JP6096159B2 - ガスコンロ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ガスバーナの点消火操作を手動で行い、火力調節をモータなどの電動アクチュエータで行うガスコンロ装置に関する。
1個の操作つまみを備え、この操作つまみを押し込むことによる点火操作や、点火後に操作つまみを回転させることによる火力調節操作を行うと、それらの操作をセンサで検知して、電動アクチュエータであるモータを作動させて火力調節装置の開度を変更するガスコンロ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このものでは、操作つまみとは別個に電源スイッチを備えており、最初にその電源スイッチをオンにすることにより制御部に通電を開始する。通電を開始された制御部は、上記モータを一方向に連続して駆動させて原点出しを行った後、点火に適した火力に相当する開度になるまでモータを駆動して、点火操作に備えるように構成されている。
特開2005−257154号公報(段落0028,0030)
上記従来のガスコンロ装置では、外部の商用電源から電力の供給を受けており、そのため、電源スイッチがオンにされた後、再び電源スイッチがオフにされるまで制御部に通電をし続けても、電源の電力が枯渇するおそれはない。ただし、使用していない状態でも制御部に通電され続けるので、省エネの観点から望ましくない。また、作動用の電力を外部の商用電源からではなく、内蔵させた乾電池から供給されるように設定すると、火力調節操作によって火力調節装置の開度を増減する動作はそれほど電力を消費しないが、点火操作時に電磁安全弁の弁体を強制的に開弁させる動作には大きな電力を必要とする。
そこで、作動用の電力を内蔵する乾電池から供給させるように構成し、さらに、点火時に電磁安全弁の開弁操作を手動で行い、その後の火力調節動作をモータによって行うように構成すると、点火操作が行われるまでは制御部に通電せず、点火動作開始から消火されるまで制御部に通電するように構成することが望ましい。
ところが、このように構成すると、点火操作開始によって制御部に通電が開始されたあと、直ちにイグナイタを作動させなければ、未燃焼の生ガスがガスバーナから噴出して望ましくない。
一方、イグナイタが作動する時点での火力調節装置の開度は点火に適した火力、すなわち点火火力に相当する開度になっていなければ、ガスバーナへのガスの供給量が少なすぎると確実に点火できず点火不良が生じ、逆にガスの供給量が多すぎると、点火時に大きな音が生じる爆着や、点火後の炎が鍋などから外側に溢れる炎あふれが生じる。
このような不具合を防止するため上記従来のもののように、制御部に通電が開始されてからモータの原点出しを行い、その後に点火火力に相当する開度に調節していたのでは、上述のように生ガスがガスバーナから噴出し続けるという不具合が生じる。
そこで、前回の使用時に消火操作がされると、電磁安全弁を直ちに閉弁してガスバーナを消火し、さらに、モータを駆動して開度を次回の点火火力に相当する開度にしておく必要がある。なお、モータ等の電動アクチュエータは制御部から送られるパルス信号に寄って駆動するものであり、パルス信号のパルス数に比例して作動するが供給されたパルス数と実際の作動位置とがずれる、脱調という現象が生じる。そこで、次回の点火火力に相当する開度に移動させる際に、火力調節範囲の外側に設定したストッパまで移動し、そのストッパに当接させることにより原点出しをして、その後に点火火力に相当する開度まで移動させることが望ましい。
このように消火毎に行う原点出しでは、消火時の開度からストッパまで移動するのに必要なパルス数に若干のパルス数をくわえたパルス数の駆動信号をモータに供給すればよいが、メンテナンスなどで制御基板を交換したような場合には、交換直後の開度が不明であるから、開度がどのような場合であっても確実に原点出しを行える、完全原点出しが必要になる。