JP2002009247A - 電流源セル配置構造、電流源セル選択方法及び電流加算型da変換器 - Google Patents

電流源セル配置構造、電流源セル選択方法及び電流加算型da変換器

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JP2002009247A JP2000189843A JP2000189843A JP2002009247A JP 2002009247 A JP2002009247 A JP 2002009247A JP 2000189843 A JP2000189843 A JP 2000189843A JP 2000189843 A JP2000189843 A JP 2000189843A JP 2002009247 A JP2002009247 A JP 2002009247A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスバラツキによる電流源の電流値の誤
差を電流源セルの配置レイアウトを工夫することにより
低減し、電流源の線形性を向上させその特性を改善す
る。 【解決手段】 それぞれ所定電流量を有する複数の電流
源セル1がマトリクス配列された電流源セルマトリクス
の各電流源セルを複数組み合わせて所要電流量を有する
定電流源MCELL1〜MCELL15を構成する電流
源セル配置構造において、前記電流源セルマトリクスが
マトリクス配列の中心に対して対称配置されるAブロッ
ク2、Bブロック3に分割され、前記定電流源が各ブロ
ックからそれぞれ行方向若しくは列方向に選択された等
数の電流源セルの組合せからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体基板上に集積
回路として形成する複数の電流源セルの配置構造及び電
流源セルの選択方法に係り、特に、電流加算型DA変換
器の信号歪みを最小化するのに好適な電流源セル配置構
造、電流源選択方法及び電流加算型DA変換器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機など多くの電子機器では、デ
ジタル信号をアナログ信号に変換する電流加算型DA変
換器が使用されている。この電流加算型DA変換器は、
その微分非直線性誤差等が大きいと変換後のアナログ信
号が歪んでしまう。
【0003】図10は、電流加算型DA変換器の従来の
電流源セル配置を示すレイアウト図である。LSI等に
搭載される電流加算型DA変換器は、多数の電流源セル
をマトリクス状に配置することで製造される。図10
は、16行×15列=240個の電流源セル1を並べ、
1列16個の電流源セルを1単位とし、この単位を15
列持つことで、8ビットDA変換器の上位4ビットのM
SB(Most Significantbits)を表現する構成を示して
いる。
【0004】なお、以下の電流源セルマトリクスの説明
において、(a,b)と標記したときは数字aがマトリ
クスの「行番号」を表し、数字bがマトリクスの「列番
号」を表すものとし、特に別段の断りが無い限り、この
標記で図示及び説明を行う。
【0005】このような構成の従来の電流源セルマトリ
クスをDA変換器として動作させる場合、次のようにし
て行う。例えば、MSBセルの1単位を16個の電流源
セルの電流量で表現すると仮定すると、MSBの“2”
は32個の電流源セルを選択すればよい。同様に、MS
Bの“N”を表現するには、16×Nの個数の電流源セ
ルを選択する。
【0006】このとき、従来の電流源セル配置のレイア
ウトによると、例えば、縦の一列を選択して16個の電
流源セルを電気的に接続する。例えば、(1,1)〜
(16,1)を選択してMSBの1単位とし、この1単
位の合計の電流値をMCELL1の信号出力とする。次
に(1,2)〜(16、2)を選択してMSBの1単位
とし、この1単位の合計の電流値をMCELL2の信号
出力とする。同様に、(1,15)〜(16,15)ま
で縦に接続することで、MSBを15単位形成し、MC
ELL1〜MCELL15の信号を得る。このように、
従来は、MSBの1単位の接続を簡略化するために、加
算する電流源セルを一方向(列方向)に配置している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図10に示す電流源セ
ル1の配置レイアウトは、各電流源セルの能力が同一で
