JP2702383B2 - 燃焼装置 - Google Patents
燃焼装置Info
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Description
を有し、作動用電源に電池を用いた燃焼装置に関する。
熱するガスバーナと、ガスバーナにガスを供給するガス
管路中に配設される電磁安全弁と、ガスバーナの点火や
消火を指示する点・消火スイッチと、ガスバーナを点火
するマイクロコンピュータと、電磁安全弁及びマイクロ
コンピュータに作動用電力を供給する電池と、電池電圧
が閾値以下になるとパイロットランプを消灯させる電池
切れ報知回路とを備えたガステーブルが従来より知られ
ている。
スイッチを手動操作すると、マイクロコンピュータが電
磁安全弁に通電を行なって開弁状態にするとともに、ス
パーカに通電を行なってガスバーナを点火状態にする。
いて、閾値を低く設定すると、電池容量が無くなる手前
まで使用されるので、経済的であるが、新品の電池を買
うための時間に余裕が無いので、無理やり使用を継続す
る場合が往々にしてあり、この場合、電磁安全弁の開弁
維持不良やマイクロコンピュータの作動不安定を招く。
買うための時間に余裕が生じるとともに、パイロットラ
ンプが消灯しても、直ちに、電磁安全弁の開弁維持が不
良になったり、マイクロコンピュータの作動が不安定に
なったりしないが、電池容量が未だ充分残っているのに
交換を促されるので不経済である。
きるとともに、電池容量の限界まで安全に使用する事が
できる燃焼装置の提供にある。
め、本発明は、以下の構成を採用した。 (1) 被加熱物を加熱するバーナに燃料を供給する燃料供
給路中に配設され、通電により開弁状態となる電磁弁
と、前記電磁弁への通電や前記バーナの点火を制御する
マイクロコンピュータと、前記電磁弁、及びマイクロコ
ンピュータへの作動用電力を蓄えた電池とを有する燃焼
装置において、異なる報知様式で報知が可能な報知器
と、前記電池の端子電圧の監視等を行なう電池電圧監視
手段とを設け、該電池電圧監視手段は、検出電圧が、最
も低く設定した第1設定値未満の場合は、前記マイクロ
コンピュータをリセット状態にするとともに前記報知器
を第1様式で動作させ、検出電圧が、つぎに低く設定し
た第2設定値未満、前記第1設定値以上の場合は、前記
電磁弁への通電遮断及び前記バーナの点火禁止を前記マ
イクロコンピュータに指示するとともに前記報知器を第
1様式で動作させ、検出電圧が、つぎに低く設定した第
3設定値未満、前記第2設定値以上の場合は、前記報知
器を第1様式で動作させ、検出電圧が、つぎに低く設定
した第4設定値未満、前記第3設定値以上の場合は、前
記報知器を第2様式で動作させ、検出電圧が、前記第4
設定値以上の場合は、前記報知器を動作させないように
した。
給する燃料供給路中に配設され、通電により開弁状態と
なる電磁弁と、前記バーナの点火や消火を指示する点・
消火スイッチと、該点・消火スイッチの点火操作によ
り、前記電磁弁への通電及びバーナの点火を指示するマ
イクロコンピュータと、前記電磁弁、及びマイクロコン
ピュータに作動用電力を供給する電池とを備えた燃焼装
置において、異なる報知様式で報知が可能な報知器と、
前記点・消火スイッチが点火操作されると前記電池の端
子電圧の監視等を行なう電池電圧監視手段とを設け、該
電池電圧監視手段は、検出電圧が、最も低く設定した第
1設定値未満の場合は、前記マイクロコンピュータをリ
セット状態にし、検出電圧が、つぎに低く設定した第2
設定値未満、前記第1設定値以上の場合は、前記電磁弁
