御手段により変更され前記不揮発メモリに記憶された設定が維持され、前記制御手段は、前記不揮発メモリに記憶された設定に基づいて前記音声ガイド手段を制御することを特徴とする。
また、請求項2に係る発明のガス器具は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記記憶制御手段は、所定時間内に前記操作部の前記特定操作が所定回数行われた場合に、前記不揮発メモリに記憶されていた前記設定が音声ガイドを行う設定の場合には音声ガイドを行わない設定を前記不揮発メモリに記憶させ、前記設定が音声ガイドを行わない設定の場合には音声ガイドを行う設定を前記不揮発メモリに記憶させることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明のガス器具は、請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、内部に水が通水する通水管と、当該通水管内に水を流す通水操作がなされたか否かを検知する通水操作検知手段を備え、前記特定操作は、前記通水操作であり、前記通水操作検知手段が前記通水操作を所定時間内に所定回数検知した場合に、前記記憶制御手段は、前記不揮発メモリに記憶されていた前記設定が音声ガイドを行う設定の場合には音声ガイドを行わない設定を前記不揮発メモリに記憶させ、前記設定が音声ガイドを行わない設定の場合には音声ガイドを行う設定を前記不揮発メモリに記憶することを特徴とする。
また、請求項に係る発明のガス器具は、請求項1〜3の何れかに記載の発明の構成に加え、前記電源は電池であり、前記電池が外された場合に、前記電力の供給が停止されることを特徴とする。
請求項1に係る発明のガス器具では、操作部の特定操作が行われた場合に、音声ガイドを行うか否かの現在の設定と異なる設定を記憶制御手段が前記不揮発メモリに記憶する。従って、新たなスイッチ等を設けることなく、音声ガイドを行うか否かの設定を簡単に変更できる。記憶制御手段は、計時手段による計時が開始されてから規定時間経過するまでの間、電源からの電力の供給が維持された場合に、変更される前の設定を不揮発メモリに記憶させ、計時手段による計時が開始されてから規定時間経過するまでの間に電源からの電力の供給が停止した場合に、記憶制御手段により変更され不揮発メモリに記憶された設定が維持されるので、電源の供給の停止のタイミングで音声ガイドを行うか否かの設定を簡単に変更できる。
また、請求項2に係る発明のガス器具では、所定時間内に前記操作部の前記特定操作が所定回数行われた場合に、音声ガイドを行うか否かの現在の設定と異なる設定を前記不揮発メモリに記憶するので、一つの操作部で、ガス器具本来の操作と音声ガイドを行うか否かの現在の設定と異なる設定を前記不揮発メモリに記憶する指示の操作とを行うことができる。また、前記操作部の前記特定操作が所定回数行われた場合に、音声ガイドを行うか否かの現在の設定と異なる設定を前記不揮発メモリに記憶するので、誤操作を防止できる。
また、請求項3に係る発明のガス器具では、通常の温水を出す操作と異なる通水の操作を所定時間内に所定回数検知した場合に、前記記憶制御手段は、音声ガイドを行うか否かの現在の設定と異なる設定を前記不揮発メモリに記憶するので、新たなスイッチ等を設けることなく操作部の特定の操作で音声ガイドを行うか否かの設定を簡単に変更できる。
請求項4に係る発明のガス器具では、電池の抜き取りにより音声ガイドを行うか否かの設定を簡単に変更できる。
湯沸器1の断面図である。 操作ボタン54の正面図である。 湯沸器1の電気的構成を示すブロック図である。 湯沸器1の通常動作時のフローチャートである。 湯沸器1の音声モード切替処理のフローチャートである。