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、回路基板を交換したような場合に備えて完全原点出し機能を備えたガスコンロ装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明によるガスコンロ装置は、電動アクチュエータによって駆動されることによってガスバーナへのガスの供給量を増減して火力調節を行う火力調節部を備え、火力調節つまみが操作されると制御部がその火力調節操作量を検知して、その火力調節操作に対応して上記電動アクチュエータに駆動パルスを送って電動アクチュエータを駆動させ火力を調節するガスコンロ装置であって、上記制御部に完全原点出し指示がされると、電動アクチュエータの作動位置が火力調節範囲内のいずれに位置しても、その位置からストッパに当接して脱調することのできるパルス数以上の駆動パルスを電動アクチュエータに送って完全原点出し動作を行うものにおいて、上記制御部は不揮発性メモリを有しており、少なくとも前回の消火時点で上記火力調節部の開度が点火時の開度になっていない場合に、この不揮発性メモリに上記完全原点出し指示が記憶されているように構成されており、点火操作時にこの不揮発性メモリを読み、完全原点出し指示が記憶されている場合には、上記制御部に完全原点出し指示がされることを特徴とする。
具体的には、上記制御部には交換可能な制御基板を備えており、この制御基板に上記不揮発性メモリを搭載し、交換用の制御基板に搭載された不揮発性メモリに上記完全原点出し指示を予め記憶させておくことによって、制御基板を交換した後の再起動時に、完全原点出し動作を行うようにする。
また、ガスコンロ装置に対して所定の手動操作を行うことによって上記制御部に完全原点出し指示がされるようにしてもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明は、完全原点出し機能を備えているので、回路基板を交換するなどのメンテナンス後に完全原点出しをすることによって、メンテナンス後の開度がどのような状態であっても、確実に原点出しを行うことができる。
本発明によるガスコンロを正面から見た斜視図 ガスコンロ内の配管状態を示す図 火力調節装置の斜視図 位置センサであるマイクロスイッチの作動状態を示す図 点火操作時における制御の内容を示すフロー図 火力変更操作時における制御の内容を示すフロー図
図1を参照して、1は本発明によるガスコンロ装置の一例である。このガスコンロ装置1の上面にはガラス製の天板11が設けられており、その天板11には3個のガスバーナ11a、11b、11cが設けられている。一方、このガスコンロ1の前面パネル12には各ガスバーナ11a、11b、11cの点消火操作及び火力調節操作を行うための火力調節装置13a、13b、13cが設けられている。また、前面パネル12の略中央にはグリル庫14が設けられており、グリル庫14内には上火バーナ14aと下火バーナ14bとが設置されている。そして、上火バーナ14aと下火バーナ14bの点消火及び火力調節は火力調節装置15によって行われる。
図2を参照して、本実施の形態では、ガスの供給管路は4本に並列に分岐され、その分岐された供給管路の各々に火力調節装置13a、13b、13c,15が設けられている。そのうちの火力調節装置13aを例に説明すると、火力調節装置13a内には点消火を行うための開閉弁部2と火力調節を行うための流量調節部3とを備えている。
開閉弁部2内には手動操作により開弁される元弁21aと電磁安全弁の弁体22aとが直列に設けられている。一方、流量調節部3には電動アクチュエータとしてモータ31が連結されており、モータ31を駆動させることにより流量を増減するように構成されている。なお、火力調節装置13b、13cは共に火力調節装置13aと同じ構造であるが、火力調節装置15は開閉弁部2は同じ構造であるものの流量調節部3の構造が他のものと相違する。
火力調節装置15の流量調節部3は並列な2系統に分岐され、その各々に電磁力によって開閉する開閉弁15a、15bが設けられ、かつ、両開閉弁15a、15bをバイパスするオリフィス16が設けられている。従って、例えば開閉弁15aが開弁すれば上火バーナ14aの火力は強火になり、開閉弁15aが閉弁すればオリフィス16を通るガスによって弱火になる。
図3および図4を参照して、引き続き火力調節装置13aを例に、火力調節装置13aの構造を説明する。
4は操作つまみであり、点消火時に押し込まれ、また火力調節時には外周面をつままれて回動されるものである。操作つまみ4は常に手前側に向かって付勢されている。操作つまみ4が消火位置から付勢力に抗して押し込まれると、角筒状のガイド部材5内に収納されている部材に設けられたドッグ6が、この部材と共に押されて奥側に移動する。そして、ドッグ6が設けられている部材は奥に向かって移動することにより、開閉弁部2内に収納されている元弁と電磁安全弁の弁体を強制的に開弁させて、同じく電磁安全弁内に収納されている電磁石にその弁体を押接させる。
