JP6101180B2 - 給湯装置 - Google Patents

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本発明は、バーナの給排気通路の閉塞検知を行う給湯装置に関する。
従来より、給排気通路を介して、燃焼ファンによりバーナに燃焼用空気を供給すると共にバーナの燃焼排ガスを排出する給湯装置において、バーナの点火前に給排気通路の閉塞の有無を判断し、閉塞が生じているときには給湯運転を禁止するようにした構成が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1に記載された給湯装置においては、バーナの点火を開始する時に給排気通路の閉塞の有無を判断している。また、特許文献2に記載された給湯装置においては、バーナの燃焼中に給排気通路の閉塞の有無を判断し、閉塞が生じていないときには、次回のバーナ点火開始時の閉塞の有無の判断を省略するようにしている。
特開平7−151325号公報 特開平8−247452号公報
特許文献1に記載された給湯装置においては、バーナの点火を開始する時に給排気通路の閉塞の有無を判断している。そのため、この判断に要する時間分だけ、使用者が給湯栓を開けて給湯装置への給水が開始されてから、この給水の検出によりバーナに点火されて給湯栓から出湯されるまでの待ち時間が長くなるという不都合がある。
それに対して、特許文献2に記載された給湯装置においては、バーナの燃焼中に給排気通路の閉塞が検知されなかったときには、次回のバーナ点火時の給排気通路の閉塞の有無の判断は行われないので、給湯栓から出湯されるまでの待ち時間を短縮することができる。しかし、この場合には、前回のバーナ燃焼時からの経過時間が長くなったときに、経過時間中に給排気通路の閉塞が生じて、次回の給湯開始時に給排気通路の閉塞が生じた状態でバーナの点火処理が行われてしまうおそれがある。
本発明は上記背景に鑑みてなされたものであり、給湯開始までの待ち時間が長くなることを防止すると共に、給排気通路の閉塞が生じた状態でバーナに点火されることを防止した給湯装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、本発明の給湯装置は、
バーナと、
給排気通路を介して、前記バーナに燃焼用空気を供給すると共に、前記バーナの燃焼排ガスを排出する燃焼ファンと、
給水管及び出湯管に接続されて、給水管から供給される水を前記バーナにより加熱して前記出湯管に出湯する熱交換器と、
前記熱交換器への給水を検出する給水センサと、
前記給水センサにより前記熱交換器への給水が検出されているときに、前記バーナを燃焼させて前記出湯管に出湯する給湯運転を実行する給湯制御部とを備えている。
そして、本発明の第1の態様の給湯装置は、
前記給湯制御部による前記給湯運転の実行が許可される運転モードと、前記給湯制御部による前記給湯運転の実行が禁止される待機モードとの切替えを指示するための運転スイッチと、
前記運転スイッチの操作に応じて、前記運転モードと前記待機モードとを切替えるモード切替部と、
前記運転スイッチにより前記待機モードから前記運転モードへの切替えが指示された時に、前記給水センサにより前記熱交換器への給水が検出される前に前記給排気通路の閉塞の有無を判断し、前記給排気通路の閉塞を検知したときには、前記バーナの点火を禁止するか又は報知を行う閉塞検知部と
を備えたことを特徴とする。
かかる本発明によれば、使用者が前記運転スイッチにより前記待機モードから前記運転モードへの切替えを指示したときは、使用者が湯を使用するために前記運転スイッチを操作したと想定されるため、その後直ぐに使用者が湯の使用を開始する可能性が高い。