以下、本発明のガス器具の一実施形態である湯沸器1について、図面を参照して説明する。はじめに、図1を参照し、湯沸器1の全体構造について説明する。図1に示すように、湯沸器1は、金属製のケース状の器具(図示外)を備える。この器具内の中段よりやや上側には、ガスを燃焼させるメインバーナ14が設けられている。このメインバーナ14には、連続スパークによってメインバーナ14に点火する点火電極44が設けられ、その点火電極44にはイグナイタ43(図3参照)が接続されている。また点火電極44の隣には、メインバーナ14の炎を検知するためのフレームロッド45が設けられている。そしてメインバーナ14の上方には、メインバーナ14の燃焼排気熱によって伝熱管12aの通水を加熱する熱交換器12が設けられている。
また、図2に示すように器具の湯沸器1の正面には操作部2が設けられ、その操作部2には操作ボタン54(図1及び図2参照)が設けられている。操作ボタン54の周囲の操作部2には、お湯の温度を示す温度メモリ3と、操作ボタン54をこの位置まで回すと水が出ることを示す水マーク4が印刷されている。また、操作部2には、電池寿命やメンテナンス時期や不完全燃焼等を報知するおしらせサインランプ8が設けられている。おしらせサインランプ8は、内部にLED77(図3参照)が設けられ点滅するようになっている。さらに、操作部2の下部には、ガスの量を小から大の間で変更するガス量調節つまみ5が設けられている。
また、器具には、ガスが流入するガス口21と、水が流入する水入口25と、湯が流出する出湯口28とが各々設けられている。そしてガス口21とメインバーナ14との間にはガス管22が接続され、水入口25と熱交換器12の入口との間には給水管16が接続され、出湯口と熱交換器12の出口との間には出湯管18が接続されている。
さらに、給水管16の元には給止水栓20が設けられている。この給止水栓20には、水栓パイロットバルブ26が設けられている。さらに水栓パイロットバルブ26と操作ボタン54との間には、操作ボタン54の操作によって動く連動レバー30,32が介設されている。つまり操作ボタン54が押下されると、連動レバー30,32は水栓パイロットバルブ26を開くように作用する。これにより給水管16に水が流れるようになっている。尚、操作ボタン54を回してのポインタ54aを水マーク4に合わせた場合には、通水管23に水が加熱されずに流れ、出湯口28からは水がそのまま流れ出るようになっている。
他方、ガス管22の元には給ガス栓24が設けられている。この給ガス栓24には、給水管16に水が流れるとそれに連動して開く水圧応動弁34と、点火トラブル等を未然に防止するためのマグネット式のガス電磁弁36と、そのガス電磁弁36を開閉するマグネット開弁機構37と、給ガス栓24内の給ガス流路を操作ボタン54の操作によって開閉するための器具栓38とが各々設けられている。そして水栓パイロットバルブ26と水圧応動弁34とは、突棒40を介して連動するように構成されている。この突棒40には、突棒40の移動に伴ってオン/オフ信号を出力する水流スイッチ50,51が各々設けられている。さらに給ガス栓24の下流側には、供給ガス圧の変動を調整するガスガバナ29が設けられている。
また、メインバーナ14には、メインバーナ14の立ち消え又は酸欠を検知する一次熱電対58が設けられている。また、一次熱電対58には、センシングバーナ53が併設されている。これにより一次熱電対58は、センシングバーナ53の炎により直接加熱される。さらに、熱交換器12には、フィン12bの目詰まりを検知する二次熱電対60が設けられている。二次熱電対60は、熱交換器12の側壁に設けられた開口(図示外)に臨む位置に配置されている。
そして、上記構造を備えた器具内には、湯沸器1の動作を制御するための制御基板62(図3参照)が設けられている。この制御基板62には、一次熱電対58、二次熱電対60(以降、これらをまとめて「熱電対70」という)、水流スイッチ50,51、イグナイタ43、フレームロッド45、ガス電磁弁36等が各々接続されている。つまり熱電対70、水流スイッチ50,51、フレームロッド45の各出力信号に基づいて、イグナイタ43及びガス電磁弁36の駆動が制御される。
