JP3860360B2 - 燃焼装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスコンロ、グリル装置等の燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ガスコンロ、グリル装置等の燃焼装置では、ガスコンロの筐体や、グリル装置の庫内等、燃焼運転中に加熱される所定の被加熱部の温度が所定の過熱判定温度以上の温度になると、該燃焼装置に備えられた各種電子機器の故障の回避や、安全性の確保等のために、燃焼運転を自動的に(強制的に)停止させる過熱防止手段を備えたものが一般に知られている。
【0003】
この種の過熱防止手段は、例えば次のように構成されている。
【0004】
すなわち、例えば、前記被加熱部の近傍に前記過熱判定温度以上の温度でOFFするバイメタルスイッチを配置すると共に、このバイメタルスイッチをバーナへの燃料供給路に設けた電磁弁の通電線に接続する。そして、このバイメタルスイッチが、上記過熱判定温度以上の温度でOFFすることで、電磁弁への通電(電磁弁を開弁保持するための電流)を遮断して該電磁弁を閉弁させ、これによりバーナの燃焼運転を停止させる。
【0005】
あるいは、上記被加熱部の温度をサーミスタ等の温度センサにより直接的に検出し、その検出温度を前記電磁弁の動作制御等を担うマイクロコンピュータ等の制御回路に入力する。そして、その検出温度が上記過熱判定温度以上になったときに、上記制御回路により電磁弁への通電を強制的に遮断せしめて該電磁弁を閉弁させ、バーナの燃焼運転を停止させる。
【0006】
ところで、このような過熱防止手段を備えた燃焼装置では、該過熱防止手段による燃焼運転の停止が行われた後に、前記被加熱部の温度がある程度低下すれば、燃焼運転を再開することが可能な状態となる。従って、過熱防止手段による燃焼運転の停止が行われたときには、使用者にその旨を報知することが望まれる。これにより、使用者は、被加熱部の過熱状態によって、燃焼運転が停止したことを認識することが可能となる。
【0007】
しかるに、このような報知だけでは、使用者は、燃焼装置の燃焼運転をいつから再開することができるのかが判らない。このため、使用者は、過熱防止手段による燃焼運転の停止が行われた後、正常な燃焼運転を行うことができるようになるまでに、試行錯誤的に燃焼装置の運転開始操作(バーナの点火操作)を何度も繰り返したり、場合によっては、燃焼装置の故障と誤認して、業者に修理依頼をしてしまうというような不都合があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、過熱防止手段による燃焼装置の燃焼運転の停止に際しての燃焼装置の作動処理を的確に行い、使用勝手や操作性に優れた燃焼装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の燃焼装置はかかる目的を達成するために、バーナの燃焼運転中に加熱される所定の被加熱部の温度を監視し、該温度が所定の過熱判定温度以上になったとき、前記バーナの燃焼運転を停止せしめる過熱防止手段と、前記バーナの点火/消火用の操作子とを備えた燃焼装置において、前記過熱防止手段によるバーナの燃焼運転の停止が行われたとき、その旨を報知する第1報知手段と、前記過熱防止手段によるバーナの燃焼運転の停止後、前記被加熱部の温度が燃焼運転を再開可能な温度としてあらかじめ定めた所定の再運転可能温度以下に低下したとき、その旨を報知する第2報知手段と、前記第1及び第2報知手段を含む前記燃焼装置の電子機器への動作用電源を供給する電池と、前記点火/消火用の操作子の点火/消火操作に連動して、前記電池から前記電子機器への動作用電源の供給をON/OFFする主電源スイッチと、前記過熱防止手段によるバーナの燃焼運転の停止が行なわれたとき、前記点火/消火用の操作子の消火側への操作により前記主電源スイッチがOFF操作された後も、少なくとも前記第2報知手段への動作用電源を該主電源スイッチを介さずに前記電池から該第2報知手段に供給せしめる補助給電手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