そこで、前記運転スイッチにより前記待機モードから前記運転モードへの切替えが指示された時に、前記閉塞検知部による前記給排気通路の閉塞の有無を判断することによって、前記バーナに点火されて前記給湯運転が開始される直前に前記給排気通路の閉塞の有無を判断することができる。そして、この場合には、前記バーナに点火する時の前記給排気通路の閉塞の有無の判断を省略することができるため、前記給水センサにより前記熱交換器への給水が検出されてから、前記出湯管に湯が供給されるまでの待ち時間が長くなることを防止することができる。
次に、本発明の第2の態様の給湯装置は、
前記給湯制御部による前記給湯運転の実行が許可される運転モードと、前記給湯制御部による前記給湯運転の実行が禁止される待機モードとの切替えを指示するための運転スイッチと、
前記運転スイッチの操作に応じて、前記運転モードと前記待機モードとを切替えるモード切替部と、
前記待機モードにおいて、前記給水センサにより前記熱交換器への給水が検出されない状態から給水が検出される状態に切り替わった時に、前記給湯運転が禁止された状態で前記給排気通路の閉塞の有無を判断し、前記給排気通路の閉塞を検知したときには、前記バーナの点火を禁止するか又は報知を行う閉塞検知部と
を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、前記待機モードにおいて、前記給水センサにより前記熱交換器への給水が検出されない状態から給水が検出される状態に切り替わったときは、使用者が前記運転スイッチによる前記待機モードから前記運転モードへの切替え操作を忘れて、湯を使用していると想定される。そのため、この切替え操作を忘れていることに気付いた使用者が、前記運転スイッチを操作して前記運転モードとし、湯の使用が開始される可能性が高いと考えられる。
そこで、この場合に、前記閉塞検知部による前記給排気通路の閉塞の有無を判断することによって、前記バーナに点火されて前記給湯運転が開始される直前に前記給排気通路の閉塞の有無を判断することができる。そして、この場合には、前記バーナに点火する時の前記給排気通路の閉塞の有無の判断を省略することができるため、前記給水センサによる前記熱交換器への給水が検出されてから、前記出湯管に湯が供給されるまでの待ち時間が長くなることを防止することができる。
次に、本発明の第3の態様の給湯装置は、
前記バーナを燃焼させて前記出湯管に出湯する給湯運転の実行条件を設定するための設定スイッチと、
前記給水センサにより前記熱交換器への給水が検出されているときに、前記設定スイッチの操作に応じた実行条件により前記給湯運転を実行する給湯制御部と、
前記給湯運転が停止した状態で前記設定スイッチが操作された時に、前記給排気通路の閉塞の有無を判断し、前記給排気通路の閉塞を検知したときには、前記バーナの点火を禁止するか又は報知を行う閉塞検知部と
を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、前記給湯運転が停止した状態で前記設定スイッチが操作されたときには、使用者が、湯の使用を開始する時に前記給湯運転の条件(給湯温度等)を変更したと想定される。そのため、前記設定スイッチが操作された直後に湯の使用が開始される可能性が高いと考えられる。
そこで、この場合に、前記閉塞検知部による前記給排気通路の閉塞の有無を判断することによって、前記バーナに点火されて前記給湯運転が開始される直前に前記給排気通路の閉塞の有無を判断することができる。そして、この場合には、前記バーナに点火する時の前記給排気通路の閉塞の有無の判断を省略することができるため、前記給水センサにより前記熱交換器への給水が検出されてから、前記出湯管に湯が供給されるまでの待ち時間が長くなることを防止することができる。
次に、本発明の第4の態様の給湯装置は、
計時部と、
前記給湯運転が停止した状態で、前記計時部による計時時刻が、前記給湯運転が実行される可能性が高い時間帯として設定された特定時間帯外から該特定時間帯内に移行した時に、前記給排気通路の閉塞の有無を判断し、前記給排気通路の閉塞を検知したときには、前記バーナの点火を禁止するか又は報知を行う閉塞検知部と