図示しない制御部からその電磁石に直流電力が供給されると電磁石は励磁して弁体を開弁状態に吸着保持する。その状態で操作つまみ4に対する押し込み力を解除すると、操作つまみ4は上記付勢力によって手前側の火力調節位置まで突出する。消火する際には、操作つまみ4を消火位置を越えるまで一旦押し込んで押し込み力を解除すると、元弁と電磁安全弁とが閉弁されるとともに、操作つまみ4は消火位置まで戻って、その位置で保持される。
操作つまみ4が火力調節位置まで突出している状態で操作つまみ4を回動すると、ギヤトレインを介して回転センサであるロータリーエンコーダ41の回転軸が回転して、操作つまみ4の回動量に比例したパルス信号を上記制御部に出力する。制御部はこのパルス信号を受信すると、火力調節部3のモータ31を駆動して、流量を調節するように構成されている。
ガイド部材5の正面から見て左側面にはドッグ6の前後位置によってオンオフする2つの接点を内蔵したマイクロスイッチ51が取り付けられている。このマイクロスイッチ51には2個の接点SW1,SW2が設けられている。接点SW1は制御部への通電を開始する位置を検知するための位置センサで有り、接点SW2は点火位置まで押し込まれていることを検知する位置センサである。
図4に示すように、ドッグ6が手前から奥に向かって移動すると、最初に接点SW1がONになる。さらに操作つまみ4を押し込んで操作つまみ4が点火位置に到達すると、接点SW2がオンする。なお、点火位置で操作つまみ4に対する押し込み力を解除すると、上述のように操作つまみ4は火力調節位置まで手前側に後退して突出するが、ドッグ6が形成されている部材は図示しないストッパ機構によって、接点SW1がオン状態となる位置まで戻った状態で保持される。
図に示すように、マイクロスイッチ51はガイド部材5の側面に形成された3本の爪5aで抱き込まれるようにして固定されている。なお、2本の突起5bがマイクロスイッチ51に形成されている取り付け穴に挿通されることによりマイクロスイッチ51の位置決めを行っている。従って、マイクロスイッチ51をガイド部材5に取り付ける際にネジを使用していない。
操作つまみ4が消火位置にある状態ではドッグ6はプランジャ部51aを押し下げていないので、マイクロスイッチ51に内蔵されている接点SW1,SW2は共にオフの状態になっている(図4(a))。この状態から、操作つまみ4が押し込まれると、ドッグ6は後方、すなわち図4では左側に移動するので、ドッグ6は(b)に示すように、プランジャ部51aを押し下げ、接点SW1をオンにする。この時点では、接点SW2はオフのままである。
さらに操作つまみ4を点火位置まで押し込むと、(c)に示すように、ドッグ6はプランジャ部51aをさらに押し込み、接点SW2をオンにする。
上記接点SW1がONになると、図外の制御部に通電が開始される。本実施の形態のガスコンロ1は作動用の電源として乾電池を内蔵している。すべての操作つまみ4が消火位置にある状態では、制御部を作動させる必要がないので、制御部への通電は停止している。そして、いずれかの操作つまみ4が点火すべく押し込まれると、点火位置に到達する前に、図4(b)に示すように、接点SW1がオンとなって制御部に通電が開始され、続いて接点SW2がONになることによって、その操作つまみ4が点火位置まで押し込まれたことを制御部が検知することになる。なお、既にいずれかの操作つまみ4が火力調節位置に有り、制御部に通電されている状態で他の操作つまみ4が押し込まれ、新たに接点SW1がオンになった場合、制御部には既に通電されているので、制御部は新たに接点SW1がオンになったことを検知する。
このような点火動作の詳細を図5を参照して説明する。上述のように、点火操作のため操作つまみ4を押し込むと、操作つまみ4が点火位置に到達する前に接点SW1がONになり、この接点SW1のONによって制御部に通電が開始される(S1)。すると、制御部は、直ちに制御部に内蔵されている不揮発性メモリであるEEPROMに格納されているパラメータM1の値を読む(S2)。このパラメータM1は後述するように、前回の消火操作時点で火力調節部3の開度が点火火力に相当する開度である場合には「1」が書き込まれており、それ以外の開度であると「0」が書き込まれる。