次に、図3を参照し、制御基板62の構成について説明する。図3に示すように、制御基板62には、中央演算処理装置としてのCPU71と、各種制御プログラム(図4及び図5参照)、各種データの初期値等を記憶したROM72と、CPU71の演算処理中に発生するデータ等を一時的に記憶するRAM73と、カウンタやパラメータ等を記憶する不揮発性記憶素子であるEEPROM74と、CPU71を駆動するためのクロックを供給する発振子75とが設けられている。また、熱電対70による起電力を検出する熱電対回路78と、イグナイタ43を制御するイグナイタ回路79と、ガス電磁弁36を制御するマグネット駆動回路80と、フレームロッド45からの出力信号を検知するフレームロッド回路82と、熱電対回路78とフレームロッド回路82から出力される検出信号により駆動する安全回路81とが設けられている。また、水流スイッチ50、51が接続されている。また、使用者に対して電池の電力低下やメンテナンスの必要性を報知するためのLED77が設けられている。このLEDは、電池電力低下の際は点灯し、後述の報知の際は点滅する構成を採っている。さらに、これらを駆動するために必要な電力供給する電池76が接続されている。また、CPU71には音声回路6が接続され、当該音声回路6には、音声ガイドを発音するスピーカ7が接続されている。
次に、図4のフローチャートを参照し、湯沸器1の通常時の動作について説明する。本実施形態の湯沸器1は、音声によるガイド機能を備えておりスピーカ7から電気寿命やメンテナンス時期や不完全燃焼を報知する音声によるガイド機能を備えている。尚、音声によるガイド機能は後述する音声ガイドのモードの切替処理により、音声ガイドを行う「音声ガイド有りモード」と音声ガイドを行わない「音声ガイド無しモード」との間でモードの設定が可能になっている。
出湯する場合には、ユーザによって操作ボタン54が押下されると、連動レバー30、32を介して水栓パイロットバルブ26が開かれる。すると、給水管16に水が流れ、その水圧によって突棒40が押されて、水圧応動弁34が開かれる。さらに突棒40に係止されたマグネット開弁機構37によって、ガス電磁弁36が開かれる。これと同時に水流スイッチ50がONされ、マグネット保持電流が流れて励磁されることによってガス電磁弁36が開放状態に保持される(S10)。
他方、器具栓38は操作ボタン54が押下されることによって開かれる。これによって給ガス栓24内の給ガス流路が完全に開かれ、メインバーナ14にガスが供給される。そして突棒40が押されると同時に水流スイッチ51がONされる。そこでイグナイタ43を駆動させ、点火電極44をスパークさせることによってメインバーナ14及びセンシングバーナ53を点火する(S11)。このことにより、燃焼が開始される(S11)。
次に、EEPROM74に記憶されている音声ガイドを行うか否かの設定コードを読み込む(S12)。この設定コードは、音声ガイドを行う音声ガイド有りモードの場合には、設定コードとして「1」がEEPROM74に記憶され、音声ガイドを行わない音声ガイド無しモードの場合には、設定コードとして「0」がEEPROM74に記憶されている。
EEPROM74に設定コードとして「1」が記憶されている、即ち、音声ガイド有りモードの場合には(S13:YES)、音声ガイドを行う(S14)。例えば、電池76の電圧が低下している場合には、電池寿命であることを音声で「電池を交換して下さい」とCPU71が音声回路6を制御してスピーカ7から発音する。また、一連の出湯操作がなされた出湯回数(点火操作回数)が10万回以上である場合には、「メンテナンスを受けて下さい」とスピーカ7から発音する。尚、この時に発音と同時にLED77(おしらせサインランプ8)を点滅することによりユーザに対して報知を行う。
尚、EEPROM74に設定コードとして「0」が記憶されている、即ち、音声ガイド無しモード場合には(S13:NO)、音声ガイドを行わない(S17)。そして、燃焼動作を継続し(S15)、操作ボタン54が再度押下され出湯停止の場合には(S16:YES)、燃焼及び出湯を停止する(S18)。また、操作ボタン54が再度押下されるまでは(S16:NO)、燃焼を継続する。