を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、前記計時部による計時時刻が、前記特定時間帯外から前記特定時間帯内に移行した時には、使用者が湯の使用を開始する可能性が高くなる。そこで、この場合に前記給排気通路の閉塞の有無を判断することによって、前記バーナに点火される直前に前記給排気通路の閉塞の有無を判断することができる。そして、この場合には、前記バーナに点火する時の前記給排気通路の閉塞の有無の判断を省略することができるため、前記給水センサにより前記熱交換器への給水が検出されてから、前記出湯管に湯が供給されるまでの待ち時間が長くなることを防止することができる。
給湯装置の構成図。 待機モードにおける閉塞検知処理の第1のフローチャート。 待機モードにおける閉塞検知処理の第2のフローチャート。 運転モードにおける閉塞検知処理のフローチャート。
本発明の実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
図1を参照して、本実施形態の給湯装置1は、バーナ3とバーナ3の上方に配置された熱交換器4とを収容した缶体2、熱交換器4の入口(上流側の接続口)に接続された給水管5、熱交換器4の出口(下流側の接続口)に接続された出湯管6、バーナ3に燃料ガスを供給するガス供給路8、バーナ3に燃焼用空気を供給すると共にバーナ3の燃焼排ガスを排出する燃焼ファン14、給湯装置1の全体的な作動を制御するコントローラ23、及び、給湯装置1を遠隔操作するためのリモコン24を備えている。
熱交換器4は、多数の吸熱フィン4aと吸熱フィン4aを貫通した吸熱管4bとを有している。そして、上水道(図示しない)から給水管5に供給される水が熱交換器4においてバーナ3の燃焼排ガスとの熱交換により加熱されて出湯管6に送出され、給湯栓7から出湯される。
バーナ3は、10本の単位バーナ30を有する大バーナブロック3aと、5本の単位バーナ30を有する小バーナブロック3bとにより燃焼範囲が区画され、各バーナブロック3a,3bの燃焼と消火を個別切替えが可能に構成されている。具体的には、大能力(大バーナブロック3a:燃焼、小バーナブロック3b:燃焼)、中能力(大バーナブロック3a:燃焼、小バーナブロック3b:消火)、小能力(大バーナブロック3a:消火、小バーナブロック3b:燃焼)、という3段階にバーナ3の燃焼範囲が切替えられる。
ガス供給路8には、上流側からガス元弁9とガス比例弁10が設けられている。また、ガス供給路8から分岐した大バーナ分岐路31には大バーナ切替弁32が設けられ、ガス供給路8から分岐した小バーナ分岐路33には小バーナ切替弁34が設けられている。バーナ3の燃焼量は、大バーナ切替弁32及び小バーナ切替弁34の開閉の切替えとガス比例弁10の開度調節により制御される。
バーナ3の燃焼排ガスは、熱交換器4での熱交換が行われた後に、缶体2の上端部から排気筒12を経由して屋外に排出される。排気筒12は給気筒13で囲われており、給気筒13は、燃焼ファン14の吸気口に連通した吸込みダクト15に接続されている。燃焼ファン14の作動により、外気が給気筒13と吸込みダクト15と燃焼ファン14とを介して缶体2内に燃焼用空気として供給される。
給気筒13から吸込みダクト15と燃焼ファン14を介して缶体2に至る経路と、缶体2から排気筒12を介して屋外に至る経路は、本発明の給排気通路に相当する。
給水管5と出湯管6は、熱交換器4をバイパスするバイパス管16により連通されている。給水管5のバイパス管16との接続箇所の上流側には、給水管5を流通する水の流量を検出する流量センサ17(本発明の給水センサに相当する)と、給水管5の開度を変更する流量調節弁18とが設けられている。また、給水管5のバイパス管16との接続箇所の下流側には、熱交換器4に供給される水の温度を検出する給水温度センサ19が設けられている。
出湯管6のバイパス管16との接続箇所の上流側には、熱交換器4の出口付近の湯水の温度を検出する熱交出口温度センサ20が設けられている。また、出湯管6のバイパス管16との接続箇所の下流側には、出湯管6から給湯栓7に供給される湯水の温度を検出する給湯温度センサ21が設けられている。