あることを前提としており、各電流源セルの能力にバラ
ツキがあると、各MCELL1〜15からの出力信号に
この能力のバラツキが反映してしまい、DA変換器の出
力信号に歪みが生じてしまう。
【0008】この各電流源セルの能力のバラツキは、ラ
ンダムなバラツキというよりは、ある一定の傾向を持っ
たバラツキとなる。それは、LSIの製造プロセスに起
因するためと考えられ、例えば図11の各セル中に数字
を記載したように、左上隅の(1,1)の電流源セルの
電流能力の重みを“1”としたとき、縦方向に進むに従
ってその能力が2%づつ増加し、横方向に3%づつ電流
能力が増加するというような一定傾向のバラツキとな
る。
【0009】このような電流源セルマトリクスにおい
て、縦16個の電流源セルの出力を電気的に接続した場
合の合計の値は、各MSBセル4において、一番小さい
MCELL1で“17.24”となり、一番大きいMC
ELL15で“23.54”となる。
【0010】このように、DA変換器をLSI化した際
のプロセスバラツキにより、電流源セルマトリクスの両
端において、構成要素である各電流源の電流値が大きく
異なってしまい、線形性が得られないという問題点が生
じる。特に電流値で出力値を制御する電流加算型DA変
換器においては、その線形特性である微分直線性誤差
(DNL)や非直線性誤差(INL)が劣化してしま
う。
【0011】上述した従来例では、DA変換器について
述べたが、半導体集積回路上に複数の定電流源を製造し
た場合にも、同じ問題が生じる。半導体集積回路上に定
電流源を設ける場合、1個の電流源セルだけで必要な出
力電流を得ることができないため、複数の電流源セルの
出力を並列接続することで、所定出力の定電流源として
いる。しかし、図10に示すように多数の電流源セルを
設け、これらの内の所定数個づつの出力電流を加算して
複数の同一出力の定電流源を製造しようとしても、各定
電流源の出力を同一にするのが難しくバラツキが生じて
しまう。
【0012】本発明は、上述した問題を解決するために
なされたもので、プロセスバラツキによる電流源の電流
値の誤差を電流源セルの配置レイアウトを工夫すること
により低減し、電流源の線形性を向上させその特性を改
善する電流源セル配置構造、電流源セル選択方法及び電
流加算型DA変換器を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明の請求項1に係わる電流源セル配置構造は、
それぞれ所定電流量を有する複数の電流源セル(電流源
セル1)がマトリクス配列された電流源セルマトリクス
の各電流源セルを複数組み合わせて所要電流量を有する
定電流源(MCELL1〜MCELL15)を構成する
電流源セル配置構造において、前記電流源セルマトリク
スがマトリクス配列の中心に対して対称配置される複数
ブロック(Aブロック2、Bブロック3:Cブロック
5、Dブロック6:Aブロック2、Bブロック3、Cブ
ロック5、Dブロック6)に分割され、前記定電流源が
各ブロックからそれぞれ行方向若しくは列方向に選択さ
れた等数の電流源セルの組合せからなることを特徴とす
る。
【0014】請求項2に係わる電流源セル配置構造は、
前記電流源セルマトリクスがマトリクス配列の中心に対
して点対称に分割されたことを特徴とする(第1の実施
の形態(図1))。
【0015】請求項3に係わる電流源セル配置構造は、
前記電流源セルマトリクスがマトリクス配列の中心に対
して線対称に分割されたことを特徴とする(第2の実施
の形態(図3))。
【0016】請求項4に係わる電流源セル配置構造は、
前記電流源セルマトリクスがマトリクス配列の中心に対
して半径方向に分割されたことを特徴とする(第3の実
施の形態(図5、図7))。
【0017】本発明の請求項5に係わる電流源セル選択
方法は、それぞれ所定電流量を有する複数の電流源セル
(電流源セル1)がマトリクス配列された電流源セルマ
トリクスの各電流源セルを複数組み合わせて所要電流量
を有する定電流源(MCELL1〜MCELL15)を
構成する電流源セル選択方法において、前記電流源セル
マトリクスをマトリクス配列の中心に対して対称配置さ
れる複数ブロック(Aブロック2、Bブロック3:Cブ
ロック5、Dブロック6:Aブロック2、Bブロック
3、Cブロック5、Dブロック6)に分割し、前記定電
流源を各ブロックからそれぞれ行方向若しくは列方向に
等数の電流源セルを選択して組合せることを特徴とす
る。