への通電遮断及びバーナの点火禁止を前記マイクロコン
ピュータに指示するとともに前記報知器を第1様式で動
作させ、検出電圧が、つぎに低く設定した第3設定値未
満、前記第2設定値以上の場合は、前記報知器を第2様
式で動作させ、検出電圧が、前記第3設定値以上の場合
は、前記報知器を動作させないようにした。
合、マイクロコンピュータは、電磁弁への通電及びバー
ナの点火を指示し、バーナが燃焼を開始して被加熱物を
加熱する。尚、検出電圧が第4設定値以上の場合には報
知を行なわず、第4設定値未満、第3設定値以上の場合
には報知器は第2様式で報知を行ない、第3設定値未
満、第2設定値以上の場合は第1様式で報知を行なう。
以上の場合、電池電圧監視手段は、電磁弁への通電遮断
及びバーナの点火禁止をマイクロコンピュータに指示す
るので、バーナは点火されない。又、報知器は第1様式
で報知を行なう。
未満の場合、電池電圧監視手段は、マイクロコンピュー
タをリセット状態にするので、電磁弁は閉弁状態を維持
し、バーナは消火状態を維持する。又、報知器は第1様
式で報知を行なう。
点火操作すると、マイクロコンピュータは、電磁弁への
通電及びバーナの点火を指示し、バーナは燃焼を開始し
て被加熱物を加熱する(検出電圧が第2設定値以上の場
合)。尚、検出電圧が第3設定値以上の場合には報知器
は報知を行なわず、第3設定値未満、第2設定値以上の
場合には報知器は第2様式で報知を行なう。
以上の場合、電池電圧監視手段は、電磁弁への通電遮断
及びバーナの点火禁止をマイクロコンピュータに指示す
るので、バーナは点火されない。又、報知器は第1様式
で報知を行なう。
未満の場合、電池電圧監視手段は、マイクロコンピュー
タをリセット状態にするので、電磁弁は閉弁状態を維持
し、バーナは消火状態を維持する。
以上の場合には報知を行なわず、第4設定値未満、第3
設定値以上の場合には第2様式で報知を行ない、第3設
定値未満の場合には第1様式で報知を行なう。この為、
報知器の報知内容から、使用者は、現在、電池の容量が
どれだけ残っているのか容易に判るとともに、新品の電
池を買うための時間に余裕が生じる。
値未満、第1設定値以上の場合、電磁弁への通電断及び
バーナの点火禁止をマイクロコンピュータに指示し、第
1設定値未満の場合、マイクロコンピュータをリセット
状態にしている。つまり、検出電圧が第2設定値になる
までは、マイクロコンピュータによる電磁弁への通電や
バーナの点火を禁止しない。この為、安全範囲の限界ま
で電池を使用する事ができ、経済的である。
が第3設定値以上の場合には報知を行なわず、第3設定
値未満、第2設定値以上の場合には第2様式で報知を行
なう。この為、報知器の報知内容から、使用者は、現
在、電池の容量がどれだけ残っているのか容易に判ると
ともに、新品の電池を買うための時間に余裕が生じる。
値未満、第1設定値以上の場合、電磁安全弁への通電断
及びバーナの点火禁止をマイクロコンピュータに指示
し、第1設定値未満の場合、マイクロコンピュータをリ
セット状態にしている。つまり、検出電圧が第2設定値
になるまでは、マイクロコンピュータによる電磁弁への
通電やガスバーナの点火を禁止しない。この為、燃焼装
置は、安全範囲の限界まで電池を使用する事ができ、経
済的である。
1〜図6に基づいて説明する。図1〜図4に示す様に、
ガス湯沸器Aは、給水管11、熱交換器12、及び出湯
管13を連設してなる熱交水路1と、熱交換器12の加
熱を行うガスバーナ2と、熱交水路1中に配設された止
水弁3と、給湯開始や停止を指示する操作スイッチ4