かかる本発明によれば、前記過熱防止手段によるバーナの燃焼運転の停止が行われたときには、前記第1報知手段によって、その旨が報知されることで、使用者は、前記被加熱部が過熱状態となって燃焼運転が停止されたことを認識することができる。そして、使用者がこのような認識をした上で、前記被加熱部の温度が前記再運転可能温度以下に低下し、バーナの燃焼運転を再開することが可能になったときには、その旨が前記第2報知手段により報知される。このため、使用者は、第2報知手段による報知前に、燃焼装置の運転再開操作を試行錯誤的に繰り返したりすることなく、バーナの燃焼運転を再開することが可能となったときには、その状態を認識することができる。
【0011】
従って、本発明によれば、過熱防止手段による燃焼装置の燃焼運転の停止に際しての燃焼装置の作動処理を的確に行い、使用勝手や操作性に優れた燃焼装置を提供できる。
【0012】
尚、前記第1及び第2報知手段による具体的な報知形態としては、ランプの点灯や点滅、あるいは消灯、ブザーの鳴動、LED表示器や液晶表示器による表示、音声等による報知等が挙げられる。
【0013】
また、前記再運転可能温度は、前記過熱判定温度よりも低く設定することが好ましい。
【0016】
また、本発明の燃焼装置では、その電子機器(電磁弁や電子回路)の全体の動作用電源をON/OFFするための主電源スイッチは、使用者が燃焼装置の燃焼運転を開始させたり(バーナの点火動作を開始させる)、燃焼運転を終了する(バーナを消火する)ための点火/消火用の操作子と連動している。
【0017】
そして、前記過熱防止手段によって燃焼運転が自動的に停止された場合には、燃焼運転を再開するための必要性から、基本的には、該点火/消火用の操作子を一旦、消火側に操作することで、該主電源スイッチがOFF操作される。
【0018】
この場合、前記第1及び第2報知手段への動作用電源の給電を、他の電子機器への給電と同様に上記主電源スイッチのみを介して行うようにすると次のような不都合を生じる。すなわち、主電源スイッチのOFF操作が、前記第2報知手段による報知後に行われる場合には支障はないが、該第2報知手段による報知前に主電源スイッチがOFF操作された場合には、該第2報知手段にその動作用電源が供給されず、該第2報知手段による報知を行うことができなくなる。
【0019】
そこで、本発明では、前記過熱防止手段によるバーナの燃焼運転の停止が行われたとき、該主電源スイッチがOFF操作された後も、少なくとも前記第2報知手段の動作用電源を該主電源スイッチを介さずに前記電池から該第2報知手段に供給せしめる補助給電手段を備える。
【0020】
これにより、過熱防止手段による燃焼運転の停止後、第2報知手段による報知前に前記主電源スイッチがOFF操作された場合であっても、該第2報知手段は、前記被加熱部の温度が再運転可能温度以下に低下し、燃焼運転を再開することが可能になったときに、その旨の報知を確実に行うことができる。
かかる本発明では、前記第1報知手段と第2報知手段とは、各別の報知器(ランプやブザー等)による報知を行うようにしてもよいが、好ましくは、共通の報知器を互いに異なる形態で動作させることによりそれぞれの報知を行う。このようにすることで、第1報知手段及び第2報知手段の部品点数を削減し、燃焼装置のコスト低減を図ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図1及び図2を参照して説明する。
【0022】
図1を参照して、本実施形態の燃焼装置はグリル付ガスコンロであり、図中、1はコンロバーナ、2はグリルバーナ、3,4はそれぞれコンロバーナ1及びグリルバーナ2の点火/消火操作を行うためのコンロ用点火/消火ボタン及びグリル用点火/消火ボタンである。コンロバーナ1は、本実施形態のグリル付ガスコンロの本体ケース(図示省略)の上面部(天板部)に配置され、グリルバーナ2は該本体ケース内に形成されたグリル庫5に配置されている。また、点火/消火ボタン3,4は本体ケースの前面部に配置されている。
【0023】
コンロバーナ1には、電磁弁6を備えるガス供給管7を介して燃料ガスが供給され、グリルバーナ2には、電磁弁8を備えるガス供給管9を介して燃料ガスが供給される。尚、図示を省略するが、ガス供給管7,9には、それぞれ使用者による手動操作が可能なガス量調節弁も備えられている。