【0018】請求項6に係わる電流源セル選択方法は、
前記電流源セルマトリクスをマトリクス配列の中心に対
して点対称に分割することを特徴とする(第1の実施の
形態(図1))。
【0019】請求項7に係わる電流源セル選択方法は、
前記電流源セルマトリクスをマトリクス配列の中心に対
して線対称に分割することを特徴とする(第2の実施の
形態(図3))。
【0020】請求項8に係わる電流源セル選択方法は、
前記電流源セルマトリクスをマトリクス配列の中心に対
して半径方向に分割することを特徴とする(第3の実施
の形態(図5、図7))。
【0021】本発明の請求項9に係わるDA変換器は、
請求項1乃至4の何れか1項記載の電流源セル配置構造
による電流源セルマトリクス若しくは請求項5乃至8の
何れか1項記載の電流源セル選択方法による電流源セル
マトリクスを有し、前記定電流源がデジタル入力(DA
変換入力データ)の上位ビットを表すMSBの1単位を
構成し、前記デジタル入力のデコード値(デコーダ8の
出力)に対応して選択された複数の定電流源の電流値を
加算してアナログ出力(スイッチSW7の出力(DA変
換出力データ))を得ることを特徴とする(第5の実施
の形態(図9))。
【0022】請求項10に係わるDA変換器は、前記デ
ジタル入力の下位ビットを表すLSBを前記電流源セル
の少なくとも1つで構成したことを特徴とする(第4の
実施の形態(図8))。
【0023】本発明の電流源セル配置構造及び電流源セ
ル選択方法によれば、各電流源セルの能力に製造バラツ
キが生じても対称位置にある電流源セルの能力を加算す
るためバラツキがキャンセルされ、各定電流源の出力は
精度良く一定値になる。
【0024】また、上記定電流源で電流加算型DA変換
器を構成した場合、線形特性である微分直線性誤差(D
NL)や非直線性誤差(INL)の劣化が小さくなり、
高精度のDA変換性能が得られる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施の形態
に係る電流源セル配置構造を示す図である。例えば、8
ビットの電流加算型DA変換器の上位4ビットを表現し
た場合の電流源セルマトリクスの配置図である。図1に
おいて、8行15列の120個の電流源セル1のAブロ
ック2と、8行15列の120個の電流源セル1のBブ
ロック3とが半導体基板上に設けられ、全体で16行1
5列の240個の電流源セルが設けられる。
【0026】図1の各電流源セル1内には、上段と下段
を示すサフィックスとして、上段のAブロックには
「A」を、下段のBブロックには「B」を付けている。
またサフィックスの前の数字は、行を表わし、後の数字
は列を表すのは前述した通りである。
【0027】MSBの“1”を16個の電流源セルの電
流量で表現すると仮定すると、MSBの“2”は32個
の電流源セルを選択すればよい。同様に、MSBの
“N”を表現するには、16דN”の個数の電流源セ
ルを選択する。このとき、Aブロック2とBブロック3
に上下2分割した電流源セルマトリクスの配置方法で
は、その上下のブロックから各々、マトリクスの中心に
対し点対称の1列を選択し、その列を電気的に接続し
て、MSBの1単位を構成する。
【0028】例えば、A(1,1)〜A(8,1)の8
個の電流源セルと、マトリクスの中心に対して対称の列
をBブロックから選択し、B(1,15)〜B(8,1
5)の8個の電流源セルとを接続し、この16個の電流
源セルをMSBの1単位とし、各セルの出力電流の合計
をMCELL15として出力する。
【0029】同様に、A(1,2)〜A(8,2)とB
(1,14)〜B(8,14)の計16個の電流源セル
の出力を電気的に接続してMSBの1単位とし、これを
MCELL14として出力する。同様の接続を続け、最
後に、A(1,15)〜A(8,15)とB(1,1)
〜B(8,1)の計16個の電流源セルを電気的に接続
することで、合計15個のMSBの1単位を形成するこ
とができ、出力としてMCELL1〜MCELL15の
出力を得る。ここで、4ビットデータを10進数にデコ
ードし、デコードされた値と同一数分、前記の接続方法
で形成したMSBの1単位を選択すれば、4ビットのデ
ータに応じた電流量を電流源セルマトリクスから得るこ
とができる。
【0030】図2は、図1に示す電流源セルマトリクス
の配置構造において、製造プロセスのバラツキが相殺さ
れることを示す図である。図11における場合と同様
に、左上段隅の電流源セルの重み付けを“1”とし、縦