と、ガス管路21中に配設される電磁安全弁211と、
マイクロコンピュータ5と、乾電池6と、報知器である
LCD7と、電池電圧監視回路8とを備える。
し、その下流に水圧応動部材としても働く水ガバナ弁1
11を配設し、水ガバナ弁111の下流に水量調節弁1
12を配設している。
樹脂管を被覆して構成され、先端にシャワーヘッド13
1を嵌着している。このシャワーヘッド131には水流
切り換え器132が組み付けられ、シャワーまたはスト
レート状の水流133が選択できるようになっている。
ナ2は、ガス管路21を介してガスが供給され、スパー
カ22の火花放電により点火して燃焼する。
211、水ガバナ弁111に連結された水圧応動弁21
2、ガスガバナ弁213、及びガス量調節弁214を配
設している。尚、ガス量調節弁214は、水量調節弁1
12とともに湯温設定レバーLに連結され、湯温設定レ
バーLのスライド量に対応したガス量、水量がガスバー
ナ2、熱交換器12にそれぞれ供給される。尚、水圧応
動弁212に連結された水流スイッチ14は熱交水路1
中の流水を検知すると閉成する。
ドル32が押圧されるとパイロット弁33が作動して開
弁する弁であり、カム341、位置スイッチ342、止
水弁駆動回路340、及び点火準備完了信号349を送
出するスイッチ348により構成される止水弁駆動手段
34により駆動される。
動軸311に固着されて回転し、厚肉部345がスピン
ドル32位置に来るとスピンドル32を押圧する。又、
止水弁3が全閉する薄肉部343には、カム厚の上半分
に切り欠き344が形成され、止水弁3が全開する厚肉
部345には切り欠き346が形成されている。
チ342は、カム341の上方周壁にバネ状の可動片3
47を接して配され、モータ31の回転により可動片3
47が切り欠き344、346に嵌まって圧接状態が解
除されると電気接点が開成する。
48は、カム341の下方周壁にバネ状の可動片(図示
せず)が接する様に位置スイッチ342と並設して配さ
れ、モータ31の回転により可動片347が切り欠き3
46に嵌まって圧接状態が解除されると電気接点が閉成
し、マイクロコンピュータ5へ点火準備完了信号349
を送出する。
が使用者の指により押圧されて接点が閉成するとHi信
号が入力され、モータ31に通電を行う。給湯開始時の
押圧時において、操作スイッチ4から指が離れて接点が
開成してもカム341の回転により直ぐに位置スイッチ
342が閉成状態になるので、位置スイッチ342の可
動片347が切り欠き346に嵌まる迄、Hi信号が入
力され続けるので、止水弁駆動回路340はモータ31
の回転を継続する。
スイッチ4から指が離れて接点が開成しても直ぐ位置ス
イッチ342が閉成状態になるので、位置スイッチ34
2の可動片347が切り欠き344に嵌まるまでHi信
号が入力され続けるので、止水弁駆動回路340はモー
タ31の回転を継続する。
点が導通する常開形の押しボタンスイッチである。
14が閉成状態になり、点火準備完了信号349が入力
されると、電磁安全弁211を駆動する電磁安全弁駆動
回路51に開弁信号を送出し、スパーカ22に所定時
間、通電を行なう点火制御回路52に点火信号を送出す
る。尚、マイクロコンピュータ5は、後述する安全燃焼
信号530が途絶える{但し、点火信号を送出してから
所定時間経過時以降(例えば15秒)}と開弁信号の送
出を停止して電磁安全弁211を閉弁状態にし、ガスバ
ーナ2を消火する。
レームロッド532によりガスバーナ2の燃焼を監視
し、正常燃焼が維持されている場合、安全燃焼信号53
0をマイクロコンピュータ5に送出する。