【0024】
また、本実施形態のグリル付ガスコンロには、コンロバーナ1の燃焼運転中に加熱される被加熱部としての本体ケースの上面部(天板)の温度を検出する温度センサ10と、グリルバーナ2の燃焼運転中に加熱される被加熱部としてのグリル庫5内の温度を検出する温度センサ11と、後述の報知を行うための報知器としての報知ランプ12,13及び報知ブザー14と、電池15を動作用電源として前記電磁弁6,8や報知ランプ12,13、報知ブザー14等の動作制御を行う制御回路ユニット16とが備えられている。
【0025】
制御回路ユニット16は、点火/消火ボタン3,4のそれぞれの点火/消火操作に連動してON/OFFする主電源スイッチとしてのマイクロスイッチ17,18を介して電池15に接続され、基本的には、これらのマイクロスイッチ17,18のいずれかがON操作されたときに、動作用電源が電池15から供給されるようになっている。
【0026】
尚、図1中、19,20はそれぞれコンロバーナ1用、グリルバーナ2用の点火電極、21はこれらの点火電極19,20に火花放電を生ぜしめるイグナイタである。
【0027】
前記制御回路ユニット16を図2を参照してさらに詳説する。
【0028】
この制御回路ユニット16は、CPU、RAM、ROMにより構成されたマイクロコンピュータ22(以下、マイコン22という)と、このマイコン22から与えられる指令に応じて前記電磁弁6,8、報知ランプ12,13、報知ブザー14、イグナイタ21をそれぞれ駆動する電磁弁駆動回路23,24、ランプ駆動回路25,26、ブザー駆動回路27及びイグナイタ駆動回路28と、温度センサ10,11の検出信号をそれぞれA/D変換してマイコン22に与えるセンサ信号入力回路29,30とを具備している。
【0029】
この場合、マイコン22は、その機能的な手段として、前記本体ケース(図示しない)の天板や、グリル庫5内の過熱を防止するための電磁弁6,8の動作制御をそれぞれ電磁弁駆動回路23,24を介して行う過熱防止制御手段22aと、前記報知ランプ12,13及び報知ブザー14の動作制御をそれぞれランプ駆動回路25,26及びブザー駆動回路27を介して行う報知制御手段22bとを備えている。
【0030】
尚、本発明の構成に対応させると、マイコン22の過熱防止制御手段22aは、前記温度センサ10,11、センサ信号入力回路29,30、電磁弁駆動回路23,24及び電磁弁6,8と併せて過熱防止手段31に相当するものである。また、マイコン22の報知制御手段22bは、ランプ駆動回路25,26、ブザー駆動回路27、報知ランプ12,13及びブザー14と併せて報知手段32(第1報知手段及び第2報知手段の両者を含むもの)に相当するものである。
【0031】
また、制御回路ユニット16には、それが備える上記の各回路に、その動作用電源を電池15からマイクロスイッチ17又は18を介して供給する主電源回路33と、制御回路ユニット16の各回路の動作用電源を必要に応じて電池15からマイクロスイッチ17又は18を介さずに主電源回路31に供給する副電源回路34とを具備している。そして、マイコン22には、副電源回路34の動作制御を担う機能的手段としての電源制御手段22cが備えられている。
【0032】
この場合、主電源回路33は、それに電池15の出力電圧が与えられたとき、図示しないコンデンサや定電圧レギュレータを介して、マイコン22や各駆動回路23〜28等にその動作用電源を供給する。
【0033】
また、副電源回路34は、マイコン22の電源制御手段22cの機能により該マイコン22から与えられる指令信号に応じてON/OFFするスイッチングトランジスタ34aを介して電池15を主電源回路33に接続している。そして、スイッチングトランジスタ34aがON状態となることで、電池15の出力電圧を直接的に主電源回路33に与え、該主電源回路33を介してマイコン22や各駆動回路23〜28等にその動作用電源を供給せしめる。
【0034】
尚、本発明の構成に対応させると、副電源回路34は、マイコン22の電源制御手段22c及び主電源回路33と併せて補助給電手段35に相当するものである。