(行)方向に2%ずつ電流能力が増加し、横(列)方向
に3%ずつ電流が増加するプロセスバラツキが生じてい
たと仮定する。この場合の各電流源セルの電流量を図中
の各セル内に記載してある。Aブロック2とBブロック
3を結ぶ線は、MCELL15が選択された場合の状態
を示しており、その際の選択された電流源セルの電流量
の総和を各MCELL欄4に示している。
【0031】Aブロック2とBブロック3の中から対称
位置にある電流源セルの組を選択することにより、縦方
向のバラツキは各MSB単位毎に同一となり、縦(行)
方向のバラツキは相殺され、また、横(列)方向のバラ
ツキも相殺される。このため、図2の欄4に示されるよ
うに、MCELL1〜MCELL15の各値は、この例
では高精度に“21.76”という同一の値になる。
【0032】DA変換器では、MSBをデコードした1
0進数の“N”の値に対する出力が、10進数の“1”
の値に対する出力のN倍でないと、これが信号歪みの原
因となる。図11の従来例では、10進数“N”の出力
であるMCELL1+MCELL2+,…+MCELL
“N”は、10進数“1”の出力であるMCELL1の
“N”倍にはなっていない。これは製造プロセスのバラ
ツキによる。しかし、第1の実施の形態では、高精度に
N倍となり、線形性を保つことができる。
【0033】この様に、1種類または数種類の電流源セ
ルを複数用い、各電流源セルを複数の「行」「列」にマ
トリクスアレー状に配置することで電流源セルマトリク
スを構成し、所定数個の電流源セルの出力を接続するこ
とで上位ビットを表わすMSBセル1単位とし、このM
SBセルを複数単位設け、更に、前記電流源セルマトリ
クスを上下に2分割し、その上下のブロックから各々、
マトリクスの中心に対し点対称の1列を選択し、選択し
た各列の電流源セルを電気的に接続して前記MSBの1
単位としたので、電流源セルの電流値が一定傾斜でばら
ついた場合にも、各行から一個ずつ電流源セルを選択す
ることにより縦(行)方向の傾斜のバラツキがキャンセ
ルされ、横(列)方向の傾斜のバラツキもマトリクスの
中心に対して点対称に上下のブロックから選択すること
によりキャンセルされる。
【0034】すなわち、各行からそれぞれ1個の電流源
セルを選択することにより、縦(行)方向のバラツキは
各MSB単位で同一になり縦(行)方向のバラツキは相
殺され、一方、横(列)方向のバラツキは、マトリクス
の中心に対して対称な列を選択することで相殺すること
ができ、プロセスバラツキの影響を低減する優れた電流
源セル配置構造を実現することができる。
【0035】なお、第1の実施の形態では、行方向を2
分割(1列16行を8行づつ)したが、当然に、列方向
を2分割(16行1列を8列づつ)しても同様の効果が
得られる。また、2分割で説明したが、当然に2のn倍
の分割を行い、同様の組み合わせを行っても同様の効果
が得られる。さらに、電流源セルマトリクスの中心に対
して対称の列を選択するとしたが、不使用のノンアクテ
ィブな電流源セル列を電流源セルマトリクスの左側、あ
るいは右側、または両側に配置しても、使用するアクテ
ィブな電流源セル列の中心を、選択する中心にずらして
対称に選択しても問題はない。さらにまた、同様に不使
用の電流源セル列を中心に配置しても同様の効果が得ら
れる。
【0036】(第2の実施形態)図3は、本発明の第2
の実施の形態に係る電流源セル配置構造を示す図であ
る。第2の実施の形態では、4行30列で構成した電流
源セル1のブロックを2つ用い、Aブロック2とBブロ
ック3とから、所要電流を得る構成としている。すなわ
ち、上下に2分割された電流源セルマトリクスにおい
て、その上下のブロックから各々、マトリクスの中心に
対し線対称の2列を選択し、その2列を電気的に接続し
てMSBの1単位を構成する。
【0037】例えば、Aブロックにおいて、A(1,
1)〜A(4,1)と、これと線対称な位置に存在する
A(1,30)〜A(4,30)の計8個の電流源セル
を選択し、Bブロックからも同様に、B(1,1)〜B
(4,1)と、これとマトリクス中心に対し線対称な位
置に存在するB(1,30)〜B(4,30)の計8個
の電流源セルを選択し、選択した合計16個の電流源セ
ルを電気的に接続してMSBの1単位とし、MCELL
1の出力とする。
【0038】同様に、A(1,2)〜A(4,2)とA
(1,29)〜A(4,29)、及びB(1,2)〜B