Vのマンガン乾電池を2個直列に繋いだものであり、新
品状態で3Vの起電力を出力する。
定形状の図形を描いた液晶ディスプレイであり、電池電
圧監視回路8により駆動される。
ートに示す様に、無負荷時及び有負荷時において乾電池
6の端子電圧を検出し、検出電圧Eの大きさに基づいて
LCD7をフリッカー、連続点灯、又は消灯状態にす
る。尚、本実施例では、有負荷時の検知を安全燃焼信号
530の送出に基づいて行なっている。
5参照)。軽い押圧操作を操作スイッチ4に施し、操作
スイッチ4の接点を閉成させると、止水弁駆動回路34
0にHi信号が入力され、モータ31が始動してカム3
41が矢印方向に回転を開始する。
342の可動片347が切り欠き344から離脱して接
点が閉成するので、操作スイッチ4によるHi信号が停
止した後も位置スイッチ342により止水弁駆動回路3
40にHi信号が入力され、モータ31は作動を続け
る。
圧され、止水弁3は開弁し始め、水流スイッチ14の接
点が閉成し、マイクロコンピュータ5、電磁安全弁駆動
回路51、燃焼検出回路53、点火制御回路52へ乾電
池6の電力供給が開始される。
チ342の可動片347が切り欠き346に嵌まって位
置スイッチ342の接点は開成する。又、スイッチ34
8の可動片が切り欠き346に嵌まって圧接状態が解除
され、電気接点が閉成してマイクロコンピュータ5へ点
火準備完了信号349が送出される。
止水弁駆動回路340にHi信号が入力されなくなるの
でモータ31への通電が停止して停止し、マイクロコン
ピュータ5に点火準備完了信号349が送出される。
安全弁駆動回路51に開弁信号を送出し、点火制御回路
52に点火信号を送出するので、点火制御回路52は、
スパーカ22に所定時間、スパーク用電力を供給し、電
磁安全弁駆動回路51は電磁安全弁211を開弁状態に
するので、ガスバーナ2は点火し、シャワーヘッド13
1から湯が吐出する様になる。
に施し、操作スイッチ4の接点を閉成させると、止水弁
駆動回路340にHi信号が入力され、モータ31が再
び作動してカム341が回転を再開し、位置スイッチ3
42の可動片347が切り欠き346から離脱し、位置
スイッチ342の接点は閉成する。又、スイッチ348
の可動片が切り欠き346から離脱して接点が開成する
ので点火準備完了信号349の送出が止まる。
全弁駆動回路51、燃焼検出回路53、点火制御回路5
2への電力供給が停止され、一方、モータ31は作動を
継続して止水弁3を閉弁し始める。
すると、位置スイッチ342の可動片347が切り欠き
344に嵌まり、位置スイッチ342の接点が開成する
為、モータ31が停止し、シャワーヘッド131から吐
出する湯は完全に止まる。
のフローチャートに基づいて説明する。ステップs1
で、電池電圧監視回路8は、検出電圧Eが1.3V未満
であるか、否か判別し、E<1.3Vの場合(YES)
はステップs2に進み、E≧1.3Vの場合(NO)は
ステップs3に進む。尚、ステップs1での判別は、無
負荷状態、及び操作スイッチ4が押圧されてから安全燃
焼信号530が送出される直前迄の間(時間91)、行
なわれる。
満となったので、ステップs2で、電池電圧監視回路8
は、マイクロコンピュータ5をリセット状態(作動停止
状態)にするとともに、LCD7を点灯状態にする。
態にしたのが操作スイッチ4の押圧後である場合(但
し、時間91の間)は、使用者が押圧操作を操作スイッ
チ4に施すと止水弁駆動回路340にHi信号が入力さ
れ、モータ31が再び作動してカム341が回転を再開
してカム341が止水弁3を閉じるのでシャワーヘッド