バイパス管16には、バイパス管16の開度を変更して、熱交換器4側に流れる湯水の流量に対するバイパス管16側に流れる湯水の流量の割合(バイパス比)を調節するためのバイパス流量調節弁22が設けられている。燃焼ファン14には、燃焼ファン14の回転速度を検出する回転速度センサ25が設けられている。
コントローラ23は、図示しないCPU,メモリ等により構成された電子回路ユニットであり、コントローラ23には、流量センサ17、給水温度センサ19、熱交出口温度センサ20、給湯温度センサ21、及び回転速度センサ25の各検出信号が入力される。また、コントローラ23から出力される制御信号によって、ガス元弁9、ガス比例弁10、大バーナ切替弁32、小バーナ切替弁34、燃焼ファン14、流量調節弁18、及びバイパス流量調節弁22の作動が制御される。さらに、コントローラ23には、給湯装置1を遠隔操作するためのリモコン24が接続されている。
リモコン24は、給湯装置1の作動状態等を表示する表示器70、給湯装置1を後述する運転モードと待機モードに切り替えるための運転スイッチ71、及び目標給湯温度等の給湯運転の実行条件を設定するためのUPスイッチ72,DOWNスイッチ73(本発明の設定スイッチに相当する)等を備えている。
コントローラ23は、メモリに保持された給湯装置1の制御用プログラムをCPUで実行することによって、給湯制御部60、モード切替部61、閉塞検知部62、及び計時部63として機能する。
給湯制御部60は、給湯栓7が開栓状態となって上水道から給水管5への給水により、流量センサ17の検出流量が最低動作流量以上になったとき(本発明の熱交換器への給水が検出されているときに相当する)にバーナ3に点火し、給湯温度センサ21の検出温度Tsがリモコン24により設定された目標給湯温度と一致するように、燃焼ファン14、ガス比例弁10、大バーナ切替弁32、及び、小バーナ切替弁34の作動を制御して、バーナ3の燃焼量を調節すると共に、バイパス流量調節弁22の開度を調節する給湯運転を実行する。
また、バーナ3の燃焼量を最大にしても、給湯温度センサ21の検出温度Tbが目標給湯温度に達しないときには、給湯制御部60は、流量調節弁18により給水管5の通水流量を減少させる。
モード切替部61は、使用者による運転スイッチ71の操作に応じて、給湯制御部60による給湯運転の実行を許可する運転モードと、給湯制御部60による給湯運転の実行を禁止する待機モードとに切り替える。
運転モードにおいては、使用者が給湯栓7を開栓すると給水管への給水に応じて給湯運転が実行され、給湯栓7から湯が出湯されるが、待機モードにおいては、使用者が給湯栓を開栓しても給湯運転は実行されないため、給水管に供給される水がそのまま給湯栓7から出水される。
運転モードにおいて、給湯制御部60は、リモコン24の表示器70に、目標給湯温度、バーナ3の燃焼状況(燃焼中/燃焼停止中)等を表示し、UPスイッチ72及びDOWNスイッチ73等の操作に応じて、給湯装置1の目標給湯温度等を変更する。一方、待機モードにおいては、表示器70は消灯状態となり、運転スイッチ71以外のスイッチ操作は受け付けられない。
閉塞検知部62は、給排気通路(給気筒13から吸込みダクト15と燃焼ファン14を介して缶体2に至る経路と、缶体2から排気筒12を介して屋外に至る経路)の閉塞が生じている状態でのバーナの燃焼を禁止するための処理を実行する。
計時部63は、コントローラ23に備えられた発振器(図示しない)から出力されるクロック信号を計数して現在時刻を計時する。なお、リモコン24に備えられた発振器から出力されるクロック信号を計数して現在時刻を計時してもよい。或いは、コントローラ23が通信機能を有する場合には、外部機器との通信により現在時刻を取得する構成としてもよい。
以下、図2〜図4に示したフローチャートに従って、給湯制御部60、モード切替部61、及び閉塞検知部62による処理について説明する。