【0035】
また、図示は省略するが、マイコン22には、例えば各マイクロスイッチ17,18の後段(各マイクロスイッチ17,18と主電源回路33の間の箇所)から、抵抗等を介して各マイクロスイッチ17,18のON/OFFに応じた信号(高低2値レベル信号)が与えられるようになっている。そして、マイコン22はその信号により、各マイクロスイッチ17,18がON状態であるか否か、すなわち、前記各点火/消火ボタン3,4の操作状態を認識するようにしている。
【0036】
また、図示及び詳細な説明は省略するが、各バーナ1,2の近傍には、熱電対が設けられており、マイコン22は、その熱電対の出力信号に基づき、各バーナ1,2の燃焼炎の有無を検知するようにしている。
【0037】
次に、本実施形態のグリル付ガスコンロの作動を説明する。まず、コンロバーナ1側の運転に関して説明する。尚、ここでの説明では、グリルバーナ2の燃焼運転は行われておらず、マイクロスイッチ18はOFF状態であるとする。
【0038】
使用者が、コンロバーナ1の燃焼運転を行うべく、コンロ用点火/消火ボタン3の点火操作を行うと、電磁弁6が機械的に開弁側に駆動されてコンロバーナ1への燃料供給が開始されると共に、マイクロスイッチ17がON状態となる。このとき、電池15からマイクロスイッチ17を介して主電源回路33に電池15の出力電圧が付与され、該主電源回路33からマイコン22等の各回路に動作用電源が供給される。
【0039】
そして、マイコン22は、その動作用電源が供給されると、イグナイタ駆動回路28を介してイグナイタ21を駆動し、点火電極19に火花放電を生ぜしめる。これにより、コンロバーナ1の点火が行われる。
【0040】
さらに、マイコン22は、コンロバーナ1側の熱電対(図示しない)の出力信号により該バーナ1の着火を検知すると、電磁弁駆動回路23を介してコンロバーナ1側の電磁弁6に通電せしめる。これにより、コンロ用点火/消火ボタン3の点火操作を解除されても、該電磁弁6が開弁保持されるようにし、コンロバーナ1の燃焼運転を開始させる。
【0041】
このようにして、コンロバーナ1の燃焼運転が開始すると、マイコン22は、報知制御手段22bの機能によって、ランプ駆動回路25を介して報知ランプ12に継続的に通電せしめることで、該報知ランプ12を点灯させ、これにより、コンロバーナ1の燃焼運転中である旨の報知を行う。
【0042】
また、マイコン22は、過熱防止制御手段22aの機能によって、温度センサ10からセンサ信号入力回路29を介して与えられる温度データ(本体ケースの天板の検出温度)を監視する。そして、その検出温度が、所定のコンロ用過熱判定温度(例えば260°C)以上になると、マイコン22は、過熱防止制御手段22aの機能により、電磁弁駆動回路23を介して電磁弁6への通電を遮断せしめる。これにより、電磁弁6が閉弁してコンロバーナ1への燃料ガスの供給が遮断され、該コンロバーナ1が強制的に消火される。そして、この消火によって、本体ケースの天板が過熱状態となるのが防止される。
【0043】
このように電磁弁6への通電を遮断して、電磁弁6を閉弁せしめたとき、マイコン22は、その報知制御手段22bの機能によって、ランプ駆動回路25を介して報知ランプ12に間欠的に通電せしめることで、該報知ランプ12を点滅させる。同時に、ブザー駆動回路27を介して報知ブザー14に通電せしめ、該報知ブザー14を所定時間(例えば、5秒間)、継続的に鳴動させる。
【0044】
このような報知ランプ12の点滅と、報知ブザー14の鳴動とによって、本体ケースの天板の過熱防止のために、コンロバーナ1の燃焼運転を強制的に停止させた旨が使用者に報知される。そして、この報知によって、使用者は、いずれ、コンロバーナ1の燃焼運転を再開することが可能となることを認識することができる。
【0045】
さらに、マイコン22は、電源制御手段22cの機能によって、副電源回路34のスイッチングトランジスタ34aをON状態に制御することで、電池15の出力電圧が主電源回路33にスイッチングトランジスタ34aを介して与えられる状態にする。これにより、上記のような報知を受けた使用者が、コンロ用点火/消火ボタン3の消火操作を行い、マイクロスイッチ17がOFFにされても、制御回路ユニット16のマイコン22等の各回路にはその動作用電源が継続的に供給されることとなる。