131から吐出する水が止まり、位置スイッチ342の
可動片347が切り欠き344に嵌まり、位置スイッチ
342の接点が開成する。
全燃焼信号530の検知を行ない、安全燃焼信号530
が検知されない場合(NO)はステップs4に進み、検
知される場合(YES)はステップs5に進む。
LCD7を消灯状態にし(既に消灯状態の場合は消灯状
態を継続)、ステップs1に戻る。
検出電圧Eが1.3V未満であるか、否か判別し、E<
1.3Vの場合(YES)はステップs6に進み、E≧
1.3Vの場合(NO)はステップs7に進む。
満となったので、ステップs6で、電池電圧監視回路8
は、マイクロコンピュータ5をリセット状態(作動停止
状態)にするとともに、LCD7を点灯状態にする。
尚、マイクロコンピュータ5がリセット状態になるの
で、マイクロコンピュータ5は電磁安全弁駆動回路51
に開弁信号を送出しなくなり、ガスバーナ2は消火す
る。
作スイッチ4に施すと、止水弁駆動回路340にHi信
号が入力され、モータ31が再び作動してカム341が
回転を再開してカム341が止水弁3を閉じるのでシャ
ワーヘッド131から吐出する水が止まり、位置スイッ
チ342の可動片347が切り欠き344に嵌まり、位
置スイッチ342の接点が開成する。
検出電圧Eが1.3V以上、1.8V未満の間にあるか
否か判別し、1.3V≦E<1.8Vの場合(YES)
はステップs8に進み、E≧1.8Vの場合(NO)は
ステップs13に進む。
マイクロコンピュータ5の作動を止める作動停止信号を
マイクロコンピュータ5に送出し、ステップs9に進
む。
CD7を点灯状態にし、ステップs10に進む。尚、マ
イクロコンピュータ5は電磁安全弁駆動回路51に開弁
信号を送出しなくなるので、ガスバーナ2は消火する。
作スイッチ4に施すと、止水弁駆動回路340にHi信
号が入力され、モータ31が再び作動してカム341が
回転を再開してカム341が止水弁3を閉じるのでシャ
ワーヘッド131から吐出する水が止まり、位置スイッ
チ342の可動片347が切り欠き344に嵌まり、位
置スイッチ342の接点が開成する。
まっている状態において、使用者が押圧操作を操作スイ
ッチ4に施し、止水弁3が開弁状態、ガスバーナ2が燃
焼状態になって安全燃焼信号530が検知される場合
(ステップs10でYES)はステップs5に戻る。
又、操作スイッチ4に押圧操作が施されないか燃焼直後
の場合で、安全燃焼信号530が検知されない場合(ス
テップs10でNO)はステップs11に進む。
は、検出電圧Eが1.3V未満であるか、否か判別し、
E<1.3Vの場合(YES)はステップs12に進
み、E≧1.3Vの場合(NO)はステップs10に戻
る。
は、マイクロコンピュータ5をリセット状態(作動停止
状態)にするとともに、LCD7を点灯状態にする。
は、検出電圧Eが1.8V以上、1.9V未満の間にあ
るか否か判別し、1.8V≦E<1.9Vの場合(YE
S)はステップs14に進み、E≧1.9Vの場合(N
O)はステップs15に進む。
LCD7を点灯状態にし(給湯動作は維持される)、ス
テップs3に戻る。
は、検出電圧Eが1.9V以上、2.1V未満の間にあ
るか否か判別し、1.9V≦E<2.1Vの場合(YE
S)はステップs16に進み、E≧2.1Vの場合(N
O)はステップs17に進む。
LCD7をフリッカー状態にし(給湯動作は維持され
る)、ステップs3に戻る。
LCD7を消灯状態にし(給湯動作は維持される)、ス
テップs3に戻る。
上の場合にはLCD7を消灯させ、2.1V未満、1.