図2のSTEP1〜STEP3は閉塞検知部62による処理である。閉塞検知部62は待機モードにおいてSTEP1〜STEP2のループを実行し、STEP1で運転スイッチが操作されたとき(待機モードから運転モードへの切替えが指示されたとき)に図3のSTEP30に分岐し、STEP2で流量センサ17によりに最低動作流量以上の流水が検出されたときにSTEP3に進む。
STEP3で、閉塞検知部62は閉塞検知処理を実行する。具体的には、閉塞検知部62は、燃焼ファン14への通電量(燃焼ファン14の駆動モータへの通電量)を、回転速度センサ25による検出回転速度が所定の閉塞検知用回転速度となるように制御したときの、燃焼ファン14への通電量を検出する。そして、燃焼ファン14への通電量が予め設定された正常範囲よりも少なくなっているときに、閉塞検知部62は給排気通路の閉塞が生じていると判断する。
続くSTEP4〜STEP5はモード切替部61による処理である。STEP4で運転スイッチ71が操作されたときにSTEP5に進み、モード切替部61は待機モードから運転モードに切り替える。
次のSTEP6及びSTEP6から分岐したSTEP20は、閉塞検知部62による処理である。閉塞検知部62がSTEP3で給排気通路の閉塞を検知したときは、STEP6からSTEP20に分岐する。STEP20で、閉塞検知部62は、リモコン24の表示器70にエラー表示(例えば、給排気通路の閉塞が生じていることを示すエラーコードの表示等、本発明の報知に相当する)をする。
この場合は、後述する給湯制御部60による給湯運転は実行されないため、給排気通路の閉塞が生じている状態で、バーナ3が燃焼することが禁止される。
一方、閉塞検知部62がSTEP3で給排気通路の閉塞を検知しなかったときには、STEP6からSTEP7に進む。STEP7で、給湯制御部60は、流量センサ17による検出流量が最低動作流量以上であるときに、バーナ3を燃焼させて給湯運転を実行する。
図3のSTEP30はモード切替部61による処理である。モード切替部61は、図2のSTEP1における運転スイッチ71の操作に応じて、待機モードから運転モードに切り替える。続くSTEP31〜STEP32及びSTEP32から分岐したSTEP40は、閉塞検知部62による処理である。
STEP31で、閉塞検知部62は、上述したSTEP3と同様に閉塞検知処理を実行する。閉塞検知処理により給排気通路の閉塞が生じていると判断したときは、次のSTEP32からSTEP40に分岐し、閉塞検知部62は、リモコン24の表示器70にエラー表示(給排気通路の閉塞が生じていることを示すエラーコードの表示等)をする。
この場合は、給湯制御部60による給湯運転は実行されないため、給排気通路の閉塞が生じている状態で、バーナ3が燃焼することが禁止される。
一方、閉塞検知部62により給排気通路の閉塞が生じていないと判断されたときには、STEP32からSTEP33に進む。STEP33は給湯制御部60による処理である。STEP33で、給湯制御部60は、流量センサ17による検出流量が最低動作流量以上であるときに、バーナ3を燃焼させて給湯運転を実行する。
次に、図4は、運転モードにおいて給排気通路の閉塞の有無を判断する処理のフローチャートである。STEP50〜STEP54及びSTEP54から分岐したSTEP60は、閉塞検知部62による処理である。
閉塞検知部62は、STEP50〜STEP52のループにより、STEP50で給湯運転が停止中であり、且つSTEP51で、計時部63により計時されている時刻が、予め設定された特定時間帯外から特定時間内に移行したとき、又はSTEP52で、UPスイッチ72等の設定スイッチが操作されたときにSTEP53に進む。
ここで、特定時間帯は、使用者が湯を使用する可能性が高い時間帯を想定して設定されたものであり、例えば、使用者が洗面をすると想定される午前7時前後(午前6時〜8時等)や、使用者が調理や入浴をすると想定される夕方から就寝時(午後6時〜11時等)に設定される。