【0046】
マイコン22は、上記のような報知を行った後、温度センサ10からセンサ信号入力回路29を介して与えられる温度データ(本体ケースの天板の検出温度)を引き続き監視する。そして、その温度が、前記コンロ用過熱判定温度よりも若干低く定めたコンロ用再運転可能温度(例えば250°C)まで低下すると、マイコン22は、その報知制御手段22bの機能によって、ランプ駆動回路25を介して報知ランプ12に所定時間(例えば3秒間)、継続的に通電せしめることで、該報知ランプ12を該所定時間、点灯させる。同時に、ブザー駆動回路27を介して報知ブザー14に通電せしめ、該報知ブザー14を上記所定時間(3秒間)、継続的に鳴動させる。また、このような報知ランプ12の点灯及び報知ブザー14の鳴動の終了後には、マイコン22は、電源制御手段22cの機能によって、副電源回路34のスイッチングトランジスタ34aをOFF状態にし、該副電源回路34による動作用電源の供給を停止させる。
【0047】
このような報知ランプ12の点灯と、報知ブザー14の鳴動とによって、コンロバーナ1の燃焼運転を再開することが可能となった旨が使用者に報知され、使用者は、その旨を認識することができる。そして、その認識に応じて使用者が、再びコンロ用点火/消火ボタン3の点火操作をすれば、支障なくコンロバーナ1の燃焼運転を再開することができる。
【0048】
このとき、前述の如く過熱防止のためにコンロバーナ1が強制的に停止されてから、温度センサ10による検出温度が再運転可能温度以下に低下し、コンロバーナ1の燃焼運転を再開することが可能となるまでに、使用者がコンロ用点火/消火ボタン3の消火操作を行って、マイクロスイッチ17がOFFされることがあるが、マイコン22等の各回路には、その動作用電源が副電源回路34を介して供給されるため、コンロバーナ1の燃焼運転を再開することが可能となった旨の報知を支障なく行うことができる。
【0049】
次に、グリルバーナ2側の運転に関して説明する。尚、ここでの説明では、コンロバーナ1の燃焼運転は行われておらず、マイクロスイッチ17はOFF状態であるとする。
【0050】
前述のようなコンロバーナ1側の作動は、グリルバーナ2側についても同様に行われる。
【0051】
すなわち、使用者が、グリル用点火/消火ボタン4の点火操作を行うと、コンロバーナ1側の場合と同様に、マイクロスイッチ18のON、イグナイタ21の駆動、電磁弁8への通電を経て、グリルバーナ2の燃焼運転が開始される。
【0052】
そして、グリルバーナ2の燃焼運転が開始すると、マイコン22は、報知制御手段22bの機能によって、ランプ駆動回路26を介して報知ランプ13に継続的に通電せしめることで、該報知ランプ13を点灯させ、これにより、グリルバーナ2の燃焼運転中である旨の報知を行う。
【0053】
また、マイコン22は、過熱防止制御手段22aの機能によって、温度センサ11からセンサ信号入力回路30を介して与えられる温度データ(グリル庫5内の検出温度)を監視し、その検出温度が、所定のグリル用過熱判定温度(例えば105°C)以上になると、電磁弁駆動回路24を介して電磁弁8への通電を遮断せしめる。これにより、電磁弁8が強制的に閉弁されて、グリルバーナ2が強制的に消火される。そして、この消火によって、グリル庫5内が過熱状態となるのが防止される。
【0054】
このようにグリルバーナ2を消火せしめたとき、マイコン22は、その報知制御手段22bの機能によって、ランプ駆動回路26を介して報知ランプ13を点滅させると共に、ブザー駆動回路27を介して報知ブザー14を所定時間(例えば、5秒間)、継続的に鳴動させる。尚、この報知ブザー14の鳴動に際しては、前述したコンロバーナ1の過熱防止のための消火に際しての報知ブザー14の鳴動の場合と音色を変更する等してもよい。
【0055】
このような報知ランプ13の点滅と、報知ブザー14の鳴動とによって、グリル庫5内の過熱防止のために、グリルバーナ2の燃焼運転を強制的に停止させた旨が使用者に報知される。そして、この報知によって、使用者は、いずれ、グリルバーナ2の燃焼運転を再開することが可能となることを認識することができる。