9V以上の場合にはフリッカーさせ、1.9V未満の場
合には点灯させている。この為、LCD7の表示具合か
ら、使用者は、現在、乾電池6の容量がどれだけ残って
いるのか一目で判るとともに、新品の乾電池6を買うた
めの時間に余裕が生じる。
が1.8V未満、1.3V以上の場合は電磁安全弁21
1への通電断及びガスバーナ2の点火禁止をマイクロコ
ンピュータ5に指示し、検出電圧Eが1.3V未満の場
合はマイクロコンピュータ5をリセット状態にしてい
る。つまり、検出電圧Eが1.3Vになるまではマイク
ロコンピュータ5による電磁安全弁211への通電やガ
スバーナ2の点火を禁止しない。この為、安全範囲の限
界まで乾電池6を使用する事ができ、経済的である。
状態、及び燃焼直後で安全燃焼信号530が検知されな
い期間(最大負荷となる状態を含む)において、検出電
圧Eが1.3V未満となると、電池電圧監視回路8はマ
イクロコンピュータ5をリセット状態(LCD7は点灯
状態)にしている{ステップs1でYES}。この為、
時間91、92の各期間中における、電磁安全弁211
の開弁維持不良やマイクロコンピュータ5の作動不安定
状態の発生が未然に防止できる。
信号530の検知がなされなくなる(ガスバーナ2が消
火)と、1.3V≦E<1.8、1.8V≦E<1.9
V、1.9V≦E<2.1V、E≧2.1Vの検出電圧
の判定をE<1.3Vのみに変更するとともに、LCD
7の点灯(ステップs14)やフリッカー(ステップs
16)を解除している{1.3V≦E<1.8V時又は
E<1.3V時を除く}。この為、時間91中における
報知が繁雑にならず、ガス湯沸器Aは使い勝手に優れ
る。
対応)を図7〜図9に基づいて説明する。図7、図8に
示す様に、ガステーブルBは、調理容器901を加熱す
る左こんろ902と、左こんろ902のMバーナ903
にガスを供給するガス管路904中に配設され通電によ
り開弁状態となる電磁安全弁905と、Mバーナ903
の点火や消火を指示する点・消火スイッチ906と、マ
イクロコンピュータ907と、乾電池908と、報知器
であるLCD909と、電池電圧監視回路910とを備
える。又、ガステーブルBは、右こんろ926(ガス消
費量は最大4100kcal/h)、及びグリル927
も備える。
/hのガス消費量を有するMバーナ903を有し、図示
左方に設置されている。また、火花放電を行なう点火電
極913及び燃焼炎915により起電力を発生するサー
モカップル916がMバーナ903のガス噴出炎口に臨
んで配されている。尚、図8において、919はガス管
路904から分岐する主ガス管路917及び副ガス管路
918の内、主ガス管路917中に配された温調用電磁
弁、920はガス管路904中に配されたメイン弁であ
る。更に、Mバーナ903は、温調用電磁弁919が閉
弁状態の場合に小火になり、開弁状態の場合には大火と
なる。
9は、ガステーブルBの前面左方に設けられた操作パネ
ル943に配され、マイクロコンピュータ907や電池
電圧監視回路910を組み付けた制御ユニット911に
電気接続されている。
スイッチ906(933、942)の点火操作に基づい
て、電磁安全弁905(934、939)や点火電極9
13(928、937)への通電を指示し、Mバーナ9
03の点火後は、設定温度と検出温度とに基づいて温調
用電磁弁919を開閉弁して、温調制御を行ないMバー
ナ903の燃焼力を制御する。又、サーモカップル91
6(930、938)が失火を検知したり、電池電圧監
視回路910が作動停止信号をマイクロコンピュータ9
07に送出すると電磁安全弁905(934、939)
への通電を停止してMバーナ903(Hバーナ931、
グリルバーナ936)を消火する。
2で設定し、検出温度はサーミスタを内蔵した感熱筒9
23、932により検出する。
1.5Vマンガン乾電池を4個直列に繋いだものであ
り、新品状態で6Vの起電力を出力する。
は、電池形状を真似た電池図形924と、設定温度等を
デジタル表示するセグメントを備えた液晶ディスプレイ
であり、電池電圧監視回路910により駆動される。
チャートに示す様に、点火動作とともに乾電池908の
端子電圧の検出を開始し、検出電圧Eの大きさに基づい
てLCD909の電池図形924をフリッカー、連続点
灯、又は消灯状態にするとともに、ブザー925を断続
鳴動、連続鳴動、又は無鳴動する。
点火放電を行なう点火電極928及び燃焼炎929によ
り起電力を発生するサーモカップル930がHバーナ9
31のガス噴出炎口に臨んで配され、Hバーナ931の
中央には、Mバーナ902と同様に感熱筒932が設け
られ、焦げ付き防止及び過熱防止の自動消火を行なう為
に調理容器901の温度を検出している。尚、図8にお
いて、933は点・消火スイッチ、934はガス管路9