(4,2)とB(1、29)〜B(4、29)の計16
個の電流源セルを電気的に接続しMSBの1単位とし、
これをMCELL2の出力とする。同様の接続を継続
し、最後にA(1,15)〜A(4,15)とA(1,
16)〜A(4,16)、B(1,15)〜B(4,1
5)とB(1,16)〜B(4,16)の計16個の電
流源セルを電気的に接続することで、合計15個のMS
Bの1単位が形成され、MCELL1〜MCELL15
の出力を得る。
【0039】図4は、前述と同様に、製造バラツキによ
って縦(行)方向に2%、横(列)方向に3%のバラツ
キが生じたときの各電流源セルの電流能力値と各MSB
単位毎の出力値とを示す図である。第2の実施の形態で
も、製造プロセスにより各電流セルの能力にバラツキが
生じても、そのバラツキを相殺することで、第1の実施
の形態と同様に、各MSB端子毎の出力を高精度に一致
させることが可能となる。
【0040】この様に、電流源セルマトリクスにおい
て、マトリクスの列を上下に2分割し、上下のブロック
から各々、行の中心に対し線対称の2列を選択し、その
列を電気的に接続してMSBの1単位とし、このMSB
を複数設けたので、各電流源セルの電流値が一定傾斜で
ばらついた際に、各行からそれぞれ一個ずつ電流源セル
を選択することにより縦(行)方向の傾斜のバラツキが
キャンセルされ、横(列)方の傾斜のバラツキもマトリ
クスの中心に対して線対称に2列ずつ上下のブロックか
ら選択することによりキャンセルされる。すなわち、縦
(行)方向のバラツキは各MSBで同一になり縦方向の
バラツキは相殺され、一方、横(列)方向のバラツキ
は、マトリクスの中心に対して対称な列を選択すること
で相殺され、プロセスバラツキの影響を低減する優れた
電流源セル配置構造を実現することができる。
【0041】なお、第2の実施の形態でも行方向を2分
割したが、第1の実施の形態と同様に、当然、列方向を
2分割しても同様の効果が得られる。また、当然2のn
倍の分割を行い、同様の組み合わせを採用することで、
同様の効果が得られる。さらに、電流源セルマトリクス
の中心に対し点対称の位置に存在する列を選択したが、
不使用の電流源セル列を電流源セルマトリクスの左側あ
るいは右側または両側に配置しても、また、使用する電
流源セル列の中心点を、選択する中心点にずらして対称
の列を選択しても問題はない。また、同様に、不使用の
電流源セル列を中心に配置しても同様の効果が得られ
る。
【0042】さらにまた、第2の実施の形態では、電流
源セルの選択例としてAブロックの列のペアとBブロッ
クの列のペアを同一にしたが、AブロックとBブロック
で選択する列のペアは任意であって良い。また、各ブロ
ックで2列を選択したが、マトリクスの中心に対称な複
数の列を同時に選択しても同様の効果が得られる。
【0043】(第3の実施の形態)図5は、本発明の第
3の実施の形態に係るに係る電流源セル配置構造を示す
図である。第3の実施の形態では、例えば、電流源セル
マトリクス全体を、8行4列で構成したブロック2個
と、4行8列で構成したブロック2個を用い、各ブロッ
クを、中心に設けた4行4列のノンアクティブ(不使
用)とする電流源セルの回りに配置している。図示例で
は、不使用とする4行4列のブロック回りに、8行4列
のAブロック2、4行8列のBブロック3、8行4列の
Cブロック5、4行8列のDブロック6の順に4つのブ
ロックをドーナツ状(リング状)に配置している。
【0044】そして、例えば、Aブロックからは、Aブ
ロックの上の行から順に4個づつの電流源セルを取り出
し、Bブロックからは、Bブロックの左の列から順に4
個づつの電流源セルを取り出し、Cブロックからは、C
ブロックの下の行から順に4個づつの電流源セルを取り
出し、Dブロックからは、Dブロックの右の列から順に
4個づつの電流源セルを取り出して、夫々計16個づつ
の電流源セルの出力を電気的に並列に接続する。
【0045】すなわち、A(1,1)〜A(1,4)
と、B(1,1)〜B(4,1)と、C(8,1)〜C
(8,4)と、D(1,8)〜B(4,8)の計16個
の電流源セルを選択して電気的に接続し、これをMCE
LL1として出力しMSBの1単位とする。同様に、A
(2,1)〜A(2,4)と、B(1,2)〜B(4,
2)と、C(7,1)〜C(7,4)と、D(1,7)
〜D(4,7)の計16個の電流源セルを選択して電気
的に接続し、これをMCELL2として出力しMSBの