STEP53で閉塞検知部62は閉塞検知処理を実行する。そして、給排気通路の閉塞が生じていると判断されたときは、続くSTEP54からSTEP60に分岐する。STEP60で、閉塞検知部62は、リモコン24の表示器70にエラー表示をする。
この場合は、給湯制御部60による給湯運転は実行されないため、給排気通路の閉塞が生じている状態で、バーナ3が燃焼することが禁止される。
一方、給排気通路の閉塞が生じていないと判断されたときは、STEP54からSTEP55に進む。STEP55は給湯制御部60による処理である。STEP55で、給湯制御部60は、流量センサ17による検出流量が最低動作流量以上であるときに、バーナ3を燃焼させて給湯運転を実行する。
図2〜図4に示したフローチャートによる処理によって、(1)待機モードにおいて運転スイッチが操作された時(図2のSTEP1)、(2)待機モードにおいて流量センサ17の検出流量が最低動作流量以上になった時(図2のSTEP2)、(3)運転モードにおいて、給湯運転の停止中に、計時部63による計時時刻が特定時間外から特定時間内に移行した時(図4のSTEP51)、及び(4)運転モードにおいて、給湯運転の停止中に、設定スイッチが操作された時(図4のSTEP52)に、閉塞検知部62により給排気通路の閉塞の有無が判断される。
ここで、上記(1)〜(4)の状況になった時は、使用者がその後直ぐに湯の使用を開始する可能性が高いと考えられる。そこで、上記(1)〜(4)の状況になった時に、閉塞検知部62により閉塞検知処理を実行することにより、給湯運転の開始に伴ってバーナ3に点火される直前に、予め給排気通路の閉塞が生じているか否かを判断することができる。
そのため、給湯制御部60が給湯運転を開始するときには、バーナ3に点火する際の給排気通路の閉塞の有無の判断を省略することができる。このように、バーナ3に点火する際の給排気通路の閉塞の有無の判断を省略することにより、使用者が給湯栓7を開栓してから、湯が供給されるまでの待ち時間が長くなることを防止することができる。
また、上記(1)〜(4)のタイミングにより、バーナ3に点火される直前に給排気通路の閉塞の有無を判断するので、閉塞の有無を判断した時からバーナ3に点火される時までの間に、給排気通路の閉塞が生じる可能性は低い。
なお、本実施形態では、図4に示したフローチャートにより、運転モードにおいて、給湯運転の停止中に、計時部63による計時時刻が特定時間帯外から特定時間帯内に移行した時、及び設定スイッチが操作された時に、閉塞検知処理を行ったが、待機モードにおいても、同様に閉塞検知処理を行ってもよい。
また、本実施形態では、上記(1),(2),(3),(4)という4つのタイミングで閉塞検知処理を実行したが、少なくとも(1)又は(2)のタイミングで閉塞検知処理を実行することで、本発明の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、ガスを燃料とするバーナ3を備えた給湯装置を示したが、石油等の他の種類の燃料を用いるバーナを備えた給湯装置に対しても、本発明の適用が可能である。
1…給湯装置、3…バーナ、4…熱交換器、5…給水管、6…出湯管、19…給水温度センサ、20…熱交出口温度センサ、21…給湯温度センサ、23…コントローラ、25…回転速度センサ、60…給湯制御部、61…モード切替部、62…閉塞検知部、63…計時部、70…リモコン、71…運転スイッチ、72…UPスイッチ(設定スイッチ)、73…DOWNスイッチ(設定スイッチ)。

Claims (4)

  1. バーナと、
    給排気通路を介して、前記バーナに燃焼用空気を供給すると共に、前記バーナの燃焼排ガスを排出する燃焼ファンと、
    給水管及び出湯管に接続されて、給水管から供給される水を前記バーナにより加熱して前記出湯管に出湯する熱交換器と、
    前記熱交換器への給水を検出する給水センサと、
    前記給水センサにより前記熱交換器への給水が検出されているときに、前記バーナを燃焼させて前記出湯管に出湯する給湯運転を実行する給湯制御部と、