通常であると、後述するように消火操作時にパラメータM1に1を書き込むので、このときのパラメータM1には1が書き込まれているはずである。パラメータM1に1が書き込まれていれば、火力調節部3の開度は点火火力に相当する開度になっているので、イグナイタを作動させてガスバーナへ点火を行う(S2→S6)。
ただし、何らかの不具合により、この時点でパラメータM1の値が0であれば、火力調節部3の開度が点火火力に相当する開度になっていないので、モータ31を作動させて完全原点出しを行う(S3)。この完全原点出しとは、モータの作動位置が火力調節範囲内のいずれに位置しても、その位置からストッパに当接して脱調することのできるパルス数以上の駆動パルスをモータに送って行う原点出しのことで、原点出し前にモータの作動位置がいずれにあっても確実に原点出しを行うことができる。更に具体的には、火力調節範囲全域を移動するパルス数と火力調節範囲から外れてストッパに到達するまでのパルス数との合計にさらに所定のパルス数を加えた合計パルス数をモータに送ることになる。ただし、ストッパは、例えば最小火力位置側に設けるのであれば、最小火力位置から離れた位置にストッパを設けてもよく、あるいは最小火力位置に合わせてストッパを設けてもよい。最小火力位置に合わせてストッパを設けた場合であれば、火力調節範囲全域を移動するパルス数に所定のパルス数を加えた合計パルス数をモータに送ることになる。そして、この完全原点出しが完了すると、火力調節部3の開度を点火火力に相当する開度にセットし(S4)、さらに、パラメータM1に1を上書きした後で(S5)、イグナイタを作動させるようにした(S6)。
上述のように接点SW1がONになると、電磁安全弁(SV)に内蔵されている電磁石の励磁コイルに通電を開始する。その後、操作つまみ4が点火位置まで押し込まれることにより接点SW2がONになり、イグナイタが作動する。すると、その状態で、電磁安全弁の弁体が電磁石に吸着されて、その弁体は開弁状態で保持される状態になる。
イグナイタは数秒間作動し続けるように設定されているが、その間にガスバーナの点火が確認されると(S7)、イグナイタの作動を中止させて(S8)、点火が完了する。なお、図示していないが、接点SW1がONになってから所定時間が経過しても接点SW2がONにならない場合には、警告音やランプ等によってエラー報知を行って、それ以上の点火動作を中止する。
図5に示すように、ガスバーナへの点火が完了すると、続いて図6に示すフローに移行する。
ガスバーナに点火した直後の火力は点火火力であるが、調理の内容によっては火力を点火火力より大きく、あるいは小さく調節することがある。このような火力調節操作がされるまでは、消火操作がされるまでそのままの状態を維持する(S11→S15)。
火力調節操作がされると、最初にパラメータM1の値をチェックする(S12)。そして、点火後最初の火力調節時であればパラメータM1の値は1であるから、パラメータM1に0を上書きした後(S13)、指示された開度になるようにモータ31を作動させて火力調節部3の開度を変更する(S14)。その後、再度火力調節操作がされるまで、もしくは消火操作がされるまでは、S11とS15との間でフローは巡回し続ける。なお、点火後2回目以降の火力調節操作時には、パラメータM1の値は0になっているので、S13をスキップして、S12からS14へとフローは流れる。
消火操作がされると(S15)、再度パラメータM1の値をチェックする。上述のように点火後に火力調節操作がされていると、その時点ではパラメータM1の値は0になっているが、点火後、点火火力のまま火力調節操作がされていない場合には、パラメータM1の値は1のまま変化していない。
そこで、消火操作がされた時点でパラメータM1の値が1のままであると、さらに1を上書きするのではなく、そのまま制御部への通電を停止するようにした(S20)。一方、消火操作時点でパラメータM1の値が0の場合、すなわち、点火後に火力調節操作がされている場合には、S16からS17へと流れ、上記図5のS3,S4,S5と同様に、モータ31を作動させて、一旦全閉もしくは全開方向に開度を変化させてモータ31の通常の原点出しを行う(S17)。ここでの通常の原点出しは上述の完全原点出しと同じ原点出しを行ってもよいが、モータの作動位置として制御部が認識している位置からストッパまで駆動するのに要するパルス数以上のパルス数で原点出しを行うことによって、完全原点出しを行うよりも時間を短縮し、かつ電池の消耗を防ぐことができる。続けて、火力調節部3の開度を点火火力に相当する開度にセットし(S18)、さらに、パラメータM1に1を上書きした後で(S19)、制御部への通電を停止するようにした(S20)。