1単位とする。同様の接続を順に繰り返し、A(7,
1)〜A(7,4)と、B(1,7)〜B(4,7)
と、C(2,1)〜C(2,4)と、D(1,2)〜D
(4,2)の計16個の電流源セルを選択して電気的に
接続することで、合計7個のMSBの1単位が形成され
る。
【0046】第3の実施の形態では、MCELL1〜M
CELL7を得ることができ、ここで、3ビットデータ
を10進数にデコードし、デコードされた値と同一数
分、前記の接続方法で形成したMSB1単位を選択すれ
ば、3ビットのデータに応じた電流量を電流源セルマト
リクスから得ることができる。
【0047】図6は、第3の実施の形態に係る電流源セ
ル配置構造における面内バラツキの電流量が相殺される
ことを示す図である。前述と同様に、左上段隅の電流源
セルの重み付けを“1”とし、縦(行)方向に2%ずつ
電流能力が増加し、横(列)方向に3%ずつ電流能力が
増加したと仮定した場合の各電流源セルの電流量を表し
た図である。図5と同様に、符号2がAブロックを、符
号3がBブロックを、符号4がMSBセルの電流の合計
を、符号5がCブロックを、符号6がDブロックを夫々
表す。
【0048】4個のA,B,C、Dの各ブロックを結ぶ
線は、MSBセルが1単位選択された状態を示した一例
であり、ここではMCELL1が選択された場合の状態
を示している。選択された電流源セルの電流量の総和
は、欄4中に示してある。このように、各ブロックから
4個の電流源セルを順番に選択することにより、縦
(行)横(列)方向のバラツキは、マトリクスの中心に
対称な列を選択することで相殺される。このため、各電
流源セルに電流能力のバラツキがあっても、各MSBの
1単位は、同一になる。
【0049】この様に、1種類または数種類の電流源セ
ルを複数用い、各電流源セルを複数の「行」「列」に配
置することで電流源セルマトリクスを構成し、この電流
源セルマトリクスを4つ持ち、これらをドーナツ状に配
置し、所定数個の電流源セルの出力を接続することで上
位ビットを表わすMSBセル1単位とし、このMSBセ
ルを複数単位設けるに際し、4つの前記電流源セルマト
リクスの各々から所定方向に電流源セルの1列を選択し
て前記所定数個の電流源セルを構成し、各MSBセル
は、4分割配置されたマトリクスの一列を順次選択する
ことで、縦(行)方向,横(列)方向のバラツキがキャ
ンセルされる。
【0050】すなわち、4つの電流源セルマトリクス
(ブロック)から一定数の電流源セルをドーナツ状の中
心に対し同一方法で選択するため、電流源セルマトリク
ス内を均一に選択でき、縦横方向のバラツキを相殺する
ことができる優れた電流源セル配置構造を実現すること
ができる。
【0051】なお、第3の実施の形態では、 4つのブ
ロックから各々、ドーナツの中心に対して同一方向に、
ドーナツの中心から放射状(半径方向)に列または行を
選択するとして説明したが、各ブロックでの選択位置が
一致していれば、この選択の順番は任意で良い。また、
各ブロックの電流源セルマトリクスから1列あるいは1
行を選択するとしたが、複数列あるいは複数行を選択し
ても良い。また、各ブロックの電流源セルマトリクス
に、不使用の電流源セル列あるいは電流源セル行を、電
流源セルマトリクスの周辺あるいは中央に配置しても、
4つの電流源セルマトリクスで同一の配置方法をとれば
問題ない。
【0052】さらにまた、4つブロックで構成されるの
電流源セルマトリクスで説明したが、同様に4×n(n
は自然数)個の電流源セルマトリクスを用いても同様の
効果が得られる。また、ドーナツ状に電流源セルマトリ
クスを配置し、中心部の4行4列はノンアクティブな電
流源セルとしたが、このノンアクティブ部分は無くても
よい。また、このノンアクティブ部分を省略し、図7に
示すように、4つのブロックをマトリクスの中心に対し
て半径方向に隣接配置したリング状とすることでも全く
問題無い。なお、図7内の各ブロックA,B,C,D
は、図5の構成要素と全く同じである。
【0053】(第4の実施の形態)図8は本発明の第4
の実施の形態に係る電流源セル配置構造を示す図であ
る。第4の実施の形態は、図1に示す第1の実施の形態
に係る電流源配置により上位4ビットを表現したことに
加え、さらに、下位4ビットを表現する電流源セルを加
えている。
【0054】第1の実施の形態では、8行15列で構成
したブロックを2個用いているが、第4の実施の形態で
は、8行16列で構成したブロックを2個用いて全体の