    前記給湯制御部による前記給湯運転の実行が許可される運転モードと、前記給湯制御部による前記給湯運転の実行が禁止される待機モードとの切替えを指示するための運転スイッチと、
    前記運転スイッチの操作に応じて、前記運転モードと前記待機モードとを切替えるモード切替部と、
    前記運転スイッチにより前記待機モードから前記運転モードへの切替えが指示された時に、前記給水センサにより前記熱交換器への給水が検出される前に前記給排気通路の閉塞の有無を判断し、前記給排気通路の閉塞を検知したときには、前記バーナの点火を禁止するか又は報知を行う閉塞検知部と
    を備えたことを特徴とする給湯装置。
  2. バーナと、
    給排気通路を介して、前記バーナに燃焼用空気を供給すると共に、前記バーナの燃焼排ガスを排出する燃焼ファンと、
    給水管及び出湯管に接続されて、給水管から供給される水を前記バーナにより加熱して前記出湯管に出湯する熱交換器と、
    前記熱交換器への給水を検出する給水センサと、
    前記給水センサにより前記熱交換器への給水が検出されているときに、前記バーナを燃焼させて前記出湯管に出湯する給湯運転を実行する給湯制御部と、
    前記給湯制御部による前記給湯運転の実行が許可される運転モードと、前記給湯制御部による前記給湯運転の実行が禁止される待機モードとの切替えを指示するための運転スイッチと、
    前記運転スイッチの操作に応じて、前記運転モードと前記待機モードとを切替えるモード切替部と、
    前記待機モードにおいて、前記給水センサにより前記熱交換器への給水が検出されない状態から給水が検出される状態に切り替わった時に、前記給湯運転が禁止された状態で前記給排気通路の閉塞の有無を判断し、前記給排気通路の閉塞を検知したときには、前記バーナの点火を禁止するか又は報知を行う閉塞検知部と
    を備えたことを特徴とする給湯装置。
  3. バーナと、
    給排気通路を介して、前記バーナに燃焼用空気を供給すると共に、前記バーナの燃焼排ガスを排出する燃焼ファンと、
    給水管及び出湯管に接続されて、給水管から供給される水を前記バーナにより加熱して前記出湯管に出湯する熱交換器と、
    前記熱交換器への給水を検出する給水センサと、
    前記バーナを燃焼させて前記出湯管に出湯する給湯運転の実行条件を設定するための設定スイッチと、
    前記給水センサにより前記熱交換器への給水が検出されているときに、前記設定スイッチの操作に応じた実行条件により前記給湯運転を実行する給湯制御部と、
    前記給湯運転が停止した状態で前記設定スイッチが操作された時に、前記給排気通路の閉塞の有無を判断し、前記給排気通路の閉塞を検知したときには、前記バーナの点火を禁止するか又は報知を行う閉塞検知部と
    を備えたことを特徴とする給湯装置。
  4. バーナと、
    給排気通路を介して、前記バーナに燃焼用空気を供給すると共に、前記バーナの燃焼排ガスを排出する燃焼ファンと、
    給水管及び出湯管に接続されて、給水管から供給される水を前記バーナにより加熱して前記出湯管に出湯する熱交換器と、
    前記熱交換器への給水を検出する給水センサと、
    前記給水センサにより前記熱交換器への給水が検出されているときに、前記バーナを燃焼させて前記出湯管に出湯する給湯運転を実行する給湯制御部と、
    計時部と、
    前記給湯運転が停止した状態で、前記計時部による計時時刻が、前記給湯運転が実行される可能性が高い時間帯として設定された特定時間帯外から該特定時間帯内に移行した時に、前記給排気通路の閉塞の有無を判断し、前記給排気通路の閉塞を検知したときには、前記バーナの点火を禁止するか又は報知を行う閉塞検知部と
    を備えたことを特徴とする給湯装置。
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