ところで、上記のように接点SW1がONになって制御部に通電が開始されると、点火操作がされていないガスバーナについてもS2のパラメータチェックを行い、もしもパラメータM1が0であると、S3〜S5のステップを行って、点火操作がされる前に火力調節部3の開度を点火火力に相当する開度にセットすると共に、ガスバーナ毎のパラメータM1に1を書き込んで、点火操作に対する準備を行うようにした。このように、制御部はガスコンロ1内の制御をすべて行うので、制御部はガスコンロ1内にガスバーナ毎に設けるのではなく1個備えられている。
上記パラメータM1は制御部内の制御基板に実装された不揮発性メモリに書き込まれる。一方、操作部に故障が生じた場合には、この制御基板が新しいものと交換される。この交換用の制御基板はガスコンロ装置に組み込まれて出荷されるものとは別に、交換用として単品で出荷される。この交換用の制御基板を出荷する際に、交換用の制御基板に実装されている不揮発性メモリに、パラメータM1として0を記憶させておく。
すると、交換用の制御基板を新たに組み込んだガスコンロ装置を作動させると、図5に示すように、制御部に通電開始されるとパラメータMとして0を読み込む(S1、S2)。パラメータM1が0であると、完全原点出しを行う(S3)。そして、この完全原点出しが終了すると、上記図5に示したステップと同一のステップによってガスバーナに点火される。
なお、手動操作によっても完全原点出しを行うことができるようにしておくことが望ましい。本実施の形態では、前面パネル12に設けられている各種の操作スイッチのいずれかに対して所定の隠し操作をすることによって、完全原点出しが行われるようにした。
また、上記実施の形態では、1つの操作つまみに点消火機能と火力調節機能の双方の機能を具備させたが、点消火機能は操作つまみで行い、火力調節機能は、例えば、タクタイルスイッチ等別個の操作部で行うようにしてもよい。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
1 ガスコンロ
2 開閉弁部
3 流量調節部
4 操作つまみ
5 ガイド部材
13a 火力調節装置
13b 火力調節装置
15 火力調節装置
31 モータ
41 ロータリーエンコーダ
51 マイクロスイッチ
6 ドッグ
SW1 接点
SW2 接点

Claims (3)

  1. 電動アクチュエータによって駆動されることによってガスバーナへのガスの供給量を増減して火力調節を行う火力調節部を備え、火力調節つまみが操作されると制御部がその火力調節操作量を検知して、その火力調節操作に対応して上記電動アクチュエータに駆動パルスを送って電動アクチュエータを駆動させ火力を調節するガスコンロ装置であって、上記制御部に完全原点出し指示がされると、電動アクチュエータの作動位置が火力調節範囲内のいずれに位置しても、その位置からストッパに当接して脱調することのできるパルス数以上の駆動パルスを電動アクチュエータに送って完全原点出し動作を行うものにおいて、上記制御部は不揮発性メモリを有しており、少なくとも前回の消火時点で上記火力調節部の開度が点火時の開度になっていない場合に、この不揮発性メモリに上記完全原点出し指示が記憶されているように構成されており、点火操作時にこの不揮発性メモリを読み、完全原点出し指示が記憶されている場合には、上記制御部に完全原点出し指示がされることを特徴とするガスコンロ装置。
  2. 上記制御部には交換可能な制御基板を備えており、この制御基板に上記不揮発性メモリを搭載し、交換用の制御基板に搭載された不揮発性メモリに上記完全原点出し指示を予め記憶させておくことによって、制御基板を交換した後の再起動時に、完全原点出し動作を行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載のガスコンロ装置。
  3. ガスコンロ装置に対して所定の手動操作を行うことによって上記制御部に完全原点出し指示がされることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のガスコンロ装置。
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