電流源セルマトリクスを構成している。各A、B両ブロ
ックの1〜15列までを、第1の実施形態と同様に構成
し、各MSBの1単位を夫々16個の電流源セルの接続
で実現している。
【0055】ここで、各ブロックの16列目のA(1,
16)〜A(8,16)、B(1,16)〜B(8,1
6)を、LSBセルに割り当てている。LSBセルで
は、MSBセル1単位の半分である8個の電流源セルを
接続することで、MSBセルの1/2を表現する。同様
に、4個の電流源セルの接続でMSBセルの1/4を、
2個の電流源セルの接続でMSBセルの1/8を、1個
の電流源セルで1/16を表現する。
【0056】第4の実施の形態では、例えば、4ビット
を10進数に変換するデコーダとスイッチを接続するこ
とで、MSBセルによる4ビットに加え、LSBセルで
MSB×1/2、MSB×1/4、MSB×1/8、M
SB×1/16の4ビットを15個の電流源セルを用い
ることで付加することができ、この電流源セル配置構造
により電流源セルの数の増大を抑えつつ、ビット数を増
加させることができる。
【0057】この様に、第4の実施の形態では、少なく
とも1つの電流源セルからなるLSBセルを複数併せ持
ち、各LSBセルは、同一または異なる電流値を持つ電
流源セルで構成したので、これをDA変換器に適用した
ときその分解能を向上させることができる。すなわち、
電流源セルの数の増大を抑えつつ、ビット数を増加する
ことができる優れた電流源セル配置構造を実現すること
ができる。
【0058】なお、LSBセルを電流源セルマトリクス
の右側に配置したが、左側に配置しても、中央に配置し
ても、個別に左側と右側に配置しても良い。また、上方
および下方に配置しても良い。さらに、第3の実施の形
態に適用する場合、中央の4行4列のEブロックに配置
しても良い。また、LSBセルは一箇所に配置せず、上
記の各部に分散して配置しても良い。また、同一の電流
源セルを使用したが、電流源セルの電流量は同一でなく
ても良い。
【0059】(第5の実施の形態)図9は、第1の実施
の形態に係る電流源セル配置構造を持った電流加算型D
A変換器の構成図である。図9では、8行15列で構成
したブロック2個で、全体の電流源セルマトリクスを構
成している。ここで、MSBセルの各出力MCELL1
〜MCELL15をスイッチ(SW)7に接続し、DA
変換入力データ(デジタルデータ)を15値のバイナリ
出力に変換するデコーダ8でこのスイッチ7を制御すれ
ば、スイッチ7で選択されたMSBセルの電流がDA変
換出力データ(アナログデータ)として出力される。
【0060】このように、線形性を確保した電流源セル
マトリクスを電流加算型DA変換器の電流源に用いるこ
とで、プロセスバラツキなどによる特性劣化を抑制で
き、個々の電流源セルの性能バラツキによるDA変換器
の微分非直線性誤差特性の劣化が改善され、高精度なD
A変換器を得ることができる。
【0061】なお、第5の実施の形態では、4ビットの
DA変換器で説明したが、電流源セルの数を増加させた
り、LSBセルを付加することで、ビット数は任意に設
定することができる。また、スイッチ(SW)を単独で
用いているが、スイッチを2個ずつ用意し相補的に動作
させることで、DA変換出力の反転出力を容易に生成す
ることができる。また、スイッチを一方向にだけ用意し
たが、図中上方にも用意し、両スイッチの出力を加算す
る構成にしても良い。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、LSIの製造プロセス
で各電流源セルの能力にバラツキが生じた場合でも、こ
のバラツキをキャンセルした一定電流値を出力する定電
流源を得ることができる。従って、この定電流源を電流
加算型DA変換器に適用すれば、線形特性である微分直
線性誤差(DNL)や非直線性誤差(INL)の劣化を
抑制でき、高精度のDA変換性能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電流源セル配
置構造を示す図である。
【図2】図1に示す電流源セルで所定傾斜のプロセスバ
ラツキがあった場合の各セルの出力電流値とMSBセル
の出力電流値を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る電流源セル配
置構造を示す図である。
【図4】図3に示す電流源セルで所定傾斜のプロセスバ
ラツキがあった場合の各セルの出力電流値とMSBセル