【0056】
さらに、グリル用点火/消火ボタン4の消火操作の有無にかかわらず、マイコン22等への動作用電源の供給を副電源回路34を介して継続するために、マイコン22は、電源制御手段22cの機能によって、副電源回路34のスイッチングトランジスタ34aをON状態に制御する。
【0057】
マイコン22は、上記のような報知を行った後、温度センサ11からセンサ信号入力回路30を介して与えられる温度データ(グリル庫5内の検出温度)を引き続き監視し、その温度が、グリル用再運転可能温度(例えば95°C)まで低下すると、その報知制御手段22bの機能によって、ランプ駆動回路25を介して報知ランプ13を所定時間(例えば3秒間)、点灯させる。同時に、ブザー駆動回路27を介して報知ブザー14を上記所定時間(3秒間)、継続的に鳴動させる。尚、この報知ブザー14の鳴動に際しては、前述したコンロバーナ1の再運転可能時の報知ブザー14の鳴動の場合と音色を変更する等してもよい。
【0058】
また、このような報知ランプ13の点灯及び報知ブザー14の鳴動の終了後には、マイコン22は、電源制御手段22cの機能によって、副電源回路34のスイッチングトランジスタ34aをOFF状態にし、該副電源回路34による動作用電源の供給を停止させる。
【0059】
このような報知ランプ13の点灯と、報知ブザー14の鳴動とによって、グリルバーナ2の燃焼運転を再開することが可能となった旨が使用者に報知され、使用者は、その旨を認識することができる。そして、その認識に応じて使用者が、再びグリル用点火/消火ボタン4の点火操作をすれば、支障なくグリルバーナ2の燃焼運転を再開することができる。
【0060】
このとき、グリルバーナ2の強制的な消火後、燃焼運転を再開することが可能となるまでは、使用者がグリル用点火/消火ボタン4の消火操作を行って、マイクロスイッチ18がOFFされても、マイコン22等の各回路には、その動作用電源が副電源回路34を介して供給されるため、グリルバーナ2の燃焼運転を再開することが可能となった旨の報知を支障なく行うことができる。
【0061】
以上説明したように本実施形態のグリル付ガスコンロでは、コンロバーナ1の燃焼運転中に、その燃焼により加熱される本体ケースの天板が過熱状態となるのを防止するためにコンロバーナ1を強制的に消火したときに、その旨の報知が報知ランプ12及び報知ブザー14によってなされる。そして、その後、本体ケースの天板の温度(温度センサ10の検出温度)がコンロ用再運転可能温度以下に低下し、コンロバーナ1の燃焼運転を再開しても支障のない状態になると、その旨の報知が報知ランプ12及び報知ブザー14によってなされる。
【0062】
同様に、グリルバーナ2の燃焼運転中に、その燃焼により加熱されるグリル庫5内が過熱状態となるのを防止するためにグリルバーナ2を強制的に消火したときに、その旨の報知が報知ランプ13及び報知ブザー14によってなされる。そして、その後、グリル庫5内の温度(温度センサ11の検出温度)がグリル用再運転可能温度以下に低下し、グリルバーナ2の燃焼運転を再開しても支障のない状態になると、その旨の報知が報知ランプ13及び報知ブザー14によってなされる。
【0063】
これにより、コンロバーナ1やグリルバーナ2の強制的な消火後、使用者は、試行錯誤的に、各バーナ1,2の点火操作を繰り返したりすることなく、各バーナ1,2の燃焼運転を再開することが可能となるタイミングを確実に認識することができ、グリル付ガスコンロの使い勝手を向上させることができる。
【0064】
また、本実施形態では、コンロバーナ1の強制的な消火時における報知と、該コンロバーナ1の再運転可能時における報知とは、共通の報知ランプ12及び報知ブザー14によって行われる。同様に、グリルバーナ2の強制的な消火時における報知と、該グリルバーナ2の再運転可能時における報知とは、共通の報知ランプ13及び報知ブザー14によって行われる。このため、それらの報知のための部品点数を少ないものとして、本実施形態のグリル付ガスコンロの製造コストを低減することができる。
【0065】