00中に配した電磁安全弁、935はメイン弁である。
消費量は最大1950kcal/h)は、多孔燃焼板で
形成され、該多孔燃焼板には、点火放電を行なう点火電
極937、及び燃焼炎により起電力を発生するサーモカ
ップル938が臨んで配されている。尚、939、94
0はガス管路941中に配された電磁安全弁及びメイン
弁、942は点・消火スイッチである。
図9のフローチャートに基づいて説明する。ステップS
1で、電池電圧監視回路910は、点・消火スイッチ9
06、933、942の内、どれかの電気接点が閉成状
態であるか否か判別し、どれか一つでも閉成状態の場合
(YES)はステップS2に進む。尚、点・消火スイッ
チ906、933、942の閉成により、マイクロコン
ピュータ907や電池電圧監視回路910に作動用電力
が供給される。
は、検出電圧Eが3.5V未満であるか否か判別し、E
<3.5Vの場合(YES)はステップS3に進み、E
≧3.5Vの場合(NO)はステップS4に進む。
は、マイクロコンピュータ907をリセット状態(作動
停止状態)にするとともに、電池図形924を連続点灯
状態にする。尚、マイクロコンピュータ907がリセッ
ト状態になるので、電磁安全弁905、934、939
が閉弁状態になり、燃焼中のバーナは消火する。
は、検出電圧Eが3.5V以上、4V未満であるか否か
判別し、3.5V≦E<4Vの場合(YES)はステッ
プS5に進み、E≧4V以上の場合(NO)はステップ
S6に進む。
は、マイクロコンピュータ5の作動を止める作動中止信
号をマイクロコンピュータ907に送出し、電池図形9
24を連続点灯させ、ブザー925を連続して鳴動させ
る。尚、マイクロコンピュータ907が作動停止するの
で、電磁安全弁905、934、939は閉弁し、燃焼
中のバーナは消火する。
は、検出電圧Eが4V以上、4.2V未満であるか否か
判別し、4V≦E<4.2Vの場合(YES)はステッ
プS7に進み、E≧4.2V以上の場合(NO)はステ
ップS8に進む。
は、電池図形924をフリッカーさせ、ブザー925を
断続して鳴動させる。尚、マイクロコンピュータ907
は作動を継続するので燃焼中のバーナは燃焼を継続す
る。
は、電池図形924を消灯させ(既に消灯状態の場合は
消灯状態を継続)、ブザー925を停止させ(既に停止
状態の場合は停止状態を継続)、ステップS1に戻る。
尚、マイクロコンピュータ907が作動を継続するので
燃焼中のバーナは燃焼を継続する。
を有する。 〔あ〕電池電圧監視回路910は、点・消火スイッチ9
06、933、942の内、一つ以上が押圧された後、
検出電圧Eが4.2V以上の場合には電池図形924を
消灯させるとともにブザー925を鳴らさず、4.2V
未満、4V以上の場合にはフリッカーさせるとともにブ
ザー925を連続鳴動させている。この為、電池図形9
24の表示具合やブザー音から、使用者は、現在、乾電
池908の容量がどれだけ残っているのか容易に判ると
ともに、新品の乾電池908を買うための時間に余裕が
生じる。
圧Eが4V未満、3.5V以上の場合はマイクロコンピ
ュータ907へ作動停止信号を送出し、検出電圧Eが
3.5V未満の場合はマイクロコンピュータ907をリ
セット状態にしている。つまり、検出電圧Eが4Vにな
るまではマイクロコンピュータ907による電磁安全弁
905、934、939への通電やMバーナ903、H
バーナ931、グリルバーナ936への点火を禁止しな
い。この為、安全範囲の限界まで乾電池908を使用す
る事ができ、経済的である。
3.5V未満となると電池電圧監視回路910はマイク
ロコンピュータ907をリセット状態(電池図形924
は点灯状態)にし{ステップS2でYES}ている。
又、有負荷時において、検出電圧Eが3.5V≦E<4
Vになると電池電圧監視回路910はマイクロコンピュ
ータ907を作動停止状態(電池図形924は点灯状
態、ブザー925は連続鳴動)にし{ステップS4でY
ES}ている。この為、ガステーブルBの使用中におけ
る、電磁安全弁905、934、939の開弁維持不良
やマイクロコンピュータ907の作動不安定状態の発生
が未然に防止できる。
態様を含む。 a.上記実施例では、電池を二本(第1実施例)、四本
(第2実施例)使用しているものを示したが、何本使用
するものであっても良い。又、電池の大きさは単二電池
等でも良い。
ザー、音声合成等でも良い。
圧の監視は、無負荷時、有負荷時を問わない。
である。
る。
る。
路の作動を示すフローチャートである。
図である。
路の作動を示すフローチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 被加熱物を加熱するバーナに燃料を供給