の出力電流値を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る電流源セル配
置構造を示す図である。
【図6】図5に示す電流源セルで所定傾斜のプロセスバ
ラツキがあった場合の各セルの出力電流値とMSBセル
の出力電流値を示す図である。
【図7】図5に示す電流源セル配置構造の変形例を示す
図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態に係る電流源セル配
置構造を示す図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態に係る電流源セル配
置構造を持ったDA変換器の構成図である。
【図10】従来の電流源セル配置構造を示す図である。
【図11】図10に示す電流源セルでプロセスバラツキ
があった場合の各セルの出力電流値とMSBセルの出力
電流値を示す図である。
【符号の説明】 1 電流源セル 2 Aブロック 3 Bブロック 4 MSBセル電流値 5 Cブロック 6 Dブロック 7 スイッチ 8 デコーダ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ所定電流量を有する複数の電流
    源セルがマトリクス配列された電流源セルマトリクスの
    各電流源セルを複数組み合わせて所要電流量を有する定
    電流源を構成する電流源セル配置構造において、 前記電流源セルマトリクスがマトリクス配列の中心に対
    して対称配置される複数ブロックに分割され、前記定電
    流源が各ブロックからそれぞれ行方向若しくは列方向に
    選択された等数の電流源セルの組合せからなることを特
    徴とする電流源セル配置構造。
  2. 【請求項2】 前記電流源セルマトリクスがマトリクス
    配列の中心に対して点対称に分割されたことを特徴とす
    る請求項1記載の電流源セル配置構造。
  3. 【請求項3】 前記電流源セルマトリクスがマトリクス
    配列の中心に対して線対称に分割されたことを特徴とす
    る請求項1記載の電流源セル配置構造。
  4. 【請求項4】 前記電流源セルマトリクスがマトリクス
    配列の中心に対して半径方向に分割されたことを特徴と
    する請求項1記載の電流源セル配置構造。
  5. 【請求項5】 それぞれ所定電流量を有する複数の電流
    源セルがマトリクス配列された電流源セルマトリクスの
    各電流源セルを複数組み合わせて所要電流量を有する定
    電流源を構成する電流源セル選択方法において、 前記電流源セルマトリクスをマトリクス配列の中心に対
    して対称配置される複数ブロックに分割し、前記定電流
    源を各ブロックからそれぞれ行方向若しくは列方向に等
    数の電流源セルを選択して組合せることを特徴とする電
    流源セル選択方法。
  6. 【請求項6】 前記電流源セルマトリクスをマトリクス
    配列の中心に対して点対称に分割することを特徴とする
    請求項5記載の電流源セル選択方法。
  7. 【請求項7】 前記電流源セルマトリクスをマトリクス
    配列の中心に対して線対称に分割することを特徴とする
    請求項5記載の電流源セル選択方法。
  8. 【請求項8】 前記電流源セルマトリクスをマトリクス
    配列の中心に対して半径方向に分割することを特徴とす
    る請求項5記載の電流源セル選択方法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至4の何れか1項記載の電流
    源セル配置構造による電流源セルマトリクス若しくは請
    求項5乃至8の何れか1項記載の電流源セル選択方法に
    よる電流源セルマトリクスを有し、前記定電流源がデジ
    タル入力の上位ビットを表すMSBの1単位を構成し、
    前記デジタル入力のデコード値に対応して選択された複
    数の定電流源の電流値を加算してアナログ出力を得るこ
    とを特徴とする電流加算型DA変換器。
  10. 【請求項10】 前記デジタル入力の下位ビットを表す
    LSBを前記電流源セルの少なくとも1つで構成したこ
    とを特徴とする請求項9記載の電流加算型DA変換器。
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