尚、以上説明した実施形態では、グリル付ガスコンロを例にとって説明したが、グリルを有さないガスコンロや、単体のグリルについても本発明を適用することができ、また、ガスコンロは、内炎式のものであってもよい。さらには、グリルや、ガスコンロ以外にも、オーブン、温風暖房機、給湯器等の燃焼装置についても本発明を適用することができる。
【0066】
また、前記実施形態では、過熱防止手段31は、本体ケースの天板やグリル庫5内の温度を温度センサ10,11により直接的に検出し、その検出温度に応じて過熱防止のためのコンロバーナ1やグリルバーナ2の消火を行うようにしたが、設定温度以上の温度でOFFするバイメタルスイッチ(感温スイッチ)を用いて過熱防止手段を構成してもよい。
【0067】
すなわち、この場合には、例えばガスコンロの天板の近傍にバイメタルスイッチを配置し、このバイメタルスイッチをコンロバーナの燃料供給路に設けた電磁弁の通電経路に介装する。このようにすることで、ガスコンロの天板が加熱され、バイメタルスイッチの設定温度(過熱判定温度)以上になると、該バイメタルスイッチがOFFして電磁弁の通電が遮断されるので、該電磁弁を閉弁させてコンロバーナを強制的に消火することができる。そして、この場合に、前記実施形態と同様の報知を行うためには、バイメタルスイッチがON状態であるかOFF状態であるかを、例えば該バイメタルスイッチ部分での通電が可能であるかによって検知し、バイメタルスイッチがON状態からOFF状態に切り換わったときに、その旨の報知を行う。さらに、その後、バイメタルスイッチがOFF状態からON状態に切り換わったときに、その旨の報知を行うようにすればよい。尚、この場合、上記電磁弁の開弁保持用の電源は、電池等を使用してもよいことはもちろんであるが、コンロバーナの燃焼炎を検知する熱電対の起電力を電磁弁の開弁保持用の電源として用いてもよい。
【0068】
また、前述の実施形態では、コンロバーナ1やグリルバーナ2を強制的に消火した際の報知と、その後の最運転可能時における報知とを報知ランプ12又は13と報知ブザー14とにより行うようにしたが、それらの報知を報知ランプあるいは報知ブザーのいずれか一方のみにより行うようにしてもよい。また、報知ランプに代えて、液晶表示器やLED表示器の文字表示等による報知を行うようにしてもよく、あるいは、報知ブザーに代えて、音声等による報知を行うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃焼装置の一実施形態であるグリル付ガスコンロの全体のシステム構成図。
【図2】図1のグリル付ガスコンロの要部の回路構成図。
【符号の説明】
12,13…報知ランプ(報知器)、14…報知ブザー(報知器)、17,18…マイクロスイッチ(主電源スイッチ)、31…過熱防止手段、32…報知手段、35…補助給電手段。
Claims (2)
- バーナの燃焼運転中に加熱される所定の被加熱部の温度を監視し、該温度が所定の過熱判定温度以上になったとき、前記バーナの燃焼運転を停止せしめる過熱防止手段と、前記バーナの点火/消火用の操作子とを備えた燃焼装置において、
前記過熱防止手段によるバーナの燃焼運転の停止が行われたとき、その旨を報知する第1報知手段と、前記過熱防止手段によるバーナの燃焼運転の停止後、前記被加熱部の温度が燃焼運転を再開可能な温度としてあらかじめ定めた所定の再運転可能温度以下に低下したとき、その旨を報知する第2報知手段と、前記第1及び第2報知手段を含む前記燃焼装置の電子機器への動作用電源を供給する電池と、前記点火/消火用の操作子の点火/消火操作に連動して、前記電池から前記電子機器への動作用電源の供給をON/OFFする主電源スイッチと、前記過熱防止手段による燃焼運転の停止が行なわれたとき、前記点火/消火用の操作子の消火側への操作により前記主電源スイッチがOFF操作された後も、少なくとも前記第2報知手段への動作用電源を該主電源スイッチを介さずに前記電池から該第2報知手段に供給せしめる補助給電手段とを備えたことを特徴とする燃焼装置。 - 前記第1報知手段と第2報知手段とは共通の報知器を互いに異なる形態で動作させることによりそれぞれの報知を行うことを特徴とする請求項1記載の燃焼装置。
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