する燃料供給路中に配設され、通電により開弁状態とな
る電磁弁と、 前記電磁弁への通電や前記バーナの点火を制御するマイ
クロコンピュータと、 前記電磁弁、及びマイクロコンピュータへの作動用電力
を蓄えた電池とを有する燃焼装置において、 異なる報知様式で報知が可能な報知器と、前記電池の端
子電圧の監視等を行なう電池電圧監視手段とを設け、 該電池電圧監視手段は、 検出電圧が、最も低く設定した第1設定値未満の場合
は、前記マイクロコンピュータをリセット状態にすると
ともに前記報知器を第1様式で動作させ、 検出電圧が、つぎに低く設定した第2設定値未満、前記
第1設定値以上の場合は、前記電磁弁への通電遮断及び
前記バーナの点火禁止を前記マイクロコンピュータに指
示するとともに前記報知器を第1様式で動作させ、 検出電圧が、つぎに低く設定した第3設定値未満、前記
第2設定値以上の場合は、前記報知器を第1様式で動作
させ、 検出電圧が、つぎに低く設定した第4設定値未満、前記
第3設定値以上の場合は、前記報知器を第2様式で動作
させ、 検出電圧が、前記第4設定値以上の場合は、前記報知器
を動作させないようにした燃焼装置。 - 【請求項2】 被加熱物を加熱するバーナに燃料を供給
する燃料供給路中に配設され、通電により開弁状態とな
る電磁弁と、 前記バーナの点火や消火を指示する点・消火スイッチ
と、 該点・消火スイッチの点火操作により、前記電磁弁への
通電及びバーナの点火を指示するマイクロコンピュータ
と、 前記電磁弁、及びマイクロコンピュータに作動用電力を
供給する電池とを備えた燃焼装置において、 異なる報知様式で報知が可能な報知器と、前記点・消火
スイッチが点火操作されると前記電池の端子電圧の監視
等を行なう電池電圧監視手段とを設け、 該電池電圧監視手段は、 検出電圧が、最も低く設定した第1設定値未満の場合
は、前記マイクロコンピュータをリセット状態にし、 検出電圧が、つぎに低く設定した第2設定値未満、前記
第1設定値以上の場合は、前記電磁弁への通電遮断及び
バーナの点火禁止を前記マイクロコンピュータに指示す
るとともに前記報知器を第1様式で動作させ、 検出電圧が、つぎに低く設定した第3設定値未満、前記
第2設定値以上の場合は、前記報知器を第2様式で動作
させ、 検出電圧が、前記第3設定値以上の場合は、前記報知器
を動作させないようにした燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18167393A JP2702383B2 (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18167393A JP2702383B2 (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 燃焼装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0735347A JPH0735347A (ja) | 1995-02-07 |
JP2702383B2 true JP2702383B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=16104876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18167393A Expired - Lifetime JP2702383B2 (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2702383B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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---|---|---|---|---|
JP6157995B2 (ja) * | 2013-08-30 | 2017-07-05 | 株式会社パロマ | 加熱調理器 |
JP6465732B2 (ja) * | 2015-04-24 | 2019-02-06 | リンナイ株式会社 | ガス燃焼装置 |
JP2019060540A (ja) * | 2017-09-27 | 2019-04-18 | 株式会社ノーリツ | 電池式燃焼装置 |
-
1993
- 1993-07-22 JP JP18167393A patent/JP2702383B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0735347A (ja) | 1995-02-07 |
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