次に、図5のフローチャートを参照し、音声ガイド有りモードと音声ガイド無しモードとを切り替える音声モード切替処理について説明する。この音声モード切替処理では、最初に、特定操作が行われたか否かが判断される(S21)。特定操作は、通常の点火操作による出湯操作と異なる操作であり、例えば、操作ボタン54を反時計回りに回しポインタ54aを水マーク4に合わせ、30秒以内に10回操作ボタン54を押し下げ、水だけの給水を10回連続使用した場合である。ここで、時間(30秒)は、CPU71内のタイマーにより計時される。尚、この特定操作は上記操作に限られず、通常の出湯操作と異なる所定の操作を予め定めておけばよい。特定操作が行われた場合には(S21:YES)、EEPROM74に記憶されている設定コードが読み込まれる(S22)。特定操作が行われない場合には(S21:NO)、S22からの処理は行われない。
S22の処理で設定コードが読み込まれると、音声ガイド有りモードか否かが判断される(S23)。読み込まれた設定コードが「1」の場合には、音声ガイド有りモードであるので(S23:YES)、EEPROM74に設定コードとして「0」が記憶され、音声ガイド無しが記憶される(S24)。次いで、CPU71の内部タイマーにより計時が開始され(S25)、この時に、LED77(おしらせサインランプ8)が規定時間(例えば、30秒間)点滅する。次いで、当該規定時間内に電池76が抜き取られた場合には(S26:YES)、音声モード切替処理は終了する(S29)。よって、EEPROM74に音声ガイド無しモードが記憶されたままになる(S30)。従って、当初の音声ガイド有りモードが音声ガイド無しモードに切り替えられる。
次いで、前記規定時間内に電池76が抜き取られない場合には(S26:NO、S27:YES)、EEPROM74に設定コードとして「1」が記憶され、音声ガイド有りが記憶される(S28)。従って、当初の音声ガイド有りモードに戻り、音声モード切替処理は終了する。従って、音声ガイドの設定は当初の設定に戻る。尚、S27の判断処理でNOと判断された場合にはS26の判断処理に戻る。
また、S23の判断処理で、EEPROM74から読み込んだ設定コードが「0」であり、当初が音声ガイド無しモードの場合には(S23:NO)、EEPROM74に設定コードとして「1」が記憶され、音声ガイド有りが記憶される(S31)。次いで、CPU71の内部タイマーにより計時が開始され(S32)、この時に、LED77(おしらせサインランプ8)が規定時間(例えば、30秒間)点滅する。ついで、当該規定時間内に電池76が抜き取られた場合には(S33:YES)、音声モード切替処理は終了する(S36)。よって、EEPROM74に音声ガイド有りモードが記憶されたままになる(S37)。従って、当初の音声ガイド無しモードが音声ガイド有りモードに切り替えられる。
次いで、前記規定時間内に電池76が抜き取られない場合には(S33:NO、S34:YES)、EEPROM74に設定コードとして「0」が記憶され、音声ガイド無しが記憶される(S35)。従って、当初の音声ガイド無しモードに戻り、音声モード切替処理は終了する。従って、音声ガイドの設定は当初の設定に戻る。尚、S34の判断処理でNOと判断された場合にはS33の判断処理に戻る。
以上に説明したように、本実施の形態の湯沸器1では、操作ボタン54の特定操作を行い、規定時間内に電池76を抜き取ることで、当初が音声ガイド無しモードの場合には音声ガイド有りモードに切り替えられ、また、当初が音声ガイド有りモードの場合には音声ガイド無しモードに切り替えられる。従って、音声モードの切替は、使用者が水だけの使用を連続10回繰り返すことと、規定時間内に電池76を抜くという簡単な操作をするたけで良く、切替用の専用のスイッチ等を設けることなく、音声ガイドの有無を設定することができる。
以上の発明において、図1に示す湯沸器1が、本発明の「ガス器具」に相当し、図3に示す制御基板62が、本発明の「制御手段」に相当し、図1及び図2に示す操作ボタン54が、本発明の「操作部」に相当し、図3に示す音声回路6及びスピーカ7が、本発明の「音声ガイド手段」に相当し、図3に示すEEPROM74が、本発明の「不揮発メモリ」に相当し、図5のフローチャートのS24,S31の処理を実行するCPU71が、本発明の「記憶制御手段」に相当する。また、図1に示す通水管23が、本発明の「通水管」に相当し、図5のフローチャートのS21のステップを実行するCPU71が、 本発明の「通水操作検知手段」に相当し、図3に示す電池76が、本発明の「電源」に相当し、図5のフローチャートのS25及びS32のステップを実行するCPU71が、 本発明の「計時手段」に相当する。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。上記実施形態においては、特定操作を水のだけ給水連続10回としたが、回数は10回に限られず適宜決定すればよい。また、特定操作は水のだけ給水に限られない。また、電力を供給源としては、電池76に限られず、ACアダプタから供給される直流電源等でもよい。また、規定時間としては、必ずしも30秒に限られず1分等適宜の時間を設定すればよい。
本発明のガス器具は、音声ガイドを行う湯沸器等のガス器具に適用可能である。
1 湯沸器
2 操作部
3 温度メモリ
4 水マーク
5 ガス量調節つまみ
6 アンプ
7 スピーカ
8 おしらせサインランプ
14 メインバーナ
23 通水管
50 水流スイッチ
51 水流スイッチ
54 操作ボタン
54a ポインタ
62 制御基板
71 CPU
74 EEPROM
76 電池

Claims (4)

  1. ガスバーナを備えたガス器具であって、
    当該ガス器具を制御する制御手段と、
    当該ガス器具を操作する操作部と、
    音声ガイドを行う音声ガイド手段と、
    前記音声ガイド手段による音声ガイドを行うか否かの設定を記憶する不揮発メモリと、
    前記操作部の特定操作が行われた場合に、前記不揮発メモリに記憶されていた前記設定が音声ガイドを行う設定の場合には音声ガイドを行わない設定を前記不揮発メモリに記憶させ、前記設定が音声ガイドを行わない設定の場合には音声ガイドを行う設定を前記不揮発メモリに記憶させる記憶制御手段と
    前記制御手段に電力を供給する電源と、
    前記記憶制御手段により現在の設定と異なる設定が前記不揮発メモリに記憶された時からの経過時間を計時する計時手段と
    を備え、
    前記記憶制御手段は、計時手段による計時が開始されてから規定時間経過するまでの間、前記電源からの電力の供給が維持された場合に、変更される前の設定を前記不揮発メモリに記憶させ、
    計時手段による計時が開始されてから規定時間経過するまでの間に前記電源からの電力の供給が停止した場合に、前記記憶制御手段により変更され前記不揮発メモリに記憶された設定が維持され、
    前記制御手段は、前記不揮発メモリに記憶された設定に基づいて前記音声ガイド手段を制御することを特徴とするガス器具。
  2. 前記記憶制御手段は、所定時間内に前記操作部の前記特定操作が所定回数行われた場合に、前記不揮発メモリに記憶されていた前記設定が音声ガイドを行う設定の場合には音声ガイドを行わない設定を前記不揮発メモリに記憶させ、前記設定が音声ガイドを行わない設定の場合には音声ガイドを行う設定を前記不揮発メモリに記憶させることを特徴とする請求項1に記載のガス器具。
  3. 内部に水が通水する通水管と、当該通水管内に水を流す通水操作がなされたか否かを検知する通水操作検知手段を備え、
    前記特定操作は、前記通水操作であり、
    前記通水操作検知手段が前記通水操作を所定時間内に所定回数検知した場合に、前記記憶制御手段は、前記不揮発メモリに記憶されていた前記設定が音声ガイドを行う設定の場合には音声ガイドを行わない設定を前記不揮発メモリに記憶させ、前記設定が音声ガイドを行わない設定の場合には音声ガイドを行う設定を前記不揮発メモリに記憶することを特徴とする請求項1又は2に記載のガス器具。
  4. 前記電源は電池であり、
    記電池が外された場合に、前記電力の供給が停止されることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のガス器具。
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